JP2000108286A - 帯電防止性易接着ポリエステルフィルム - Google Patents

帯電防止性易接着ポリエステルフィルム

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JP2000108286A
JP2000108286A JP10285074A JP28507498A JP2000108286A JP 2000108286 A JP2000108286 A JP 2000108286A JP 10285074 A JP10285074 A JP 10285074A JP 28507498 A JP28507498 A JP 28507498A JP 2000108286 A JP2000108286 A JP 2000108286A
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film
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polyester film
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Shinji Yano
真司 矢野
Masayuki Fukuda
雅之 福田
Satoshi Kitazawa
諭 北澤
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、帯電防止性、接着性に優れた易接
着ポリエステルフィルムを提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、ポリエステルフィルム
(A)、およびその少なくとも片面に設置された、帯電
防止剤(a)とポリエステル樹脂、アクリル樹脂、アク
リル変性ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリシ
ロキサン、エポキシ樹脂およびビニル樹脂からなる群か
ら選ばれる少なくとも1種の樹脂(b)とからなる塗膜
層(B)よりなるフィルムであり、該塗膜層(B)の表
面がコロナ放電処理されていることを特徴とする帯電防
止性易接着ポリエステルフィルムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は帯電防止性を有する
易接着ポリエステルに関し、更に詳しくはコロナ放電処
理で表面に析出した余分な帯電防止剤を除去し、電子材
料、グラフィツク材料、製版フィルム、OHPフィル
ム、磁気カード(例えばテレホンカード、プリペイドカ
ード)、磁気テープ(例えばオーディオテープ、ビデオ
テープ)磁気ディスク(例えばフロッピーディスク)、
離型フィルム等に有用な帯電防止性易接着ポリエステル
フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルフイルム、特にポリエチレ
ンテレフタレートフイルムやポリエチレンナフタレート
フイルム等のポリエステルフイルムは磁気カード、磁気
テープ、磁気ディスク等の磁気記録材料用として、また
包装材料、写真材料、グラフィック材料、工程材料等の
一般工業材料用として広く使用されている。
【0003】かかるポリエステルフイルムは、摩擦等で
帯電するためフイルム表面にゴミやほこりが付着し易い
こと、磁気塗料、印刷インキ等の接着性が悪いため積層
した層が剥離し易いこと等の欠点を有している。
【0004】このような欠点を改良するため、ポリエス
テルフイルムの表面に帯電防止性および易接着性を有す
る薄膜を設けた積層フイルムが通常用いられている。帯
電防止性を付与す為に帯電防止剤を塗膜層中に存在させ
る。しかし、帯電防止剤はバインダー樹脂との相溶性が
悪く、多大な割合で表面に析出し、磁気塗料、印刷イン
キ等の接着性が悪くなったり、帯電防止剤がフィルム背
面に転写し、汚染の問題が起こる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はかかる
従来技術の問題点を解消し、コロナ放電処理で表面に析
出した余分な帯電防止剤を除去し、帯電防止性易接着ポ
リエステルフイルムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリエステル
フィルム(A)、およびその少なくとも片面に設置され
た、帯電防止剤(a)とポリエステル樹脂、アクリル樹
脂、アクリル変性ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹
脂、ポリシロキサン、エポキシ樹脂およびビニル樹脂か
らなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂(b)とか
らなる塗膜層(B)よりなるフィルムであり、該塗膜層
(B)の表面がコロナ放電処理されていることを特徴と
する帯電防止性易接着ポリエステルフィルムである。
【0007】本発明の帯電防止性易接着ポリエステルフ
ィルムは、ポリエステルフィルム(A)の少なくとも片
面に、帯電防止剤(a)とポリエステル樹脂、アクリル
樹脂、アクリル変性ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹
脂、ポリシロキサン、エポキシ樹脂およびビニル樹脂か
らなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂(b)とか
らなる塗膜層(B)を設け、表面をコロナ放電処理する
ことにより製造することができる。
【0008】本発明は、ポリエステルフィルム(A)の
少なくとも片面に、帯電防止剤(a)とポリエステル樹
脂、アクリル樹脂、アクリル変性ポリエステル樹脂、ポ
リウレタン樹脂、ポリシロキサン、エポキシ樹脂および
ビニル樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種の樹
脂(b)とからなる塗膜層(B)を設け、表面をコロナ
放電処理した帯電防止性易接着ポリエステルフィルムと
言うこともできる。
【0009】帯電防止剤(a)は、界面活性剤型である
ことが好ましい。イオン性や非イオン性に限られること
はない。
【0010】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明のポリエステルフィルム(A)を構成するポリエス
テルとは、芳香族ニ塩基酸またはそのエステル形成性誘
導体とジオールまたはそのエステル形成性誘導体とから
合成される線状飽和ポリエステルである。
【0011】かかるポリエステルの具体例として、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリ(1,4−シク
ロヘキシレンジメチレンテレフタレート)、ポリエチレ
ン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート等が例示で
き、これらの共重合体またはこれらと少割合の他樹脂と
の混合物なども含まれる。この中でも好ましくはポリエ
チレンテレフタレート、より高強度化、耐熱化を求める
なら更に好ましくはポリエチレン−2,6−ナフタレン
ジカルボキシレートが挙げられる。
【0012】本発明に用いられるポリエステルには、粒
径0.1〜5μmの二酸化珪素、炭酸カルシウム、カオ
リン、シリコーン粒子などの無機または有機滑剤を0.
