JP2000106016A - 白色反射鏡 - Google Patents

白色反射鏡

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JP2000106016A
JP2000106016A JP10276018A JP27601898A JP2000106016A JP 2000106016 A JP2000106016 A JP 2000106016A JP 10276018 A JP10276018 A JP 10276018A JP 27601898 A JP27601898 A JP 27601898A JP 2000106016 A JP2000106016 A JP 2000106016A
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particles
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metal layer
silver
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JP10276018A
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English (en)
Inventor
Shinichi Aoki
慎一 青木
Shinji Noguchi
晋治 野口
Wataru Tanaka
田中  渉
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基体10の表面に、銀又は銀合金の金属層1
4が形成された照明器具用の白色反射鏡であって、金属
層14が変色しにくく、反射率が優れた白色反射鏡を提
供する。 【解決手段】 基体10の表面に、銀又は銀合金の金属
層14が形成され、その金属層14の表面に、光拡散粒
子A及び金属不活性化剤を含有する樹脂組成物により形
成されたオーバーコート層16が形成されている、又
は、光拡散粒子Aを含有する樹脂組成物により形成され
たアンダーコート層12を介して、基体10の表面に、
銀又は銀合金の金属層14が形成され、その金属層14
の表面に、金属不活性化剤を含有する樹脂組成物により
形成されたオーバーコート層16が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明器具に用いら
れる、高効率な白色の反射鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ダウンライトやスポットライ
トや投光器等の各種照明器具に用いられる白色反射鏡と
して、所定の形状に形成した金属板の表面にチタニア等
の白色顔料や白色染料を含有する塗料を塗装して形成し
た白色反射鏡や、フェノール樹脂、ポリエーテルイミド
樹脂等の樹脂組成物の成形品又はアルミニウム板等の基
体の表面を、サンドブラスト処理、化学処理、レーザー
加工処理等を行って粗面化し、その粗面の表面に、アル
ミニウム等の金属を蒸着することにより光反射用の金属
層を形成した白色反射鏡等が使用されている。
【0003】なお、金属板の表面に白色顔料を含有する
塗料を塗装して形成した白色反射鏡の場合、95%以上
の反射率を有する反射鏡を得ようとすると、塗膜を厚く
する必要があるため、塗料の消費が多くなって経済的で
ないという問題や、生産性が低いという問題があった。
【0004】また、基体の表面にアルミニウム等の金属
を蒸着して形成した白色反射鏡の場合、基体と金属層の
密着性が低く、金属層が剥がれ落ちやすいという問題が
あった。そのため、図3に示すように、基体10の表面
に、エポキシ樹脂系、アクリルウレタン樹脂系、ポリブ
タジエン樹脂系等の有機塗料を塗布することによって、
密着性が優れたアンダーコート層12を形成した後、そ
のアンダーコート層12の表面にアルミニウムを蒸着す
ることにより金属層14を形成することや、金属層14
の表面に、アクリルメラミン系、シリコンアクリル系等
の有機系や、シリカ、アルミナ等の無機系のオーバーコ
ート層16を形成することが行われている(例えば特開
昭55−130006号、特開昭59−79901
号)。
【0005】近年、アルミニウムを蒸着することに代え
て、銀を蒸着することにより光反射性が優れた金属層を
形成することが検討されている(例えば実開平5−73
809号)。銀は、アルミニウムより反射特性が優れて
