JP2000104708A - 改良されたカムバックル - Google Patents

改良されたカムバックル

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JP2000104708A
JP2000104708A JP10311561A JP31156198A JP2000104708A JP 2000104708 A JP2000104708 A JP 2000104708A JP 10311561 A JP10311561 A JP 10311561A JP 31156198 A JP31156198 A JP 31156198A JP 2000104708 A JP2000104708 A JP 2000104708A
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JP
Japan
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washer
belt
base plate
buckle
cam
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JP10311561A
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English (en)
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Takahiro Hashi
高博 橋
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HASHI KK
Original Assignee
HASHI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定し強固なベルト固定と容易なベルト固定
解除が可能なカムバックルの提供。 【解決手段】 サイドプレートの長手方向に動かないよ
うにベースプレート(5)に載置し下面(ベースプレー
トとの当接面)はサイドプレートの長手方向の略中間部
から前方にかけて幅方向全体にわたって薄くなるように
テーパ付けされ、幅方向には中央部が最も厚く側方に向
かって湾曲状に順次薄くなる輪郭に形成し、上面は平面
状である座金(9)を設けたカムバックル。さらに、レ
バー部材(1)のベルト押さえ面(19)を平面として
多数のバックル歯を設けたカムバックル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カムバックルの改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】近時、流通機構の拡大と運輸技術の進展
に伴って輸送貨物の量も飛躍的に増大し、輸送手段も進
歩するとともに多種多様になっている。それに伴って商
品貨物の輸送時等における安全且つ確実な保持、固定の
ための手段が必要とされ、そのための最も新しく進んだ
用具としてラッシングベルトシステムが広く用いられて
きている。ラッシングベルトシステムは例えば、トラッ
クの荷台のアオリなどに付いているフックやルートバン
に取り付けた対応するトラックレールを利用して貨物等
を固定するベルトシステムである。
【0003】ラッシングベルトシステムに用いられる器
具にカムバックルがある。そのカムバックルは、図1及
び図2に示すように、一般的にレバー部材1と一体的に
形成され、且つバックル歯2を有するカム車3、カム車
3を回転自在に且つ偏心状に軸支するカム軸4、ベース
プレート5、カム車を一定方向に常時付勢するスプリン
グ手段6、カム軸とベースプレートを支持するフレーム
7、とよりなる。このようなカムバックルは例えば図3
に示すようにベルトと組み合わせてラッシングベルトを
形成するのであるが、ベルトを締め付け固定し、逆にそ
れを弛めることを簡便且つ有効に行える機能を有する器
具として汎く用いられてきている。
【0004】しかしながら、このようなカムバックルは
耐荷重性に問題がある。即ち、締め付け方向にベルトを
引いてベルトを固定するときに、一定以上の大きな力で
ベルトが引っ張られるとバックル歯に噛まれて止まって
いる筈のベルトがバックル歯の噛合を外れて滑ってしま
いベルトが固定されない事故が生じる。例えば幅5cm
程度のカムバックルでは200〜300kgの引っ張り
力でベルトが滑る場合が多い。このベルトの滑りを防ぐ
ために、ベースプレートとバックル歯の間隔を小さくす
るとベルトの挿通がし難くなるし、それ以上にカム車が
