JP2000111833A - ステレオスコープ装置 - Google Patents

ステレオスコープ装置

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JP2000111833A
JP2000111833A JP10279757A JP27975798A JP2000111833A JP 2000111833 A JP2000111833 A JP 2000111833A JP 10279757 A JP10279757 A JP 10279757A JP 27975798 A JP27975798 A JP 27975798A JP 2000111833 A JP2000111833 A JP 2000111833A
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JP10279757A
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Hiromitsu Tanaka
洋充 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、折り畳むことによってコンパクト
な状態とすることができ携行性に優れたステレオスコー
プ装置を提供する。 【解決手段】 本発明のステレオスコープ装置1は、左
右方向に折り畳み可能な外側角筒部材3と、この外側角
筒部材3に被覆され且つ該外側角筒部材3内で前後方向
に折り畳み可能な内側角筒部材2とから構成され、この
装置本体の外側角筒部材3の前端開口部3aに臨ませてい
る上記内側角筒部材2の前面に接眼レンズ4を装着して
いると共に外側角筒部材3の後端開口部3bに臨ませてい
る内側角筒部材2の後面の内方に紙片A等の収納部25を
設けてあり、この収納部25の上端に紙片A等の差し込み
口26を開設しているので、内外角筒部材は折り畳んだコ
ンパクトな偏平な状態とすることができ携行性に優れて
いる。従って、外出先等において立体画像を鑑賞したく
なった場合であっても、直ちにステレオスコープ装置を
組み立てて立体画像を鑑賞することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯に便利である
とともに、立体画像を見たい時に直ちに立体画像を鑑賞
することができるステレオスコープ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のステレオスコープ装置は、保形性
を有する直方体形状の支持体の前面に一対の接眼レンズ
を固着しているとともに上記支持体の後面の内側に一対
の画像が描かれた紙片を沿設し、上記接眼レンズを通じ
て上記一対の画像を右眼で右側の画像を、左眼で左側の
画像を見ることによって立体画像を鑑賞していた。
【0003】しかしながら、上記ステレオスコープ装置
は、保形性を有する直方体形状の支持体から形成されて
いるので使用しない時でも嵩張ることから携行性に劣
り、常時携行しておき外出先においてふと思い立った時
に立体画像を楽しむといったことができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、折り畳むこ
とによってコンパクトな状態とすることができ携行性に
優れ、外出先においても所望時に立体画像を直ちに鑑賞
することができるステレオスコープ装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のステレ
オスコープ装置は、装置本体は左右方向に折り畳み可能
な前後端が開口した外側角筒部材と、この外側角筒部材
に被覆され且つ該外側角筒部材内で前後方向に折り畳み
可能な左右端が開口した内側角筒部材とから構成され、
この装置本体の外側角筒部材の前端開口部に臨ませてい
る上記内側角筒部材の前面に左右一対の接眼レンズを装
着していると共に外側角筒部材の後端開口部に臨ませて
いる内側角筒部材の後面の内方に一対の画像が描かれた
紙片又はフィルムの収納部を設けてあり、この収納部の
上端に画像が描かれた紙片又はフィルムの差し込み口を
開設していることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載のステレオスコープ装置
は、請求項1に記載のステレオスコープ装置において、
内外角筒部材の後端部上面を幅方向に切除することによ
って一対の画像が描かれた紙片又はフィルムの差し込み
口が形成され、この差し込み口の後端縁に該差し込み口
から突出する一対の画像が描かれた紙片又はフィルムの
上端縁に係止させる係止突片を設けていることを特徴と
する。
【0007】請求項3に記載のステレオスコープ装置
は、請求項1又は請求項2に記載のステレオスコープ装
置において、内側角筒部材の前面上縁に外側角筒部材の
開口前端に係脱自在に係止させて内側角筒部材を起立状
