JP2002182931A - 共通osシステムコール方法 - Google Patents
共通osシステムコール方法Info
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- JP2002182931A JP2002182931A JP2000384081A JP2000384081A JP2002182931A JP 2002182931 A JP2002182931 A JP 2002182931A JP 2000384081 A JP2000384081 A JP 2000384081A JP 2000384081 A JP2000384081 A JP 2000384081A JP 2002182931 A JP2002182931 A JP 2002182931A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 OSに依存しないアプリケーションプログラ
ムの開発を可能とする。 【解決手段】 数種類のオペレーティングシステムのシ
ステムコールの中から組み込み装置に実装されているオ
ペレーティングシステムのシステムコールを選択的に呼
び出し可能な共通OSシステムコールを作成し、各共通
OSシステムコールの開始アドレスを要素とする参照テ
ーブルを作成する。アプリケーションプログラムは、参
照テーブルを用いて共通OSシステムコールを呼び出す
ことによって、組み込み装置に実装されているオペレー
ティングシステムのシステムコールを間接的に呼び出す
ことができる。
ムの開発を可能とする。 【解決手段】 数種類のオペレーティングシステムのシ
ステムコールの中から組み込み装置に実装されているオ
ペレーティングシステムのシステムコールを選択的に呼
び出し可能な共通OSシステムコールを作成し、各共通
OSシステムコールの開始アドレスを要素とする参照テ
ーブルを作成する。アプリケーションプログラムは、参
照テーブルを用いて共通OSシステムコールを呼び出す
ことによって、組み込み装置に実装されているオペレー
ティングシステムのシステムコールを間接的に呼び出す
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダウンロードされ
たアプリケーションプログラムを実行する組み込み型装
置に実装されたオペレーティングシステム(以下、O
S)のシステムコールを呼び出すための共通OSシステ
ムコール方法に関する。
たアプリケーションプログラムを実行する組み込み型装
置に実装されたオペレーティングシステム(以下、O
S)のシステムコールを呼び出すための共通OSシステ
ムコール方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ダウンロードされたアプリケーシ
ョンプログラムインタフェース(以下、API)を使用
しないアプリケーションプログラムを実行する組み込み
型装置では、アプリケーションプログラムが直接、OS
システムコールを呼び出していた。
ョンプログラムインタフェース(以下、API)を使用
しないアプリケーションプログラムを実行する組み込み
型装置では、アプリケーションプログラムが直接、OS
システムコールを呼び出していた。
【0003】図5には、OSシステムコールの一例が示
されている。これらのOSシステムコールは、C言語で
記載されている。図5(a)の関数GetMemory
()と図5(b)の関数AllocMemory()と
は、それぞれOS_AとOS_Bとにおけるメモリを確
保するためのシステムコールである。
されている。これらのOSシステムコールは、C言語で
記載されている。図5(a)の関数GetMemory
()と図5(b)の関数AllocMemory()と
は、それぞれOS_AとOS_Bとにおけるメモリを確
保するためのシステムコールである。
【0004】図5に示すように、OSが異なると、シス
テムコールの関数名および引数は異なったものになる。
そのため、従来の組み込み装置では、OSが修正あるい
は変更された場合に、システムコールを呼び出すアプリ
ケーションプログラムのソースコードを書き直さなけれ
ばならなくなるという問題があった。
テムコールの関数名および引数は異なったものになる。
そのため、従来の組み込み装置では、OSが修正あるい
は変更された場合に、システムコールを呼び出すアプリ
ケーションプログラムのソースコードを書き直さなけれ
ばならなくなるという問題があった。
【0005】また、直接システムコールを呼び出すよう
なアプリケーションプログラムを開発するには、OS等
のシステムプログラムに関する深い知識が必要となるた
め、アプリケーションプログラムの開発が容易でないと
