JP2000108306A - 枚葉紙の搬送機構 - Google Patents
枚葉紙の搬送機構Info
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- JP2000108306A JP2000108306A JP10283664A JP28366498A JP2000108306A JP 2000108306 A JP2000108306 A JP 2000108306A JP 10283664 A JP10283664 A JP 10283664A JP 28366498 A JP28366498 A JP 28366498A JP 2000108306 A JP2000108306 A JP 2000108306A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、１台の機械で薄紙と厚紙の両方の
シートに対応でき、設備費のコストダウンと極薄紙の印
刷品質の向上を図ることが可能な枚葉紙の搬送機構を提
供することにある。 【解決手段】 本発明では、枚葉印刷機に設備され、ス
ケルトン中間胴２に設けた咬え爪３及び爪座４によりシ
ート１の一端を把持して、厚紙印刷用のエアシャワー装
置１１を備えた圧胴７に搬送する枚葉紙の搬送機構にお
いて、圧胴７の上方に、スリット状開口１７から吐出さ
れるエアＡにより紙面全域を押し付ける薄紙印刷用のエ
アブロー紙ガイド装置１２を設ける一方、エアブロー紙
ガイド装置１２とエアシャワー装置１１とをシート１の
紙厚に応じて切替える切替機構１３を設けている。
シートに対応でき、設備費のコストダウンと極薄紙の印
刷品質の向上を図ることが可能な枚葉紙の搬送機構を提
供することにある。 【解決手段】 本発明では、枚葉印刷機に設備され、ス
ケルトン中間胴２に設けた咬え爪３及び爪座４によりシ
ート１の一端を把持して、厚紙印刷用のエアシャワー装
置１１を備えた圧胴７に搬送する枚葉紙の搬送機構にお
いて、圧胴７の上方に、スリット状開口１７から吐出さ
れるエアＡにより紙面全域を押し付ける薄紙印刷用のエ
アブロー紙ガイド装置１２を設ける一方、エアブロー紙
ガイド装置１２とエアシャワー装置１１とをシート１の
紙厚に応じて切替える切替機構１３を設けている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、枚葉印刷機等に設
備され、スケルトン中間胴の爪装置を介して圧胴に搬送
する枚葉紙の搬送機構に関するものである。
備され、スケルトン中間胴の爪装置を介して圧胴に搬送
する枚葉紙の搬送機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図６及び図７は一般的な枚葉紙の搬送機
構の説明図であって、図６は薄紙専用機の搬送機構の構
成、機能を示す概念図、図７は厚紙専用機の搬送機構の
構成、機能を示す概念図であり、図６及び図７は共に枚
葉印刷機の紙搬送胴列を例示している。一般的な枚葉印
刷機には、通常インキ色の異なる複数台の印刷装置（印
刷ユニット）がシート（枚葉紙）５１の進行方向に沿っ
て並設されており、図示しない給紙装置から各印刷装置
にシート５１を通紙させ、インキ色の異なる絵柄を順次
転写させることによって所定の多色印刷が施せるよう構
成されている。
構の説明図であって、図６は薄紙専用機の搬送機構の構
成、機能を示す概念図、図７は厚紙専用機の搬送機構の
構成、機能を示す概念図であり、図６及び図７は共に枚
葉印刷機の紙搬送胴列を例示している。一般的な枚葉印
刷機には、通常インキ色の異なる複数台の印刷装置（印
刷ユニット）がシート（枚葉紙）５１の進行方向に沿っ
て並設されており、図示しない給紙装置から各印刷装置
にシート５１を通紙させ、インキ色の異なる絵柄を順次
転写させることによって所定の多色印刷が施せるよう構
成されている。
【０００３】ところで、枚葉印刷機において印刷を施す
シート５１には、０．０４ｍｍ程度の薄紙５１ａから
１．０ｍｍ程度の厚紙５１ｂがあり、金属板や合成樹脂
で形成された剛性の高いものもある。上流側印刷装置か
ら次の印刷装置へシート５１を搬送する場合、薄紙５１
ａは剛性が低いことから後端側にバタツキが発生し、他
方、厚紙５１ｂや金属板等は剛性が高いことから回転移
送に伴う遠心力とシート自身の曲げに対する反力（復元
力）によって後端部が後述の圧胴から離れるなどの紙跳
ねが発生する傾向がある。すなわち、薄紙５１ａと厚紙
５１ｂとでは、圧胴や中間胴における搬送時の紙の挙動
が異なる。したがって、これら紙のバタツキや紙跳ねが
印刷面の汚れやシート５１の折れや傷を生じさせるた
め、印刷品質を低下させる大きな要因となっている。そ
こで従来においては、薄紙５１ａを常時シリンダ面に沿
わせて搬送する薄紙専用機と、厚紙５１ｂの剛性による
跳ね上がりを押えながら搬送する厚紙専用機が採用され
ている。
シート５１には、０．０４ｍｍ程度の薄紙５１ａから