いるため、アルミニウムの金属層を形成した場合と比較
して、10〜50%程度効率アップを図ることができ、
高効率な照明器具を提供することが可能になったり、特
に繰り返し反射での減衰が少ないため、深型ダウンライ
トのような繰り返し反射が多い器具で顕著な効果を発揮
するという特徴がある。
【0006】しかし、銀は、化学的に不安定なため、空
気中の酸素、水分、亜硫酸ガス、硫化水素、アンモニア
ガス等と容易に反応して、褐色や黒色の酸化銀や硫化銀
等になりやすく、変色しやすいという問題があった。
【0007】特に、高出力コンパクト蛍光灯や、白熱灯
や、メタルハライドランプ等に用いる白色反射鏡の場
合、光源から出る多量の紫外線によって、銀が酸化銀や
硫化銀等になりやすく、また、基体が樹脂組成物の成形
品の場合には、器具温度の上昇によって基体の内部から
ガス化して流出する水分や未反応の樹脂等によって、銀
が酸化銀や硫化銀等になりやすく、これらは特に変色し
やすいという問題があった。
【0008】なお、部分的に銀が酸化銀や硫化銀等に変
化した白色反射鏡は、反射率が低下するという問題や、
その白色反射鏡を用いた照明器具を白色の天井等に取り
付けた場合、日中のように光源を点灯しなくても周囲が
明るい状態では、酸化銀や硫化銀等に変化した部分が穴
があいたように見え、外観上支障が生じるという問題が
あった。
【0009】そのため、アンダーコート層やオーバーコ
ート層の厚みを厚くしたり、多層構造にすることによ
り、外部から侵入する酸素等や、基体から侵入する水分
等を防ぐことが検討されている。しかし、白色反射鏡
は、その形状的な理由でアンダーコート層やオーバーコ
ート層の厚みを厚くできないものがほとんどであり、ま
た、厚く形成した場合でも、端部やゴミが付着した部分
からの変色を防ぐことは困難であった。そのため、銀の
金属層が形成された白色反射鏡であって、金属層が変色
しにくく、反射率が優れた白色反射鏡が望まれている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を改善するために成されたもので、その目的とするとこ
ろは、基体の表面に、銀又は銀合金の金属層が形成され
た照明器具用の白色反射鏡であって、金属層が変色しに
くく、反射率が優れた白色反射鏡を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
白色反射鏡は、基体の表面に、銀又は銀合金の金属層が
形成され、その金属層の表面に接して、光拡散粒子及び
金属不活性化剤を含有する樹脂組成物により形成された
オーバーコート層が形成されてなることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項2に係る白色反射鏡は、請
求項1記載の白色反射鏡において、金属不活性化剤を含
有する樹脂組成物により形成されたアンダーコート層を
介して、基体の表面に、銀又は銀合金の金属層が形成さ
れてなることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項3に係る白色反射鏡は、光
拡散粒子を含有する樹脂組成物により形成されたアンダ
ーコート層を介して、基体の表面に、銀又は銀合金の金
属層が形成され、その金属層の表面に接して、金属不活
性化剤を含有する樹脂組成物により形成されたオーバー
コート層が形成されてなることを特徴とする。
【0014】本発明の請求項4に係る白色反射鏡は、請
求項3記載の白色反射鏡において、アンダーコート層を
形成する樹脂組成物に、金属不活性化剤をも含有するこ
とを特徴とする。
【0015】本発明の請求項5に係る白色反射鏡は、請
求項1から請求項4のいずれかに記載の白色反射鏡にお
いて、光拡散粒子が、シリカ粒子、シリコン樹脂粒子、
シリコンゴム粒子、エポキシ樹脂粒子及びベンゾグアナ
ミン樹脂粒子からなる群の中から選ばれた少なくとも1
種の粒子であることを特徴とする。
【0016】本発明の請求項6に係る白色反射鏡は、請
求項1から請求項5のいずれかに記載の白色反射鏡にお
いて、金属不活性化剤が、(2−ベンゾチアゾリルチ
オ)コハク酸、トリルトリアゾールの誘導体、トルオイ
ルプロピオン酸−N−エチルモルホリン錯体及びトルオ
イルプロピオン酸−ジルコニウム錯体からなる群の中か
ら選ばれた少なくとも1種の化合物であることを特徴と
する。
【0017】本発明の請求項7に係る白色反射鏡は、請
求項1から請求項6のいずれかに記載の白色反射鏡にお
いて、樹脂組成物100重量部中に、光拡散粒子を0.