いう問題もあった。
なアプリケーションプログラムを開発するには、OS等
のシステムプログラムに関する深い知識が必要となるた
め、アプリケーションプログラムの開発が容易でないと
いう問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の組み込み型装置では、以下に示す2つの問題点を有
している。 (1) OSが修正あるいは変更された場合に、システ
ムコールを呼び出すアプリケーションプログラムのソー
スコードを書き直さなければならなくなる。 (2) アプリケーションプログラムの開発において
も、OS等のシステムプログラムに関する深い知識が必
要となり、アプリケーションプログラムの開発が容易で
ない。
来の組み込み型装置では、以下に示す2つの問題点を有
している。 (1) OSが修正あるいは変更された場合に、システ
ムコールを呼び出すアプリケーションプログラムのソー
スコードを書き直さなければならなくなる。 (2) アプリケーションプログラムの開発において
も、OS等のシステムプログラムに関する深い知識が必
要となり、アプリケーションプログラムの開発が容易で
ない。
【0007】本発明は、OSに依存しないアプリケーシ
ョンプログラムの開発を可能とする共通OSシステムコ
ール方法を提供することを目的とする。
ョンプログラムの開発を可能とする共通OSシステムコ
ール方法を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、容易にアプリケーション
プログラムの開発することができる共通OSシステムコ
ール方法を提供することを目的とする。
プログラムの開発することができる共通OSシステムコ
ール方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の共通OSシステムコール方法では、数種類
のオペレーティングシステムのシステムコールの中から
実際に組み込み装置に実装されているオペレーティング
システムのシステムコールを選択的に呼び出し可能な共
通OSシステムコールを作成し、前記各共通OSシステ
ムコールの開始アドレスを要素とする参照テーブルを作
成し、前記参照テーブルを用いて前記共通OSシステム
コールを呼び出すことによって、前記組み込み装置に実
装されているオペレーティングシステムのシステムコー
ルを間接的に呼び出す。
に、本発明の共通OSシステムコール方法では、数種類
のオペレーティングシステムのシステムコールの中から
実際に組み込み装置に実装されているオペレーティング
システムのシステムコールを選択的に呼び出し可能な共
通OSシステムコールを作成し、前記各共通OSシステ
ムコールの開始アドレスを要素とする参照テーブルを作
成し、前記参照テーブルを用いて前記共通OSシステム
コールを呼び出すことによって、前記組み込み装置に実
装されているオペレーティングシステムのシステムコー
ルを間接的に呼び出す。
【0010】本発明の共通OSシステムコール方法で
は、いずれのオペレーティングシステムが組み込み型装
置に実装されていても、そのオペレーティングシステム
のシステムコールを呼び出し可能な共通OSシステムコ
ールを用いてアプリケーションプログラムの開発を行な
うことができるため、OSに依存しないアプリケーショ
ンプログラムの開発が可能となる。
は、いずれのオペレーティングシステムが組み込み型装
置に実装されていても、そのオペレーティングシステム
のシステムコールを呼び出し可能な共通OSシステムコ
ールを用いてアプリケーションプログラムの開発を行な
うことができるため、OSに依存しないアプリケーショ
ンプログラムの開発が可能となる。
【0011】本発明の他の共通OSシステムコール方法
では、前記共通OSシステムコールは、アプリケーショ
ンプログラムと前記オペレーティングシステムとの間の
インタフェースであるアプリケーションプログラムイン
タフェースによって呼び出され、前記アプリケーション
プログラムは、前記アプリケーションプログラムインタ
フェースを呼び出すことによって前記共通OSシステム
コールの間接呼出しを行なう。
では、前記共通OSシステムコールは、アプリケーショ
ンプログラムと前記オペレーティングシステムとの間の
インタフェースであるアプリケーションプログラムイン
タフェースによって呼び出され、前記アプリケーション
プログラムは、前記アプリケーションプログラムインタ
フェースを呼び出すことによって前記共通OSシステム
コールの間接呼出しを行なう。
【0012】本発明の共通OSシステムコール方法で
は、アプリケーションプログラムインタフェースが共通
OSシステムコールの呼出しを行なうので、アプリケー
ションプログラムの開発者は、OS等のシステムプログ
