JP2000112298A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000112298A
JP2000112298A JP10285199A JP28519998A JP2000112298A JP 2000112298 A JP2000112298 A JP 2000112298A JP 10285199 A JP10285199 A JP 10285199A JP 28519998 A JP28519998 A JP 28519998A JP 2000112298 A JP2000112298 A JP 2000112298A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無駄なトナーを消費することなく、且つ、確
実に像担持体上に付着した潜像形成妨害物質を除去す
る。 【解決手段】 像担持体1の周囲に、潜像形成手段2
と、現像手段3と、転写手段5と、クリーニング手段6
とを配置した画像形成装置において、像担持体1上の画
像形成可能領域のうち転写領域に搬送される転写材4に
対向する転写材対向領域内のトナー像の画像密度を演算
する画像密度演算手段7と、前記画像密度演算手段7に
よる画像密度演算結果に基づき、像担持体1上の当該転
写材対向領域と次の転写材対向領域との間のインターイ
メージ領域に対し、像担持体1の移動方向に直交する方
向に向かって伸びるクリーニング用トナーバンドの作成
の要否を決定する決定手段8と、前記決定手段8による
決定結果に基づき、前記トナーバンドの作像プロセスを
制御するトナーバンド作像制御手段9とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写装置
やプリンタ等の画像形成装置に係り、詳細には、感光体
ドラム等の像担持体上に形成されたトナー像を用紙等の
転写材に転写するタイプの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置としては、例えば潜
像形成装置によって感光体等の像担持体上に静電潜像を
形成し、次いで現像装置によってトナーを含む現像剤で
この静電潜像を現像し、この現像されたトナー像を転写
装置にて用紙に転写した後、定着装置で用紙上に転写さ
れたトナー像を熱溶融して定着し用紙上に画像を形成す
るようにしたものが知られている。また、この種の画像
形成装置において、転写後に像担持体に残留したトナー
は、転写位置より像担持体の移動方向下流側に配設され
たクリーナによって除去されるようになっている。
【0003】この種の画像形成装置において、例えば用
紙に含有されるタルク等の物質及び潜像形成時や転写時
に発生するオゾン、NOx等の放電生成物が像担持体表
面に付着すると、これらを上記クリーナで擦るだけでは
掻き取ることができず、残存したこれらの物質が像担持
体上に形成される静電潜像を乱し、画像のにじみやぼけ
(以下、ディレッション[Deletion]という)を引き起こ
す要因となっていた。
【0004】そこで、このような技術的課題を解決する
ために、像担持体上の画像と次の画像との隙間の領域
(以下、インターイメージ領域という)にトナー像を形
成し、このトナー像をクリーナで掻き取って像担持体の
表面を研磨することにより、前記タルクや放電生成物等
の物質(以下、潜像形成妨害物質という)を除去する技
術が提案されている。この一例を挙げると、例えば特開
平4−317076号公報には、インターイメージ領域
の画像形成領域の幅方向全域に静電潜像及びこれを現像
したトナー像を形成し、このトナー像をクリーナによっ
て掻き取る技術が提案されている。また、特開平6−1
49129号公報には、ウォーミングアップ時に像担持
体表面全体にクリーニング用のトナー像を形成し、この
トナー像をクリーナによって掻き取る技術が提案されて
いる。更に、特公平4−34153号公報、特公平5−
74069号公報、特開平7−134528号公報に
は、インターイメージ領域のうち用紙両端部に相当する
領域にパッチ状のクリーニング用トナー像を形成し、こ
のトナー像をクリーナによって掻き取る技術が提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平4−317
076号公報所載のものにおいては、確かに、常時イン
ターイメージ領域にクリーニング用のトナー像が形成さ
れるため、潜像形成妨害物質を確実に除去することが可
能であるといえる。また、特開平6−149129号公
報所載のものにおいても、ウォーミングアップ時に潜像
形成妨害物質の除去は可能であるといえる。
【0006】しかしながら、像担持体上に一定以上の画
像密度を有する画像が形成される場合には、用紙に転写
されずに像担持体上に残留した残留トナーによって像担
持体上の潜像形成妨害物質をクリーニングできることか
ら、当該領域に対応したインターイメージ領域に形成さ
れるクリーニング用トナー像のトナーは無駄となってし
まい、その分、トナーにかかるコストが上昇してしまう