１．０ｍｍ程度の厚紙５１ｂがあり、金属板や合成樹脂
で形成された剛性の高いものもある。上流側印刷装置か
ら次の印刷装置へシート５１を搬送する場合、薄紙５１
ａは剛性が低いことから後端側にバタツキが発生し、他
方、厚紙５１ｂや金属板等は剛性が高いことから回転移
送に伴う遠心力とシート自身の曲げに対する反力（復元
力）によって後端部が後述の圧胴から離れるなどの紙跳
ねが発生する傾向がある。すなわち、薄紙５１ａと厚紙
５１ｂとでは、圧胴や中間胴における搬送時の紙の挙動
が異なる。したがって、これら紙のバタツキや紙跳ねが
印刷面の汚れやシート５１の折れや傷を生じさせるた
め、印刷品質を低下させる大きな要因となっている。そ
こで従来においては、薄紙５１ａを常時シリンダ面に沿
わせて搬送する薄紙専用機と、厚紙５１ｂの剛性による
跳ね上がりを押えながら搬送する厚紙専用機が採用され
ている。
【０００４】上記薄紙専用機では、図６に示す如く、軸
心を中心として回転する円筒状中間胴５２を備えてお
り、この中間胴５２の円周方向には、２組の咬え爪５３
及び爪座５４が対応する箇所に設けられている。また、
中間胴５２と係合する圧胴５５の円周方向にも、２組の
シート咬え爪５６及び爪座５７が対応する箇所に設けら
れている。なお、圧胴５５の上部には、これと係合する
ゴム胴５８及び版胴５９が配設されている。このため、
薄紙５１ａは、上流側の給紙装置から１枚ずつ送り出さ
れると、中間胴５２の咬え爪５３及び爪座５４がこれを
把持する。そして、薄紙５１ａが中間胴５２に受け渡さ
れた後、当該中間胴５２の外周面胴中に沿って案内され
ながら回転移送され、更に中間胴５２の下流側に並設さ
れた圧胴５５のシート咬え爪５６及び爪座５７に受け渡
される。したがって、薄紙５１ａは、後端のバタツキが
抑えられながら、回転移送されることになる。そして、
当該薄紙５１ａは、圧胴５５の外周面に沿って回転移送
され、この移送の途上において印刷が施される。以下、
同様の操作が順次繰り返されると、薄紙５１ａ上には目
的とする多色印刷が施されて、所定の印刷工程が完了す
ることになる。
心を中心として回転する円筒状中間胴５２を備えてお
り、この中間胴５２の円周方向には、２組の咬え爪５３
及び爪座５４が対応する箇所に設けられている。また、
中間胴５２と係合する圧胴５５の円周方向にも、２組の
シート咬え爪５６及び爪座５７が対応する箇所に設けら
れている。なお、圧胴５５の上部には、これと係合する
ゴム胴５８及び版胴５９が配設されている。このため、
薄紙５１ａは、上流側の給紙装置から１枚ずつ送り出さ
れると、中間胴５２の咬え爪５３及び爪座５４がこれを
把持する。そして、薄紙５１ａが中間胴５２に受け渡さ
れた後、当該中間胴５２の外周面胴中に沿って案内され
ながら回転移送され、更に中間胴５２の下流側に並設さ
れた圧胴５５のシート咬え爪５６及び爪座５７に受け渡
される。したがって、薄紙５１ａは、後端のバタツキが
抑えられながら、回転移送されることになる。そして、
当該薄紙５１ａは、圧胴５５の外周面に沿って回転移送
され、この移送の途上において印刷が施される。以下、
同様の操作が順次繰り返されると、薄紙５１ａ上には目
的とする多色印刷が施されて、所定の印刷工程が完了す
ることになる。
【０００５】また、上記厚紙専用機では、図７に示す如
く、軸心を中心として回転するスケルトン中間胴（胴中
のないシリンダ）６２を備えており、この中間胴６２の
両端部には、咬え爪６３及び爪座６４がそれぞれ設けら
れている。そして、スケルトン中間胴６２と係合する圧
胴５５の円周方向には、２組のシート咬え爪５６及び爪
座５７が対応する箇所に設けられている。しかも、圧胴
５５の上方には厚紙５１ｂの跳ね上がりから生じる印刷
面への傷入りを防ぐエアシャワー装置６５が設けられて
いる。なお、圧胴５５の上部には、これと係合するゴム
胴５８及び版胴５９が配設されている。したがって、厚
紙５１ｂは、上流側の給紙装置から１枚ずつ送り出され
ると、スケルトン中間胴６２の咬え爪６３及び爪座６４
がこれを把持する。そして、厚紙５１ｂがスケルトン中
間胴６２に受け渡された後、当該中間胴６２によって回
転移送され、更にスケルトン中間胴６２の下流側に並設
された圧胴５５の咬え爪５６及び爪座５７に受け渡され
る。そして、当該厚紙５１ｂは、エアシャワー装置６５
から吹き出されるエアＡにより、その後端が圧胴５５側
へ押え付けられながら圧胴５５の外周面に沿って回転移
送され、この移送の途上において印刷が施される。以
下、同様の操作が順次繰り返されると、厚紙５１ｂ上に
は目的とする多色印刷が施されて、所定の印刷工程が完
了することになる。
く、軸心を中心として回転するスケルトン中間胴（胴中
のないシリンダ）６２を備えており、この中間胴６２の
両端部には、咬え爪６３及び爪座６４がそれぞれ設けら
れている。そして、スケルトン中間胴６２と係合する圧
胴５５の円周方向には、２組のシート咬え爪５６及び爪
座５７が対応する箇所に設けられている。しかも、圧胴
