JP2000106946A - 棒状化粧材繰出容器 - Google Patents

棒状化粧材繰出容器

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JP2000106946A JP11197213A JP19721399A JP2000106946A JP 2000106946 A JP2000106946 A JP 2000106946A JP 11197213 A JP11197213 A JP 11197213A JP 19721399 A JP19721399 A JP 19721399A JP 2000106946 A JP2000106946 A JP 2000106946A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 棒状化粧材を繰出可能に収納する棒状化粧材
繰出容器において、化粧材保持部を構成する爪片に負担
がかからないようにできるとともに、棒状化粧材の長さ
や繰出ストロークを部品の最小限の変更や追加で変更し
得るものを提供する。 【解決手段】 容器本体3に螺旋筒9を回動不能に収容
するとともに、この螺旋筒9内周の螺旋溝11に、押棒
6外周の複数の突起7を係合させる。棒状化粧材5は、
押棒6先端の複数の爪片4aにより保持される。螺旋筒
9上方に抜け出した突起7aは、爪片4aが摺動する縦
溝8に係合して、先筒2と押棒6を回り止めする。押棒
6の下端にはストッパー部材10が設けられ、押棒6の
ストローク上限はストッパー部材上端面10aが螺旋筒
下端面9aと当接することにより定められ、ストローク
下限はストッパー部材下端10bが容器本体底面3bに
当接することにより定められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイブロウ、リッ
プライナー、アイライナー等の小径の棒状化粧材を繰出
可能に収容する棒状化粧材繰出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、アイブロウ、リップライナ
ー、アイライナー等の小径の棒状化粧材の製造方法とし
ては、化粧材容器に液状の材料を流し込む方法や、押し
出し型(化粧材の断面形状の型穴)による方法等が知ら
れている。このうち、流し込みによる製造方法では、化
粧材容器の棒状化粧材収容部(先筒)が棒状化粧材の型
となるので、ここには溝を作れない等、採用し得る容器
形状が限定されてしまう。また、細径の棒状化粧材を流
し込みによる製造方法で製造した場合には、強度が弱く
折れてしまうことがある。このため、一般に、小径の棒
状化粧材は、押し出し型により製造されることが多い。
【0003】また、従来から、棒状化粧材繰出容器にお
いては、棒状化粧材の保持部として、カップ形状の芯チ
ャックが設けられることがある。しかしながら、このよ
うな芯チャックで押し出し型により製造された棒状化粧
材を保持した場合、棒状化粧材と先筒内周面との間に
は、芯チャックの厚み分の隙間が生じてしまう。このた
め、先筒内の棒状化粧材は、側面からサポートを受ける
ことができない。したがって、芯折れを防止するため
に、先筒の先端開口孔を棒状化粧材を側面から支持しう
る程度に小さくしたり、棒状化粧材として折れにくい大
径のものを採用したりする必要があった。また、芯チャ
ックへの装着部分のみを細径に成形した棒状化粧材(成
形芯)を採用することもできるが、これでは棒状化粧材
が高価となってしまう。
【0004】そこで、例えば実開昭60−33919号
公報には、図16、図17に示すような、爪片式の芯チ
ャックを備えた棒状化粧材繰出容器が提案されている。
【0005】図示されるように、この棒状化粧材繰出容
器101では、先筒102は軸方向に一定内径であり、
その内周面には4本の縦溝104が形成されている。ま
た、押棒108先端の芯チャック105は、4つの爪片
105aから構成される。そして、これらの4つの爪片
105aは、上記4本の縦溝104にそれぞれ係合す
る。棒状化粧材103は、先筒102内径よりもやや小
径のものであり、上記4つの爪片105aにより基端部
を保持される。
【0006】このような構成により、棒状化粧材103
は、先筒内面の摺動部102c(縦溝104の間の部
分)により、常に軸方向全体をサポートされる。したが
って、気温、湿度等により棒状化粧材103の曲がりが
生じたとしても、この曲がりは自然に修正される。