03〜3.0重量%含んでいた方が良く、好ましくは
0.1〜1.0重量%である。
【0013】また、本発明に用いられるポリエステルに
は、本来の性能を損なわない程度に必要に応じて、安定
剤、着色剤、酸化防止剤、その他の添加剤を含有しても
よい。
【0014】ポリエステルフィルム(A)は、かかるポ
リエステルをフィルム状に溶融押出し、キャスティング
ドラムに巻き付けて冷却固化し未延伸フィルムとする。
その未延伸フィルムを80〜150℃に加熱をして長手
方向に1回もしくは2回以上延伸し、合計の倍率が3倍
〜7倍になるようにする。その後90〜150℃で幅方
向が3〜5倍になるように延伸し、次に200〜250
℃にて0.1〜10秒間熱処理を行い、熱処理温度より
10〜20℃低い温度で幅方向に2〜20%収縮させな
がら再熱処理を行う。上述のように製膜されることが必
要である。
【0015】本発明におけるポリエステルフィルム
(A)の厚みは限定されないが、0.5〜350μm、
さらには1〜250μmであることが好ましい。
【0016】帯電防止剤(a)は、界面活性剤系である
ことが好ましい。すなわち、低分子型の帯電防止剤が好
ましい。これは高分子型の帯電防止剤だと効率良くコロ
ナ放電処理で表面に析出した帯電防止剤が除去できない
からである。
【0017】この帯電防止剤(a)としてはイオン性で
はアニオン系:アルキルスルホネート、アルキルベンゼ
ンスルホネート、アルキルサルフェート、アルキルホス
フェート等、カチオン系:第4級アンモニウムクロライ
ド、第4級アンモニウムサルフェート、第4級アンモニ
ウムナイトレート等、両性系:アルキルベタイン、アル
キルイミダゾリン、アルキルアラニン等、非イオン性で
はポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチ
レンアルキルアミド、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル等が例示することができる。しかし、これらに限定
されるものではない。
【0018】本発明において樹脂(b)を構成するポリ
エステル樹脂は、ジカルボン酸成分とグリコール成分と
を構成成分とする線状ポリエステルであり、数平均分子
量が5,000〜25,000のものが好ましい。
【0019】このジカルボン酸成分としてはテレフタル
酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、4,4´
−ジフエニルジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、
ドデカンジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸等を
好ましく例示することができる。
【0020】また、グリコール成分としてはエチレング
リコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ジプロピレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ビスフェノールA−アル
キレンオキシド付加体、水添ビスフェノールA−アルキ
レンオキシド付加体、1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレング
リコール等を好ましく例示することができる。
【0021】このポリエステル樹脂には親水性を付与す
るためにスルホン酸塩基を有する成分を共重合すること
ができる。ポリエステル樹脂に親水性を付与すると、水
性塗液を用いて薄膜を積層する場合に水性塗液中での分
散性が良好となるので好ましい。かかる成分としては、
例えば5−Naスルホイソフタル酸、5−Kスルホイソ
フタル酸等を挙げることができる。
【0022】ポリエステル樹脂は、三官能以上の多価カ
ルボン酸成分、ポリオール成分を実質的に線状のポリマ
ーとなる範囲で少量(例えば5モル%以下)共重合した
ものであってもよい。かかる三官能以上の多価カルボン
酸としては、トリメリット酸、ピロメリット酸、ジメチ
ロールプロピオン酸等を挙げることができ、ポリオール
としては、グリセリン、トリメチロールプロパン等を挙
げることができる。
【0023】アクリル樹脂は、例えばアクリル酸エチ
