JP2000112864A - Javaアプレットによる周辺装置の制御方法及び装置、記録媒体 - Google Patents
Javaアプレットによる周辺装置の制御方法及び装置、記録媒体Info
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- JP2000112864A JP2000112864A JP10280759A JP28075998A JP2000112864A JP 2000112864 A JP2000112864 A JP 2000112864A JP 10280759 A JP10280759 A JP 10280759A JP 28075998 A JP28075998 A JP 28075998A JP 2000112864 A JP2000112864 A JP 2000112864A
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- JP
- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 Javaアプレットに設けられている動作制
限事項を簡易に回避できるデータ制御システムを提供す
る。 【解決手段】 Javaインタプリタによって起動され
るライブラリを格納するライブラリ格納領域121に、
R/W装置ドライバ122をライブラリ形式で格納して
おく。そして、Javaインタプリタ110が、Jav
aアプレット41を翻訳する際に、ライブラリ呼出コー
ドに従ってライブラリ格納領域121からR/W装置ド
ライバ122を呼び出し、このR/W装置ドライバ12
2に従ってI/Oポート14を介してR/W装置20を
制御することで、ICカード30のデータ操作を行える
ようにした。
限事項を簡易に回避できるデータ制御システムを提供す
る。 【解決手段】 Javaインタプリタによって起動され
るライブラリを格納するライブラリ格納領域121に、
R/W装置ドライバ122をライブラリ形式で格納して
おく。そして、Javaインタプリタ110が、Jav
aアプレット41を翻訳する際に、ライブラリ呼出コー
ドに従ってライブラリ格納領域121からR/W装置ド
ライバ122を呼び出し、このR/W装置ドライバ12
2に従ってI/Oポート14を介してR/W装置20を
制御することで、ICカード30のデータ操作を行える
ようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Javaアプレッ
トによるアクセスが制限された周辺装置、例えばIC搭
載カードとの間でデータ授受を行うカードリーダライタ
を含むデータ制御システムにおいて、上記制限を解除
(回避)するための手法に関する。
トによるアクセスが制限された周辺装置、例えばIC搭
載カードとの間でデータ授受を行うカードリーダライタ
を含むデータ制御システムにおいて、上記制限を解除
(回避)するための手法に関する。
【0002】
【従来の技術】Javaのプログラムの形態の一つであ
るJavaアプレットは、ネットワーク上での利用を目
的として設計され、ネットワーク上のWWWサーバから
PC(Personal Computer:パソコン)端末側のWWW
(World Wide Web)ブラウザへダウンロードされて実行
されるようになっている。例えばユーザが、WWWブラ
ウザを通じてJavaアプレットを格納しているホーム
ページにアクセスすると、Javaアプレットが自動的
にダウンロードされる。そして、WWWブラウザが有す
るJavaインタプリタがJavaアプレットを翻訳
し、その指示に基づいてWWWブラウザで所要の処理を
実行できるようになっている。
るJavaアプレットは、ネットワーク上での利用を目
的として設計され、ネットワーク上のWWWサーバから
PC(Personal Computer:パソコン)端末側のWWW
(World Wide Web)ブラウザへダウンロードされて実行
されるようになっている。例えばユーザが、WWWブラ
ウザを通じてJavaアプレットを格納しているホーム
ページにアクセスすると、Javaアプレットが自動的
にダウンロードされる。そして、WWWブラウザが有す
るJavaインタプリタがJavaアプレットを翻訳
し、その指示に基づいてWWWブラウザで所要の処理を
実行できるようになっている。
【0003】ところで、セキュリティ上の観点から、J
avaアプレットは、他のJavaプログラムに比べて
動作が制限されているのが通常である。例えば、ネット
ワークを介して取得したJavaアプレットが、WWW
ブラウザを搭載したPC端末でファイル破壊等を行えな
いようにするため、JavaインタプリタでJavaア
プレットの内容をチェックし、Javaアプレットの実
行に一定の制限を課す。この制限の中には、「Java
アプレットからのPC端末のI/O(入出力)ポートへ
のアクセスの禁止」、「JavaアプレットからのPC
端末上のプログラムの起動の禁止」、「Javaアプレ
