JP2001014256A - 共有ディスク装置を有する計算機システム - Google Patents

共有ディスク装置を有する計算機システム

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JP2001014256A
JP2001014256A JP11185166A JP18516699A JP2001014256A JP 2001014256 A JP2001014256 A JP 2001014256A JP 11185166 A JP11185166 A JP 11185166A JP 18516699 A JP18516699 A JP 18516699A JP 2001014256 A JP2001014256 A JP 2001014256A
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disk device
shared disk
scsi
computer
control function
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Shinichi Nakano
伸一 中野
Katsushige Manabe
勝重 真鍋
Masayoshi Ishizawa
正芳 石沢
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別なインターフェースを用いることなしに
SCSIバスを使って、複数の計算機を接続する安価な
共有ディスク装置を提供する。 【解決手段】 主系計算機1と従系計算機2は、SCS
Iバス4によって共有ディスク装置3に接続されてい
る。主系計算機1は、一定周期で装置管理デバイス32
に対してSCSIコマンドを発行し、装置管理デバイス
32は、装置異常出力部33の状態を応答として返すこ
とによって、共有ディスク装置3の状態を監視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の計算機の
間でデータを共有するディスク装置を備えたものにおい
て、その接続形態、制御方法を簡易化を図る計算機シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の共有ディスク装置を備えた
計算機システムを示すブロック構成図である。この計算
機システムは、主系計算機100と、従系計算機200
と、共有ディスク装置300とを主要構成要素としてい
る。主系計算機100は、本システムを本来制御するた
めのものであり、CPU、メモリ等で構成される中央処
理装置で実行されるプログラム群101と、共有ディス
ク装置300とのインターフェースを行うインターフェ
ースカード102と、主系計算機100をオペレータが
操作するためのコンソール103とを有している。プロ
グラム群101は、アプリケーションプログラム(AP
L)101a、共有ディスク装置300に対する制御を
行う共有ディスク装置制御機能101b、インターフェ
ースカード102上のSCSIバス制御部の制御とSC
SIバス上に接続されるデバイスの制御を行うSCSI
制御機能101c、インターフェースカード102上の
メンテナンスパネル制御部の制御を行うメンテナンスパ
ネル制御機能101d、インターフェースカード102
上の装置異常入力部の制御を行う装置異常入力制御機能
101eで構成される。
【0003】従系計算機200は、主系計算機100が
何らかの異常によりシステムの制御が行えなくなった場
合にシステムのバックアップを行う計算機であり、CP
U、メモリ等で構成される中央処理装置で実行されるプ
ログラム群201と、共有ディスク装置300とのイン
ターフェースを行うインターフェースカード202と、
主系計算機200をオペレータが操作するためのコンソ
ール203を有している。プログラム群201は、アプ
リケーションプログラム201a、共有ディスク装置3
00に対する制御を行う共有ディスク装置制御機能20
1b、インターフェースカード202上のSCSIバス
制御部の制御とSCSIバス上に接続されるデバイスの
制御を行うSCSI制御機能201c、インターフェー
スカード202上のメンテナンスパネル制御部の制御を
行うメンテナンスパネル制御機能201d、インターフ
ェースカード202上の装置異常入力部の制御を行う装
置異常入力制御機能201eで構成される。
【0004】また、共有ディスク装置300は、データ
を格納するディスク装置301a及び301bと、ディ
スク装置301a及び301bの状態をオペレータに通
知/変更するためのLEDや状態切替えスイッチを搭載
したメンテナンスパネル302a及び302bと、共有
ディスク装置300のファン故障や高信頼化のための二
重化電源異常等の装置異常を外部に出力するための装置
異常出力部303を有している。
