JP2000109192A - 炭酸水供給回路 - Google Patents

炭酸水供給回路

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JP2000109192A
JP2000109192A JP10284965A JP28496598A JP2000109192A JP 2000109192 A JP2000109192 A JP 2000109192A JP 10284965 A JP10284965 A JP 10284965A JP 28496598 A JP28496598 A JP 28496598A JP 2000109192 A JP2000109192 A JP 2000109192A
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Yumi Okada
由美 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浄水器内でのバクテリア等の細菌の増殖を抑
制することが可能となると共に、減圧弁を介して系外に
放出された炭酸水中の細菌を殺菌し、塩素臭のしない、
安全でおいしい炭酸水を供給することが可能な炭酸水供
給回路を提供する。 【解決手段】 水道2から給水管3を介して給水される
水道水は、給水弁4を経由して、カーボネータ5に給水
されて、カーボネータ5で高圧・強炭酸水が生成され、
配管8Aを介して浄水器7に供給される。続いて、浄水
器7内の高圧・強炭酸水は、その圧力を保たれた状態で
浄化されて、配管8B、給水弁10を介して圧力解放弁
9に供給され、圧力解放弁9からほぼ大気圧に等しい低
圧力の炭酸水として系外に放出される。また、系外への
炭酸水の供給を長時間停止する場合には、給水弁4及び
給水弁10が閉じられる。そして、再度、給水弁4及び
給水弁10が開かれて、系外への炭酸水の供給が、直ち
に開始される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭酸水供給回路に
関し、特に、カーボネータから供給される高圧の炭酸水
の圧力を保ちつつ浄水器に通して浄化した後、該炭酸水
を減圧弁を介して供給することにより、浄水器内でのバ
クテリア等の細菌の増殖を抑制することが可能となると
共に、減圧弁を介して系外に放出された炭酸水中の細菌
を殺菌することが可能な炭酸水供給回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、飲料ディスペンサ等の炭酸水
供給回路においては、カーボネータにより水道から給水
される水道水に高圧のもとで炭酸ガスを溶解させて炭酸
水を生成し、飲料供給用の炭酸水として供給していた。
しかし、最近では、経済の高度成長に伴う都市化で水源
の汚染が進んだことや、夏期に多発する渇水等で、浄水
場での殺菌のための塩素の投入量が増大したため、水道
水に残留する塩素の量が増え、塩素臭がするという問題
や味がまずくなるという問題が発生した。また、かつて
のように安全でおいしい水を飲みたいという人々が増加
してきた。そこで、これらの問題を解決するために、水
道水を中空糸膜や活性炭等から構成される浄水器に通し
た後に、カーボネータに給水する炭酸水供給回路が種々
開発されている。
【0003】本従来例について図2に基づいて説明す
る。図2は従来の炭酸水供給回路を模式的に示すブロッ
ク図である。図2に示すように、水道16から給水管1
7を介して給水される炭酸水供給回路15は、中空糸膜
や活性炭等から構成される浄水器18、給水された水に
高圧のもとで炭酸ガスを溶解させて炭酸水を生成するカ
ーボネータ19、このカーボネータ19に高圧の炭酸ガ
スを供給する炭酸ガス圧力ボンベ20、浄水器18とカ
ーボネータとを接続する配管の途中に設けられて、弁の
開閉で給水を調整する給水弁21、及びカーボネータ1
9により生成された炭酸水を系外に供給する配管の途中
に設けられて、この炭酸水の圧力を低い圧力に調整する
圧力解放弁22から構成されている。
