JP2000112816A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2000112816A
JP2000112816A JP10278328A JP27832898A JP2000112816A JP 2000112816 A JP2000112816 A JP 2000112816A JP 10278328 A JP10278328 A JP 10278328A JP 27832898 A JP27832898 A JP 27832898A JP 2000112816 A JP2000112816 A JP 2000112816A
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Satoshi Tamaoki
智 玉置
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の半導体記憶装置のレイテンシ(lat
ency)を調整することによって、データ信号線群へ
のデータ信号転送効率を向上させる。 【解決手段】 メモリコントローラ7のコマンドクロッ
ク出力端子にコマンドクロック信号線701を、コマン
ドアドレス出力端子にコマンドアドレス信号線群702
をそれぞれ接続し、データクロック入力端子にデータク
ロック信号線705を、データ入出力端子にデータ信号
線群703をそれぞれ接続して、これらの信号線群70
1〜705に半導体記憶装置1を直列に接続している。
半導体記憶装置1は、各信号線701〜705の信号伝
送遅延時間がメモリコントローラ7に入出力するコマン
ドクロック信号及びデータクロック信号の周波数を超え
る場合にレイテンシを調整制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【0003】メモリ装置には図2に示すように、メモリ
コントローラ7のコマンドクロック出力端子にコマンド
クロック信号線701を、コマンドアドレス出力端子に
コマンドアドレス信号線群702をそれぞれ接続し、メ
モリコントローラ7のデータクロック入力端子にデータ
クロック信号線705を、データ入出力端子にデータ信
号線群703をそれぞれ接続し、これらの信号線群に複
数の半導体記憶装置1を直列に接続した構成のものがあ
る。
【0004】図2に示すメモリ装置に用いる従来の半導
体記憶装置1は図4に示すように、コマンドクロック入
力端子11に接続された内部コマンドクロック信号線1
01と、アドレスコマンド入力端子群12に接続した内
部コマンドアドレス信号線群102と、信号群101及
び102からの信号を入力として、DRAMコントロー
ル信号線群106及びレイテンシ(latency)制
御信号線107に信号を出力するコマンドデコーダ2
と、DRAMコントロール信号線群106からの信号を
入力として、データ入出力信号線群108を介して信号
を入出力するDRAMメモリ3と、データ入力端子群1
3に接続した内部データ入力信号線103からの信号を
入力として、データ入出力信号線群108にデータ信号
を出力するデータラッチ回路6と、データクロック入力
端子15に接続した内部データクロック信号線105か
らの信号を入力として、DLL出力信号をFIFOメモ
リ4に出力するDLL回路8と、DLL出力信号801
及びデータ入出力信号108を入力として、DLL出力
信号801のクロックエッジにあわせてデータ信号をデ
ータ出力端子群14に内部データ出力信号線群104を
介して出力するFIFOメモリ4とから構成されてい
る。
【0005】図4に示す従来の半導体記憶装置の動作例
を図6に示している。図6に示す動作波形は、図4に示
す半導体記憶装置1のレイテンシ(latency)
を”3”に設定した場合である。図6における動作波形
は、データ入出力信号線群108,コマンドクロック信
号線701,コマンドアドレス信号線群702,データ
信号線群703,データクロック信号線705,DLL
出力信号801のそれぞれメモリコントロール端,近端
メモリ端,遠端メモリ端での波形を示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6から明らかなよう
に、メモリコントローラ7の近傍の半導体記憶装置1に
おいて、メモリコントローラ端では、コマンドアドレス
信号線群702からのリードコマンドがデータクロック
信号線705にリードデータとして出力するまでのレイ
テンシは”4”であるが、メモリコントローラ7の遠端