という技術的課題を生じる。
【0007】更に、特公平4−34153号公報、特公
平5−74069号公報、特開平7−134528号公
報所載のものにおいては、像担持体上の用紙端部に対応
する領域に付着した潜像形成妨害物質を除去することは
可能であるが、像担持体上に一定未満の画像密度を有す
る画像が連続形成される場合には、残留トナーによって
潜像形成妨害物質をクリーニングできなくなり、像担持
体上の用紙中央部に対応する領域でのディレッションを
防止できなくなるおそれがある。
【0008】本発明は、以上の技術的課題を解決するた
めになされたものであって、無駄なトナーを消費するこ
となく、且つ、確実に像担持体上に付着した潜像形成妨
害物質を除去することのできる画像形成装置を提供する
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1に示すように、画像情報に応じたトナー像が形成され
る像担持体1と、像担持体1上に静電潜像を形成する潜
像形成手段2と、像担持体1上に形成された静電潜像を
トナーで現像する現像手段3と、像担持体1上のトナー
像を転写領域に搬送される転写材4に転写する転写手段
5と、転写後の像担持体1上の残留トナーを除去するク
リーニング手段6とを備える画像形成装置において、像
担持体1上の画像形成可能領域のうち転写領域に搬送さ
れる転写材4に対向する転写材対向領域内のトナー像の
画像密度を演算する画像密度演算手段7と、前記画像密
度演算手段7による画像密度演算結果に基づき、像担持
体1上の当該転写材対向領域と次の転写材対向領域との
間のインターイメージ領域に対し、像担持体1の移動方
向に直交する方向に向かって伸びるクリーニング用トナ
ーバンドの作成の要否を決定する決定手段8と、前記決
定手段8による決定結果に基づき、前記トナーバンドの
作像プロセスを制御するトナーバンド作像制御手段9と
を備えることを特徴とする。
【0010】このような技術的手段において、像担持体
1は、静電潜像が形成され且つトナー像が担持されるも
のであれば、感光体や誘電体等適宜選定して差し支えな
く、また、その形状についても、例えばドラム状、ベル
ト状等適宜選定して差し支えない。更に、本発明が適用
される画像形成方式については、少なくとも像担持体1
上トナー像が形成されるものであれば、電子写真方式、
静電記録方式等適宜選定して差し支えない。また、本発
明は、単色の画像形成装置は勿論のこと、複数色のトナ
ーを用いた多色画像形成装置にも適用可能である。
【0011】更に、転写手段5は、像担持体1上のトナ
ー像を転写領域に搬送される転写材4に転写するタイプ
や、像担持体1上のトナー像を中間転写体を介して転写
材4に二次転写するタイプ等適宜選定して差し支えな
い。また、転写手段5に適用可能な転写方式としては、
例えば転写ロール等を用いた接触転写方式や、コロトロ
ン等を用いた非接触転写方式等適宜選定して差し支えな
い。ここで、転写材4上に形成されたトナーバンドが不
必要に他の部材に転写されるのを防止するという観点か
らすれば、像担持体1上に形成されたトナーバンドが転
写領域を通過する条件下では、転写手段5に印加するバ
イアスを切断したり転写バイアスとは逆極性のバイアス
を印加する等の転写防止措置を施すことが好ましい。更
に、クリーニング手段6としては、像担持体1に接触配
置され像担持体1への付着物が掻き取られるものであれ
ば適宜選定して差し支えない。
【0012】また、画像密度演算手段7は、像担持体1
上の画像形成可能領域のうち転写領域に搬送される転写
材4に対向する転写材対向領域内のトナー像の画像密度
を演算するものであれば、例えば静電潜像形成用の画像
信号に基づき像担持体1上に形成されるべきトナー像の
画像密度を演算するようにしてもよいし、像担持体1上
に実際に形成されたトナー像の画像密度を演算するよう
にしてもよい。更に、画像密度演算手段7による画像密
度の演算方法としては、例えば転写材対向領域をマトリ
ックス状に分割し、この各分割領域毎に画像密度を演算
する方法等適宜選定して差し支えないまた、画像密度演
算手段7による画像密度演算結果は、例えば転写材対向
領域内全域のトナー像の画像密度を平均化して演算した
結果であってもよいし、また、転写材対向領域内のトナ
ー像の像担持体の移動方向に直交する方向の画像密度分
布を演算した結果であってもよい。
【0013】更に、決定手段8によるクリーニング用ト
ナー像の作成の要否は、前記画像密度演算手段7による
画像密度演算結果に基づいて決定するものであれば、一
枚の画像の画像密度に基づいて決定してもよいし、複数
の画像の画像密度の累積値に基づいて決定してもよい。
【0014】また、決定手段8は、例えば前記画像密度
演算結果が予め規定された閾値よりも低い条件下で、ト
ナーバンドの作成を決定することが好ましい。ここで閾
値は、例えば像担持体1上に付着した潜像形成妨害物質
を除去するのに必要なトナー量に相当する残留トナーが
生じる程度の画像密度に設定される。
【0015】更に、決定手段8は、画像密度演算結果に
対応して異なるトナー量のトナーバンドの作成を決定す
