JP2000112390A - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

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JP2000112390A
JP2000112390A JP27845098A JP27845098A JP2000112390A JP 2000112390 A JP2000112390 A JP 2000112390A JP 27845098 A JP27845098 A JP 27845098A JP 27845098 A JP27845098 A JP 27845098A JP 2000112390 A JP2000112390 A JP 2000112390A
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JP27845098A
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Tokumasa Furukawa
▲徳▼昌 古川
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量の増加を防ぎ、冷却効率を向上し、粉塵
が内部に入り込むことがなくなるディスプレイ装置を提
供すること。 【解決手段】 画像を表示するディスプレイパネル22
と、前記ディスプレイパネル22の周囲部分にディスプ
レイ保持フレーム組立20を固定することで、前記ディ
スプレイパネル22を機械強度的に保持する枠構造体1
4を構成し、前記枠構造体14を収容して前記ディスプ
レイパネル22の画面を外部に表す収容体18と、前記
枠構造体14において熱的に分散して配置されて、前記
ディスプレイパネル22に信号や電源を与えるための回
路基板と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイ装置
(表示装置ともいう)、特に平板状に形成されているデ
ィスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機等の表示装置として
広く用いられている陰極線管(Cathode Ray
Tube:CRT)は、奥行方向の寸法がかなり大き
く、薄型化が難しい。このようなCRTを有する表示装
置に代えて、平板状、あるいはフラット型の表示パネル
を用いた薄型の表示装置が各種提案されている。
【0003】この種の表示装置としては、たとえばプラ
ズマディスプレイパネル(PDP)や、プラズマ技術と
液晶表示装置の技術を用いたいわゆるプラズマ液晶パネ
ルを有する表示装置がある。この種のプラズマ液晶表示
装置(プラズマアドレス液晶:PALC)は、簡単に言
えば大型の液晶表示装置(LCD)の構造に似ている
が、たとえば背面側にバックライトと呼ばれる照明具が
必要である。背面側のバックライトの光は、偏光フィル
タと液晶の配列制御で調整して、カラーフィルタを通し
て色を付けることでカラー表示することができるように
なっている。
【0004】図27と図28は、従来の平板型のディス
プレイ装置を示している。図27に示す従来のディスプ
レイ装置では、冷却ファン2000が機器内部に配置さ
れており、吸気口2001がディスプレイ下部に設けら
れているとともに排気口2002はディスプレイ上部に
設けられている。回路基板2003は機器の内部であっ
て裏面付近に設けられた発熱源であり、冷却風2004
は機器内部の冷却ファン2000により流れるようにな
っている。シールドケース2006は回路基板2003
を覆っている。図28の従来のディスプレイ装置では、
吸気口3001がディスプレイ側面部に設けられてお
り、排気用冷却ファン口3005がディスプレイのもう
一方の側面部に設けられている。回路基板3003は機
器内部と裏面付近に設けられた発熱源であり、冷却風3
004は冷却ファン3005により機器内部を流れるよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな構造の従来のディスプレイ装置では、その機器の内
部であって、しかもディスプレイパネルの裏面付近に発
熱源である回路基板を設定しているので、次のような弊
害が発生する。 (1)ディスプレイ装置の厚みWAが増加してしまい、
大型化が避けられない。 (2)ディスプレイ装置内部の冷却効果が低下してコス
ト増を招く。すなわち、発熱源である回路基板の存在面
積が大きく、冷却風を満遍なく流す必要性から、排気用
冷却ファン口3005で示すように少なくとも2個以上
の、好ましくは多数の冷却ファンを配置して、ディスプ
レイ装置全体に亘り冷却風を流さなければならずコスト
高になってしまう。また冷却効果が低下することから重
量が増してしまう。すなわち、ディスプレイパネルに対
する回路基板の存在面積が大きく、冷却風を満遍なく流
しながら隅々まで効率よく冷却風を送風することが困難
である。このために、発熱源である回路基板に対して自
発的放熱を促す必要性から、回路基板に対して多数の大
型のヒートシンク(放熱フィン)を設けなければならな
い。従ってディスプレイ装置全体の重量が増してしま
う。
【0006】(3)冷却風を内部に入れることで、粉塵
がディスプレイ装置の内部に入り込む。すなわち、発熱
源である回路基板の存在面積が大きく、冷却風を満遍な
く流す必要性から、少なくとも2個以上、好ましくは多
数の冷却ファンを配置してディスプレイ装置全体に満遍
なく冷却風を流さなければならない。このために大量の
粉塵がディスプレイ装置の内部に入り込み、画面内を還
流する強制冷却風により粉塵が表示画面に付着する結
果、時間経過によるディスプレイパネルへの粉塵の堆積
により画質を損なってしまう。そこで本発明は上記課題
