JP2000108753A - カーペットマット及びカーペットマット製造用ロール - Google Patents

カーペットマット及びカーペットマット製造用ロール

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JP2000108753A
JP2000108753A JP10285070A JP28507098A JP2000108753A JP 2000108753 A JP2000108753 A JP 2000108753A JP 10285070 A JP10285070 A JP 10285070A JP 28507098 A JP28507098 A JP 28507098A JP 2000108753 A JP2000108753 A JP 2000108753A
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roll
carpet mat
hole
mat
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Takuji Goto
拓司 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、滑り止め効果の高い突起を
有するカーペットマット及びその突起の形状を正確に形
成することのできるロールを提供することである。 【解決手段】 カーペット本体2と、該カーペット本体
2の裏面に裏打ちされたバッキング層3とを有するカー
ペットマット1であって、該バッキング層3裏面には突
起4が多数形成されており、該突起4の先端にはフラン
ジ部43が設けられていることを特徴とするカーペットマ
ット1。および、外周に沿って多数の凹溝61を形成した
芯体6と、該芯体6の外側に嵌込まれている多孔外筒7
とを有し、該多孔外筒7の孔71と該芯体6の凹溝61とが
連通しているカーペットマット製造用ロール5であっ
て、該芯体6の凹溝61の幅は、該多孔外筒7の孔71の奥
端径よりも大きく設定されていることを特徴とするカー
ペットマット製造用ロール5。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の床マット
等に使用されるカーペットマット、及び該カーペットマ
ットを製造するのに使用されるロールに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図11に示すように、例えば自動車の床
マット等に使用されるカーペットマット1Pの裏面のバ
ッキング層3Pには、滑り止めのために多数の突起4P
が設けられている。従来、この突起4Pの形状は円錐状
であった。
【0003】そしてかかるカーペットマット1Pを製造
するには、バッキング層3Pを構成する合成樹脂のシー
トを加熱軟化状態でカーペット本体2Pの裏面に重合
し、表面に多数の孔71Pを設けたロール5Pで該合成樹
脂シートを押圧する。該ロール5Pの表面に設けられた
孔71Pは、図12に示すように上記突起4Pの形状、即
ち円錐状に対応したロート状になっており、該合成樹脂
シートを構成する加熱軟化状態の合成樹脂が該孔71Pに
充填されることにより、該突起4Pが形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記円
錐状の突起4Pでは滑り止め効果が低く、横方向の外力
によって該カーペットマット1Pが容易にずれてしまう
という問題があった。また、上記ロール5Pの構造で
は、合成樹脂シートを押圧した際に孔71Pの内部に溜ま
っている空気が抜けにくく、該合成樹脂シートを構成す
る加熱軟化状態の合成樹脂が孔71P内部に完全に充填せ
ず、突起4Pの形状を正確に形成するのが困難であっ
た。
【0005】したがって、本発明の課題は、滑り止め効
果の高い突起を有するカーペットマット及びその突起の
形状を正確に形成することのできるロールを提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、カーペット本体(2)と、該カーペット
本体(2)の裏面に裏打ちされたバッキング層(3)と
を有するカーペットマット(1)であって、該バッキン
グ層(3)裏面には突起(4)が多数形成されており、