５５の上方には厚紙５１ｂの跳ね上がりから生じる印刷
面への傷入りを防ぐエアシャワー装置６５が設けられて
いる。なお、圧胴５５の上部には、これと係合するゴム
胴５８及び版胴５９が配設されている。したがって、厚
紙５１ｂは、上流側の給紙装置から１枚ずつ送り出され
ると、スケルトン中間胴６２の咬え爪６３及び爪座６４
がこれを把持する。そして、厚紙５１ｂがスケルトン中
間胴６２に受け渡された後、当該中間胴６２によって回
転移送され、更にスケルトン中間胴６２の下流側に並設
された圧胴５５の咬え爪５６及び爪座５７に受け渡され
る。そして、当該厚紙５１ｂは、エアシャワー装置６５
から吹き出されるエアＡにより、その後端が圧胴５５側
へ押え付けられながら圧胴５５の外周面に沿って回転移
送され、この移送の途上において印刷が施される。以
下、同様の操作が順次繰り返されると、厚紙５１ｂ上に
は目的とする多色印刷が施されて、所定の印刷工程が完
了することになる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の薄
紙専用機と厚紙専用機では、シート５１を回転移送する
中間胴５２，６２などの構造が大きく異なるので、１台
の機械で薄紙５１ａと厚紙５１ｂの両方を搬送して印刷
するということができない。したがって、同じ工場等に
おいて、薄紙５１ａと厚紙５１ｂの両方を印刷する場合
には２台の枚葉印刷機が必要となるため、それに応じて
設置スペースが大きくなる上、設備コストが増大し、経
済的に不利となる。
紙専用機と厚紙専用機では、シート５１を回転移送する
中間胴５２，６２などの構造が大きく異なるので、１台
の機械で薄紙５１ａと厚紙５１ｂの両方を搬送して印刷
するということができない。したがって、同じ工場等に
おいて、薄紙５１ａと厚紙５１ｂの両方を印刷する場合
には２台の枚葉印刷機が必要となるため、それに応じて
設置スペースが大きくなる上、設備コストが増大し、経
済的に不利となる。
【０００７】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、１台の機械で薄紙と厚紙の
両方のシートに対応でき、設備費のコストダウンと極薄
紙の印刷品質の向上を図ることが可能な枚葉紙の搬送機
構を提供することにある。
ものであって、その目的は、１台の機械で薄紙と厚紙の
両方のシートに対応でき、設備費のコストダウンと極薄
紙の印刷品質の向上を図ることが可能な枚葉紙の搬送機
構を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、印刷機に設備
され、スケルトン中間胴に設けた爪装置により枚葉紙の
一端を把持して、厚紙印刷用のエアシャワー装置を備え
た圧胴に搬送する枚葉紙の搬送機構において、前記圧胴
の上方に、スリット状開口から吐出されるエアにより紙
面全域を押し付ける薄紙印刷用のエアブロー紙ガイド装
置を設ける一方、該エアブロー紙ガイド装置と前記エア
シャワー装置とを枚葉紙の紙厚に応じて切替える切替機
構を設けている。
題を解決するために、本発明においては、印刷機に設備
され、スケルトン中間胴に設けた爪装置により枚葉紙の
一端を把持して、厚紙印刷用のエアシャワー装置を備え
た圧胴に搬送する枚葉紙の搬送機構において、前記圧胴
の上方に、スリット状開口から吐出されるエアにより紙
面全域を押し付ける薄紙印刷用のエアブロー紙ガイド装
置を設ける一方、該エアブロー紙ガイド装置と前記エア
シャワー装置とを枚葉紙の紙厚に応じて切替える切替機
構を設けている。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。ここで、図１〜図５は本発
明の実施の形態に係る枚葉紙の搬送機構の構成例を示す
もので、図１は薄紙印刷時における状態の説明図、図２
はエアブロー紙ガイド装置の作動状態の説明図、図３は
厚紙印刷時における状態の説明図、図４はエアシャワー
装置の作動状態の説明図、図５はエアブロー紙ガイド装
置の正面図であり、中間胴としてスケルトン型を採用し
たものが例示されている。
に基づいて詳細に説明する。ここで、図１〜図５は本発
明の実施の形態に係る枚葉紙の搬送機構の構成例を示す
もので、図１は薄紙印刷時における状態の説明図、図２
はエアブロー紙ガイド装置の作動状態の説明図、図３は
厚紙印刷時における状態の説明図、図４はエアシャワー
装置の作動状態の説明図、図５はエアブロー紙ガイド装
置の正面図であり、中間胴としてスケルトン型を採用し
たものが例示されている。
【００１０】本発明の実施の形態の搬送機構は、インキ
色の異なる複数台の印刷装置がシート（枚葉紙）１の進
行方向に沿って並設された薄厚兼用枚葉印刷機に設備さ
れ、スケルトン中間胴（スケルトンシリンダ）２に設け
られた爪装置の咬え爪３及び爪座４を介してシート１の
前端を把持して回転移送するものである。これら印刷装
置は、円周方向に間隔を置いて２組のシート咬え爪５及