【0007】なお、押棒108基端の突起107は容器
本体109内周面の螺旋溝106に係合している。これ
により、先筒102を容器本体109に対して回転させ
ると、押棒108が軸方向に進退し、棒状化粧材103
が開口孔102aから進退する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この図
16、図17に示す棒状化粧材繰出容器101には、以
下のような欠点があった。
【0009】第一に、この棒状化粧材繰出容器101で
は、爪片105aに過大な負荷がかかってしまうことが
ある。
【0010】具体的には、押棒108の繰り出し上昇限
において、爪片105a上端は、縦溝104の上端10
4aにぶつかってしまう。また、芯チャック105と先
筒102の回り止めは、爪片105aと縦溝104の係
合によりなされているため、繰り出し上昇限に達した
後、さらに先筒102を回転させようとすると、このト
ルクは爪片105aにかかってしまう。
【0011】そして、爪片105aは、それほど強い強
度を持つものではないので、このように過大な負荷がか
かった場合には変形し易く、結果として、爪片105a
に保持されている棒状化粧材103が損傷してしまう可
能性があった。さらに、先筒102は、繰出上昇限にお
いて爪片105aにより上方に押されるので、容器本体
109から外れてしまうこともあった。
【0012】第二に、この棒状化粧材繰出容器101の
ような構成では、繰出ストロークを変更することが難し
く、結果として、製造コストアップを招いてしまう。
【0013】詳しく説明すると、棒状化粧材繰出容器
は、様々な種類の棒状化粧材について一つのシリーズと
して製造されることがある。この場合、棒状化粧材はそ
の種類により硬度等の性質が異なる。したがって、例え
ば硬度の小さい棒状化粧材は短くするというように、棒
状化粧材の長さや繰出ストローク等は、棒状化粧材ごと
に変更する必要がある。しかし、棒状化粧材繰出容器1
01の構成では、繰出ストローク等を自由に変更するの
が難しいので、結果として、棒状化粧材繰出容器の形状
が一つのシリーズ内で統一し難い。また、棒状化粧材繰
出容器の形状を無理に統一しようとすると、部品点数増
加等の問題が生じることになり、棒状化粧材繰出容器の
製造コストが増大してしまう。
【0014】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、棒状化粧材を繰出可能に収納する棒状化
粧材繰出容器において、第一に化粧材保持部を構成する
爪片に負担がかからないものを、また第2に収容される
棒状化粧材の長さや繰出ストロークを容易に変更し得
て、この場合に部品の変更や追加を最小限とし得るもの
を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、棒状化粧
材を進退可能に収容する先筒と、この先筒に回動可能に
連結される容器本体と、前記棒状化粧材を保持する化粧
材保持部を先端に備えた押棒と、前記容器本体と回動不
能に設けられ前記押棒が螺合状態で挿通される螺旋筒
と、前記化粧材保持部と前記先筒の回り止めをする回り
止め機構とを備えた棒状化粧材繰出容器において、前記
先筒内面に複数の縦溝を形成し、前記化粧材保持部をこ
の縦溝内を移動可能な複数の爪片から構成し、前記押棒
外周に前記螺旋筒内面の螺旋溝に螺合する複数の突起を
前記爪片の下方に列をなすように設け、前記縦溝に前記
螺旋筒の上方に抜け出した前記突起を係合させることに
より前記回り止め機構を構成するとともに、前記押棒の
下端付近に前記螺旋筒の下端面に当接することにより前
記押棒のストローク上限を定めるストッパー部材を備え
た。
【0016】第2の発明は、前記爪片の横幅は、前記突
起の横幅以下の幅とした。
【0017】第3の発明は、前記螺旋筒を前記容器本体
と別体で構成するとともに、この螺旋筒を前記押棒に挿
通して前記爪片側と前記ストッパー部材側とで挟み込む
ユニットを形成し、このユニットを前記容器本体および
先筒に組み付けることにより製造される。
【0018】第4の発明は、前記先筒の縦溝の長さを前
記押棒のストローク長さよりも長くした。
【0019】第5の発明は、前記ストッパー部材は、前
記押棒下端付近に形成されたベンド片である。
【0020】第6の発明は、前記ストッパー部材の下端
が容器本体底面に当接することにより前記押棒のストロ
ーク下限が定められる。
