JP2000110447A - ウィンドウガラス案内フレーム - Google Patents

ウィンドウガラス案内フレーム

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JP2000110447A
JP2000110447A JP10284680A JP28468098A JP2000110447A JP 2000110447 A JP2000110447 A JP 2000110447A JP 10284680 A JP10284680 A JP 10284680A JP 28468098 A JP28468098 A JP 28468098A JP 2000110447 A JP2000110447 A JP 2000110447A
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glass guide
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隆憲 植田
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勝義 佐藤
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Toshiaki Nakamura
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 組立時にガラスのはめ込みが容易で、長期間
の繰り返し使用が可能で、ガラスのがたつき防止、低騒
音、軽量化、リサイクル性に優れた、熱可塑性樹脂製の
ウィンドウガラス案内フレームを提供すること。 【解決手段】 U字型断面形状のウィンドウガラス案内
フレームにおいて、フレームの側面1’、側面1”及び
底面からなり、一方の側面の一部を内側に変形させて得
られた第1バネ状部2が複数設けられており、第1バネ
状部2は、円錐状等のものの底部を含むようにしてその
一部を切った形状であって、第1バネ状部2がその頂点
からそれが設けられた側面への二つの稜線を有し、稜線
は底面に向かって低くなっており、稜線は側面と30゜
の角度で低下していく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車ドア用ウィン
ドウガラス案内フレームに関するものであり、更に詳し
くは、自動車走行時のウィンドウガラスのがたつき防止
およびウィンドウガラス開閉時のガラスのガイド、低騒
音化、軽量化、リサイクル性に優れ、組立時にフレーム
にガラスをはめこみやすく、ガラス保持力に優れた、熱
可塑性樹脂製のウィンドウガラス案内フレームに関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車ドア用ウィンドウガラス(以下ガ
ラスと略す)は電動式または手動式により上下に昇降
し、窓を開ける場合にはガラスが下降してドア内に収納
される。ガラスを上下にスムースに昇降させるためのガ
イドとして、また自動車走行時にガラスががたがた音を
立てたりしないようにウィンドウガラス案内フレームが
使用される。従来、ウィンドウガラス案内フレームは金
属のフレームにガラスの振動による破損防止や騒音防止
のためにゴムが組み合わされて使用されている。しかし
ながら、自動車の軽量化、部品コストや組立コストの低
下等を目的として、熱可塑性樹脂製の一体成形部品が出
始めている。特開平2−267023号公報には、ほぼ
U字型の断面を持つ樹脂製スライダリンクで、その側壁
がつぎつぎにかつ互違いに反対方向に傾斜した二つの斜
面にして、突出部を画定する斜面と、弾性舌片にして、
その自由端の近くに突出部を備えた舌片とを有している
スライダリンクが開示されている。しかしながら、この
技術では構造が複雑となり、またガラスに密着してゴム
の代わりをなす部分が板バネ状であり、特に板バネの自
由端が機械的に弱い。特開平7−9858号公報には、
U状の断面形状をなし、基部と、摺動式車輌ウインドウ
