JP2000111569A - 車両内に設けられた加速度センサのモニタ装置および方法 - Google Patents

車両内に設けられた加速度センサのモニタ装置および方法

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JP2000111569A
JP2000111569A JP11277752A JP27775299A JP2000111569A JP 2000111569 A JP2000111569 A JP 2000111569A JP 11277752 A JP11277752 A JP 11277752A JP 27775299 A JP27775299 A JP 27775299A JP 2000111569 A JP2000111569 A JP 2000111569A
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acceleration
acceleration sensor
vehicle
monitoring
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Kohler Rolf
ロルフ・コーラー
Johannes E Schmidt
ヨハネス・シュミット
Guenter Braun
ギュンター・ブラウン
Andreas Zoebele
アンドレアス・ツェーベレ
Matthias Kottmann
マティアス・コットマン
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    • B60T8/88Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration with failure responsive means, i.e. means for detecting and indicating faulty operation of the speed responsive control means
    • B60T8/885Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration with failure responsive means, i.e. means for detecting and indicating faulty operation of the speed responsive control means using electrical circuitry
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加速度センサのモニタリングを、加速度セン
サの信号の関数としてのみ可能にする、車両内に配置さ
れた加速度センサのモニタ装置ないし方法を提供する。
さらに加速度センサのモニタリングは、車両により行わ
れる走行操縦とは無関係に行われなければならない。 【解決手段】 車両内に組み込まれている加速度センサ
のモニタ装置において、加速度センサより車両に作用す
る加速度を表わす加速度値が測定される。この装置は、
設定可能な時間に対して加速度値の平均値を形成する平
均化手段を含む。この平均値は、車両により行われる走
行操縦とは本質的に無関係である。さらに、この装置
は、加速度センサのモニタリングのために加速度値の平
均値としきい値との比較を行なうモニタ手段を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両内に設けられ
た加速度センサのモニタ装置および方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】車両内に設けられた加速度センサのモニ
タ装置および方法は、従来技術から種々の修正態様にお
いて既知である。
【0003】ドイツ特許公開第3930302号から、
自動車に対する加速度センサおよびエラー・モニタ装置
を備えた制御装置は既知である。この制御装置は、縦方
向加速度を測定するための第1の加速度センサ、および
たとえば横方向加速度を測定するための第2の加速度セ
ンサを含む。さらに、制御装置は、加速度センサの信号
を受け取りかつ両方の信号に基づいてデータ値を導くた
めの装置を含む。他の装置において、データ値は所定の
比較値と比較され、かつセンサ信号のいずれかのエラー
が決定される。データ値は、たとえば、加速度信号の加
算により、または加速度信号の二乗和の平方根として、
与えられる。
【0004】このモニタ装置の場合、両方の加速度セン
サ信号が常にセンサ・モニタ装置に直接入力される。こ
