JP2000105712A - タグサーバを二重化した監視制御装置 - Google Patents
タグサーバを二重化した監視制御装置Info
- Publication number
- JP2000105712A JP2000105712A JP10275439A JP27543998A JP2000105712A JP 2000105712 A JP2000105712 A JP 2000105712A JP 10275439 A JP10275439 A JP 10275439A JP 27543998 A JP27543998 A JP 27543998A JP 2000105712 A JP2000105712 A JP 2000105712A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tag
- online
- tag server
- server
- client
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Hardware Redundancy (AREA)
- Multi Processors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 タグ情報の登録のための作業工数が少なく、
オンラインタグサーバの切り替えに対しても、常にオン
ラインタグサーバへのアクセスを可能とするタグサーバ
を二重化したプロセス監視制御装置を提供すること。 【解決手段】 タグ検索部およびアドレス記憶部を有す
るクライアント１１と、制御データを記憶し、前記クラ
イアントからのデータ書き込みおよび読み出しに応答
し、それぞれ独立のネットワークアドレスを有するとと
もに一方がオンライン状態で他方がスタンバイ状態に置
かれる待機冗長型の二重化タグサーバ１８、１９とが、
共通のネットワーク２５に接続されている。前記クライ
アント１１は初回タグサーバアクセス時に、オンライン
状態のタグサーバを検索してそのアドレスを記憶し、以
後のタグサーバへのアクセス時に前記アドレス記憶部を
参照する。
オンラインタグサーバの切り替えに対しても、常にオン
ラインタグサーバへのアクセスを可能とするタグサーバ
を二重化したプロセス監視制御装置を提供すること。 【解決手段】 タグ検索部およびアドレス記憶部を有す
るクライアント１１と、制御データを記憶し、前記クラ
イアントからのデータ書き込みおよび読み出しに応答
し、それぞれ独立のネットワークアドレスを有するとと
もに一方がオンライン状態で他方がスタンバイ状態に置
かれる待機冗長型の二重化タグサーバ１８、１９とが、
共通のネットワーク２５に接続されている。前記クライ
アント１１は初回タグサーバアクセス時に、オンライン
状態のタグサーバを検索してそのアドレスを記憶し、以
後のタグサーバへのアクセス時に前記アドレス記憶部を
参照する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はタグサーバを二重化
したプロセス監視制御装置に関する。
したプロセス監視制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図７は従来のプロセス監視制御装置の構
成図である。プロセス監視制御装置は、制御状態信号を
入力し、対応する制御出力を実施するプロセスコントロ
ーラ７８と、プロセスコントローラ７８による制御状態
を監視し、また、プロセスコントローラ７８に制御の指
示を実施するオペレータインタフェースステーション７
１をネットワークで接続することにより構成される。こ
こで、プロセスコントローラ７８およびオペレータイン
タフェースステーション７１はネットワーク上でサーバ
およびクライアントとして関係付けられている。一般に
プロセス監視制御装置においては、制御単位毎の入出力
の組みをタグとし、各タグにはシステムでユニークなタ
グ番号を付けて管理するが、システム規模により、数千
から数万点のタグを管理する。これらのタグ番号とその
タグを持つオンラインおよびスタンバイタグサーバのア
ドレスは、システム構築時に決定し、これらの情報をプ
ロセスコントローラ７８およびオペレータインタフェー
スステーシヨン７１がタグ登録部８４およびタグ登録部
７７にそれぞれ保持する。
成図である。プロセス監視制御装置は、制御状態信号を
入力し、対応する制御出力を実施するプロセスコントロ
ーラ７８と、プロセスコントローラ７８による制御状態
を監視し、また、プロセスコントローラ７８に制御の指
示を実施するオペレータインタフェースステーション７
１をネットワークで接続することにより構成される。こ
こで、プロセスコントローラ７８およびオペレータイン
タフェースステーション７１はネットワーク上でサーバ
およびクライアントとして関係付けられている。一般に
プロセス監視制御装置においては、制御単位毎の入出力