ラムに関する深い知識を持たなくてもアプリケーション
の開発を行なうことができるようになるため、容易にア
プリケーションプログラムの開発することができるよう
になる。
は、アプリケーションプログラムインタフェースが共通
OSシステムコールの呼出しを行なうので、アプリケー
ションプログラムの開発者は、OS等のシステムプログ
ラムに関する深い知識を持たなくてもアプリケーション
の開発を行なうことができるようになるため、容易にア
プリケーションプログラムの開発することができるよう
になる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態の共通
OSシステムコール方法について図面を参照して詳細に
説明する。本実施形態の共通OSシステムコール方法で
は、OSがOS_Aであっても、OS_Bであっても呼
び出し可能な共通OSシステムコールとしての関数を用
意する。図1には、本実施形態の共通OSシステムコー
ル方法における共通OSシステムコールの一例が示され
ている。
OSシステムコール方法について図面を参照して詳細に
説明する。本実施形態の共通OSシステムコール方法で
は、OSがOS_Aであっても、OS_Bであっても呼
び出し可能な共通OSシステムコールとしての関数を用
意する。図1には、本実施形態の共通OSシステムコー
ル方法における共通OSシステムコールの一例が示され
ている。
【0014】図1の関数ye_get_mem()は、
OS_AおよびOS_Bに共通なシステムコールであ
る。この関数ye_get_mem()では、もし、
“OS_A”が真であれば、OS_Aのシステムコール
GetMemory()が実行され、“OS_A”が偽
であればOS_BのシステムコールAllocMemo
ry()が実行される。つまり、共通OSシステムコー
ルは、数種類のOSのシステムコールの中から実際に組
み込み装置に実装されているOSのシステムコールを選
択的に呼び出し可能となっている。このような共通OS
システムコールを用意すれば、従来のように、OSを変
更する毎にアプリケーションプログラムのソースコード
も変更する必要がなくなる。
OS_AおよびOS_Bに共通なシステムコールであ
る。この関数ye_get_mem()では、もし、
“OS_A”が真であれば、OS_Aのシステムコール
GetMemory()が実行され、“OS_A”が偽
であればOS_BのシステムコールAllocMemo
ry()が実行される。つまり、共通OSシステムコー
ルは、数種類のOSのシステムコールの中から実際に組
み込み装置に実装されているOSのシステムコールを選
択的に呼び出し可能となっている。このような共通OS
システムコールを用意すれば、従来のように、OSを変
更する毎にアプリケーションプログラムのソースコード
も変更する必要がなくなる。
【0015】本実施形態の共通OSシステムコール方法
では、上述のような共通OSシステムコールを数十個用
意し、図2に示す参照テーブルを作成する。この参照テ
ーブルの要素は各共通OSシステムコールの開始アドレ
ス、すなわち各共通OSシステムコールへのポインタと
なっている。
では、上述のような共通OSシステムコールを数十個用
意し、図2に示す参照テーブルを作成する。この参照テ
ーブルの要素は各共通OSシステムコールの開始アドレ
ス、すなわち各共通OSシステムコールへのポインタと
なっている。
【0016】図3は、本実施形態の共通OSシステムコ
ール方法を用いて作成されたアプリケーションプログラ
ムが組み込み装置のメモリにダウンロードされた際のメ
モリ配置を示す図である。アプリケーションプログラム
のメモリ配置は、ヘッダセクション1と、スタートアッ
プ関数2と、テキストセクション3と、データセクショ
ン4とから構成される。
ール方法を用いて作成されたアプリケーションプログラ
ムが組み込み装置のメモリにダウンロードされた際のメ
モリ配置を示す図である。アプリケーションプログラム
のメモリ配置は、ヘッダセクション1と、スタートアッ
プ関数2と、テキストセクション3と、データセクショ
ン4とから構成される。
【0017】ヘッダセクション1の固定オフセットアド
レスには、前述の参照テーブルが書き込まれる。スター
トアップ関数2はアプリケーションプログラム生成時に
アプリケーションプログラムにリンクされる関数であ
り、その処理の先頭アドレスは、アプリケーションプロ
グラムの実行が開始されるときの実行開始アドレスとな
っており、その実行が開始されるときに最初に実行され
る関数である。
レスには、前述の参照テーブルが書き込まれる。スター
トアップ関数2はアプリケーションプログラム生成時に
アプリケーションプログラムにリンクされる関数であ