【0021】第7の発明は、前記押棒の前記螺旋筒より
上方に抜け出した部分に下限用ストッパー部を備え、こ
の下限用ストッパー部が前記螺旋筒上端に当接すること
により前記押棒のストローク下限が定められる。
【0022】第8の発明は、前記複数の爪片の下方に前
記縦溝に係合する複数の係合条部をそれぞれ備えるとと
もに、これらの係合条部の下端部を前記下限用ストッパ
ー部とした。
【0023】第9の発明は、前記下限用ストッパー部と
して、前記押棒を横方向に貫通するピン装着穴に着脱自
在に装着されるピンを備えた。
【0024】
【発明の作用および効果】第1の発明では、容器本体と
先筒を回動させると、押棒の突起は螺旋溝に沿って進退
し、押棒が軸方向に進退する。これにより、押棒先端の
化粧材保持部(爪片)に保持された棒状化粧材が先筒か
ら繰り出されたり、先筒内に引き込まれたりする。この
場合、螺旋筒よりも上方に抜け出した突起は、先筒内周
の縦溝に係合して回り止めとして機能する。また、押棒
の繰出は、押棒下端のストッパー部材上端が螺旋筒下端
に当接することによりストローク上限に達する。このた
め、押棒ストロークの上限においても、爪片が上下方向
からの負荷を受けることはない。また、この押棒ストロ
ーク上限において、押棒を螺旋筒部に対して繰り出そう
とする力は、ストッパー部材を介して螺旋筒自体により
受け止められるので、先筒が軸方向に押されて、容器本
体から外れてしまうことはない。さらに、この押棒スト
ローク上限では、押棒軸方向の広い範囲にわたる突起が
縦溝に係合するので、さらに容器本体と先筒とを回動さ
せようとしても、押棒がねじられてしまうことはなく、
押棒のねじれにより爪片が変形してしまうこともない。
したがって、棒状化粧材繰出容器の操作時に、爪片が変
形等をして棒状化粧材が破損してしまうことや、先筒が
外れてしまうような現象を有効に防止できる。
【0025】第2の発明では、爪片の横幅を突起の横幅
以下としたので、爪片は縦溝内にあっても左右から負荷
を受けることはない。
【0026】第3の発明では、押棒と螺旋筒とストッパ
ー部材とでユニットを構成するので、棒状化粧材繰出容
器は、容器本体および先筒内にこのユニットを組み込む
だけで組み立てられる。したがって、組み立て効率を良
くし、生産性を高めることができる。
【0027】第5の発明では、ストッパー部材は押棒下
端付近のベンド片からなるので、ストッパー部材を押棒
と別体で設けた場合に比較して、部品点数および組立工
数を削減でき、低コスト化を図り得る。
【0028】第6の発明では、ストッパー部材の下端が
容器本体底面に当接することにより、押棒ストロークの
下限が定められるので、ストッパー部材の軸方向長さを
変えることにより、繰出ストローク長およびストローク
下限における爪片位置を、容易に変更することができ
る。したがって、ストッパー部材を交換するだけで、様
々な長さの棒状化粧材に適合する棒状化粧材繰出容器を
構成できる。よって、様々な種類の棒状化粧材について
容器の長さ等を統一したシリーズを、画一的に大量生産
することが可能となり、容器製造の低コスト化を図り得
る。
【0029】第7〜第9の発明では、下限用ストッパー
部により押棒ストロークの下限が決まるので、下限用ス
トッパー部を設ける位置を変更することにより、繰出ス
トローク長およびストローク下限における爪片位置を、
容易に変更することができる。したがって、押棒の変更
または下限用ストッパー部の位置の変更をするだけで、
様々な長さの棒状化粧材に適合し得る。よって、様々な
種類の棒状化粧材について容器の長さ等を統一したシリ
ーズで部品を共通化することができ、容器製造を低コス
ト化できる。特に第8の発明では、ピン装着穴を押棒軸
方向の異なる位置に複数のピン装着穴を設け、これらの
ピン装着穴の一つにピンを装着するようにすれば、下限
用ストッパー部の位置を、部品点数を増加させることな
く、容易に変更することができる。また、押棒下端のス
トッパー部材を容器本体底面に当接させる必要がないの
で、容器本体底部を筒状の開口部とすることができる。
よって、この開口部に各種部品を装着することが可能と
なるとともに、螺旋筒を容器本体と一体成形することも
容易となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0031】図1〜図6には、本発明の実施の形態の棒
状化粧材容器1を示す。
【0032】図1に示すように、棒状化粧材繰出容器1
