JP2000106158A - 電池およびその製造方法 - Google Patents

電池およびその製造方法

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JP2000106158A
JP2000106158A JP10277995A JP27799598A JP2000106158A JP 2000106158 A JP2000106158 A JP 2000106158A JP 10277995 A JP10277995 A JP 10277995A JP 27799598 A JP27799598 A JP 27799598A JP 2000106158 A JP2000106158 A JP 2000106158A
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pad
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lead
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Toshimichi Naruse
俊道 成瀬
Sukehito Arai
祐仁 新井
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池の充放電回路が形成されたプリント基板
を電池と一体で取り付けるもので、このプリント基板に
取り付けられるリード板のズレを防止しする。 【解決手段】 混成集積回路基板30に形成されたパッ
ド部165にリード板161を取り付ける場合、ストッ
パー166が設けられて有るので、半田の溶融時に、リ
ード板が移動することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電池に関するも
のであり、特に充放電回路等の誤動作を防止する回路が
実装された混成集積回路基板がケースに収納できるコン
パクト実装に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器の小型軽量化が進ん
で、携帯しても軽くて持ち運びが簡単な機器が多数商品
化されている。携帯用の機器に対しては、駆動用の電源
として商用交流が使用できないので、電池が使用され
る。使用される電池は、長時間の連続使用や大電流によ
る放電にも耐えるような高エネルギー密度の電池が望ま
れている。
【0003】そこで、ニッケル−カドミウム電池やニッ
ケル−水素電池のような二次電池を複数本組み合わせた
パック電池が広く用いられてきた。二次電池は充放電す
ることによって繰り返し使用できるし、また複数本組み
合わせることによって簡単に高電圧や高容量の電源を得
ることができる。さらに、組み合わせる際に、その形状
を電気機器の電池装着部の形状に合わせることによっ
て、その機器に適したパック電池を構成することができ
る。
【0004】また、最近では、ニッケル−カドミウム電
池よりもさらに高エネルギー密度を持ったリチウムイオ
ン電池が開発されている。しかしながら、リチウムイオ
ン電池は、過充電や過放電を行うと劣化を招きやすいこ
とから、過充電や過放電を防止する保護回路が必要とさ
れている。
【0005】従って、リチウムイオン電池を内蔵するパ
ック電池は、保護回路を構成したプリント基板等を、電
池と一緒に収納していた。
【0006】以上の事柄を説明するものとしては、特開
平08−329913号公報に詳細に述べられており、
図4および図5を参照して説明する。10は箱型の本体ケ
ース、11は蓋である。この本体ケース10と蓋11とでパッ
ク電池の外形が構成されている。本体ケース10は、蓋11
を装着する部分に段差部12を形成しており、ここに蓋11
が装着されることによって、本体ケース10の端面と蓋11
とがフラットになってきれいな直方体の外形が完成す
る。
【0007】本体ケース10の短手方向の側面板には一対
の端子窓13が開孔し、長手方向の側面板にはリブ14が設
けられている。そして、本体ケース10の四隅の内、前記
リブ14が設けられた側面板側の二隅は、逆収納防止部15
が形成されている。残りの二隅はほぼ直角のコーナーに
なっている。
【0008】20は角型のリチウムイオン電池である。こ
の電池20は角型の外装缶21に電極部22が突出した外形と
なっている。電極部22は負極(または正極でも良い)
で、外装缶21は全て正極(または負極でも良い)となっ
ている。23は絶縁紙で、電極部22が露出するように孔が
開けられている。絶縁紙23は両面テープ等によって電池
20に固定されている。この絶縁紙23は後述するリード板