り、その処理の先頭アドレスは、アプリケーションプロ
グラムの実行が開始されるときの実行開始アドレスとな
っており、その実行が開始されるときに最初に実行され
る関数である。
【0018】スタートアップ関数2は、アプリケーショ
ンプログラムのタスクの起動や、組み込み装置のローカ
ルメモリへの参照テーブルの読み出し等の処理を行な
う。テキストセクション3には、アプリケーションプロ
グラムのコードが格納され、データセクション4には、
アプリケーションプログラムのデータが格納される。
ンプログラムのタスクの起動や、組み込み装置のローカ
ルメモリへの参照テーブルの読み出し等の処理を行な
う。テキストセクション3には、アプリケーションプロ
グラムのコードが格納され、データセクション4には、
アプリケーションプログラムのデータが格納される。
【0019】このアプリケーションプログラムにおい
て、共通OSシステムコールが呼ばれると、組み込み装
置のCPUは、まず、ヘッダセクション1の固定オフセ
ットアドレスに格納されている参照テーブルへのポイン
タに基づいて参照テーブルへアクセスし、参照テーブル
に格納されている呼び出された共通OSシステムコール
へのポインタに基づいて、共通OSシステムコールにジ
ャンプする。
て、共通OSシステムコールが呼ばれると、組み込み装
置のCPUは、まず、ヘッダセクション1の固定オフセ
ットアドレスに格納されている参照テーブルへのポイン
タに基づいて参照テーブルへアクセスし、参照テーブル
に格納されている呼び出された共通OSシステムコール
へのポインタに基づいて、共通OSシステムコールにジ
ャンプする。
【0020】図4は、本実施形態の共通OSシステムコ
ール方法におけるアプリケーションプログラムをダウン
ロードする際の動作を示すフローチャートである。ま
ず、アプリケーションプログラムを書き込むのに必要な
領域を、組み込み型装置内部のメモリから確保し(ステ
ップA1)、確保された領域にアプリケーションプログ
ラムをダウンロードする(ステップA2)。次に、図5
に示すヘッダセクション1内の固定オフセットアドレス
に、参照テーブルへのポインタとして参照テーブルの先
頭アドレスを書き込む(ステップA3)。そして、スタ
ートアップ関数2を実行してタスクの生成および起動を
行なう(ステップA4)。
ール方法におけるアプリケーションプログラムをダウン
ロードする際の動作を示すフローチャートである。ま
ず、アプリケーションプログラムを書き込むのに必要な
領域を、組み込み型装置内部のメモリから確保し(ステ
ップA1)、確保された領域にアプリケーションプログ
ラムをダウンロードする(ステップA2)。次に、図5
に示すヘッダセクション1内の固定オフセットアドレス
に、参照テーブルへのポインタとして参照テーブルの先
頭アドレスを書き込む(ステップA3)。そして、スタ
ートアップ関数2を実行してタスクの生成および起動を
行なう(ステップA4)。
【0021】以上述べたように、本実施形態の共通OS
システムコール方法では、いずれのオペレーティングシ
ステムが前記組み込み型装置に実装されていても、当該
オペレーティングシステムのシステムコールを呼び出し
可能な共通OSシステムコールを用いてアプリケーショ
ンプログラムの開発を行なうことができるため、OSに
依存しないアプリケーションプログラムの開発が可能と
なる。
システムコール方法では、いずれのオペレーティングシ
ステムが前記組み込み型装置に実装されていても、当該
オペレーティングシステムのシステムコールを呼び出し
可能な共通OSシステムコールを用いてアプリケーショ
ンプログラムの開発を行なうことができるため、OSに
依存しないアプリケーションプログラムの開発が可能と
なる。
【0022】また、本実施形態の共通OSシステムコー
ル方法では、アプリケーションプログラムが直接、共通
OSシステムコールの呼出しを行なったが、本発明の共
通OSシステムコール方法はこれに限定されるものでは
なく、アプリケーションプログラムが直接、共通OSシ
ステムコールの呼出しを行なわずに、アプリケーション
プログラムインタフェース(以下、API)が共通OS
システムコールの呼出しを行なうようにしてもよい。図
6にAPIが共通OSシステムコールの呼出しを行う場
合の一例を示す。図6(a)はアプリケーションのソー
スコードであり、図6(b)はAPIのソースコードで
ある。図6(a)に示されるアプリケーションプログラ
ムは、APIの関数、例えば、図6(b)のyeAll
ocMemory()を読み出すことによって組み込み
型装置に対する指令を実行する。APIの関数、例えば
yeAllocMemory()は、アプリケーション
プログラムからの指令に応じ、必要に応じて共通OSシ
