JPH0523503Y2 - - Google Patents
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- JPH0523503Y2 JPH0523503Y2 JP15235087U JP15235087U JPH0523503Y2 JP H0523503 Y2 JPH0523503 Y2 JP H0523503Y2 JP 15235087 U JP15235087 U JP 15235087U JP 15235087 U JP15235087 U JP 15235087U JP H0523503 Y2 JPH0523503 Y2 JP H0523503Y2
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- heating
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Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、生石灰等の化合物と水が反応する際
に生ずる発熱を利用して、電気、ガスを使用する
ことなく必要時に食品等を簡易に加熱するための
二重容器に関するものである。
に生ずる発熱を利用して、電気、ガスを使用する
ことなく必要時に食品等を簡易に加熱するための
二重容器に関するものである。
(従来技術およびその問題点)
石灰と水が反応する際の発熱を利用し、食品等
を加熱する容器は公知であり、既に商品化されて
いる。第3図は、その例である。発熱容器1は、
簡状の容器本体2の上面をプルオープンの蓋3で
施蓋すると共に、発熱する室を内包した金属缶4
を容器本体2の内方下部に位置させ、前記金属缶
4の底部フランジ部40を容器本体2の下端部2
0と巻き締めしてなるもので、前記蓋3と金属缶
4で上下面が施蓋された容器本体2内部に液体A
例えば日本酒が収められている。そして上記金属
缶には、生石灰を主成分とし水と反応して発熱す
る組成物5と、水容器6を収容し、金属蓋7で封
止していると共に、その下面にプラスチツク性の
キヤツプ8を取り外し可能に取着している。aは
金属蓋7に設けられた孔であり粘着シールbによ
つて覆われている。またcは金属蓋7の内面に設
けられた断熱材で、例えばボール紙から成形され
ている。
を加熱する容器は公知であり、既に商品化されて
いる。第3図は、その例である。発熱容器1は、
簡状の容器本体2の上面をプルオープンの蓋3で
施蓋すると共に、発熱する室を内包した金属缶4
を容器本体2の内方下部に位置させ、前記金属缶
4の底部フランジ部40を容器本体2の下端部2
0と巻き締めしてなるもので、前記蓋3と金属缶
4で上下面が施蓋された容器本体2内部に液体A
例えば日本酒が収められている。そして上記金属
缶には、生石灰を主成分とし水と反応して発熱す
る組成物5と、水容器6を収容し、金属蓋7で封
止していると共に、その下面にプラスチツク性の
キヤツプ8を取り外し可能に取着している。aは
金属蓋7に設けられた孔であり粘着シールbによ
つて覆われている。またcは金属蓋7の内面に設
けられた断熱材で、例えばボール紙から成形され
ている。
使用にあたつてはキヤツプ8を外し、別添のピ
ンを突き刺して粘着シールbから孔aと断熱材c
を突き破り、さらに水容器6を突き破り、そして
ピンを引き抜いて水と生石灰を反応させて発熱さ
せ、液体を暖めるようになつていた。
ンを突き刺して粘着シールbから孔aと断熱材c
を突き破り、さらに水容器6を突き破り、そして
ピンを引き抜いて水と生石灰を反応させて発熱さ
せ、液体を暖めるようになつていた。
これらの従来の加熱容器は容器の構造上、避け
ることのできない加熱性能のばらつきがあつた。
従来の加熱容器では水と石灰を均一に反応させる
ため水容器が石灰の中央に設置してあるのでそれ
より下側の石灰と上側の石灰に適量の水を行きわ
たらせるために、水容器破袋後適切な時間をおい
て加熱容器を逆転する事が必要であり、指示され
た逆転時間が守られなかつた場合や、水容器の破
れ方によつても水が石灰全体に行きわたらなくな
り十分な加熱が得られなかつた。さらに、水容器
が石灰と石灰の間に設置されていたので水容器表
面と発熱容器蓋部の2ケ所から石灰が吸湿し、製
造後、長時間を経過したものでは石灰の反応性が
低下し、これも加熱性能のばらつきにつながつて
いた。
ることのできない加熱性能のばらつきがあつた。
従来の加熱容器では水と石灰を均一に反応させる
ため水容器が石灰の中央に設置してあるのでそれ
より下側の石灰と上側の石灰に適量の水を行きわ
たらせるために、水容器破袋後適切な時間をおい
て加熱容器を逆転する事が必要であり、指示され
た逆転時間が守られなかつた場合や、水容器の破
れ方によつても水が石灰全体に行きわたらなくな
り十分な加熱が得られなかつた。さらに、水容器
が石灰と石灰の間に設置されていたので水容器表
面と発熱容器蓋部の2ケ所から石灰が吸湿し、製
造後、長時間を経過したものでは石灰の反応性が
低下し、これも加熱性能のばらつきにつながつて
いた。
また、発熱容器蓋と石灰が極めて接近している
ため蓋部が加熱され高温となつて、火傷の危険性
がある他、石灰と水の反応によつて生じた熱水蒸
気が吹き出すこともあつた。
ため蓋部が加熱され高温となつて、火傷の危険性
がある他、石灰と水の反応によつて生じた熱水蒸
気が吹き出すこともあつた。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は、上に示した従来の加熱容器の構造
上、避けることのできない加熱性能のばらつきを
解決するとともに火傷の危険、熱水蒸気の吹き出
しの問題をも解決しようとするものである。
上、避けることのできない加熱性能のばらつきを
解決するとともに火傷の危険、熱水蒸気の吹き出
しの問題をも解決しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
この問題点を解決するため、本考案は水と反応
して発熱する化合物と被加熱物を隔離して収容
し、この化合物と水が反応する際の発熱を利用し
て食品等を加熱する容器において、水分を含み一
定の圧力を加えたときに水分を排出する物体を充
填した水容器を、この化合物の収納部の最上部に
内蔵し、該水容器の上方にピン状突起を有する板
状物を設けた事を特徴とする加熱容器を提供す
る。
して発熱する化合物と被加熱物を隔離して収容
し、この化合物と水が反応する際の発熱を利用し
て食品等を加熱する容器において、水分を含み一
定の圧力を加えたときに水分を排出する物体を充
填した水容器を、この化合物の収納部の最上部に
内蔵し、該水容器の上方にピン状突起を有する板
状物を設けた事を特徴とする加熱容器を提供す
る。
(作用)
本考案の加熱容器では、石灰の上に水容器を設
置する。これによつて水が水容器から出つくすま
で待てば水容器破袋後適切な時間で逆転すること
を消費者に求めなくても、石灰全体に水を行きわ
たらせることができる。石灰の吸湿も水容器と石
灰の接している部分からだけとなり、従来の加熱
容器に比べ石灰の吸湿が極端に少なくなる。これ
によつて加熱性能のばらつきが抑えられる。
置する。これによつて水が水容器から出つくすま
で待てば水容器破袋後適切な時間で逆転すること
を消費者に求めなくても、石灰全体に水を行きわ
たらせることができる。石灰の吸湿も水容器と石
灰の接している部分からだけとなり、従来の加熱
容器に比べ石灰の吸湿が極端に少なくなる。これ
によつて加熱性能のばらつきが抑えられる。
さらに本考案では、一定の圧力をかけることに
よつて水を排出する物体に水を吸収させて、水容
器に充填する。これは水容器を最上部に置く場合
に、水容器破袋後、水が全て出る前に誤つて加熱
容器を逆転したときに水が外に出てくることを防
ぐために必要である。また逆にこの様な物体に吸
水させ圧力によつて水を排出させるようにすると
石灰に水を行きわたらせるために、水容器の位置
は最上部に置かなければならず、水容器を石灰の
上に置く事と、一定の圧力をかけることによつて
水を排出する物体に水を吸収させて水容器に充填
する事の2つは独立に行うことはできないもので
ある。さらに圧力を加えて排出するので水は水容
器の破袋動作によつて全てを押し出す事が出来、
水が石灰へ供給される速度も一定となるので加熱
性能のばらつきを抑える作用も持つ。
よつて水を排出する物体に水を吸収させて、水容
器に充填する。これは水容器を最上部に置く場合
に、水容器破袋後、水が全て出る前に誤つて加熱
容器を逆転したときに水が外に出てくることを防
ぐために必要である。また逆にこの様な物体に吸
水させ圧力によつて水を排出させるようにすると
石灰に水を行きわたらせるために、水容器の位置
は最上部に置かなければならず、水容器を石灰の
上に置く事と、一定の圧力をかけることによつて
水を排出する物体に水を吸収させて水容器に充填
する事の2つは独立に行うことはできないもので
ある。さらに圧力を加えて排出するので水は水容
器の破袋動作によつて全てを押し出す事が出来、
水が石灰へ供給される速度も一定となるので加熱
性能のばらつきを抑える作用も持つ。
このような圧力によつて水を排出する多孔性の
物体を置くことによつてそれが断熱材の役割を果
して、発熱容器蓋の過熱を防ぐとともにこの物体
の吸水性と排水後にわずかに残つた水によつて水
蒸気を凝結させる効果があり、熱水蒸気の吹き出
しを抑える。
物体を置くことによつてそれが断熱材の役割を果
して、発熱容器蓋の過熱を防ぐとともにこの物体
の吸水性と排水後にわずかに残つた水によつて水
蒸気を凝結させる効果があり、熱水蒸気の吹き出
しを抑える。
蓋部が熱くなり火傷をする可能性があるという
点も水容器の中に水分を含み、一定の圧力を加え
た時に水を排出する物体を入れ、石灰と蓋部の間
に設置するので、前記の物体が断熱材の役割をは
たし、さらにこの物体が少量ではあるが水分を含
んでいるので蓋部はそれほど熱くならずにすみ火
傷の心配がなくなる。
点も水容器の中に水分を含み、一定の圧力を加え
た時に水を排出する物体を入れ、石灰と蓋部の間
に設置するので、前記の物体が断熱材の役割をは
たし、さらにこの物体が少量ではあるが水分を含
んでいるので蓋部はそれほど熱くならずにすみ火
傷の心配がなくなる。
(実施例)
以下、図面を参照して本考案を説明する。第1
図は本考案の加熱容器1の例を示す断面図、第2
図はその使用時の断面図である。
図は本考案の加熱容器1の例を示す断面図、第2
図はその使用時の断面図である。
第1図において、2は紙管から成る容器本体で
あり、その一端は、プラスチツクリング13を介
してプルオープンの蓋3でシール密封されてお
り、他端には、金属缶4のフランジ部と共に巻締
められている。金属缶4の外側の容器本体2内部
には酒等の液体(被加熱物)Aが収容されてい
る。
あり、その一端は、プラスチツクリング13を介
してプルオープンの蓋3でシール密封されてお
り、他端には、金属缶4のフランジ部と共に巻締
められている。金属缶4の外側の容器本体2内部
には酒等の液体(被加熱物)Aが収容されてい
る。
金属缶4の内部には、生石灰等の水と反応して
発熱する化合物を主成分とする組成物5が収納さ
れ、孔を有する治具12を介して水容器6が載置
され、更に中央に孔aを有する金属蓋7で封止し
ている。治具12は多数の孔を設けた金属板製の
もので、容器本体2の端部及び金属缶4のフラン
ジ部と共に周囲を巻締めて固定している。また金
属蓋7の中央の孔aは人間の指が挿入できる程度
のもので、使用前は粘着シールbによつて塞がれ
ており、金属蓋7は周辺部で接着剤により治具1
2に接着されている。
発熱する化合物を主成分とする組成物5が収納さ
れ、孔を有する治具12を介して水容器6が載置
され、更に中央に孔aを有する金属蓋7で封止し
ている。治具12は多数の孔を設けた金属板製の
もので、容器本体2の端部及び金属缶4のフラン
ジ部と共に周囲を巻締めて固定している。また金
属蓋7の中央の孔aは人間の指が挿入できる程度
のもので、使用前は粘着シールbによつて塞がれ
ており、金属蓋7は周辺部で接着剤により治具1
2に接着されている。
水容器6は破壊し易い薄いプラスチツク材料製
の深絞り成型品とそのフタから成り、吸水したス
ポンジ11等の一定の圧力で水分を排出する物体
と、中央部にピン状突起9を有する板状成型品1
0を内蔵する。
の深絞り成型品とそのフタから成り、吸水したス
ポンジ11等の一定の圧力で水分を排出する物体
と、中央部にピン状突起9を有する板状成型品1
0を内蔵する。
しかして、この金属蓋7の外側には、上記巻締
め部に嵌合して着脱自在なプラスチツク製キヤツ
プ8がかぶさつている。
め部に嵌合して着脱自在なプラスチツク製キヤツ
プ8がかぶさつている。
この加熱容器1を使用する場合には、まず、本
考案の実施例については、図面に従つて詳細第1
図のキヤツプ8を外し、シールbを剥す。シール
bの下に空いている穴aに指をいれピン状突起9
のついた板状成型物10を押す。板10を押すと
突起9がスポンジ11をパツクしている水容器6
を破りスポンジ11に含んでいる水を排出させな
がら板10がスポンジ11を潰す。水容器6を支
えている治具12に穴が開いていてそこから水が
組成物5に降り注ぎ発熱する。スポンジ11を潰
した状態が第2図である。このスポンジ11を潰
す動作を何度か繰り返し行うことにより、スポン
ジ11に含まれている水はほとんどが排出され、
組成物5と反応し日本酒を暖める。
考案の実施例については、図面に従つて詳細第1
図のキヤツプ8を外し、シールbを剥す。シール
bの下に空いている穴aに指をいれピン状突起9
のついた板状成型物10を押す。板10を押すと
突起9がスポンジ11をパツクしている水容器6
を破りスポンジ11に含んでいる水を排出させな
がら板10がスポンジ11を潰す。水容器6を支
えている治具12に穴が開いていてそこから水が
組成物5に降り注ぎ発熱する。スポンジ11を潰
した状態が第2図である。このスポンジ11を潰
す動作を何度か繰り返し行うことにより、スポン
ジ11に含まれている水はほとんどが排出され、
組成物5と反応し日本酒を暖める。
既に商品化されている第3図の従来の加熱容器
と実施例にあげた本考案の加熱容器を、各24例で
比較してみた。昇温テストは25℃の雰囲気下で行
つた。このテストでは従来の加熱容器と本考案の
加熱容器では、ほとんど差がなかつた。熱水蒸気
は、従来品の加熱容器では激しく1〜3秒程出た
のに対し、本考案の加熱容器ではほとんど見えな
い程度であつた。加熱性能のばらつきは、従来品
の加熱容器55〜75℃、本考案の加熱容器で65〜75
℃となり、本考案の加熱容器の方がばらつきが小
さい。発熱容器の金属蓋も従来品の加熱容器は80
〜100℃とかなり熱く、本考案の加熱容器は60℃
前後となりほとんど問題はなかつた。
と実施例にあげた本考案の加熱容器を、各24例で
比較してみた。昇温テストは25℃の雰囲気下で行
つた。このテストでは従来の加熱容器と本考案の
加熱容器では、ほとんど差がなかつた。熱水蒸気
は、従来品の加熱容器では激しく1〜3秒程出た
のに対し、本考案の加熱容器ではほとんど見えな
い程度であつた。加熱性能のばらつきは、従来品
の加熱容器55〜75℃、本考案の加熱容器で65〜75
℃となり、本考案の加熱容器の方がばらつきが小
さい。発熱容器の金属蓋も従来品の加熱容器は80
〜100℃とかなり熱く、本考案の加熱容器は60℃
前後となりほとんど問題はなかつた。
石灰の吸湿の測定は、温度25℃湿度60%の中に
1ケ月間放置してから行つた。従来品の加熱容器
は0.7〜1.0g本考案の加熱容器は0.3〜0.6gと差
が出た。
1ケ月間放置してから行つた。従来品の加熱容器
は0.7〜1.0g本考案の加熱容器は0.3〜0.6gと差
が出た。
(考案の効果)
本考案による加熱容器は従来の加熱容器に比
べ、次の点で効果があることが確認された。すな
わち、水が安定して石灰全体に行き渡ることによ
つて、最高温度のばらつきが小さくなるととも
に、石灰の水との反応性を低下させる石灰の保存
中の吸湿が、水容器と接触している部分からだけ
になることで、極めて少なくなつた。また、発熱
容器の金属蓋の過熱が避けられ、火傷の危険はな
くなつた。さらに、熱水蒸気の吹き出しも殆どみ
られなくなつた。
べ、次の点で効果があることが確認された。すな
わち、水が安定して石灰全体に行き渡ることによ
つて、最高温度のばらつきが小さくなるととも
に、石灰の水との反応性を低下させる石灰の保存
中の吸湿が、水容器と接触している部分からだけ
になることで、極めて少なくなつた。また、発熱
容器の金属蓋の過熱が避けられ、火傷の危険はな
くなつた。さらに、熱水蒸気の吹き出しも殆どみ
られなくなつた。
以上の効果によつて、従来にない好ましい加熱
容器を実現することができた。
容器を実現することができた。
第1図は本考案の加熱容器の全体図であり、第
2図は前記加熱容器の使用している全体図であ
る。第3図は従来の加熱容器の代表例の一つであ
る。 1……発熱容器、2……容器本体、3……蓋、
4……金属缶、5……組成物、6……水容器、7
……金属蓋、8……キヤツプ、9……ピン状突
起、10……板状成型品、11……スポンジ、1
2……水容器を支える治具。
2図は前記加熱容器の使用している全体図であ
る。第3図は従来の加熱容器の代表例の一つであ
る。 1……発熱容器、2……容器本体、3……蓋、
4……金属缶、5……組成物、6……水容器、7
……金属蓋、8……キヤツプ、9……ピン状突
起、10……板状成型品、11……スポンジ、1
2……水容器を支える治具。
Claims (1)
- 水と反応して発熱する化合物と被加熱物を隔離
して収容し、この化合物と水が反応する際の発熱
を利用して食品等を加熱する容器において、水分
を含み一定の圧力を加えたときに水分を排出する
物体を充填した水容器を、この化合物の収納部の
最上部に内蔵し、該水容器の上方にピン状突起を
有する板状物を設けた事を特徴とする加熱容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15235087U JPH0523503Y2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15235087U JPH0523503Y2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0158474U JPH0158474U (ja) | 1989-04-12 |
JPH0523503Y2 true JPH0523503Y2 (ja) | 1993-06-16 |
Family
ID=31427196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15235087U Expired - Lifetime JPH0523503Y2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0523503Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101196766B1 (ko) * | 2009-06-11 | 2012-11-05 | (주)스피코 | 가열냉각용기 |
-
1987
- 1987-10-05 JP JP15235087U patent/JPH0523503Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0158474U (ja) | 1989-04-12 |
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