を解消し、重量の増加を防ぎ、冷却効率を向上し、粉塵
が内部に入り込むことがなくなるディスプレイ装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、画像
を表示するディスプレイパネルと、前記ディスプレイパ
ネルの周囲部分に固定して枠構造体を構成し、前記ディ
スプレイパネルを機械強度的に保持するディスプレイ保
持フレーム組立と、前記枠構造体を収容して前記ディス
プレイパネルの画面を外部に表す収容体と、前記枠構造
体の周囲に関連して熱的に分散して配置されて、前記デ
ィスプレイパネルに信号や電源を与えるための回路基板
と、を備えることを特徴とするディスプレイ装置であ
る。請求項1の発明では、枠構造体のディスプレイ保持
フレーム組立によりディスプレイパネルを機械強度的に
保持する。回路基板は、枠構造体の周囲に関連して熱的
に分散して配置されておりディスプレイパネルに信号や
電源を与えるようになっている。これにより、回路基板
がディスプレイの周囲部分である枠構造体に熱的に分散
して配置されていることから、回路基板をディスプレイ
パネルの裏側に配置する必要がなく、ディスプレイ装置
の厚みを小さくすることができる。また回路基板が枠構
造体において熱的に分散して配置されていることから、
回路基板が熱的に集中して配置されることがないので、
熱が一箇所に集中せず冷却効果の低下を防ぐことができ
る。
【0008】請求項2の発明では、請求項1に記載のデ
ィスプレイ装置において、前記収容体は、前記ディスプ
レイパネルの画面を表出する画面枠と、前記画面枠を閉
じるリアカバーを備え、前記回路基板から発生する熱を
前記収容体から外部に排出するための強制排気用の風路
構造部が前記ディスプレイパネルの周囲部分に沿って設
けられている。これにより、強制排気のための風路構造
部がディスプレイパネルの周囲部分に沿って設けられて
いることから、回路基板から発生する熱を外部に強制排
気する場合に、ディスプレイパネルの周囲部分に沿って
その強制排気用の風が通るので、その風に粉塵が含まれ
ていたとしても、その粉塵はディスプレイパネル側には
全く入り込まない。このためディスプレイパネルの画質
の低下がない。
【0009】請求項3の発明では、請求項2に記載のデ
ィスプレイ装置において、前記回路基板は、前記ディス
プレイパネルに信号を与える信号処理回路と、前記ディ
スプレイパネルに電源を与える電源回路を含み、前記風
路構造部は、前記収容体の前記画面枠、前記枠構造体及
び前記リアカバーの組み合わせにより形成されている。
これにより、通風専用の特別な別体構造を用いずに、収
容体を構成する画面枠、枠構造体及びリアカバーの組み
合わせにより風路構造部を形成させることができる。
【0010】請求項4の発明では、請求項3に記載のデ
ィスプレイ装置において、前記リアカバーには、前記風
路構造部に空気を入れる吸気部と、前記風路構造部から
空気を外部に排出する排気部と、を有する。これによ
り、リアカバーの吸気部から風路構造部に空気を取り入
れて、リアカバーの排気部から風路構造部からの空気を
外部に排出するようになっているので、仮に空気に粉塵
を含んでいたとしても、リアカバー側でその出し入れを
行うことから、前面側のディスプレイパネルにはその粉
塵が付着しない。
【0011】請求項5の発明では、請求項4に記載のデ
ィスプレイ装置において、前記排気部には、排気用のフ
ァンが設けられている。これにより、排気用のファンが
強力に風路構造部からの空気を外部に排出することがで
き、回路基板の冷却効率をより向上させることができ
る。
【0012】請求項6の発明は、画像を表示するディス
プレイパネルと、前記ディスプレイパネルの周囲部分に
固定して枠構造体を構成し、前記ディスプレイパネルを
機械強度的に保持するディスプレイ保持フレーム組立
と、前記枠構造体を収容して前記ディスプレイパネルの
画面を外部に表す収容体と、前記枠構造体に熱的に分散
して配置されてしかも機械的に保持されて、前記ディス
プレイパネルに信号を与えるための信号処理基板と、を
備えることを特徴とするディスプレイ装置である。枠構
造体はディスプレイ保持フレーム組立によりディスプレ
イパネルの周囲部分を機械強度的に保持する。収容体は
枠構造体を収容してディスプレイパネルの画面を外部に
表す。信号処理基板は、枠構造体に熱的に分散して配置
されてしかも機械的に保持されてディスプレイパネルに
信号を与えるようになっている。これにより、信号処理
基板は、枠構造体に機械的に保持されているとともに熱
的に分散して配置されていることから、信号処理基板を
ディスプレイパネルの裏側に配置する必要がなく、ディ
スプレイ装置の厚みを減らすことができる。しかも信号
処理基板が熱的に分散して配置されているので熱が一箇
所に集中せず冷却効率の低下を防ぐことができる。
【0013】請求項7の発明は、画像を表示するディス
プレイパネルと、前記ディスプレイパネルの周囲部分に
固定して枠構造体を構成し、前記ディスプレイパネルを
機械強度的に保持するディスプレイ保持フレーム組立
と、前記枠構造体を収容して前記ディスプレイパネルの
画面を外部に表す収容体と、前記収容体内に熱的に分散
して配置されてしかも機械的に保持されて、前記ディス
プレイパネルに電源を与えるための電源基板と、を備え
ることを特徴とするディスプレイ装置である。枠構造体
はディスプレイ保持フレーム組立を用いてディスプレイ
パネルの周囲部分を機械強度的に保持する。収容体は枠
構造体を収容してディスプレイパネルの画面を外部に表
す。電源基板は、枠構造体に熱的に分散して配置されて
しかも機械的に保持されて、ディスプレイパネルに電源
を与える。これにより電源基板は枠構造体に熱的に分散
して配置されしかも機械的に保持されているので、電源
基板をディスプレイパネルの裏側に配置する必要がな