の組みをタグとし、各タグにはシステムでユニークなタ
グ番号を付けて管理するが、システム規模により、数千
から数万点のタグを管理する。これらのタグ番号とその
タグを持つオンラインおよびスタンバイタグサーバのア
ドレスは、システム構築時に決定し、これらの情報をプ
ロセスコントローラ７８およびオペレータインタフェー
スステーシヨン７１がタグ登録部８４およびタグ登録部
７７にそれぞれ保持する。
【０００３】クライアントであるオペレータインタフェ
ースステーション７１がタグの制御情報を表示する際に
は、タグ状態表示部７２がネットワーク制御部７４より
タグのデータを読み出し、オペレータが操作を実施する
際には、タグ操作部７３がネットワーク制御部７４にタ
グデータを書き込む。ネットワーク制御部７４ではタグ
データ読み出しおよびタグデータ書き込みの際にタグ登
録部７７を参照して該当タグを持つプロセスコントロー
ラ７８のアドレスを求め、タグアクセス部７５によりプ
ロセスコントローラ７８に要求を送信する。
ースステーション７１がタグの制御情報を表示する際に
は、タグ状態表示部７２がネットワーク制御部７４より
タグのデータを読み出し、オペレータが操作を実施する
際には、タグ操作部７３がネットワーク制御部７４にタ
グデータを書き込む。ネットワーク制御部７４ではタグ
データ読み出しおよびタグデータ書き込みの際にタグ登
録部７７を参照して該当タグを持つプロセスコントロー
ラ７８のアドレスを求め、タグアクセス部７５によりプ
ロセスコントローラ７８に要求を送信する。
【０００４】また、一般に、プロセス監視制御装置で
は、監視制御の信頼性および保守性の向上のため、プロ
セス制御を実施するプロセスコントローラを二重化する
場合がある。図７においてプロセスコントローラ７８と
ブロセスコントローラ７９は二重化され、同一のタグ登
録部を保持する。オペレータインタフェースステーショ
ン１のサーバ診断部７６は、プロセスコントローラ７８
およびプロセスコントローラ７９の動作状態表示部８２
を一定周期で診断することにより、オンライン動作中の
プロセスコントローラ７８を検出する。ネツトワーク制
御部７４はプロセスコントローラにタグデータを書き込
む場合およびプロセスコントローラからタグデータを読
み出す場合には、サーバ診断部７６よりオンライン動作
中のプロセスコントローラのアドレスを求め、オンライ
ン動作中のプロセスコントローラ７８に要求を送信す
る。プロセスコントローラ７８の要求処理部８０はオペ
レータインタフエースステーシヨン７１からのタグデー
タ読み出しおよびタグデータ書き込み要求を受信し、制
御入出力部８１からのデータ読み出しおよび制御入出力
部８１へのデータ書き込みを実施する。
は、監視制御の信頼性および保守性の向上のため、プロ
セス制御を実施するプロセスコントローラを二重化する
場合がある。図７においてプロセスコントローラ７８と
ブロセスコントローラ７９は二重化され、同一のタグ登
録部を保持する。オペレータインタフェースステーショ
ン１のサーバ診断部７６は、プロセスコントローラ７８
およびプロセスコントローラ７９の動作状態表示部８２
を一定周期で診断することにより、オンライン動作中の
プロセスコントローラ７８を検出する。ネツトワーク制
御部７４はプロセスコントローラにタグデータを書き込
む場合およびプロセスコントローラからタグデータを読
み出す場合には、サーバ診断部７６よりオンライン動作
中のプロセスコントローラのアドレスを求め、オンライ
ン動作中のプロセスコントローラ７８に要求を送信す
る。プロセスコントローラ７８の要求処理部８０はオペ
レータインタフエースステーシヨン７１からのタグデー
タ読み出しおよびタグデータ書き込み要求を受信し、制
御入出力部８１からのデータ読み出しおよび制御入出力
部８１へのデータ書き込みを実施する。
【０００５】二重化監視部８３は、二重化の相手へ動作
信号を出力し、相手からの動作信号を入力することによ
り、相手の動作状態を診断し、オンラインまたはスタン
バイの動作状態を決定し、その結果を動作状態表示部８
２に記憶する。
信号を出力し、相手からの動作信号を入力することによ
り、相手の動作状態を診断し、オンラインまたはスタン
バイの動作状態を決定し、その結果を動作状態表示部８
２に記憶する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のプロ
セス監視制御装置では、システム構築時に登録するタグ
情報をサーバおよびクライアントが保有するため、シス
テム構築および改造時のタグ情報を登録するための作業
工数が多く、したがってまた、登録作業ミスによるタグ
情報の不一致が発生しやすい。
セス監視制御装置では、システム構築時に登録するタグ
情報をサーバおよびクライアントが保有するため、シス
テム構築および改造時のタグ情報を登録するための作業
工数が多く、したがってまた、登録作業ミスによるタグ
情報の不一致が発生しやすい。
【０００７】また、タグサーバの動作状態を一定周期で
診断することにより、オンラインタグサーバを検出する
方式では、クライアントによる診断の直後にオンライン
タグサーバの切り替えが発生した場合には、クライアン
トが誤ってスタンバイのサーバにアクセスする場合があ
る。オンラインタグサーバの切り替えは、タグサーバの
自己診断で異常が検出された場合に発生するもので、ク
ライアントがスタンバイタグサーバにアクセスした場合
には、誤った制御データの読み出し、制御出力が無効と
なる等の問題を生ずる。また、クライアントがアクセス
したサーバの動作が停止していた場合、サーバ無応答に
よるタイムアウト発生まで、クライアントの動作が停止
する。サーバ無応答によるタイムアウト時間は、ネット
ワークの最高負荷およびサーバ最高負荷での応答時間を
考慮し決定されるもので、通常のサーバ応答時間に比べ
長時間に設定される。従って、クライアントの動作停止
が長時間となる。
診断することにより、オンラインタグサーバを検出する
方式では、クライアントによる診断の直後にオンライン
タグサーバの切り替えが発生した場合には、クライアン
トが誤ってスタンバイのサーバにアクセスする場合があ
る。オンラインタグサーバの切り替えは、タグサーバの
自己診断で異常が検出された場合に発生するもので、ク
ライアントがスタンバイタグサーバにアクセスした場合
には、誤った制御データの読み出し、制御出力が無効と
なる等の問題を生ずる。また、クライアントがアクセス
したサーバの動作が停止していた場合、サーバ無応答に
よるタイムアウト発生まで、クライアントの動作が停止
する。サーバ無応答によるタイムアウト時間は、ネット
ワークの最高負荷およびサーバ最高負荷での応答時間を
考慮し決定されるもので、通常のサーバ応答時間に比べ
長時間に設定される。従って、クライアントの動作停止
が長時間となる。
【０００８】したがって本発明の目的は、タグ情報の登
録のための作業工数が少なく、オンラインタグサーバの
切り替えに対しても、常にオンラインタグサーバへのア
クセスを可能とするタグサーバを二重化したプロセス監
視制御装置を提供することにある。
録のための作業工数が少なく、オンラインタグサーバの
切り替えに対しても、常にオンラインタグサーバへのア
クセスを可能とするタグサーバを二重化したプロセス監
視制御装置を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明のタグサーバを二
重化した監視制御装置は、タグ検索部およびアドレス記
憶部を有するクライアントと、制御データを記憶し、前
記クライアントからのデータ書き込みおよび読み出しに
応答し、それぞれ独立のネットワークアドレスを有する
とともに一方がオンライン状態で他方がスタンバイ状態
に置かれる待機冗長型の二重化タグサーバと、前記クラ
イアントおよび二重化タグサーバが接続される共通のネ
ットワークとを備え、前記クライアントは初回タグサー
バアクセス時にオンラインタグサーバを検索してそのア
ドレスを記憶し、以後のタグサーバへのアクセス時に、
前記アドレス記憶部を参照することを特徴とするもので
ある。
重化した監視制御装置は、タグ検索部およびアドレス記
憶部を有するクライアントと、制御データを記憶し、前
記クライアントからのデータ書き込みおよび読み出しに
応答し、それぞれ独立のネットワークアドレスを有する
とともに一方がオンライン状態で他方がスタンバイ状態
に置かれる待機冗長型の二重化タグサーバと、前記クラ
イアントおよび二重化タグサーバが接続される共通のネ
ットワークとを備え、前記クライアントは初回タグサー
バアクセス時にオンラインタグサーバを検索してそのア
ドレスを記憶し、以後のタグサーバへのアクセス時に、
前記アドレス記憶部を参照することを特徴とするもので
ある。
【００１０】また、上記本発明のタグサーバを二重化し
た監視制御装置においては、前記二重化タグサーバはオ
ンライン動作時には前記クライアントからの要求に正常
応答し、スタンバイ動作中には前記クライアントからの
要求に異常応答をし、前記クライアントは異常応答受信
時に以前に前記記憶部に記憶したオンラインタグサーバ
のアドレスを無効とし、再度オンラインタグサーバの検
索を実施することを特徴とするものである。
た監視制御装置においては、前記二重化タグサーバはオ
ンライン動作時には前記クライアントからの要求に正常
応答し、スタンバイ動作中には前記クライアントからの
要求に異常応答をし、前記クライアントは異常応答受信
時に以前に前記記憶部に記憶したオンラインタグサーバ
のアドレスを無効とし、再度オンラインタグサーバの検
索を実施することを特徴とするものである。
【００１１】さらに、上記本発明のタグサーバを二重化
した監視制御装置においては、前記スタンバイ状態にお
かれたタグサーバは待機中にオンライン状態におかれた
タグサーバの動作を監視し、異常検出時にはオンライン
動作を開始し、前記クライアントに二重化切り替えを通
知し、前記クライアントは二重化切り替え通知を受け、
以前に前記記憶部に記憶したオンライン状態のタグサー
バのアドレスを無効とし、以後のタグアクセス時には再
度オンライン状態におかれたタグサーバの検索を実施す
ることを特徴とするものである。
した監視制御装置においては、前記スタンバイ状態にお
かれたタグサーバは待機中にオンライン状態におかれた
タグサーバの動作を監視し、異常検出時にはオンライン
動作を開始し、前記クライアントに二重化切り替えを通
知し、前記クライアントは二重化切り替え通知を受け、
以前に前記記憶部に記憶したオンライン状態のタグサー
バのアドレスを無効とし、以後のタグアクセス時には再
度オンライン状態におかれたタグサーバの検索を実施す
ることを特徴とするものである。
【００１２】さらに、上記本発明のタグサーバを二重化
した監視制御装置においては、前記スタンバイ状態にお
かれたタグサーバは待機中にオンライン状態におかれた
タグサーバの動作を監視し、異常検出時にはオンライン
動作を開始し、前記クライアントに二重化切り替えを通
知すとともに、オンライン動作を開始したタグサーバの
アドレスを通知し、前記クライアントは二重化切り替え
通知を受け、同時に受け取った前記タグサーバのアドレ
スを前記記憶部に記憶し、以後のタグアクセス時に前記
記憶部を参照することを特徴とするものである。
した監視制御装置においては、前記スタンバイ状態にお
かれたタグサーバは待機中にオンライン状態におかれた
タグサーバの動作を監視し、異常検出時にはオンライン
動作を開始し、前記クライアントに二重化切り替えを通
知すとともに、オンライン動作を開始したタグサーバの
アドレスを通知し、前記クライアントは二重化切り替え
通知を受け、同時に受け取った前記タグサーバのアドレ
スを前記記憶部に記憶し、以後のタグアクセス時に前記
記憶部を参照することを特徴とするものである。
【００１３】さらに、上記本発明のタグサーバを二重化
した監視制御装置においては、前記クライアントは初回
タグサーバアクセス時にオンライン状態におかれたタグ
サーバおよびスタンバイ状態におかれたタグサーバを検
索し、それそれのアドレスを前記記憶部に記憶し、以後
のタグサーバアクセス時にオンライン状態におかれたタ
グサーバのアドレスを参照し、タグサーバアクセスが異
常終了した場合には、スタンバイ状態におかれたタグサ
ーバのアドレスを参照し、再度タグアクセスを実施する
ことを特徴とするものである。
した監視制御装置においては、前記クライアントは初回
タグサーバアクセス時にオンライン状態におかれたタグ
サーバおよびスタンバイ状態におかれたタグサーバを検
索し、それそれのアドレスを前記記憶部に記憶し、以後
のタグサーバアクセス時にオンライン状態におかれたタ
グサーバのアドレスを参照し、タグサーバアクセスが異
常終了した場合には、スタンバイ状態におかれたタグサ
ーバのアドレスを参照し、再度タグアクセスを実施する
ことを特徴とするものである。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
用いて詳細に説明する。
用いて詳細に説明する。
【００１５】図１は本発明の実施の形態を示すプロセス
監視制御装置の構成図である。クライアントであるオペ
レータインタフェースステーション１１と二重化された
サーバであるプロセスコントローラ１８および１９がネ
ットワーク２５で相互に接続される。オペレータインタ
フェースステーシヨン１１でタグ状態表示部１２および
タグ操作１３がクライアント機能として動作する。タグ
状態表示部１２は、ネットワーク制御部１４を経由し、
プロセスコントローラ１８からタグデータを読み出す。
タグ操作１３は、ネットワーク制御部１４を経由し、プ
ロセスコントローラ１８にタグデータを書き込む。ネッ
トワーク制御部１４では、該当タグを持つオンラインの
プロセスコントローラのアドレスをアドレス記憶部１６
に記憶している場合には、そのアドレスを参照しタグア
クセスを実施する。また、アドレス記憶部１６が無効の
場合には、タグ検索部１７によりアドレスを求める。タ
グ検索部１７ではネットワークで接続する全てのプロセ
スコントローラにタグ検索要求を送信し、正常応答を返
したプロセスコントローラ１８のアドレスをアドレス記
憶部１６に記憶する。アドレス記憶部１６は、検索済み
のタグについてそれらのタグを持つプロセスコントロー
ラのアドレスを記憶する。
監視制御装置の構成図である。クライアントであるオペ
レータインタフェースステーション１１と二重化された
サーバであるプロセスコントローラ１８および１９がネ
ットワーク２５で相互に接続される。オペレータインタ
フェースステーシヨン１１でタグ状態表示部１２および
タグ操作１３がクライアント機能として動作する。タグ
状態表示部１２は、ネットワーク制御部１４を経由し、
プロセスコントローラ１８からタグデータを読み出す。
タグ操作１３は、ネットワーク制御部１４を経由し、プ
ロセスコントローラ１８にタグデータを書き込む。ネッ
トワーク制御部１４では、該当タグを持つオンラインの
プロセスコントローラのアドレスをアドレス記憶部１６
に記憶している場合には、そのアドレスを参照しタグア
クセスを実施する。また、アドレス記憶部１６が無効の
場合には、タグ検索部１７によりアドレスを求める。タ
グ検索部１７ではネットワークで接続する全てのプロセ
スコントローラにタグ検索要求を送信し、正常応答を返
したプロセスコントローラ１８のアドレスをアドレス記
憶部１６に記憶する。アドレス記憶部１６は、検索済み
のタグについてそれらのタグを持つプロセスコントロー
ラのアドレスを記憶する。
【００１６】プロセスコントローラ１８および１９は二
重化を構成する。プロセスコントローラ１８および１９
はそれぞれ、タグ登録部２４、要求処理部２０、制御入
出力部２１、二重化監視部２３、動作状態表示部２２で
構成される。
重化を構成する。プロセスコントローラ１８および１９
はそれぞれ、タグ登録部２４、要求処理部２０、制御入
出力部２１、二重化監視部２３、動作状態表示部２２で
構成される。
【００１７】タグ登録部２４はシステム構築によりシス
テムにユニークなタグ番号およびそのタグの動作につい
て登録された情報である。
テムにユニークなタグ番号およびそのタグの動作につい
て登録された情報である。
【００１８】二重化監視部２３は、二重化の相手へ動作
信号を出力し、相手からの動作信号を入力することによ
り、相手の動作状態を診断し、オンラインまたはス夕ン
バイの動作状態を決定し、その結果を動作状態表示部２
２に記憶する。
信号を出力し、相手からの動作信号を入力することによ
り、相手の動作状態を診断し、オンラインまたはス夕ン
バイの動作状態を決定し、その結果を動作状態表示部２
２に記憶する。
【００１９】要求処理部２０はオペレータインタフェー
スステーシヨン１１からの要求を受信し、処理結果を応
答する。要求処理部２０はタグ検索要求受信時には、タ
グ登録部２４および動作状態表示部２２を参照し、該当
タグが存在しない場合にはエラー応答、該当タグが存在
しオンライン動作中の場合には正常応答、該当タグが存
在しスタンバイ動作中の場合にはスタンバイ応答を実施
する。要求処理部２０は、また、タグアクセス要求受信
時には制御入出力部１１からのデータ読み出し、制御入
出力部２１へのデータ書き込みを実施する。
スステーシヨン１１からの要求を受信し、処理結果を応
答する。要求処理部２０はタグ検索要求受信時には、タ
グ登録部２４および動作状態表示部２２を参照し、該当
タグが存在しない場合にはエラー応答、該当タグが存在
しオンライン動作中の場合には正常応答、該当タグが存
在しスタンバイ動作中の場合にはスタンバイ応答を実施
する。要求処理部２０は、また、タグアクセス要求受信
時には制御入出力部１１からのデータ読み出し、制御入
出力部２１へのデータ書き込みを実施する。
【００２０】図２乃至６は上記本発明のプロセス監視制
御装置の動作を説明するための図である。これらの図に
おいて、プロセスコントローラ１および２は、図１にお
けるプロセスコントローラ１８および１９に対応し、ネ
ットワーク２５に接続された複数組の二重化されたサー
バを有するプロセスコントローラを代表して１組示した
ものである。
御装置の動作を説明するための図である。これらの図に
おいて、プロセスコントローラ１および２は、図１にお
けるプロセスコントローラ１８および１９に対応し、ネ
ットワーク２５に接続された複数組の二重化されたサー
バを有するプロセスコントローラを代表して１組示した
ものである。
【００２１】オペレータインタフエースステーシヨン１
１のネットワーク制御部１４がタグ読み出しまたはタグ
書き込みを実施する場合に、アドレス記憶部１６が無効
の時にはタグ検索要求を全てのコントローラ１、２に送
信し、正常応答をしたコントローラ１のアドレス（アド
レス１）を記憶する。異常応答をしたコントローラ２は
スタンバイ状態にあることを示している。アドレス記憶
が無効でない場合にはそのアドレス（アドレス１）を持
つコントローラにタグ読み出しまたはタグ書き込み要求
を送信する。プロセスコントローラはタグ検索要求を受
信し、該当タグを持ちオンラインで動作中のプロセスコ
ントローラは正常応答を、それ以外のプロセスコントロ
ーラは異常応答を実施する。このような動作により、オ
ペレータインタフエースステーシヨン１１では、図７の
従来装置におけるようなタグ登録部を必要としない。
１のネットワーク制御部１４がタグ読み出しまたはタグ
書き込みを実施する場合に、アドレス記憶部１６が無効
の時にはタグ検索要求を全てのコントローラ１、２に送
信し、正常応答をしたコントローラ１のアドレス（アド
レス１）を記憶する。異常応答をしたコントローラ２は