ベルトを強くベルトを噛み込み過ぎて、ベルトを解放す
るために逆方向に引っ張っても噛合を解除出来なくなっ
てしまう。このような状態になったのでは荷締めを解く
ことができないのでベルトを切断して荷締めを解かざる
を得ず、ラッシングベルトは使い物にならなくなる。い
ずれにしても、上記のような場合には、有用なラッシン
グベルトにはならない。
【0005】さらに、ラッシングベルトに大きな荷重が
加わると、ベルト単体の破断強度よりはるかに小さい力
でもってラッシングベルトのベルトが破断する。例え
ば、ベルト単体の破断強度が5トンの場合であっても、
カムバックルを用いたラッシングベルトとしたときには
2〜3トン程度でベルトが破断されてしまう。上記のよ
うな問題のため、カムバックル自体は非常に有用な機能
を持つのであるが、大きな引っ張り力に耐えるラッシン
グベルトを得るには必要以上に破断強度の大きいベルト
を用いなければならないのが実情である。
【0006】さらにベルトの破断は、バックル歯がベル
トを噛む横方向に破断されるのではなくて、図4に示す
ように斜め方向に破断される。このような破断は常識的
ではなく、カムバックルの構造に物理的な不備があるた
めと思われる。上記したような色々な問題点が生じる原
因として、カム車ひいてはバックル歯とベースプレート
との組み合わせ構造、バックル歯自体の形状等が考えら
れる。即ち、バックル歯は円柱周面状のカム車に設けら
れているので、バックル歯がベルトを噛むのは略横一線
程度に過ぎないこと、さらにはその略横一線状の押圧箇
所も全体がバックル歯によって均一な圧力でベルトを押
さえ付けるのではなく、押圧力に偏りがあることに因る
ところが大きいと思われる。ベルトは他の用途に使用し
てベルト自体の強度を十分に発揮したものをカムバック
ル式ラッシングベルトに用いた場合、上記の問題点が生
じていることからして、上記の問題点がベルトに因るも
のでないことは明白である。また、バックル歯は従来三
角錐状の突起を多数並べたものが殆どであるが、バック
ル歯の構造を多少改造しても問題は解消されない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、カムバックルのベースプレート上に新規な
構造の座金を設けた。さらには、カム車のバックル歯を
有する押さえ面を平面にした。即ち、本発明ではカムバ
ックルをほぼ対向する一対のサイドプレート及び該サイ
ドプレートの長手方向の一端に両サイドプレートを繋い
で一体に設けたベースプレートよりなるフレーム;該サ
イドプレートの長手方向に動かないように該ベースプレ
ートに載置した座金、この座金の下面(ベースプレート
との当接面)は該サイドプレートの長手方向の略中間部
から前方にかけて薄くなるように幅方向全体にわたって
テーパ付けされており、幅方向には中央部が最も厚く側
方に向かって湾曲状に順次薄くなる輪郭に形成してあ
り、この座金の上面は平面状である;バックル歯よりな
る押さえ面を有するカム車及びレバー部とよりなる、該
サイドプレートにピンを介して回転可能に枢着されたレ
バー部材;レバー部材を枢支するための軸;レバー部材
を一定方向に常時付勢するスプリング手段;より構成し
た。
【0008】さらに、本発明ではカムバックルをほぼ対
向する一対のサイドプレート及び該サイドプレートの長
手方向の一端に両サイドプレートを繋いで一体に設けた
ベースプレートよりなるフレーム;該サイドプレートの
長手方向に動かないように該ベースプレートに載置した
座金、この座金の下面(ベースプレートとの当接面)は
該サイドプレートの長手方向の略中間部から前方にかけ
て薄くなるように幅方向全体にわたってテーパ付けされ
ており、幅方向には中央部が最も厚く側方に向かって湾
曲状に順次薄くなる輪郭に形成してあり、この座金の上
面は平面状である;該座金の上面と接合する、多数のバ
ックル歯を有する平面状の押さえ面とレバー部よりな
る、該サイドプレートにピンを介して回転可能に枢着さ
れたレバー部材;レバー部材を枢支するための軸;レバ
ー部材を一定方向に常時付勢するスブリング手段;によ
り構成した。
【0009】座金の上面には幅方向に細かい凹溝を設
け、表面に凹凸をつけるとベルトの固定が強固に行えて
好ましい。レバー部材の押さえ面を平面状としたときに
はその押さえ面全体にバックル歯を設けることが好まし
い。この場合のバックル歯の形状には特に制限はない。
座金がサイドプレートの長手方向には動かないようにす
る手段は、ベースプレートの前後縁を挟むように座金の
端縁にフランジ状突辺を設けるとよい。
【0010】
【作用】座金がベースプレートとの当接面の形状によっ