れは、一方で、加速度センサのモニタリングが加速度セ
ンサの固有の信号の関数としてのみでは可能ではないこ
とを意味する。他方で、モニタリングの前に、加速度値
が車両により行われる走行操縦とは無関係なように、加
速度値を形成することは示されていない。すなわち、車
両運動とは無関係なセンサ・モニタリングは可能ではな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】車両内に配置された加
速度センサのモニタ装置ないし方法において、加速度セ
ンサのモニタリングを、加速度センサの信号の関数とし
てのみ可能にすることが本発明の課題である。さらに、
加速度センサのモニタリングは、車両により行われる走
行操縦とは無関係に行われることが可能でなければなら
ない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の装置により、車
両内に設けられた加速度センサがモニタリングされ、こ
の加速度センサにより、車両に作用する加速度を表わす
加速度値が測定される。とくに、加速度センサは横方向
加速度センサであり、それにより車両に作用する横方向
加速度を表わす横方向加速度値が測定される。
【0007】加速度センサのモニタリングを車両により
行われる走行操縦とは無関係に行うために、ないしは車
両運動とは本質的に無関係に行うために、本発明の装置
は、設定可能な時間に対して加速度値の平均値を形成す
る平均化手段を含むことが有利である。この平均化手段
は、車両により行われる走行操縦とは本質的に無関係で
ある。平均化手段は低域フィルタとして形成されている
ことが有利である。とくに、低域フィルタは、平均値が
車両により行われる走行操縦とは本質的に無関係なよう
に選択された大きなフィルタ定数を有している。この手
段により、車両運動とは無関係に加速度センサのモニタ
リングを行うことが可能であり、すなわち車両運動ない
し車両操縦に起因する加速度値の部分が平均化手段によ
りフィルタリングされる。これにより、たとえば、加速
度値、したがって加速度センサの信号値がゼロ位置から
ドリフトしているか否か、または加速度センサの取付位
置が正常であるか否か、ないし加速度センサが劣化して
いるか否か、を特定することができる。
【0008】ここで、加速度センサのモニタリングが車
両により行われる走行操縦とは無関係に行われることに
ついて説明するとき、ないし平均化手段が車両により行
われる走行操縦とは本質的に無関係であることについて
説明するとき、これをいかに理解すべきかを再び明確に
することにする。車両により行われる各走行操縦は、加
速度センサにより測定される信号ないし測定加速度値を
変化させる。加速度値の平均値が形成される場合、加速
度値の走行操縦に起因する部分が平均化される。すなわ
ち、平均値は車両の直線走行に存在するであろう加速度
変数の値を示す。通常、直線走行における加速度変数の
値は0である。しかしながら、加速度変数の値が0とは
異なる場合、これはセンサ・エラー(センサの劣化、取
付位置不良)を指示する。したがって、本発明の装置に
より、任意の走行操縦による車両の走行中に平均値を評
価することにより、通常、直線走行においてのみ決定可
能な加速度センサのエラーを決定することができる。
【0009】さらに、加速度値が低域フィルタに供給さ
れる前に、加速度値をその上昇において制限することが
有利である。この手段により、一方で、加速度値内に存
在し得るジッタが消去される。他方で、場合により存在
する揺動接触に起因する外乱が同様に消去される。上昇
制限を行うことは、平均化手段、この場合低域フィルタ
に供給される加速度値があらかじめフィルタリングされ
ることと解釈することができる。
【0010】モニタリングを行うために、本発明の装置
はモニタ手段を含む。このモニタ手段において、加速度
値の平均値としきい値との比較が行われる。この比較に
おいて、加速度値の平均値の絶対値がしきい値より大き
いか否かが決定される。この比較の関数として、加速度
センサがエラーを有しているか否かが特定される。加速
度値の平均値の絶対値がしきい値より大きいとき、加速
度センサはエラーを有している。加速度値の平均値の絶
対値がしきい値より小さいとき、加速度センサはエラー
を有していない。
【0011】指示値により加速度センサがエラーを有し
ているか否かが指示されることが有利である。加速度セ
ンサがエラーを有している場合、これを表わしている第
1の値が指示値に割り当てられる。加速度センサがエラ
ーを有していない場合、これを表わしている第2の値が
指示値に割り当てられる。この指示値により、モニタ手