ットからPC端末上のファイルへのアクセスの禁止」等
がある。
avaアプレットは、他のJavaプログラムに比べて
動作が制限されているのが通常である。例えば、ネット
ワークを介して取得したJavaアプレットが、WWW
ブラウザを搭載したPC端末でファイル破壊等を行えな
いようにするため、JavaインタプリタでJavaア
プレットの内容をチェックし、Javaアプレットの実
行に一定の制限を課す。この制限の中には、「Java
アプレットからのPC端末のI/O(入出力)ポートへ
のアクセスの禁止」、「JavaアプレットからのPC
端末上のプログラムの起動の禁止」、「Javaアプレ
ットからPC端末上のファイルへのアクセスの禁止」等
がある。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】上述のように、J
avaアプレットには、「JavaアプレットからのI
/Oポートへのアクセスの禁止」というJavaインタ
プリタによる制限があるため、PC端末にI/Oポート
を介して周辺装置、例えばカードリーダライタ(R/
W)装置を備え付けて、JavaアプレットからIC搭
載カードの操作を行うことはできなかった。
avaアプレットには、「JavaアプレットからのI
/Oポートへのアクセスの禁止」というJavaインタ
プリタによる制限があるため、PC端末にI/Oポート
を介して周辺装置、例えばカードリーダライタ(R/
W)装置を備え付けて、JavaアプレットからIC搭
載カードの操作を行うことはできなかった。
【0005】また、「JavaアプレットからのPC端
末上のプログラムの起動の禁止」という制限のため、P
C端末上のR/W装置用ドライバをJavaアプレット
から駆動させることも困難であった。WWWブラウザの
提供元から、上記制限を回避するためのプログラム製品
の提供を受けることも考えられるが、そのためには、そ
のプログラム製品に基づく環境開発のための負荷が非常
に大きくなる。
末上のプログラムの起動の禁止」という制限のため、P
C端末上のR/W装置用ドライバをJavaアプレット
から駆動させることも困難であった。WWWブラウザの
提供元から、上記制限を回避するためのプログラム製品
の提供を受けることも考えられるが、そのためには、そ
のプログラム製品に基づく環境開発のための負荷が非常
に大きくなる。
【0006】そこで、本発明の課題は、Javaアプレ
ットによる制限を簡易に回避することができる、周辺装
置の制御方法を提供することにある。本発明の他の課題
は、上記制御方法の実施に適したデータ制御システム、
及び上記制御方法を汎用のコンピュータ装置に実行する
上で好適となる記録媒体を提供することにある。
ットによる制限を簡易に回避することができる、周辺装
置の制御方法を提供することにある。本発明の他の課題
は、上記制御方法の実施に適したデータ制御システム、
及び上記制御方法を汎用のコンピュータ装置に実行する
上で好適となる記録媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の制御方法は、Javaアプレットによるアクセスが
制限された周辺装置、例えばIC搭載カードとの間でデ
ータの授受を行うカードリーダライタを含んで成るシス
テムにおける前記周辺装置の制御方法であって、前記J
avaアプレットのインタプリタによって起動されるラ
イブラリの記録領域に、前記周辺装置を制御するための
ドライバを前記ライブラリの形式で記録しておき、前記
Javaアプレットの実行時に前記記録領域から前記ド
ライバを呼び出して駆動することにより前記制限を回避
しながら前記周辺装置を制御することを特徴とする。
明の制御方法は、Javaアプレットによるアクセスが
制限された周辺装置、例えばIC搭載カードとの間でデ
ータの授受を行うカードリーダライタを含んで成るシス
テムにおける前記周辺装置の制御方法であって、前記J
avaアプレットのインタプリタによって起動されるラ
イブラリの記録領域に、前記周辺装置を制御するための
ドライバを前記ライブラリの形式で記録しておき、前記
Javaアプレットの実行時に前記記録領域から前記ド
ライバを呼び出して駆動することにより前記制限を回避
しながら前記周辺装置を制御することを特徴とする。
【0008】前記ドライバの呼び出しは、例えば、所定
のWWWブラウザを通じて取得したJavaアプレット
を前記インタプリタで翻訳するとともに、この翻訳され
たJavaアプレットにライブラリ呼出コードを記述す
ることにより行う。上記他の課題を解決する本発明のデ
ータ制御システムは、Javaアプレットによるアクセ
スが制限された周辺装置を含み、前記Javaアプレッ
トのインタプリタによって起動されるライブラリの記録
領域を有するデータ制御システムにおいて、前記周辺装
置を制御するためのドライバを前記ライブラリの形式で
前記記録領域に記録するとともに、前記Javaアプレ
ットの実行時に前記記録領域から前記ドライバを呼び出