てローリング運動とピッチング運動をし、レバー部材の
押さえ面と協働してベルトに均等な押さえ圧が掛かって
安定した固定状態を維持する。平面状の押さえ面では座
金と協働して広い面積全体に均等な圧力でもってベルト
を挟み安定的に且つ強力にベルトを固定する。
【0011】
【実施例】本願発明を実施態様を表した図を参照して説
明する。 実施例 1 図5は本発明によるカムバックルの一実施態様の分解斜
視図、図8は組立て完成したカムバックルの中央縦断面
図、図6及び図7はぞれぞれ座金の縦断面図である。こ
の実施態様のカムバックルは基本的にレバー部材1、座
金9、フレーム7、軸4、スプリング6よりなる。これ
らは図8に示すように、フレーム7のベースプレート5
に座金9が載置され、更にその上方に軸4を介してレバ
ー部材1が枢動可能に取り付けられてカムバックルが形
成される。レバー部材1はバックル歯2よりなる押さえ
面19を有するカム車3とレバー部とよりなる。このカ
ム車3の構成は従来のカムバックルのものと特に変わる
ところはない。
【0012】レバー部材1には軸4を挿通させて枢支す
るための貫通孔16が穿設してある。フレーム7は、一
対のサイドプレート11をベースプレート5によりほぼ
平行に対向するように連結して形成されている。両サイ
ドプレート11にはレバー部材1を軸着するための軸孔
12がそれぞれ設けてある。このフレームも従来のカム
バックルのものと特に変わるところはない。座金9は鍛
造鉄製で、板状の本体8と前後端の全幅の下向きのフラ
ンジ21、22よりなる。断面はコの字状である。この
フランジの内側の長さはフレーム7のベースプレート5
の前後幅と略同じ、極く僅かに長い程度である。座金9
は図8に示すような状態でベースプレート5の上にフラ
ンジ21、22でベースプレート5を挟むように載置さ
れる。座金9はこれらのフランジ21、22によってベ
ースプレート51上で前後方向に滑動しない。
【0013】座金9の下面(ベースプレート5との当接
面)は図6(図5のVI−VI線断面図)に示すよう
に、前後方向の略中間部から前方にかけて幅方向全体に
わたって前方にかけて薄くなるようにテーバ付けされて
おり、更に図7(図5のVII−VII線断面図)に示
すように、左右方向(幅方向)には全体にわたって中央
部が最も厚く側方に向かって湾曲状に順次薄くなる輪郭
に形成してある。
【0014】これにより、座金9の下面の略中央部(図
6及び図7にAで示す。)が最も高いため、ベースプレ
ート5に載置された座金9はベルトを介してカム車3の
押厚力を受けて、このA箇所を中心にして図6に矢印
B、図7に矢印Cで示すようにローリング運動とピッチ
ング運動をする。座金9の上面には幅方向に細かい凹溝
20を付けてある。この実施態様では、カム車とベース
プレートの間に挟まれたベルトに加わる押さえ面ひいて
はバックル歯による押圧力が不均等であっても、押圧力
の強弱に応じて座金がローリング及び/或いはピッチン
グして押圧力が押さえ部分全体が均等になるように動
く。それによってカム車がベルトを的確かつ充分に固定
し、ベルトの滑りや噛み込み過ぎの問題が生じない。
【0015】実施例 2 図9及び図10には上記の実施態様とは別の構成のカム
バックルを示す。この実施態様のカムバックルは、上記
の実施態様のカムバックルとはレバー部材の押さえ面が
平面である点で異なる。図9はこの実施態様のレバー部
材1の下方からの斜視図であり、図10はこのレバー部
材を用いたカムバックルの中央縦断面図である。この態
様ではレバー部材1のバックル歯2による押さえ面19
は平面に形成されている。 カム車3の軸孔16は
少なくとも押さえ面19の前後方向の中央より後寄りの
位置に設けてある。それより前寄りであるとベルトの引
っ張りによる自動噛み込み作用がうまく機能せず、カム
バックルとしての働きがなくなる。
【0016】押さえ歯の形状には特に制限はない。従来
の三角錐状のものであってよく、充分な効果が得られ
る。この実施態様のカムバックルでは座金がローリング
及び/或いはピッチングしてベースプレートとの間で広
い面積でしかも面全体を均等な押圧力でベルトを押さえ
るので、単位部分的にはそれほど大きな押圧力ではなく
ても全体としてはベルトを確実に固定する。このため、
このカムバックルを用いたラッシングベルトではベルト
自体の破断強度に近い引っ張り強さのラッシングベルト
が得られるし、ベルトが滑って充分な力で荷締めができ
ないこともないし、バックル歯が噛み込み過ぎてベルト
を解放出来ないことも全く無い。
【0017】
【発明の効果】本発明のカムバックルは、上記のように