るようにしてもよい。この具体的な態様としては、例え
ば、画像密度演算結果に対して連続的に異なるトナー量
のトナーバンドの作成を決定する態様や、画像密度演算
結果に対して閾値を複数設定しこれら閾値間の階級毎に
断続的に異なるトナー量のトナーバンドの作成を決定す
る態様等が挙げられる。ここで、異なるトナー量のトナ
ーバンドの作成は、例えば像担持体移動方向のトナーバ
ンドの長さを一定にした状態でトナー濃度を制御して行
ってもよいし、トナーバンドの濃度を一定とした状態で
像担持体移動方向のトナーバンドの長さを制御して行っ
てもよいし、これら両者を適宜組み合わせて行ってもよ
い。
【0016】また、例えば転写材対向領域のうち像担持
体1の移動方向に直交する方向の左半分の領域にベタ画
像があり、一方、右半分の領域に画像がない場合には、
前記左半分の領域に対応する像担持体1上に付着した潜
像形成妨害物質は除去できても、右半分の領域に対応す
る像担持体1上に付着した潜像形成妨害物質が除去でき
なくなるおそれがある。このような不具合を確実に防止
するという観点からすれば、画像密度演算手段7は、転
写材対向領域内のトナー像の像担持体1の移動方向と直
交する方向の画像密度分布を演算し、決定手段8は、画
像密度演算手段7による画像密度分布演算結果に基づ
き、画像密度が予め規定された閾値よりも低い低画像密
度領域に対応してトナーバンドの作成を決定することが
好ましい。ここでいう閾値も、上記と同様に、例えば像
担持体1上に付着した潜像形成妨害物質を除去するのに
必要なトナー量に相当する残留トナーが生じる程度の画
像密度に設定される。
【0017】また、像担持体1上の転写材対向領域のう
ち像担持体1の移動方向に直交する方向の両端部近傍に
おいては、転写材4の端面からタルク等の潜像形成妨害
物質が排出されやすく、従って、当該両端部近傍に対応
する像担持体1上には潜像形成妨害物質が付着しやす
い。このような転写材対向領域両端部からの像担持体1
上への潜像形成妨害物質の付着を確実に防止するという
観点からすれば、決定手段8は、前記画像密度演算手段
7による画像密度演算結果に基づいてクリーニング用ト
ナーバンドの作成の要否を決定すると共に、この決定と
は無関係に、転写材対向領域のうち像担持体1の移動方
向に直交する方向の両端部近傍に対応するインターイメ
ージ領域にクリーニング用トナーパッチの作成を決定す
ることが好ましい。
【0018】次に、上述した技術的手段の作用について
説明する。図1において、潜像形成手段2によって像担
持体1上に形成された静電潜像は、現像手段3にて現像
されトナー像とされる。そして、当該トナー像は転写手
段5により転写領域を搬送される転写材4に転写され、
転写後に像担持体1上に残留したトナーはクリーニング
手段6によって像担持体上から除去される。このプロセ
スが実行される間に、画像密度演算手段7では、像担持
体1上の画像形成可能領域のうち転写領域に搬送される
転写材4に対向する転写材対向領域内の前記トナー像の
画像密度が演算され、この画像密度演算手段7による画
像密度演算結果に基づき、決定手段8では像担持体1上
の当該転写材対向領域と次の転写材対向領域との間のイ
ンターイメージ領域に対するクリーニング用トナーバン
ドの作成の要否が決定される。そして、トナーバンド作
像制御手段9では、決定手段8による決定結果に基づ
き、前記トナーバンドの作像プロセスが制御される。こ
のとき、例えば画像密度が高く転写後の残留トナーをク
リーニング手段6によって除去することで像担持体1上
の潜像形成妨害物質を除去できるような場合には、像担
持体1上にトナーバンドは形成されず、残留トナーのみ
によって潜像形成妨害物質の除去が行われる。一方、画
像密度が低く転写後の残留トナーをクリーニング手段6
によって除去するだけでは像担持体1上の潜像形成妨害
物質が除去できないような場合には、像担持体上1にト
ナーバンドが形成され、残留トナー及びトナーバンドに
よって潜像形成妨害物質の除去が行われる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2は、本発明が適用された画像形成装置の実施の形態
1を示す。同図において、本実施の形態に係る画像形成
装置は、感光体ドラム20と、この感光体ドラム20を
一様に帯電する帯電装置21と、感光体ドラム20上に
潜像を形成するレーザ走査装置22と、感光体ドラム2
0上の静電潜像を現像する現像装置23と、感光体ドラ
ム20上に形成されたトナー像を用紙25上に転写する
転写装置24と、転写後の感光体ドラム20をクリーニ
ングブレード26aでクリーニングするクリーニング装
置26と、転写後の用紙25上の未定着トナー像を定着
する定着装置30とを備えている。尚、符号27は用紙
25を供給する給紙カセット、28は給紙カセット27
からの用紙25を所定のタイミングで転写部位へ供給す
る位置合わせロール(レジストレーションロール)、2
9は転写後の用紙25を搬送する搬送ベルトである。
【0020】本実施の形態において、感光体ドラム20
