JP2000105283A - 指針式時計 - Google Patents
指針式時計Info
- Publication number
- JP2000105283A JP2000105283A JP10275265A JP27526598A JP2000105283A JP 2000105283 A JP2000105283 A JP 2000105283A JP 10275265 A JP10275265 A JP 10275265A JP 27526598 A JP27526598 A JP 27526598A JP 2000105283 A JP2000105283 A JP 2000105283A
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- Japan
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- hand
- pointer
- hour
- pipe
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- Pending
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- Electromechanical Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】簡単な構成により、秒針があたかも生きている
かのような、ユニークな動作が可能となるようにして、
見る者を楽しませる指針式時計を提供する。 【解決手段】同軸上に、時針パイプ４ｃ，分針パイプ４
ｂ，秒針軸４ａとを有し、指針は、時針パイプ４ｃに取
り付けられた時針と、分針パイプ４ｂに取り付けられた
分針５ｂと、秒針軸４ａに取り付けられ秒針軸４ａの方
向に回動自在に支持され、運針により、時針又は分針５
ｂに接近すると第１磁石１と第２磁石２が作用して反発
するので、秒針５ａはＶ溝８を支点として秒針軸４ａの
方向へ回動し、秒針５ａがあたかも生きているかのよう
な印象を見る者に与えることができる。
かのような、ユニークな動作が可能となるようにして、
見る者を楽しませる指針式時計を提供する。 【解決手段】同軸上に、時針パイプ４ｃ，分針パイプ４
ｂ，秒針軸４ａとを有し、指針は、時針パイプ４ｃに取
り付けられた時針と、分針パイプ４ｂに取り付けられた
分針５ｂと、秒針軸４ａに取り付けられ秒針軸４ａの方
向に回動自在に支持され、運針により、時針又は分針５
ｂに接近すると第１磁石１と第２磁石２が作用して反発
するので、秒針５ａはＶ溝８を支点として秒針軸４ａの
方向へ回動し、秒針５ａがあたかも生きているかのよう
な印象を見る者に与えることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、時針、分針及び秒針を
備えた指針式時計に関し、詳しくは、秒針が秒針軸の方
向に回動する指針式時計に関する。
備えた指針式時計に関し、詳しくは、秒針が秒針軸の方
向に回動する指針式時計に関する。
【０００２】
【従来の技術】今日、時針、分針及び秒針を備えた指針
式時計は、一般的な掛時計や置時計、目覚まし時計に用
いられている。このような指針式時計は、例えば実開平
１−１６８８９３号に開示されているように、時針パイ
プの内部に分針パイプを挿通し、分針パイプの内部に秒
針軸を挿通して、該時針パイプ、分針パイプ、秒針パイ
プを同軸上に設け、該時針パイプの外周には時針を取り
付け、該分針パイプの外周には分針を取り付け、該秒針
軸の外周には秒針を取り付けるものである。なお、この
秒針は間欠駆動するステップ運針及び連続的に動作する
連続運針をするものが知られている。
式時計は、一般的な掛時計や置時計、目覚まし時計に用
いられている。このような指針式時計は、例えば実開平
１−１６８８９３号に開示されているように、時針パイ
プの内部に分針パイプを挿通し、分針パイプの内部に秒
針軸を挿通して、該時針パイプ、分針パイプ、秒針パイ
プを同軸上に設け、該時針パイプの外周には時針を取り
付け、該分針パイプの外周には分針を取り付け、該秒針
軸の外周には秒針を取り付けるものである。なお、この
秒針は間欠駆動するステップ運針及び連続的に動作する
連続運針をするものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の指針式時計
にあっては、時針や分針、秒針により時刻を秒単位で表
示するものの、時刻の表示以外に指針にユニークな動作
を付加して、見る者に楽しみを与えることに欠けてい
た。
にあっては、時針や分針、秒針により時刻を秒単位で表
示するものの、時刻の表示以外に指針にユニークな動作
を付加して、見る者に楽しみを与えることに欠けてい
た。
【０００４】そこで本発明はかかる従来の問題に鑑みて
なされたものであり、その目的は、簡単な構成により、
秒針があたかも生きているかのような、ユニークな動作
が可能となるようにして、見る者を楽しませる指針式時
計を提供することにある。
なされたものであり、その目的は、簡単な構成により、
秒針があたかも生きているかのような、ユニークな動作
が可能となるようにして、見る者を楽しませる指針式時
計を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、指針軸に指針を取り付けた指針式時計において、指
針軸は、同軸上に、時針パイプと、分針パイプと、秒針
軸とを有し、指針は、時針パイプに取り付けられた時針
と、分針パイプに取り付けられた分針と、秒針軸に取り
付けられ秒針軸の方向に回動自在に支持され、秒針軸に
取り付けられ秒針軸の方向に回動自在に支持され、運針
により時針又は分針に接近すると秒針軸の方向に回動す
る秒針とを有することを特徴とする。
に、指針軸に指針を取り付けた指針式時計において、指
針軸は、同軸上に、時針パイプと、分針パイプと、秒針
軸とを有し、指針は、時針パイプに取り付けられた時針
と、分針パイプに取り付けられた分針と、秒針軸に取り
付けられ秒針軸の方向に回動自在に支持され、秒針軸に
取り付けられ秒針軸の方向に回動自在に支持され、運針
により時針又は分針に接近すると秒針軸の方向に回動す
る秒針とを有することを特徴とする。
【０００６】よって、秒針が運針により、時針又は分針
に接近すると、秒針が秒針軸の方向へ回動するので、秒
針があたかも生きているかのような印象を見る者に与え
ることができる。
に接近すると、秒針が秒針軸の方向へ回動するので、秒
針があたかも生きているかのような印象を見る者に与え
ることができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下に本発明の指針式時計に関
し、本具体例を図１ないし図３に基づいて説明する。図
１は本具体例の指針式時計の正面図、図２は本具体例の
指針式時計の断面図、図３は本具体例の指針部分の要部
拡大図である。本具体例の指針式時計１０は、円筒状の
時計ケース６と、このケース６の中間に配置された文字
板９と、文字板９の背面側に設けられ、この文字板９を
貫挿した指針軸４を駆動する時計ムーブメント５と、こ
の指針軸４に装着され、この指針軸４の回転動作により
時刻表示する時針５ｃ，分針５ｂ，秒針５ａとから構成
されている。
し、本具体例を図１ないし図３に基づいて説明する。図
１は本具体例の指針式時計の正面図、図２は本具体例の
指針式時計の断面図、図３は本具体例の指針部分の要部
拡大図である。本具体例の指針式時計１０は、円筒状の
時計ケース６と、このケース６の中間に配置された文字
板９と、文字板９の背面側に設けられ、この文字板９を
貫挿した指針軸４を駆動する時計ムーブメント５と、こ
の指針軸４に装着され、この指針軸４の回転動作により
時刻表示する時針５ｃ，分針５ｂ，秒針５ａとから構成
されている。
【０００８】この指針軸４は、図２及び図３に示すよう
に、時針パイプ４ｃ，分針パイプ４ｂ，秒針軸４ａから
構成されている。この秒針軸４ａは時計ムーブメント５
の内部の図示しないステッピングモータにより１時間に
６０回転するように構成され、この秒針軸４ａの動力を
さらに減速して１時間に１回転するように分針パイプ４
ｂを構成し、また１時間に３０°回転するように時針パ
イプ４ｃが構成されている。なお、時針パイプ４ｃ，分
針パイプ４ｂ，秒針軸４ａは、同軸上で回転できるよう
に、時針パイプ４ｃの内部に分針パイプ４ｂが挿通され
ており、分針パイプ４ｂの内部に秒針軸４ａが挿通され
ている。
に、時針パイプ４ｃ，分針パイプ４ｂ，秒針軸４ａから
構成されている。この秒針軸４ａは時計ムーブメント５
の内部の図示しないステッピングモータにより１時間に
６０回転するように構成され、この秒針軸４ａの動力を
さらに減速して１時間に１回転するように分針パイプ４
ｂを構成し、また１時間に３０°回転するように時針パ
イプ４ｃが構成されている。なお、時針パイプ４ｃ，分
針パイプ４ｂ，秒針軸４ａは、同軸上で回転できるよう