スタンバイ状態にあることを示している。アドレス記憶
が無効でない場合にはそのアドレス（アドレス１）を持
つコントローラにタグ読み出しまたはタグ書き込み要求
を送信する。プロセスコントローラはタグ検索要求を受
信し、該当タグを持ちオンラインで動作中のプロセスコ
ントローラは正常応答を、それ以外のプロセスコントロ
ーラは異常応答を実施する。このような動作により、オ
ペレータインタフエースステーシヨン１１では、図７の
従来装置におけるようなタグ登録部を必要としない。
【００２２】図３は、オペレータステーション１１のネ
ツトワーク制御部１４がタグ検索部を実施した後に、プ
ロセスコントローラの二重化切り替えが発生した場合の
動作を示している。この場合、ネツトワーク制御部１４
がスタンバイ動作中のプロセスコントローラ１にタグ読
み出し要求を送信すると、ネットワーク制御部１４が異
常応答を受信し、アドレス記憶部１６を無効とし、再度
タグ検索を実施する。従って、オペレータステーション
では常にオンラインのコントローラにアクセスし、誤っ
た制御データの読み出し、制御出力が無効となる等の間
題を生じない。図４は、スタンバイ動作中のプロセスコ
ントローラ２がオンライン動作中のプロセスコントロー
ラ１を診断し、異常を検出した場合の動作を示してお
り、この場合にはプロセスコントローラ２は二重化切り
替え通知を実施する。オペレータインタフェースステー
ション１１のネットワーク制御部１４では、二重化切り
替え通知を受信し、アドレス記憶部１６を無効とする。
従つて、停止したプロセスコントローラ１に要求を送信
することがなく、サーバ無応答によるタイムアウト時
間、クライアントの動作が停止することがない。
ツトワーク制御部１４がタグ検索部を実施した後に、プ
ロセスコントローラの二重化切り替えが発生した場合の
動作を示している。この場合、ネツトワーク制御部１４
がスタンバイ動作中のプロセスコントローラ１にタグ読
み出し要求を送信すると、ネットワーク制御部１４が異
常応答を受信し、アドレス記憶部１６を無効とし、再度
タグ検索を実施する。従って、オペレータステーション
では常にオンラインのコントローラにアクセスし、誤っ
た制御データの読み出し、制御出力が無効となる等の間
題を生じない。図４は、スタンバイ動作中のプロセスコ
ントローラ２がオンライン動作中のプロセスコントロー
ラ１を診断し、異常を検出した場合の動作を示してお
り、この場合にはプロセスコントローラ２は二重化切り
替え通知を実施する。オペレータインタフェースステー
ション１１のネットワーク制御部１４では、二重化切り
替え通知を受信し、アドレス記憶部１６を無効とする。
従つて、停止したプロセスコントローラ１に要求を送信
することがなく、サーバ無応答によるタイムアウト時
間、クライアントの動作が停止することがない。
【００２３】図５においては、スタンバイ動作中のブロ
セスコントローラ１はオンライン動作中のプロセスコン
トローラ２を診断し、異常を検出した場合の動作を示し
ており、この場合にはプロセスコントローラ１は二重化
切り替えとオンラインプロセスコントローラ１のアドレ
スを通知する。オペレータインタフェースステーション
１１のネットワーク制御部１４では、二重化切り替え通
知を受信し、アドレス記憶部１６を更新する。したがっ
て、プロセスコントローラの二重化切り替え時に、タグ
検索処理を必要とせず、即座にタグアクセスが実施でき
る。
セスコントローラ１はオンライン動作中のプロセスコン
トローラ２を診断し、異常を検出した場合の動作を示し
ており、この場合にはプロセスコントローラ１は二重化
切り替えとオンラインプロセスコントローラ１のアドレ
スを通知する。オペレータインタフェースステーション
１１のネットワーク制御部１４では、二重化切り替え通
知を受信し、アドレス記憶部１６を更新する。したがっ
て、プロセスコントローラの二重化切り替え時に、タグ
検索処理を必要とせず、即座にタグアクセスが実施でき
る。
【００２４】図６においては、オペレータインタフェー
スステーション１１のネットワーク制御部１４が、タグ
検索実施時にオンラインおよびスタンバイ状態のプロセ
スコントローラのアドレスを記憶する場合の動作を示し
ている。これにより、タグ読み出し時にはオンラインア
ドレスを参照し、異常応答を受信した場合には、スタン
バイアドレスを参照する。したがって、プロセスコント
ローラの二重化切り替え時に、即座にタグアクセスが実
施できる。
スステーション１１のネットワーク制御部１４が、タグ
検索実施時にオンラインおよびスタンバイ状態のプロセ
スコントローラのアドレスを記憶する場合の動作を示し
ている。これにより、タグ読み出し時にはオンラインア
ドレスを参照し、異常応答を受信した場合には、スタン
バイアドレスを参照する。したがって、プロセスコント
ローラの二重化切り替え時に、即座にタグアクセスが実