は、例えば金属製ドラムの表面に負帯電系の有機感光体
からなる表面層を有するものである。また、帯電装置2
1は、表面が導電性ゴム等のロールから構成され感光体
ドラム20に圧接配置されるものである。そして、本実
施の形態では、図3に示すように、所定の負の帯電バイ
アスを印加する帯電バイアス電源108が接続されてい
る。本実施の形態では、感光体ドラム20表面の帯電電
位VHが例えば−400Vとなる帯電バイアスが印加さ
れるようになっている。尚、帯電バイアスには必要に応
じて交流成分を重畳してもよい。
【0021】更に、レーザ走査装置22は、図示しない
半導体レーザーとポリゴン回転ミラー22aとが内蔵さ
れレーザ光Bmによって帯電された感光体ドラム20上
に静電潜像が形成されるようになっている。本実施の形
態では、レーザ光Bmを画像部に対応する領域に照射し
て画像を書き込むようになっており、当該画像部の電位
(画像部電位)VLが−50Vとなっている。従って、
静電潜像が形成されなかった領域の帯電電位(非画像部
電位)VHが−400Vと画像部電位VL−50Vとの電
位差350Vにより静電潜像が形成されるようになって
いる。
【0022】また、現像装置23は、少なくとも現像ロ
ール23aと層形成部材23bとを備え、感光体ドラム
20上に形成された静電潜像をその内部に収容される負
帯電系の一成分磁性トナーTにて現像する非接触型現像
装置である。現像装置23の内部に充填された磁性一成
分トナーTは現像ロール23aの磁力により現像ロール
23aに吸着され、その後層形成部材23bにより必要
な層厚に規制されると共に必要な電荷が摩擦により帯電
されるようになっている。そして、本実施の形態では、
図3に示すように、現像ロール23aに所定の現像バイ
アスを印加する現像バイアス電源102が接続され、現
像バイアス印加スイッチ101にて現像バイアスのオン
・オフが設定されるようになっている。本実施の形態で
は、現像バイアスが例えば−250Vに設定され、前記
画像部電位VLとの電位差(現像電位)が200Vとな
ることから、トナーTが感光体ドラム20上の現像され
るようになっている。一方、帯電電位VHとの電位差
(クリーニング電位)は150Vとなることから、トナ
ーTが感光体ドラム20上の非画像形成部に付着するの
を防止している。尚、現像バイアスには必要に応じて交
流成分を重畳してもよい。
【0023】更に、転写装置24は、表面が導電性ゴム
等のロールから構成され感光体ドラム20に圧接配置さ
れるものである。そして、本実施の形態では、図3に示
すように、所定の正の転写バイアスを印加する転写バイ
アス電源104及び前記転写バイアスとは逆極性の直流
バイアスを印加する非転写バイアス電源105が接続さ
れ、これらの電源を転写バイアス切換スイッチ103で
切り換えるようになっている。本実施の形態では、転写
バイアスが+1200V、非転写バイアスが−600V
に設定されている。尚、転写バイアスには必要に応じて
交流成分を重畳してもよい。
【0024】また、定着装置30は、共に回転可能に配
設される加熱ロール30aと加圧ロール30bとが圧接
配置されたものである。更に、本実施の形態では、感光
体ドラム20、帯電装置21、現像装置23及びクリー
ニング装置26が一体化された画像形成ユニット40と
して構成され、このユニット40内に内包されたトナー
Tが消費されると、この画像形成ユニット40自体を交
換できるようになっている。
【0025】また、本実施の形態では、図3に示すよう
に、像担持体1上のインターイメージ領域へのトナーバ
ンドの作像を制御するトナーバンド作像制御系100が
設けられている。本実施の形態において、制御装置10
6は、レーザ走査装置22、現像装置23の現像バイア
ス電源102の現像バイアス印加スイッチ101、転写
装置24の転写バイアス電源104及び非転写バイアス
電源105の転写バイアス切換スイッチ103を制御す
るようになっている。
【0026】更に、図4にはトナーバンド作像制御系1
00のブロック図を示す。同図において、図示しない画
像形成制御装置からの用紙サイズ信号111及び画像信
号112が入力インターフェース121を介してCPU
122に取り込まれ、次に、CPU122はROM12
3に予め格納されているトナーバンド作像制御プログラ
ムを実行してRAM124との間で適宜データ処理を行
った後、出力インターフェース125を介してレーザ走
査装置22にトナーバンド形成用潜像書込制御信号13
1を、現像バイアス印加スイッチ101にはトナーバン
ド形成用現像バイアス制御信号132を、転写バイアス
切換スイッチ103には転写バイアス制御信号133
を、夫々送出するようになっている。
【0027】次に本実施の形態にかかる画像形成装置の
作像プロセスについて説明する。今、図示外のスタート
スイッチがオン操作されると、所定の作像プロセスが実
行される。具体的に述べると、感光体ドラム20が帯電
装置21によって帯電され、レーザ走査装置22のレー
ザ光Bmによって静電潜像が形成され、現像装置23に