態に保持する切起し片を突設していると共に内側角筒部
材の後面両側端に外側角筒部材の開口後端縁に当接する
規制片を突設していることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のステレオスコープ装置の使用方法を説
明する。先ず、折り畳んでコンパクトな状態となったス
テレオスコープ装置を組み立てる要領について説明す
る。
【0009】始めに、左右方向に折り畳まれた状態の外
側角筒部材を稜角から起立させる。そして、前後方向に
折り畳まれた状態の内側角筒部材を稜角から起立させる
ことによって該内側角筒部材の外周面を上記起立状態の
外側角筒部材の内周面に接合させ、外側角筒部材の前端
開口部に内側角筒部材の前面を臨ませるとともに、外側
角筒部材の後端開口部に内側角筒部材の後面を臨ませた
状態に保持する。
【0010】このようにして組み立てられたステレオス
コープ装置の内側角筒部材の後面の内側に設けられた収
納部に該収納部の差し込み口を通じて一対の画像が描か
れた紙片又はフィルムを該画像が接眼レンズ側となるよ
うに配設する。
【0011】そして、上記内側角筒部材の前面に装着し
た左右一対の接眼レンズの右側接眼レンズから上記紙片
又はフィルムに描かれた一対の画像のうちの右側の画像
を、左側接眼レンズから上記紙片又はフィルムに描かれ
た一対の画像のうちの左側の画像を視認することによっ
て立体画像を鑑賞する。
【0012】次に、上記の如くして組み立てたステレオ
スコープ装置を折り畳んでコンパクトな状態とする際の
要領について説明する。先ず、上記外側角筒部材内で起
立している内側角筒部材を前後方向に稜角から折り畳ん
で偏平な状態とした後、上記外側角筒部材を稜角から左
右方向に折り畳んで偏平な状態としてコンパクトな状態
とする。このようにコンパクトな状態に折り畳んだステ
レオスコープ装置は鞄等に収納し携行することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のステレオスコープ装置の
一例を図面を参照しつつ説明する。ステレオスコープ装
置1は、外側角筒部材3の下面にこの外側角筒部材3内
に挿嵌状態で配設した内側角筒部材2の下面を接着剤等
によって一体的に固定することにより、それぞれの固定
下面を支点として外側角筒部材3を左右方向に、内側角
筒部材2を前後方向に折り畳み可能に組み合わせて形成
されている。本実施例においては、外側角筒部材3の下
面と内側角筒部材2の下面とを共用させた状態で組み合
わせている。
【0014】即ち、図1乃至図3に示したように、内側
角筒部材2を一対の平面正方形状の上下面21、22と一対
の正面横長長方形状の前後面23、24とで左右方向が開口
した四角筒形状に形成する一方、外側角筒部材3を、上
記内側角筒部材2の上下面21、22の平面形状に略合致し
た平面正方形状の上面31と、前後方向の長さが上記上面
31の前後方向の長さに合致し且つ高さが上記内側角筒部
材2の前後面23、24の高さよりも若干高い側面横長長方
形状の両側面32、33とで断面門型形状とし、この下方が
開口状態の外側角筒部材3を上記内側角筒部材2に被せ
て、その両側面32、33の下端縁を上記内側角筒部材2の
下面22の両側端に一体的に接着することにより内側角筒
部材2の下面22を該外側角筒部材3の下面として共用さ
せているものである。
【0015】そして、上記外側角筒部材3を上記内側角
筒部材2の下面22を支点として稜角3cから左右方向に起
立させるとともに、上記内側角筒部材2をその下面22を
支点として稜角2aから前後方向に起立させて、その上面
21を上記起立状態の外側角筒部材3の上面31の内面に接
合させることによりステレオスコープ装置1を組み立て
ることができる。
【0016】なお、外側角筒部材3の下面を内側角筒部
材2の下面に共用させるように構成することもできる。
この場合、下面を切除した側面門型形状の内側角筒部材
2の前後面23、24下端部を上下面と両側面とで角筒形状
に形成している外側角筒部材3の下面前後端部に一体的
に接着すればよい。
【0017】上記内側角筒部材2の上面21の後端縁部と
上記外側角筒部材3の上面31の後端縁部には、それらの
左右方向の略全長に亘って上下方向に貫通する平面横長
長方形状の貫通孔が貫設されており、これら貫通孔は、
起立状態の外側角筒部材3の内側空間部内で上記内側角
筒部材2を起立させた際に互いに重なり合う上面21、31
の後端部に上下方向に連通した状態で設けられ、互いに
連通した貫通孔によって後述する紙片又はフィルムAを
上記内側角筒部材2の収納部25に配設するための差し込
み口26を形成している。
【0018】更に、上記差し込み口26の後端縁、即ち、
上記内側角筒部材2の後面24の上端縁の両側部には一対
の係止突片261 、261 が上方に向かって突設されてあ