び爪座６を有する圧胴７ａ，７ｂと、これに係合する図
外のゴム胴（ブランケット胴）や版胴とによって構成さ
れており、回転可能なスケルトン中間胴２を介して互い
に連結されている。このため、スケルトン中間胴２は、
上流側圧胴７ａと下流側圧胴７ｂとの間に配設されてお
り、上下流両端部にはシート１を把持する咬え爪３及び
爪座４がそれぞれ設けられている。
色の異なる複数台の印刷装置がシート（枚葉紙）１の進
行方向に沿って並設された薄厚兼用枚葉印刷機に設備さ
れ、スケルトン中間胴（スケルトンシリンダ）２に設け
られた爪装置の咬え爪３及び爪座４を介してシート１の
前端を把持して回転移送するものである。これら印刷装
置は、円周方向に間隔を置いて２組のシート咬え爪５及
び爪座６を有する圧胴７ａ，７ｂと、これに係合する図
外のゴム胴（ブランケット胴）や版胴とによって構成さ
れており、回転可能なスケルトン中間胴２を介して互い
に連結されている。このため、スケルトン中間胴２は、
上流側圧胴７ａと下流側圧胴７ｂとの間に配設されてお
り、上下流両端部にはシート１を把持する咬え爪３及び
爪座４がそれぞれ設けられている。
【００１１】また、本実施形態の搬送機構では、スケル
トン中間胴２の回転に伴う咬え爪３及び爪座４の爪装置
部の回転軌跡に所定の隙間を持って略平行に設置される
ベルヌーイ式紙ガイド８が設けられている。この紙ガイ
ド８は、スケルトン中間胴２の下方に配設され、厚紙印
刷時において退避可能に構成されている。このため、紙
ガイド８は、圧縮空気Ｐが供給されるエアボックス９
と、移送するシート１が係合するガイド面１０とを備え
ており、該ガイド面１０には複数個の空気吹き出し孔
（図示せず）が穿設されている。したがって、紙ガイド
８に外部から圧縮空気Ｐが供給されると、この圧縮空気
Ｐはエアボックス９の内部に給送された後、図示しない
空気吹き出し孔から吹き出され、更に搬送される途上の
シート１とエアボックス９のガイド面１０との間を流
れ、外部へ流出する。つまり、この紙ガイド８は、圧縮
空気Ｐの流速によって発生する負圧を手段としてシート
１をエアボックス９のガイド面１０側へ引き寄せると共
に、シート１の下面とガイド面１０の上側との間に微か
の隙間を形成し、非接触の状態でシート１を移送する設
定となっている。
トン中間胴２の回転に伴う咬え爪３及び爪座４の爪装置
部の回転軌跡に所定の隙間を持って略平行に設置される
ベルヌーイ式紙ガイド８が設けられている。この紙ガイ
ド８は、スケルトン中間胴２の下方に配設され、厚紙印
刷時において退避可能に構成されている。このため、紙
ガイド８は、圧縮空気Ｐが供給されるエアボックス９
と、移送するシート１が係合するガイド面１０とを備え
ており、該ガイド面１０には複数個の空気吹き出し孔
（図示せず）が穿設されている。したがって、紙ガイド
８に外部から圧縮空気Ｐが供給されると、この圧縮空気
Ｐはエアボックス９の内部に給送された後、図示しない
空気吹き出し孔から吹き出され、更に搬送される途上の
シート１とエアボックス９のガイド面１０との間を流
れ、外部へ流出する。つまり、この紙ガイド８は、圧縮
空気Ｐの流速によって発生する負圧を手段としてシート
１をエアボックス９のガイド面１０側へ引き寄せると共
に、シート１の下面とガイド面１０の上側との間に微か
の隙間を形成し、非接触の状態でシート１を移送する設
定となっている。
【００１２】さらに、本実施形態の搬送機構では、下流
側圧胴７ｂの斜め上方に設けられる厚紙印刷用のエアシ
ャワー装置１１、薄紙印刷用のエアブロー紙ガイド装置
１２及びこれらエアシャワー装置１１とエアブロー紙ガ
イド装置１２とをシート１の紙厚に応じて切替える切替
機構１３をそれぞれ備えている。上記エアシャワー装置
１１は、図３及び図４に示す如く、切替機構１３を介し
て支持パイプ１４の先端部に取付けられ、下流側圧胴７
ｂの外周面に向かってエアＡを吹き付けるノズル１１ａ
を有しており、該ノズル１１ａから吹き出されたエアＡ
によって、シート咬え爪５及び爪座６で把持された厚紙
１ｂの後端を下流側圧胴７ｂ側に押え付け、その跳ね上
がりを抑制しながら厚紙１ｂを下流側圧胴７ｂの外周面
に沿って回転移送するようになっている。支持パイプ１
４の基端部側は、筒状のガイド部材１５内に摺動自在に
取付けられ、先端部が下流側圧胴７ｂに対して離接可能
に構成されている。また、支持パイプ１４の基端部は、
エア供給パイプ１６を介して図示しないエア供給源に連
通している。
側圧胴７ｂの斜め上方に設けられる厚紙印刷用のエアシ
ャワー装置１１、薄紙印刷用のエアブロー紙ガイド装置
１２及びこれらエアシャワー装置１１とエアブロー紙ガ
イド装置１２とをシート１の紙厚に応じて切替える切替
機構１３をそれぞれ備えている。上記エアシャワー装置
１１は、図３及び図４に示す如く、切替機構１３を介し
て支持パイプ１４の先端部に取付けられ、下流側圧胴７
ｂの外周面に向かってエアＡを吹き付けるノズル１１ａ
を有しており、該ノズル１１ａから吹き出されたエアＡ