【0004】このような構成により、水道16から給水
管17を介して給水される水道水は、浄水器18内の中
空糸膜や活性炭を通過することにより、この水道水中に
溶解していた塩素や細菌等がこの中空糸膜や活性炭に付
着して取り除かれる。そして、浄水器18により浄化さ
れた水道水は、給水弁21を経由してカーボネータ19
に給水される。続いて、カーボネータ19で高圧の炭酸
水が生成され、この高圧の炭酸水は、圧力解放弁22を
経由して低圧力の炭酸水として系外に放出される。これ
により、浄水器18によって浄化された水道水で炭酸水
が生成されるため、塩素臭のしない、安全でおいしい炭
酸水を供給することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、給水弁
21を閉じて長時間、炭酸水の供給を停止した場合に
は、浄水器18内の圧力は水道の圧力程度(約5kPa
程度)であるため、浄水器18内の活性炭等に付着した
バクテリア等の細菌が、活性炭内部で繁殖し、再度、給
水弁21を開いた場合には、水質基準値をはるかに上回
る生菌数値を示す水がカーボネータ19に給水される。
そして、この高い生菌数値を示す水が、短時間でカーボ
ネータ19を通過する場合は、バクテリア等の生存率が
高く、若干の菌数低下はあるものの、水質基準値を満た
さない炭酸水が圧力解放弁22を経由して系外に放出さ
れるという問題がある。また、このため、給水弁21を
閉じて長時間、炭酸水の供給を停止後、再度、給水弁2
1を開いた場合には、生菌数値が水質基準値以下になる
まで相当量の炭酸水を捨てなければならず、水道水の消
費量が増大し、炭酸水の製造コストがアップするという
問題がある。
【0006】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、カーボネータから供給
される高圧の炭酸水の圧力を保ちつつ浄水器に通して浄
化した後、該炭酸水を減圧弁を介して供給することによ
り、浄水器内でのバクテリア等の細菌の増殖を抑制する
ことが可能となると共に、減圧弁を介して系外に放出さ
れた炭酸水中の細菌を殺菌し、塩素臭のしない、安全で
おいしい炭酸水を供給することが可能な炭酸水供給回路
を提供することを目的とする。また、炭酸水の供給を長
時間停止後、炭酸水の供給再開時に不衛生で捨てられて
いた炭酸水を無くして水道水の消費量を削減し、炭酸水
の製造コスト削減を図ることが可能な炭酸水供給回路を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係る炭酸水供給回路は、給水管を介して
給水される水から所定圧力の炭酸水を生成して供給する
カーボネータと、前記カーボネータから所定圧力の炭酸
水が供給され、該炭酸水をほぼ前記所定圧力に保ちつつ
浄化して供給する浄水器と、前記浄水器からほぼ前記所
定圧力で供給される炭酸水を前記所定圧力より低い圧力
に減圧して供給する減圧弁とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】このような特徴を有する請求項1に係る炭
酸水供給回路においては、カーボネータは、給水管を介
して給水される水から所定圧力の炭酸水を生成し、該所
定圧力の炭酸水を浄水器へ供給する。そして、浄水器に
供給されたこの炭酸水はほぼこの所定圧力を保ちつつ浄
水器内の中空糸膜や活性炭を通過して浄化され、減圧弁
を介して系外に放出される。これにより、カーボネータ
及び浄水器中の炭酸水は、ほぼ所定圧力に保持されて、
高い濃度の炭酸ガスが溶解した状態で維持されるため、
カーボネータ及び浄水器中におけるバクテリア等の細菌
の増殖を抑制することが可能となり、生菌数値を水質基
準値以下に維持することが可能となる。また、この所定
圧力下において増殖する細菌類があったとしても、減圧
弁を介して系外に放出された場合には、この細菌類の細
胞内部に溶けていた炭酸ガスが急激に膨張して細胞が破
裂するため、細菌類は死に至って殺菌され、常に水質基
準値を下回ると共に、塩素臭のしない、安全でおいしい
炭酸水を確実に供給することが可能となる。