に、時針パイプ４ｃの内部に分針パイプ４ｂが挿通され
ており、分針パイプ４ｂの内部に秒針軸４ａが挿通され
ている。
【０００９】この時針パイプ４ｃ，分針パイプ４ｂ，秒
針軸４ａには図２に示すように、それぞれ時針５ｃ，分
針５ｂ，秒針５ａが取り付けられている。時針５ｃ及び
分針５ｂの上面には、その中間部分にそれぞれ第２磁石
３，２が固着されており、さらに秒針５ａには、その中
間部分に第１磁石１が固着されている。この第１磁石１
及び第２磁石３，２は、それぞれ指針軸４から略同じ距
離だけ離れた各指針の中間位置に固着されている。な
お、第１磁石１と第２磁石３，２は互いに反発力が作用
するように、第１磁石の下面と第２磁石の上面が同極と
なるように、秒針５ａと分針５ｂ及び時針５ｃに固着さ
れている。
針軸４ａには図２に示すように、それぞれ時針５ｃ，分
針５ｂ，秒針５ａが取り付けられている。時針５ｃ及び
分針５ｂの上面には、その中間部分にそれぞれ第２磁石
３，２が固着されており、さらに秒針５ａには、その中
間部分に第１磁石１が固着されている。この第１磁石１
及び第２磁石３，２は、それぞれ指針軸４から略同じ距
離だけ離れた各指針の中間位置に固着されている。な
お、第１磁石１と第２磁石３，２は互いに反発力が作用
するように、第１磁石の下面と第２磁石の上面が同極と
なるように、秒針５ａと分針５ｂ及び時針５ｃに固着さ
れている。
【００１０】秒針５ａは、図３に示すように、裏面にＶ
溝８が設けられており、秒針５ａに矢印方向（指針軸方
向）に力が作用すると秒針５ａがＶ溝８を支点として指
針軸方向に屈曲する。前記第１磁石１は図３に示すよう
に、Ｖ溝８よりも秒針軸４ａから離れた場所に固着され
ている。
溝８が設けられており、秒針５ａに矢印方向（指針軸方
向）に力が作用すると秒針５ａがＶ溝８を支点として指
針軸方向に屈曲する。前記第１磁石１は図３に示すよう
に、Ｖ溝８よりも秒針軸４ａから離れた場所に固着され
ている。
【００１１】第１具体例の指針式時計１０の秒針５ａの
動きについて説明する。秒針５ａが運針により、分針５
ｂ，又は時針５ｃに接近すると、図３に示すように、第
１磁石１と第２磁石２が作用して、反発力を発生するの
で、秒針５ａはＶ溝８を支点として秒針軸４ａの方向へ
回動する。この動作により、秒針５ａは、まるで秒針５
ａが時針５ｃ又は分針５ｂを飛び越えるような動作を表
現することができ、秒針５ａがあたかも生きているかの
ような印象を見る者に与えることができる。
動きについて説明する。秒針５ａが運針により、分針５
ｂ，又は時針５ｃに接近すると、図３に示すように、第
１磁石１と第２磁石２が作用して、反発力を発生するの
で、秒針５ａはＶ溝８を支点として秒針軸４ａの方向へ
回動する。この動作により、秒針５ａは、まるで秒針５
ａが時針５ｃ又は分針５ｂを飛び越えるような動作を表
現することができ、秒針５ａがあたかも生きているかの
ような印象を見る者に与えることができる。
【００１２】なお、本具体例によれば、秒針５ａを秒針
軸４ａの方向へ回動させるために、Ｖ溝８を設けている
が、図４に示すように蝶番７を取り付けて、秒針軸４ａ
の方向へ、該蝶番７を支点として回動させてもよい。ま
た、本具体例では、時針５ｃ及び分針５ｂに第２磁石
２，３を設けているが、時針５ｃのみ第２磁石２を設け
て分針５ｂには設けないことや、逆に分針５ｂのみ第２
磁石２を設けて時針５ａには設けないこともある。さら
に、運針により秒針５ａが、時針５ｃ又は分針５ｂに接
近すると第１磁石１と第２磁石２，３が作用して反発力
を発生するようにしたが、第１磁石１が第２磁石２，３
に接近すると、吸引力が作用するように、第１磁石の下
面と第２磁石の上面が異極となるように構成することも
ある。
軸４ａの方向へ回動させるために、Ｖ溝８を設けている
が、図４に示すように蝶番７を取り付けて、秒針軸４ａ
の方向へ、該蝶番７を支点として回動させてもよい。ま
た、本具体例では、時針５ｃ及び分針５ｂに第２磁石
２，３を設けているが、時針５ｃのみ第２磁石２を設け
て分針５ｂには設けないことや、逆に分針５ｂのみ第２
磁石２を設けて時針５ａには設けないこともある。さら
に、運針により秒針５ａが、時針５ｃ又は分針５ｂに接
近すると第１磁石１と第２磁石２，３が作用して反発力
を発生するようにしたが、第１磁石１が第２磁石２，３
に接近すると、吸引力が作用するように、第１磁石の下
面と第２磁石の上面が異極となるように構成することも
ある。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