は、先筒2、容器本体3、螺旋筒9、押棒6、棒状化粧
材5等により構成されている。
【0033】先筒2は、露出部2bと、回動部2cとよ
り成る。露出部2bの上端には、棒状化粧材5が進退す
る開口孔2aが備えられる。回動部2cは、容器本体3
内に収容される。この場合、回動部2cは、凹凸嵌合に
より、容器本体3に回動可能に取り付けられる。また、
回動部2cの外周溝20にはOリング13が取り付けら
れ、回動部2cと容器本体3間に摩擦抵抗が与えられ
る。
【0034】先筒2の内部には、アイライナー、リップ
ライナー、アイブロウ等の棒状化粧材5が収容される。
この棒状化粧材5の下端部は、爪状保持部4の複数の爪
片4aにより保持される。この爪状保持部4は、押棒6
の先端に形成されている。また、爪状保持部4の各爪片
4aは、先筒2内面に形成された縦溝8内で移動可能と
なっている。
【0035】容器本体3内面に形成された段部は、螺旋
筒9の載置部16となっている。筒状の螺旋筒9は、容
器本体3内に収容され、この載置部16上に設置されて
いる。この螺旋筒9の外面には、係合条部12が形成さ
れている。この係合条部12は、容器本体3の内面に形
成されたローレット17と、回動不能に係合する。ま
た、螺旋筒9の内面には、螺旋溝11が形成されてい
る。
【0036】なお、螺旋溝11のピッチを大きく(軸方
向に立った形となるように)することにより、螺旋筒9
の製造を効率化することができる。例えば、螺旋筒9を
射出成形により製作するときには、面倒なねじ抜き方法
等を使用する必要がなくなり、ストリッパー方式等で、
成形された螺旋筒9を金型から簡単に回転して取り出せ
るようになる。
【0037】図4、図5にも取り出して示すように、押
棒6の外周には、複数の突起7が形成されている。これ
らの突起7は、押棒6上部の各爪片4aの下方に列をな
すとともに、螺旋溝11と同一形態の螺旋軌道に沿うよ
うに、配列されている。押棒6は、螺旋筒9を貫通する
ように、棒状化粧材繰出容器1内に収納される。これに
より、押棒6外周の複数の突起7の一部は、螺旋筒9の
螺旋溝11と螺合係合している。このような構成によ
り、先筒2と容器本体3を回転させると、押棒6と螺旋
筒9が回転し、突起7は螺旋溝11に沿って前進し、押
棒6が繰り出されていく。すなわち、螺旋筒9(螺旋溝
11)と押棒6外周の突起7とが、繰出機構を構成す
る。
【0038】また、押棒6外周の突起7のうち、螺旋筒
9の上方に位置している突起7aは、先筒2内の縦溝8
に係合する。これにより、突起7aは、先筒2と押棒6
との回転止めの機能を果たす。すなわち、突起7は螺旋
溝11の上方に抜け出すと突起7aとなり、繰出機構の
構成部材(雄ネジ)から回転止めの構成部材へと役割が
変化する。
【0039】また、前述の各爪片4aの幅は、押棒6の
突起7の幅と同等か、それより小さく設定してある。こ
れにより、左右からの圧力は、突起7aにより受け止め
られ、爪片4aに、かかってしまうことがないようにさ
れている。
【0040】押棒6の下端部には、ストッパー部材10
が備えられる。このストッパー部材10は、その内面に
環状凸部15が形成されており、この環状凸部15を押
棒6下端付近の環状凹部14に嵌合させることにより、
押棒6の下端部に取り付けられる。このストッパー部材
10により、棒状化粧材繰出容器1の繰出ストロークの
上限と下限が決まる。すなわち、図6に示すように、押
棒6が前進してストッパー部材10の上端面10aが螺
旋筒9の下端面9aに当接したところが、繰出ストロー
クの上限となる。また、押棒が後退してストッパー部材
10の下端部10bが容器本体3の底面3bに当接した
ところが、繰出ストロークの下限となる。
【0041】この繰出ストロークの長さLは、ストッパ
ー部材10を変更することにより、他の構成部品を変え
ることなく、容易に変更できる。
【0042】例えば、図7に示すように、縦方向に長い
ストッパー部材50を採用することにより、繰出ストロ
ークの下限でのストッパー部材上端面50aの位置を高
くして、繰出ストローク長さLを短くすることができ
る。
【0043】また、このストッパー部材50の環状凸部
51を高い位置に設けることにより、ストローク下限に
おいて押棒6が高い位置にあるようにできる。これによ
り、棒状化粧材繰出容器1を、同一の外形(全長)を保
ったまま、長さの短い棒状化粧材5に適合するものとで
きる。
【0044】したがって、本実施の形態によれば、必要
