JP2000104932A - 組込型調理器 - Google Patents

組込型調理器

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JP2000104932A
JP2000104932A JP10274949A JP27494998A JP2000104932A JP 2000104932 A JP2000104932 A JP 2000104932A JP 10274949 A JP10274949 A JP 10274949A JP 27494998 A JP27494998 A JP 27494998A JP 2000104932 A JP2000104932 A JP 2000104932A
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JP
Japan
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top plate
lever
cooker
cooking device
main body
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Pending
Application number
JP10274949A
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English (en)
Inventor
Kenzo Usui
研造 碓井
Mitsuhiro Kakino
光弘 垣野
Mitsuru Jodai
充 城代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天板を係止することにより、天板外周部の反
りや歪みを矯正し、天板と流し台上面とを密着させるこ
と。 【解決手段】 調理器本体2に設けたレバー10が回動
し、天板1裏面に装着した補強金具9と嵌合するように
している。これによって、天板1を係止することがで
き、天板1と流し台3上面との密着を高めることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流し台の開口部に
組込まれる組込型調理器に関し、更に詳しくは天板係止
構造及びその天板係止用レバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の組込型調理器は、図11に示すよ
うに、天板1の外周部1aをほぼ垂直に深く絞ってい
る。これによって、天板1をプレス加工した時やこんろ
を加熱した時に発生する天板1の反りや歪みといった変
形を防止するための強度を確保している。そして、従来
この種の組込型調理器の天板1は、係止せずに調理器本
体2上部に載置してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の天板では、流し台上面から天板上面までの段差が高
く、かつ、その段差が垂直であるため、デザイン性に劣
るという課題や、段差部の下方に付着した汚れやごみが
除去しにくいという課題を有していた。
【0004】また、デザイン性の向上やお手入れをしや
すくするために、流し台上面と天板上面との段差を低く
した場合、天板の強度が低下するため、こんろを加熱す
るにつれて反りや歪みが発生しやすくなり、天板外周部
が流し台に密着せず、シールパッキンのシール性が失わ
れる等の課題を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、天板裏面に変形防止用の補強金具を装着
し、さらに、調理器本体に設けたレバーを回動すること
により補強金具と嵌合して天板を係止するものである。
【0006】上記発明によれば、天板を調理器本体に係
止することによって、天板外周部と流し台との密着性が
向上するため、天板の反りや歪みを矯正することがで
き、また、こんろを加熱した場合の熱変形も防止するこ
とができるため、シールパッキンのシール性を確保した
うえで、デザイン性に優れ、かつ、お手入れのしやす
い、流し台との段差を従来よりも低くした天板を提供す
ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、流し台の開口部に組込
まれ、こんろ部をその上部に臨ませた調理器本体と、前
記調理器本体の上部を覆う天板と、前記天板と流し台の
上面との間に介在しこんろの煮こぼれ汁等の内部浸入を
防止するためのシールパッキンと、前記天板の裏面に装
着した天板の変形防止用補強金具と、前記調理器本体に
設けた、回動することにより前記補強金具と嵌合し前記
天板を係止するレバーとを有するものである。そして、
レバーを回動するという簡単な操作で、工具等を使用せ
ずに天板の着脱ができ、さらに、天板を調理器本体に係
止するため、天板外周部と流し台上面との密着を高める
ことができ、シールパッキンのシール性を確保すること
ができる。
【0008】また、レバーを補強金具との嵌合側へ回動
させず、天板が係止されていない場合、レバーが汁受け
皿に当接し、汁受け皿を正規の位置より浮き上がらせる