座金がローリング運動とピッチング運動とをするので、
従来のカムバックルにおけると同様の円柱面状のバック
ル歯と組み合わせたときでも両者の間で押さえ部分全体
を均等な力でベルトを押さえ、的確かつ充分な固定力を
発揮し、強固にベルトを固定する。ベルトの滑りも改善
され、噛み込み過ぎによる解放不能になる問題も、座金
のローリング運動とピッチング運動が逆作用して生じな
い。これらにより、本発明のカムバックルを利用したと
きにはベルト自体の破断強度に近いづいた引っ張り強さ
のラッシングベルトが得られる。
【0018】バックル歯の押さえ面が平面のレバー部材
と組み合わせたときには上記の効果はより顕著に改善さ
れる。押圧力についてもベースプレートとの間で広い面
積でしかも面全体を均等な押圧力でベルトを押さえるの
で、単位部分的にはそれほど大きな押圧力ではなくても
全体としてはベルトを確実に固定できる。ベルトの滑り
とベルトの解放不能の問題は完全に解消された。引っ張
り強度の点についてもベルト自体の破断強度にほぼ近い
引っ張り強さのラッシングベルトを得ることができるこ
ととなった。上記いずれの場合にもベルトの耐久性が著
しく向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のラチェットバックルの斜視図である。
【図2】図1のラチェットバックルの中央縦断面図であ
る。
【図3】カムバックルを用いたラッシングベルトを図式
的に示した図である。
【図4】ベルトの破断状態を示す図である。
【図5】本発明のカムバックルの一実施態様の分解斜視
図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】図5のVII−VII線断面図である。
【図8】図4のカムバックルを組み立てたものの中央縦
断面図である。
【図9】本発明の別の実施態様におけるレバー部材の斜
視図である。
【図10】図9のレバー部材を用いたカムバックルの中
央縦断面図である。
【符号の説明】
1 レバー部材 2 バックル歯 3 カム車 4 カム軸 5 ベースプレート 6 スプリング 7 フレーム 9 座金 11 サイドプレート 12 軸孔 16 軸孔 17 レバー部 19 押さえ面 20 凹溝 21 フランジ 22 フランジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ対向する一対のサイドプレート及び
    該サイドプレートの長手方向の一端に両サイドプレート
    を繋いで一体に設けたベースプレートよりなるフレー
    ム;該サイドプレートの長手方向に動かないように該ベ
    ースプレートに載置した座金、この座金の下面(ベース
    プレートとの当接面)は該サイドプレートの長手方向の
    略中間部から前方にかけて薄くなるように幅方向全体に
    わたってテーパ付けされており、幅方向には中央部が最
    も厚く側方に向かって湾曲状に順次薄くなる輪郭に形成
    してあり、この座金の上面は平面状である;バックル歯
    よりなる押さえ面を有するカム車及びレバー部とよりな
    る、該サイドプレートにピンを介して回転可能に枢着さ
    れたレバー部材;レバー部材を枢支するための軸;レバ
    ー部材を一定方向に常時付勢するスプリング手段;とよ
    りなるカムバックル。
  2. 【請求項2】 ほぼ対向する一対のサイドプレート及び
    該サイドプレートの長手方向の一端に両サイドプレート
    を繋いで一体に設けたベースプレートよりなるフレー
    ム;該サイドプレートの長手方向に動かないように該ベ
    ースプレートに載置した座金、この座金の下面(ベース
    プレートとの当接面)は該サイドプレートの長手方向の
    略中間部から前方にかけて薄くなるように幅方向全体に
    わたってテーパ付けされており、幅方向には中央部が最
    も厚く側方に向かって湾曲状に順次薄くなる輪郭に形成
    してあり、この座金の上面は平面状である;該座金の上
    面と接合する、多数のバックル歯を有する平面状の押さ
    え面とレバー部よりなる、該サイドプレートにピンを介
    して回転可能に枢着されたレバー部材;レバー部材を枢
    支するための軸;レバー部材を一定方向に常時付勢する
    スプリング手段;とよりなるカムバックル。
  3. 【請求項3】 該座金の上面に幅方向に複数の細かい凹
    溝を設けた請求項1または2のカムバックル。
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