すメモリ制御手段と、前記呼び出したドライバを駆動す
ることにより前記周辺装置を制御する手段と有するもの
である。
のWWWブラウザを通じて取得したJavaアプレット
を前記インタプリタで翻訳するとともに、この翻訳され
たJavaアプレットにライブラリ呼出コードを記述す
ることにより行う。上記他の課題を解決する本発明のデ
ータ制御システムは、Javaアプレットによるアクセ
スが制限された周辺装置を含み、前記Javaアプレッ
トのインタプリタによって起動されるライブラリの記録
領域を有するデータ制御システムにおいて、前記周辺装
置を制御するためのドライバを前記ライブラリの形式で
前記記録領域に記録するとともに、前記Javaアプレ
ットの実行時に前記記録領域から前記ドライバを呼び出
すメモリ制御手段と、前記呼び出したドライバを駆動す
ることにより前記周辺装置を制御する手段と有するもの
である。
【0009】上記他の課題を解決する本発明の記録媒体
は、Javaアプレットによるアクセスが制限された周
辺装置を含み、前記Javaアプレットのインタプリタ
によって起動されるライブラリの記録領域を有するコン
ピュータ装置に下記の処理を実行させるためのプログラ
ムコードが記録されたコンピュータ読取可能な記録媒体
である。 (1)前記周辺装置を制御するためのドライバを前記ラ
イブラリの形式で前記記録領域に記録する処理、(2)
前記Javaアプレットの実行時に前記記録領域から前
記ドライバを呼び出す処理、(3)前記呼び出したドラ
イバを駆動することにより前記制限を回避しながら前記
周辺装置を制御する処理。
は、Javaアプレットによるアクセスが制限された周
辺装置を含み、前記Javaアプレットのインタプリタ
によって起動されるライブラリの記録領域を有するコン
ピュータ装置に下記の処理を実行させるためのプログラ
ムコードが記録されたコンピュータ読取可能な記録媒体
である。 (1)前記周辺装置を制御するためのドライバを前記ラ
イブラリの形式で前記記録領域に記録する処理、(2)
前記Javaアプレットの実行時に前記記録領域から前
記ドライバを呼び出す処理、(3)前記呼び出したドラ
イバを駆動することにより前記制限を回避しながら前記
周辺装置を制御する処理。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したデータ制
御システムの実施の形態を説明する。図1は、本実施形
態によるデータ制御システムの全体構成図である。この
データ制御システム1は、PC端末10と、PC端末1
0に接続されたR/W装置20と、カード媒体にICチ
ップを搭載したカード、例えばICカード30と、PC
端末10とIPネットワークを介して接続されたWWW
サーバ40とを含んで構成される。
御システムの実施の形態を説明する。図1は、本実施形
態によるデータ制御システムの全体構成図である。この
データ制御システム1は、PC端末10と、PC端末1
0に接続されたR/W装置20と、カード媒体にICチ
ップを搭載したカード、例えばICカード30と、PC
端末10とIPネットワークを介して接続されたWWW
サーバ40とを含んで構成される。
【0011】PC端末10は、少なくともオペレーティ
ングシステム(OS)13、I/Oポート14を有し、
さらに、PC端末10のCPUが所定のプログラムコー
ドを読み込んでOS13と協働実行することにより形成
される、WWWブラウザ11及びメモリ制御部12を含
んで構成されるものである。
ングシステム(OS)13、I/Oポート14を有し、
さらに、PC端末10のCPUが所定のプログラムコー
ドを読み込んでOS13と協働実行することにより形成
される、WWWブラウザ11及びメモリ制御部12を含
んで構成されるものである。
【0012】WWWブラウザ11及びメモリ制御部12
を形成するためのプログラムコードは、CPUが随時読
み取って実行できるものであれば本発明を実施できるの
で、その記録形態は任意であって良い。例えば、PC端
末10と分離可能な記録媒体に記録され、使用時にイン
ストールされるものであっても良い。この場合の記録媒
体は、例えば磁気ディスク、光磁気ディスク、紙やフィ
ルム媒体、半導体メモリのいずれかであっても良い。ま
た、ネットワークに接続されたプログラムサーバ等であ
っても良い。
を形成するためのプログラムコードは、CPUが随時読
み取って実行できるものであれば本発明を実施できるの
で、その記録形態は任意であって良い。例えば、PC端
末10と分離可能な記録媒体に記録され、使用時にイン
ストールされるものであっても良い。この場合の記録媒
体は、例えば磁気ディスク、光磁気ディスク、紙やフィ
ルム媒体、半導体メモリのいずれかであっても良い。ま
た、ネットワークに接続されたプログラムサーバ等であ
っても良い。
【0013】WWWブラウザ11は、ネットワーク等を
介して、WWWサーバ40のホームページ等を閲覧する
機能と、ネットワーク上及びPC端末10内のデータ等
及びOS13、メモリ制御部12、I/Oポート14等