ステムコールの間接呼び出しを行なう。
ル方法では、アプリケーションプログラムが直接、共通
OSシステムコールの呼出しを行なったが、本発明の共
通OSシステムコール方法はこれに限定されるものでは
なく、アプリケーションプログラムが直接、共通OSシ
ステムコールの呼出しを行なわずに、アプリケーション
プログラムインタフェース(以下、API)が共通OS
システムコールの呼出しを行なうようにしてもよい。図
6にAPIが共通OSシステムコールの呼出しを行う場
合の一例を示す。図6(a)はアプリケーションのソー
スコードであり、図6(b)はAPIのソースコードで
ある。図6(a)に示されるアプリケーションプログラ
ムは、APIの関数、例えば、図6(b)のyeAll
ocMemory()を読み出すことによって組み込み
型装置に対する指令を実行する。APIの関数、例えば
yeAllocMemory()は、アプリケーション
プログラムからの指令に応じ、必要に応じて共通OSシ
ステムコールの間接呼び出しを行なう。
【0023】この場合、アプリケーションプログラムイ
ンタフェースが共通OSシステムコールの呼出しを行な
うので、アプリケーションプログラムの開発者は、OS
等のシステムプログラムに関する深い知識を持たなくて
もアプリケーションの開発を行なうことができるように
なるため、容易にアプリケーションプログラムの開発す
ることができるようになる。
ンタフェースが共通OSシステムコールの呼出しを行な
うので、アプリケーションプログラムの開発者は、OS
等のシステムプログラムに関する深い知識を持たなくて
もアプリケーションの開発を行なうことができるように
なるため、容易にアプリケーションプログラムの開発す
ることができるようになる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の共通OSシ
ステムコール方法は、以下に示す2つの利点を有する。 (1) いずれのオペレーティングシステムが組み込み
型装置に実装されていても、当該オペレーティングシス
テムのシステムコールを呼び出し可能な共通OSシステ
ムコールを用いてアプリケーションプログラムの開発を
行なうことができるため、OSに依存しないアプリケー
ションプログラムの開発が可能となる。 (2) アプリケーションプログラムインタフェースが
共通OSシステムコールの呼出しを行なうので、アプリ
ケーションプログラムの開発者は、OS等のシステムプ
ログラムに関する深い知識を持たなくてもアプリケーシ
ョンプログラムの開発を行なうことができるようになる
ため、容易にアプリケーションプログラムの開発するこ
とができるようになる。
ステムコール方法は、以下に示す2つの利点を有する。 (1) いずれのオペレーティングシステムが組み込み
型装置に実装されていても、当該オペレーティングシス
テムのシステムコールを呼び出し可能な共通OSシステ
ムコールを用いてアプリケーションプログラムの開発を
行なうことができるため、OSに依存しないアプリケー
ションプログラムの開発が可能となる。 (2) アプリケーションプログラムインタフェースが
共通OSシステムコールの呼出しを行なうので、アプリ
ケーションプログラムの開発者は、OS等のシステムプ
ログラムに関する深い知識を持たなくてもアプリケーシ
ョンプログラムの開発を行なうことができるようになる
ため、容易にアプリケーションプログラムの開発するこ
とができるようになる。
【図1】本発明の一実施形態の共通OSシステムコール
方法における共通OSシステムコールの一例を示す図で
ある。
方法における共通OSシステムコールの一例を示す図で
ある。
【図2】本発明の一実施形態の共通OSシステムコール
方法における参照テーブルの一例を示す図である。
方法における参照テーブルの一例を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態の共通OSシステムコール
方法を用いて作成されたアプリケーションプログラムが
組み込み装置のメモリにダウンロードされた際のメモリ
配置を示す図である。
方法を用いて作成されたアプリケーションプログラムが
組み込み装置のメモリにダウンロードされた際のメモリ
配置を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態の共通OSシステムコール
方法におけるアプリケーションプログラムをダウンロー
ドする際の動作を示すフローチャートである。
方法におけるアプリケーションプログラムをダウンロー
ドする際の動作を示すフローチャートである。
【図5】OSシステムコールの一例を示す図である。
【図6】APIが共通OSシステムコールの呼出しを行
なう場合の一例を示す図である。