よって現像されトナー像が形成される。現像中、現像装
置23の現像バイアス印加スイッチ101はオン状態に
設定され、所定の現像バイアスが印加される。
【0028】そして、感光体ドラム20上に形成された
トナー像は、転写装置24と対向する転写位置まで移動
する。一方、給紙トレイ27上の用紙25は、レジスト
レーションロール28にて所定のタイミングで前記転写
位置まで搬送され、感光体ドラム20と転写装置24と
によってニップされる。そして、感光体ドラム20上の
トナー像は、転写装置24に印加される転写バイアスに
よって用紙25上に転写される。
【0029】転写終了後、用紙25は搬送ベルト29に
より定着装置30に搬送されて加熱ロール30aと加圧
ロール30bの間にニップされ、熱と圧力により定着さ
れる。一方、転写されずに用紙25上に残留したトナー
は、クリーニング装置26のクリーニングブレード26
aによって掻き取られる。
【0030】また、本実施の形態では、作像プロセスが
実行される毎に図5に示すトナーバンド作像制御プロセ
スが実行されるようになっている。尚、ここでは、一例
として図6(a)(b)に示す画像を連続して作像する
こととする。ここで、図6(a)に示す画像(以下、パ
ターン1、図中ではP1という)は、JIS規格A5サ
イズの用紙上に画像占有率S=5%の文字像が形成され
るものとし、また、図6(b)に示す画像(以下、パタ
ーン2、図中ではP2という)は、同じくJIS規格A
5サイズの用紙上に画像占有率S=2%の文字像が形成
されるものとする。以下、このプロセスについて説明す
る。
【0031】まず、パターン1に示す画像の作像が開始
されると、制御装置106には、パターン1の画像が転
写される用紙25の用紙サイズ信号111とパターン1
の画像の画像信号112とが読み込まれ、これらの信号
を基に用紙25中の画像の割合、すなわち、感光体ドラ
ム20上の画像形成可能領域のうち転写領域に搬送され
る用紙25に対向する用紙対向領域内のトナー像の画像
密度(以下、画像占有率という)Sの演算が行われる。
【0032】次に、画像占有率Sと予め規定された閾値
とが比較される。ここで、本実施の形態では、この閾値
が3%に設定されている。このとき、パターン1のよう
に、画像占有率Sが閾値を超えていた場合には、用紙2
5の用紙移動方向と直交する方向の白紙領域幅WWの演
算が行われる。
【0033】そして、白紙領域幅WWと予め規定された
閾値とが比較される。ここで、本実施の形態では、この
閾値が20mmに設定されている。このとき、パターン
1の白紙領域幅WWが20mm以上であった場合には、
図7の上側に示すように、感光体ドラム20の当該画像
転写領域TR1と次の画像転写領域TR2との間のインタ
ーイメージ領域II1に白紙領域幅WWに対応したトナー
バンドBWが作成される。尚、同図において、符号WDは
感光体ドラム20の幅、WIは感光体ドラム20上の画
像形成可能領域の幅を示す。
【0034】本実施の形態において、トナーバンドBW
の作成は、通常の画像形成プロセスと同様に、帯電装置
21によって帯電された感光体ドラム20上にレーザ走
査装置22で静電潜像を書き込み、この静電潜像を現像
装置23で現像することによって行われる。
【0035】これを具体的に説明すると、制御装置10
6は、レーザ走査装置22に対して感光体ドラム20の
当該画像後部のインターイメージ領域に白色領域幅WW
に対応した静電潜像を作成するという内容のトナーバン
ド形成用潜像書込制御信号131を送出し、レーザ走査
装置22は、これに対応するトナーバンド形成用静電潜
像を作成する。次に、制御装置106は、現像装置23
に対して前記トナーバンド用静電潜像が現像装置23と
の対向位置を通過する間、現像装置23の現像バイアス
印加スイッチ101をオン状態に保持するという内容の
トナーバンド形成用現像バイアス制御信号132を送出
し、現像装置23は、これに対応してインターイメージ
領域に形成されたトナーバンド用静電潜像を現像し、ト
ナーバンドBWを形成する。
【0036】更に、制御装置106は、転写装置24に
対して当該トナーバンドBWが転写装置24との転写領
域を通過する間、転写装置24にかかるバイアスを転写
バイアス電源104から非転写バイアス電源105に切
り換えるという内容の転写バイアス制御信号133を送
出し、転写装置24は、これに対応してトナーバンドB
Wを転写しないようにする。
【0037】そして、残留トナー及びトナーバンドを構
成するトナーは、クリーニング装置26のクリーニング
ブレード26aによって感光体ドラム20上から掻き取
られる。
【0038】このように、形成される画像の画像占有率
Sが高い場合において、用紙25の幅方向に一定以上の
白紙領域が存在する場合には、この白紙領域幅WWに対
応するインターイメージ領域にトナーバンドBWが形成
されるので、当該白紙領域幅WWに対応する領域に付着
する潜像形成妨害物質は、クリーニング装置26のクリ
ーニングブレード26aによって確実に除去されること
となる。逆に、白紙領域幅WW以外の領域については、