施できる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、クライア
ントであるオペレータインタフェースステーションにタ
グ登録を必要としないため、システム構築の作業効率、
保守性が高い。
ントであるオペレータインタフェースステーションにタ
グ登録を必要としないため、システム構築の作業効率、
保守性が高い。
【００２６】また、二重化切り替え時にも即座にオンラ
インサーバプロセスコントローラを検出することができ
るため、信頼性、応答性の良好なプロセス監視制御装置
を得ることができる。
インサーバプロセスコントローラを検出することができ
るため、信頼性、応答性の良好なプロセス監視制御装置
を得ることができる。
【図１】本発明の実施形態に係るタグサーバを二重化し
た監視制御装置の構成を示すブロック図である。
た監視制御装置の構成を示すブロック図である。
【図２】図１に示す監視制御装置の動作を示す図であ
る。
る。
【図３】図１に示す監視制御装置の動作を示す図であ
る。
る。
【図４】図１に示す監視制御装置の動作を示す図であ
る。
る。
【図５】図１に示す監視制御装置の動作を示す図であ
る。
る。
【図６】図１に示す監視制御装置の動作を示す図であ
る。
る。
【図７】従来のタグサーバを二重化した監視制御装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
１１ オペレータインタフェースステーション １２ タグ状態表示部 １３ タグ操作部 １４ ネットワーク制御部 １５ タグアクセス部 １６ アドレス記憶部 １７ タグ検索部 １８ プロセスコントローラ １９ プロセスコントローラ ２０ 要求処理部 ２１ 制御入出力部 ２２ 動作状態表示部 ２３ 二重化監視部 ２４ タグ登録部 ２５ ネットワーク
Claims (5)
- 【請求項１】 タグ検索部およびアドレス記憶部を有す
るクライアントと、制御データを記憶し、前記クライア
ントからのデータ書き込みおよび読み出しに応答し、そ
れぞれ独立のネットワークアドレスを有するとともに一
方がオンライン状態で他方がスタンバイ状態に置かれる
待機冗長型の二重化タグサーバと、前記クライアントお
よび二重化タグサーバが接続される共通のネットワーク
とを備え、前記クライアントは初回タグサーバアクセス
時にオンラインタグサーバを検索してそのアドレスを記
憶し、以後のタグサーバへのアクセス時に前記アドレス
記憶部を参照することを特徴とするタグサーバを二重化
した監視制御装置。 - 【請求項２】 前記二重化タグサーバはオンライン動作
時には前記クライアントからの要求に正常応答し、スタ
ンバイ動作中には前記クライアントからの要求に異常応
答をし、前記クライアントは異常応答受信時に以前に前
記記憶部に記憶したオンラインタグサーバのアドレスを
無効とし、再度オンラインタグサーバの検索を実施する
ことを特徴とする請求項１記載のタグサーバを二重化し
た監視制御装置。 - 【請求項３】 前記スタンバイ状態におかれたタグサー
バは待機中にオンライン状態におかれたタグサーバの動
作を監視し、異常検出時にはオンライン動作を開始し、
前記クライアントに二重化切り替えを通知し、前記クラ
イアントは二重化切り替え通知を受け、以前に前記記憶
部に記憶したオンライン状態のタグサーバのアドレスを
無効とし、以後のタグアクセス時には再度オンライン状
態におかれたタグサーバの検索を実施することを特徴と
する請求項２記載のタグサーバを二重化した監視制御装
置。 - 【請求項４】 前記スタンバイ状態におかれたタグサー
バは待機中にオンライン状態におかれたタグサーバの動
作を監視し、異常検出時にはオンライン動作を開始し、
前記クライアントに二重化切り替えを通知すとともに、
オンライン動作を開始したタグサーバのアドレスを通知
し、前記クライアントは二重化切り替え通知を受け、同
時に受け取った前記タグサーバのアドレスを前記記憶部
に記憶し、以後のタグアクセス時に前記記憶部を参照す
ることを特徴とする請求項２記載のタグサーバを二重化
した監視制御装置。 - 【請求項５】 前記クライアントは初回タグサーバアク
セス時にオンライン状態におかれたタグサーバおよびス
タンバイ状態におかれたタグサーバを検索し、それそれ
のアドレスを前記記憶部に記憶し、以後のタグサーバア
クセス時にオンライン状態におかれたタグサーバのアド
レスを参照し、タグサーバアクセスが異常終了した場合
には、スタンバイ状態におかれたタグサーバのアドレス
を参照し、再度タグアクセスを実施することを特徴とす