の半導体記憶装置1においては、レイテンシは”5”で
ある。
【0007】このことは、メモリコントローラ7の近端
と遠端との半導体記憶装置1を交互に動作すると、図6
に示すように、データクロック信号線705に出力され
る信号にブランクが生じて、データ信号の転送効率が低
いという問題がある。
【0008】また、図4に示す従来例の半導体記憶装置
を用いてデータ転送効率を向上するには、メモリコント
ローラ7からの距離に応じてリードコマンドを送信する
タイミングを前後させる必要が生じてしまい、メモリコ
ントローラ回路が複雑になるという問題がある。
【0009】また、特開平8−194603号公報に開
示された半導体記憶装置においては、クロック同期式の
FIFOメモリのように、データの転送効率を向上した
メモリ装置は、データの書き込み順序と読み出し順序と
に制限が生じてしまい、ランダムアクセスメモリには、
適用できないという問題がある。
【0010】本発明の目的は、複数の半導体記憶装置の
レイテンシ(latency)を調整することによっ
て、データ信号線群へのデータ信号転送効率を向上する
半導体記憶装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る半導体記憶装置は、メモリコントロー
ラのコマンドクロック出力端子にコマンドクロック信号
線を、コマンドアドレス出力端子にコマンドアドレス信
号線群をそれぞれ接続し、データクロック入力端子にデ
ータクロック信号線を、データ入出力端子にデータ信号
線群をそれぞれ接続して、これらの信号線群に複数の半
導体記憶装置を直列に接続したメモリ装置において、前
記半導体記憶装置は、前記各信号線の信号伝送遅延時間
が前記メモリコントローラに入出力するコマンドクロッ
ク信号及びデータクロック信号の周波数を超える場合に
レイテンシを調整制御する手段を有するものである。
【0012】また、前記レイテンシ調整制御手段は、前
記メモリコントローラからの前記半導体記憶装置の距離
に応じて、前記メモリコントローラのデータ入力端子上
での各半導体記憶装置のレイテンシを調整するものであ
る。
【0013】また、前記レイテンシ調整制御手段は、前
記メモリコントローラからのコマンドクロック信号とコ
マンドアドレス信号とに基づいてデコードされたレイテ
ンシ制御信号と、前記データクロック信号線からのデー
タクロック信号とを入力として、半導体記憶装置のメモ
リコントローラに対する距離に応じたレイテンシの調整
制御用の出力クロック信号をデータ出力手段に出力する
ものである。
【0014】また、前記レイテンシ調整制御手段は、前
記メモリコントローラからのコマンドクロック信号とコ
マンドアドレス信号とに基づいてデコードされたレイテ
ンシ制御信号と、前記データクロック信号線からのデー
タクロック信号に基づいて出力されるDLL信号とを入
力として、半導体記憶装置のメモリコントローラに対す
る距離に応じたレイテンシの調整制御用の出力クロック
信号をデータ出力手段に出力するものである。
【0015】また、前記データ出力手段は、前記DLL
出力信号のクロックエッジにあわせてデータ信号を出力
するものである。
【0016】前記データ出力手段は、クロック同期式の
FIFOメモリである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
より説明する。
【0018】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1に係る半導体記憶装置を示す構成図、図2は、本発明
の実施形態1に係る半導体記憶装置を信号線群に直列に
複数接続したメモリ装置を示す構成図である。
【0019】図2に示すように、本発明の実施形態1に
係る半導体記憶装置を信号線群に直列に複数接続したメ
モリ装置は、メモリコントローラ7のコマンドクロック
出力端子にコマンドクロック信号線701を、コマンド
アドレス出力端子にコマンドアドレス信号線群702を
それぞれ接続し、メモリコントローラ7のデータクロッ
ク入力端子にデータクロック信号線705を、データ入
出力端子にデータ信号線群703をそれぞれ接続し、こ
れらの信号線群に複数の半導体記憶装置1を直列に接続
して構成されている。
【0020】図2に示すメモリ装置に用いる本発明に係
る半導体記憶装置1は基本的構成として、メモリコント
ローラ7のコマンドクロック出力端子にコマンドクロッ
ク信号線701を、コマンドアドレス出力端子にコマン