42を電極部22に溶接した際にリード板42と外装缶21とが
接触してショートすることを防止する。
【0009】30は第1のプリント基板、31は第2のプリ
ント基板である。2枚のプリント基板30、31はともに細
長い板状であり、第1のプリント基板30の端部領域32を
除いた中央部分に回路素子33が実装されている。回路素
子33は背の高い素子や背の低い素子が入り混じって、各
素子間にはわずかなスペースがある。なお、回路素子33
は前記リチウムイオン電池20と接続されて、過充電や過
放電から電池を守る保護回路を構成している。
【0010】35は温度変化に応じて抵抗値が変化するサ
ーミスタであり、電池20と直列に接続されることによっ
て電池20に過大電流が流れることを防止している。サー
ミスタ35は絶縁紙36によって電池の外装缶21との絶縁が
保たれている。絶縁紙36は両面テープによってサーミス
タ35に固定されている。
【0011】また、両基板30、31や、サーミスタ35及び
絶縁紙36の幅は、電池20の厚みと同一となっており、両
基板30、31やサーミスタ35を電池20に沿わせたときに、
電池20の厚みからはみでないようになっている。従っ
て、前記本体ケース10の厚みの内寸はほぼ電池20の厚み
と同一であって、それ以上厚くしなくても良い。
【0012】40は第1のリード板、41は第2のリード板
である。42は前記電極部22と前記サーミスタ35とを接続
するリード板である。第1のリード板40は、第1のプリ
ント基板30と第2のプリント基板31とを連結している。
第2のリード板41は、第2のプリント基板31と電池の外
装缶21とを連結している。これらのリード板によって、
前記サーミスタ35及び第1のプリント基板30とが、電池
20の長手方向の側面に沿って配置され、第2のプリント
基板32が短手方向の側面に沿って配置される。そして第
2のリード板41がさらに折れ曲がって前記第1のプリン
ト基板30と対向する側の外装缶2 1に接続される。
【0013】また、リード板41は、サーミスタ35、第
1のプリント基板30を介して、電池の外装缶21と電気
接続される。一方、リード板42は外装缶とは異なる電
極部22と電気接続される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述の通り、プリント
基板の取り付けられた電池20は、本体ケース10に収
納されるが、小型化が考慮されるため、そのスペースや
サイズはギリギリと成っている。
【0015】ところが図4に於いて、リード板42は、
半田が盛られたパッドに固着されるので、パッドサイズ
が大きいと、半田の溶融時にリード板が、例えば矢印の
方向にズレてしまい、本体ケースに収納できない場合が
あった。
【0016】しかも図6のようにリード板42がずれる
問題があった。斜線で示す図番50は、パッド電極51
の一部が露出するように絶縁樹脂52がカバーされたパ
ッド部である。半田でリード板42を付ける場合、矢印
53で示す方向であるリード板の表面方向に半田が広が
ろうとし、結局リード板42は、矢印54の方向に移動
し、下の図のように成る問題があった。特にスリット5
5があると、半田はスリットのない相対的に面積の広い
エリアに広がろうとし、リード板42は、下の図のよう
にずれる。特にこの状態では、電極キャップ22と接続
されるリード板42は、短くなり、接続エリアが狭くな
る問題があった。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の問題に
鑑みてなされ、第1に、パッド部の先端で絶縁性被覆部
の上に設けられた凸状のストッパーを設け、前記ストッ
パーに先端が当接され、前記パッドに設けられた半田に
より固定される前記リードとを有する事で解決するもの
である。
【0018】図6のように、リードがずれるので、スト
ッパーを設けることで、この移動を防止している。
【0019】第2に凸状のストッパーを、接着剤で構成
し、硬化されている周辺でリードを当接することで解決
するものである。
【0020】第3に、電極部または前記外装缶と電気的
に接続されるリード板が半田付けにより固着されるパッ
ド電極と、前記パッド電極の一領域が絶縁性被覆部の開
口部により露出されて形成されるパッド部とを有し、電
池用の回路が実装された混成集積回路基板を用意し、前
記パッド部の先端で前記絶縁性被覆部の上に凸状の接着
剤を塗布し、前記接着剤を硬化して形成される凸状のス
トッパーに先端に当接し、前記パッドに設けられた半田
により前記リードを固定する事で解決するものである。
【0021】更には、硬化は、半田のリフロー前の予備