【0009】また、請求項2に係る炭酸水供給回路は、
請求項1に記載の炭酸水供給回路において、前記浄水器
から前記減圧弁に給水する給水管途中に、開度を制御し
給水量を調整する第1給水弁を備えたことを特徴とす
る。
【0010】このような特徴を有する請求項2に係る炭
酸水供給回路では、請求項1に記載の炭酸水供給回路に
おいて、前記浄水器から前記減圧弁に給水する給水管途
中に、開度を制御し給水量を調整する第1給水弁が設け
られる。これにより、該第1給水弁を閉じて長時間、炭
酸水の供給を停止した場合にも、浄水器内の炭酸水の圧
力は、カーボネータ内の炭酸水の圧力とほぼ同一圧力に
維持されるため、浄水器内の中空糸膜や活性炭内に付着
したバクテリア等の細菌類の増殖を抑制することが可能
となる。従って、再度、この第1給水弁を開いた場合に
は、浄水器から減圧弁を介して放出される炭酸水の生菌
数値は、確実に水質基準値を下回るため、相当量の炭酸
水を捨てる必要が無く、水道水の消費量を削減し、炭酸
水の製造コスト削減を図ることが可能となる。
【0011】また、請求項3に係る炭酸水供給回路は、
請求項1又は請求項2に記載の炭酸水供給回路におい
て、前記カーボネータに給水する給水管途中に、開度を
制御し給水量を調整する第2給水弁を備えたことを特徴
とする。
【0012】このような特徴を有する請求項3に係る炭
酸水供給回路では、請求項1又は請求項2に記載の炭酸
水供給回路において、前記カーボネータに給水する給水
管途中に、開度を制御し給水量を調整する第2給水弁が
設けられる。これにより、該第2給水弁と前記第1給水
弁とを同時に閉じた場合は、カーボネータ及び浄水器中
の炭酸水の圧力を、ほぼ所定圧力に確実に保持すること
が可能となる。また、給水源を閉じた場合においても、
カーボネータ及び浄水器中の炭酸水の圧力を、ほぼ所定
圧力に確実に保持することが可能となる。
【0013】また、請求項4に係る炭酸水供給回路は、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の炭酸水供給回
路において、前記所定圧力は、約200000Pa乃至
約400000Paであることを特徴とする。
【0014】このような特徴を有する請求項4に係る炭
酸水供給回路では、請求項1乃至請求項3のいずれかに
記載の炭酸水供給回路において、前記所定圧力は、約2
00000Pa乃至約400000Paであるため、カ
ーボネータ及び浄水器中の炭酸水は、ほぼこの圧力に保
持されて、高い濃度の炭酸ガスが溶解した状態で維持さ
れるため、カーボネータ及び浄水器中におけるバクテリ
ア等の細菌の増殖を抑制することが可能となり、生菌数
値を水質基準値以下に維持することが可能となる。ま
た、この圧力下において増殖する細菌類があったとして
も、減圧弁を介して系外に放出された場合には、急激に
圧力が下がり、これらの細菌類の細胞内部に溶けていた
炭酸ガスが急激に膨張し、細胞が破裂するため、細菌類
は死に至って殺菌され、常に水質基準値を下回る炭酸水
を確実に供給することが可能となる。
【0015】さらに、請求項5に係る炭酸水供給回路
は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の炭酸水供
給回路において、前記減圧弁は、ほぼ大気圧まで減圧す
ることを特徴とする。
【0016】このような特徴を有する請求項5に係る炭
酸水供給回路では、請求項1乃至請求項4のいずれかに
記載の炭酸水供給回路において、前記減圧弁は、炭酸水
の圧力をほぼ大気圧まで減圧するため、この所定圧力下
において増殖する細菌類があったとしても、減圧弁を介
して系外に放出された場合には、炭酸水の圧力が大気圧
まで減圧され、この細菌類の細胞内部に溶けていた炭酸
ガスが急激に膨張し、細胞が破裂するため、細菌類は死
に至って殺菌され、常に水質基準値を下回る炭酸水を確
実に供給することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る炭酸水供給回
路について具体化した実施形態を図1に基づいて詳細に