く、ディスプレイ装置の厚みを減らすことができる。ま
た電源基板は熱的に分散して配置されているので熱が一
箇所に集中せずに電源基板の冷却効率の低下を防ぐこと
ができる。
【0014】請求項8の発明は、画像を表示するディス
プレイパネルと、前記ディスプレイパネルの周囲部分に
固定して枠構造体を構成し、前記ディスプレイパネルを
機械強度的に保持するディスプレイ保持フレーム組立
と、前記枠構造体を収容して前記ディスプレイパネルの
画面を外部に表す収容体と、前記枠構造体に熱的に分散
して配置されてしかも機械的に保持されて、前記ディス
プレイパネルに信号を与えるための信号処理基板及び前
記ディスプレイパネルに駆動信号を与える駆動基板と、
前記駆動基板と前記信号処理基板とが間隔をおいて配置
されており、前記駆動基板と前記信号処理基板が、前記
駆動基板と前記信号処理基板から発生する熱を前記収容
体から外部に排出するための強制排気用の風路構造部の
一部分を構成していることを特徴とするディスプレイ装
置である。
【0015】枠構造体はディスプレイ保持フレーム組立
を用いてディスプレイパネルの周囲部分を機械強度的に
保持する。収容体は枠構造体を収容してディスプレイパ
ネルの画面を外部に表す。信号処理基板と駆動基板は、
枠構造体に熱的に分散して配置されてしかも機械的に保
持されて、ディスプレイパネルを駆動する。信号処理基
板と電源基板が、枠構造体に熱的に分散して配置されて
しかも機械的に保持されているので、駆動基板をディス
プレイパネルの裏側に配置する必要がなく、ディスプレ
イ装置の厚みを減らすことができる。しかも信号処理基
板と電源基板が枠構造体に熱的に分散して配置されてい
るので、熱が一箇所に集中せずに冷却効率の低下を防ぐ
ことができる。そして、電源基板の駆動基板と信号処理
基板とが間隔をおいて配置されており、駆動基板と信号
処理基板が発生する熱を収容体から外部に排出するため
の強制排気用の風路構造部の一部分を、駆動基板と信号
処理基板が構成していることから、両基板が発生する熱
を効率よく冷却することができる。
【0016】請求項9の発明では、請求項8に記載のデ
ィスプレイ装置において、前記駆動基板と前記信号処理
基板は、前記枠構造体側の電気接続コネクタにおいて向
い合って接続されている。
【0017】請求項10の発明では、請求項8に記載の
ディスプレイ装置において、前記駆動基板が前記枠構造
体に固定されており、前記枠構造体は金属製であって前
記風路構造部の一部分を構成している。これにより枠構
造体が風路構造部の一部分であるとともに、金属製であ
るので、ヒートシンクの役割を果たすことから、駆動基
板の熱を効率よく冷却することができる。
【0018】請求項11の発明は、画像を表示するディ
スプレイパネルと、前記ディスプレイパネルの周囲部分
に固定して枠構造体を構成し、前記ディスプレイパネル
を機械強度的に保持するディスプレイ保持フレーム組立
と、前記枠構造体を収容して前記ディスプレイパネルの
画面を外部に表す収容体と、前記枠構造体において熱的
に分散して配置されて、前記ディスプレイパネルに信号
や電源を与えるための回路基板と、を備え、さらに、前
記回路基板から発生する熱を前記収容体から外部に排出
するための強制排気用の風路構造部と、前記ディスプレ
イ保持フレーム組立の角部には、前記風路構造部内の通
風を促進するための通風穴と、を有することを特徴とす
るディスプレイ装置である。枠構造体はディスプレイ保
持フレーム組立を用いてディスプレイパネルの周囲部分
を機械強度的に保持する。収容体は枠構造体を収容して
ディスプレイパネルの画面を外部に表す。
【0019】回路基板は、枠構造体において熱的に分散
して配置されてディスプレイパネルに信号や電源を与え
る。強制排気用の風路構造部は、回路基板から発生する
熱を収容体から外部に排出する。この場合にディスプレ
イ保持フレーム組立の角部に設けられた通風穴が、風路
構造部内の通路を促進することができる。これにより、
回路基板がディスプレイの周囲部分である枠構造体に熱
的に分散して配置されていることから、回路基板をディ
スプレイパネルの裏側に配置する必要がなく、ディスプ
レイ装置の厚みを小さくすることができる。また回路基
板が枠構造体において熱的に分散して配置されているこ
とから、回路基板が熱的に集中して配置されず、冷却効
果の低下を防ぐことができる。強制排気用の風路構造部
があることから、回路基板が発生する熱風を強制排気に
より冷却できる。そして通風穴がその時の冷却用の風を
効率よく通すことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0021】図1と図2は、本発明のディスプレイ装置
の好ましい実施の形態を示す分解斜視図である。このデ
ィスプレイ装置10は、平板型あるいはフラット型のデ
ィスプレイ装置とも呼ばれており、大型サイズから小型
サイズの各種のものがあり、左右幅及び上下幅に比べ
て、奥行(厚み)がかなり小さくできることから、据置
き型の表示装置あるいは壁掛け型の表示装置等として大
画面表示を行うことができる特質を持っている。ディス
プレイ装置10の例としては、たとえばプラズマディス
プレイパネル(PDP)やプラズマトロンディスプレイ
あるいはプラズマアドレス液晶(PALC)表示装置等
と呼ばれる比較的大型の表示装置である。
【0022】図1において、このディスプレイ装置10
は、フロントベズル(収容体の画面枠)12、ディスプ
レイパネル組立14及びリアカバー16等を有してい
る。フロントベズル12は、リアカバー16とにより収
容体18を構成するものであり、この収容体18の中に
はディスプレイパネル組立14を収容する。ディスプレ
イパネル組立14は、枠構造体であり、ディスプレイ保
持フレーム組立20とディスプレイパネル22を有して
いる。ディスプレイ保持フレーム組立20がディスプレ