の内面に接する突出した舌状部をもつ車内側脚部と、摺
動式車両ウインドウ外面に接する突出した舌状部をもつ
車外側脚部をもつ成形ポリマーストリップ片より成り、
摺動式車両ウインドウの表面に接する舌状部の表面部分
は、ウインドウガラスの昇降中にこの案内に沿ってスム
ーズにガラスを移動させる低摩擦、非摩耗面であり、該
案内装置は摺動中の車両ウインドウガラスによって加え
られる力に対抗するのに十分な強度と剛性をもって、こ
れによリ車内方向、車外方向、前方、後方へのウインド
ウガラスの好ましくない運動を防止する繊維強化ポリマ
ーよリ形成されさらに該案内装置を車輌ドアフレームに
締結する一体型取付手段を有する、一体型ガラス走行案
内装置が開示されている。しかしながら、この技術によ
ると、ガラスに密着してゴムの代わりをなす部分が板バ
ネ状であり、ガラスの挿入等や長期間の使用時にゴミが
挟まったり、ガラスと樹脂製舌部との間に隙間が生じや
すいことや、一体型といっても完全な一体成形品ではな
く、二つの成形部品を組み立てて接着して一体型を得る
ものである。特開平10−67228号公報には、フレ
ーム部と複数の板バネ状部を有し、板バネ状部がガラス
との摺動面にダスト排除手段を有するものであり、ダス
ト除去手段が、摺動面に設けた凹凸形状であることを特
徴とするウインドウガラス走行安定装置が開示されてい
る。しかしながら、この技術によるとガラスに密着して
ゴムの代わりをなす摺動部が板バネ状であり、且つ舌状
のような微妙な形状であり、長期的な使用に対して、摺
動部のフレームへの付け根が破損しやすいという問題が
ある。このように板バネ部を持つものは、ガラスとバネ
面とが面接触であるために、ダストが入ってきた場合に
板バネ状部とガラスの摩擦が大きく、磨耗したり、抵抗
が大きくなりすぎたり、騒音が大きくなりやすい。ま
た、組立時にフレームにガラスをはめこみやすいような
ウィンドウガラス案内フレームが要求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、組立
時にガラスのはめ込みが容易で、長期間の繰り返し使用
が可能で、ガラスのがたつき防止、低騒音、軽量化、リ
サイクル性に優れた、熱可塑性樹脂製のウィンドウガラ
ス案内フレームを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ガラス取
り付けの誤差が吸収できて、膨張収縮変化に対応でき
て、ガラス開閉時にがたつきやきしみ音が少なく、長寿
命なウィンドウガラス案内フレームを得るために、材料
の物性、フレーム及びバネ部の構造について検討した結
果、樹脂製のフレームの側面にガラス摺動面に対して円
錐形状の第1バネ状部を設けることにより、さらに三角
形状の第2バネ状部を設けることにより、組立時にガラ
スのはめ込みが容易で、ガラスの開閉(上下)の長期間
の繰り返し使用が可能で、ガラスのがたつき防止、低騒
音、軽量化、リサイクル性、及びガラス保持性に優れた
熱可塑性樹脂製のウィンドウガラス案内フレームが得ら
れることを見い出し、さらに、バネ状部(2)及び/又
はバネ状部(3)の頂点から開孔口(4’)へ向う稜線
が側面へ向かってなだらかに傾斜していることにより、
ウィンドウガラス案内フレームにガラス(10)をはめ
込んで組み立てる際に、ガラスをフレームにスムースに
はめ込むことが可能であることを見いだし、本発明を完
成するに至った。
【0005】すなわち本発明の第1は、U字型ないしコ
の字型の断面形状を有する車両用ウィンドウガラス案内
フレームにおいて、フレームの側面(1’)、側面
(1”)及び底面(4)からなり、少なくとも一方の側
面の一部を内側に変形させて得られた第1バネ状部
(2)が複数設けられており、第1バネ状部(2)は、
円錐状、円錐台状、角錐状、角錐台状、円柱状又は角柱
状のものの底部を含むようにしてその一部を切った形状
であって、第1バネ状部(2)がその頂点(9)からそ
れが設けられた側面(1’又は1”)への二つの稜線
(2’)及び(2”)を有し、稜線(2’)は底面
(4)に向かって低くなっており、稜線(2”)はフレ
