JP2000107039A - 携帯用加熱容器 - Google Patents
携帯用加熱容器Info
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- JP2000107039A JP2000107039A JP10313898A JP31389898A JP2000107039A JP 2000107039 A JP2000107039 A JP 2000107039A JP 10313898 A JP10313898 A JP 10313898A JP 31389898 A JP31389898 A JP 31389898A JP 2000107039 A JP2000107039 A JP 2000107039A
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- exothermic body
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- heat
- exothermic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安全に持ち運び、使用でき、確実に加温する
ことができる携帯用加熱コップを提供する。 【解決手段】アウトカップ（１）上部に注水口（２）を
設け、アウトカップ（１）底部とインナーカップ（３）
の間に発熱体（４）を設けたことを特徴とする。
ことができる携帯用加熱コップを提供する。 【解決手段】アウトカップ（１）上部に注水口（２）を
設け、アウトカップ（１）底部とインナーカップ（３）
の間に発熱体（４）を設けたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、容器内に水、味
噌汁、スープ麺を入れ、化学物質の発熱反応により加熱
する携帯用の容器に関するものである。
噌汁、スープ麺を入れ、化学物質の発熱反応により加熱
する携帯用の容器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、電気やガス等を使わず、内部
に収納された化学物質の反応熱を利用して飲料物を加熱
する加熱容器には、生石灰を詰めた透水性の袋と水を入
れた袋を容器の下に備え、加熱時に水袋を破って生石灰
に水を反応させて発熱させ、この反応熱により飲料など
を発熱させていた。
に収納された化学物質の反応熱を利用して飲料物を加熱
する加熱容器には、生石灰を詰めた透水性の袋と水を入
れた袋を容器の下に備え、加熱時に水袋を破って生石灰
に水を反応させて発熱させ、この反応熱により飲料など
を発熱させていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 イ．運搬時に水袋が破れて加熱する危険性があった。 ロ．生石灰を詰めた発熱体をふた付きの単体の容器に入
れ、使用時に水を注いで、発熱させるタイプの加熱容器
もあるが、発熱体に水を注ぐとすぐに発熱反応が始まっ
て高温の蒸気が立ち上り、注水中やふたを閉じる際に使
用者がやけどをする危険性があった。 本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。
があった。 イ．運搬時に水袋が破れて加熱する危険性があった。 ロ．生石灰を詰めた発熱体をふた付きの単体の容器に入
れ、使用時に水を注いで、発熱させるタイプの加熱容器
もあるが、発熱体に水を注ぐとすぐに発熱反応が始まっ
て高温の蒸気が立ち上り、注水中やふたを閉じる際に使
用者がやけどをする危険性があった。 本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】アウトカップ（１）上部
に注水口（２）を設け、アウトカップ（１）底部とイン
ナーカップ（３）の間に発熱体（４）を設ける。本発明
は、以上の構成よりなる携帯用加熱容器である。
に注水口（２）を設け、アウトカップ（１）底部とイン
ナーカップ（３）の間に発熱体（４）を設ける。本発明
は、以上の構成よりなる携帯用加熱容器である。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 （イ） カップ傾度３°３０分の手でもってもだいじよ
うぶな、断熱材のアウトカップ（１）の上部に、注水口
（２）を設ける。 （ロ） アウトカップ底部に発熱体（４）をセットす
る。発熱体（４）は、重量比にして生石灰が８５％〜９
０％、過酸化ナトリウムが１５〜１０％の混合物にアル
ミ粉を約１％添加した発熱剤を４０メッシュの透水用の
小孔を有する透水性の袋に収納し、かつ前記生石灰が純
度９６％以上にして粒径が１５０から６００μｍのもの
で構成したものである。 （ハ） カップ傾度８°で耐熱かつ熱伝導の良い紙なる
インナーカップ（３）をアウトカップ（１）の内側、上
部で接合セットし、なおかつインナーカップ（３）が発
熱体（４）と底部で接するようにする。 本発明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用す
るときは、注水口（２）に水を３０ｃｃ注入するだけ
で、次のようにして、飲料物等を加熱する事ができる。
する。 （イ） カップ傾度３°３０分の手でもってもだいじよ
うぶな、断熱材のアウトカップ（１）の上部に、注水口
（２）を設ける。 （ロ） アウトカップ底部に発熱体（４）をセットす
る。発熱体（４）は、重量比にして生石灰が８５％〜９
０％、過酸化ナトリウムが１５〜１０％の混合物にアル
ミ粉を約１％添加した発熱剤を４０メッシュの透水用の
