JP2000113065A - 商品購入処理方式及び該方式の実行に用いる記録媒体 - Google Patents

商品購入処理方式及び該方式の実行に用いる記録媒体

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JP2000113065A
JP2000113065A JP28741498A JP28741498A JP2000113065A JP 2000113065 A JP2000113065 A JP 2000113065A JP 28741498 A JP28741498 A JP 28741498A JP 28741498 A JP28741498 A JP 28741498A JP 2000113065 A JP2000113065 A JP 2000113065A
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JP28741498A
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Matsutaka Ito
松孝 伊東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 購入者への商品配達と商品受発注を業者/購
入者間で体系的に行う商品購入処理方式における受発注
処理をより効率的に、購入者にとり扱い易く安価な処理
装置で行うことを目的とする。 【解決手段】 消費者が処理装置(図1)のキー入力装
置5を操作し注文する商品番号と注文数を入力すると、
今回の番号ファイル33ができ、これを前回注文した商
品の配達時、光通信装置6によりデータの送受信を行う
業務用携帯情報端末(図示せず)へ消費者番号と回番号
を含め送信する。業務用携帯情報端末では、予め保存さ
れた全商品番号,注文数の条件,単価,品名により送信
された注文商品をチェック、訂正し、単価、商品の品名
を入れ消費者用処理装置へ送り返し、番号ファイル33
を書き直し、該当回の品名ファイル34を作成する。業
務用携帯情報端末は各消費者の注文番号と注文数を保存
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品購入処理方式
に関し、購入者(消費者)への商品の配達と商品の受発
注を業者/購入者間で体系的に行う(例えば、協同組合
と組合員間において、組合員が商品を共同購入する場合
に行われている)場合に、処理を効率よくかつ扱いやす
く安価な処理装置を用いて行うことが出来るようにした
当該方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】購入者への商品の配達と商品の受発注を
業者/購入者間で体系的に行う従来の商品購入処理方式
として協同組合で行われている例についてその方式を見
ると、協同組合は、週の決められた日に、トラックで前
回注文された商品を組合員へ配達すると同時に、前回配
布しておき今回の注文の品を記入したOCR用紙を回収
し、更に次回に用いるOCR用紙と注文できる商品が載
ったカタログ(普通、写真付きで載せられる)を配布す
る。OCR用紙には、約400種類の品名と3桁の番号
と単価が印刷されており、そこに組合員は注文数を記入
する。OCR用紙に予め記載のない商品については、カ
タログ上の写真と共に印刷された6桁の番号を、注文数
と共に、OCR用紙に用意されている所定欄に記入す
る。
【0003】上記のOCR用紙に代わるものとして、例
えば、特開昭63−317896号公報および特公平7
−52474号公報に記載のものでは、商品購入用注文
電卓或いは注文データ入出力装置を用い、注文データを
ICカードに入力し、それを受注に用いる。また、金融
取引の処理を行うシステムとして、例えば、特開平8−
263573号公報に記載のものでは、金融取引システ
ムを管理する中央装置より項目データをモデムを介して
受信する端末装置で得た各項目に基本データを入力し、
それを中央装置に送信することにより取引処理の簡略化
を図るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、協同組合の例
で示された上記した商品購入処理方式では、通常、組合
員が注文する商品は数点であるのに、400種類以上の
品名などを記載したOCR用紙を毎回受け渡ししなけれ
ばならず、また鉛筆による記入不備がその場で分からな
いなどの欠点がある。上記したICカードの受け渡しに
よるシステムは、ICカードへの入力出力用の機器を必
要としその操作等、扱いに手間がかかり、また、上記し
た金融取引の処理を行うシステムにおいては、各端末に