ドアドレス信号線群702をそれぞれ接続し、データク
ロック入力端子にデータクロック信号線705を、デー
タ入出力端子にデータ信号線群703をそれぞれ接続し
て、これらの信号線群701〜705に直列に接続して
用いるものであり、半導体記憶装置1は、各信号線70
1〜705の信号伝送遅延時間がメモリコントローラ7
に入出力するコマンドクロック信号及びデータクロック
信号の周波数を超える場合にレイテンシを調整制御する
手段(レイテンシ調整制御回路5)を有するものであ
る。
【0021】レイテンシ調整制御手段5は、メモリコン
トローラ7からの半導体記憶装置1の距離に応じて、メ
モリコントローラ7のデータ入力端子上での各半導体記
憶装置1のレイテンシを調整するようになっている。
【0022】また、本発明におけるレイテンシ調整制御
手段5は、2通りの構成になっている。
【0023】第1のレイテンシ調整制御手段5の構成
は、メモリコントローラ7からのコマンドクロック信号
とコマンドアドレス信号とに基づいてデコードされたレ
イテンシ制御信号と、データクロック信号線705から
のデータクロック信号とを入力として、半導体記憶装置
1のメモリコントローラ7に対する距離に応じたレイテ
ンシの調整制御用の出力クロック信号をデータ出力手段
(FIFOメモリ4)に出力するようになっている。
【0024】また、第2のレイテンシ調整制御手段5の
構成は、メモリコントローラ7からのコマンドクロック
信号とコマンドアドレス信号とに基づいてデコードされ
たレイテンシ制御信号と、データクロック信号線705
からのデータクロック信号に基づいて出力されるDLL
信号801とを入力として、半導体記憶装置1のメモリ
コントローラ7に対する距離に応じたレイテンシの調整
制御用の出力クロック信号をデータ出力手段(FIFO
メモリ4)に出力するようになっている。
【0025】本発明のデータ出力手段は、クロック同期
式のFIFOメモリを用いており、第2のレイテンシ調
整制御手段5の構成におけるデータ出力手段としてのF
IFOメモリ4は、DLL出力信号801のクロックエ
ッジにあわせてデータ信号を出力するようになってい
る。
【0026】次に、本発明の具体例を実施形態1として
説明する。
【0027】図2に示すメモリ装置に用いる本発明に係
る半導体記憶装置1は図1に示すように、入出力端子と
して、コマンドクロック入力端子11とコマンドアドレ
ス入力端子群12とデータ入力端子群13とデータ出力
端群14とデータクロック入力端子15を備えており、
さらに、コマンドデコーダ2と、DRAMメモリ3と、
データラッチ回路6と、レイテンシ制御回路5と、FI
FOメモリ4とを有している。
【0028】コマンドデコーダ2は、コマンド入力端子
11に接続した内部コマンドクロック信号線101から
のコマンドクロック信号と、コマンドアドレス入力端子
群12に接続した内部コマンドアドレス信号線群102
からのコマンドアドレス信号とを入力として、DRAM
コントロール信号線群106とレイテンシ制御信号線1
07とに信号を出力するようになっている。
【0029】DRAMメモリ3は、DRAMコントロー
ル信号線群106からのコントロール信号を入力とし
て、データ入力信号線群108との間にデータの入出力
を行なうようになっている。
【0030】レイテンシ制御回路5は、データクロック
入力端子15に接続した内部データクロック信号線10
5からのデータクロック信号と、レイテンシ制御信号線
107からのレイテンシ信号とを入力として、出力クロ
ック信号線109にデータ制御信号を出力するようにな
っている。
【0031】FIFOメモリ4は、出力クロック信号線
109からのデータ制御信号と、データ入出力信号線群
108からのデータ信号と、内部コマンドクロック信号
線群101からのコマンドクロック信号とを入力とし
て、調整されたレイテンシの下にデータ信号をデータ出
力端子群14に接続した内部データ出力信号線群104
に出力するようになっている。
【0032】データラッチ回路6は、データ入力端子群
13に接続した内部データ入力信号線群103からのデ
ータ信号と、内部コマンドクロック信号線101からの
コマンドクロック信号とを入力として、内部データ入出
力信号線108にデータ信号を出力するようになってい
る。
【0033】図1に示す本発明の実施形態1に係る半導
体記憶装置の動作例を図5に示している。
【0034】図5における動作波形は、データ入出力信
号線群108,コマンドクロック信号線701,コマン