構成としたものである。そして、天板を係止するのを忘
れた場合でも、汁受け皿を載置すると、レバーに汁受け
皿が乗り上げて装着できないため、天板の係止忘れを容
易に見つけることができる。
【0009】また、レバーを補強金具との嵌合側へ回動
した状態で、天板を調理器本体上部に載置した場合や、
天板が調理器本体上部に正しく載置されていない状態で
レバーを回動した場合、レバーが補強金具に嵌合せず、
天板を正規の位置より浮き上がらせる構成としたもので
ある。そして、レバーが天板係止方向へ回動しているに
もかかわらず、天板が係止されていない場合、補強金具
がレバーに乗り上げて天板が装着できないため、天板の
誤装着を防ぐことができる。
【0010】さらに、天板と調理器本体とをネジにて締
結したものである。 そして、レバーで天板を係止する
のに加え、ネジで締結することにより、天板の反りや歪
みをさらに矯正でき、天板外周部と流し台との密着、す
なわちシールパッキンのシール性をさらに高めることが
できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の組込型調理器の実施例につい
て図面を用いて説明する。
【0012】(実施例1)図1、図6及び図8は本発明
の実施例1の要部正面図である。図2及び図4は本発明
の実施例1の要部上面図である。図3、図5及び図7は
本発明の実施例1の要部側面図である。図1は流し台3
の開口部4に組込型調理器を設置した状態を示し、調理
器本体2の上部を覆って天板1が装着され、この天板1
の外周部1a内側にシールパッキン5が流し台3上面に
密着するように設けられている。
【0013】調理器本体2にはこんろバーナ6が配置さ
れ、天板1のこんろバーナ6が臨む周囲には開口1bが
あいており、鍋7からの煮こぼれ汁を受けるための汁受
け皿8が天板1の開口1b上に載置されている。
【0014】天板1裏面の開口1bの両外側には補強金
具9が前後方向に装着されており、一方調理器本体2に
は回動するレバー10が装着されている。レバー10は
レバー台11に設けた孔11aを通って支持されてお
り、その支持部10aを支点として回動する。レバー台
11は調理器本体2にネジ12で締結されている。
【0015】レバー10の一方の先端は操作部10bと
して天板1の開口1b下方に位置しており、汁受け皿8
を取り外した状態で回動操作することができる。レバー
10のもう一方の先端は係止部10cとして補強金具9
の下方に位置しており、図3に示すように、回動時に補
強金具9に設けた切り欠き部9aと嵌合し、天板1を係
止する構成となっている。
【0016】天板1の係止を解除する場合は、図5に示
すように、係止方向とは逆方向にレバー10を回動して
係止部10cと切り欠き部9aの嵌合を解くものであ
る。
【0017】また、レバー10の係止部10cと補強金
具9の切り欠き部9aとが嵌合した状態で、レバー10
がそれ以上回動しないよう、図2に示すように、レバー
台11の一部をストッパー部11bとしてレバー10に
当てている。同様に、嵌合を解除した状態で、レバー1
0がある程度以上回動しないよう、図4に示すように、
解除側にもストッパー部11cが設けられている。
【0018】また、図6に示すように、レバー10を係
止方向へ回動していない状態においては、レバー10の
操作部10bが係止時より大きく上方へ位置するため、
汁受け皿8を天板1に載置すると汁受け皿8の底部8a
がレバー10の操作部10bに当接し、汁受け皿8が所
定の位置に載置されない。
【0019】また、図7及び図8に示すように、レバー
10を係止方向へ回動した状態で、天板1を載置した場
合、補強金具9の下端9bがレバー10の係止部10c
に当接するため、天板1がHの高さ浮き上がり、流し台
3上面に載置されない。
【0020】(実施例2)図9は本発明の実施例2の上
面図、図10は本発明の実施例2の要部断面図である。
図9に示すように、天板1の後方にはグリルからの排ガ
ス等を排出するための排気口13が設けられている。天
板1後方の両外側には台座14が装着され、貫通孔14
aを設けた面が排気口13に臨んでいる。
【0021】図10に示すように、台座14の貫通孔1
4a直下には調理器本体2にナット15が装着されてお
り、天板1を載置した後、上方から貫通孔14aを通し
てナット15にネジ16を締め込んでいき、天板1と調
理器本体2とを締結することができる。ネジ16には、
ドライバー等の工具を使用しなくても手で締め込むこと
ができるように持ち手部16aが設けられている。
【0022】また、ゆるめる際、硬くて手ではゆるまな
い場合にはドライバーやコインが使用できるよう、溝1
6bが設けられている。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レバーを
回動するという簡単な操作で、工具等を使用せずに天板
の着脱ができ、さらに、天板を調理器本体に係止するた
め、天板外周部と流し台上面との密着を高めることがで
きる。そのため、天板の反りや歪みを矯正できると共
に、こんろの加熱による天板の熱変形も防止することが