によって、シート咬え爪５及び爪座６で把持された厚紙
１ｂの後端を下流側圧胴７ｂ側に押え付け、その跳ね上
がりを抑制しながら厚紙１ｂを下流側圧胴７ｂの外周面
に沿って回転移送するようになっている。支持パイプ１
４の基端部側は、筒状のガイド部材１５内に摺動自在に
取付けられ、先端部が下流側圧胴７ｂに対して離接可能
に構成されている。また、支持パイプ１４の基端部は、
エア供給パイプ１６を介して図示しないエア供給源に連
通している。
【００１３】一方、上記エアブロー紙ガイド装置１２
は、図１及び図２に示す如く、切替機構１３を介して支
持パイプ１４の先端部に取付けられ、下流側圧胴７ｂの
外周面に向かってエアＡを吹き付けるスリット状開口１
７を有しており、該スリット状開口１７から吐出される
エアＡによって、シート咬え爪５及び爪座６で把持され
た薄紙１ａの紙面全域を下流側圧胴７ｂ側に一様に押え
付け、そのバタツキや波立ちなどを抑制しながら薄紙１
ａを下流側圧胴７ｂの外周面に沿って回転移送するよう
になっている。このため、スリット状開口１７は、図５
に示す如く、下流側圧胴７ｂの軸心方向へ延びる紙ガイ
ド装置本体１２ａの中央から左右両側へ向かってシート
１の搬送方向側に傾斜した正面Ｖ字状に形成されてお
り、搬送する薄紙１ａの全域にエアＡが均一に行き渡る
ように構成されている。
は、図１及び図２に示す如く、切替機構１３を介して支
持パイプ１４の先端部に取付けられ、下流側圧胴７ｂの
外周面に向かってエアＡを吹き付けるスリット状開口１
７を有しており、該スリット状開口１７から吐出される
エアＡによって、シート咬え爪５及び爪座６で把持され
た薄紙１ａの紙面全域を下流側圧胴７ｂ側に一様に押え
付け、そのバタツキや波立ちなどを抑制しながら薄紙１
ａを下流側圧胴７ｂの外周面に沿って回転移送するよう
になっている。このため、スリット状開口１７は、図５
に示す如く、下流側圧胴７ｂの軸心方向へ延びる紙ガイ
ド装置本体１２ａの中央から左右両側へ向かってシート
１の搬送方向側に傾斜した正面Ｖ字状に形成されてお
り、搬送する薄紙１ａの全域にエアＡが均一に行き渡る
ように構成されている。
【００１４】また、上記切替機構１３は、支持パイプ１
４などに回動可能に取付けられる図外のリンク手段を有
し、図示しない切替レバー等によってエアシャワー装置
１１とエアブロー紙ガイド装置１２との切替をワンタッ
チで行うように構成されている。しかも、切替機構１３
は、支持パイプ１４及びエア供給パイプ１６を介して図
示しないエア供給源に連通するロータリバルブ１８を備
えている。このロータリバルブ１８は、切替機構１３等
によるエアブロー紙ガイド装置１２の移動に伴って、そ
の開口部がエアシャワー装置１１側に向くように構成さ
れている。すなわち、本実施形態では、エアシャワー装
置１１のノズル１１ａが斜め上方へ向き、エアブロー紙
ガイド装置１２が下流側圧胴７ａの外周面と対向した状
態において、ロータリバルブ１８の開口部を経てエアＡ
がエアブロー紙ガイド装置１２側へ導かれ、エアシャワ
ー装置１１のノズル１１ａが斜め下方へ向き、エアブロ
ー紙ガイド装置１２が下流側圧胴７ａの外周面から離れ
て反時計方向へ回動した状態において、ロータリバルブ
１８の開口部を経てエアＡがエアシャワー装置１１側へ
導かれるようになっている。
４などに回動可能に取付けられる図外のリンク手段を有
し、図示しない切替レバー等によってエアシャワー装置
１１とエアブロー紙ガイド装置１２との切替をワンタッ
チで行うように構成されている。しかも、切替機構１３
は、支持パイプ１４及びエア供給パイプ１６を介して図
示しないエア供給源に連通するロータリバルブ１８を備
えている。このロータリバルブ１８は、切替機構１３等
によるエアブロー紙ガイド装置１２の移動に伴って、そ
の開口部がエアシャワー装置１１側に向くように構成さ
れている。すなわち、本実施形態では、エアシャワー装
置１１のノズル１１ａが斜め上方へ向き、エアブロー紙
ガイド装置１２が下流側圧胴７ａの外周面と対向した状
態において、ロータリバルブ１８の開口部を経てエアＡ
がエアブロー紙ガイド装置１２側へ導かれ、エアシャワ
ー装置１１のノズル１１ａが斜め下方へ向き、エアブロ
ー紙ガイド装置１２が下流側圧胴７ａの外周面から離れ
て反時計方向へ回動した状態において、ロータリバルブ
１８の開口部を経てエアＡがエアシャワー装置１１側へ
導かれるようになっている。
【００１５】本発明の実施の形態に係る搬送機構を備え
た枚葉印刷機でシート１のうち、薄紙１ａを印刷する場
合、一端を上流側圧胴７ａのシート咬え爪５及び爪座６
（図示せず）で把持された薄紙１ａがスケルトン中間胴
２の咬え爪３及び爪座４に把持されて受け渡されると、
当該薄紙１ａはスケルトン中間胴２により回転移送され
る。その際、薄紙１ａは圧縮空気Ｐの作用により非接触
の状態で紙ガイド８のガイド面１０側に引き寄せられな
がら案内される。その後、薄紙１ａは、スケルトン中間