用意する装備が大掛かりになるとともに、モデムを介し
た受発注は、協同組合の例で示された上記した商品購入
処理方式で現在採用されている共同購入のシステムには
合わない。
【0005】本発明は、購入者への商品の配達と商品の
受発注を業者/購入者間で体系的に行う商品購入処理方
式における従来技術の上記した問題点に鑑みてなされた
もので、受発注の処理をより効率的にし、かかる処理を
利用者にとって扱いやすく安価な装置を用いて行うこと
を可能にする当該処理方式を提供することをその目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、各請求項の発明は、次の通りの技術手段を構成
する。請求項1の発明は、販売する商品の受注を行う情
報処理機能を備え、業者により使用される業務用携帯情
報端末と、購入すべき商品の注文を行う情報処理機能を
備え、消費者により使用される処理装置と、該処理装置
と前記業務用携帯情報端末の間で各々が備える手段のみ
によりデータを相互に送ることができる通信手段とから
成る商品購入処理方式であって、前記処理装置は、少な
くとも商品の注文番号と注文数の入力により作成された
ファイルを前記通信手段により送り、前記業務用携帯情
報端末は、受けた該注文番号と注文数のファイルを保存
した後、そのファイル内の単価の項目を埋めたファイル
と共に、注文番号が表す商品名のファイルを前記通信手
段により前記処理装置に送り返すようにしたことを特徴
とするものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の商品購入処
理方式において、前記業務用携帯情報端末は、前記処理
装置から送られてきた、注文番号,注文数,単価等をチ
ェックし、チェックにより見つけた誤りを訂正し、得た
訂正デ−タを前記処理装置に送り返すファイルに含める
ようにしたことを特徴とするものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の商品購入処
理方式において、前記業務用携帯情報端末は、誤りが訂
正されたデータを含むファイルを前記処理装置に送り返
す場合、注文番号,注文数,単価等のどれに誤りがあっ
たかを示す誤り内容に応じた記号をファイルに付加して
送り返し、処理装置でファイルを表示するときに、付加
された記号の種類に基づき、点滅または反転の表示を行
うようにしたことを特徴とするものである。
【0009】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいず
れかの商品購入処理方式において、前記業務用携帯情報
端末は、前記処理装置に送り返す商品名データに代え、
任意のメッセージを送付し得るようにしたことを特徴と
するものである。
【0010】請求項5の発明は、請求項1乃至4のいず
れかの商品購入処理方式における前記業務用携帯情報端
末及び前記処理装置が行う動作を実行するためのプログ
ラム及びデータを記録した媒体を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を添付する図面
を参照して以下に説明する。図1は、発明による商品購
入処理方式の実施形態の概要を示すブロック図である。
図1において、CPU1は、中央演算処理装置であり、
CPU1における処理に必要なプログラムはROM2に
格納されている。そして、RAM3には、CPU1にお
ける処理に必要なデータが保持されている。入出力部を
構成するキー入力装置5は、キー制御部と各種キーから
なり、表示装置4は、表示制御部と液晶表示部からな
る。また、光通信装置6は、通信制御部と赤外線発光・
受光素子からなる。また、本発明のROM2あるいはR
AM3は、コンピュータを上記画像表示装置として機能
させるための、プログラムあるいはデータを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な、画像表示装置本体に対し着
脱自在な記録媒体であってもよく、例えば、磁気テー
プ,CD−ROM,ICカード,RAMカード等のいか
なるタイプの記録媒体であってもよい。
【0012】この例では、RAM3に保持される当該処
理に必要なデータのファイルとして、注文の回を示す数
値(N)ファイル31、年間の回を表す回ファイル3
2、ある回の注文についての番号,注文数,単価を含む
番号ファイル33、ある回の注文についての品名を含む
品名ファイル34などがあり、そのために記憶領域を用
意する。なお、番号ファイル33と品名ファイル34
は、各回に応じて複数存在する。
【0013】図2は、本発明による図1の商品購入処理