ーム開孔口(4’)に向かって低くなっていることを特
徴とするウィンドウガラス案内フレームを提供する。本
発明の第2は、稜線(2”)と側面とのなす角(α)が
60゜以下であることを特徴とするウィンドウガラス案
内フレームを提供する。本発明の第3は、第1バネ状部
(2)の近傍にさらに第2バネ状部(3)を設け、第2
バネ状部(3)が、三角形、多角形、弓形、(楕)円弧
形、(楕)円弧の弧の部分が多角形、又はこれらの組み
合わせである形状を持つ板状であって、該形状の最長直
線辺が深さ方向に向いて側面上に設けられており、該第
2バネ状部の頂点(9”)の高さが第1バネ状部の頂点
(9)の高さよりも低く、第2バネ状部の頂点(9”)
と同じ側面の深さにおける第1バネ状部の中間位置
(9’)の高さよりも高く、頂点(9”)からそれが設
けられた側面(1’又は1”)への二つの稜線(3’)
及び(3”)を有し、稜線(3’)は底面(4)に向か
って低くなっており、稜線(3”)はフレーム開孔口
(4’)に向かって低くなっていることを特徴とする本
発明の第1に記載のウィンドウガラス案内フレームを提
供する。本発明の第4は、稜線(3”)と側面とのなす
角(β)が60゜以下であることを特徴とする本発明の
第3に記載のウィンドウガラス案内フレームを提供す
る。本発明の第5は、フレーム(1)の下端部にガラス
保持補強部(5)が設けられていることを特徴とする本
発明の第1〜4のいずれかに記載のウィンドウガラス案
内フレームを提供する。本発明の第6は、ガラス保持補
強部(5)に、自動車ドアパネルに取り付けるための締
結突起(7’)を有する締結脚(7)が設けられている
ことを特徴とする本発明の第1〜5のいずれかに記載の
ウィンドウガラス案内フレームを提供する。本発明の第
7は、フレーム(1)の上端部に膨張収縮吸収部
(6’)を有する固定脚(6)が設けられていることを
特徴とする本発明の第1〜6のいずれかに記載のウィン
ドウガラス案内フレームを提供する。本発明の第8は、
樹脂を一体成形してなる本発明の第1〜7のいずれかに
記載のウィンドウガラス案内フレームを提供する。本発
明の第9は、底面(4)の背面がリブ構造(8)を持つ
本発明の第1又は3に記載のウィンドウガラス案内フレ
ームを提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のウィンドウガラス案内フ
レーム1は、図1に示すようにU字型ないしコの字型の
溝を有し、側面1’および1”、及び底面4からなり、
自動車のドア内部に縦に取り付けられる。図3はフレー
ム1を描画の便宜上横にしてウィンドウガラス10を加
えて描いたものであるが、ガラス10の側端は、フレー
ム1の溝内をスライドする。フレーム1の側面1’及び
/又は1”には、ガラス10を挟み付けるように第1バ
ネ状部2(図3では半切りの円錐状)が多数設けられ
る。第1バネ状部2は側面の一部を内側に変形させて形
成される。また、図5に示すように、側面1’及び/又
は1”には隣接する第1バネ状部2の間に第2バネ状部
3(図4では三角板状)を多数設けることもできる。な
お、側面1’上の第1バネ状部2あるいは第2バネ状部
3は側面1”上の第1バネ状部2あるいは第2バネ状部
3と向かい合って配列されていても、互い違いにずれて
設けられてもよいが、好ましくは、図4に示すように向
かい合って配列される。第1バネ状部2さらには第2バ
ネ状部3により開閉時や、自動車運行時のガラスのがた
つき防止やガラスの変形、取り付け時の誤差が吸収され
る。底面4は側面1’及び1”を繋ぎ、全体としてフレ
ーム1が一体成形体として構成される。底面4はガラス
10の前後(車輌の前、後方向の意味)へのストッパー
の役割も果たす。底面4はフレーム1の底部全面に設け
られていても、一部に設けられていてもよく、特に第1
バネ状部2が設けられる底部には設けないでもよい。図
2はフレーム1の底面図であり、底面4の外面は補強の
ためにクロスリブ形状8にしてもよい。また、図2は底
面4が一部に設けられている例を示す。