胴２から下流側圧胴７ｂのシート咬え爪５及び爪座６で
把持されて受け渡されると共に、当該圧胴７ｂの外周面
に沿って回転移送され、この移送の途上において印刷が
施される。この間、薄紙１ａは、図１及び図２の矢印に
示すように、紙面全域がエアブロー紙ガイド装置１２の
スリット状開口１７から吐出されるエアＡによって下流
側圧胴７ｂの外周面側に押し付けられており、バタツキ
や波立ちが抑制された状態で回転移送されることにな
る。
た枚葉印刷機でシート１のうち、薄紙１ａを印刷する場
合、一端を上流側圧胴７ａのシート咬え爪５及び爪座６
（図示せず）で把持された薄紙１ａがスケルトン中間胴
２の咬え爪３及び爪座４に把持されて受け渡されると、
当該薄紙１ａはスケルトン中間胴２により回転移送され
る。その際、薄紙１ａは圧縮空気Ｐの作用により非接触
の状態で紙ガイド８のガイド面１０側に引き寄せられな
がら案内される。その後、薄紙１ａは、スケルトン中間
胴２から下流側圧胴７ｂのシート咬え爪５及び爪座６で
把持されて受け渡されると共に、当該圧胴７ｂの外周面
に沿って回転移送され、この移送の途上において印刷が
施される。この間、薄紙１ａは、図１及び図２の矢印に
示すように、紙面全域がエアブロー紙ガイド装置１２の
スリット状開口１７から吐出されるエアＡによって下流
側圧胴７ｂの外周面側に押し付けられており、バタツキ
や波立ちが抑制された状態で回転移送されることにな
る。
【００１６】また、厚紙１ｂを印刷する場合は、まず、
スケルトン中間胴２の爪装置部の回転軌跡から紙ガイド
８を退避させ、支持パイプ１４の基端部をガイド部材１
５内に引き込み、エアブロー紙ガイド装置１２を下流側
圧胴７ｂから離すと共に、切替機構１３によりエアブロ
ー紙ガイド装置１２を反時計方向へ回動させる。そし
て、一端を上流側圧胴７ａのシート咬え爪５及び爪座６
（図示せず）で把持された厚紙１ｂがスケルトン中間胴
２の咬え爪３及び爪座４に把持されて受け渡されると、
当該厚紙１ｂはスケルトン中間胴２により回転移送され
る。その後、厚紙１ｂは、スケルトン中間胴２から下流
側圧胴７ｂのシート咬え爪５及び爪座６で把持されて受
け渡されると共に、当該圧胴７ｂの外周面に沿って回転
移送され、この移送の途上において印刷が施される。こ
の間、厚紙１ｂは、図３及び図４の矢印に示すように、
その後端側がエアシャワー装置１１のノズル１１ａから
吹き出されるエアＡによって下流側圧胴７ｂの外周面側
に押し付けられており、跳ね上がりが抑制された状態で
回転移送されることになる。
スケルトン中間胴２の爪装置部の回転軌跡から紙ガイド
８を退避させ、支持パイプ１４の基端部をガイド部材１
５内に引き込み、エアブロー紙ガイド装置１２を下流側
圧胴７ｂから離すと共に、切替機構１３によりエアブロ
ー紙ガイド装置１２を反時計方向へ回動させる。そし
て、一端を上流側圧胴７ａのシート咬え爪５及び爪座６
（図示せず）で把持された厚紙１ｂがスケルトン中間胴
２の咬え爪３及び爪座４に把持されて受け渡されると、
当該厚紙１ｂはスケルトン中間胴２により回転移送され
る。その後、厚紙１ｂは、スケルトン中間胴２から下流
側圧胴７ｂのシート咬え爪５及び爪座６で把持されて受
け渡されると共に、当該圧胴７ｂの外周面に沿って回転
移送され、この移送の途上において印刷が施される。こ
の間、厚紙１ｂは、図３及び図４の矢印に示すように、
その後端側がエアシャワー装置１１のノズル１１ａから
吹き出されるエアＡによって下流側圧胴７ｂの外周面側
に押し付けられており、跳ね上がりが抑制された状態で
回転移送されることになる。
【００１７】このように、本発明の実施の形態に係る搬
送機構では、厚紙専用機のスケルトン中間胴２を使用し
ているが、厚紙印刷用のエアシャワー装置１１に追加し
て、薄紙印刷用のエアブロー紙ガイド装置１２を設ける
と共に、これらエアシャワー装置１１とエアブロー紙ガ
イド装置１２とをシート１の紙厚に応じて切替える切替
機構１３を設けているため、紙のバタツキ、波立ち等を
抑制しながら、１台の印刷機によって薄紙１ａ及び厚紙
１ｂのシート１を印刷することができ、設備コストを低
減できる。また、本実施の形態に係る搬送機構では、切
替機構１３等によるエアブロー紙ガイド装置１２の移動
に伴って、ロータリバルブ１８の開口部がエアシャワー
装置１１側に向くように構成されているため、簡単な構
造にてエアシャワー装置１１又はエアブロー紙ガイド装
置１２にエアＡを円滑かつ確実に供給することができ
る。さらに、スリット状開口１７は、紙ガイド装置本体
１２ａの中央から左右両側へ向かってシート１の搬送方
向側に傾斜した正面Ｖ字状に形成されているため、搬送
する薄紙１ａの紙面全域にエアＡを均一に吹き付けるこ
とができる。
送機構では、厚紙専用機のスケルトン中間胴２を使用し
ているが、厚紙印刷用のエアシャワー装置１１に追加し
て、薄紙印刷用のエアブロー紙ガイド装置１２を設ける
と共に、これらエアシャワー装置１１とエアブロー紙ガ