方式の実施化に用いる処理装置の外観を示す図である。
図2において、液晶表示部41は、横99ドット、縦3
2ドットの画面であり、全角文字なら8文字、2行を表
示できる(表示例は、後述する図7(A)に示され
る)。キー入力装置5には、0から9までの数字キー、
OFFキー51(処理を終了させ、初期のメニュー画面
を出すことと、メニュー画面が表示された状態では電源
を切ることを兼ねるキー)、電源を入れるONキー5
2、カーソルまたは選択項目を左に移動させるキー5
3、右に移動させるキー54、選択行を上に移動させる
キー55、下に移動させるキー56、注文入力時文字を
空白に置き換えるDELキー57、完了を指示するEN
TERキー58などがある。
【0014】図3は、図1及び図2に示す処理装置7
を、本方式を運営する組織(ここでは、組織を“協同組
合”、その構成員を“組合員”と以下に記す)の配達員
が持参する業務用携帯情報端末8に近づけ、データの送
受信を行っているときの状態を説明する図である。処理
装置7の下部に光通信装置6の具備する赤外線発光・受
光素子があり、9は光の通信路を模式的に示している。
業務用携帯情報端末8はパソコンでも良いが、ここで
は、処理装置7の光通信装置6との交信を行うための光
通信機能を持つものを用いる必要がある。なお、一般的
なパソコンでも通常こうした光通信機能を備えている。
【0015】次に、本実施形態の商品購入処理方式の動
作を説明する。組合員は配達員から配布されたカタログ
を見て、処理装置7を用いキー操作により、注文する商
品の番号と注文数を入力する。この時、単価は入力して
もしなくてもよい。このようにして、該当回の番号ファ
イル33(図5を参照し後述)ができる。次の配達時、
処理装置7を図3の状態となるように配置し、データの
送受信を行う。通信にあたっては、組合員番号と回番号
などを先頭行データとして、該当回のデータを含むファ
イル33を処理装置7から業務用携帯情報端末8へ送信
する。
【0016】業務用携帯情報端末8には、予め全商品の
番号,注文数の条件,単価,品名などが保存されており
処理装置7から送信されたファイル33により注文され
た各商品について、番号,注文数,単価をチェックし、
注文数の条件に合わないものは訂正し、単価を入れて処
理装置7へ送り返す。さらに、商品の品名などを送信す
る。これを受けた処理装置7は、該当回の番号ファイル
33を書き直し、該当回の品名ファイル34(図6を参
照し後述)を作成する。業務用携帯情報端末8は、各組
合員の注文番号と注文数を保存する。
【0017】本実施形態の商品購入処理方式で用いるフ
ァイルで、RAM3に保持される各ファイルを以下に説
明する。図4は、回ファイル32の一例を示す概念図で
ある。このファイルは、年度の初めなどに業務用携帯情
報端末8より転送する。注文の回を示す数値(N)ファ
イル31の値が0のとき1月1回を示し、1のとき1月
2回を示すものとする。注文の回を示す数値(N)ファ
イル31の値に応じ、例えば図7(B)のような表示が
なされることにより、組合員に知らせる。
【0018】図5は、番号ファイル33の一例を示す概
念図である。このファイルは、1行18バイトの固定長
で、区切りを504,505の2バイトとする。16バ
イトは、表示装置41(図2参照)の1行に対応してい
る。1行目には、組合員番号と回番号などを配置する。
2行目以下の1−6桁501は商品の番号であり、8−
9桁502は注文数であり、11−16桁503は単価
である。これらの内容は、そのまま例えば行506が図
8(D)のように表示される。
【0019】番号ファイル33は、初め組合員が入力す
ることによって作成するが、それを業務用携帯情報端末
8に転送し、業務用携帯情報端末8でチェックを受け、
単価などを埋めたものが送り返される。7桁目504お
よび10桁目505は、1行目を除いて表示方法を指定
するのに利用する。例えば、行507の124038の
番号の商品が存在しないなどのときは、その7桁目50
4をAに変えて送り返す。処理装置7は、表示するとき
7桁目にAがあったら番号を点滅表示するようにする。
また、注文数に誤りなどがあるときは、注文数を訂正す
ると共に10桁目にAを付け、単価が入力されている場
合で、その値が誤っているときは、単価を訂正するとと
共にBを付け、注文数と単価の両方が誤っているとき
は、注文数と単価を訂正すると共にCを付けて送り返
す。処理装置7は、表示するとき10桁目にこれらの記
号があったら、該当部分を反転表示するようにする。
【0020】図6は、品名ファイル34の一例を示す概
念図である。1行目は業務用携帯情報端末8からのメッ