【0007】フレーム1はガラス10の前方及び/又は
後方に、好ましくは両方向に設けられる。これによっ
て、ガラス10は、多数の第1バネ状部2あるいはさら
に第2バネ状部3に挟まれながら、側面1’および
1”、及び底面4により上下にスムースに案内される。
図3に示すように、フレーム1の少なくとも上または下
端部にはガラス保持補強部5を設けて、ガラス10の全
開下降時のガラス保持が十分に行われるようにしてもよ
い。図1に示すように、フレーム1の下端部に、好まし
くはガラス保持補強部5に自動車ドアパネルに取り付け
るための締結突起7’を有する締結脚7を設ける。ま
た、フレーム1の上端部には膨張収縮吸収部6’を有す
る固定脚6を設ける。
【0008】フレーム1の大きさについては、機能上問
題を生じない範囲で最適の寸法を選択することができ
る。側面の長さ、側面1’の深さ、側面1”の深さは、
ガラスの大きさ及び必要なガラス保持強度に応じて決め
られる。側面1’と1”の深さは異なってもよいが、同
じであることが好ましい。側面の厚さ、底面の厚さも上
記と同様である。側面1’と1”の間隔は、ガラスの形
状などに応じてガラスがはめ込みやすく、がたつきのな
い範囲を選択することができる。
【0009】第1バネ状部2の形状としては、円錐状、
円錐台状、角錐状、角錐台状、円柱状、角柱状等のもの
の底部を含むようにして円錐状、円錐台状、角錐状、角
錐台状では縦方向に、円柱状、角柱状では斜めにその一
部を切った形状である。円錐は楕円錐状であってもよ
く、角錐は三角錐、四角錐等何角錐であってもよく、角
柱は何角柱であってもよい。一部を切った形状はこれら
を1/2、1/3、1/4、3/4等に切ったものでも
よく、例えば図5では1/2〜1/3程度に切った円錐
状であり、円錐の底部の円は弧をなす。以下、分かり易
いように図5に示す円錐状の例で説明する。第1バネ状
部2は、第1バネ状部2の高さが、全体的にみて底面に
向かって低くなるように設けられる。「全体的にみて底
面に向かって低くなるように」とは、第1バネ状部2が
最大高さ9の位置に置いて、溝の深さ方向に向かう長い
稜線のみからなる図5のような場合には直ぐに理解され
るが、溝の深さ方向に向かう長い稜線2’とその反対方
向で、フレーム開孔口4’に向かって低くなっている短
い稜線2”からなる図6ような場合に、長い稜線が底面
に向かって低くなるように傾斜していることをいう。ま
た、図8に示すように、稜線2”とそれが設けられた側
面とのなす角(即ち、稜線2”とフレーム開孔口
(4’)方向への垂線(11)とのなす角)αが60゜
以下、好ましくは45゜以下、さらに好ましくは30゜
以下であると、ガラス10をフレーム1にはめ込んでウ
ィンドウガラス案内フレームを組み立てる際に、ガラス
がフレームにスムースにはまりやすい。
【0010】第1バネ状部2の大きさは、ガラス10の
大きさにもよるが、側面に設けられた円錐部の底面の円
の直径は2〜50mm、好ましくは5〜20mmであ
り、側面における弧の弦の長さは1〜30mm、好まし
くは5〜20mmであり、円錐部の高さは5〜50m
m、好ましくは10〜30mmであり、円錐部の肉厚は
0.5〜5mm、好ましくは1〜3mmであり、フレー
ムの少なくとも片側の側面1’(または1”)に設けら
れた第1バネ状部2の隣接間隔は10〜150mm、好
ましくは30〜100mmである。第1バネ状部2は、
ガラス10と円錐の底面の円周で接触し、円錐の変形お
よび設けられたフレームの側面1’(または1”)の変
形によってバネを形成する。なお、上記は分かりやすく
二つの稜線2’と2”の交わる頂点の接触で説明した
が、頂点部は丸みを帯びて接触してもよい。また、頂点
部は鍔状で、鍔に厚みをある程度持たせてもよい。鍔の
厚みとしては0.1〜5mm程度である。また、鍔状部
を設ける場合、鍔の方が僅かに高く、稜線2’及び/又
は2”との間に段差を設けてもよい。好ましくは稜線
2’との間に段差を設け、稜線2”との間には段差を設
けない方がガラスのはめ込みがスムースに行われる。第
1バネ状部2のガラス10と接触した際の歪みは、0.