ル、アクリル酸メチル、アクリル酸、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸ソーダ、アクリル酸アンモニウム、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸、
メタクリル酸ブチル、メタクリル酸グリシジル、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、アクリルアミド、メタク
リルアミド、N−メトキシメチルアクリルアミド、N−
メチロールアクリルアミド等で示されるアクリル系単量
体を主成分とする重合体或いは共重合体であり、数平均
分子量が5,000〜250,000のものが好まし
い。
【0024】アクリル樹脂はスチレン、α−メチルスチ
レン、スチレンスルホン酸ソーダ、塩化ビニル、塩化ビ
ニリデン、酢酸ビニル、ビニルエーテル、ビニルスルホ
ン酸ソーダ、メタリル酸ソーダ等を共重合成分とした共
重合体であってもよい。
【0025】アクリル変性ポリエステル樹脂は、前記ポ
リエステル樹脂の存在下でアクリル酸エチル、アクリル
酸メチル、アクリル酸、アクリル酸ブチル、アクリル酸
ソーダ、アクリル酸アンモニウム、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸、メタクリル酸
ブチル、メタクリル酸グリシジル、2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、
N−メトキシメチルアクリルアミド、N−メチロールア
クリルアミド等で示されるアクリル系単量体を重合させ
てつくられた共重合体であり、数平均分子量が5,00
0〜250,000のものが好ましい。
【0026】アクリル変性ポリエステル樹脂はスチレ
ン、α−メチルスチレン、スチレンスルホン酸ソーダ、
塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、ビニルエー
テル、ビニルスルホン酸ソーダ、メタリル酸ソーダ等の
単量体を共重合成分として含むものであってもよい。
【0027】ポリウレタン樹脂は、多官能イソシアネー
トとポリヒドロキシ基を有する化合物とから得られる重
合体或いは共重合体であり、数平均分子量が5,000
〜25,000のものが好ましい。ポリウレタン樹脂と
しては、例えばジイソシアネート、ポリエーテル、ポリ
エステル、グリコール、ジアミン、ジメチロールプロピ
オン酸塩等を用いて造ることができ、エマルジョンや水
溶液としたものが好ましい。
【0028】ポリシロキサンは一般式YRSiX3で示
される化合物であるシランカップリング剤の縮合物、或
いはジメチルポリシロキサン等分子内にシロキサン結合
を有する線状又は網目状構造の高分子である。ここで、
Yはビニル基、エポキシ基、アミノ基、メルカプト基等
の如き有機官能基、Rはメチレン、エチレン、プロピレ
ン基の如きアルキレン基、Xはメトキシ基、エトキシ基
等の如き加水分解基及びアルキル基である。
【0029】エポキシ樹脂は、エポキシ基を有する化合
物から得られる重合体或いは共重合体であり、数平均分
子量が150〜30,000のものが好ましい。上記の
化合物としては例えばビスフェノールグリシジルエーテ
ル、グリセリンポリグリシジルエーテル、アミノグリシ
ジルエーテル等を挙げることができる。
【0030】ビニル樹脂はポリビニルアルコール、ポリ
ビニルブチラール、酢酸ビニルの重合体等の分子内に不
飽和結合を有する単量体から得られる重合体或いは共重
合体である。
【0031】塗膜層(B)を設けるための塗布液には、
さらに本発明の効果を消失させない範囲においてその他
の成分として界面活性剤、酸化防止剤、着色剤、顔料、
蛍光増白剤、可塑剤、架橋剤、滑り剤(ワックス等の滑
り性付与剤)、紫外線吸収剤等を配合することができ
る。
【0032】かかる塗布液をポリエステルフィルムの少
なくとも片面に塗布し、次いで乾燥させることで、塗膜
層(B)を設けることができる。
【0033】塗布は、ポリエステルフィルム製造工程中
に行なうのが好ましい。また、この工程中で結晶配向が
完了する前のポリエステルフィルムの片面又は両面に水
性塗布液として塗布することがさらに好ましい。通常の
プライマー塗布工程、すなわち二軸延伸熱固定したポリ
エステルフィルムに、該フィルムの製造工程と切り離し
て行なってもよい。しかし、この方法では塵埃等を巻き
込みやすいのでクリーンな雰囲気での塗工が望ましい。