最小限の構成部品変更により、同一外形の棒状化粧材繰
出容器1のシリーズにおいて、棒状化粧材5の長さや繰
出ストローク長さを容易に変更することができる。
【0045】先筒2の回動部2cと容器本体3の間に
は、Oリング13が装着されている。このOリング13
が先筒2と容器本体3の回転に対して与える摩擦抵抗に
より、棒状化粧材5の使用時にかかる圧力で棒状化粧材
5が棒状化粧材繰出容器1内に落ち込んでしまう現象
(いわゆるカップダウン)を防止できる。これは、螺旋
溝11を軸方向に立った形に設計した場合(したがっ
て、押棒6が圧力に負けて後退しやすい場合)に特に有
効である。また、このOリング13は、先筒2と容器本
体3の回動に適度な抵抗をもたらすので、操作者に重厚
な繰り上げ、繰り下げの操作感を与えることができる。
【0046】このような棒状化粧材繰出容器1の組み立
てにおいて、組み立て効率を良くし、生産性を高めるた
めには、以下のような組み立て方法を採用するとよい。
【0047】すなわち、図3に示すように、容器本体3
とは別体として製作された螺旋筒9と、押棒6と、スト
ッパー部材10の計3部材を組み立てて、ユニットとす
る。そして、このユニットを、容器本体3に挿入して、
組み付ける。
【0048】詳しく説明すると、まず、螺旋筒9内面の
螺旋溝11に押棒6外周の突起7を係合させつつ、螺旋
筒9に押棒6を挿通する。そして、押棒6下部付近の環
状凹部14に、ストッパー部材10の環状凸部15を嵌
着させて、ユニットを組み立てる。
【0049】続いて、このユニットを、ストッパー部材
10側から、容器本体3の開口孔3aに挿入していく。
これにより、螺旋筒9は容器本体3の載置部16に載置
されるとともに、螺旋筒9外周の係合条部12が容器本
体3内周のローレット17と同期係合する。
【0050】最後に、先筒2を、縦溝8と爪片4aの位
置を合わせながら、容器本体3に嵌着して、棒状化粧材
繰出容器1が完成する。
【0051】つぎに作用を説明する。
【0052】棒状化粧材繰出容器1を使用する際には、
容器本体3を支持しつつ、先筒2を回動させる。この場
合、先筒2と押棒6は、押棒6の突起7aと先筒2の縦
溝8との係合により回り止めされているので、押棒6は
螺旋筒9に対して回転する。したがって、螺旋筒9の螺
旋溝11に螺合している押棒6の突起7は、螺旋溝11
に沿って前進し、押棒6は上方に進出する。そして、押
棒6先端の爪状保持部4の各爪片4aは、縦溝8内を上
方に移動する。このようにして、爪状保持部4に保持さ
れた棒状化粧材5は、先筒2の開口孔2aから繰り出さ
れる。
【0053】このような棒状化粧材5の繰出は、図6に
示す繰出ストロークの上限まで行うことができる。この
繰出ストロークの上限では、ストッパー部材10の上端
面10aが螺旋筒9の下端面9aに当接することによ
り、押棒6を、それ以上、上方に繰り出せなくなる。
【0054】また、この繰出ストロークの上限では、押
棒6外周の突起7のほとんどが、螺旋筒9の上方に抜け
出して、回り止めとして機能する突起7aとなってい
る。したがって、仮に、繰出ストロークが上限に達した
後、さらに使用者が強めの力で先筒2と容器本体3とを
回動させようとした場合でも、この回転力を押棒6の軸
方向の広い範囲にわたる多数の突起7aで分散して受け
止めることができるので、押棒6のよじれが生じにく
い。よって、押棒6のよじれによって、爪片4aに破損
が生じたり、棒状化粧材5が爪片4aから離脱してしま
うなどの現象を防止することができる。
【0055】また、この繰出ストロークの上限において
も、先筒2は、上方に押されることはない。すなわち、
押棒6を螺旋筒9に対して上方に繰り出そうとする力
は、ストッパー部材10を介して螺旋筒9自体により受
け止められるので、先筒2を始め、他の部材に作用する
ことはない。したがって、繰出ストロークの上限で先筒
2と容器本体3をさらに回動させようとしても、先筒2
が容器本体3から外れてしまうことはない。
【0056】一方、繰り出された棒状化粧材5を再び棒
状化粧材容器1内に収容するには、容器本体3と先筒2
を、繰出時と逆方向に回動させる。これにより、繰出機
構が上述と逆に動作し、棒状化粧材5は下方へと後退し
ていく。
【0057】なお、図8に示すように、押棒6の爪片4
aと突起7の位置をずらして設けるとともに、先筒2内
面の縦溝8を、突起7aの係合する縦溝8と爪片4aの
摺動する縦溝8とで別々として構成してもよい。ただ