1〜2重量部含有し、金属不活性化剤を0.04〜5重
量部含有することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る白色反射鏡を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の請求項1に係る白色
反射鏡の一実施の形態を説明する断面図であり、図2は
本発明の請求項3に係る白色反射鏡の一実施の形態を説
明する断面図であり、図3は従来の白色反射鏡を説明す
る断面図である。
【0019】[本発明の請求項1に係る白色反射鏡]本
発明の請求項1に係る白色反射鏡の一実施の形態は、図
1に示すように、基体10の一方の面(白色反射鏡の光
源側の面)に、アンダーコート層12を介して金属層1
4が形成され、その金属層14の表面に接してオーバー
コート層16が形成された照明器具用白色反射鏡であ
る。
【0020】基体10は、光源から発生する熱に耐え、
光軸の変化を起こしにくい材料を用いて、所定の配光が
得られるような形状に形成されたものであり、例えば、
アルミニウム、アルミニウム合金、鉄、鉄合金、ステン
レス等の金属板を用いて、プレス成形、ヘラ絞り成形等
により形成したものや、ガラスをプレス成形したもの
や、ナイロン樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリエー
テルエーテルケトン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリフェニ
レンサルファイド樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、
ポリブチレンテレフタレート樹脂等の樹脂組成物を、射
出成形等により成形したものや、セラミックを焼成した
もの等が挙げられる。なお、基体10を樹脂組成物で形
成する場合には、温度が上昇しても、内部から水分や未
反応の樹脂等がガス化して流出しにくいものを使用する
ことが好ましい。
【0021】アンダーコート層12は、基体10の表面
に、光源から発生する熱に耐える樹脂組成物を塗布する
ことによって形成したものである。なお、このアンダー
コート層12は、必ず形成することに限定するものでは
ないが、アンダーコート層12を形成すると、基体10
の表面に凹凸を有する場合であっても、アンダーコート
層12の表面は平滑性の良好な面となるため、基体10
の表面形状に影響されずに反射率が優れた白色反射鏡を
形成することが可能となると共に、金属層14との密着
性が高くなり好ましい。なお、基体10が、ガラス板の
ように、表面の凹凸が小さく、かつ、内部から水分や未
反応の樹脂等が流出しない基体10の場合には、アンダ
ーコート層12は形成しなくても良い。
【0022】アンダーコート層12の厚みとしては、基
体10の表面の凹凸を吸収し、かつ、金属層14との密
着性を高めることが可能な厚みであれば特に限定するも
のではないが、5〜30μm程度が好ましい。アンダー
コート層12の形成方法しても、特に限定するものでは
なく、スプレー法、浸漬法、静電塗装法等が挙げられ
る。
【0023】このアンダーコート層12を形成する樹脂
組成物中の樹脂成分としては、光源から発生する熱に耐
える樹脂であれば、特に限定するものではないが、エポ
キシ樹脂系、エポキシメラミンアクリル樹脂系、シリコ
ン変性アクリル樹脂系、シリコンアルキッド樹脂系の樹
脂組成物を用いると、基体10との密着性や濡れ性が優
れると共に、耐熱性が優れ好ましい。
【0024】金属層14は、銀又は銀合金を用いて、所
定の光学特性が得られるように形成したものであれば特
に限定するものではなく、その形成する方法としては、
真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング
法、ビーム法等が挙げられる。また、金属層14の厚み
としても、所定の光学特性が得られる厚みであれば特に
限定するものではないが、100〜300nm、より好
ましくは150〜250nm程度が好ましい。100n
m未満の場合、充分な反射特性が得られない場合があ
り、300nmを越える場合、金属層14の表面が白濁
し、反射率が低下する場合がある。なお、銀合金として
は、銀マグネシウム、銀パラジウム、銀白金、銀ロジウ
ム等の合金が挙げられる。
【0025】オーバーコート層16は、金属層14の表
面に、光源から発生する熱に耐える樹脂組成物を塗布す
ることによって形成したものである。なお、オーバーコ
ート層16を形成する樹脂組成物には、光拡散粒子A及
び金属不活性化剤を含有することが重要である。これら
の一方又は両方を含有しない場合、金属層14に変色が
生じたり、白色とはならず銀色の反射鏡となる。
【0026】これは、図3(従来の反射鏡)に示すよう
に、オーバーコート層16を形成する樹脂組成物に光拡
散粒子Aを含有せず、かつ、オーバーコート層16が透
明な層の場合、金属層14に到達した光Hは、金属層1
4の表面でほぼ均一に反射するため、金属層14がその
まま見えて銀色の反射鏡となる。しかし、図1に示すよ
うに、オーバーコート層16を形成する樹脂組成物に光
拡散粒子Aを含有する場合、光拡散粒子Aと樹脂成分の
界面で入射するとき及び出射するときに光Hが屈折し、
この屈折する回数や方向は入射する位置によって異なる
ため、この反射鏡で反射する光には拡散成分が多くな
り、色調が白色となる。
【0027】また、オーバーコート層16を形成する樹
脂組成物に、金属不活性化剤を含有するため、金属層1
4の変色が生じにくくなっており、反射率が優れた白色
反射鏡となる。
【0028】本発明に用いる光拡散粒子Aは、光透過性
に優れたほぼ無色の粒子であり、シリカ粒子、シリコン
樹脂粒子、シリコンゴム粒子、エポキシ樹脂粒子、ベン
ゾグアナミン樹脂粒子、ガラス粒子等が挙げられ、併用
しても良い。なお、シリカ粒子、シリコン樹脂粒子、シ
リコンゴム粒子、エポキシ樹脂粒子及びベンゾグアナミ
ン樹脂粒子からなる群の中から選ばれた少なくとも1種
の粒子であると、特に色調が白色になりやすく好まし
い。なお、必要に応じて、沈降防止剤等を樹脂組成物に
配合しておくことにより、オーバーコート層16中の光
拡散粒子Aの分布の均一性を高めるようにしても良い。
光拡散粒子Aの粒径としては、特に限定するものではな
いが、0.8〜5μm程度の場合、光の拡散性が優れる
ため、色調が安定し好ましい。
【0029】本発明に用いる金属不活性化剤は、銀の変
色を防ぐことが可能なほぼ無色の化合物であり、メルカ
プトベンゾチアゾールのジカルボン酸付加誘導体、トリ
ルトリアゾールの誘導体、トルオイルプロピオン酸−N
−エチルモルホリン錯体、トルオイルプロピオン酸−ジ
ルコニウム錯体等が挙げられ、併用しても良い。なお、
下記式(a)で表される(2−ベンゾチアゾリルチオ)
コハク酸、下記式(b)で表されるトリルトリアゾール
の誘導体、下記式(c)で表されるトルオイルプロピオ
ン酸−N−エチルモルホリン錯体(N-Ethylmorpholine
complex with 4-Methyl-γ-oxo-benzene-butanoic aci
d)及び下記式(d)で表されるトルオイルプロピオン
酸−ジルコニウム錯体(Zirconium complex with 4-Met
hyl-γ-oxo-benzene-butanoic acid)からなる群の中か
ら選ばれた少なくとも1種の化合物であると、特に金属
層14の変色が生じにくくなり好ましい。
【0030】
【化1】
【0031】これらの光拡散粒子A及び金属不活性化剤
の含有量としては、溶剤を除く樹脂組成物100重量部
中に、光拡散粒子Aを0.1〜2重量部含有し、金属不
活性化剤を0.04〜5重量部、より好ましくは0.5
〜2重量部含有すると好ましい。光拡散粒子Aの含有量
が0.1重量部未満の場合、反射鏡の色調が銀色状とな
り、2重量部を越える量含有させても、色調の変化は無
いため経済的でない。また、金属不活性化剤の含有量が
0.04重量部未満の場合、金属層14が変色する場合
があり、5重量部を越える場合、金属層14との密着性
が低下したり、オーバーコート層16に金属不活性化剤
の色が着色して色調に問題が生じる場合がある。
【0032】また、オーバーコート層16を形成する樹
脂組成物中の樹脂成分としては、上記アンダーコート層
12に含有する樹脂と同じものが挙げられるが、アンダ
ーコート層12に含有する樹脂とは異なった樹脂でも良
い。なお、オーバーコート層16を形成する樹脂組成物
には、必要に応じて、硬度を高めるためにポリメトキシ
シロキサン等をも含有していても良い。
【0033】このオーバーコート層16の厚みとして
は、所定の光学特性や硬度が得られる厚みであれば特に
限定するものではないが、8〜20μmとすると、外部
からの水分等の侵入を防ぐ効果が特に優れ好ましい。こ
の形成方法としても、所定の光学特性が得られる方法で
あれば特に限定するものではなく、スプレー法、浸漬
法、静電塗装法等が挙げられる。
【0034】なお、上記の実施の形態は、アンダーコー
ト層12を形成する樹脂組成物に、金属不活性化剤を含
有しない実施の形態を説明したが、アンダーコート層1
2を形成する樹脂組成物にも金属不活性化剤を含有する
と、基体10の種類にかかわらずに、金属層14の変色
が生じにくく、反射率が優れた白色反射鏡を形成するこ
とができ好ましい。この金属不活性化剤としては、上記
オーバーコート層16に含有する金属不活性化剤と同じ
ものが挙げられるが、オーバーコート層16に含有する
金属不活性化剤とは異なった化合物でも良い。なお、ア
ンダーコート層12を形成する樹脂組成物に含有する金
属不活性化剤の量としては、溶剤を除く樹脂組成物10
0重量部中に、0.04〜5重量部、より好ましくは
0.5〜2重量部含有すると好ましい。0.04重量部
未満の場合、金属層14が変色する場合があり、5重量
部を越える場合、金属層14との密着性が低下する場合
がある。
【0035】[本発明の請求項3に係る白色反射鏡]本
発明の請求項3に係る白色反射鏡の一実施の形態は、図
2に示すように、基体10の一方の面(白色反射鏡の光
源側の面)に、アンダーコート層12を介して金属層1
4が形成され、その金属層14の表面に接してオーバー
コート層16が形成された照明器具用白色反射鏡であ
る。なお、基体10としては、本発明の請求項1に係る
白色反射鏡の場合と同様のものが挙げられる。
【0036】アンダーコート層12は、基体10の表面
に、光源から発生する熱に耐える樹脂組成物を塗布する
ことによって形成したものである。このアンダーコート
層12を形成すると、基体10の表面に凹凸を有する場
合であっても、アンダーコート層12の表面はほぼ平面
状となるため、基体10の表面形状に影響されずに反射
率が優れた白色反射鏡を形成することが可能となると共
に、金属層14との密着性が高くなる。
【0037】なお、アンダーコート層12を形成する樹
脂組成物には、光拡散粒子Aを含有することが重要であ
る。金属不活性化剤を含有しない場合、白色とはならず
銀色の反射鏡となる。これは、図3(従来の反射鏡)に
示すように、アンダーコート層12を形成する樹脂組成
物に光拡散粒子Aを含有せず、かつ、オーバーコート層
16が透明な層の場合、金属層14に到達した光Hは、
金属層14の表面でほぼ均一に反射するため、金属層1
4がそのまま見えて銀色の反射鏡となる。
【0038】しかし、図2に示すように、アンダーコー
ト層12を形成する樹脂組成物に光拡散粒子Aを含有す
る場合、光拡散粒子Aによってアンダーコート層12の
表面に適度な突起が形成されるため、その表面に形成す
る金属層14も、平面の一部に適度な突起を有する面と
なる。そのため、金属層14に到達した光Hのうち、突
起が形成された表面で反射した光と、平面部分で反射し
た光では反射する方向が変化し、この反射鏡で反射する
光には拡散成分が多くなり、色調が白色となる。
【0039】このアンダーコート層12の厚みとして
は、基体10の表面の凹凸を吸収し、かつ、金属層14
との密着性を高めることが可能な厚みであれば特に限定
するものではないが、5〜30μm程度が好ましい。な
お、アンダーコート層12を形成する樹脂組成物に含有
する光拡散粒子Aや、樹脂成分や、光拡散粒子Aの含有
量や、アンダーコート層12の形成方法としては、本発
明の請求項1に係る白色反射鏡の場合と同様のもの等が
挙げられるが、この場合の光拡散粒子Aは、着色した粒
子でも良い。
【0040】金属層14は、銀又は銀合金を用いて、所
定の光学特性が得られるように形成したものであり、そ
の形成する方法や、厚みや、合金としては、本発明の請
求項1に係る白色反射鏡の場合と同様の方法等が挙げら
れる。
【0041】オーバーコート層16は、金属層14の表
面に、光源から発生する熱に耐える樹脂組成物を塗布す
ることによって形成したものである。なお、オーバーコ
ート層16を形成する樹脂組成物には、金属不活性化剤
を含有することが重要である。含有しない場合、金属層
14に変色が生じやすくなる。このオーバーコート層1
6に含有する金属不活性化剤や樹脂成分としては、本発
明の請求項1に係る白色反射鏡の場合と同様のものが挙
げられ、金属不活性化剤の含有率や、オーバーコート層
16の形成方法や、厚みとしても、本発明の請求項1に
係る白色反射鏡の場合と同様の率等が挙げられる。
【0042】なお、上記の実施の形態は、アンダーコー
ト層12を形成する樹脂組成物に、金属不活性化剤を含
有しない実施の形態を説明したが、アンダーコート層1
2を形成する樹脂組成物にも金属不活性化剤を含有する
と、基体10の種類にかかわらずに、金属層14の変色
が生じにくく、反射率が優れた白色反射鏡を形成するこ
とができ好ましい。この金属不活性化剤としては、上記
オーバーコート層16に含有する金属不活性化剤と同じ
ものが挙げられるが、オーバーコート層16に含有する
金属不活性化剤とは異なった化合物でも良い。なお、金
属不活性化剤の含有率は、本発明の請求項1に係る白色
反射鏡の場合と同様の含有率が好ましい。
【0043】また、アンダーコート層12を形成する樹
脂組成物に、光拡散粒子Aをも含有しても良い。この場
合、オーバーコート層16を形成する樹脂組成物に含有
する光拡散粒子Aの含有率を減らすことが可能となり好
ましい。
【0044】
【実施例】(実施例1)アルミニウム板を、φ160×
100hのパラボラ状に絞り加工して形成した基体の表
面に、エポキシメラミンアクリル系樹脂[久保考ペイン
ト社製、品番KMクリアー596−003]をスプレー
塗装した後、160℃で30分加熱して、厚み8〜15
μmのアンダーコート層を形成した。次いで、そのアン
ダーコート層の表面に、スパッタリング法により銀の金
属層を150nm形成した。
【0045】次いで、熱硬化シリコン変性アクリル系樹
脂[大日本インキ化学工業社製、品番HC6225/H
C6202]に、光拡散粒子としてシリカ粒子(粒径1
〜3μm)及びアエロジル粒子を含有し、金属不活性化
剤として上記式(b)で表されるトリルトリアゾールの
誘導体[Ciba Specialty chemicals社製、商品名 Irgam
et39]を含有する樹脂組成物を、金属層の表面にスプ
レー塗装した後、140℃で30分加熱して、厚み8〜
13μmのオーバーコート層を形成して白色反射鏡を得
た。なお、オーバーコート層を形成した樹脂組成物10
0重量部中には、シリカ粒子を2重量部含有し、アエロ
ジル粒子を0.25重量部含有し、金属不活性化剤を
0.5重量部含有するようにした。
【0046】(実施例2)基体として、変性6ナイロン
樹脂[電気化学工業社製、商品名マレッカN1000
S]を、φ160×100hのパラボラ状に射出成形し
て形成したものを用いたこと、及び、アンダーコート層
を形成する樹脂組成物として、エポキシ系樹脂[大日本
インキ化学工業社製、品番EXA123/L105C]
を用いてスプレー塗装した後、140℃で60分加熱し
て、厚み5〜10μmのアンダーコート層を形成したこ
と以外は実施例1と同様にして、白色反射鏡を得た。
【0047】(実施例3)オーバーコート層の形成に用
いた樹脂組成物中のシリカ粒子の含有量を1.4重量部
とし、アエロジル粒子の含有量を0.175重量部とし
たこと以外は実施例2と同様にして、白色反射鏡を得
た。
【0048】(実施例4)オーバーコート層の形成に用
いた樹脂組成物中のシリカ粒子の含有量を1重量部と
し、アエロジル粒子の含有量を0.125重量部とした
こと以外は実施例2と同様にして、白色反射鏡を得た。
【0049】(実施例5)オーバーコート層の形成に用
いた樹脂組成物中の金属不活性化剤の含有量を2重量部
としたこと以外は実施例2と同様にして、白色反射鏡を
得た。
【0050】(実施例6)アンダーコート層の形成に用
いた樹脂組成物に、金属不活性化剤として上記式(b)
で表されるトリルトリアゾールの誘導体[Ciba Special
ty chemicals社製、商品名 Irgamet39]をも含有する
こと以外は実施例2と同様にして、白色反射鏡を得た。
なお、この金属不活性化剤は、樹脂組成物100重量部
中に2重量部含有するようにした。
【0051】(実施例7)ポリエーテルイミド樹脂[日
本GEプラスチック社製、商品名ウルテム1000−1
000]をφ160×100hのパラボラ状に射出成形
して基体を形成した。次いで、この基体の表面に、熱硬
化シリコン変性アクリル系樹脂[大日本インキ化学工業
社製、品番HC6208K]中に、光拡散粒子としてシ
リカ粒子(粒径1〜3μm)及びアエロジル粒子を含有
する樹脂組成物を、スプレー塗装した後、150℃で4
5分加熱して、厚み5〜8μmのアンダーコート層を形
成した。なお、アンダーコート層を形成した樹脂組成物
100重量部中には、シリカ粒子を1重量部含有し、ア
エロジル粒子を0.125重量部含有するようにした。
【0052】次いで、そのアンダーコート層の表面に、
スパッタリング法により銀の金属層を150nm形成し
た。次いで、熱硬化シリコン変性アクリル系樹脂[大日
本インキ化学工業社製、品番HC6225/HC620
2]中に、金属不活性化剤として上記式(b)で表され
るトリルトリアゾールの誘導体[Ciba Specialty chemi
cals社製、商品名 Irgamet39]を含有する樹脂組成物
を、金属層の表面にスプレー塗装した後、140℃で3
0分加熱して、厚み8〜13μmのオーバーコート層を
形成して白色反射鏡を得た。なお、オーバーコート層を
形成した樹脂組成物100重量部中には、金属不活性化
剤を0.7重量部含有するようにした。
【0053】(実施例8)アンダーコート層の形成に用
いた樹脂組成物中のシリカ粒子の含有量を0.5重量部
とし、アエロジル粒子の含有量を0.063重量部とし
たこと以外は実施例7と同様にして、白色反射鏡を得
た。
【0054】(実施例9)アンダーコート層の形成に用
いた樹脂組成物に、金属不活性化剤として上記式(b)
で表されるトリルトリアゾールの誘導体[Ciba Special
ty chemicals社製、商品名 Irgamet39]をも含有する
こと以外は実施例7と同様にして、白色反射鏡を得た。
なお、この金属不活性化剤は、樹脂組成物100重量部
中に5重量部含有するようにした。
【0055】(実施例10)アンダーコート層の形成に
用いた樹脂組成物のシリカ粒子の含有量を0.2重量部
とし、アエロジル粒子の含有量を0.03重量部とした
こと、及び、オーバーコート層の形成に用いた樹脂組成
物の金属不活性化剤の含有量を0.5重量部とすると共
に光拡散粒子としてシリカ粒子(粒径1〜3μm)をも
0.5重量部含有し、アエロジル粒子をも0.063重
量部含有する樹脂組成物をオーバーコート層の形成に用
いたこと以外は実施例7と同様にして、白色反射鏡を得
た。
【0056】(実施例11)アンダーコート層の形成に
用いた樹脂組成物のシリカ粒子の含有量を0.2重量部
とし、アエロジル粒子の含有量を0.03重量部とする
と共に金属不活性化剤として上記式(b)で表されるト
リルトリアゾールの誘導体[Ciba Specialtychemicals
社製、商品名 Irgamet39]をも含有する樹脂組成物を
アンダーコート層の形成に用いたこと、及び、オーバー
コート層の形成に用いた樹脂組成物の金属不活性化剤の
含有量を0.04重量部とすると共に光拡散粒子として
シリカ粒子(粒径1〜3μm)をも0.5重量部含有
し、アエロジル粒子をも0.063重量部含有する樹脂
組成物をオーバーコート層の形成に用いたこと以外は実
施例7と同様にして、白色反射鏡を得た。
【0057】(比較例1)アルミニウム板を、φ160
×100hのパラボラ状に絞り加工して形成した基体の
表面に、熱硬化ウレタン系樹脂[藤倉化成社製、品番V
B9603L]をスプレー塗装した後、200℃で60
分加熱して、厚み10〜20μmのアンダーコート層を
形成した。次いで、そのアンダーコート層の表面に、イ
オンプレーティング法によりアルミニウムの金属層を1
50nm形成した。
【0058】次いで、熱硬化シリコン変性アクリル系樹
脂[藤倉化成社製、品番VT9556L]中に、光拡散
粒子としてシリカ粒子(粒径1〜3μm)を1.4重量
部含有し、アエロジル粒子を0.175重量部含有する
樹脂組成物を、金属層の表面にスプレー塗装した後、1
80℃で60分加熱して、厚み10〜15μmのオーバ
ーコート層を形成して白色反射鏡を得た。
【0059】(比較例2)アルミニウム板を、φ160
X100hのパラボラ状に絞り加工して形成した基体の
表面に、ポリエステル系粉体樹脂[大日本塗料社製、品
番V−PET#4000]を静電粉体塗装した後、22
0℃で20分加熱して、厚み40μmの層を形成して、
白色反射鏡を得た。
【0060】(比較例3)ポリブチレンテレフタレート
樹脂[東レ社製、品番1401−X37]を、φ160
×100hのパラボラ状に射出成形して、白色反射鏡を
得た。
【0061】(評価)各実施例及び各比較例で得られた
白色反射鏡の、反射率の評価として全光線反射率と拡散
反射率を求め、金属層の変色状況の評価として、耐食試
験と耐硫化水素試験と実用点灯試験を行った。また、金
属層を形成した各実施例及び比較例1で得られた白色反
射鏡については、密着試験を行った。
【0062】全光線反射率と、拡散反射率は、自記分光
光度計(日立製作所社製、商品名U−4000、150
φ積分球仕様)を用いて測定した。
【0063】耐食試験は、JIS規格Z2371塩水噴
霧試験方法に準拠して、8時間噴霧及び16時間休噴を
1サイクルとして、3サイクル行った後、腐食状態をレ
イティングNo.で判定した。
【0064】耐硫化水素試験は、波長555nmの反射
率を自記分光光度計(日立製作所社製、商品名U−40
00)を用いて測定した後、硫化水素ガス濃度が20p
pm、温度が25℃に調整されたデシケーター中に白色
反射鏡を24時間放置し、次いで取り出した後、波長5
55nmの反射率を同様に測定した。そして、反射率の
低下が3%未満であり、変色が認められなかった場合を
◎、反射率の低下が3%を越え10%未満であり、変色
が若干認められた場合を○、反射率の低下が10%を越
え20%未満であり、変色が認められた場合を△、反射
率の低下が20%を越え、変色が著しい場合を×とし
た。
【0065】実用点灯試験は、波長555nmの反射率
を自記分光光度計(日立製作所社製、商品名U−400
0)を用いて測定した後、32Wコンパクト蛍光灯(松
下電子工業社製、商品名FHT32EXN)を白色反射
鏡に取り付けて、3ヶ月間24時間連続点灯(反射鏡最
高温度130℃)し、次いで、波長555nmの反射率
を同様に測定して、耐硫化水素試験の場合と同様に◎○
△×の判定を行った。
【0066】密着試験は、JIS規格K5400の8.
5.2碁盤目テープ法に準拠して2mm角升目を25個
作成し、セロハン粘着テープ(JIS規格Z1522)
を用いて垂直剥離試験を行い、評価点数を求めた。
【0067】(結果)その結果は、表1に示したよう
に、各実施例で得られた白色反射鏡は、銀の金属層を形
成していない各比較例で得られた白色反射鏡と比べて、
全光線反射率が優れることが確認された。また、各実施
例で得られた白色反射鏡は、アルミニウムの金属層を形
成した比較例1や、アルミニウムの基体の表面に塗膜を
形成した比較例2で得られた白色反射鏡と同様に、金属
層が変色しにくいことが確認された。
【0068】また、アンダーコート層を形成する樹脂組
成物に、金属不活性化剤をも含有する実施例6は実施例
2と比べて、同様の実施例9は実施例7と比べて、特に
金属層が変色しにくいことが確認された。
【0069】
【表1】
【0070】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る白色反射鏡は、
基体の表面に、銀又は銀合金の金属層が形成され、その
金属層の表面に、光拡散粒子及び金属不活性化剤を含有
する樹脂組成物により形成されたオーバーコート層が形
成されてなるため、金属層が変色しにくく、反射率が優
れた白色反射鏡となる。
【0071】本発明の請求項3に係る白色反射鏡は、光
拡散粒子を含有する樹脂組成物により形成されたアンダ
ーコート層を介して、基体の表面に、銀又は銀合金の金
属層が形成され、その金属層の表面に、金属不活性化剤
を含有する樹脂組成物により形成されたオーバーコート
層が形成されてなるため、金属層が変色しにくく、反射
率が優れた白色反射鏡となる。
【0072】本発明の請求項2及び請求項4に係る白色
反射鏡は、基体の種類にかかわらず、金属層が変色しに
くく、反射率が優れた白色反射鏡を得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に係る白色反射鏡の一実施の
形態を説明する断面図である。
【図2】本発明の請求項3に係る白色反射鏡の一実施の
形態を説明する断面図である。
【図3】従来の白色反射鏡を説明する断面図である。
【符号の説明】
10 基体 12 アンダーコート層 14 金属層 16 オーバーコート層 A 光拡散粒子 H 光

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体の表面に、銀又は銀合金の金属層が
    形成され、その金属層の表面に接して、光拡散粒子及び
    金属不活性化剤を含有する樹脂組成物により形成された
    オーバーコート層が形成されてなることを特徴とする白
    色反射鏡。
  2. 【請求項2】 金属不活性化剤を含有する樹脂組成物に
    より形成されたアンダーコート層を介して、基体の表面
    に、銀又は銀合金の金属層が形成されてなることを特徴
    とする請求項1記載の白色反射鏡。
  3. 【請求項3】 光拡散粒子を含有する樹脂組成物により
    形成されたアンダーコート層を介して、基体の表面に、
    銀又は銀合金の金属層が形成され、その金属層の表面に
    接して、金属不活性化剤を含有する樹脂組成物により形
    成されたオーバーコート層が形成されてなることを特徴
    とする白色反射鏡。
  4. 【請求項4】 アンダーコート層を形成する樹脂組成物
    に、金属不活性化剤をも含有することを特徴とする請求
    項3記載の白色反射鏡。
  5. 【請求項5】 光拡散粒子が、シリカ粒子、シリコン樹
    脂粒子、シリコンゴム粒子、エポキシ樹脂粒子及びベン
    ゾグアナミン樹脂粒子からなる群の中から選ばれた少な
    くとも1種の粒子であることを特徴とする請求項1から
    請求項4のいずれかに記載の白色反射鏡。
  6. 【請求項6】 金属不活性化剤が、(2−ベンゾチアゾ
    リルチオ)コハク酸、トリルトリアゾールの誘導体、ト
    ルオイルプロピオン酸−N−エチルモルホリン錯体及び
    トルオイルプロピオン酸−ジルコニウム錯体からなる群
    の中から選ばれた少なくとも1種の化合物であることを
    特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の白
    色反射鏡。
  7. 【請求項7】 樹脂組成物100重量部中に、光拡散粒
    子を0.1〜2重量部含有し、金属不活性化剤を0.0
    4〜5重量部含有することを特徴とする請求項1から請
    求項6のいずれかに記載の白色反射鏡。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100436935C (zh) * 2005-05-11 2008-11-26 本田制锁有限公司 发光装置
JP2012208424A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Panasonic Corp 光拡散性塗料組成物及び光拡散部材

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