イパネル22の周囲部分22Aに対して、たとえば接着
により固定されることにより、ディスプレイパネル組立
14が構成されるようになっている。リアカバー16の
中央部であってかつ上下位置には、それぞれ一つずつ吸
気口(吸気部)24,24が形成されている。上側の吸
気口24の左右位置には、排気ファン(排気部)26,
26が設けられている。これらの排気ファン26,26
は、後で説明する排気口に対応して設けられている。
【0023】フロントベズル12とリアカバー16はた
とえば金属あるいはプラスチックにより作ることがで
き、ディスプレイ保持フレーム組立20は放熱性の優れ
た鉄やアルミニウム等の金属により作ることができる。
ディスプレイパネル22は画像形成部であり、このディ
スプレイパネル22には照明具であるバックライトユニ
ット、拡散板及び偏光フィルタ等を配置することができ
る。
【0024】図1のディスプレイ装置10を組立てる場
合には、まず矢印A1で示すようにディスプレイパネル
22の周囲部分22Aに対してディスプレイ保持フレー
ム組立20をたとえば接着により固定する。このように
組立てられたディスプレイパネル組立14を、フロント
ベズル12の中に矢印A2に示すように収容するととも
に、矢印A3で示すようにリアカバー16をフロントベ
ズル12側に取り付ける。図2は、このように構成され
たディスプレイ装置10を背面側から示している。
【0025】このディスプレイ装置10には、図3に示
すようないわゆる好ましくはトーラス状な風路構造部3
0が形成されている。図1に示すフロントベズル12、
リアカバー16、ディスプレイパネル組立14により、
四辺部分を有する風路構造部30が構成される。この風
路構造部30は、図1のフロントベズル12の内面12
A、ディスプレイパネル組立14の外面14A、リアカ
バー16の内面16A等により主に形成されている。風
路構造部30のリアカバー16側には、排気ファン2
6,26が配置されているとともに、吸気口24,24
が配置されている。図3の風路構造部30の吸気口2
4,24から吸気風Wが吸入される。排気ファン26を
作動させることにより、スムーズに吸気風Wが吸気口2
4,24から風路構造部30内に入る。入った吸気風W
は冷却風W1として、この風路構造部30内を通り、排
気風WEとして排気ファン26側により排気口から外部
に排出されるようになっている。
【0026】この場合に、図3の風路構造部30に面し
て配置される回路基板の発熱量のバランスに応じて、た
とえば図4と図5に示すように、冷却ファン26の数を
増やしたりあるいは冷却ファン26の径を小口径にした
りあるいは冷却ファン26の位置を、トーラス状の風路
構造部30の任意の位置にずらすか、あるいは吸気口2
4の大きさを加減することも可能である。
【0027】図4の例では、比較的小口径の冷却ファン
26が合計6個風路構造部30の排気口に対応して設け
られている。図5の風路構造部30では、上側の吸気口
24が比較的小さくなっており、下側の吸気口24はや
や大きくなっている。紙面において右側の冷却ファン2
6は風路構造部30の上側に位置し、もう一つの左側の
冷却ファン26は風路構造部30の中間位置に位置され
ている。しかも、図5の穴28のように、トーラス状の
風路構造部30の任意の箇所にこのような穴28が開い
ていても、トーラス状の風路構造部30の全体を流れる
風W2の冷却効果を損なわない程度であれば、このよう
な穴28を任意の箇所に設けてもよい。
【0028】図6は、図1のディスプレイパネル22の
詳細構造を示しており、ディスプレイパネル22の裏面
から見た図である。このディスプレイパネル22は、上
述したようにたとえば液晶表示装置を用いることがで
き、表示部分40は、その周囲に無表示部分41を有し
ている。表示部分40は、コラムドライバーー基板(駆
動基板)42、プラズマドライバー基板44を備えてい
る。コラムドライバー基板42はコラムドライバー接続
用フレキシブル基板43により表示部分40側に電気的
に接続されている。プラズマドライバー基板44は、フ
レキシブル基板45により表示部分40に接続されてい
る。表示部分40の画像表示面は、図6においては反対
面である。
【0029】図7は、図6のディスプレイパネル22の
無表示部分41に対して、両面接着剤46を配置した例
を示している。この両面接着剤46,46を用いて、デ
ィスプレイ保持フレーム組立20を、図7のディスプレ
イパネル22の無表示部分41に対して図8に示すよう
にして張り付ける。このことは図1にも示している。図
8のディスプレイ保持フレーム組立20は、図1に示す
ディスプレイ保持フレーム組立20であり、このディス
プレイ保持フレーム組立20は、上辺部50と下辺部5
1及び左辺部52、右辺部53から構成されている。図
9は、図8のX−X線における断面図であり、図8と図
9の上辺部50と下辺部51は、断面で見てL字型を有
し、図8と図9の左辺部52と右辺部53は、角パイプ
である。これら上辺部50、下辺部51、左辺部52及
び右辺部53により、ディスプレイ保持フレーム組立2
0が構成されている。図9において、ディスプレイ保持
フレーム組立20の上辺部50と下辺部51は、それぞ
れ面FAとFBを有しており、面FAはディスプレイパ
ネル22に固定され、面FBは図3のトーラス状の風路
構造部30の通風路の側壁の一部を構成している。
【0030】次に図10と図11を参照して、図8に示
すコラムドライバー基板42を、上辺部50と下辺部5
1に対して固定する作業について説明する。この場合に
は、コラムドライバー基板42のフレキシブル基板43
が、図10のラインY−Yにより折り曲げられて、図1
0と図11に示すように、上辺部50の面FCと下辺部
51の面FCに対してたとえば接着剤により固定されて