段からたとえば制御装置に、加速度センサがエラーを有
していることが伝送される。
【0012】平均値の形成により、加速度センサにより
発生された信号に対応する加速度値から、加速度値の走
行操縦から発生される部分がフィルタリングにより除去
される。すなわち、加速度センサのモニタリングは、車
両運動とは無関係に行うことができる。したがって、加
速度センサのモニタリングにおいて、たとえばカーブ走
行に基づいて存在する加速度値の変化は考慮されない。
すなわち、たとえば加速度値のゼロ位置からのドリフ
ト、または加速度センサの誤った取付位置、または加速
度センサの劣化過程に基づく加速度値の変化を、一義的
に検出することができる。
【0013】平均値の形成により、たとえば、かじ取り
運動に起因する加速度値の変化が除去される。言い換え
ると、平均値の形成は、少なくとも平均値から、すなわ
ちフィルタリングされた加速度値から、車両が連続して
直進走行するような印象が得られるように作用する。加
速度値が、たとえばゼロ位置からドリフトした場合、加
速度値は常に0とは異なる値をとり、この値は、加速度
値の平均値内に再び見いだされる。この結果、平均値と
しきい値との比較により、加速度センサに対して、たと
えばゼロ位置からのドリフトまたは誤った取付位置に起
因するエラーが存在するか否かが特定可能である。
【0014】本発明による装置において、指示値へのエ
ラーの記録が再び消去できることが有利である。このた
めに、加速度センサがエラーを有していることが特定さ
れたのちに、設定可能な時間に対して加速度値の平均値
の絶対値が再びしきい値より小さいか否かの条件が検査
される。設定可能な時間に対して加速度値の平均値の絶
対値が再びしきい値より小さいことが特定された場合、
加速度センサはもはやエラーを有していないとみなさ
れ、かつ指示値に第2の値が割り当てられる。
【0015】加速度センサのモニタリングは、少なくと
も1つの許容条件が満たされたときにのみ行われること
が有利である。これにより、モニタリングの結果の精度
を低下させるような車両の運転状態を排除することが達
成される。モニタリングは、車両速度を表わす値がしき
い値より大きいときに、および/またはブレーキ操作が
行われていないときに、および/または車両内に存在す
る滑り制御装置、とくにブレーキ滑り制御装置が作動し
ていないときに、行われる。さらに、許容条件として、
車輪回転速度値から形成された差の値がしきい値より小
さいか否かが検査される。この差の値は、最大車輪回転
速度の最小車輪回転速度からの偏差を表わしている。
【0016】
【発明の実施の形態】図面は、および図2から構成され
ている。まず図1について説明する。ブロック101は
加速度センサを示し、加速度センサ101により車両に
作用する加速度を表わす加速度値が測定される。この実
施態様においては、加速度センサ101は横方向加速度
センサであり、横方向加速度センサにより横方向加速度
値aqが測定される。横方向加速度値aqは、ブロック
102ならびにのちに説明するブロック(制御装置)1
05に供給される。
【0017】ブロック102は平均化手段であり、平均
化手段102により設定可能な時間に対して、加速度
値、この場合横方向加速度値aqの平均値aqfilが
形成される。平均値aqfilは、平均化手段102か
らブロック104に供給される。ブロック104はモニ
タ手段であり、モニタ手段104において、横方向加速
度センサのモニタリングのために、横方向加速度の平均
値aqfilとしきい値との比較が行われる。この比較
の結果は、指示値Faqにより、モニタ手段104から
制御装置105に供給される。
【0018】横方向加速度センサのモニタリングのため
に比較を行うほかに、モニタ手段104において、種々
の許容条件が満たされているか否かが検査される。これ
らの許容条件が満たされているときにのみ、横方向加速
度センサのモニタリングが行われる。この実施態様にお
いて、これは次のように行われる。モニタ手段104に
おいて、許容条件が満たされていることが特定された場
合、これが、値Filfreiにより、モニタ手段10
4から平均化手段102に伝送される。この伝送は、平
均化手段102がフリーな状態に切り換えられるよう
に、すなわち横方向加速度値aqが読み込まれ、したが
って比較のために必要な平均値aqfilが形成される
ように働く。許容条件が満たされていない場合、平均化
手段102はフリーな状態に切り換えられず、すなわち
横方向加速度値aqは読み込まれず、したがって、平均
値aqfilを形成することができない。この結果、横
方向加速度センサのモニタリングのために必要な比較を
行うことができない。
