JP2000108066A - パネル搬送用吸着保持具 - Google Patents
パネル搬送用吸着保持具Info
- Publication number
- JP2000108066A JP2000108066A JP10277070A JP27707098A JP2000108066A JP 2000108066 A JP2000108066 A JP 2000108066A JP 10277070 A JP10277070 A JP 10277070A JP 27707098 A JP27707098 A JP 27707098A JP 2000108066 A JP2000108066 A JP 2000108066A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- negative pressure
- suction
- pressure source
- pipe
- grip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
ネルを簡単な操作で一度に搬送できるようにする。 【解決手段】 少なくとも一列状態に並べられている液
晶表示パネルなどの平らな面を有する複数のパネル1を
一度に吸着して搬送できるようにするため、グリップ1
1と、同グリップ11の一端側に所定の角度で交差する
ように取り付けられた支持アーム12と、同支持アーム
12に所定の間隔をもって取り付けられ、その各々がパ
イプを介して負圧源に接続される複数の吸着ヘッド13
と、この複数の吸着ヘッド13内の圧力を負圧源による
負圧と大気圧とに選択的に切り換える切換弁16とを備
えている。
Description
持具に関し、さらに詳しく言えば、液晶表示パネルなど
の平らな面を有する複数のパネルを一度に吸着して搬送
するためのパネル搬送用吸着保持具に関するものであ
る。
すると、その製造工程の一つとして液晶表示パネルの端
子部に異方性導電膜(ACF)を貼着する工程がある。
に巻かれたテープ状として供給されるため、量産工程に
おいては、図4に示されているように、複数枚の液晶表
示パネル1をその端子部1a側を揃えて一列状態に並
べ、各端子部1aに対して一度の操作で異方性導電膜の
テープ体を連続的に貼り付けるようにしている。
複数枚の液晶表示パネル1を一列状態に並べるにあたっ
て、従来ではトレイからその1枚ずつを手もしくは吸盤
などで拾い上げるようにしているため作業能率が悪く、
この点について改善が求められていた。
程に移すことになるが、各液晶表示パネル1は異方性導
電膜のテープ体にて仮固定(連結)されているため、そ
の仮固定を剥がさずに、また、崩すことなく取り出さな
ければならない。したがって、必然的にその作業が遅く
なる。
れたもので、その目的は、整列された複数枚のパネル
(例えば、液晶表示パネル)を一度に取り扱えるように
したパネル搬送用吸着保持具を提供することにある。
め、本発明は、少なくとも一列状態に並べられている液
晶表示パネルなどの平らな面を有する複数のパネルを一
度に吸着して搬送するためのパネル搬送用吸着保持具で
あって、グリップと、同グリップの一端側に所定の角度
で交差するように取り付けられた支持アームと、同支持
アームに所定の間隔をもって取り付けられ、その各々が
パイプを介して負圧源に接続される複数の吸着ヘッド
と、この複数の吸着ヘッド内の圧力を上記負圧源による
負圧と大気圧とに選択的に切り換える切換弁とを備えて
いることを特徴としている。
上に置いて、そのヘッド内を負圧にすることにより、複
数枚のパネルを一度に吸着保持することができる。もっ
とも、各吸着ヘッドをあらかじめ負圧にしてから、各吸
着ヘッドをパネル上に置くようにしてもよい。なお、通
常は1枚のパネルに対して1つの吸着ヘッドが割り当て
られるが、場合によっては、1枚のパネルに対して複数
の吸着ヘッドを割り当ててもよい。
負圧源に接続される幹パイプと、同幹パイプから分岐さ
れ上記各吸着ヘッド同士を直列的に接続する枝パイプと
を含み、上記幹パイプに上記切換弁が接続されているこ
とが好ましい。
圧源に接続する場合に比べて、パイプの引き回しが簡素
化されるとともに、各吸着ヘッドに対して切換弁を共通
とすることができる。
る実施例に基づいてより詳しく説明する。
搬送用吸着保持具10は角材からなる所定長さのグリッ
プ11を備えている。グリップ11の一端側には支持ア
ーム12が同グリップ11に対してT字状となるように
ほぼ直交するように取り付けられている。
数の吸着ヘッド13が設けられている。この実施例で
は、取り扱う液晶表示パネル1の大きさに合わせた間隔
で6つの吸着ヘッド13が配置されている。
しない真空ポンプなどの負圧源に接続されるが、この実
施例ではそのパイプ材として1本の幹パイプ14と2本
の枝パイプ15a,15bとが用いられている。
て配管されており、その一端は図示しない負圧源に接続
される。また、この幹パイプ14には、各吸着ヘッド1
3を選択的に負圧源に接続する切換弁16が設けられて
いる。
14の他端側から互いに反対方向に分岐されており、図
1において、一方の枝パイプ15aは左側の3つの吸着
ヘッド13同士を直列的に接続している。他方の枝パイ
プ15bは右側の3つの吸着ヘッド13同士を直列的に
接続している。
にはその一つが断面で示されている。これによると、吸