いる。図11では、フレキシブル基板43の途中部分が
折り曲げられて、面FCに対してコラムドライバー基板
42が固定された状態を示している。この接着段階にお
いて、コラムドライバー基板42は、対応するディスプ
レイ保持フレーム組立20の上辺部50あるいは下辺部
51側に機械的に固定される。そしてこれらの上辺部5
0と下辺部51がたとえば金属製、好ましくはアルミニ
ウム製であれば、コラムドライバー基板42が作動時に
発生する熱を、この上辺部50と下辺部51により冷却
と放熱発散させることができるとともに、上辺部50と
下辺部51は図3の風路構造部30の通風路の一部を構
成していることから、効率よくコラムドライバー基板4
2から発生する熱を発散冷却することができる。つまり
この上辺部50と下辺部51はコラムドライバー基板4
2のヒートシンク機能を兼ねている。コラムドライバー
基板42は作動時に発熱量が多いので、このような構造
を採用することにより、ディスプレイ装置の内部の放熱
の効率を高めることができる。
【0031】図11においては、バックライトユニット
60を示している。このバックライトユニット60は、
図11の矢印C方向に沿って、表示部分40の裏側に配
置される。バックライトユニット60が配置された様子
は図14と図15に示している。このバックライトの構
造例としては図12と図13に示している。バックライ
トユニット60には、図12のように複数本の蛍光管6
1を平行に配置する。これらの蛍光管61の発熱源であ
る管端部63が集合ホルダ62により機械的に保持され
ると同時に、反射板64に対しては平行に並べて配置さ
れている。蛍光管61が発生する光は反射板64で反射
されて、図14と図15の表示部分40の裏面側に照射
される。これにより表示部分40に表示される画像はこ
のバックライトの光により明るくすることができる。
【0032】組立てられた図14と図15のバックライ
トユニット60は、ディスプレイ保持フレーム組立20
内に接触するように組み込まれて、最終的に図3の左右
トーラス状の風路構造部30の内壁の一部として構成さ
れる。これによりバックライトユニット60の各蛍光管
61の管端部63が発生する熱は、たとえば金属製のデ
ィスプレイ保持フレーム組立20を介して風路構造部3
0に流れる冷却風により冷却される構造になっている。
【0033】次に、図14〜図17を参照して、上述し
たコラムドライバー基板42(パネル駆動ドライバー基
板ともいう)と、信号処理基板(画像処理基板ともい
う)70の熱的な分散配置と、コラムドライバー基板4
2と信号処理基板70を効率よく冷却する構造例につい
て説明する。図14は、図10のZ−Z線における断面
構造を示しており、図15は、図14の断面構造に対し
て、さらに信号処理基板70を追加配置した構造例を示
している。
【0034】図14と図15に示すコラムドライバー基
板42と信号処理基板70は、作動時には発熱をする
が、これらのコラムドライバー基板42と信号処理基板
70は、上辺部50と下辺部51にそれぞれ熱的に分散
して配置されていることが特徴的である。コラムドライ
バー基板42は、すでに述べたように、上辺部50の面
FCに接着して固定されており、各コラムドライバー基
板42は、表示部分40と平行になっている。上辺部5
0と下辺部51にはそれぞれ複数の基板を接続する接続
コネクタ80が取り付けられている。各コラムドライバ
ー基板42はこの電気的な接続コネクタ80に対して電
気的に接続されている。
【0035】一方、信号処理基板70は、接続基板(接
続コネクタ)80に対してそれぞれやはり取り付けられ
ている。信号処理基板70はコラムドライバー基板42
に平行で、かつ接続コネクタ80に対して垂直に電気的
に接続されている。しかも、信号処理基板70とコラム
ドライバー基板42の間には間隔Jが設けられている。
この間隔Jは、コラムドライバー基板42、接続基板
(接続コネクタ)80及び信号処理基板70が断面で見
てU字型に配置されていることから設けられているもの
であり、間隔Jは、風路構造部30の中の通風路Dを構
成している。これにより、コラムドライバー基板42と
信号処理基板70は、通風路Dにより効率的に冷却する
ことができる。図16と図17は、上述したコラムドラ
イバー基板42と信号処理基板70が接続コネクタ80
で接続される様子を示している。
【0036】図18は、上述のようにして組立てられた
ディスプレイパネル組立14、バックライトユニット6
0、コラムドライバー基板42及び信号処理基板70等
が、フロントベズル12とリアカバー16内に収容され
る状態を示し、図19はこれらのフロントベズル12と
リアカバー16が完全に組立てられた様子を示す図であ
る。フロントベズル12は、ディスプレイパネル組立1
4側にE方向に沿って組立てられ、リアカバー16はG
方向に沿って組立てられる。この時に、リアカバー16
の上部には、すでに排気ファン26が固定されている。
排気ファン26は、図19において上辺部50側の信号
処理基板70の横に位置決めされる。フロントベズル1
2の開口部12Fは、表示部分40の表示面(表面)を
外部に表すことができる開口部である。図19のように
組立てた状態では、信号処理基板70とコラムドライバ
ー基板42の間には風路Dが形成されるとともに、信号
処理基板70とリアカバー16の間には別の風路D1が
形成されている。風路D,D1は図3の風路構造部30
の一部分である。これにより、信号処理基板70の冷却
効率をさらに大きくすることができる。
【0037】図20は、左右のコラムドライバー基板4
2,42と、左右の信号処理基板70,70が、接続基
板80を用いて、電気的に接続される例を示している。
接続部分91が接続基板80において4箇所形成されて
おり、コラムドライバー基板42,42及び信号処理基