【0005】そして、主計計算機100及び従計計算機
200のインターフェースカード102及び202と、
共有ディスク装置300のディスク装置301a及び3
01bとは、SCSIバス401により接続されてい
る。また、伝送路402a及び402bは、メンテナン
スパネル302a及び302bのLEDやスイッチ状態
をインターフェースカード102及び202に伝えるた
めに設置され、伝送路403a及び403bは、装置異
常出力部303の状態をインターフェースカード102
及び202に伝えるために設置されている。
【0006】次に、上記従来の計算機システムの動作に
ついて説明する。共有ディスク装置300内でファン故
障、又は二重化電源異常が発生した場合、装置異常出力
部303は、伝送路403aを通じてインターフェース
カード102に状態を伝える。主系計算機100の共有
ディスク装置制御機能101bは、一定周期で装置異常
入力機能を通じてインターフェースカード102上の装
置異常入力部の状態を監視しており、異常発生を検出し
た場合は、コンソール103を通じて、オペレータに通
知する。
【0007】また、アプリケーションプログラム101
aは、共有ディスク装置制御機能101bを通じてアプ
リケーションデータを共有ディスク装置300に格納す
る。すなわち、共有ディスク制御機能101bは、SC
SI制御機能101cを通じて、インターフェースカー
ド102のSCSI制御部を制御してディスク装置30
1aにアプリケーションデータを格納する。この時、共
有ディスク装置制御機能101bは、同一のアプリケー
ションデータを前述の経路を通じてディスク装置301
bにも格納する。この時、ディスク装置301aが故障
により、データを格納できない場合、共有ディスク装置
制御機能101bは、メンテナンスパネル制御機能10
1dを通じて、インターフェースカード102のメンテ
ナンスパネル制御部を制御してメンテナンスパネル30
2aに、ディスク装置301aがオフライン状態になっ
たことを通知する。従系計算機200がシステムのバッ
クアップとして主系計算機100からシステム制御を引
継いだ場合、共有ディスク装置制御機能201bは、メ
ンテナンスパネル制御機能201dを通じて、インター
フェースカード202のメンテナンスパネル制御部を制
御してメンテナンスパネル302aの状態を取得し、オ
フライン状態であればディスク装置301aの使用を抑
止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の共有ディスク装
置を有する計算機システムは、前述のように構成されて
おり、計算機と共有ディスク装置を接続するために汎用
インターフェースであるSCSI以外に特別なインター
フェースを持たなければならず、そのため、システム構
成に柔軟性がなく、ハードウェアの部品点数の増加を招
きコストを増加させるという問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、計算機とのインターフェースを
SCSIに統一して共有ディスク装置の接続を行うこと
により、安価にシステム構築が行えることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の計算機とそれらのデータを格納する共有ディスク装置
を汎用インターフェースバスで接続している計算機シス
テムにおいて、共有ディスク装置内に、ディスク装置状
態の異常を各計算機から汎用インターフェースコマンド
により取得可能な装置管理デバイスを備えたことを特徴
とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、共有ディスク装置の装置管理デバイスに、共有ディ
スク装置内の各ディスク状態を各計算機から汎用インタ
ーフェースコマンドにより書込み/読込みを行えるディ
スク装置管理テーブルを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、複数の計算機とそれら
のデータを格納する共有ディスク装置をバス接続してい
る計算機システムにおいて、共有ディスク装置内に、デ
ィスク装置状態の異常を各計算機から汎用インターフェ
ースコマンドにより取得可能な装置管理デバイスを備
え、装置管理デバイスを前記バスとは別の独立した汎用
インターフェースバスにより接続したことを特徴とす
る。
【0013】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、共有ディスク装置の装置管理デバイスに、共有ディ
スク装置内の各ディスク状態を各計算機から汎用インタ
ーフェースコマンドにより書込み/読込みを行えるディ
スク装置管理テーブルを備えたことを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、装置管理デバイス用の
汎用インターフェースとして、SCSIを使用したこと