し、図2に示すように、一つの縦溝8に、突起7aの係
合と爪片4aの摺動の両方の機能を持たせた方が、爪片
4aの幅を大きく設計することが可能であるので、棒状
化粧材5を保持する保持面積の確保においては有利であ
る。
【0058】また、図9に示すように、隣り合う縦溝8
間の摺動部を、軸方向にローレット切りされたローレッ
ト摺動部60としてもよい。これにより、ローレット摺
動部60と棒状化粧材5との接触面積を必要最小限の接
触により、棒状化粧材5には側方から十分なサポートを
与えることができる。このようにローレット摺動部60
と棒状化粧材5との接触面積を小さくすることで、スト
ローク時に棒状化粧材5が摺動部との接触により削られ
たり、摺動部から抵抗を受けたりする現象を、最小限と
することができる。
【0059】また、押棒6は、図10に示す押棒6’と
することもできる。この押棒6’は、押棒6と比較し
て、次の2点の相違点を持つ。。
【0060】第1の相違点として、押棒6’は、ストッ
パー部として、装着式のストッパー部材10の代わり
に、押棒6’と一体に形成したベント片18を備えてい
る。
【0061】ベンド片18は、押棒6’下端部付近に形
成され、その上端面18aは、繰出ストロークの上限
で、螺旋筒9の下端面9bと当接する。これにより、繰
出ストロークの上限を定めるストッパー部として機能す
る。
【0062】一方、螺旋筒9を組み付けるときには、こ
のベンド片18は下端側から螺旋筒9に挿通されるが、
このとき、ベンド片18下方の傾斜面が螺旋筒9の内壁
に押され、ベンド片18は空洞部19側に折れ曲がる。
これにより、押棒6’と螺旋筒9との組み付けもスムー
ズに行うことができる。したがって、押棒6’を採用し
た場合には、押棒6’と螺旋筒9とからなるユニットの
組み立て工程を簡略化することができる。ただし、押棒
6’にはベンド片18が折れ曲がるための空洞部19を
形成する必要があるので、押棒6’の直径はやや太径と
なる。このため、押棒6’の採用は、使用する棒状化粧
材5の直径がやや太径のものである場合に適している。
【0063】また第2の相違点として、押棒6’の突起
7’は、螺旋筒9の螺旋溝11に沿った方向に傾いた形
状のものとなっている。これにより、突起7’の幅W1
を比較的広くとることができる。したがって、爪状保持
部4’の爪片4a’の幅W2(前述のように、これは、
押棒6’の突起7’の幅W1と同等かそれより小さな幅
とされる)も、大きくとることができ、棒状化粧材5の
保持面積を大きくすることができる。
【0064】第11図には、本発明の他の実施の形態の
棒状化粧材繰出容器を示す。
【0065】この実施の形態は、上記図1〜図6に示し
た実施の形態と比較して、次の2点の相違点を持ってい
る。すなわち、第1の相違点として、押棒6は、爪状保
持部4の爪片4aの下方に、軸方向に延びる係合条部2
5を備えている。また第2の相違点として、螺旋筒9が
容器本体3と一体成形されている。
【0066】詳しく説明すると、係合条部25は、突起
7と同等または同等以上の幅に形成されており、突起7
aと同じように縦溝8に係合する回り止めの構成部材と
して機能する。
【0067】また、この係合条部25を備えることによ
り、係合条部25の下端面25a(下限用ストッパー
部)が螺旋筒9の上端面9a(螺旋溝11出入口以外の
部分)と当接するところを、押棒6のストローク下限と
することができる。したがって、容器本体3にはストッ
パー部材10下端と当接する底面を設ける必要がなくな
り、容器本体3の下部は筒状に開口させることができ
る。なお、係合条部25の下端面25aが螺旋筒9の上
端面9aに当接したとしても、係合条部25は押棒6側
面に固定されているので、係合条部25上方の爪片4a
には、変形等が生じることはない。
【0068】このように容器本体3の下部に開口部を設
けることにより、螺旋筒9を一体に備えた容器本体3
を、成形することが可能となる。
【0069】また、この容器本体3下部の開口部内に、
チップやブラシなどのパーツ23を、Oリング22を介
して嵌着させることができる。さらに、容器本体3下端
部外周にローレット部21を形成し、このローレット部
21に係合して装着されるキャップ24を設け、使用者
の便宜を図ることも可能である。
【0070】図12〜図15には、本発明のさらに他の
実施の形態を示す。
【0071】この実施の形態は、上記図11に示した実