なう場合の一例を示す図である。
1 ヘッダセクション 2 スタートアップ関数 3 テキストセクション 4 データセクション A1〜A4 ステップ
Claims (3)
- 【請求項1】 数種類のオペレーティングシステムのシ
ステムコールの中から実際に組み込み装置に実装されて
いるオペレーティングシステムのシステムコールを選択
的に呼び出し可能な共通OSシステムコールを作成し、 前記各共通OSシステムコールの開始アドレスを要素と
する参照テーブルを作成し、 前記参照テーブルを用いて前記共通OSシステムコール
を呼び出すことによって、前記組み込み装置に実装され
ているオペレーティングシステムのシステムコールを間
接的に呼び出す共通OSシステムコール方法。 - 【請求項2】 前記共通OSシステムコールは、アプリ
ケーションプログラムから直接呼び出される請求項1記
載の共通OSシステムコール方法。 - 【請求項3】 前記共通OSシステムコールは、アプリ
ケーションプログラムと前記オペレーティングシステム
との間のインタフェースであるアプリケーションプログ
ラムインタフェースによって呼び出され、 前記アプリケーションプログラムは、前記アプリケーシ
ョンプログラムインタフェースを呼び出すことによって
前記共通OSシステムコールの間接呼出しを行なう請求
項1記載の共通OSシステムコール方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000384081A JP2002182931A (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | 共通osシステムコール方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000384081A JP2002182931A (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | 共通osシステムコール方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002182931A true JP2002182931A (ja) | 2002-06-28 |
Family
ID=18851622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000384081A Pending JP2002182931A (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | 共通osシステムコール方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002182931A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006164265A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Microsoft Corp | サブシステム間のリソース共有の可能化 |
KR101445908B1 (ko) | 2011-12-27 | 2014-10-01 | 주식회사 포스코아이씨티 | 다양한 운영체제를 지원하는 제어 시스템 및 그 동작방법 |
WO2022019061A1 (ja) * | 2020-07-20 | 2022-01-27 | ソニーグループ株式会社 | 情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラム |
-
2000
- 2000-12-18 JP JP2000384081A patent/JP2002182931A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006164265A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Microsoft Corp | サブシステム間のリソース共有の可能化 |
KR101445908B1 (ko) | 2011-12-27 | 2014-10-01 | 주식회사 포스코아이씨티 | 다양한 운영체제를 지원하는 제어 시스템 및 그 동작방법 |
WO2022019061A1 (ja) * | 2020-07-20 | 2022-01-27 | ソニーグループ株式会社 | 情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラム |
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