り、この係止突片261 、261 の上端縁部を前方に向かっ
て直角に屈折させることによって係止片261a、261aを形
成し、該係止片261a、261aを上記収納部25に配設した紙
片又はフィルムAの上端縁に係止可能に構成している。
【0019】又、上記内側角筒部材2の下面22の後端縁
部の中央部には、上記内側角筒部材2の後面24の内側に
配設された紙片又はフィルムAの下端中央部に突設され
た係止突片A2が係脱自在に係止する係止孔22a が上下方
向に貫通して形成されている。
【0020】更に、上記内側角筒部材2の後面24の両側
縁には正面縦長長方形状の規制片241 、241 が外側方に
向かって突設されており、上記外側角筒部材3を起立さ
せた後又は起立させながら、この起立状態の外側角筒部
材3の内側空間部内で内側角筒部材2を角筒状に起立さ
せた際に、上記規制片241 、241 が上記外側角筒部材3
の両側面33、34の後端縁に当接し、上記内側角筒部材2
の前面23が上記外側角筒部材3の前端開口部3aよりも前
方に突出しないように構成されている。
【0021】上記外側角筒部材3の上面31の前端縁中央
部には傾斜端面311a、311aを有する平面台形状の係止凹
部311 が切り欠かれている一方、上記内側角筒部材2の
上面21の前端縁中央部に平面略コ字状の切起し片231 を
上方に向かって突設してあり、この切起し片231 を上記
係止凹部311 に係合させて、その傾斜端面231a、231aを
上記係止凹部311 の傾斜端面311a、311aに係止させるこ
とによって、上記内側角筒部材2を上記外側角筒部材3
内において起立状態に確実に保持することができるよう
に構成されている。
【0022】上記内側角筒部材3の前面には左右方向に
左右の眼の間隔を存して一対の接眼レンズ4、4が一体
に設けられており、該接眼レンズ4、4を通じて上記内
側角筒部材2の後面24の内側に配設された紙片又はフィ
ルムAに描かれた一対の画像A1、A1を視認し立体画像を
鑑賞することができる。
【0023】なお、上記内外角筒部材2、3は半透明な
合成樹脂から形成することが好ましく、このように半透
明な合成樹脂から形成することで周りの風景を遮断し立
体画像に集中して鑑賞することができるとともに、上記
内側角筒部材2内を適度な明るさとし、より立体感に優
れた立体画像を鑑賞することができる。
【0024】次に、上記ステレオスコープ装置1の使用
要領を説明する。先ず、折り畳んでコンパクトな状態と
なったステレオスコープ装置1を組み立てる要領につい
て説明する。
【0025】始めに、左右方向に折り畳まれた偏平な状
態の外側角筒部材3を稜角3cから起立させて四角筒状の
起立状態とする。次に、起立状態の外側角筒部材3の内
側空間内に前後方向に折り畳まれた偏平な状態の内側角
筒部材2を稜角2aから起立させることによってその上面
21を外側角筒部材3の上面31の内面に当接させ、外側角
筒部材3の前端開口部3aに内側角筒部材2の前面23を臨
ませるとともに、外側角筒部材3の後端開口部3bに内側
角筒部材2の後面24を臨ませた状態に保持したステレオ
スコープ装置1を組み立てる。
【0026】この際、上記内側角筒部材2の上面21の前
端縁中央部に突設された切起し片231 の傾斜端面231a、
231aを上記外側角筒部材3の上面31の前端縁中央部に凹
設した係止凹部311 の傾斜端面311a、311aに係止させる
ことによって、上記内側角筒部材2の上記外側角筒部材
3への挿嵌状態を確実に保持している。
【0027】更に、上記内側角筒部材2の後面24に延設
した規制片241 、241 の前面の夫々を上記外側角筒部材
3の両側面33、34の後端面に当接、受止させることによ
って、上記内側角筒部材2の前面23が上記外側角筒部材
3の前端開口部3aよりも前方に突出した状態、即ち、内
側角筒部材2が前方へ傾倒するといった不測の事態を防
止しており、上記内側角筒部材2が上記外側角筒部材3
内において正四角筒状の起立状態を確実に保持するよう
に構成されている。
【0028】そして、上記の如く起立状態に保持した内
外角筒部材2、3は互いの開口端を互いの両側面23、2
4、32、33によって支持し補強し合った状態となってお
り、組み立てられたステレオスコープ装置1は上下左右
方向からの押圧力に対しても充分に耐え得る構造となっ
ている。
【0029】このように組み立てられたステレオスコー
プ装置1の内側角筒部材2の後面24内側の収納部25に紙
片又はフィルムAを配設する要領を説明する。なお、該
紙片又はフィルムAは、図4に示したように、その左右
方向の幅が上記差し込み口26の左右方向の幅よりも若干
狭く且つその上下方向の高さが上記内側角筒部材2の下
面22と上記係止突片261 の係止片261aの下面との間の間
隔に略等しい正面横長長方形状体から形成され、その前
面には一対の画像A1、A1が左右に一定間隔を存して描か