イド装置１２とをシート１の紙厚に応じて切替える切替
機構１３を設けているため、紙のバタツキ、波立ち等を
抑制しながら、１台の印刷機によって薄紙１ａ及び厚紙
１ｂのシート１を印刷することができ、設備コストを低
減できる。また、本実施の形態に係る搬送機構では、切
替機構１３等によるエアブロー紙ガイド装置１２の移動
に伴って、ロータリバルブ１８の開口部がエアシャワー
装置１１側に向くように構成されているため、簡単な構
造にてエアシャワー装置１１又はエアブロー紙ガイド装
置１２にエアＡを円滑かつ確実に供給することができ
る。さらに、スリット状開口１７は、紙ガイド装置本体
１２ａの中央から左右両側へ向かってシート１の搬送方
向側に傾斜した正面Ｖ字状に形成されているため、搬送
する薄紙１ａの紙面全域にエアＡを均一に吹き付けるこ
とができる。
【００１８】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変
形及び変更を加え得るものである。例えば、既述の実施
の形態では、切換バルブとしてロータリバルブ１８を用
いてエアＡを供給したが、往復式切換弁を用いても良
く、切り換えることが可能なバルブならばその他のバル
ブを用いることが可能である。
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変
形及び変更を加え得るものである。例えば、既述の実施
の形態では、切換バルブとしてロータリバルブ１８を用
いてエアＡを供給したが、往復式切換弁を用いても良
く、切り換えることが可能なバルブならばその他のバル
ブを用いることが可能である。
【００１９】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る枚葉紙の搬送
機構は、印刷機に設備され、スケルトン中間胴に設けた
爪装置により枚葉紙の一端を把持して、厚紙印刷用のエ
アシャワー装置を備えた圧胴に搬送するものであって、
前記圧胴の上方に、スリット状開口から吐出されるエア
により紙面全域を押し付ける薄紙印刷用のエアブロー紙
ガイド装置を設ける一方、該エアブロー紙ガイド装置と
前記エアシャワー装置とを枚葉紙の紙厚に応じて切替え
る切替機構を設けているので、吐出させたエアによりシ
ートのバタツキ、波立ち、跳ね上がりなどを抑えること
が可能となり、１台の印刷機で薄紙と厚紙の両方のシー
トに対応でき、印刷紙の品質を確保したまま設備費のコ
ストダウン及び設置スペースの低減化を図ることができ
る。しかも、本発明の搬送機構によれば、極薄紙でも迅
速かつ確実に回転移送し得るので、極薄紙の印刷品質を
向上させることができる。
機構は、印刷機に設備され、スケルトン中間胴に設けた
爪装置により枚葉紙の一端を把持して、厚紙印刷用のエ
アシャワー装置を備えた圧胴に搬送するものであって、
前記圧胴の上方に、スリット状開口から吐出されるエア
により紙面全域を押し付ける薄紙印刷用のエアブロー紙
ガイド装置を設ける一方、該エアブロー紙ガイド装置と
前記エアシャワー装置とを枚葉紙の紙厚に応じて切替え
る切替機構を設けているので、吐出させたエアによりシ
ートのバタツキ、波立ち、跳ね上がりなどを抑えること
が可能となり、１台の印刷機で薄紙と厚紙の両方のシー
トに対応でき、印刷紙の品質を確保したまま設備費のコ
ストダウン及び設置スペースの低減化を図ることができ
る。しかも、本発明の搬送機構によれば、極薄紙でも迅
速かつ確実に回転移送し得るので、極薄紙の印刷品質を
向上させることができる。
【図１】本発明の実施の形態に係る枚葉紙の搬送機構を
説明するものであって、薄紙印刷時の状態を示す概念的
側面図である。
説明するものであって、薄紙印刷時の状態を示す概念的
側面図である。
【図２】本発明の実施の形態に係る枚葉紙の搬送機構の
作動状態を説明するものであって、エアブロー紙ガイド
装置の付近を拡大して示す概念的側面図である。
作動状態を説明するものであって、エアブロー紙ガイド
装置の付近を拡大して示す概念的側面図である。
【図３】本発明の実施の形態に係る枚葉紙の搬送機構を
説明するものであって、厚紙印刷時の状態を示す概念的
側面図である。
説明するものであって、厚紙印刷時の状態を示す概念的
側面図である。
【図４】本発明の実施の形態に係る枚葉紙の搬送機構の
作動状態を説明するものであって、エアシャワー装置の
付近を拡大して示す概念的側面図である。
作動状態を説明するものであって、エアシャワー装置の
付近を拡大して示す概念的側面図である。
【図５】図２におけるエアブロー紙ガイド装置の付近を
拡大して示す概念的正面図である。
拡大して示す概念的正面図である。
【図６】従来の一般的な枚葉紙の搬送機構の説明図で、
薄紙枚葉印刷機の円筒状中間胴を持つ紙搬送胴列の概念
的側面図である。
薄紙枚葉印刷機の円筒状中間胴を持つ紙搬送胴列の概念
的側面図である。
【図７】従来の一般的な枚葉紙の搬送機構の説明図で、
厚紙枚葉印刷機のスケルトン中間胴を持つ紙搬送胴列の