加熱で行われることで解決するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施の形態に
ついて図1を参照して説明する。図1は、従来例で説明
した図4のプリント基板を改良したものである。従っ
て、プリント基板以外は、実質従来例と同一であるた
め、このプリント基板の説明を以下に行い、それ以外は
省略する。
【0023】図1は、図4の第1のプリント基板30の
両端にリード板160、161が半田固定されたもので
ある。このプリント基板30は、必ずしも樹脂である必
要はなく、表面が絶縁処理された金属基板、セラミック
基板、ガラス基板またはフレキシブル基板でも良く、こ
こでは総称して混成集積回路基板とする。
【0024】もちろんこれらの混成集積回路基板30に
は、Cuよりなる配線パターンが貼着されて形成され、
半導体チップ、チップコンデンサ、チップ抵抗等が半田
や銀ペーストで電気的に固定され実装されている。また
半導体チップは、ベアチップでも良く、その際は金属細
線にて接続される。そして混成集積回路基板30に形成
された回路および/または外部の外付け回路と一緒に、
電池の充放電回路やその保護回路が構成される。
【0025】符号162、163は、リード板160、
161を半田付けするためのパッド電極である。このパ
ッド電極162、163の一部からは、配線パターン1
64が延在されており、この配線パターン間に前記回路
の少なくとも一部が構成されている。
【0026】図1の下側の図面は、パッド電極162を
拡大した図である。混成集積回路基板30は、絶縁処理
のため全面に絶縁性被覆膜Fが覆われ、一点鎖線で囲ま
れた領域が露出され、この露出された部分がパッド部1
65として形成される。
【0027】ここのパッド部165には、半田が印刷さ
れ、ここにリード板161が半田で固着されている。し
かしながら、発明が解決しようとする課題で述べたよう
に、リード板160がずれるため、本発明の特徴とする
ストッパー166を設けている。
【0028】本構成では、リード板160,161に
は、スリット167が形成されており、このスリットが
設けられているために、リード板161が上方へずれる
力が、半田の溶融時に働く。従って、ストッパーを設け
ることで、リード板の移動を防止することが出来る。詳
細は、後述する。ここで混成集積回路基板に形成される
パターンは、混成集積回路基板がセラミック基板なら、
導電ペーストでも良い。つまりここの導電パターンは、
半田付け可能な材料であれば良い。
【0029】特に、ストッパー166は、接着剤で成
り、ディスペンサで塗布される。またリード板161
は、ニッケルリードで成り、厚みが0.1〜0.15m
m程度であるため、接着剤の高さは、ほぼ0.2〜0.
5mm程度である。また混成集積回路基板全体は、例え
ば絶縁性被覆材167で覆われており、パッド部165
のみが露出されているので、前記ストッパー166は、
リード板の先端に対応する前記絶縁性被覆材の上に塗布
される。これは、リード板とパッド部との接着力に於い
て、絶縁性被覆材が半田にまざる事による接着性低下を
無くすためである。
【0030】続いて第2の実施の形態を説明する。図4
は、電池20が一個で、プリント基板が外装缶21の表
面に実装されるが、本実施の形態は、図3に示すよう
に、電池50、51が2個水平に配置され、回路的には
電池が並列接続されるものである。
【0031】またプリント基板52は、外装缶の表面に
配置されず、図3では側面Sの斜め右下に配置される。
プリント基板52は、両面に銅箔パターンが形成され、
電子回路素子が実装されている。ここでは、模式的にチ
ップコンデンサ53と半導体チップ54だけを示した。
【0032】符号55、56は、本体ケース(図4では
符号10)の端子窓から顔を出す端子である。符号57
〜61は、第1〜第5のリード板であり、第1のリード
板57と第2のリード板58は、プリント基板52の裏
面に形成されたパッド部と半田付けされ、側面Sの上に
配置されるように90度に曲げられている。
【0033】第3のリード板59は、第1のリード板5
7とスポット溶接等で電気的に固着され2カ所でそれぞ
れ90度に曲げられ、矢印が示されている側面に位置す
る突出した電極(外装缶が正極であれば負極)とスポッ
ト溶接等で固定されている。更に第4のリード板60
は、一カ所が90度に曲げられ、側面S、Sと並列に接
続された第5のリード板61および第2のリード板58
と一端がスポット溶接されている。また他端は、外装缶
とスポット溶接されている。当然短絡が考慮されて、第
1のリード板57、第3のリード板59は、外装缶との
短絡が考慮され、絶縁紙等のシートが介在されている。
【0034】ここで図6でも説明したように、第2のリ