【0019】許容条件が満たされているか否かを検査す
るために、モニタ手段104に種々の値ないし信号Si
1が供給される。一方で、車輪回転速度を表わす車輪回
転速度値nijが供給され、車輪回転速度値nijは測
定手段103ijにより測定される。
【0020】略記号において2つの指数ijは次の意味
を有する。指数iは、それが前車軸(v)の車輪である
かまたは後車軸(h)の車輪であるかを示す。指数j
は、それが右側(r)の車輪であるかまたは左側(l)
の車輪であるかを示す。
【0021】他方で、制御装置105からモニタ手段1
04に供給される信号ないし値Si1がある。値ないし
信号Si1は、たとえば車両速度を表わす値vf、ブレ
ーキ操作が行われているか否かを指示する値、または車
両内に存在する滑り制御装置、とくにブレーキ滑り制御
装置が作動しているか否かを指示する値である。許容条
件は、車両速度を表わす値がしきい値より大きいとき
に、および/またはブレーキ操作が行われていないとき
に、および/または存在する滑り制御装置が作動してい
ないときに、満たされている。車輪回転速度値nijの
関数として、許容条件としての、最大車輪回転速度値の
最小回転速度値からの偏差を表わす差の値がしきい値よ
り小さいか否かが検査される。上記のように、許容条件
が満たされているとき、これが、値Filfreiによ
り、平均化手段102に伝送される。
【0022】制御装置105において、車両の横方向動
特性を調節する(開ループないし閉ループ)制御が行わ
れる。車両状況を検出するために、制御装置105に車
輪回転速度値nijおよび横方向加速度値aqが供給さ
れる。
【0023】車両の横方向動特性を調節するために、制
御装置105は、信号ないし値Si2を出力し、信号な
いし値Si2は車両内に含まれているアクチュエータ装
置106に供給される。アクチュエータ装置106は、
機関ないし機関により出力される機関トルクを調節する
装置である。このために、機関がオットー機関であるか
ディーゼル機関であるかに応じてそれぞれ、絞り弁角度
の調節、点火時期(点火角)の調節、燃料供給量の調
節、または充填圧力の調節が行われる。他方で、機関と
駆動車輪との間の力伝達を調節するクラッチへの係合、
ないし変速機への係合が行われる。変速機への係合とし
て、たとえば、駆動トルクを低減するために、ギヤが高
速段に切り換えられることが考えられる。さらに、車両
ブレーキへの係合もまた考えられる。駆動トルクの調節
は、駆動トルクの制限、低下、または上昇を行わせるこ
とができる。上記の係合により、限界範囲における車両
安定性が調節され、したがって、ドライバは、限界走行
状況においてサポートされる。前進駆動において車両の
操縦性が上昇され、車両は著しい制御不足となることは
ない。
【0024】値ないし信号Si3が、アクチュエータ装
置106から制御装置105に供給され、値ないし信号
Si3はそれぞれのアクチュエータの状態を示し、かつ
これが(閉ループないし開ループ)制御において考慮さ
れる。
【0025】以下に、本発明による方法の経過を、図2
の流れ図により説明する。本発明による方法はステップ
201から開始される。それに続くステップ202にお
いて、指示値Faqが初期化される。このために、指示
値Faqに値「FALSE」が割り当てられる。ステップ
202に続いて、ステップ203が実行される。このス
テップにおいて、許容条件が満たされているか否かが検
査される。許容条件が満たされていない場合、ステップ
203が改めて実行される。ここで、図1に含まれてい
る値Filfreiは、許容条件が満たされていること
を平均化手段102に伝送する値であることを示してお
く。これに対し、許容条件が満たされていない場合、ス
テップ203に続いて、ステップ204が実行される。
ステップ204において、設定可能な時間に対して、横
方向加速度値aqの平均値aqfilが決定される。上
記のように、これは低域フィルタにより行われることが
好ましい。低域フィルタに対するフィルタ等式として、
次式が実験的に与えられる。
【0026】
【数1】
【0027】このフィルタ等式に含まれている値は、次
の意味を有する。X(K)は、時間ステップKにおける
低域フィルタの入力値(横方向加速度aq)である。Y
(K)ないしY(K−1)は、平均値(aqfil)、
すなわち時点KないしK−1における低域フィルタのフ
ィルタリング信号を示す。Tはフィルタ定数を示し、フ
ィルタ定数は、この場合、平均値aqfilが車両によ
り行われる走行操縦とは本質的に無関係であるように選
択される。T0は時間間隔を示し、この時間間隔で入力
値の個々の値が低域フィルタ内に読み込まれる。