を特徴とする。ここで、SCSIとは、スモール・コン
ピュータ・インターフェース(Small Compu
ter System Interface)の略であ
り、ANSI(American NationalS
tandard Institute)が定めた計算機
と補助記憶装置を接続するための規格である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。
【0016】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1による共有ディスク装置を備えた計算機システム
を示すブロック構成図である。この計算機システムは、
主系計算機1及び従系計算機2、共有ディスク装置3、
及びそれらを接続するSCSIバス4を主要構成として
いる。主系計算機1は、本システムを本来制御するため
のものであり、CPU,メモリ等で構成される中央処理
装置により実行されるプログラム群11と、SCSIカ
ード12と、主系計算機1をオペレータが操作するため
のコンソール13を有している。プログラム群11は、
アプリケーションプログラム(APL)11a、共有デ
ィスク装置3に対する制御を行う共有ディスク装置制御
機能11b、SCSIカード12上のSCSIバス制御
部の制御並びにSCSIバス上に接続されるデバイスの
制御を行うSCSI制御機能11cにより構成されてい
る。
【0017】従系計算機2は、主系計算機1が何らかの
異常によりシステムの制御が行えなくなった場合にシス
テムのバックアップを行うためのものであり、CPU,
メモリ等で構成される中央処理装置で実行されるプログ
ラム群21と、SCSIカード22、従系計算機2をオ
ペレータが操作するためのコンソール23を有してい
る。プログラム群21は、アプリケーションプログラム
21a、共有ディスク装置3に対する制御を行う共有デ
ィスク装置制御機能21b、SCSIカード22上のS
CSIバス制御部の制御並びにSCSIバス上に接続さ
れるデバイスの制御を行うSCSI制御機能21cによ
り構成される。
【0018】共有ディスク装置3は、データを格納する
ディスク装置31a及び31bと、CPU,メモリ,S
CSIコントローラ等で構成される装置管理デバイス3
2と、共有ディスク装置3のファン故障や高信頼化のた
めの二重化電源異常等の装置異常を外部に出力するため
の装置異常出力部33を有している。装置管理デバイス
32は、SCSIバスを制御するSCSI制御機能32
a、SCSIコマンドを解析/処理するSCSIコマン
ド処理機能32bを備えている。
【0019】次に、実施の形態1の動作について説明す
る。主系計算機1の共有ディスク装置制御機能11b
は、共有ディスク装置3の状態を監視するために、一定
周期で装置管理デバイス32に対して”Test Un
it Ready”コマンドをSCSI制御機能11c
を通じて発行する。装置管理デバイス32は、SCSI
制御機能32aを介して受信したSCSIコマンドをコ
マンド処理機能32bにより解析する。コマンド処理機
能32bは、”Test Unit Ready”コマ
ンドを受信した場合、装置異常出力部33の状態を取得
し、共有ディスク装置が正常であれば、”Good S
tatus”を返す。しかし、異常であれば、”Che
ck Condition Status”を返す。
【0020】”Check Condition St
atus”を受信した主系計算機1の共有ディスク装置
制御機能11bは、”Request Sense”コ
マンドをSCSI制御機能11cを通じて発行する。装
置管理デバイス32は、”Request Sens
e”コマンドを受信すると装置異常出力部33の状態を
Senseデータのコマンド固有情報に例えば図2で示
すデータ形式で格納して返す。共有ディスク装置制御機
能11bは、受信したSenseデータにより、共有デ
ィスク装置3の異常を取得し、コンソール13を通して
オペレータに異常を通知する。
【0021】以上のように、この発明の実施の形態1に
よれば、SCSIコマンドにより、共有ディスク装置の
異常出力部の状態を取得できる装置管理デバイスを備え
ることにより、異常出力部の状態を取得するために特別
なインターフェースを備えることなく、共有ディスク装
置の状態の監視が行える。
【0022】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2による共有ディスク装置を備えた計算機システム
を示すブロック構成図である。この実施の形態において
は、共有ディスク装置3内のディスク装置31a及び3
1bの状態を管理するために、装置管理デバイス32内
のメモリにディスク装置管理テーブル32cを設けてい
る。その他の構成は、実施の形態1(図1)と同様なの
で、重複する説明を省略する。
【0023】次に、実施の形態2の動作について説明す
る。主系計算機1のアプリケーションプログラム11a
は、共有ディスク制御機能11bを通じてアプリケーシ
ョンデータを共有ディスク装置3に格納する。すなわ
ち、共有ディスク制御機能11bは、ディスク装置31
aにアプリケーションデータを格納する。この時、共有
ディスク制御機能11bは、同一のアプリケーションデ
ータをディスク装置31bにも格納する。
【0024】ここで、ディスク装置31aが故障によ
り、データを格納できない場合、共有ディスク装置制御
機能11bは、装置管理デバイス32に対して例えば図
4で示すデータ形式で”Write6”コマンドを発行
し、ディスク装置31aがオフライン状態になったこと
を通知する。この時、”Write6”コマンドで指定
する論理ブロックアドレスは0とし、転送長は1とす
る。装置管理デバイス32は、SCSI制御機能32a
を通じて受信したSCSIコマンドをコマンド処理機能
32bが解析する。コマンド処理機能32bは、”Wr
ite6”コマンドを受信した場合、”Write6”
コマンドに付随するデータから対応するディスク装置の
SCSI ID,状態をディスク装置管理テーブル32
c内に格納し、応答を返す。
【0025】従系計算機2がシステムのバックアップと
して主系計算機1からシステム制御を引継いだ場合、共
有ディスク装置制御機能21bは、装置管理デバイス3
2に対して”Read6”コマンドを発行し、ディスク
装置の状態の取得を行う。この時、”Read6”コマ
ンドで指定する論理ブロックアドレスは0とし、転送長
は1とする。装置管理デバイス32は、SCSI制御機
能32aを通じて”Read6”コマンドを受信し、デ
ィスク装置管理テーブル32cの内容を例えば図5で示
すデータ形式で返す。共有ディスク装置制御機能21b
は、受信したデータからディスク装置31aの状態をチ
ェックし、オフライン状態であれば、ディスク装置31
aの使用を抑止する。
【0026】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、SCSIコマンドにより、共有ディスク装置内のデ
ィスク装置の状態の書込み/読込みを行える装置管理デ
バイスを備えることにより、ディスク装置の状態を取得
するために特別なインターフェースを備えることなく、
共有ディスク装置内のディスク装置の状態を把握するこ
とができる。
【0027】実施の形態3.図6は、この発明の実施の
形態3による共有ディスク装置を備えた計算機システム
を示すブロック構成図である。図において、システムを
本来制御する主系計算機1は、CPU,メモリ等で構成
される中央処理装置で実行されるプログラム群11と、
SCSIカード12及び14と、主系計算機1をオペレ
ータが操作するためのコンソール13を有している。プ
ログラム群11は、アプリケーションプログラム(AP
L)11aと、共有ディスク装置に対する制御を行う共
有ディスク制御機能11bと、SCSIカード12,1
4上のSCSIバス制御部の制御並びにSCSIバス上
に接続されるデバイスの制御を行うSCSI制御機能1
1cにより構成される。
【0028】従系計算機2は、主系計算機1が何らかの
異常によりシステムの制御が行えなくなった場合にシス
テムのバックアップを行うためのものであり、CPU,
メモリ等で構成される中央処理装置で実行されるプログ
ラム群21と、SCSIカード22及び24と、従系計
算機2をオペレータが操作するためのコンソール23を
有している。プログラム群21は、アプリケーションプ
ログラム21aと、共有ディスク装置に対する制御を行
う共有ディスク制御機能21bと、SCSIカード2
2,24上のSCSIバス制御部の制御並びにSCSI
バス上に接続されるデバイスの制御を行うSCSI制御
機能21cにより構成される。
【0029】また、共有ディスク装置3は、ディスク装
置31a,31bと、CPU,メモリ、SCSIコント
ローラ等で構成される装置管理デバイス32と、共有デ
ィスク装置3のファン故障や高信頼化のための二重化電
源異常等の装置異常を外部に出力するための装置異常出
力部33を備えている。装置管理デバイス32は、SC
SIバスを制御するSCSI制御機能32aと、SCS
Iコマンドを解析/処理するSCSIコマンド処理機能
32bを有している。
【0030】そして、共有ディスク装置3のディスク装
置31a,31bは、SCSIバス4を介して、主系計
算機1のSCSIカード12及び従系計算機2のSCS
Iカード22に接続され、共有ディスク装置3の装置管
理デバイス32は、SCSIバス5を介して、主系計算
機1のSCSIカード14及び従系計算機2のSCSI
カード24に接続されている。
【0031】次に、実施の形態3の動作について説明す
る。主系計算機1の共有ディスク装置制御機能11b
は、共有ディスク装置3の状態を監視するために、一定
周期で装置管理デバイス32に対して”Test Un
it Ready”コマンドをSCSI制御機能11c
を通じ、SCSIカード14とSCSIバス5を介して
発行する。装置管理デバイス32は、SCSI制御機能
32aを通じて受信したSCSIコマンドをコマンド処
理機能32bが解析する。コマンド処理機能32b
は、”Test Unit Ready”コマンドを受
信した場合、装置異常出力部33の状態を取得し、正常
であれば、”Good Status”を返す。しか
し、異常であれば、”Check Condition
Status”を返す。SCSIバス5及びSCSI
カード14を介して”Check Condition
Status”を受信した共有ディスク装置制御機能
11bは、”Request Sense”コマンドを
SCSI制御機能11cを通じて発行する。装置管理デ
バイス32は、”Request Sense”コマン
ドを受信すると、装置異常出力部33の状態をSens
eデータのコマンド固有情報に、例えば図2で示すデー
タ形式で格納して返す。共有ディスク装置制御機能11
bは、受信したSenseデータにより、共有ディスク
装置3の異常を取得し、コンソール13を通じて、オペ
レータに異常を通知する。従系計算機2は、共有ディス
ク装置制御機能21bからSCSIカード24とSCS
Iバス5を介して情報を取得することができる。
【0032】このように、共有ディスク装置の状態情報
の取得を専用のSCSIバスにより行なうことにより、
情報取得コマンド及び信号のやりとりによって、通常の
共有ディスク装置へのデータアクセスは妨げられない。
そのため、異常状態に対して即対応可能となることか
ら、システムの堅牢性を向上することができる。
【0033】共有ディスク装置3のディスク装置31
a,31bへは、主系計算機1からはSCSIカード1
2を介し、また、従系計算機2からはSCSIカード2
2を介して、SCSIバス4を通じてアクセスする。デ
ィスク装置31a,31bへのアクセスについても、定
期的に情報取得が見込まれる共有ディスク情報に関して
のアクセスが無い分、高速にアクセスすることが可能と
なる。
【0034】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、SCSIコマンドにより、共有ディスク装置の異常
出力部の状態を取得できる装置管理デバイスを備えるこ
とにより、異常出力部の状態を取得するために特別なイ
ンターフェースを備えることなく、また、共有ディスク
装置のアクセスによる状態の監視が行える。また、SC
SIバスをディスクデータアクセス専用と、共有ディス
ク装置の状態情報取得専用との2つを持つことにより、
異常発生時に、即座の対応が可能となる。
【0035】
【発明の効果】請求項1,5の発明によれば、汎用イン
ターフェース(SCSI)バスに接続できる装置管理デ
バイスを共有ディスク装置に備え、汎用インターフェー
ス(SCSI)コマンドによる共有ディスク装置の状態
を取得することにより、従来あった状態取得のための特
別なインターフェースを不要とすることができるので、
一般的な汎用インターフェース(SCSI)バスを使用
するシステムとして共有ディスク装置を接続することが
でき、柔軟で安価なシステムを構築することができる。
【0036】請求項2,5の発明によれば、共有ディス
ク装置内の各ディスク状態を各計算機から書込み/読込
みを行えるディスク装置管理テーブルを備えることによ
り、汎用インターフェース(SCSI)コマンドにより
共有ディスク装置内のディスク装置の状態を取得するこ
とができる。その結果、従来あった状態取得のための特
別なインターフェースを不要とすることができるので、
一般的な汎用インターフェース(SCSI)バスを使用
するシステムとして共有ディスク装置を接続することが
でき、柔軟で安価なシステムを構築することができる。
【0037】請求項3,4,5の発明によれば、装置管
理デバイスを、共有ディスク装置と接続されるバスとは
別々にし、独立した汎用インターフェース(SCSI)
バスにより接続することにより、情報取得に特殊な専用
線を用いない、汎用性の高いシステム構築が可能にな
る。また、ディスク装置に問題が発生した場合には、専
用の独立した汎用インターフェース(SCSI)バスに
より情報取得が可能であり、迅速で強固に共有ディスク
の情報取得を実現する堅牢なシステムを構築することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による共有ディスク
装置を備えた計算機システムを示すブロック構成図であ
る。
【図2】 実施の形態1の装置異常出力部の状態を示す
データフォーマットである。
【図3】 この発明の実施の形態2による共有ディスク
装置を備えた計算機システムを示すブロック構成図であ
る。
【図4】 実施の形態2の“Write6”コマンドに
よるディスク装置の状態を示すデータフォーマットであ
る。