残留トナーのみで感光体ドラム20に付着する潜像形成
妨害物質が除去されるため、トナーバンドを作成する必
要がなく、その分、トナーの消費が抑えられる。
【0039】また、パターン1において白紙領域幅WW
が20mm未満、例えば10mmであった場合には、感
光体ドラム20上の残留トナーのみで潜像形成妨害物質
が除去されることから、トナーバンドを作成する必要が
なく、その分、トナーの消費が抑えられる。
【0040】一方、本実施の形態において、パターン2
のように画像占有率Sが閾値以下であった場合には、図
7の下側に示すように、感光体ドラム20の当該画像転
写領域TR1と次の画像転写領域TR2との間のインター
イメージ領域II1(この画像が1ジョブの最後に形成
される画像である場合には、サイクルアウト領域CO)
に用紙幅WPに対応したトナーバンドBPが作成される。
このトナーバンドBPの作像プロセスは、前記トナーバ
ンドBWの作像プロセスと同様である。
【0041】そして、残留トナー及びトナーバンドを構
成するトナーは、クリーニング装置26のクリーニング
ブレード26aによって感光体ドラム20上から掻き取
られる。
【0042】このように、形成される画像の画像占有率
Sが低く、従って残留トナーだけで感光体ドラム20を
クリーニングできない条件下では、用紙幅WPに対応す
るインターイメージ領域にトナーバンドBPが形成され
るので、当該用紙幅WPに対応する領域に付着する潜像
形成妨害物質は、クリーニング装置26のクリーニング
ブレード26aによって確実に除去されることとなる。
【0043】◎実施の形態2 本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、図8
に示すように、画像占有率Sの閾値を複数(本実施の形
態では2つ)設定し、画像占有率Sに応じて異なる濃度
のトナーバンドを形成するようにしたものである。
【0044】本実施の形態では、画像占有率Sが3%以
下の場合には用紙幅WPに対応した高濃度のトナーバン
ド(例えば全ベタ画像のトナーバンド)を形成するよう
にし、また、画像占有率Sが3%より上で5%以下の場
合には用紙幅WPに対応した低濃度のトナーバンド(例
えばハーフトーンのトナーバンド)を形成するようにす
る。更に、画像占有率Sが5%を越える場合には、実施
の形態1と同様に白紙領域幅WWの演算を行って当該白
紙領域幅WWに対するトナーバンドBWの作成の決定を行
う。このようにすれば、画像占有率Sに応じてきめ細か
いトナーバンドの作像制御が可能となり、潜像形成妨害
物質が確実に除去されることとなる。
【0045】◎実施の形態3 本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、実施
の形態1とは異なり、レーザ走査装置22を使用せずに
トナーバンドを作成するようにしたものである。尚、本
実施の形態において、実施の形態1と同様の構成要素に
は同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0046】本実施の形態において、トナーバンド作像
制御系100は、図9に示すようになっている。すなわ
ち、本実施の形態において、制御装置106は、現像装
置23の現像バイアス電源102の現像バイアス印加ス
イッチ101、転写装置24の転写バイアス電源104
及び非転写バイアス電源105の転写バイアス切換スイ
ッチ103、帯電装置21の帯電バイアス電源108の
帯電バイアス印加スイッチ107を制御するようになっ
ている。
【0047】また、図10にはトナーバンド作像制御系
100のブロック図を示す。同図において、図示しない
画像形成制御装置からの用紙サイズ信号111及び画像
信号112が入力インターフェース121を介してCP
U122に取り込まれ、次に、CPU122はROM1
23に予め格納されているトナーバンド作像制御プログ
ラムを実行してRAM124との間で適宜データ処理を
行った後、出力インターフェース125を介して帯電装
置21にトナーバンド形成用帯電バイアス制御信号13
4を、現像バイアス印加スイッチ101にはトナーバン
ド形成用現像バイアス制御信号132を、転写バイアス
切換スイッチ103には転写バイアス制御信号133
を、夫々送出するようになっている。
【0048】本実施の形態では、作像プロセスが実行さ
れる毎に図11に示すトナーバンド作像制御プロセスが
実行されるようになっている。尚、ここでは、実施の形
態1と同様に図6(a)(b)に示す画像を連続して作
像することとする。以下、このプロセスについて説明す
る。
【0049】まず、パターン1に示す画像の作像が開始
されると、制御装置106には、実施の形態1と同様
に、パターン1の画像が転写される用紙25の用紙サイ
ズ信号111とパターン1の画像の画像信号112とが
読み込まれ、これらの信号を基に用紙25中の画像占有
率Sの演算が行われる。
【0050】次に、画像占有率Sと予め規定された閾値
とが比較される。ここで、本実施の形態では、実施の形
態1と同様に、この閾値が3%に設定されている。この