【0028】ステップ204に続いて、ステップ205
が実行される。ステップ205において、平均値aqf
ilの絶対値がしきい値S1より大きいか否かが決定さ
れる。平均値aqfilの絶対値がしきい値S1より大
きい場合、これは横方向加速度センサ101がエラーを
有していることを意味し、したがって、エラーの記録が
必要であり、ステップ205に続いて、ステップ206
が実行され、ステップ206において、指示値Faqに
値「TRUE」が割り当てられる。
【0029】これに対して、ステップ205において、
平均値aqfilの絶対値がしきい値S1より小さいこ
とが特定された場合、これは横方向加速度センサ101
がエラーを有していないことを意味し、したがってエラ
ーの記録は必要ではなく、ステップ205に続いて、ス
テップ209が実行され、ステップ209において、指
示値Faqに値「FALSE」が割り当てられる。ステッ
プ209に続いて、ステップ203が改めて実行され
る。
【0030】ステップ205において横方向加速度セン
サがエラーを有していることが特定され、かつステップ
206において指示値Faqに値「TRUE」が割り当て
られたのちに、ステップ206に続くステップ207に
おいて、所定の時間T1に対して、平均値aqfilの
絶対値が再びしきい値S1より小さいか否かが検査され
る。ステップ207において行われる問い合わせによ
り、横方向加速度センサが時間T1の間にもはやエラー
を有していないとみなされたとき、エラーの記録をリセ
ットすることが可能である。
【0031】ステップ207において、所定の時間T1
に対して、平均値aqfilの絶対値がしきい値S1よ
り小さいことが特定された場合、これは横方向加速度セ
ンサがもはやエラーを有していないとみなされることを
意味するので、エラーの記録を消去するために、ステッ
プ207に続いて、ステップ208が実行され、ステッ
プ208において、指示値Faqに値「FALSE」が割
り当てられる。ステップ208に続いて、ステップ20
3が改めて実行される。
【0032】これに対して、ステップ207において、
上記の条件が満たされていないことが特定された場合、
ステップ207が改めて実行される。図2に示した方法
のステップは、図1に示した平均化手段102ないしモ
ニタ手段104内で行われる。
【0033】ここで、横方向加速度センサがエラーを有
しているとき、横方向加速度センサにより測定された横
方向加速度値の代わりに、非駆動車輪の車輪回転速度か
ら導かれた横方向加速度が使用されてもよいことを付記
しておく。
【0034】最後に、この説明の中で選択された実施態
様の形態および図において選択された表示は、本発明の
本質的な考え方に制限を与えるものではないことに注意
すべきである。したがって、本発明による装置ないし本
発明による方法は、車両の縦方向加速度または車両の垂
直方向加速度を測定する加速度センサに対してもまた使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を実行するための本発明によ
る装置の全体配置図である。
【図2】本発明による方法を実行するための一実施態様
の流れ図である。
【符号の説明】
101 加速度センサ 102 平均化手段 103ij 測定手段(車輪回転速度値) 104 モニタ手段 105 制御装置 106 アクチュエータ装置 aq 加速度値 aqfil 加速度値の平均値 Faq 指示値 FALSE 指示値の第3の値 Filfrei 許容条件が満たされていることを示す
値 nij 車輪回転速度値 Si1,Si2,Si3 信号または値 S1 加速度値の平均値のしきい値 TRUE 指示値の第1の値 T1,t1 設定可能な時間 vf 車両速度値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハネス・シュミット ドイツ連邦共和国 71706 マルクグレー ニンゲン,プラタネンヴェーク 35 (72)発明者 ギュンター・ブラウン ドイツ連邦共和国 74321 ビーティクハ イム,エガーシュトラーセ 23 (72)発明者 アンドレアス・ツェーベレ ドイツ連邦共和国 71706 マルクグレー ニンゲン,イム・ビッシンガー・プファー ト 13 (72)発明者 マティアス・コットマン ドイツ連邦共和国 73240 ヴェントリン ゲン,アイヒェルベルクヴェーク 3

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に作用する加速度を表わす加速度値
    (aq)が加速度センサ(101)により測定される、
    車両内に設けられた加速度センサのモニタ装置におい