れており、更に、その下端縁中央部には上記内側角筒部
材2の係止孔22a に係脱自在に係止する半円形状の係止
舌片A2が突設されてなる。又、フィルムAの場合は光透
過性のものを用いると後方からも光を取り入れることが
できるのでより立体感のある立体画像を鑑賞することが
できる。
【0030】先ず、一対の画像A1、A1が描かれた紙片又
はフィルムAを前後方向に複数枚重ね合わせた状態と
し、この重ね合わせた紙面又はフィルムAの最後部の紙
面又はフィルムAの後面によって上記差し込み口26の係
止突片261 の係止片261a、261aを後方に押圧して上記係
止突片261 、261 を後方に弾性変形させて上記差し込み
口26を上方に開放した状態とするとともに、上記紙片又
はフィルムAの下端縁を上記差し込み口26に臨ませる。
【0031】しかる後、上記紙片又はフィルムAを上方
から上記差し込み口26に挿入し、上記紙片又はフィルム
Aの下端縁を上記内側角筒部材2の下面24の後端縁部上
面に当接させるとともに、紙片又はフィルムAの下端縁
中央部に突設した係止舌片A2を上記内側角筒部材2の下
面22の係止孔22a に係脱自在に上方から係止させる。
【0032】この時、上記紙片又はフィルムAの上端縁
が上記係止突片261 、261 の係止片261a、261aよりも下
方に変位し、上記紙片又はフィルムAの後面による上記
係止片261a、261aの後方への押圧が解除されて、上記係
止突片261 、261 は弾性的に元の状態に復帰し、上記係
止片261a、261aは上記紙片又はフィルムAの上端縁に係
止し、上記紙片又はフィルムAは上記収納部25から上方
に離脱しないように上記係止片261a、261aによって上方
側を規制されている(図3及び図5参照)。
【0033】なお、上記紙片又はフィルムAを上記差し
込み口26に上方から挿入する際、その表面に描かれた一
対の画像A1、A1が上記内側角筒部材2の接眼レンズ4、
4側となるようにする。
【0034】そして、上記内側角筒部材2の前面23に装
着した一対の接眼レンズ4、4の右側接眼レンズを通じ
て上記紙片又はフィルムAに描かれた右側の画像A1を、
左側接眼レンズを通じて上記紙片又はフィルムAに描か
れた左側の画像A1を視認することによって立体画像を鑑
賞する。
【0035】又、上記内側角筒部材2の収納部25には複
数枚の紙片又はフィルムAが配設されていることから、
上記係止突片261 、261 の係止片261a、261aを後方に弾
性変形させることによって上記紙片又はフィルムAの上
端側の規制を一時的に解除し、最前方の紙片又はフィル
ムAを一枚づつ抜き取ることによって、その後方に配設
させている紙片又はフィルムAの前面に描いた一対の画
像A1、A1を前方に現出させて連続して種々の立体画像を
鑑賞することができる。
【0036】次に、上記ステレオスコープ装置1を折り
畳んでコンパクトな状態にする際の要領を説明する。先
ず、上記内側角筒部材2の前面23を後方に向かって押圧
し、上記内側角筒部材2の切起し片231 の傾斜端面231
a、231aを上記外側角筒部材3の係止凹部311 の傾斜端
面311a、311aに摺動させつつ上記切起し片231 と上記係
止凹部311 との係止状態を徐々に解除し、上記内側角筒
部材2をその稜角2aから後方側に偏平な状態に折り畳
む。
【0037】しかる後、上記外側角筒部材3をその稜角
3cから左右方向のいずれか一方に偏平な状態に折り畳
み、上記ステレオスコープ装置1をコンパクトな偏平な
状態とする。そして、このコンパクトな状態を維持した
まま鞄等に収納し携行することができる。
【0038】この際、上記内側角筒部材2の後面24の内
側に配設した複数枚の紙片又はフィルムAは、その上端
側を上記係止突片261 、261 の係止片261a、261aによっ
て規制されているとともに、その前面を偏平な状態とさ
れた上記内側角筒部材2の上面21の下面によって押圧さ
れた状態で後方に倒れて、上記内側角筒部材2の収納部
25内に装着された状態を確実に保持し、鞄等に収納して
いる間に紙片又はフィルムAが上記内側角筒部材2から
離脱し散在するといった不測の自体は生じない。
【0039】
【発明の効果】本発明のステレオスコープ装置は、装置
本体は左右方向に折り畳み可能な前後端が開口した外側
角筒部材と、この外側角筒部材に被覆され且つ該外側角
筒部材内で前後方向に折り畳み可能な左右端が開口した
内側角筒部材とから構成され、この装置本体の外側角筒
部材の前端開口部に臨ませている上記内側角筒部材の前
面に左右一対の接眼レンズを装着していると共に外側角
筒部材の後端開口部に臨ませている内側角筒部材の後面
の内方に一対の画像が描かれた紙片又はフィルムの収納
部を設けてあり、この収納部の上端に画像が描かれた紙
片又はフィルムの差し込み口を開設していることを特徴