5〜5%、好ましくは1〜3%である。上記は、円錐で
説明したが、円柱でも同様の関係が成立し、角錐または
角柱では円錐に相当する直径、弦の長さ等で表される。
【0011】第2バネ状部3の形状としては、三角形、
多角形、弓形、(楕)円弧形、(楕)円弧の弧の部分が
多角形、これらの組み合わせ等の板状のものが挙げられ
る。該形状の最長直線辺(三角形、多角形では最長辺、
弓形、弧形では弦をいう。)が深さ方向に向いて側面上
に設けられている。板は必ずしも均一な厚みでなくても
よく、頂点は薄く尖っていてもよく、頂点から底辺への
垂線部は肉厚であってもよい。また、そろばん玉のよう
に円錐が二つ合わさって中間が膨らんでいてもよい。ま
た、板は中が樹脂で詰まっていても、空洞であってもよ
い。以下、分かり易いために図6に示す三角形の均一な
板の例で説明する。第2バネ状部3は、溝の深さ方向、
即ち底面4に向かって、三角形の最大長さの辺が側面上
に設けられている。また、図8に示すように、頂点9”
から側面への二つの稜線3’及び3”については、稜線
3’は底面4に向かって低くなっており、稜線3”はフ
レーム開孔口4’に向かって低くなっており、稜線3”
とそれが設けられた側面とのなす角(即ち、稜線3”と
フレーム開孔口(4’)方向への垂線(11’)とのな
す角)βが60゜以下、好ましくは45゜以下、さらに
好ましくは30゜以下であると、ガラス10をフレーム
1にはめ込んでウィンドウガラス案内フレームを組み立
てる際に、ガラスがフレームにスムースにはまりやす
い。
【0012】第2バネ状部3の大きさは、ガラス10の
大きさにもよるが、図6に示すように、第2バネ状部3
の頂点9”の高さは第1バネ状部の頂点9の高さよりも
低く、第2バネ状部の頂点9”と同じ側面の深さにおけ
る第1バネ状部の中間位置9’の高さよりも高い。側面
1’上の第1バネ状部とガラス10の間隔が開いて接触
が行われなくなった場合に、第2バネ状部がガラス10
と接触を保つ。9と9”の高さの差は、設定するガラス
保持力により決定されるが、0.2〜2mm、好ましく
は0.5〜1mmであり、9”と9’の高さの差は0.
2〜1.5mm、好ましくは0.5〜1mmである。板
の厚さは0.5〜5mm、好ましくは1〜2.5mmで
ある。フレームの片側の側面1’(または1”)に設け
られた第2バネ状部3の隣接して設けられる間隔は10
〜150mm、好ましくは30〜100mmである。フ
レームの片側の側面1’(または1”)に設けられた第
2バネ状部3と第1バネ状部2の距離は5〜50mm、
好ましくは10〜30mmである。第2バネ状部3は第
1バネ状部2と必ず1対になって設けられなくてもよ
く、第1バネ状部2の数より多くても、少なくてもよい
が、できるだけ両者の数が近いことが好ましい。
【0013】第2バネ状部3は、ガラス10と三角形の
頂点で接触し、三角形の変形および設けられたフレーム
の側面1’(または1”)の変形によってバネを形成す
る。第2バネ状部3のガラス10と接触した際の歪みは
0.5〜5%、好ましくは1〜3%である。上記は、板
状三角形で説明したが、円弧では三角形に相当する底辺
の長さ、高さ等で表される。
【0014】第2バネ状部3を第1バネ状部2の稜線
2’上に形成して、図9に示すように第1バネ状部2と
第2バネ状部3を一体にしてもよい。
【0015】なお、図8において、ガラスの挿入力Fa
とガラスが第1バネ状部の円錐部を押しのける力Fd
は、ガラスとフレームを構成する樹脂との動摩擦係数を
μ(μは0と1の間の値である。)とすると、前記αと
の間には、特定の関係が成り立つ。
【0016】本発明では、ダストが付着した場合の開閉
時のきしみ音について検討した結果、フレームとしては
側面の剛性が高い方がよいこと、バネ部によるガラスの
支持はできるだけ接触面が小さく、好ましくは点接触で
あること、及びバネ部のガラスに対する反発力が大きす
ぎるときしみ音が大きくなるので一定の限界以下の反発
力(ガラス支持力)以下になるようにすることが重要で
あることが分かった。特に点接触とすることによりダス
トの付着が少なくなり、またダストの排除が容易にな
る。側面1’及び1”の一部を内側に、例えば円錐形状
に変形させて第1バネ状部2を形成させることにより、
ガラスとの接触部の剛性を高めることができる。本発明
では、第1バネ状部2にさらに第2バネ状部3を設ける
ことにより、ガラス保持力が増強される。第2バネ状部
3を多段に設ける場合には、ガラス保持力が多段で増強
される。第2バネ状部3は、隣接する第1バネ状部2の
間で、又は第1バネ状部2と一体化して、底面に向かっ
て高さを低下させながら多段に設けることができる。
【0017】図3に示すように、ガラス保持補強部5
は、ガラス全開時にフレームに対するガラスの負担が最