ード板58が折り曲げられる前に、半田付けすると、斜
め右下の方向にズレが発生し、このリード板58を折り
曲げた場合、第2のリード板60との接続エリアが少な
くなる問題があった。
【0035】この問題を解決したものが、図2のプリン
ト基板である。
【0036】図3のプリント基板52の裏面を示したも
のが上図であり、裏面にも配線パターン70が形成さ
れ、スルーホール71を介して表のパターンと電気的に
接続されている。この配線70の一部は、リード板5
7、58を半田付けするためのパッド電極72、73が
形成されている。この部分を拡大した図が下図である。
前実施の形態と同様に、混成集積回路基板53は、絶縁
処理のため全面に絶縁性被覆膜74が覆われ、一点鎖線
で囲まれた領域が露出され、この露出された部分がパッ
ド部75として形成される。
【0037】ここのパッド部75には、半田が印刷さ
れ、ここにリード板57,58が半田で固着されてい
る。しかしながら、発明が解決しようとする課題で述べ
たように、リード板がずれるため、本発明の特徴とする
ストッパー76を設けている。
【0038】本構成では、リード板57,58には、ス
リット78が形成されており、このスリットが設けられ
ているために、リード板57,58が上方へずれる力
が、半田の溶融時に働く。従って、ストッパーを設ける
ことで、リード板の移動を防止することが出来る。
【0039】ここで混成集積回路基板に形成されるパタ
ーンは、混成集積回路基板がセラミック基板なら、導電
ペーストでも良い。つまりここの導電パターンは、半田
付け可能な材料であれば良い。
【0040】図6のリード板42の移動を再度説明す
る。まずリード板にスリットを形成する目的は、半田の
固着性である。リード板42の先端部をパッド部50の
ラインL1と一致させると、右図の断面図で示すよう
に、半田フィレットFLは、パッド部50のラインL2
側に形成される。ここで×印で示した半田は、ラインL
1側にも形成しようとし、リード板42は、上方へ移動
する。
【0041】移動の結果、ラインL1にフィレットが形
成されるが、ラインL1とラインL2の半田のスリット
の形成量が異なる。つまりL1側は、スリットがあるた
めL2側のスリット量よりも少ない。その結果、永久的
にバランスが崩れリード板は上方へ移動することにな
る。
【0042】そこで図1や図2のようにストッパーを設
ければ、この移動が防止できるわけである。
【0043】ここで図1や図2のスリットをパッド部の
L2よりも更に下方に位置させれば、バランスが取れる
が、どちらにしてもL1に半田フィレットが形成される
までは、リード板は上方に動くことになる。
【0044】図7は、従来型と本発明の場合の、ズレを
測定した結果を説明するものである。図1で説明する
と、まずリード板161をパッド部のL1とジャストで
実装した場合、矢印で示す+側に0.5mmずらした場
合、更には接着剤によるストッパーを形成した場合の3
通りで測定した。表から見ても明らかなように、ストッ
パがなければ、0.6〜0.4mm程度は、移動する。
しかしストッパの形成により、約0.1mm程度に抑え
ることができる。
【0045】ストッパー76、166は、接着剤で成
り、ディスペンサで塗布される。またリード板57、5
8、162、163は、ニッケルリードで成り、厚みが
0.1〜0.15mm程度であるため、接着剤の高さ
は、ほぼ0.2〜0.5mm程度である。また混成集積
回路基板全体は、例えば絶縁性被覆材74やFで覆われ
ており、パッド部75、165のみが露出されているの
で、前記ストッパー76、166は、リード板の先端に
対応する前記絶縁性被覆材の上に塗布される。従ってリ
ード板とパッド部との接着力は全く影響がない。
【0046】前実施の形態と本実施の形態に於いても同
様であるが、簡単に製造方法を説明する。まずニッケル
リード板が取り付けられていないプリント基板を用意す
る。このプリント基板には、絶縁被覆材が設けられてお
り、半田の印刷部がエッチングにより取り除かれてい
る。
【0047】そしてここにはスクリーン印刷等でパッド
部に半田が印刷される。
【0048】続いて、ディスペンサによりストッパーが
塗布される。
【0049】そして半導体チップ等のSMDが、印刷さ
れた半田の上に実装されると共に、ニッケルリードも実
装される。ここでこれらの部品は、半田の粘着性により
保持されている。
【0050】そして半田のリフローの予備加熱工程でス
トッパーが硬化される。SMD等は、サイズが異なるた
め、急熱すると、半田の付き方にバラツキが発生した
り、フラックスが突沸したりする。そのため予備加熱が
必要となる。本発明は、この予備加熱を利用し、樹脂製