ドアドレス信号線群702,データ信号線群703,デ
ータクロック信号線705の信号、及びDLL出力信号
801のそれぞれメモリコントロール際,メモリコント
ロールの近端,メモリコントロールの遠端での波形を示
している。ここでコマンドクロック信号705はメモリ
コントローラ装置からメモリ装置遠端へ、データクロッ
ク信号はメモリ装置遠端からメモリコントローラ装置へ
伝送する同一周期のクロック信号である。t1、t2は
コマンドクロック信号701の各メモリ装置入力端での
遅延時間を示しており、t3、t4はデータクロック信
号705のメモリ端、及びメモリコントロール装置端で
の遅延時間を示している。また、t5は遠端メモリ装置
の入力端でのコマンドクロック信号701とデータクロ
ック信号705との時間差を示している。したがって、
近端のメモリ装置1へのリードアクセスの際にメモリコ
ントローラ端子上でのコマンドからリードデータ返送ま
での時間は、 tdN=t1+(レイテンシ)+t6 +t1 =(レイテンシ)+t1+t1+t6 ただし t6は (2xt2−2xt1+t5)を周期
Tで割ったあまり同様に遠端メモリ装置1へのリードア
クセスの場合、 tdF=t2+(レイテンシ)+t5+t2 =(レイテンシ)+t2+t2+t5 である。
【0035】図1に示すメモリ装置に用いる本発明の実
施形態に係る半導体記憶装置1のコマンドクロック入力
端子11には、コマンドクロック信号がメモリコントロ
ーラ7からコマンドクロック信号線701を介して入力
し、そのコマンドクロック信号は、内部コマンドクロッ
ク信号線101を介してコマンドデコーダ2に入力す
る。
【0036】一方、半導体記憶装置1のコマンドクロッ
ク入力端子群12には、コマンドアドレス信号がメモリ
コントローラ7からコマンドアドレス信号線群702を
介して入力し、そのコマンドアドレス信号は、内部コマ
ンドアドレス信号線群102を介してコマンドデコーダ
2に入力する。
【0037】コマンドデコーダ2は、内部コマンドクロ
ック信号線101からのコマンドクロック信号と、内部
コマンドアドレス信号線群102からのコマンドアドレ
ス信号とを入力として、DRAMコントロール信号及び
レイテンシ(latency)制御信号をそれぞれ発生
し、DRAMコントロール信号をDRAMコントロール
信号線群106に、レイテンシ(latency)制御
信号をレイテンシ(latency)制御信号線107
にそれぞれ出力する。
【0038】また、半導体記憶装置1のデータ入力端子
13には、データ信号線群703からデータが入力し、
このデータは内部データ入力信号線群103を通してデ
ータラッチ回路6に入力する。
【0039】データラッチ回路6は、内部コマンドクロ
ック信号線101からのコマンドクロック信号に基づい
て、内部データ入力信号線群103からのデータをラッ
チし、データラッチ回路6は、データラッチ解除後に内
部データ入出力信号線108にデータ信号を出力する。
【0040】DRAMメモリ3は、内部データ入出力信
号線108からのデータ信号を記憶し、DRAMコント
ロール信号106に基づいて、記憶していたデータ信号
をFIFOメモリ4に出力する。
【0041】ここで、従来例では図4に示すように、デ
ータクロック入力端子15に接続した内部データクロッ
ク信号線105からの信号に基づいてDLL回路8にて
DLL出力信号801を出力しており、FIFOメモリ
4は、DLL出力信号801のクロックエッジにあわせ
て、内部データ入出力信号線108からのデータ信号を
データ出力端子群14に出力させている。
【0042】しかしながら、図4に示す従来例では、個
々に半導体記憶装置1からデータ信号の入出力を制御す
るのみであり、半導体記憶装置1のメモリコントローラ
7からの距離に拘らず、メモリコントローラ7のデータ
入力端子上でのレイテンシの調整が行なわれておらず、
上述したようにデータ信号の転送効率が低いという問題
がある。
【0043】そこで、本発明の実施形態では、複数の半
導体記憶装置1のメモリコントローラ7に対する距離に
拘らず、複数の半導体記憶装置1のレイテンシが揃うよ
うに、レイテンシ制御回路5により、複数の半導体記憶
装置1のメモリコントローラ7に対する距離に応じてレ
イテンシの調整制御を行ない、データ信号の転送効率を
向上させることを特徴とするものである。
【0044】本発明の実施形態では、メモリコントロー
ラ7に対する距離が異なって接続された各半導体記憶装
置1のレイテンシ制御回路5は、内部データクロック信