大になるが、フレーム底部に対しガラス保持補強部5を
可能な限り広く設定することで強度向上を図り、その他
の部分の荷重を低減させる働きを持つ。このような構造
にして、ウィンドウガラス10の全開下降時のガラス保
持、ドアーを強く閉めた時のガラスの外れに対する対策
が十分に行われるようになる。側面1’、1”及び側面
に設けられた第1バネ状部2にさらに第2バネ状部3、
及び底面4からなるフレーム1の構造に、これにガラス
保持補強部5が加わることによりドアーを強く閉めた場
合、例えばガラスを介してフレームに30kgf(29
4N)の力が掛かっても変形は0.4〜3.6mmの範
囲であり、フレームからのガラスの外れは起こらない。
さらに、ガラス全開時にフレームに対する負担が最大に
なるので、フレーム底面の背面をリブ構造にすることに
より強化することができる。
【0018】図1に示すように、ガラス保持補強部5に
自動車ドアパネルに取り付けるための締結突起7’を有
する締結脚7を設ける。ガラス保持補強部5の端部に、
スナップフィット形式による締結突起7’の代りに、ド
アーに固定するための金属プレートを挿入するためのレ
ールとストッパーを設けることも好ましく、あるいは金
属インサートを設けてもよい。
【0019】また、フレーム1の上端部には膨張収縮吸
収部6’を有する固定脚6を設ける。これにより、車内
が夏期に40〜80℃、冬季に0〜−30℃になって
も、温度変化によるフレームの膨張収縮を吸収すること
ができる。ポリアセタールとして、例えばジュラコンTM
M90−44(ポリプラスチックス株式会社製)の線膨
張係数は15×10-5/℃(80℃)、12.3×10
-5/℃(50℃)、9×10-5/℃(0℃)、8×10
-5/℃(−30℃)であり、23℃で250mmのフレ
ームは、−30℃では249mm弱に収縮し、80℃で
は252mm強に膨張するが、このような温度変化によ
る寸法の変化を吸収することができる。さらに、膨張収
縮吸収部6’は、ガラスの寸法誤差や、取り付け誤差を
吸収する役割も果たす。
【0020】フレーム1を一体成形で得るために使用す
る樹脂としては、熱可塑性樹脂が好ましい。熱可塑性樹
脂としては各種ポリエチレン、各種ポリプロピレン、E
PDM等のポリオレフィン、ポリスチレン、ABS樹
脂、ASA樹脂等のスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル、
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート等のポリエステル、ポリカーボネート、各種ナイロ
ン等のポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポ
リウレタン、ポリアセタール、変性ポリアセタール、変
性ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンスルフィ
ド、ポリアリレート、ポリスルホン、ポリエーテルスル
ホン、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケト
ン、芳香族液晶ポリマー等が挙げられる。特にポリアセ
タール類が機械的物性(特にクリープ、疲労、耐摩耗
性)、ウィンドウガラスとの摺動性、耐熱性、加工性、
リサイクル性、コストの点で好ましい。
【0021】また熱可塑性樹脂には、必要に応じて無機
または有機の充填材を添加することができる。充填材と
しては、タルク、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、カオ
リン、クレー、パイロフェライト、ベントナイト、セリ
サイト、ゼオライト、マイカ、ネフェリンシナイト、ア
タルパルジャイト、ウォラストナイト、フェライト、ケ
イ酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
ドロマイト、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化マグネシウ
ム、酸化鉄、二硫化モリブデン、黒鉛、石膏、微粉末シ
リカ、石英、石英ガラス等の粉体または板状体、ガラス
繊維、炭素繊維、金属繊維、アラミド繊維、チタン酸カ
リウム、アスベスト、炭化ケイ素、セラミック、窒化ケ
イ素等の繊維状、板状または粉末状、ガラスビーズ、ガ
ラスバルーン等の球状または中空状のもの、これらの混
合物を挙げることができる。充填材は、接着性を高める
ために、シラン系、チタン系等のカップリング剤で処理
して使用してもよい。
【0022】樹脂の成形方法には特に制限はなく、従来
の成形加工技術が使用できる。例えば、射出成形装置が