【0034】ここで、結晶配向が完了する前のポリエス
テルフィルムとしては、ポリエステルを熱溶融してその
ままフィルム状とした未延伸フィルム、未延伸フィルム
を縦方向(長手方向)または横方向(幅方向)の何れか
一方に延伸した一軸延伸フィルム、さらには縦方向及び
横方向の二方向に低倍率延伸させた二軸延伸フィルム
(最終的に、縦方向または横方向に再延伸せしめて配向
結晶化を完了せしめる前の二軸延伸フィルム)等を挙げ
ることができる。
【0035】上記塗布液中の固形分濃度は、30重量%
以下が好ましく、特に10重量%以下が好ましい。塗布
液の塗布量は、走行しているフィルム1m2当り0.5
〜20g、特に1〜12gが好ましい。
【0036】ポリエステルフィルムへの塗布液の塗布方
法としては、公知の任意の塗工法が適用できる。例えば
ロールコート法、グラビアコート法、マイクログラビア
コート法、リバースコート法、ロールブラッシュ法、ス
プレーコート法、エアーナイフコート法、含浸法及びカ
ーテンコート法等を単独または組み合わせて適用すると
良い。なお、水性塗剤には、塗剤の安定性または塗工性
を助ける目的で若干量の有機溶剤を含ませてもよい。
【0037】ポリエステルフィルムに塗布された塗布液
は、乾燥され、塗膜層(B)を形成する。例えば水性液
を塗布した縦一軸延伸ポリエステルフィルムの場合、ポ
リエステルフィルムがステンターに導かれて加熱された
後横延伸及び熱固定される間、塗布液は乾燥され塗膜層
(B)を形成する。
【0038】ポリエステルフィルムの配向結晶化条件、
例えば延伸、熱固定等の条件は、従来から当業界に蓄積
された条件で行うことができる。
【0039】塗膜層(B)の厚さは0.005〜3μ
m、特に0.015〜1μmが好ましい。塗膜の厚さが
0.005μmよりも薄いと帯電防止性、接着性が不足
することがあり、1μmを超えると塗膜層(B)が削れ
易くなることがあるため好ましくない。
【0040】塗膜層(B)を形成させた後、表面の余分
な帯電防止剤を除去するためにコロナ放電処理を施す。
コロナ放電処理は、気体放電の一種で、気体分子がイオ
ン化し導電性を示し、そのイオン流によってフィルムの
表面が活性化される処理のことであり、EC処理、放電
処理などととして広く用いられている技術である。放電
処理をする気体は空気であってもよいが、窒素下、ある
いは炭酸ガス、アンモニアガス等の特殊ガス下で行って
も良い。
【0041】コロナ放電の際の電極に印加される高周波
は特に限定されるものではなく、公知な正弦波状の高周
波電源発生装置から電圧を電極に印加して発生するコロ
ナを用いてフィルム表面を処理するものである。例え
ば、コロナ放電処理強度は1〜50W/m2/minが好まし
く、さらに好ましくは5〜40W/m2/minである。
【0042】コロナ放電処理後のフィルム表面の濡れ指
数が48dyne/cmから70dyne/cmの範囲であることが好
ましく、更には50dyne/cmから66dyne/cmの範囲が好
ましい。濡れ指数が48dyne/cm以下だとコロナ放電処
理が不十分であり、表面に析出した帯電防止剤を除去で
きず接着性を発現しないことがある。70dyne/cm以上
だと塗膜層がコロナ放電処理ですべて除去されてしまう
可能性があり、帯電防止性が消失してしまうことがあ
る。
【0043】従って本発明は、ポリエステルフィルム
(A)、およびその少なくとも片面に設置された、帯電
防止剤(a)とポリエステル樹脂、アクリル樹脂、アク
リル変性ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリシ
ロキサン、エポキシ樹脂およびビニル樹脂からなる群か
ら選ばれる少なくとも1種の樹脂(b)とからなる塗膜
層(B)よりなるフィルムであり、塗膜層(B)表面の
濡れ指数が48dyne/cmから70dyne/cmの範囲であるこ
とを特徴とする帯電防止性易接着ポリエステルフィルム
であることが好ましい。
【0044】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明を更に詳細に説
明する。各特性値は下記の方法で測定した。
【0045】1.帯電防止性 帯電防止性はサンプルフィルムの表面固有抵抗を、タケ
ダ理研社製固有抵抗測定器を使用し、測定温度23℃、測
定湿度65%の条件で、印加電圧500Vで1分後の表面固
有抵抗値(Ω/□)を測定する。帯電防止性は次の基準