【図5】 実施の形態2の“Read6”コマンドによ
るディスク装置の状態を示すデータフォーマットであ
る。
【図6】 この発明の実施の形態3による共有ディスク
装置を備えた計算機システムを示すブロック構成図であ
る。
【図7】 従来の共有ディスク装置を備えた計算機シス
テムを示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1 主系計算機、2 従系計算機、3 共有ディスク装
置、4,5 SCSIバス、11,21 プログラム
群、11a,21a アプリケーションプログラム、1
1b,21b 共有ディスク装置制御機能、11c,2
1c SCSI制御機能、12,22,14,24 S
CSIカード、13,23 コンソール、31a,31
b ディスク装置、32 装置管理デバイス、32a
SCSI制御機能、32b コマンド処理機能、32c
ディスク装置管理テーブル、33装置異常出力部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/177 678 G06F 15/177 678A (72)発明者 石沢 正芳 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B014 EA04 EB04 FA02 HA03 5B045 BB17 BB29 BB49 JJ27 JJ48 5B065 BA01 CA11 EA39 ZA13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の計算機とそれらのデータを格納す
    る共有ディスク装置を汎用インターフェースバスで接続
    している計算機システムにおいて、 共有ディスク装置内に、ディスク装置状態の異常を各計
    算機から汎用インターフェースコマンドにより取得可能
    な装置管理デバイスを備えたことを特徴とする共有ディ
    スク装置を有する計算機システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、共有ディスク装置の
    装置管理デバイスは、共有ディスク装置内の各ディスク
    状態を各計算機から汎用インターフェースコマンドによ
    り書込み/読込みを行えるディスク装置管理テーブルを
    備えたことを特徴とする共有ディスク装置を有する計算
    機システム。
  3. 【請求項3】 複数の計算機とそれらのデータを格納す
    る共有ディスク装置をバス接続している計算機システム
    において、 共有ディスク装置内に、ディスク装置状態の異常を各計
    算機から汎用インターフェースコマンドにより取得可能
    な装置管理デバイスを備え、装置管理デバイスを前記バ
    スとは別の独立した汎用インターフェースバスにより接
    続したことを特徴とする共有ディスク装置を有する計算
    機システム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、共有ディスク装置の
    装置管理デバイスは、共有ディスク装置内の各ディスク
    状態を各計算機から汎用インターフェースコマンドによ
    り書込み/読込みを行えるディスク装置管理テーブルを
    備えたことを特徴とする共有ディスク装置を有する計算
    機システム。
  5. 【請求項5】 前記装置管理デバイス用の汎用インター
    フェースとして、SCSIを使用したことを特徴とする
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の共有ディ
    スク装置を有する計算機システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7032128B2 (en) 2003-03-28 2006-04-18 Hitachi, Ltd. Method for managing computer, apparatus for managing computer, and computer readable medium storing program for managing computer

Cited By (1)

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US7032128B2 (en) 2003-03-28 2006-04-18 Hitachi, Ltd. Method for managing computer, apparatus for managing computer, and computer readable medium storing program for managing computer

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