使用できる。ウィンドウガラス案内フレームは全体が一
度に成形加工されてもよいし、部分的に成形加工され
て、それらが組み立てられて本発明の形状をなすように
してもよいが、好ましくは全体が一度に成形加工され
て、両側面、第1バネ状部、第2バネ状部、底面、ガラ
ス保持補強部、固定脚、膨張収縮吸収部、締結脚、締結
突起、クロスリブが形成される。締結脚には自動車ドア
ーにウィンドウガラス案内フレームをネジ止めするため
に、必要であれば金属ナット等を埋め込んでウィンドウ
ガラス案内フレームを一体成形することもできる。
【0023】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0024】[実施例1]ジュラコンTMM90−44(ポ
リプラスチックス株式会社製)を使用して、図1に示す
長さ250mmのウィンドウガラス案内フレームを、図
8における角度αが60゜、角度βが60゜になるよう
に、射出成形により一体成形し、ガラス10をはめて中
立位置からのガラスの変位量とガラス保持力を測定し
た。結果を図7に示す。本発明によれば複数の第1バネ
状部2及び第2バネ状部3により、従来の樹脂製のもの
(b)よりもガラス保持力が大きい。とくに、図7のグ
ラフ(a)の折れ曲がり部(破線矢印)から第2バネ状
部3により保持力が増強されることが分かる。また、2
mmの強制歪み(歪みは2%程度)を繰り返し1,00
0万回与えた場合でも、フレームは疲労破壊しなかっ
た。また、ガラスが中立位置から2mmの変位で入った
場合に、第1バネ状部2及び第2バネ状部3の変位し続
ける時間を8,000時間としても、樹脂のクリープ破
壊は見られない。また、ダスト摺動試験として、ダスト
にJIS Z8901に示される1種、2種、7種、及
び水を1:2:1:1で混合したダスト水を、上側環状
試験片ポリアセタール、下側角形試験片ウィンドウガラ
ス板との間に塗り、上側試験片に面圧を加え、下側試験
片を回転させて動摩擦係数を測定し、面圧を変化させた
場合のきしみ音の発生の有無を測定した。ガラスには摩
耗はなく、ポリアセタールにも摩耗は殆ど見られなかっ
た。さらに、ガラスをフレームにはめ込んでウィンドウ
ガラス案内フレームを組み立てる際に、ガラスをフレー
ムにスムースにはめ込むことができた。結果を表1及び
2に示す。
【0025】[実施例2および3]ポリアセタールとし
て、ジュラコンTMM25−44、AW−09(いずれも
ポリプラスチックス株式会社製)を使用して、実施例1
と同じものを製作した。結果を表1及び2に示す。
【0026】[実施例4]ポリアセタールとして、ジュラ
コンTMM90−44(ポリプラスチックス株式会社製)
を使用して、図1に示す形状(但し第1バネ状部と第2
バネ状部の形状は後述の形状である。)で、長さ250
mmのウィンドウガラス案内フレームであって、図9の
ように第1バネ状部の稜線2’の上に三角形板状の第2
バネ状部を一体成形した。なお、図9における角度αが
60゜、角度βが60゜になるように、射出成形により
一体成形した。ガラスをフレームにはめ込んでウィンド
ウガラス案内フレームを組み立てる際に、ガラスをフレ
ームにスムースにはめ込むことができた。また、複数の
第1バネ状部2及びその上に一体的に設けられた第2バ
ネ状部3により、第1バネ状部2がガラスから離れた場
合にも、第2バネ状部3がガラスを保持した。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、多数の板バネ状のもの
を使用する従来のものよりも、シンプルな構造を持ち一
体成形が容易であり、摺動抵抗が少なく、がたつきが少
なく、低騒音であり、塵埃による詰まり、バネ部の劣化
や故障が少なく、長寿命である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウィンドウガラス案内フレームの一例
を縦方向斜視図を示す。
【図2】図1の背面図を示す。
【図3】図1のウィンドウガラス案内フレームを横に置
いた場合の斜視図を示す。
【図4】図1のウィンドウガラス案内フレームの部分拡
大斜視図を示す。
【図5】図1のウィンドウガラス案内フレームの位置関
係の一例を示す部分拡大斜視図を示す。
【図6】図1のウィンドウガラス案内フレームの部分断
面図を示す。
【図7】中立位置からのガラスの変位量とガラス保持力
の関係を示すグラフである。(a)は本発明の樹脂製、
(b)は従来の樹脂製、(c)は従来の金属フレームと
ゴム製のウィンドウガラス案内フレームの場合をそれぞ
れ示す。
【図8】本発明のウィンドウガラス案内フレームの一例
の部分断面図を示す。
【図9】本発明のウィンドウガラス案内フレームの他の
一例の部分断面図を示す。
【符号の説明】