る請求項１記載のタグサーバを二重化した監視制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10275439A JP2000105712A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | タグサーバを二重化した監視制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10275439A JP2000105712A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | タグサーバを二重化した監視制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000105712A true JP2000105712A (ja) | 2000-04-11 |
Family
ID=17555548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10275439A Pending JP2000105712A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | タグサーバを二重化した監視制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000105712A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1315073C (zh) * | 2003-01-23 | 2007-05-09 | 英业达股份有限公司 | 可在线进行信息搜寻的计算机网络信息系统 |
-
1998
- 1998-09-29 JP JP10275439A patent/JP2000105712A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1315073C (zh) * | 2003-01-23 | 2007-05-09 | 英业达股份有限公司 | 可在线进行信息搜寻的计算机网络信息系统 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5121486A (en) | Network control system for dynamically switching a logical connection between an identified terminal device and an indicated processing unit | |
| US4894828A (en) | Multiple sup swap mechanism | |
| CN110807064B (zh) | Rac分布式数据库集群系统中的数据恢复装置 | |
| US6931564B2 (en) | Failure isolation in a distributed processing system employing relative location information | |
| JP3481737B2 (ja) | ダンプ採取装置およびダンプ採取方法 | |
| CN110580235B (zh) | 一种sas扩展器通信方法及装置 | |
| JP2006012004A (ja) | ホットスタンバイシステム | |
| JP2687927B2 (ja) | 外部バスの障害検出方法 | |
| US6574753B1 (en) | Peer link fault isolation | |
| JPS6375963A (ja) | システム回復方式 | |
| JP2000105712A (ja) | タグサーバを二重化した監視制御装置 | |
| JPH03201636A (ja) | 直列制御装置のデータ入力制御装置 | |
| JP3127941B2 (ja) | 二重化装置 | |
| EP1845447B1 (en) | Method, apparatus and software for preventing switch failures in the presence of faults | |
| JP2773740B2 (ja) | ディスク装置の診断システム | |
| JPH0695731A (ja) | 障害要因診断方式 | |
| JP4089459B2 (ja) | 不在装置通知手段を備えた接続状態検出システム | |
| JP2947571B2 (ja) | 障害診断装置 | |
| JPH0662114A (ja) | プロセッサ間診断処理方式 | |
| JPH07200502A (ja) | トランザクション処理システムにおける二重化装置 | |
| JP3214551B2 (ja) | 競合検出故障診断方式、競合検出故障診断方法、バスコンバータ、および記録媒体 | |
| JPH10124338A (ja) | 並列処理装置 | |
| JP2001014256A (ja) | 共有ディスク装置を有する計算機システム | |
| JPH08265320A (ja) | ネットワークシステム障害検出処理回路 | |
| JPH02153437A (ja) | 出力メッセージ回復方式 |