を制御する機能とを有し、さらに、Javaインタプリ
タ110を有している。このJavaインタプリタ11
0は、WWWサーバ40上の記憶領域41内のJava
アプレット410がダウンロードされた際に、当該Ja
vaアプレット410を翻訳し、WWWブラウザ11に
所要の処理を実行させるものである。
介して、WWWサーバ40のホームページ等を閲覧する
機能と、ネットワーク上及びPC端末10内のデータ等
及びOS13、メモリ制御部12、I/Oポート14等
を制御する機能とを有し、さらに、Javaインタプリ
タ110を有している。このJavaインタプリタ11
0は、WWWサーバ40上の記憶領域41内のJava
アプレット410がダウンロードされた際に、当該Ja
vaアプレット410を翻訳し、WWWブラウザ11に
所要の処理を実行させるものである。
【0014】メモリ制御部12を通じて読み出し及び書
き込みされる記録領域には、PC端末10が動作する上
で必要なプログラムやデータ等を格納したデータ等記録
領域120と、少なくともJavaインタプリタによっ
て起動されるライブラリを格納するためのライブラリ格
納領域121を有している。このライブラリ格納領域1
21は、Javaアプレット410が翻訳されて実行さ
れる際に随時必要なライブラリが呼び出されるようにな
っている。本実施形態では、予めライブラリ形式(OS
がマイクロソフト社のWindowsであれば、DLL
形式)で作成されたR/W装置ドライバ122を格納し
ておく。このR/W装置ドライバ122は、OS13が
I/Oポート14を介して、R/W装置20を制御する
際に用いるものである。
き込みされる記録領域には、PC端末10が動作する上
で必要なプログラムやデータ等を格納したデータ等記録
領域120と、少なくともJavaインタプリタによっ
て起動されるライブラリを格納するためのライブラリ格
納領域121を有している。このライブラリ格納領域1
21は、Javaアプレット410が翻訳されて実行さ
れる際に随時必要なライブラリが呼び出されるようにな
っている。本実施形態では、予めライブラリ形式(OS
がマイクロソフト社のWindowsであれば、DLL
形式)で作成されたR/W装置ドライバ122を格納し
ておく。このR/W装置ドライバ122は、OS13が
I/Oポート14を介して、R/W装置20を制御する
際に用いるものである。
【0015】なお、Javaアプレット410側には、
R/W装置ドライバ122を呼び出すためのライブラリ
呼出コードを記述しておく。
R/W装置ドライバ122を呼び出すためのライブラリ
呼出コードを記述しておく。
【0016】次に、上記のように構成されるデータ制御
システム1において、R/W装置20を制御してICカ
ード30内のデータを操作する場合の手順を、図2にし
たがって説明する。
システム1において、R/W装置20を制御してICカ
ード30内のデータを操作する場合の手順を、図2にし
たがって説明する。
【0017】まず、ユーザは、WWWブラウザ11を通
じて、WWWサーバ40に蓄積されたホームページ等に
アクセスし(S101)、ICカード30内のデータを
利用するJavaアプレット410をダウンロードさせ
る(S102)。その後、Javaインタプリタ110
において、Javaアプレット410をR/W装置20
を制御させる目的のプログラムコードに翻訳し、WWW
ブラウザ11でそれを実行できるようにする(S10
3)。
じて、WWWサーバ40に蓄積されたホームページ等に
アクセスし(S101)、ICカード30内のデータを
利用するJavaアプレット410をダウンロードさせ
る(S102)。その後、Javaインタプリタ110
において、Javaアプレット410をR/W装置20
を制御させる目的のプログラムコードに翻訳し、WWW
ブラウザ11でそれを実行できるようにする(S10
3)。
【0018】WWWブラウザ11は、当該プログラムコ
ードに記述されているライブラリ呼出コードに従って、
ライブラリ格納領域121を検索してR/W装置ドライ
バ122を呼び出す(S104)。そして、このR/W
装置ドライバ122に従ってI/Oポート14を介して
R/W装置20を制御し(S105)、ICカード30
のデータ記録領域にアクセスする(S106)。
ードに記述されているライブラリ呼出コードに従って、
ライブラリ格納領域121を検索してR/W装置ドライ
バ122を呼び出す(S104)。そして、このR/W
装置ドライバ122に従ってI/Oポート14を介して
R/W装置20を制御し(S105)、ICカード30
のデータ記録領域にアクセスする(S106)。
【0019】このように、本実施形態では、Javaイ
ンタプリタ110によって起動されるライブラリ格納領
域121にR/W装置ドライバ122をライブラリ形式
で格納しておき、Javaアプレット410の実行時に
このR/W装置ドライバ122を呼び出して駆動するよ
うにしたので、Javaアプレットにおける動作制限の