施の形態と比較して、押棒6にピン装着穴71を形成
し、このピン装着穴71にピン72を装着可能とした点
で相違している。
【0072】ピン装着穴71は、軸方向に並ぶ突起7の
略中央に位置して複数設けられ、押棒6を横に貫通す
る。ピン72は、これらのピン装着穴71のいずれか一
つに装着される。この場合、ピン装着穴71内周に形成
された環状凹部71aに、ピン72外周に形成された環
状凸部72aが嵌合して、ピン72はピン装着穴71に
固定される。
【0073】このように装着されたピン72は、押棒6
のストローク下限を定める下限用ストッパー部として機
能する。すなわち、図15に示すように、押棒6のスト
ローク下限において、ピン72の両端は、螺旋筒9の上
端面9a(螺旋溝11の出入口11a以外の部分)に当
接して、押棒6をそれ以上は下降できないようにする。
【0074】したがって、複数のピン装着穴71のどれ
にピン72を装着するかで、押棒6のストローク下限
(ストローク長さ)を様々に設定できる。具体的には、
ピン72を装着するピン装着穴71として、下側のピン
装着穴71を選択するほど、ストローク下限での押棒6
の高さを高くすることになり、押棒6のストローク長さ
が小さくなる。また、いずれのピン装着穴71にもピン
72を装着しないときには、図12、図13に示すよう
に、係合条部25の下端面25aが螺旋筒9の上端面9
aに当接するところが、ストローク下限となる。よっ
て、部品点数を増加させたり、部品を交換したりするこ
となく、繰出ストロークを変更することができ、異なる
長さの棒状化粧材5にも容易に対応できる。
【0075】なお、上記の各実施の形態では、突起7の
列数または爪片4aの数は、縦溝8の条数および螺旋溝
11の条数と一致させてあり、このようにこれらの数を
一致させた方が、組み付け、製造において便利である。
しかし、本発明はこのような形態に限られるものではな
く、例えば縦溝8等が複数あるのに対して、突起7の列
数は1列とする等、突起7の列数または爪片4aの数
は、縦溝8の条数および螺旋溝11の条数よりも少なく
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の棒状化粧材繰出容器を示
すの断面図である。
【図2】同じく図1のA−A断面図である。
【図3】同じく棒状化粧材繰出容器をユニット体、先
筒、容器本体に分解した分解斜視図である。
【図4】同じく押棒を示す正面図である。
【図5】同じく図4のB−B断面図である。
【図6】同じく棒状化粧材繰出容器の押棒の繰出上昇限
を示す断面図である。
【図7】同じくストッパー部材を変更した棒状化粧材繰
出容器を示す断面図である。
【図8】同じく縦溝を突起が係合する縦溝と爪片が摺動
する縦溝とで分離した場合を示す断面図である。
【図9】同じく先筒内壁にローレット摺動部を形成した
場合を示す断面図である。
【図10】同じく他の形態の押棒を示す正面図である。
【図11】本発明の他の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図12】本発明のさらに他の実施の形態の棒状化粧材
繰出容器を示す断面図である。
【図13】同じく棒状化粧材繰出容器の螺旋筒付近を拡
大した一部断面図である。
【図14】同じく押棒とピンを示す斜視図である。
【図15】同じく押棒に装着されたピンが螺旋筒上端面
と当接する様子を示す斜視図である。
【図16】従来の棒状化粧材繰出容器を示す断面図であ
る。
【図17】同じく図16のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 棒状化粧材繰出容器 2 先筒 2a 開口孔 3 容器本体 4 爪状保持部 4a 爪片 5 棒状化粧材 6 押棒 7 突起 7a 突起 8 縦溝 9 螺旋筒 10 ストッパー部材 11 螺旋溝 12 係合条部 13 Oリング 16 載置部 18 ベンド片 19 空洞部 20 外周溝 71 ピン装着穴 72 ピン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月27日(1999.8.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】第3の発明は、前記螺旋筒を前記容器本体
と別体で構成するとともに、この螺旋筒前記押棒
通して前記爪片側と前記ストッパー部材側とで挟み込む
ユニットを形成し、このユニットを前記容器本体および