号線105からのデータクロック信号と、レイテンシ制
御信号線107からのレイテンシ制御信号とを入力とし
て、半導体記憶装置1のメモリコントローラ7に対する
距離に応じたレイテンシの調整制御を各半導体記憶装置
1毎に行ない、出力クロック信号線109にデータ制御
信号を出力する。
【0045】本発明の実施形態におけるFIFOメモリ
4は、出力クロック信号線109からのデータ制御信号
と内部コマンドクロック信号線群101からのコマンド
クロック信号とに基づいて、データ入出力信号線群10
8からのデータ信号をデータ出力端子群14に出力す
る。
【0046】したがって、本発明の実施形態1では、各
半導体記憶装置1のメモリコントール7に対する距離に
応じて、各半導体記憶装置1のFIFOメモリ4からの
データ信号は、調整されたレイテンシの下に出力するこ
ととなる。
【0047】すなわち、図1に示す本発明の実施形態1
に係る半導体記憶装置1では、内部コマンドアドレス信
号線群102からのコマンドアドレス信号に基づいて設
定されたレイテンシ(latency)をもつレイテン
シ制御信号(レイテンシ制御信号107で供給される)
に基づいて、各レイテンシ制御回路5は、メモリコント
ローラ7の近傍の半導体記憶装置1のレイテンシを例え
ば”4”に設定し、遠端の半導体記憶装置1のレイテン
シを例えば”3”に設定するデータ制御信号をFIFO
Pメモリ4にそれぞれ出力し、各FIFOPメモリ4
は、レイテンシ制御回路5によって調整制御されたレイ
テンシの下に、データ信号を出力することとなる。
【0048】そこで、遠端のメモリ装置1をレイテンシ
=N1に設定した場合のリードデータの返送にかかる時
間は先に示したように、 tdF= (N1)+t2+t2+t5 である。第5図はたとえばN1=3Tの場合でメモリコ
ントローラ端で4T<tdF<5Tであり、メモリコン
トローラ7の入力端子上でレイテンシ=5であることを
示している。一方、近端メモリ装置に対しては、 tdN= (N2)+t1+t1+t6 であり、この値が遠端部と同様に、4T<tdN<5T
となるように近端のメモリ装置1のレイテンシN2を決
めることでメモリコントローラ入力端子上でのレイテン
シを5にそろえる事ができる。つまり、(2xt2―2
xt1+t5)を周期Tで割った商(整数部分)を遠端
のメモリ装置1のレイテンシに加えた値を近端メモリ装
置のレイテンシとすることで、近端のメモリ装置と遠端
のメモリ装置のレイテンシをメモリコントローラ入力端
子上でそろえる事が可能となる。また、第2図で示すよ
うに、複数のメモリ装置に対しても近端のメモリ装置の
レイテンシ調整方法と同様に遠端のメモリ装置との時間
差からレイテンシが決定できる。したがって本発明の実
施形態では、メモリコントローラ7に対する半導体記憶
装置1の距離に拘らず、複数の半導体記憶装置1のレイ
テンシは、例えば”5”に調整され、平均化される。
【0049】本発明の実施形態では、半導体記憶装置1
に対してメモリコントローラ端に対してレイテンシが揃
うように、複数の半導体記憶装置1のレイテンシを調整
することにより、データクロック信号線群705のデー
タ信号転送効率を簡単なメモリコントローラ回路で向上
することができる。
【0050】(実施形態2)図3は、本発明の実施形態
2に係る半導体記憶装置を示す構成図である。
【0051】図3に示す本発明の実施形態2では、内部
データクロック信号105からのデータクロック信号を
入力として、DLL出力信号801を出力するDLL回
路8を有し、DLL回路8からのDLL出力信号801
をレイテンシ制御回路5に出力するようにしたものであ
る。
【0052】図3に示す本発明の実施形態2によれば、
レイテンシ調整回路5にDLL回路8からのDLL出力
信号801を入力することにより、FIFOメモリ4か
ら出力するデータ信号の位相を調整することができると
いう利点がある。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、メモリコ
ントローラに対する半導体記憶装置の距離が異なる場合
に、そのレイテンシが揃うように、複数の半導体記憶装
置のレイテンシを調整することにより、データ出力信号
線群へデータ信号転送効率を簡単なメモリコントローラ
回路で向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置を示
す構成図である。
【図2】信号線群に複数の半導体記憶装置を直列に接続