回避を従来手法よりも極めて簡便に実現することがで
き、開発コストの低減が可能になる。
ンタプリタ110によって起動されるライブラリ格納領
域121にR/W装置ドライバ122をライブラリ形式
で格納しておき、Javaアプレット410の実行時に
このR/W装置ドライバ122を呼び出して駆動するよ
うにしたので、Javaアプレットにおける動作制限の
回避を従来手法よりも極めて簡便に実現することがで
き、開発コストの低減が可能になる。
【0020】また、JavaアプレットからICカード
30のデータ操作を行うことができるので、従来は不可
能であった、ICカードを用いた各種サービスを実現す
るJavaアプレットの普及も期待することができる。
30のデータ操作を行うことができるので、従来は不可
能であった、ICカードを用いた各種サービスを実現す
るJavaアプレットの普及も期待することができる。
【0021】なお、本実施形態では、周辺装置としてR
/W装置20を例に挙げて説明したが、Javaアプレ
ットにおける動作制限が課されている他の周辺装置にも
同様に本発明を適用できるものである。
/W装置20を例に挙げて説明したが、Javaアプレ
ットにおける動作制限が課されている他の周辺装置にも
同様に本発明を適用できるものである。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、開発の負担が極めて少なく、Javaアプレ
ットの動作制限を簡易に回避することができるという、
特有の効果がある。
によれば、開発の負担が極めて少なく、Javaアプレ
ットの動作制限を簡易に回避することができるという、
特有の効果がある。
【図1】本発明のデータ制御システムの実施の一形態を
示した全体構成図。
示した全体構成図。
【図2】本実施形態のデータ制御システムで、R/W装
置を制御してICカード内のデータを操作する場合の手
順の一例を示したフローチャート。
置を制御してICカード内のデータを操作する場合の手
順の一例を示したフローチャート。
1 データ制御システム 10 PC端末 11 WWWブラウザ 110 Javaインタプリタ 12、41 記憶領域 121 ライブラリ格納領域 122 R/W装置ドライバ 13 OS 14 I/Oポート 20 R/W装置 30 ICカード 40 WWWサーバ 410 Javaアプレット
Claims (5)
- 【請求項1】 Javaアプレットによるアクセスが制
限された周辺装置を含んで成るシステムにおける前記周
辺装置の制御方法であって、 前記Javaアプレットのインタプリタによって起動さ
れるライブラリの記録領域に、前記周辺装置を制御する
ためのドライバを前記ライブラリの形式で記録してお
き、前記Javaアプレットの実行時に前記記録領域か
ら前記ドライバを呼び出して駆動することにより、前記
制限を回避することを特徴とする、 Javaアプレットによる周辺装置の制御方法。 - 【請求項2】 所定のWWWブラウザを通じて前記Ja
vaアプレットを取得し、前記取得したJavaアプレ
ットを前記インタプリタで翻訳するとともに、翻訳され
たJavaアプレットにライブラリ呼出コードを記述
し、このライブラリ呼び出しコードに従って前記ドライ
バを呼び出すことを特徴とする、 請求項1記載の制御方法。 - 【請求項3】 前記周辺装置が、ICチップ搭載カード
との間でデータの授受を行うカードリーダライタである
ことを特徴とする、 請求項1または2記載の制御方法。 - 【請求項4】 Javaアプレットによるアクセスが制
限された周辺装置を含み、前記Javaアプレットのイ
ンタプリタによって起動されるライブラリの記録領域を
有するデータ制御システムにおいて、 前記周辺装置を制御するためのドライバを前記ライブラ
リの形式で前記記録領域に記録するとともに、前記Ja
vaアプレットの実行時に前記記録領域から前記ドライ
バを呼び出すメモリ制御手段と、 前記呼び出したドライバを駆動することにより前記周辺
装置を制御する手段とを有することを特徴とする、 データ制御システム。 - 【請求項5】 Javaアプレットによるアクセスが制
限された周辺装置を含み、前記Javaアプレットのイ
ンタプリタによって起動されるライブラリの記録領域を
有するコンピュータ装置に下記の処理を実行させるため
のプログラムコードが記録されたコンピュータ読取可能
な記録媒体。 (1)前記周辺装置を制御するためのドライバを前記ラ
イブラリの形式で前記記録領域に記録する処理、(2)
前記Javaアプレットの実行時に前記記録領域から前
記ドライバを呼び出す処理、(3)前記呼び出したドラ
イバを駆動することにより前記制限を回避しながら前記