小孔を有する透水性の袋に収納し、かつ前記生石灰が純
度９６％以上にして粒径が１５０から６００μｍのもの
で構成したものである。 （ハ） カップ傾度８°で耐熱かつ熱伝導の良い紙なる
インナーカップ（３）をアウトカップ（１）の内側、上
部で接合セットし、なおかつインナーカップ（３）が発
熱体（４）と底部で接するようにする。 本発明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用す
るときは、注水口（２）に水を３０ｃｃ注入するだけ
で、次のようにして、飲料物等を加熱する事ができる。
【０００６】発熱体（４）の袋は、４０メッシュの不織
布で構成しているので、注水口（２）から注入された水
は、少しずつ発熱体（４）内に浸透する。発熱体（４）
は、重量比にして、生石灰が８５％〜９０％、過酸化ナ
トリウムが１５〜１０％の混合物にアルミ粉を約１％添
加した発熱剤からなり、最初は徐々に発熱し、その後高
温の蒸気が発生するので、注水時等に急激に高温蒸気が
発生してその蒸気が給水口から吹き出すようなことはな
い。そして、少量の発熱体でも大きな熱量が期待でき短
時間でインナーカップ（３）の水等を６０℃〜６５℃に
温められる。また、アウトカップ（１）はすぐれた断熱
性の紙を使用し、手にやけどを負うようなことはない。
また、発熱剤の主な組成分たる生石灰は、粒径が１５０
〜６００μｍのものとしてあるので、水との接触面積が
大であり、従来の発熱体のように生石灰の水和化合物で
ある糊状の水酸化カルシウムに覆われて水と反応できな
い生石灰が残るようなことがなく、殆ど全ての発熱剤が
水と反応して反応持続時間を長く保つことができ、完全
発熱をえられる、しかも最高温度を高く維持することが
できる。
布で構成しているので、注水口（２）から注入された水
は、少しずつ発熱体（４）内に浸透する。発熱体（４）
は、重量比にして、生石灰が８５％〜９０％、過酸化ナ
トリウムが１５〜１０％の混合物にアルミ粉を約１％添
加した発熱剤からなり、最初は徐々に発熱し、その後高
温の蒸気が発生するので、注水時等に急激に高温蒸気が
発生してその蒸気が給水口から吹き出すようなことはな
い。そして、少量の発熱体でも大きな熱量が期待でき短
時間でインナーカップ（３）の水等を６０℃〜６５℃に
温められる。また、アウトカップ（１）はすぐれた断熱
性の紙を使用し、手にやけどを負うようなことはない。
また、発熱剤の主な組成分たる生石灰は、粒径が１５０
〜６００μｍのものとしてあるので、水との接触面積が
大であり、従来の発熱体のように生石灰の水和化合物で
ある糊状の水酸化カルシウムに覆われて水と反応できな
い生石灰が残るようなことがなく、殆ど全ての発熱剤が
水と反応して反応持続時間を長く保つことができ、完全
発熱をえられる、しかも最高温度を高く維持することが
できる。
【０００７】
【発明の効果】本発明を使用することによって、発熱体
と加熱用水が分離しているため輸送中に発熱することも
なく安全に持ち運べ、注水口を設けた二重構造にするこ
とによって、蒸気と熱の気密性が高まり保温力が増し、
確実に加温することができる。しかも、水等も温めるこ
とができる。
と加熱用水が分離しているため輸送中に発熱することも
なく安全に持ち運べ、注水口を設けた二重構造にするこ
とによって、蒸気と熱の気密性が高まり保温力が増し、
確実に加温することができる。しかも、水等も温めるこ
とができる。
【図１】本発明の平面図
【図２】本発明の正面図
【図３】本発明の断面図
１ アウトカップ ２ 注水口 ３ インナーカップ ４ 発熱体
Claims (1)
- 【請求項１】アウトカップ（１）上部に注水口（２）を
設け、アウトカップ（１）の内側にインナーカップ
（３）を接合しアウトカップ（１）低部とインナーカッ
プ（３）の間に発熱体（４）を設けた携帯用加熱容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10313898A JP2000107039A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 携帯用加熱容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10313898A JP2000107039A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 携帯用加熱容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000107039A true JP2000107039A (ja) | 2000-04-18 |
Family
ID=18046853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10313898A Pending JP2000107039A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 携帯用加熱容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000107039A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006129451A1 (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Masato Murakami | 液体加熱容器 |