指針軸に指針を取り付けた指針式時計において、指針軸
は、同軸上に、時針パイプと、分針パイプと、秒針軸と
を有し、指針は、時針パイプに取り付けられた時針と、
分針パイプに取り付けられた分針と、秒針軸に取り付け
られ秒針軸の方向に回動自在に支持され、運針により時
針又は分針に接近すると秒針軸の方向に回動する秒針と
を有する。従って、秒針が運針により、時針又は分針に
接近すると、秒針が秒針軸の方向へ回動するので、秒針
があたかも生きているかのような印象を見る者に与える
ことができる。
指針軸に指針を取り付けた指針式時計において、指針軸
は、同軸上に、時針パイプと、分針パイプと、秒針軸と
を有し、指針は、時針パイプに取り付けられた時針と、
分針パイプに取り付けられた分針と、秒針軸に取り付け
られ秒針軸の方向に回動自在に支持され、運針により時
針又は分針に接近すると秒針軸の方向に回動する秒針と
を有する。従って、秒針が運針により、時針又は分針に
接近すると、秒針が秒針軸の方向へ回動するので、秒針
があたかも生きているかのような印象を見る者に与える
ことができる。
【図１】本具体例の指針式時計の正面図。
【図２】本具体例の指針式時計の断面図。
【図３】本具体例の指針部分の要部拡大図。
【図４】他の具体例の指針部分の要部拡大図。
１ 第１磁石 ２，３ 第２磁石 ４ 指針軸 ４ａ 秒針軸 ４ｂ 分針軸 ４ｃ 時針軸 ５ 時計ムーブメント ５ａ 秒針 ５ｂ 分針 ５ｃ 時針 ６ 時計ケース ７ 蝶番 ８ Ｖ溝 １０ 指針式時計
Claims (1)
- 【請求項１】 指針軸に指針を取り付けた指針式時計に
おいて、 前記指針軸は、同軸上に、時針パイプと、分針パイプ
と、秒針軸とを有し、 前記指針は、前記時針パイプに取り付けられた時針と、
前記分針パイプに取り付けられた分針と、前記秒針軸に
取り付けられ該秒針軸の方向に回動自在に支持され、運
針により前記時針又は前記分針に接近すると該秒針軸の
方向に回動する秒針と、を有することを特徴とする指針
式時計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10275265A JP2000105283A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 指針式時計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10275265A JP2000105283A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 指針式時計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000105283A true JP2000105283A (ja) | 2000-04-11 |
Family
ID=17553019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10275265A Pending JP2000105283A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 指針式時計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000105283A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112506021A (zh) * | 2019-09-13 | 2021-03-16 | 斯沃奇集团研究和开发有限公司 | 围绕两个轴线旋转的指针 |
-
1998
- 1998-09-29 JP JP10275265A patent/JP2000105283A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112506021A (zh) * | 2019-09-13 | 2021-03-16 | 斯沃奇集团研究和开发有限公司 | 围绕两个轴线旋转的指针 |
| US11625005B2 (en) | 2019-09-13 | 2023-04-11 | The Swatch Group Research And Development Ltd | Hand rotating around two axes |
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