とするので、内外角筒部材は折り畳んだコンパクトな偏
平な状態とすることができ携行性に優れている。従っ
て、外出先等において立体画像を鑑賞したくなった場合
であっても、直ちにステレオスコープ装置を組み立てて
立体画像を鑑賞することができる。
【0040】請求項2に記載のステレオスコープ装置に
よれば、内外角筒部材の後端部上面を幅方向に切除する
ことによって画像が描かれた紙片又はフィルムの差し込
み口が形成され、この差し込み口の後端縁に該差し込み
口から突出する画像が描かれた紙片又はフィルムの上端
縁に係止させる係止突片を設けていることを特徴とする
ので、上記紙片又はフィルムは係止突片によってその上
端側を規制されおり、上記紙片又はフィルムが立体画像
鑑賞中、或いは、携行中に不用意に内側角筒部材の収納
部から離脱し散在するといった不測の事態は生じない。
【0041】請求項3に記載のステレオスコープ装置に
よれば、内側角筒部材の前面上縁に外側角筒部材の開口
前端に係脱自在に係止させて内側角筒部材を起立状態に
保持する切起し片を突設していると共に内側角筒部材の
後面両側端に外側角筒部材の開口後端縁に当接する規制
片を突設していることを特徴とするので、ステレオスコ
ープ装置の組み立て状態を確実に保持することができる
ので安定した状態で立体画像を鑑賞することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステレオスコープ装置を折り畳んでコ
ンパクトな状態とした斜視図である。
【図2】本発明のステレオスコープ装置を組み立て又は
折り畳む途上状態を示した斜視図である。
【図3】本発明のステレオスコープ装置を組立てた状態
を示した斜視図である。
【図4】紙片又はフィルムの一例を示した斜視図であ
る。
【図5】本発明のステレオスコープ装置を組立てた状態
を示した縦断面図である。
【符号の説明】
1 ステレオスコープ装置 2 外側部材 2a 稜角 21 上面 22 下面 23 前面 231 切起し片 24 後面 241 規制片 25 収納部 26 差し込み口 261 係止突片 261a係止片 3 内側部材 3a 前端開口部 3b 後端開口部 3c 稜角 31 上面 311 係止凹部 32、33 側面 4 接眼レンズ A 紙片又はフィルム A1 画像

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体は左右方向に折り畳み可能な前
    後端が開口した外側角筒部材と、この外側角筒部材に被
    覆され且つ該外側角筒部材内で前後方向に折り畳み可能
    な左右端が開口した内側角筒部材とから構成され、この
    装置本体の外側角筒部材の前端開口部に臨ませている上
    記内側角筒部材の前面に左右一対の接眼レンズを装着し
    ていると共に外側角筒部材の後端開口部に臨ませている
    内側角筒部材の後面の内方に一対の画像が描かれた紙片
    又はフィルムの収納部を設けてあり、この収納部の上端
    に画像が描かれた紙片又はフィルムの差し込み口を開設
    していることを特徴とするステレオスコープ装置。
  2. 【請求項2】 内外角筒部材の後端部上面を幅方向に切
    除することによって一対の画像が描かれた紙片又はフィ
    ルムの差し込み口が形成され、この差し込み口の後端縁
    に該差し込み口から突出する一対の画像が描かれた紙片
    又はフィルムの上端縁に係止させる係止突片を設けてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のステレオスコープ
    装置。
  3. 【請求項3】 内側角筒部材の前面上縁に外側角筒部材
    の開口前端に係脱自在に係止させて内側角筒部材を起立
    状態に保持する切起し片を突設していると共に内側角筒
    部材の後面両側端に外側角筒部材の開口後端縁に当接す
    る規制片を突設していることを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載のステレオスコープ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015176141A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 北京比動広告有限公司 3次元映像表示装置
WO2016143076A1 (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 稔 稲葉 ステレオビューワ及び/又はステレオビューファインダ
JP2018197839A (ja) * 2017-05-25 2018-12-13 株式会社鈴木松風堂 立体画像観賞具

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