1 ウィンドウガラス案内フレーム 1’側面 1”側面 2 第1バネ状部 2’稜線 2”稜線 3 第2バネ状部 3’稜線 3”稜線 4 底面 4’フレーム開孔口 5 ガラス保持補強部 6 固定脚 6’膨張収縮吸収部 7 締結脚 7’締結突起 8 クロスリブ 9 第1バネ状部の頂点 9’第1バネ状部の中間点 9”第2バネ状部の頂点 10 ウィンドウガラス 11 垂線 11’垂線 α 稜線2”と垂線11とのなす角 β 稜線3”と垂線11’とのなす角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 剛 静岡県富士市宮島973番地 ポリプラスチ ックス株式会社内 (72)発明者 中村 俊明 静岡県富士市宮島973番地 ポリプラスチ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2E014 FA03 FA04 FB02 FB08 3D127 AA09 AA19 AA20 BB01 CB05 CC05 DF02 DF03 EE15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U字型ないしコの字型の断面形状を有す
    る車両用ウィンドウガラス案内フレームにおいて、フレ
    ームの側面(1’)、側面(1”)及び底面(4)から
    なり、少なくとも一方の側面の一部を内側に変形させて
    得られた第1バネ状部(2)が複数設けられており、第
    1バネ状部(2)は、円錐状、円錐台状、角錐状、角錐
    台状、円柱状又は角柱状のものの底部を含むようにして
    その一部を切った形状であって、第1バネ状部(2)が
    その頂点(9)からそれが設けられた側面(1’又は
    1”)への二つの稜線(2’)及び(2”)を有し、稜
    線(2’)は底面(4)に向かって低くなっており、稜
    線(2”)はフレーム開孔口(4’)に向かって低くな
    っていることを特徴とするウィンドウガラス案内フレー
    ム。
  2. 【請求項2】 稜線(2”)と側面とのなす角(α)が
    60゜以下であることを特徴とするウィンドウガラス案
    内フレーム。
  3. 【請求項3】 第1バネ状部(2)の近傍にさらに第2
    バネ状部(3)を設け、第2バネ状部(3)が、三角
    形、多角形、弓形、(楕)円弧形、(楕)円弧の弧の部
    分が多角形、又はこれらの組み合わせである形状を持つ
    板状であって、該形状の最長直線辺が深さ方向に向いて
    側面上に設けられており、該第2バネ状部の頂点
    (9”)の高さが第1バネ状部の頂点(9)の高さより
    も低く、第2バネ状部の頂点(9”)と同じ側面の深さ
    における第1バネ状部の中間位置(9’)の高さよりも
    高く、頂点(9”)からそれが設けられた側面(1’又
    は1”)への二つの稜線(3’)及び(3”)を有し、
    稜線(3’)は底面(4)に向かって低くなっており、
    稜線(3”)はフレーム開孔口(4’)に向かって低く
    なっていることを特徴とする請求項1に記載のウィンド
    ウガラス案内フレーム。
  4. 【請求項4】 稜線(3”)と側面とのなす角(β)が
    60゜以下であることを特徴とする請求項3に記載のウ
    ィンドウガラス案内フレーム。
  5. 【請求項5】 フレーム(1)の下端部にガラス保持補
    強部(5)が設けられていることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載のウィンドウガラス案内フレー
    ム。
  6. 【請求項6】 ガラス保持補強部(5)に、自動車ドア
    パネルに取り付けるための締結突起(7’)を有する締
    結脚(7)が設けられていることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載のウィンドウガラス案内フレー
    ム。
  7. 【請求項7】 フレーム(1)の上端部に膨張収縮吸収
    部(6’)を有する固定脚(6)が設けられていること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のウィンド
    ウガラス案内フレーム。
  8. 【請求項8】 樹脂を一体成形してなる請求項1〜7の
    いずれかに記載のウィンドウガラス案内フレーム。
  9. 【請求項9】 底面(4)の背面がリブ構造(8)を持
    つ請求項1又は3に記載のウィンドウガラス案内フレー
    ム。
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