周辺装置を制御する処理。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10280759A JP2000112864A (ja) | 1998-10-02 | 1998-10-02 | Javaアプレットによる周辺装置の制御方法及び装置、記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10280759A JP2000112864A (ja) | 1998-10-02 | 1998-10-02 | Javaアプレットによる周辺装置の制御方法及び装置、記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000112864A true JP2000112864A (ja) | 2000-04-21 |
Family
ID=17629566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10280759A Pending JP2000112864A (ja) | 1998-10-02 | 1998-10-02 | Javaアプレットによる周辺装置の制御方法及び装置、記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000112864A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100438189B1 (ko) * | 2000-12-22 | 2004-07-02 | 한국전자통신연구원 | 보조 프로세서를 이용한 스마트 카드 |
US7653602B2 (en) | 2003-11-06 | 2010-01-26 | Visa U.S.A. Inc. | Centralized electronic commerce card transactions |
US7725369B2 (en) | 2003-05-02 | 2010-05-25 | Visa U.S.A. Inc. | Method and server for management of electronic receipts |
US7857216B2 (en) | 2003-09-12 | 2010-12-28 | Visa U.S.A. Inc. | Method and system for providing interactive cardholder rewards image replacement |
US7900831B2 (en) | 2003-09-03 | 2011-03-08 | Visa U.S.A. Inc. | Method and system using wildcard values |
US8005763B2 (en) | 2003-09-30 | 2011-08-23 | Visa U.S.A. Inc. | Method and system for providing a distributed adaptive rules based dynamic pricing system |
US8010405B1 (en) | 2002-07-26 | 2011-08-30 | Visa Usa Inc. | Multi-application smart card device software solution for smart cardholder reward selection and redemption |
US8015060B2 (en) | 2002-09-13 | 2011-09-06 | Visa Usa, Inc. | Method and system for managing limited use coupon and coupon prioritization |
US8407083B2 (en) | 2003-09-30 | 2013-03-26 | Visa U.S.A., Inc. | Method and system for managing reward reversal after posting |
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US8626577B2 (en) | 2002-09-13 | 2014-01-07 | Visa U.S.A | Network centric loyalty system |
US9852437B2 (en) | 2002-09-13 | 2017-12-26 | Visa U.S.A. Inc. | Opt-in/opt-out in loyalty system |
US11132691B2 (en) | 2009-12-16 | 2021-09-28 | Visa International Service Association | Merchant alerts incorporating receipt data |
-
1998
- 1998-10-02 JP JP10280759A patent/JP2000112864A/ja active Pending
Cited By (28)
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