セージである。2行目以下は、番号ファイル33の各行
の番号に対応する品名である。2行分の大きさを持つ液
晶表示画面41の下側に品名を表示する場合、品名が全
角8文字以下ときは図8(D)のように表示される。一
方、全角8文字を超えるときは、8文字までが最初に表
示され、次に表示を下に移動させるキー56を押せば、
図8(E)のように表示される。1行目を含め、各行の
長さに制限はない。
【0021】次に、本発明の商品購入処理方式による処
理装置7を用いて商品の注文を入力する手順を図7およ
び図8に示す液晶表示画面41における画面の変化(図
7,図8それぞれの(A)〜(E))を参照し説明す
る。まず、ONキー52を押すと、メニュー画面(図7
(A))が表示される。そこで1の数字キーを押すか、
「1:注文」が反転表示され、選択された状態でENT
ERキー58を押すと、例えば図7(B)のようにな
る。この表示は、注文の回を示す数値(N)ファイル3
1の値から回ファイル32の該当する回番号の文字列を
引き出し、それを表示したものである。目的の回を選択
した後、更に1の数字キーを押すか、ENTERキー5
8を押すと、組合員番号と回番号などを確認する図7
(E)の画面となる。さらにENTERキー58を押す
と、番号を入力する画面となる。
【0022】そこで、例えば72を入力し(図8
(A))、ENTERキー58を押せば番号が6桁右詰
めで表示され、同時に注文数のデフォルト値として1が
入力された状態となる(図8(B))。そこで必要なら
ば、注文数を入力し、ENTERキー58を押せば注文
数が2桁右詰めで図8(C)のように表示される。次
に、単価の入力画面となるが、入力せずENTERキー
58を押せば、そこを空白のままとし、次の商品の番号
入力画面となる。なお、品名は入力できない。
【0023】従って、上に移動させるキー55を押すこ
とによって、一つ前の注文に移り、下に移動させるキー
56を押すことによって一つ後の注文に移ることができ
る。すでにデータがある行の表示は、図8(C)または
図8(D)のようである。番号,注文数,単価を訂正す
るときは、カーソルを左に移動させるキー53、右に移
動させるキー54、DELキー57などを使って上書き
する。注文の入力が終わったならば、OFFキー51を
押してメニュー画面(図7(A))に戻る。以上によっ
て、入力しなかった単価は空白のままであるが、図5の
ような番号ファイル33が完成する。
【0024】番号ファイル33は、業務用携帯情報端末
8へ送信し、業務用携帯情報端末8でチェックを受けた
ものが送り返され書き直される。メニュー画面(図7
(A))が表示され、そこで3の数字キーを押すか、
「3:送信」が反転表示され、選択された状態でENT
ERキー58を押すと、例えば図7(B)のように確認
画面になる。そこでENTERキー58を押すと、番号
ファイル33の内容を送信することを開始する。送信が
完了すると、処理装置7は受信状態となり、データを受
け番号ファイル33および品名ファイル34を作成す
る。これらのファイルは、すでに処理装置7内に存在す
る場合は上書きとなる。品名ファイルの1行目のメッセ
ージは自由に作成でき、組合員の注文に問題がなけれ
ば、図6に示されるように、「注文完了」としてもよ
い。問題がある場合は、「番号誤りあり」などとしても
よい。さらに、合計,消費税,予定配達日などを置いて
もよい。
【0025】組合員は、図7(A)の「1:注文」か
ら、1行目のメッセージ、2行目以降の単価、品名を確
認できる。番号に誤りがあった場合には、番号を訂正し
て再度「3:送信」をすればよい。訂正は再度受信した
番号ファイル33および品名ファイル34の内容に反映
される。後日、注文を確認するには、図7(A)の
「2:確認」から、図7(C)の画面に移り、注文の回
を選択すれば注文時と同様に内容を確認できる。また新
たに次回の注文を行うときは、図7(A)の「4:回」
から、図7(D)を表示させ、「1:回を進める」を選
択する。そうすれば、注文の回を示す数値(N)31の
値が1増加する。
【0026】図9は、業務用携帯情報端末8の動作を表
すフローチャートであり、図10は、図9のステップS
3の詳細を表すフローチャートである。以下、図9及び
図10に基づいて動作を説明する。まず、業務用携帯情
報端末8と組合員の処理装置7の間でデータの送受信を
行う送受信準備を行うために、図3のような状態に配置
し、業務用携帯情報端末8を受信待ち状態とし(ステッ
プS1)た後、処理装置7の送信を開始する。業務用携
帯情報端末8は、番号ファイル33の内容を順次受信し
(ステップS2)、受信が終わると各注文番号,注文