該突起(4)の先端にはフランジ部(43)が設けられて
いることを特徴とするカーペットマット(1)を提供す
るものであり、更には、外周に沿って多数の凹溝(61)
を形成した芯体(6)と、該芯体(6)の外側に嵌込ま
れている多孔外筒(7)とを有し、該多孔外筒(7)の
孔(71)と該芯体(6)の凹溝(61)とが連通している
カーペットマット製造用ロール(5)であって、該芯体
(6)の凹溝(61)の幅(w)は、該多孔外筒(7)の
孔(71)の奥端径よりも大きく設定されていることを特
徴とするカーペットマット製造用ロール(5)を提供す
るものである。
【0007】上記カーペットマット(1)において、該
突起(4)の形状は、先端に拡径したフランジ部(43)
が設けられている形状であれば、円柱状、多角柱状、円
錐状、多角錘状、円錐台状、多角錘台状等、特に限定さ
れないが、望ましい突起(4)は、円錐台形状部(41)
と、該円錐台形状部(41)の頂面(411)に設けられた円
柱形状部(42)と、該円柱形状部(42)の先端に設けら
れ、該円柱形状部(42)の径よりも大きい径を有するフ
ランジ部(43)とからなるものである。同様に、上記カ
ーペットマット製造用ロール(5)における多孔外筒
(7)の孔(71)の形状は、特に限定されないが、外側
がロート状部分(72)、内側が直筒部分(73)となって
いるのが望ましい。
【0008】上記突起(4)を有するカーペットマット
(1)においては、床(F)上の該カーペットマット
(1)に横方向の外力が加わったとしても、該突起
(4)が横方向(外力逆方向)に変形し、該突起(4)
の先端に設けられたフランジ部(43)が該床(F)に引
っ掛かって滑り止めの作用をする。このように、該突起
(4)は滑り止め効果に優れており、該カーペットマッ
ト(1)の横ずれを効果的に防止することができる。
【0009】また、上記カーペットマット製造用ロール
(5)においては、カーペット本体(2)の裏面に重合
されたバッキング層(3)としての加熱軟化状態の合成
樹脂シート(30)を該ロール(5)によって押圧する
と、該ロール(5)の多孔外筒(7)が該合成樹脂シー
ト(30)に圧接している部分の孔(71)内に該合成樹脂
シート(30)を構成する加熱軟化状態の合成樹脂が入り
込み、そして該孔(71)内の空気は該孔(71)と連通し
ている芯体(6)の凹溝(61)内に追い出される。更に
該加熱軟化状態の合成樹脂が該凹溝(61)に入り込んで
フランジ部(43)を形成する際、該凹溝(61)内の空気
は、該合成樹脂シート(30)に圧接しておらず外部に開
放されている孔(71)から外界に自然排気される。した
がって、上記突起(4)は該孔(71)及び凹溝(61)内
の空気に干渉されることなく、正確な形状に形成され
る。
【0010】なお、該凹溝(61)に形成されたフランジ
部(43)の直径(d2 )が該凹溝(61)の幅(w)と等
しく、該フランジ部(43)が該凹溝(61)を閉塞してい
る場合には、上記凹溝(61)内に追い出された空気は、
該ロール(5)の回転方向後列の外部に開放されている
孔(71)(該孔には未だ加熱軟化状態の合成樹脂が入り
込んでいない。)から自然排気される。また、該凹溝
(61)に形成されたフランジ部(43)の直径(d2 )が
該凹溝(61)の幅(w)よりも小さい場合には、上記凹
溝(61)内に追い出された空気は、上記ロール(5)の
回転方向後列の外部に開放されている孔(71)からだけ
でなく、該フランジ部(43)と該凹溝(61)の側壁(61
1)との間の空隙を通って、該ロール(5)の回転方向前
列の外部に開放されている孔(71)(該孔に形成された
突起は既に抜け出している。)からも自然排気される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。本発明の一実施形態によるカーペットマ
ットを図1に示す。該カーペットマット1は、カーペッ
ト本体2と、該カーペット本体2の裏面に裏打ちされた
バッキング層3とから構成される。
【0012】該カーペット本体2の種類は特に限定され
ることなく、タフトカーペットであってもよいし、ニー
ドルパンチカーペットであってもよく、またタフトカー
ペットの場合には、形成されるパイルはループパイルで
あってもよいし、カットパイルであってもよい。
【0013】該カーペット本体2を構成する繊維も特に