のストッパを硬化するものである。
【0051】この後の半田溶融時には、ストッパーが硬
化されているため、リードの移動が防止され、リード板
は、ズレが無く半田付けされる。
【0052】そして、図3のようにリード板が折り曲げ
られ、図3の構成が実現され、本体ケースに収納され
る。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、パッド
部の先端で絶縁性被覆部の上に設けられた凸状のストッ
パーを設けることで、リード板の移動を防止できる。
【0054】従って、図3に於いて、第5のリード板と
の接続エリアを確保できる。このことにより、スポット
ウェルドできない、ウェルド面積が減少することによる
電流容量の低減、更には容量低減によりここに流れる過
大電流による発熱、溶断等を防止できる。
【0055】更には、電池用の回路が実装された混成集
積回路基板を用意し、前記パッド部の先端で前記絶縁性
被覆部の上に凸状の接着剤を塗布し、前記接着剤を硬化
して形成される凸状のストッパーに先端に当接し、前記
パッドに設けられた半田により前記リードを固定する
と、ストッパーは、絶縁被覆部に設けられるため、リー
ド板の固着性が低減することもない。更には、硬化を、
半田のリフロー前の予備加熱で行うことで、別途工程を
賦課することなく実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電池に用いられる混成集積回路基板の
説明図である。
【図2】本発明の電池に用いられる混成集積回路基板の
説明図である。
【図3】図2の混成集積回路基板を用いた電池の組立図
である。
【図4】従来の電池の組立図である。
【図5】電池を本体ケースに実装した際の図である。
【図6】リード板の移動を説明する図である。
【図7】スットパーの有無でズレの違いを説明する図で
ある。
【符号の説明】
160,162 リード板 165 パッド部 166 ストッパー 167 絶縁性被覆材 57,58 リード板 74 パッド部 76 ストッパー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極性を持つ突出した電極部と角型の外装
    缶とによって外形が構成され、外装缶が前記電極部とは
    異なる極性の電極を兼用している電池に於いて、 電池用の回路が実装された混成集積回路基板と、前記混
    成集積回路基板に設けられ、前記電極部または前記外装
    缶と電気的に接続されるリード板が半田付けにより固着
    されるパッド電極と、前記パッド電極の一領域が絶縁性
    被覆部の開口部により露出されて形成されるパッド部
    と、前記パッド部の先端で前記絶縁性被覆部の上に設け
    られた凸状のストッパーと、前記ストッパーに先端が当
    接され、前記パッドに設けられた半田により固定される
    前記リードとを有する事を特徴とした電池。
  2. 【請求項2】 前記凸状のストッパーは、接着剤であ
    り、硬化されている周辺で当接されている請求項1記載
    の電池。
  3. 【請求項3】 極性を持つ突出した電極部と角型の外装
    缶とによって外形が構成され、外装缶が前記電極部とは
    異なる極性の電極を兼用している電池の製造方法であ
    り、 前記電極部または前記外装缶と電気的に接続されるリー
    ド板が半田付けにより固着されるパッド電極と、前記パ
    ッド電極の一領域が絶縁性被覆部の開口部により露出さ
    れて形成されるパッド部とを有し、電池用の回路が実装
    された混成集積回路基板を用意し、 前記パッド部の先端で前記絶縁性被覆部の上に凸状の接
    着剤を塗布し、 前記接着剤を硬化して形成される凸状のストッパーに先
    端に当接し、前記パッドに設けられた半田により前記リ
    ードを固定する事を特徴とした電池の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記硬化は、半田のリフロー前の予備加
    熱で行われる請求項3記載の電池の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009107597A1 (ja) 2008-02-29 2009-09-03 日産自動車株式会社 組電池の監視装置
JP2012072814A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Ntn Corp 摺動式等速自在継手

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