で評価する。 ○:1×1012Ω/□未満 △:1×1012Ω/□以上、1×1014Ω/□未満 ×:1×1014Ω/□以上
【0046】2.接着性 1)磁気塗料 サンプルフィルムに下記評価用塗料をマイヤーバーで乾
燥後の厚さが約4μmになるように塗布し、100℃で3
分間乾燥する。その後60℃で24時間エージングし、次い
でスコッチテープ No.600(3M社製)幅12.7mm、長
さ15cmを気泡の入らないように粘着し、この上をJI
S C2701(1975)記載の手動式荷重ロールでならし
密着させ、テープ幅に切り出す。これを180度剥離した
時の強さを測定する。接着性は次の基準で評価する。 ○:500g以上 △:500g未満、300g以上 ×:300g未満
【0047】[評価用塗料]固形分換算で、ウレタン樹
脂 ニッポラン2304(日本ポリウレタン製)25重量
部、塩ビ・酢ビ樹脂 エスレックA(積水化学製)50重
量部、分散剤 レシオンP (理研ビタミン製) 1重
量部及び磁性剤 CTX−860 (戸田化学製) 50
0重量部をメチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキ
サノン混合溶剤に溶解して、40%液とし、サンドグライ
ンダーで2時間分散する。その後架橋剤のコロネートL
25重量部(固形分換算)を添加し、よく撹拌して磁性
塗料を得る。
【0048】2)UVインキ サンプルフィルムに、紫外線硬化型印刷インキ(東洋イ
ンキ製 フラッシュドライFDカルトンP紅ロ)をRI
テスター(明製作所製)により印刷した後、中圧水銀灯
(80W/cm、一灯式;日本電池製)UVキュア装置で
キュアリングを行い、厚み4μmのUVインキ層を形成
する。このUVインキ層上にセロテープ(18mm幅;ニ
チバン製)を15cmの長さに貼り、この上を2Kgの手
動式荷重ロールで一定の荷重を与え、フィルムを固定し
てセロハンテープの一端を90゜方向に剥離することに
より剥離接着力を評価する。接着性は次の基準で評価す
る。 ○:インキ層が全く剥離しない △:10%未満のインキ層が剥離する ×:10%以上のインキ層が剥離する
【0049】3)シリコーン ポリジメチルシロキサンとメチルハイドロゲンポリシロ
キサンの混合液に白金触媒を加えて付加反応させ硬化さ
せるタイプの硬化型シリコーン樹脂(信越化学株式会社
製、KS−772)を、トルエンに溶解させて固形分濃
度5%の溶液を調製し、この溶液を、架橋プライマー層
上に、塗布量1g/m2で塗布し、150℃、1分間で
乾燥および硬化反応を行い、指で擦過させ接着性を評価
した。接着性は次の基準で評価する。 ○:まったく表面が変化しない △:シリコーン層の剥離により若干表面が白化する ×:シリコーン層が完全に剥離する
【0050】3.濡れ指数 コロナ放電処理した表面について、JIS K 676
8法により、23℃でかつ50%R.H.の条件下で測
定した。濡れ指数液はホルムアミドとエチレングリコー
ルモノエチルエーテルを各々、所定の割合で混合され、
着色度の高い染料をごく少量加えられた和光純薬工業
(株)製を使用した。直径1mmの棒の先端に脱脂綿(1
5〜20mg)を、15〜20mmの長さに均一に巻き付
け、これを上記の濡れ指数液に液滴がたれない程度にた
っぷり浸し、綿棒を試料に水平にあて、一方向に移動し
て塗布する。塗布される液膜の幅ができるだけ広くなる
ようにし、その面積が約6cm2になるようにし、塗布は
0.5秒で完了するようにする。
【0051】この液膜が破れを生じないで、2秒間以
上、塗布されたときの状態を保っているのは濡れている
こととする。濡れが2秒以上保つ場合は、さらに次に表
面張力の高い混合液に進み、また逆に、2秒未満で液膜
が破れ、また全体に収縮を生じた場合は、次の表面張力
の低い液に進む。この操作を繰り返し、表面を正確に2
秒間ぬらすに最も近い濡れ指数液を選ぶことができるま
で継続する。選ばれた濡れ指数液の表面張力の数値(単
位:dyne/cm )をその箇所の濡れ指数とする。サンプリ
ングは6箇所の位置で行ない、この6点の平均値を単
位:dyne/cmとして算出し、その小数点第1位を切り捨
てし、濡れ指数とする。
【0052】[実施例1〜5]35℃のo−クロロフェ
ノール中で測定した固有粘度が0.60のポリエチレン
テレフタレート(平均粒径0.1μmのシリカ微粒子を
0.2重量%含有)を押出機にて溶融し、フィルム状の