限定されることなく、例えばポリエステル繊維、ポリエ
チレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリアミド繊維、ア
クリル繊維、ウレタン繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリ
塩化ビニリデン繊維、アセテート繊維等の合成繊維、パ
ルプ、木綿、羊毛、ヤシ繊維、麻繊維、竹繊維等の天然
繊維、ガラス繊維、炭素繊維、セラミック繊維等の無機
繊維、あるいは上記繊維の再生繊維等の一種又は二種以
上が使用される。
【0014】該バッキング層3の裏面には多数の突起4
が形成されており、該突起4は、円錐台形状部41と、該
円錐台形状部41の頂面411 に設けられ、該頂面411 の径
よりも小さい径を有する円柱形状部42と、該円柱形状部
42の先端に設けられ、該円柱形状部42の径よりも大きい
径を有するフランジ部43とからなる。
【0015】該バッキング層3を構成する合成樹脂とし
ては、特に限定されるものではないが、例えばポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−プロピレンターポリマー、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、フッ素樹脂、熱可
塑性アクリル樹脂、熱可塑性ポリエステル、熱可塑性ポ
リアミド、熱可塑性ウレタン樹脂、アクリロニトリル−
ブタジエン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、
アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体等の
熱可塑性合成樹脂、アクリルゴム、ブチルゴム、ケイ素
ゴム、ウレタンゴム、フッ化物系ゴム、多硫化物系ゴ
ム、グラフトゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、
クロロプレンゴム、ポリイソブチレンゴム、ポリブテン
ゴム、イソブテン−イソプレンゴム、アクリレート−ブ
タジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニ
トリル−ブタジエンゴム、ピリジン−ブタジエンゴム、
スチレン−イソプレンゴム、アクリロニトリル−クロロ
プレンゴム、スチレン−クロロプレンゴム、スチレン−
ブタジエン−スチレン(SBS)共重合体、スチレン−
イソプレン−スチレン(SIS)共重合体、スチレン−
水素添加ポリオレフィン−スチレン(SEBS)共重合
体等のスチレン系熱可塑性エラストマーやブタジエン−
スチレンブロック共重合体、スチレン−ゴム中間ブロッ
ク−スチレン共重合体等のブロック共重合体等の合成ゴ
ムが使用され、所望により、炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、亜硫酸カル
シウム、燐酸カルシウム、水酸化カルシウム、水酸化マ
グネシウム、水酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、
酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、アルミナ、シリカ、ケ
イ藻土、ドロマイト、石膏、タルク、クレー、アスベス
ト、マイカ、ガラス繊維、カーボン繊維、ケイ酸カルシ
ウム、ベントナイト、ホワイトカーボン、カーボンブラ
ック、鉄粉、アルミニウム粉、石粉、高炉スラグ、フラ
イアッシュ、セメント、ジルコニア粉等の無機充填材、
木綿、麻、羊毛等の天然繊維、ポリアミド繊維、ポリエ
ステル繊維、アクリル繊維、ビスコース繊維、アセテー
ト繊維、塩化ビニル繊維、塩化ビニリデン繊維等の有機
合成繊維、アスベスト繊維、ガラス繊維、炭素繊維、セ
ラミック繊維、金属繊維、ウィスカー等の無機繊維、リ
ンター、リネン、サイザル、木粉、ヤシ粉、クルミ粉、
でん粉、小麦粉等の有機充填材等の補強材が添加され
る。
【0016】上記カーペットマット1を製造するには、
通常カーペット本体2の裏面にバッキング層3としての
加熱軟化状態の合成樹脂シートを重合し、そして両者を
2本のロールにより圧着し冷却する。本発明において
は、該合成樹脂シートを押圧するロールとして、図2乃