とき、パターン1のように、画像占有率Sが閾値を超え
ていた場合には、感光体ドラム20上の残留トナーのみ
で潜像形成妨害物質が除去されることから、図12の上
側に示すように、インターイメージ領域TR1にトナー
バンドを作成しないようにする。従って、トナーバンド
を形成しない分、トナーの消費が抑えられる。
【0051】また、本実施の形態において、パターン2
のように、画像占有率Sが閾値以下であった場合には、
図12の下側に示すように、感光体ドラム20の当該画
像転写領域TR1後部のインターイメージ領域II1に感
光体ドラム20上の画像形成可能領域WIに対応したト
ナーバンドBIが作成される。
【0052】本実施の形態におけるトナーバンドBIの
作成は、実施の形態1とは異なり、帯電装置21にかか
る帯電バイアスを調整して静電潜像を形成し、この静電
潜像を現像装置23で現像することによって行われる。
【0053】これを具体的に説明すると、制御装置10
6は、帯電装置21に対して感光体ドラム20の当該画
像後部のインターイメージ領域が帯電装置21との対向
領域を通過する間、帯電装置21の帯電バイアス印加ス
イッチ107をオフ状態に保持するという内容のトナー
バンド形成用帯電バイアス制御信号134を送出し、帯
電装置21は、これに対応して当該インターイメージ領
域の帯電を行わないようにする。従って、当該インター
イメージ領域には電位0Vの非帯電領域が形成されるこ
ととなる。次に、制御装置106は、現像装置23に対
して前記感光体ドラム20上のインターイメージ領域の
うち非帯電領域が現像装置23との対向位置を通過する
間、現像装置23の現像バイアス印加スイッチ101を
オン状態に保持するという内容のトナーバンド形成用現
像バイアス制御信号132を送出する。現像装置23
は、現像電位と非帯電領域の電位との電位差により、こ
のインターイメージ領域内の非帯電領域の画像形成可能
領域幅WIに対応する領域を現像し、トナーバンドBIを
形成する。
【0054】更に、制御装置106は、転写装置24に
対して当該トナーバンドBIが転写装置24との転写領
域を通過する間、転写装置24にかかるバイアスを転写
バイアス電源104から非転写バイアス電源105に切
り換えるという内容の転写バイアス制御信号133を送
出し、転写装置24は、これに対応してトナーバンドB
Iを転写しないようにする。そして、残留トナー及びト
ナーバンドBIを構成するトナーは、クリーニング装置
26のクリーニングブレード26aによって感光体ドラ
ム20上から掻き取られる。
【0055】このように、形成される画像の画像占有率
Sが低く、従って残留トナーだけで感光体ドラム20を
クリーニングできない条件下では、画像形成可能領域幅
WIに対応するインターイメージ領域にトナーバンドBI
が形成されるので、当該画像形成可能領域幅WIに対応
する領域に付着する潜像形成妨害物質は、クリーニング
装置26のクリーニングブレード26aによって確実に
除去されることとなる。また、トナーバンドBIが転写
装置24との対向領域を通過する際、転写バイアスとは
逆方向のバイアスが印加されているので、トナーバンド
BIがクリーニングされるまでに転写されることもな
い。更に、本実施の形態においては、画像形成可能領域
幅WIと同じ幅を有するトナーバンドBIが形成されるの
で、感光体ドラム20上の画像形成可能領域の両端近傍
に付着する潜像形成妨害物質等も除去される。更にま
た、トナーバンド形成のためにレーザ走査装置22を使
用する必要がないので、半導体レーザーの超寿命化が図
られる。
【0056】◎実施の形態4 本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、図1
3に示すように、用紙幅WPに対応するトナーバンドBP
や、白色領域幅WWに対応するトナーバンドBWの作成す
るのとは別に、用紙25の両端部近傍に対応する感光体
ドラム20上のインターイメージ領域に前記用紙25の
両端部に跨るトナーパッチBEを常時形成するようにし
たものである。尚、同図においては、トナーパッチBE
が、トナーバンドBWやBPとともに形成されているた
め、一部これらが重複している部位がある。このように
すれば、用紙25の両端部近傍から排出され、当該両端
部近傍に対応する感光体ドラム20上に付着しやすい潜
像形成妨害物質が確実に除去される。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
像担持体上に付着して潜像の形成を妨害する潜像形成妨
害妨害物質を除去するために像担持体上の画像と画像と
の間のインターイメージ領域に形成されるトナーバンド
の作成を、形成されるトナー像の画像密度に基づいて決
定するようにしたので、無駄なトナーを消費することな
く、且つ、確実に像担持体上に付着した潜像形成妨害物
質を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置の概要を示す説明
図である。
【図2】 本発明が適用された画像形成装置の実施の形