    て、 設定可能な時間に対して、車両により行われる走行操縦
    とは本質的に無関係である加速度値の平均値(aqfi
    l)を形成する平均化手段(102)と、 前記加速度センサのモニタリングのために、加速度値の
    平均値(aqfil)としきい値(S1)との比較を行
    なうモニタ手段(104)と、を含み、 前記加速度センサが、車両に作用する横方向加速度を表
    わす横方向加速度値(aq)を測定する横方向加速度セ
    ンサ(101)であること、を特徴とする車両内に設け
    られた加速度センサのモニタ装置。
  2. 【請求項2】 前記平均化手段が低域フィルタとして形
    成され、前記低域フィルタは、前記平均値が車両により
    行われる走行操縦とは本質的に無関係なように選択され
    た大きなフィルタ定数を有していることを特徴とする請
    求項1の装置。
  3. 【請求項3】 前記加速度センサのモニタリングが、少
    なくとも1つの許容条件が満たされたときにのみ行わ
    れ、とくに、 車両速度を表わす値がしきい値より大きいとき、 ブレーキ操作が行われていないとき、 車両内に存在する滑り制御装置、とくにブレーキ滑り制
    御装置が作動していないとき、の少なくとも何れかのと
    きに、モニタリングが行われることを特徴とする請求項
    1の装置。
  4. 【請求項4】 車輪回転速度を表わす車輪回転速度値
    (nij)を測定する測定手段(103ij)が設けら
    れていること、および許容条件として、前記車輪回転速
    度値から形成された差の値がしきい値より小さく、とく
    に、前記差の値が最大車輪回転速度値の最小車輪回転速
    度値からの偏差を表わすこと、を特徴とする請求項3の
    装置。
  5. 【請求項5】 比較により、加速度値の平均値の絶対値
    がしきい値より大きい否かが決定されること、および前
    記比較の関数として、前記加速度センサがエラーを有し
    ているか否かが特定されること、を特徴とする請求項1
    の装置。
  6. 【請求項6】 前記加速度値の平均値の絶対値が前記し
    きい値より大きいとき、前記加速度センサがエラーを有
    していること、および前記加速度値の平均値の絶対値が
    前記しきい値より小さいとき、前記加速度センサがエラ
    ーを有していないこと、の少なくとも一方であることを
    特徴とする請求項5の装置。
  7. 【請求項7】 前記加速度センサがエラーを有している
    ことが特定されたのちに、設定可能な時間(t1)に対
    して、前記加速度値の平均値の絶対値が再びしきい値よ
    り小さいか否かの条件が検査されることを特徴とする請
    求項5の装置。
  8. 【請求項8】 指示値(Faq)により前記加速度セン
    サがエラーを有しているか否かが指示され、 前記加速度センサがエラーを有している場合、これを表
    わしている第1の値(TRUE)が前記指示値に割り当
    てられること、および前記加速度センサがエラーを有し
    ていない場合、これを表わしている第2の値(FALS
    E)が前記指示値に割り当てられること、の少なくとも
    いずれかであることを特徴とする請求項5の装置。
  9. 【請求項9】 設定可能な時間に対して前記加速度値の
    平均値の絶対値が再びしきい値より小さいことが特定さ
    れたのちに、前記加速度センサはもはやエラーを有して
    いないとみなされ、かつ前記指示値に第2の値が割り当
    てられることを特徴とする請求項8の装置。
  10. 【請求項10】 前記加速度値は、それが前記低域フィ
    ルタに供給される前に、その上昇において制限されるこ
    とを特徴とする請求項2の装置。
  11. 【請求項11】 加速度センサ(101)により、車両
    に作用する加速度を表わす加速度値(aq)が測定さ
    れ、 設定可能な時間に対して、前記加速度値の平均値(aq
    fil)が形成され、そして、 前記加速度センサのモニタリングのために、前記加速度
    値の平均値としきい値(S1)との比較が行われる、車
    両内に設けられた加速度センサのモニタ方法において、 前記加速度センサが、車両に作用する横方向加速度を表
    わす横方向加速度値(aq)を測定する横方向加速度セ
    ンサ(101)であること、を特徴とする車両内に設け
    られた加速度センサのモニタ方法。
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