でき、併せてシールパッキンのシール性を確保すること
ができる。
【0024】また、レバーを補強金具との嵌合側へ回動
させず、天板が係止されていない場合、レバーが汁受け
皿に当接し、汁受け皿を正規の位置より浮き上がらせる
ため、天板を係止するのを忘れた場合でも、汁受け皿を
載置すると、レバーに汁受け皿が乗り上げて装着できな
いため、天板の係止忘れを容易に見つけることができ
る。
【0025】また、レバーを補強金具との嵌合側へ回動
した状態で、天板を調理器本体上部に載置した場合や、
天板が調理器本体上部に正しく載置されていない状態で
レバーを回動した場合、レバーが補強金具に嵌合せず、
天板を正規の位置より浮き上がらせるため、レバーが天
板係止方向へ回動しているにもかかわらず、天板が係止
されていない場合、補強金具がレバーに乗り上げて天板
が装着できないため、天板の誤装着を防ぐことができ
る。
【0026】また、レバーで天板を係止するのに加え、
天板をネジで締結することにより、天板の反りや歪みを
さらに矯正でき、天板外周部と流し台との密着、すなわ
ちシールパッキンのシール性をさらに高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の組込型調理器の要部正面一
部断面図
【図2】同調理器の天板を係止した状態の要部上面図
【図3】同調理器の天板を係止した状態の要部側面図
【図4】同調理器の係止を解除した状態の要部上面図
【図5】同調理器の係止を解除した状態の要部側面図
【図6】同調理器の係止を解除した状態の要部正面図
【図7】同調理器の天板を誤装着した状態の要部側面図
【図8】同調理器の天板を誤装着した状態の要部正面図
【図9】本発明の実施例2の組込型調理器の要部上面図
【図10】同調理器の組込型調理器の要部一部断面図
【図11】従来の組込型調理器の要部正面一部断面図
【符号の説明】
1 天板 2 調理器本体 3 流し台 4 開口部 5 シールパッキン 8 汁受け皿 9 補強金具 10 レバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流し台の開口部に組込まれこんろ部をその
    上部に臨ませた調理器本体と、前記調理器本体の上部を
    覆う天板と、前記天板と流し台の上面との間に介在しこ
    んろの煮こぼれ汁等の内部浸入を防止するためのシール
    パッキンと、前記天板の裏面に装着した天板の変形防止
    用補強金具と、前記調理器本体に設けられ回動すること
    により前記補強金具と嵌合し前記天板を係止するレバー
    とを有する組込型調理器。
  2. 【請求項2】レバーを補強金具との嵌合側へ回動させ
    ず、天板が係止されていない場合、前記レバーが汁受け
    皿に当接し、前記汁受け皿を正規の位置より浮き上がら
    せる構成とした請求項1記載の組込型調理器。
  3. 【請求項3】レバーを補強金具との嵌合側へ回動した状
    態で、天板を調理器本体上部に載置した場合や、前記天
    板が調理器本体上部に正しく載置されていない状態で前
    記レバーを回動した場合、前記レバーが補強金具に嵌合
    せず、前記天板を正規の位置より浮き上がらせる構成と
    した請求項1または請求項2記載の組込型調理器。
  4. 【請求項4】天板と調理器本体とをネジにて締結した請
    求項1〜3のいずれか1項に記載の組込型調理器。
JP10274949A 1998-09-29 1998-09-29 組込型調理器 Pending JP2000104932A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030040015A (ko) * 2001-11-13 2003-05-22 린나이코리아 주식회사 가스곤로
JP2012097974A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Osaka Gas Co Ltd ビルトイン式のガスコンロ
JP2012097976A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Osaka Gas Co Ltd ビルトイン式のガスコンロ
JP2013152060A (ja) * 2012-01-26 2013-08-08 Harman Co Ltd 加熱調理器

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JP2012097974A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Osaka Gas Co Ltd ビルトイン式のガスコンロ
JP2012097976A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Osaka Gas Co Ltd ビルトイン式のガスコンロ
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Effective date: 20070717