数,単価について内容をチェックし同時に品名を確定し
後の送信に備え貯えておく(ステップS3)。また、注
文番号と注文数は、組合員番号と回番号がわかるファイ
ル名を付けて保存する(ステップS4)。続いて、チェ
ックした番号ファイルの内容を送信する(ステップS
5)。さらに、品名ファイルの内容を送信し(ステップ
S6)、終了する。
【0027】上記ステップS3をより詳細に述べると、
処理装置7に受信すべき注文番号が残っているかを調べ
(ステップS310)、まだ残っていれば、注文番号,
注文数の条件,単価,品名などが保存されているデータ
ベースを検索し、そのデータを順次、先ず注文番号をチ
ェックする(ステップS311)。この番号に問題がな
ければ、7桁目(図5の504に相当)にスペースのコ
ードを置く。同時に、後で品名ファイルを送信するため
に、品名を取り込んでおく(ステップS312)。一
方、番号がデータベースにないまたは受付期間を過ぎて
いたり、品切れなどのときは、7桁目にAをおき、品名
にしかるべきメッセージ、例えば“番号なし”を入れる
(ステップS313)。
【0028】次に、注文数をチェックする(ステップS
314)。注文数には問題がない場合に、単価が入って
いるかをチェックし(ステップS315)、単価が入っ
てなかった場合は、10桁目(図5の505)にスペー
スを置き単価を入れる(ステップS316)。また、単
価が入っていた場合は、その単価が正しいかチェックす
る(ステップS317)。これが、正しければ10桁目
にスペースを置き(ステップS318)、正しくなけれ
ば10桁目にBを置くと共に単価を変更する(ステップ
S319)。
【0029】ステップS314で、注文数に問題がある
ときは10桁目にAを置くと共に、注文数を変更する
(ステップS320)。その後、単価が入っているかを
チェックし(ステップS321)、単価が入ってなかっ
た場合は、単価を入れる(ステップS322)。また、
単価が入っていた場合は、その単価が正しいかチェック
し(ステップS323)、正しくなければ10桁目にC
を置くと共に、単価を変更する(ステップS324)。
以上の手順を処理装置7に受信すべき注文番号がなくな
るまで繰り返す。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、購入者(消費者)への
商品の配達と商品の受発注を業者/消費者間で体系的に
行う場合に、消費者は消費者用の簡単な処理装置により
注文番号と注文数を入力するという簡単な操作だけで注
文をすることができる。しかも、この処理装置と業者の
業務用携帯情報端末の間で各々が備える手段のみにより
データを相互に送ることができる通信手段を用い、業者
/消費者間で受注手続きを行うことができる。この場
合、通信データ量は少量で、通信に要する時間は短い。
また、上記した通信手段を用い業者の業務用携帯情報端
末から消費者が持たないデータを補充し注文データを送
り返すようにしているので、通信後は正確な単価と商品
名の入った内容を手元に残すことができる。さらに、消
費者用の処理装置は、8文字、2行程度の表示でよく、
装置が高機能を必要としないので、安価に製造できる。
【0031】また、請求項2の発明によれば、即座に番
号,注文数,単価の誤りなどを業者の業務用携帯情報端
末により訂正でき通信手段により消費者用の処理装置に
送ることが出来る。従って、後日、確認の電話が必要と
なるようなことがない。
【0032】また、請求項3の発明によれば、業務用携
帯情報端末より送られてきた番号,注文数,単価の誤
り,変更したデータなどを消費者用の処理装置の表示装
置上で明確に把握できる表示方法で示すので、確認が容
易に出来るようになる。
【0033】また、請求項4の発明によれば、消費者が
正確な商品名を確認できると共に、注文に問題がある場
合はその内容を知ることができ、さらに、合計,消費
税,予定配達日などをメッセージ内容とすることもで
き、利便性が高まる。
【0034】また、請求項5の発明によれば、商品購入
処理を実行するプログラム及びデータを保持する手段と
して記録媒体の形式をとることにより、処理の変更への
対応が容易になり、また、装置化に当たっても汎用の処
理手段を適用できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による商品購入処理方式の実施形態の概
要を示すブロック図である。
【図2】本発明による図1の商品購入処理方式の実施化
に用いる処理装置の外観を示す図である。
【図3】本発明による処理装置と業務用携帯情報端末の
間でデータの送受信を行っているときの状態を説明する
図である。
【図4】図1のRAMに保持される回ファイルの一例を