説明する。図1は本実施形態に係る炭酸水供給回路を模
式的に示すブロック図である。図1に示すように、水道
2から給水管3を介して給水される炭酸水供給回路1
は、この給水管3の途中に設けられて、弁の開閉で給水
を調整する給水弁4、給水弁4を経由して給水される水
道水に高圧(本実施形態では、約20kPaから40k
Pa)のもとで炭酸ガスを溶解させて強炭酸水を生成す
るカーボネータ5、このカーボネータ5に高圧の炭酸ガ
スを供給する炭酸ガス圧力ボンベ6、中空糸膜や活性炭
等から構成される浄水器7、カーボネータ5の高圧・強
炭酸水の出口と該高圧・強炭酸水が流入する浄水器7の
入口とを接続する配管8A、浄水器7により浄化された
高圧・強炭酸水を減圧してほぼ大気圧に等しい低い圧力
の炭酸水を放出する圧力解放弁9、浄水器7の浄化され
た高圧・強炭酸水の出口と該高圧・強炭酸水が流入する
圧力解放弁9の入口とを接続する配管8B、及びこの配
管8Bの途中に設けられて、弁の開閉で給水を調整する
給水弁10から構成される。
【0018】このような構成により、水道2から給水管
3を介して給水される水道水は、給水弁4を経由して、
カーボネータ5に給水される。そして、炭酸ガス圧力ボ
ンベ6から供給される高圧の炭酸ガスが、カーボネータ
5内の高圧(本実施形態では、約20kPaから40k
Pa)のもとで水道水に溶解され、高圧・強炭酸水が生
成される。そして、この高圧・強炭酸水は、この高圧
(本実施形態では、約20kPaから40kPa)を保
たれて、配管8Aを介して浄水器7に供給される。続い
て、配管8Aを介して浄水器7に供給された高圧・強炭
酸水は、浄水器7内の中空糸膜や活性炭を通過すること
により、この高圧・強炭酸水中に溶解していた塩素や細
菌等がこの中空糸膜や活性炭に付着して取り除かれる。
そして、浄水器7により浄化された高圧・強炭酸水は、
配管8Bに設けられた給水弁10を経由して、圧力解放
弁9に流入し、圧力解放弁9から低圧力の炭酸水として
系外に放出される。
【0019】また、炭酸水供給回路1から系外への炭酸
水の供給を長時間停止する場合には、給水弁4及び給水
弁10が閉じられる。これにより、カーボネータ5、配
管8A、浄水器7、及び浄水器7と給水弁10とを接続
する配管8Bの内部には、高圧・強炭酸水が封止され
る。そして、再度、この炭酸水供給回路1から系外へ炭
酸水を供給する場合は、前記給水弁4及び給水弁10が
開かれて、系外への炭酸水の供給が、直ちに開始され
る。
【0020】以上詳細に説明した通り本実施形態に係る
炭酸水供給回路1では、図1に示すように、水道2から
給水管3を介して給水される水道水は、給水弁4を経由
して、カーボネータ5に給水される。そして、カーボネ
ータ5で生成された高圧・強炭酸水(本実施形態では、
約20kPaから40kPaの高圧力である。)は、配
管8Aを介して浄水器7に供給される。続いて、浄水器
7内の高圧・強炭酸水は、その圧力を保たれた状態で中
空糸膜や活性炭等により浄化されて、配管8B、給水弁
10を介して圧力解放弁9に供給され、圧力解放弁9か
らほぼ大気圧に等しい低圧力の炭酸水として系外に放出
される。また、炭酸水供給回路1から系外への炭酸水の
供給を長時間停止する場合には、給水弁4及び給水弁1
0が閉じられる。そして、再度、給水弁4及び給水弁1
0が開かれて、系外への炭酸水の供給が、直ちに開始さ
れる。
【0021】したがって、カーボネータ5及び浄水器7
中の炭酸水は、ほぼ所定圧力(本実施形態では、約20
kPaから40kPa)に保持されて、高い濃度の炭酸
ガスが溶解した状態で維持されるため、カーボネータ5
及び浄水器7中におけるバクテリア等の細菌の増殖を抑
制することが可能となり、生菌数値を水質基準値以下に
維持することが可能となる。また、この所定圧力下にお
いて増殖する細菌類があったとしても、減圧弁9を介し
て系外に放出された場合には、炭酸水の圧力が大気圧と
ほぼ同じ低圧力になり、この細菌類の細胞内部に溶けて
いた炭酸ガスが急激に膨張して細胞が破裂するため、細
菌類は死に至って殺菌され、常に水質基準値を下回ると