したメモリ装置を示す構成図である。
【図3】本発明の実施形態2に係る半導体記憶装置を示
す構成図である。
【図4】図2に示されるメモリ装置に用いる従来例の半
導体記憶装置を示す構成図である。
【図5】図2に示されるメモリ装置に用いる本発明の実
施形態1に係る半導体記憶装置の動作波形である。
【図6】図2に示されるメモリ装置に用いる従来の実施
形態1に係る半導体記憶装置の動作波形である。
【符号の説明】
1 半導体記憶装置 2 コマンドデコーダ 3 DRAMメモリ 4 FIFOメモリ 5 レイテンシ制御回路 6 データラッチ回路 7 メモリコントローラ 8 DLL回路 11 コマンドクロック入力端子 12 コマンドアドレス入力端子群 13 データ入力端子群 14 データ出力端子群 15 データクロック入力端子 101 内部コマンドクロック信号線 102 内部コマンドアドレス信号線群 103 内部データ入力信号線群 104 内部データ出力信号線群 105 内部データクロック信号線 106 DRAMコントロール信号線群 107 レイテンシ制御信号線 108 データ入出力信号線群 109 出力クロック信号線 701 コマンドクロック 702 コマンドアドレス信号線群 703 データ信号線群 705 データクロック信号線 801 DLL出力信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリコントローラのコマンドクロック
    出力端子にコマンドクロック信号線を、コマンドアドレ
    ス出力端子にコマンドアドレス信号線群をそれぞれ接続
    し、データクロック入力端子にデータクロック信号線
    を、データ入出力端子にデータ信号線群をそれぞれ接続
    して、これらの信号線群に複数の半導体記憶装置を直列
    に接続したメモリ装置において、 前記半導体記憶装置は、前記各信号線の信号伝送遅延時
    間が前記メモリコントローラに入出力するコマンドクロ
    ック信号及びデータクロック信号の周波数を超える場合
    にレイテンシを調整制御する手段を有するものであるこ
    とを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記レイテンシ調整制御手段は、前記メ
    モリコントローラからの前記半導体記憶装置の距離に応
    じて、前記メモリコントローラのデータ入力端子上での
    各半導体記憶装置のレイテンシを調整するものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記レイテンシ調整制御手段は、前記メ
    モリコントローラからのコマンドクロック信号とコマン
    ドアドレス信号とに基づいてデコードされたレイテンシ
    制御信号と、前記データクロック信号線からのデータク
    ロック信号とを入力として、半導体記憶装置のメモリコ
    ントローラに対する距離に応じたレイテンシの調整制御
    用の出力クロック信号をデータ出力手段に出力するもの
    であることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 前記レイテンシ調整制御手段は、前記メ
    モリコントローラからのコマンドクロック信号とコマン
    ドアドレス信号とに基づいてデコードされたレイテンシ
    制御信号と、前記データクロック信号線からのデータク
    ロック信号に基づいて出力されるDLL信号とを入力と
    して、半導体記憶装置のメモリコントローラに対する距
    離に応じたレイテンシの調整制御用の出力クロック信号
    をデータ出力手段に出力するものであることを特徴とす
    る請求項2に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記データ出力手段は、前記DLL出力
    信号のクロックエッジにあわせてデータ信号を出力する
    ものであることを特徴とする請求項4に記載の半導体記
    憶装置。
  6. 【請求項6】 前記データ出力手段は、クロック同期式
    のFIFOメモリであることを特徴とする請求項3,4
    又は5に記載の半導体記憶装置。
JP10278328A 1998-09-30 1998-09-30 半導体記憶装置 Pending JP2000112816A (ja)

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