板70,70にもそれぞれ接続部分91が形成されてい
る。これらの接続部分91は、a1−a2の間、a1−
a3の間、a1−a4の間、a2−a3の間、a2−a
4の間、a3−a4の間の合計6方向の電気的相互接続
をすべて実現することができる。この接続基板80の配
置位置に対応して、図3の吸気口24を対応して設ける
ことにより、吸気を妨害する遮蔽物が無しに効果的な接
続基板80付近の冷却を行なうことができる。
【0038】図21は、図20に対応して示すコラムド
ライバー基板42と信号処理基板70の他の接続具体例
である。図21の例では、フレキシブルケーブル(ある
いはハーネス等)95,96及び97を用いて、接続部
分91を接続しなければならない。このような3種類の
フレキシブルケーブル95,96,97を接続すると、
通風路を閉塞させるために、冷却風の流れが阻害されて
しまうとともに、コスト高と組立工数の増加をきたして
しまう。このようなことを防ぐために、図20のような
接続基板80を用いることが好ましく、しかも上述した
ような吸気口24を対応して配置することにより冷却効
果を上げるとともに、組立工数及び部品点数を減らすこ
とができる。
【0039】図22は、上下合計4箇所のコラムドライ
バー基板42に対しては、回路基板100からデジタル
画像データーDDと駆動クロックCLを供給する必要が
あることから、このような供給回路例を示している。回
路基板100にはデジタル画像データー供給源102と
駆動クロック発生源101を備えており、駆動クロック
発生源101は駆動クロックCLを上側の2つのコラム
ドライバー基板42に送る。デジタル画像データー供給
源102は上側の2つのコラムドライバー基板42と下
側の2つのコラムドライバー基板42にデジタル画像デ
ーターを送る。この場合に回路基板100はフレキシブ
ル基板103を用いて、それぞれコラムドライバー基板
42に接続されている。また左右位置に位置しているコ
ラムドライバー基板42は別のフレキシブル基板104
により接続されている。
【0040】図23は図22とはまた別の例を示してお
り、左右上下合計4つのコラムドライバー基板42が、
回路基板100に対してフレキシブル基板105,10
7を介して接続されている。隣同志のコラムドライバー
基板42はフレキシブル基板108,109を介して接
続されている。図22と図23のようにこれらのコラム
ドライバー基板42を電気的に接続して配置することも
可能であるが、比較的このような方式を採用するとディ
スプレイ装置の厚さが大きくなるために、図24のよう
な構造を採用するとさらに好ましい。
【0041】図24では、デジタル画像データー供給源
102と駆動クロック発生源101が回路基板110に
搭載されている。回路基板110は、各コラムドライバ
ー基板42に対して基板112,113,114及びフ
レキシブル基板115,116を介して電気的に接続さ
れている。いずれにしても図20に示す接続基板80に
よりコラムドライバー基板42と信号処理基板70を電
気的に接続したりあるいは図22から図24のように各
コラムドライバー基板を電気的に接続する例を採用すれ
ば、本発明の冷却方法を効率よく実施するには有効であ
る。
【0042】図25と図26は、フロントベズル12の
中であって、しかもディスプレイパネル組立14の周囲
に、電源基板130,131,132,133が配置さ
れた例を示している。電源基板130,130の上には
それぞれ排気ファン26が設けられている。すなわちデ
ィスプレイパネル22の左右側には、駆動基板130〜
133が配置されており、これらの電源基板130はフ
ロントベズル12の内部にサポート(基板取り付け端
子)140を介して直接固定されている。このようにす
れば電源基板130,131,132,133とフロン
トベズル12の内面の間の風路と、電源基板とリアカバ
ーの間に矢印AR10,AR11で示すように風路が形
成される。これらの風路は図3の風路構造部30の一部
であり、電源基板を効率良く冷却できる。これに対して
ディスプレイパネル22の上辺部と下辺部分に対応し
て、信号処理基板42等が配置されている。これらの信
号処理基板42等はディスプレイパネル組立14の上辺
部50と下辺部51に対してそれぞれ固定されている。
【0043】本発明の実施の形態では、ディスプレイパ
ネル22の周囲にディスプレイ保持フレーム組立20を
接着して、ディスプレイパネル22を保持している構造
であり、保持機能を有するディスプレイパネル組立14
自身が、機械的強度を維持する役割を担うと共に、周囲
に配置した熱源である各種信号処理基板を熱的に分散
し、放熱効果を高める。ディスプレイパネル22の画面
枠の周囲に独立したトーラス状の風路構造部30を形成
し、風の流れを形成することによって強制換気を行い、
内蔵の回路基板からの発熱を効率よく排する。
【0044】ディスプレイパネル画面枠の周囲に独立し
たトーラス状の風路構造部30を形成し、風の流れを形
成することによって強制換気を行い、内蔵の回路基板か
らの発熱を効率よく排する。風路構造部30は、フロン
トベズル12と、ディスプレイパネル組立14と、リア
カバー16の組合わせにより行うことにより、通風専用
の別構造体を用いずに、同通風機能を発揮する。
【0045】ディスプレイパネル画面枠の周囲に独立し
たトーラス状の風路構造部30を形成し、風の流れを形
成することによって強制換気を行い、内蔵の回路基板か
らの発熱を効率よく排する風路構造部30を形成する。
この風路構造部30はフロントベズルと、ディスプレイ
パネル組立と、リアカバーにより行うことで、通風専用
の別構造体を用いずに、同機能をなす。しかも吸気に用
いる風穴と、排気穴を共に、トーラス状の風路構造部の
一部を構成するリアカバーの任意の個所に配置できる。
【0046】ディスプレイパネルの周囲にディスプレイ