着ヘッド13は支持アーム12に貫設した状態で垂下さ
れる継手管131と、この継手管131の下部に取り付
けられた吸着パッド132とを備えている。
対する接続口133が設けられている。また、吸着パッ
ド132は適度なゴム弾性を有していることが好まし
く、円形パッドや長円形パッドなど種々の形状のものが
採用可能である。
模式図に示されているように、2ステージに選択的に切
換可能になっている。すなわち、図3において、左側の
ボタン16aを押し込むと遮断ステージ161に切り替
わり、これにより幹パイプ14および各枝パイプ15
a,15bが負圧源と切り離され大気圧となる。
込むと、連通ステージ162に切り替わり、幹パイプ1
4および各枝パイプ15a,15bが負圧源に接続さ
れ、各吸着ヘッド13が負圧状態になる。なお、切換弁
16を回転コック式の2方弁としてもよい。
ば、6枚の液晶表示パネル1を一度に搬送することがで
きる。例えば、図示しないトレーなどにあらかじめ6枚
単位で液晶表示パネル1が一列状態に整列されており、
また、負圧源も動作状態にあるものとして説明すると、
まず、切換弁16を遮断ステージ161側として、幹パ
イプ14および各枝パイプ15a,15bを大気圧とす
る。
示パネル1上に軽く押し付ける。そして、切換弁16を
連通ステージ162側に切り換える。これにより、各吸
着ヘッド13内が負圧状態となり、各吸着ヘッド13に
各液晶表示パネル1が吸着保持される。このまま移送し
て、液晶表示パネル1を目的とする場所に置いたら、切
換弁16を再度遮断ステージ161側に切り換える。こ
れにより、各液晶表示パネル1の吸着が解除される。
枚のパネルを搬送できるため、それに要していた時間を
大幅に短縮することができる。例えば、従来において1
枚の搬送に4.5秒かかっていたとすると、この実施例
では4.5秒で6枚のパネルを搬送することができる。
膜のテープ体にて仮固定されている複数枚の液晶表示パ
ネルを、その仮固定を剥がさずに、また、崩すことなく
整然と搬送することもできる。
実施例とは異なり、吸着ヘッドを有する支持アームを増
設することにより、多列に整列されたパネルにも適用可
能である。支持アームをグリップに対して角度調整可能
とすることもできる。
に切換弁を設けているが、負圧源側に同様な切換弁を設
けてもよい。さらには、負圧源そのものをオンオフ制御
して、吸着ヘッド内の圧力を負圧と大気圧とに選択的に
切り換えることもでき、このような変形例も本発明に含
まれる。
構成および操作がともに簡単でありながら、複数枚のパ
ネルを一度に搬送することができる総じてハンドリング
性の良好なパネル搬送用の吸着保持具が提供される。
した斜視図。
図。
明するための模式図。
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも一列状態に並べられている液
晶表示パネルなどの平らな面を有する複数のパネルを一
度に吸着して搬送するためのパネル搬送用吸着保持具で
あって、 グリップと、同グリップの一端側に所定の角度で交差す
るように取り付けられた支持アームと、同支持アームに
所定の間隔をもって取り付けられ、その各々がパイプを
介して負圧源に接続される複数の吸着ヘッドと、この複
数の吸着ヘッド内の圧力を上記負圧源による負圧と大気
圧とに選択的に切り換える切換弁とを備えていることを
特徴とするパネル搬送用吸着保持具。 - 【請求項2】 上記パイプは、一端が上記負圧源に接続
される幹パイプと、同幹パイプから分岐され上記各吸着
ヘッド同士を直列的に接続する枝パイプとを含み、上記
幹パイプに上記切換弁が接続されていることを特徴とす
る請求項1に記載のパネル搬送用吸着保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10277070A JP2000108066A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | パネル搬送用吸着保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10277070A JP2000108066A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | パネル搬送用吸着保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000108066A true JP2000108066A (ja) | 2000-04-18 |
Family
ID=17578371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10277070A Pending JP2000108066A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | パネル搬送用吸着保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000108066A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8788086B2 (en) | 2008-01-31 | 2014-07-22 | Grenzebach Maschinenbau Gmbh | Portal re-positioning device for large-area glass plates |