溶融ポリマ−をダイスから約20℃に維持してある回転
冷却ドラム上に押出し、静電密着法を用いて該フィルム
状の溶融ポリマ−を冷却ドラムに密着させながら急冷し
て未延伸フィルムを得た。次いで該未延伸フィルムを1
40℃にて縦方向に3.6倍延伸して一軸延伸フィルム
を得た。
【0053】この一軸延伸フィルムの片面に、固型分濃
度が4重量%である帯電防止剤を含む水性の塗布液1
(実施例1)、塗布液2(実施例2)、塗布液3(実施
例3)、塗布液4(実施例4)、塗布液5(実施例5)
をそれぞれキスコート法にて塗布した。続いて105℃
にて横方向に3.8倍に延伸し、さらに210℃で熱固
定を行ない、塗膜層を持つ厚さ50μmの二軸延伸ポリ
エチレンテレフタレートフィルムを得た。その後、コロ
ナ放電処理機で20W/m2/minの処理強度でコロナ放電処
理を行った。このフィルムの品質を表1に示す。
【0054】(塗布液1)塗布液1の組成は以下のよう
な構成である。帯電防止剤(a)としてドデシルジメチ
ルエチルアンモニウムエトサルフェートを固形分重量で
20重量%、酸成分としてテレフタル酸35モル%/イ
ソフタル酸モル13モル%/5−ナトリウムスルホイソ
フタル酸2モル%、グリコール成分としてエチレングリ
コール45モル%/ジエチレングリコール5モル%で構
成されたポリエステル樹脂(b)を固形分重量で70重
量%、濡れ剤としてポリオキシエチレンラウリルエーテ
ルを固形分重量で10重量%である。
【0055】(塗布液2)塗布液2の組成は以下のよう
な構成である。帯電防止剤(a)としてドデシルジメチ
ルエチルアンモニウムエトサルフェートを固形分重量で
20重量%、メチルメタクリレート65モル%/エチル
アクレート28モル%/2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート2モル%/N−メチロールアクリルアミド5モル
%で構成されたアクリル樹脂(b)を固型分重量で70
重量%、濡れ剤としてポリオキシエチレンラウリルエー
テルを固形分重量で10重量%である。
【0056】(塗布液3)塗布液3の組成は以下のよう
な構成である。帯電防止剤(a)としてドデシルジメチ
ルエチルアンモニウムエトサルフェートを固形分重量で
20重量%、アクリル部分がメチルメタクリレート25
モル%/イソブチルメタクリレート10モル%/アクリ
ル酸5モル%/メタクリル酸5モル%/グリシジルメタ
クリレート5モル%で構成され、ポリエステル部分が酸
成分としてテレフタル酸15モル%/イソフタル酸5モ
ル%/5−ナトリウムスルホイソフタル酸5モル%、グ
リコール成分としてエチレングリコール20モル%/ネ
オペンチルグリコール5モル%で構成されたアクリル変
性ポリエステル樹脂(b)を固形分重量で70重量%、
濡れ剤としてポリオキシエチレンラウリルエーテルを固
形分重量で10重量%である。
【0057】(塗布液4)塗布液4の組成は以下のよう
な構成である。帯電防止剤(a)としてドデシルジメチ
ルエチルアンモニウムエトサルフェートを固形分重量で
20重量%、ポリオール成分としてポリブタジェンポリ
オ−ル70重量%/ポリエチレングリコール30重量
%、ポリイソシアネート成分としてヘキサメチレンジイ
ソシアネート16.8重量%、ブロック剤としてブタノ
ンオキシム4.4重量%、親水性付与成分としてジメチ
ロールプロピオン酸3.3重量%、中和成分としてトリ
エチルアミン2.5重量%で構成されたポリウレタン樹
脂(b)を固形分重量で70重量%、濡れ剤としてポリ
オキシエチレンラウリルエーテルを固形分重量で10重
量%である。
【0058】(塗布液5)塗布液5の組成は以下のよう
な構成とする。帯電防止剤(a)としてドデシルジメチ
ルエチルアンモニウムエトサルフェートを固形分重量で
20重量%、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン(b)65重量%、γ−アミノプロピルトリエトキ
シシラン(b)5重量%(2種のシランカップリング剤
で塗膜形成後架橋しポリシロキサンを形成)、濡れ剤と
してポリオキシエチレンラウリルエーテルを固形分重量
で10重量%である。
【0059】[比較例1〜5]コロナ放電処理を行わな
い以外実施例と同様に行った。
【0060】
【表1】
【0061】表1から明らかの如く、帯電防止性易接着
ポリエステルフィルムはコロナ放電処理で表面に析出し