保持フレーム組立が接着され、ディスプレイパネルを保
持している構造であり、保持機能を有するディスプレイ
パネル組立自身が、機械的強度を維持する役割を担うと
共に、周囲に配置した熱源である各種信号処理基板を機
械的に保持する。しかも、フロントベズルに装着され周
囲に配置した電源基板が、フロントベズル上に固定さ
れ、機械的に保持する。
【0047】周囲に配置した熱源である各種信号処理基
板を機械的に保持する構造となっているディスプレイ装
置であり、特に、上下辺に配置されたパネル駆動ドライ
バー基板とこのドライバー基板に送るデータを処理する
画像処理(信号処理)基板が2層構造配置となってお
り、パネル駆動ドライバー基板とドライバー基板に送る
データを処理する画像処理(信号処理)基板の電気的接
続手段として、基板間コネクタを配置する専用接続基板
を用いて接続し、風路構造部30の通風路の遮蔽を防止
している。
【0048】周囲に配置した熱源である各種信号処理基
板を機械的に保持する構造となっているディスプレイ装
置で、特に、上下辺に配置されたパネル駆動ドライバー
基板を金属製フレームに密着固定すると共に、金属製の
フレームが通風路を構成し、通風路がヒートシンクを兼
ねる。
【0049】周囲に配置した熱源である各種信号処理基
板を機械的に保持する構造となっているディスプレイ装
置で、特に、部25と図26のようにディスプレイ保持
フレーム組立20の角部に通風を促進する穴99を設
け、風路構造部30の通風路の遮蔽を防止している。
【0050】本発明の実施の形態では、画面周囲枠に意
図的に独立した風路構造を形成し、発熱体を有する電源
回路基板を画面左右の風路内に、又、ディスプレイ駆動
ドライバー基板を画面上下辺部の意図的に作成した風路
内に意図的に配置し、さらに回路基板の配置に際して
は、上下左右に配置する回路機能群の熱分散を図ると共
に、さらに、風路を妨げない2層配置している。画面周
囲に独立した風路を構成する際に、ディスプレイパネル
の固定用のフレームと、フロントベズル、リアカバーを
用いて風路を構成したことで、重量、コストの増加する
風路専用構造の構造体を特別に用いることなく、機械的
強度の保持と両立し得る。本発明のディスプレイ装置の
実施の形態では、総括的に、重量の増加を防ぎつつ、排
熱効率を高め、薄型、軽量を実現することができる。
【0051】上述した実施の形態では、ディスプレイ装
置としては、プラズマディスプレイ装置や液晶表示装置
あるいはプラズマ及び液晶表示装置を応用した表示装置
等各種の表示装置に適用することができる。また図1の
組立てたディスプレイ装置10に対して脚を付けること
により壁掛け型だけではなく床への据置き型の形式のも
のも作ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
重量の増加を防ぎ、冷却効率を向上し、粉塵が内部に入
り込むことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスプレイ装置の主だった構成を示
す分解斜視図。
【図2】図1のディスプレイ装置の組立図。
【図3】図2のディスプレイ装置の風路構造部の構造例
を示す図。
【図4】風路構造部の別の実施の形態を示す図。
【図5】風路構造部のさらに別の実施の形態を示す図。
【図6】ディスプレイパネル及びその周辺の基板の配置
例を示すディスプレイパネルの裏面図。
【図7】図6のディスプレイパネルの裏面側に両面接着
剤を塗布した例を示す図。
【図8】ディスプレイパネルに対してディスプレイ保持
フレーム組立を接着した例を示す図。
【図9】図8のX−X線における断面図。
【図10】コラムドライバー基板をフレキシブル基板を
用いて、ディスプレイ保持フレーム組立側に折り曲げて
固定した例を示す図。
【図11】図10のZ−Z線における断面図。
【図12】バックライトユニットの分解図。
【図13】図12のS方向から見たバックライトユニッ
トの側面図。
【図14】ディスプレイパネル組立体に対してコラムド
ライバー基板を取り付けた状態を示す図。
【図15】コラムドライバー基板と信号処理基板を取り
付けた状態を示す図。
【図16】コラムドライバー基板と信号処理基板を組立
てる様子を示す斜視図。
【図17】コラムドライバー基板と信号処理基板を組立
てた様子を示す図。
【図18】ディスプレイパネル組立を、フロントベズル
とリアカバー内に収容しようとする状態を示す図。
【図19】フロントベズルとリアカバー内に収容された
ディスプレイパネル組立体を示す図。
【図20】コラムドライバー基板と信号処理基板を接続
基板で接続する例を示す図。
【図21】コラムドライバー基板と信号処理基板を接続
する別の例を示す図。
【図22】コラムドライバー基板を相互に接続する例を
示す図。
【図23】コラムドライバー基板を相互に接続する他の
例を示す図。
【図24】コラムドライバー基板を接続するさらに他の
例を示す図。
【図25】フロントベズルに対して電源基板を固定する
前の様子を示す図。
【図26】フロントベズルに対して電源基板を固定した
状態を示す図。
【図27】従来のディスプレイ装置の例を示す図。
【図28】従来の他のディスプレイ装置の例を示す図。
【符号の説明】
10・・・ディスプレイ装置、12・・・フロントベズ
ル(収容体の画面枠)、14・・・ディスプレイパネル
組立(枠構造体)、16・・・リアカバー(収容体の一
部)、18・・・収容体、20・・・ディスプレイ保持
フレーム組立、22・・・ディスプレイパネル、24・
・・吸気口、26・・・排気ファン、30・・・風路構
造部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示するディスプレイパネルと、 前記ディスプレイパネルの周囲部分に固定して枠構造体