至図5に示されるものを好ましく使用することができ
る。
【0017】該ロール5は、芯体6と、該芯体6の外側
に嵌込まれている多孔外筒7とからなり、該ロール5の
両端からは軸棒8が差し出されている。該芯体6は、内
部に冷却水Aが送通されるよう中空になっており、また
図3に示すように外周に沿って多数の凹溝61が形成され
ている。該芯体6は、例えばステンレススチール等の耐
腐食性金属からなり、該凹溝61は旋盤による加工等によ
って形成される。
【0018】該多孔外筒7には、上記芯体6の凹溝61に
連通する多数の孔71が貫設されており、該孔71は図4に
示すように外側のロート状部分72と内側の直筒部分73と
からなる。該多孔外筒7は、上記芯体6と同様にステン
レススチール等の耐腐食性金属からなる。該多孔外筒7
の厚みh1 は、3.0 〜4.0 mmであるのが望ましい。その
ような厚みにすることにより、冷却水Aが送通される上
記芯体6による冷却が過度に行われず、バッキング層の
適度な流動性を維持することができ、突起4を正確に形
成することができる。この場合、例えば、該多孔外筒7
の孔71のロート状部分72の高さh2 を2.5 mm、直筒部分
73の高さh3 を1mm、該多孔外筒7の厚みh1 を3.5 mm
に設定することができる。該多孔外筒7は加熱膨張状態
で芯体6に嵌込み、その後冷却収縮させる焼き嵌めによ
って該芯体6の外側に固定される。
【0019】図4に示すように、上記芯体6の凹溝61の
幅wは、該多孔外筒7の孔71における直筒部分73の径d
1 よりも大きく設定されており、好ましくは、バッキン
グ層3に形成しようとする突起4のフランジ部43の径d
2 よりも大きく設定される。
【0020】上記ロール5はエンボスロール及び圧着ロ
ールとして使用され、図5に示すようにカーペット本体
2及び該カーペット本体2の裏面に重合された加熱軟化
状態の合成樹脂シート30は、該ロール5とバックアップ
ロール9との間に送り込まれてプレスされ、そして該合
成樹脂シート30を構成する加熱軟化状態の合成樹脂がロ
ール5の孔71及び凹溝61に充填されることにより、突起
4が形成される。該突起4は、図6に示すように円錐台
形状部41と円柱形状部42とフランジ部43とからなり、該
円錐台形状部41は多孔外筒7の孔71のロート状部分72に
よって形成され、該円柱形状部42は該孔71の直筒部分73
によって形成され、該フランジ部43は芯体6の凹溝61に
よって形成される。
【0021】ロール5に圧接された合成樹脂シート30を
構成する加熱軟化状態の合成樹脂が多孔外筒7の孔71に
入り込んで行く際、該孔71内の空気は該孔71と連通して
いる芯体6の凹溝61内に追い出される。更に該加熱軟化
状態の合成樹脂が該凹溝61に入り込んでフランジ部43を
形成する際、該凹溝61内の空気は、該合成樹脂シート30
に圧接しておらず外部に開放されている孔71から外界に
自然排気される。したがって、該突起4は該孔71及び凹
溝61内の空気に干渉されることなく、正確な形状に形成
される。
【0022】なお、該凹溝61に形成されたフランジ部43
の直径d2 が該凹溝61の幅wと等しく、該フランジ部43
が該凹溝61を閉塞している場合には、上記凹溝61内に追
い出された空気は、該ロール5の回転方向後列の外部に
開放されている孔71(該孔71には未だ加熱軟化状態の合
成樹脂が入り込んでいない。)から自然排気される。ま
た、該凹溝61に形成されたフランジ部43の直径d2 が該
凹溝61の幅wよりも小さい場合には、上記凹溝61内に追
い出された空気は、上記ロール5の回転方向後列の外部
に開放されている孔71からだけでなく、該フランジ部43
と該凹溝61の側壁611 との間の空隙を通って、該ロール
5の回転方向前列の外部に開放されている孔71(該孔71
に形成された突起4は既に抜け出している。)からも自
然排気される。したがって、該孔71及び凹溝62内の空気
は外界に抜け易く、突起4を更に正確な形状に形成する
ことができる。
【0023】上記カーペット本体2及び合成樹脂シート
30は、上記ロール5とバックアップロール9とにより圧
着されるとともに、該ロール5によって突起4が形成さ
れた後冷却され、カーペット本体2と該カーペット本体
2の裏面に裏打ちされたバッキング層3とからなるカー
ペットマット1とされる。