示す概念図である。
【図5】図1のRAMに保持される番号ファイルの一例
を示す概念図である。
【図6】図1のRAMに保持される品名ファイルの一例
を示す概念図である。
【図7】本発明による処理装置の画面表示を示し、メニ
ューなどの処理手順の実行に用いる画面を例示する。
【図8】本発明による処理装置の画面表示を示し、入力
時などに用いる画面を例示する。
【図9】本発明による業務用携帯情報端末の動作例を表
すフローチャートである。
【図10】図9のステップS3の詳細な動作例を表すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1…CPU、2…ROM、3…RAM、31…注文の回
を示す数値(N)ファイル、32…回ファイル、33…
番号ファイル、34…品名ファイル、4…表示装置、4
1…液晶表示画面、5…キー入力装置、51…OFFキ
ー、52…ONキー、53…カーソル/選択項目を左に
移動させるキー、54…カーソル/選択項目を右に移動
させるキー、55…選択行を上に移動させるキー、56
…選択行を下に移動させるキー、57…注文入力時文字
を空白に置き換えるDELキー、58…完了を指示する
ENTERキー 6…光通信装置、7…処理装置、8…業務用携帯情報端
末、9…光の通信路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売する商品の受注を行う情報処理機能
    を備え、業者により使用される業務用携帯情報端末と、
    購入すべき商品の注文を行う情報処理機能を備え、消費
    者により使用される処理装置と、該処理装置と前記業務
    用携帯情報端末の間で各々が備える手段のみによりデー
    タを相互に送ることができる通信手段とから成る商品購
    入処理方式であって、前記処理装置は、少なくとも商品
    の注文番号と注文数の入力により作成されたファイルを
    前記通信手段により送り、前記業務用携帯情報端末は、
    受けた該注文番号と注文数のファイルを保存した後、そ
    のファイル内の単価の項目を埋めたファイルと共に、注
    文番号が表す商品名のファイルを前記通信手段により前
    記処理装置に送り返すようにしたことを特徴とする商品
    購入処理方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の商品購入処理方式におい
    て、前記業務用携帯情報端末は、前記処理装置から送ら
    れてきた、注文番号,注文数,単価等をチェックし、チ
    ェックにより見つけた誤りを訂正し、得た訂正デ−タを
    前記処理装置に送り返すファイルに含めるようにしたこ
    とを特徴とする商品購入処理方式。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の商品購入処理方式におい
    て、前記業務用携帯情報端末は、誤りが訂正されたデー
    タを含むファイルを前記処理装置に送り返す場合、注文
    番号,注文数,単価等のどれに誤りがあったかを示す誤
    り内容に応じた記号をファイルに付加して送り返し、処
    理装置でファイルを表示するときに、付加された記号の
    種類に基づき、点滅または反転の表示を行うようにした
    ことを特徴とする商品購入処理方式。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の商品
    購入処理方式において、前記業務用携帯情報端末は、前
    記処理装置に送り返す商品名データに代え、任意のメッ
    セージを送付し得るようにしたことを特徴とする商品購
    入処理方式。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の商品
    購入処理方式における前記業務用携帯情報端末及び前記
    処理装置が行う動作を実行するためのプログラム及びデ
    ータを記録した媒体。
JP28741498A 1998-10-09 1998-10-09 商品購入処理方式及び該方式の実行に用いる記録媒体 Pending JP2000113065A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103839338A (zh) * 2012-11-23 2014-06-04 上海斐讯数据通信技术有限公司 一种支持自助购物的移动终端和自助购物方法

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