た余分な帯電防止剤を除去し、帯電防止性を有し、かつ
磁気塗料、印刷インキ等の各種塗工層に対する接着性に
極めて優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08J 7/04 CFD C08J 7/04 CFDF C08K 5/19 C08K 5/19 5/42 5/42 C08L 67/02 C08L 67/02 // C09D 163/00 C09D 163/00 167/02 167/02 175/04 175/04 183/04 183/04 (72)発明者 北澤 諭 神奈川県相模原市小山3丁目37番19号 帝 人株式会社相模原研究センター内 Fターム(参考) 4F006 AA35 AB20 AB23 AB24 AB34 AB35 AB37 AB39 AB69 BA01 BA07 CA02 CA03 CA08 DA04 EA03 4F071 AA31 AA42 AA43 AA53 AA67 AA78 AE16 AF01Y AF04Y AF38 AF58 AG17 AH14 AH16 BA02 BB02 BC01 BC02 4F100 AA20 AK02B AK25B AK41A AK41B AK42 AK51B AK52B AK53B AL06B BA02 BA16 CA18B CA22B CB00 EH46B EJ38 EJ55B GB15 GB41 JG03 JK14B JL11 JM02B YY00B 4J002 BE021 BE061 BF021 BG011 BG041 BG051 BG061 BG071 BG121 BG131 CD011 CD051 CD131 CF011 CF031 CF041 CF051 CF061 CF081 CF091 CF101 CF141 CF271 CH022 CH052 CK031 CK041 CK051 CP031 CP051 CP091 CP101 CP141 EN116 EN136 EU116 EV236 EW046 FD020 FD050 FD070 FD090 FD102 FD106 FD150 FD170 FD310 FD312 FD316 GH02 HA07 4J038 CE021 CE071 CF021 CG141 CG171 CH031 CH121 CH171 CJ031 CJ061 CJ071 DB001 DB221 DD051 DD231 DG051 DL031 KA09 NA20 PB09 PC08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルフィルム(A)、およびそ
    の少なくとも片面に設置された、帯電防止剤(a)とポ
    リエステル樹脂、アクリル樹脂、アクリル変性ポリエス
    テル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリシロキサン、エポキ
    シ樹脂およびビニル樹脂からなる群から選ばれる少なく
    とも1種の樹脂(b)とからなる塗膜層(B)よりなる
    フィルムであり、該塗膜層(B)の表面がコロナ放電処
    理されていることを特徴とする帯電防止性易接着ポリエ
    ステルフィルム。
  2. 【請求項2】 帯電防止剤(a)が、界面活性剤系であ
    る請求項1記載の帯電防止性易接着ポリエステルフィル
    ム。
  3. 【請求項3】 コロナ放電処理した表面の濡れ指数が、
    48dyne/cmから70dyne/cmの範囲である請求項1また
    は2記載の帯電防止性易接着ポリエステルフィルム。
  4. 【請求項4】 ポリエステルフィルム(A)、およびそ
    の少なくとも片面に設置された、帯電防止剤(a)とポ
    リエステル樹脂、アクリル樹脂、アクリル変性ポリエス
    テル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリシロキサン、エポキ
    シ樹脂およびビニル樹脂からなる群から選ばれる少なく
    とも1種の樹脂(b)とからなる塗膜層(B)よりなる
    フィルムであり、塗膜層(B)表面の濡れ指数が48dy
    ne/cmから70dyne/cmの範囲であることを特徴とする帯
    電防止性易接着ポリエステルフィルム。
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