【0024】以上のようにして製造されるカーペットマ
ット1のバッキング層3における突起4の形状によれ
ば、図7に示すように、床F上のカーペットマット1に
横方向の外力が加わったとしても、該突起4が横方向
(外力逆方向)に変形し、該突起4の円柱形状部42から
拡径しているフランジ部43が該床Fに引っ掛かって滑り
止めの作用をする。このように、該突起4は滑り止め効
果に優れており、該カーペットマット1の横ずれを効果
的に防止することができる。
【0025】以上、図面を用いて本発明を説明したが、
本発明はこれに限定されることなく、本発明の思想を逸
脱しない限り、種々の変更を施すことができる。例え
ば、上記ロール5の芯体6は中空のものでなく、内部に
冷却水が送通されなくてもよい。また、上記突起4にお
いて円錐台形状部41の頂面411 に設けられている円柱形
状部42は、該頂面411 の径と同一の径を有するものであ
ってもよい。さらに、上記突起4の形状は、図8に示す
突起4Bのように先端にフランジ部43Bを有する円柱状
であってもよいし、図9に示す突起4Cのように先端に
フランジ部43Cを有する円錐台状であってもよいし、図
10に示す突起4Dのように先端にフランジ部43Dを有
する四角錐状であってもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明のカーペットマットにおける突起
は、優れた滑り止め効果を有する。また、本発明のカー
ペットマット製造用ロールによれば、該突起の形状を正
確に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるカーペットマットの
部分斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態によるロールの斜視図であ
る。
【図3】図2におけるロールの芯体の斜視図である。
【図4】図2におけるロールの部分断面図である。
【図5】図2におけるロールを使用してカーペットマッ
トを製造する状態を示す断面図である。
【図6】図2におけるロールを使用してカーペットマッ
トを製造する状態を示す部分断面図である。
【図7】図1におけるカーペットマットの部分断面図で
ある。
【図8】本発明の他の実施形態によるカーペットマット
の突起の斜視図である。
【図9】本発明の別の実施形態によるカーペットマット
の突起の斜視図である。
【図10】本発明の別の実施形態によるカーペットマッ
トの突起の斜視図である。
【図11】従来のカーペットマットの部分斜視図であ
る。
【図12】従来のロールの部分断面図である。
【符号の説明】
1…カーペットマット 2…カーペット本体 3…バッキング層 30…合成樹脂 4…突起 41…円錐台形状部 411 …頂面 42…円柱形状部 43…フランジ部 5…ロール 6…芯体 61…凹溝 7…多孔外筒 71…孔 72…ロート状部分 73…直筒部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーペット本体と、該カーペット本体の
    裏面に裏打ちされたバッキング層とを有するカーペット
    マットであって、 該バッキング層裏面には突起が多数形成されており、該
    突起の先端にはフランジ部が設けられていることを特徴
    とするカーペットマット。
  2. 【請求項2】 該突起は、円錐台形状部と、該円錐台形
    状部の頂面に設けられた円柱形状部と、該円柱形状部の
    先端に設けられ、該円柱形状部の径よりも大きい径を有
    するフランジ部とからなる請求項1記載のカーペットマ
    ット。
  3. 【請求項3】 外周に沿って多数の凹溝を形成した芯体
    と、該芯体の外側に嵌込まれている多孔外筒とを有し、
    該多孔外筒の孔と該芯体の凹溝とが連通しているカーペ
    ットマット製造用ロールであって、 該芯体の凹溝の幅は、該多孔外筒の孔の奥端径よりも大
    きく設定されていることを特徴とするカーペットマット
    製造用ロール。
  4. 【請求項4】 該多孔外筒の孔は、外側のロート状部分
    と内側の直筒部分とからなる請求項3記載のカーペット
    マット製造用ロール。
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