態1を示す説明図である。
【図3】 実施の形態1ないし3に係る画像形成装置の
トナーバンド作像プロセス制御系を示す説明図である。
【図4】 実施の形態1ないし3に係る画像形成装置の
トナーバンド作像プロセス制御系を示すブロック図であ
る。
【図5】 実施の形態1に係る画像形成装置のトナーバ
ンド作像制御プロセスを示すフローチャートである。
【図6】 (a)(b)は実施の形態1及び4で作像さ
れる画像の一例を示す模式図である。
【図7】 実施の形態1における感光体ドラム上のトナ
ーバンド作像状態を示す説明図である。
【図8】 実施の形態2に係る画像形成装置のトナーバ
ンド作像制御プロセスを示すフローチャートである。
【図9】 実施の形態3に係る画像形成装置のトナーバ
ンド作像プロセス制御系を示す説明図である。
【図10】 実施の形態3に係る画像形成装置のトナー
バンド作像プロセス制御系を示すブロック図である。
【図11】 実施の形態3に係る画像形成装置のトナー
バンド作像制御プロセスを示すフローチャートである。
【図12】 実施の形態3における感光体ドラム上のト
ナーバンド作像状態を示す説明図である。
【図13】 実施の形態4における感光体ドラム上のト
ナーバンド作像状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…像担持体,2…潜像形成手段,3…現像手段,4…
転写材,5…転写手段,6…クリーニング手段,7…画
像密度演算手段,8…決定手段,9…トナーバンド作像
制御手段,20…感光体ドラム,21…帯電装置,22
…レーザ走査装置,23…現像装置,23a…現像ロー
ル,23b…層形成部材,24…転写装置,25…用
紙,26…クリーニング装置,26a…クリーニングブ
レード,100…トナーバンド作像制御系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DB01 EA09 EC03 ED07 ED27 JA01 JC01 2H034 AA05 AA06 9A001 HH23 JJ35

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に応じたトナー像が形成される
    像担持体と、像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成
    手段と、像担持体上に形成された静電潜像をトナーで現
    像する現像手段と、像担持体上のトナー像を転写領域に
    搬送される転写材に転写する転写手段と、転写後の像担
    持体上の残留トナーを除去するクリーニング手段とを備
    える画像形成装置において、 像担持体上の画像形成可能領域のうち転写領域に搬送さ
    れる転写材に対向する転写材対向領域内のトナー像の画
    像密度を演算する画像密度演算手段と、 前記画像密度演算手段による画像密度演算結果に基づ
    き、像担持体上の当該転写材対向領域と次の転写材対向
    領域との間のインターイメージ領域に対し、像担持体の
    移動方向に直交する方向に向かって伸びるクリーニング
    用トナーバンドの作成の要否を決定する決定手段と、 前記決定手段による決定結果に基づき、前記トナーバン
    ドの作像プロセスを制御するトナーバンド作像制御手段
    とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記決定手段は、前記画像密度演算手段による画像密度
    演算結果が予め規定された閾値よりも低い条件下で、ト
    ナーバンドの作成を決定することを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記決定手段は、画像密度演算手段による画像密度演算
    結果に対応して異なるトナー量のトナーバンドの作成を
    決定することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記画像密度演算手段は、転写材対向領域内のトナー像
    の像担持体の移動方向と直交する方向の画像密度分布を
    演算し、 前記決定手段は、前記画像密度演算手段による画像密度
    分布演算結果に基づき、画像密度が予め規定された閾値
    よりも低い低画像密度領域に対応してトナーバンドの作
    成を決定することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 前記決定手段は、前記画像密度演算手段による画像密度
    演算結果に基づいてクリーニング用トナーバンドの作成
    の要否を決定すると共に、この決定とは無関係に、転写
    材対向領域のうち像担持体の移動方向に直交する方向の
    両端部近傍に対応するインターイメージ領域にクリーニ
    ング用トナーパッチの作成を決定することを特徴とする
    画像形成装置。
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