US8960828B2 (en) | 2006-06-26 | 2015-02-24 | Dante Frati | Process for printing wood-based flat elements and production line |
WO2020166509A1 (ja) * | 2019-02-13 | 2020-08-20 | 株式会社 東芝 | 制御装置及びプログラム |
WO2022045625A1 (ko) * | 2020-08-25 | 2022-03-03 | 주식회사 클레버 | 파우치형 이차 전지의 진공 흡착 시스템 |
-
1998
- 1998-09-30 JP JP10277070A patent/JP2000108066A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8960828B2 (en) | 2006-06-26 | 2015-02-24 | Dante Frati | Process for printing wood-based flat elements and production line |
US9340033B2 (en) | 2006-06-26 | 2016-05-17 | Dante Frati | Process for printing wood-based flat elements and production line |
US8788086B2 (en) | 2008-01-31 | 2014-07-22 | Grenzebach Maschinenbau Gmbh | Portal re-positioning device for large-area glass plates |
WO2020166509A1 (ja) * | 2019-02-13 | 2020-08-20 | 株式会社 東芝 | 制御装置及びプログラム |
WO2022045625A1 (ko) * | 2020-08-25 | 2022-03-03 | 주식회사 클레버 | 파우치형 이차 전지의 진공 흡착 시스템 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8157307B2 (en) | Handling device and handling method for wafers | |
JP4283926B2 (ja) | ウエハカセットのウエハ保持システム | |
JP2000108066A (ja) | パネル搬送用吸着保持具 | |
JPH11333774A (ja) | シート状ワーク吸着・移載ハンド | |
JP4032778B2 (ja) | 板状部材の搬送装置 | |
JP4602328B2 (ja) | ラベル転写ローラ | |
JP2003292160A (ja) | ガラス基板の取り出し装置 | |
JP7000958B2 (ja) | シール部材の分離装置及びシール部材の分離方法 | |
JP4210406B2 (ja) | 保護フィルム剥離装置およびその方法 | |
JP2003077988A (ja) | 半導体ウエハのマウント方法およびこれに用いるカセット | |
CN214524646U (zh) | 贴膜系统 | |
JPH1080887A (ja) | 吸着式高速ロボットハンドシステム | |
JPH0226095A (ja) | フレキシブル配線基板用補強板貼り合わせ装置 | |
JP7456399B2 (ja) | シート搬送装置 | |
JP3189502B2 (ja) | 試験片搬送装置 | |
JP4030917B2 (ja) | 保護シール剥離装置 | |
KR19990011484A (ko) | 시트형 박막 필름 핸들링 방법 및 장치 | |
JPH0343341A (ja) | 台紙からラベルを剥離する方法 | |
JPH06321371A (ja) | ウェーハの分離方法及び装置 | |
JP3865201B2 (ja) | 対象物の把持方法 | |
JP2003292151A (ja) | ガラス基板の取り出し装置 | |
JPH09124020A (ja) | シート状接着材貼り付け装置及び貼り付け方法 | |
JPH0881072A (ja) | 箔 束 | |
JP2568755Y2 (ja) | ワーク搬送装置 | |
JPH082788A (ja) | 粘着シートの貼着方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040602 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050803 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051003 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060308 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060508 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060531 |