先筒に組み付けることにより製造される。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状化粧材を進退可能に収容する先筒と、 この先筒に回動可能に連結される容器本体と、 前記棒状化粧材を保持する化粧材保持部を先端に備えた
    押棒と、 前記容器本体と回動不能に設けられ前記押棒が螺合状態
    で挿通される螺旋筒と、 前記化粧材保持部と前記先筒の回り止めをする回り止め
    機構と、 を備えた棒状化粧材繰出容器において、 前記先筒内面に複数の縦溝を形成し、 前記化粧材保持部をこの縦溝内を移動可能な複数の爪片
    から構成し、 前記押棒外周に前記螺旋筒内面の螺旋溝に螺合する複数
    の突起を前記爪片の下方に列をなすように設け、 前記縦溝に前記螺旋筒の上方に抜け出した前記突起を係
    合させることにより前記回り止め機構を構成するととも
    に、 前記押棒の下端付近に前記螺旋筒の下端面に当接するこ
    とにより前記押棒のストローク上限を定めるストッパー
    部材を備えたことを特徴とする棒状化粧材繰出容器。
  2. 【請求項2】前記爪片の横幅は、前記突起の横幅以下の
    幅としたことを特徴とする請求項1に記載の棒状化粧材
    繰出容器。
  3. 【請求項3】前記螺旋筒を前記容器本体と別体で構成す
    るとともに、この螺旋筒を前記押棒に挿通して前記爪片
    側と前記ストッパー部材側とで挟み込むユニットを形成
    し、このユニットを前記容器本体および先筒に組み付け
    ることにより製造されることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の棒状化粧材繰出容器。
  4. 【請求項4】前記先筒の縦溝の長さを前記押棒のストロ
    ーク長さよりも長くしたことを特徴とする請求項1から
    請求項3のいずれか一つに記載の棒状化粧材容器。
  5. 【請求項5】前記ストッパー部材は、前記押棒下端付近
    に形成されたベンド片であることを特徴とする請求項1
    から請求項4のいずれか一つに記載の棒状化粧材繰出容
    器。
  6. 【請求項6】前記ストッパー部材の下端が容器本体底面
    に当接することにより前記押棒のストローク下限が定め
    られることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれ
    か一つに記載の棒状化粧材繰出容器。
  7. 【請求項7】前記押棒の前記螺旋筒より上方に抜け出し
    た部分に下限用ストッパー部を備え、この下限用ストッ
    パー部が前記螺旋筒上端に当接することにより前記押棒
    のストローク下限が定められることを特徴とする請求項
    1から請求項5のいずれか一つに記載の棒状化粧材繰出
    容器。
  8. 【請求項8】前記複数の爪片の下方に前記縦溝に係合す
    る複数の係合条部をそれぞれ備えるとともに、これらの
    係合条部の下端部を前記下限用ストッパー部としたこと
    を特徴とする請求項7に記載の棒状化粧材繰出容器。
  9. 【請求項9】前記下限用ストッパー部として、前記押棒
    を横方向に貫通するピン装着穴に着脱自在に装着される
    ピンを備えたことを特徴とする請求項7に記載の棒状化
    粧材繰出容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6769826B2 (en) 2001-03-06 2004-08-03 Suzuno Kasei Kabushiki Kaisha Container for feeding rod-like cosmetic material
JP2005329177A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Figla Co Ltd 化粧料容器
JP4838393B1 (ja) * 2011-04-22 2011-12-14 鈴野化成株式会社 棒状化粧材繰出容器
JP2013111377A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Suzuno Kasei Kk 棒状化粧材繰出容器のカートリッジ

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