共に、塩素臭のしない、安全でおいしい炭酸水を確実に
供給することが可能となる。また、この炭酸水供給回路
1の給水弁4及び給水弁10を閉じて長時間、炭酸水の
供給を停止した場合は、浄水器7内の炭酸水の圧力は、
カーボネータ5内の炭酸水の圧力とほぼ同一圧力に維持
されるため、浄水器内7の中空糸膜や活性炭内に付着し
たバクテリア等の細菌類の増殖を抑制することが可能と
なる。従って、再度、この給水弁4及び給水弁10を開
いた場合には、浄水器7から給水弁10を経由して減圧
弁9を介して放出される炭酸水の生菌数値は、確実に水
質基準値を下回るため、相当量の炭酸水を捨てる必要が
無く、水道水の消費量を削減し、炭酸水の製造コスト削
減を図ることが可能となる。
【0022】尚、本発明は前記実施形態に限定されるこ
とはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良、変形が可能であることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、カーボネー
タから供給される高圧の炭酸水の圧力を保ちつつ浄水器
に通して浄化した後、該炭酸水を減圧弁を介して供給す
ることにより、浄水器内でのバクテリア等の細菌の増殖
を抑制することが可能となると共に、減圧弁を介して系
外に放出された炭酸水中の細菌を殺菌し、塩素臭のしな
い、安全でおいしい炭酸水を供給することが可能な炭酸
水供給回路を提供することができる。また、炭酸水の供
給を長時間停止後、炭酸水の供給再開時に不衛生で捨て
られていた炭酸水を無くして水道水の消費量を削減し、
炭酸水の製造コスト削減を図ることが可能な炭酸水供給
回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る炭酸水供給回路を模式的に示
すブロック図である。
【図2】従来の炭酸水供給回路を模式的に示すブロック
図である。
【符号の説明】
1、15・・・炭酸水供給回路,2、16・・・水道,
3、17・・・給水管 4、10、21・・・給水弁,5、19・・・カーボネ
ータ,6、20・・・炭酸ガス圧力ボンベ,7、18・
・・浄水器,8A、8B・・・配管,9、22・・・圧
力解放弁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水管を介して給水される水から所定圧
    力の炭酸水を生成して供給するカーボネータと、 前記カーボネータから所定圧力の炭酸水が供給され、該
    炭酸水をほぼ前記所定圧力に保ちつつ浄化して供給する
    浄水器と、 前記浄水器からほぼ前記所定圧力で供給される炭酸水を
    前記所定圧力より低い圧力に減圧して供給する減圧弁と
    を備えたことを特徴とする炭酸水供給回路。
  2. 【請求項2】 前記浄水器から前記減圧弁に給水する給
    水管途中に、開度を制御し給水量を調整する第1給水弁
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の炭酸水供給
    回路。
  3. 【請求項3】 前記カーボネータに給水する給水管途中
    に、開度を制御し給水量を調整する第2給水弁を備えた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の炭酸水
    供給回路。
  4. 【請求項4】 前記所定圧力は、約200000Pa乃
    至約400000Paであることを特徴とする請求項1
    乃至請求項3のいずれかに記載の炭酸水供給回路。
  5. 【請求項5】 前記減圧弁は、ほぼ大気圧まで減圧する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記
    載の炭酸水供給回路。
JP10284965A 1998-10-07 1998-10-07 炭酸水供給回路 Pending JP2000109192A (ja)

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