| WO2007023611A1 (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-01 | Mycoal Co., Ltd. | 発熱体及び物品加熱装置 |
| WO2007122900A1 (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-01 | Mycoal Co., Ltd. | 食品加熱装置 |
| KR200453713Y1 (ko) | 2010-11-24 | 2011-05-23 | 전상민 | 자체 발열 용기 |
| CN102490993A (zh) * | 2011-12-07 | 2012-06-13 | 付国新 | 自动加热的瓶子 |
| GB2490226A (en) * | 2011-04-15 | 2012-10-24 | Philip Goding | A flameless heating apparatus for food products |
| CN103211485A (zh) * | 2013-05-08 | 2013-07-24 | 武小娴 | 一种烹饪锅 |
| CN105167575A (zh) * | 2015-09-02 | 2015-12-23 | 刘九金 | 一种利用自然压力并进行传导加热的电饭锅 |
| JP2017115203A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | ビクトリージャパン株式会社 | 携帯型水素水生成装置 |
| CN107028619A (zh) * | 2017-05-27 | 2017-08-11 | 余庆县人民医院 | 一种听诊器加热装置 |
| KR20180136762A (ko) * | 2017-06-15 | 2018-12-26 | (주)착한음식 | 음식물 조리용 발열 용기 |
-
1998
- 1998-09-30 JP JP10313898A patent/JP2000107039A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006129451A1 (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Masato Murakami | 液体加熱容器 |
| WO2007023611A1 (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-01 | Mycoal Co., Ltd. | 発熱体及び物品加熱装置 |
| JPWO2007023611A1 (ja) * | 2005-08-22 | 2009-02-26 | マイコール株式会社 | 発熱体及び物品加熱装置 |
| WO2007122900A1 (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-01 | Mycoal Co., Ltd. | 食品加熱装置 |
| KR200453713Y1 (ko) | 2010-11-24 | 2011-05-23 | 전상민 | 자체 발열 용기 |
| US9150772B2 (en) | 2011-04-15 | 2015-10-06 | Julien Philip Goding | Flameless heating composition |
| GB2490226A (en) * | 2011-04-15 | 2012-10-24 | Philip Goding | A flameless heating apparatus for food products |
| GB2490226B (en) * | 2011-04-15 | 2013-03-27 | Julien Philip Goding | A flameless heating composition |
| WO2012140402A3 (en) * | 2011-04-15 | 2013-12-05 | Goding, Philip | Heater |
| CN102490993A (zh) * | 2011-12-07 | 2012-06-13 | 付国新 | 自动加热的瓶子 |
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| JP2017115203A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | ビクトリージャパン株式会社 | 携帯型水素水生成装置 |
| CN107028619A (zh) * | 2017-05-27 | 2017-08-11 | 余庆县人民医院 | 一种听诊器加热装置 |
| KR20180136762A (ko) * | 2017-06-15 | 2018-12-26 | (주)착한음식 | 음식물 조리용 발열 용기 |
| KR102073548B1 (ko) * | 2017-06-15 | 2020-03-02 | (주)착한음식 | 음식물 조리용 발열 용기 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Effective date: 20040113 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040315 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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