    を構成し、前記ディスプレイパネルを機械強度的に保持
    するディスプレイ保持フレーム組立と、 前記枠構造体を収容して前記ディスプレイパネルの画面
    を外部に表す収容体と、 前記枠構造体の周囲に関連して熱的に分散して配置され
    て、前記ディスプレイパネルに信号や電源を与えるため
    の回路基板と、を備えることを特徴とするディスプレイ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記収容体は、前記ディスプレイパネル
    の画面を表出する画面枠と、前記画面枠を閉じるリアカ
    バーを備え、 前記回路基板から発生する熱を前記収容体から外部に排
    出するための強制排気用の風路構造部が前記ディスプレ
    イパネルの周囲部分に沿って設けられている請求項1に
    記載のディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記回路基板は、前記ディスプレイパネ
    ルに信号を与える信号処理回路と、前記ディスプレイパ
    ネルに電源を与える電源回路を含み、 前記風路構造部は、前記収容体の前記画面枠、前記枠構
    造体及び前記リアカバーの組み合わせにより形成されて
    いる請求項2に記載のディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記リアカバーには、前記風路構造部に
    空気を入れる吸気部と、前記風路構造部から空気を外部
    に排出する排気部と、を有する請求項3に記載のディス
    プレイ装置。
  5. 【請求項5】 前記排気部には、排気用のファンが設け
    られている請求項4に記載のディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 画像を表示するディスプレイパネルと、 前記ディスプレイパネルの周囲部分に固定して枠構造体
    を構成し、前記ディスプレイパネルを機械強度的に保持
    するディスプレイ保持フレーム組立と、 前記枠構造体を収容して前記ディスプレイパネルの画面
    を外部に表す収容体と、 前記枠構造体に熱的に分散して配置されてしかも機械的
    に保持されて、前記ディスプレイパネルに信号を与える
    ための信号処理基板と、を備えることを特徴とするディ
    スプレイ装置。
  7. 【請求項7】 画像を表示するディスプレイパネルと、 前記ディスプレイパネルの周囲部分に固定して枠構造体
    を構成し、前記ディスプレイパネルを機械強度的に保持
    するディスプレイ保持フレーム組立と、 前記枠構造体を収容して前記ディスプレイパネルの画面
    を外部に表す収容体と、 前記収容体内に熱的に分散して配置されてしかも機械的
    に保持されて、前記ディスプレイパネルに電源を与える
    ための電源基板と、を備えることを特徴とするディスプ
    レイ装置。
  8. 【請求項8】 画像を表示するディスプレイパネルと、 前記ディスプレイパネルの周囲部分に固定して枠構造体
    を構成し、前記ディスプレイパネルを機械強度的に保持
    するディスプレイ保持フレーム組立と、 前記枠構造体を収容して前記ディスプレイパネルの画面
    を外部に表す収容体と、 前記枠構造体に熱的に分散して配置されてしかも機械的
    に保持されて、前記ディスプレイパネルに信号を与える
    ための信号処理基板及び前記ディスプレイパネルに駆動
    信号を与える駆動基板と、 前記駆動基板と前記信号処理基板とが間隔をおいて配置
    されており、前記駆動基板と前記信号処理基板が、前記
    駆動基板と前記信号処理基板から発生する熱を前記収容
    体から外部に排出するための強制排気用の風路構造部の
    一部分を構成していることを特徴とするディスプレイ装
    置。
  9. 【請求項9】 前記駆動基板と前記信号処理基板は、前
    記枠構造体側の電気接続コネクタにおいて向い合って接
    続されている請求項8に記載のディスプレイ装置。
  10. 【請求項10】 前記駆動基板が前記枠構造体に固定さ
    れており、前記枠構造体は金属製であって前記風路構造
    部の一部分を構成している請求項8に記載のディスプレ
    イ装置。
  11. 【請求項11】 画像を表示するディスプレイパネル
    と、 前記ディスプレイパネルの周囲部分に固定して枠構造体
    を構成し、前記ディスプレイパネルを機械強度的に保持
    するディスプレイ保持フレーム組立と、 前記枠構造体を収容して前記ディスプレイパネルの画面
    を外部に表す収容体と、 前記枠構造体において熱的に分散して配置されて、前記
    ディスプレイパネルに信号や電源を与えるための回路基
    板と、を備え、 さらに、前記回路基板から発生する熱を前記収容体から
    外部に排出するための強制排気用の風路構造部と、 前記ディスプレイ保持フレーム組立の角部には、前記風
    路構造部内の通風を促進するための通風穴と、を有する
    ことを特徴とするディスプレイ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101013228B (zh) * 2005-10-03 2010-09-08 株式会社日立制作所 显示器装置
CN102572345A (zh) * 2012-01-19 2012-07-11 西南交通大学 内置式平板电视机的固定框结构
CN112912946A (zh) * 2018-10-25 2021-06-04 日本精机株式会社 平视显示装置

Cited By (4)

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