概念的側面図である。
厚紙枚葉印刷機のスケルトン中間胴を持つ紙搬送胴列の
概念的側面図である。
１ シート（枚葉紙） １ａ 薄紙 １ｂ 厚紙 ２ スケルトン中間胴 ３ 咬え爪 ４ 爪座 ５ シート咬え爪 ６ 爪座 ７ 圧胴 ８ 紙ガイド ９ エアボックス １０ ガイド面 １１ エアシャワー装置 １２ エアブロー紙ガイド装置 １３ 切替機構 １４ 支持パイプ １５ ガイド部材 １６ エア供給パイプ １７ スリット状開口 １８ ロータリバルブ
Claims (3)
- 【請求項１】 印刷機に設備され、スケルトン中間胴に
設けた爪装置により枚葉紙の一端を把持して、厚紙印刷
用のエアシャワー装置を備えた圧胴に搬送する枚葉紙の
搬送機構において、前記圧胴の上方に、スリット状開口
から吐出されるエアにより紙面全域を押し付ける薄紙印
刷用のエアブロー紙ガイド装置を設ける一方、該エアブ
ロー紙ガイド装置と前記エアシャワー装置とを枚葉紙の
紙厚に応じて切替える切替機構を設けたことを特徴とす
る枚葉紙の搬送機構。 - 【請求項２】 前記切替機構は、エア供給源に連通する
ロータリバルブを備え、前記エアブロー紙ガイド装置の
移動に伴って、前記ロータリバルブの開口部が前記エア
シャワー装置側に向くように構成されていることを特徴
とする請求項１に記載の枚葉紙の搬送機構。 - 【請求項３】 前記スリット状開口が、前記エアブロー
紙ガイド装置の中央から左右両側へ向かって枚葉紙の搬
送方向側に傾斜した正面Ｖ字状に形成されていることを
特徴とする請求項１に記載の枚葉紙の搬送機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10283664A JP2000108306A (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | 枚葉紙の搬送機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10283664A JP2000108306A (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | 枚葉紙の搬送機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000108306A true JP2000108306A (ja) | 2000-04-18 |
Family
ID=17668470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10283664A Withdrawn JP2000108306A (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | 枚葉紙の搬送機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000108306A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005047000A1 (en) * | 2003-11-17 | 2005-05-26 | Silverbrook Research Pty Ltd | Blower box assembly for a printer |
| JP2007230761A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Ryobi Ltd | 搬送機構、搬送機構の制御方法および搬送方法 |
| JP2015221495A (ja) * | 2014-05-22 | 2015-12-10 | 株式会社小森コーポレーション | 枚葉印刷機 |
-
1998
- 1998-10-06 JP JP10283664A patent/JP2000108306A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005047000A1 (en) * | 2003-11-17 | 2005-05-26 | Silverbrook Research Pty Ltd | Blower box assembly for a printer |
| JP2007230761A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Ryobi Ltd | 搬送機構、搬送機構の制御方法および搬送方法 |
| JP4619305B2 (ja) * | 2006-03-03 | 2011-01-26 | リョービ株式会社 | 搬送機構、搬送機構の制御方法および搬送方法 |
| JP2015221495A (ja) * | 2014-05-22 | 2015-12-10 | 株式会社小森コーポレーション | 枚葉印刷機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |