JP2838174B2 - 荷締ベルトに使用される着脱式端末金具 - Google Patents
荷締ベルトに使用される着脱式端末金具Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷締ベルトを構成して
いるベルト部の端部に取付けられたレール係合型係合金
具に着脱自在に装着される着脱式端末金具に関するもの
である。
いるベルト部の端部に取付けられたレール係合型係合金
具に着脱自在に装着される着脱式端末金具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】荷締ベルトは、ベルト本体の両端部に所
定形状の端末金具を取付けて構成される。この端末金具
の形状は、これと係合する相手部材である被係合体の形
状によって種々のものがある。例えば、フック状の端末
金具であっても、棒材を釣針状にわん曲された通常のフ
ック金具から、板材を断面が釣針状となるようにわん曲
されたフラット状のフック金具などがある。また、相手
部材である被係合体がフック状のものであると、ベルト
部の両端部に取付ける端末金具は、無端リンク状のもの
となる。このため、ベルト部の両端部に異なる形状の端
末金具を取付けた種々の荷締ベルトがメーカーにより製
作され、運搬業者は、種々の形状の荷物を確実に締め付
けるために、端末金具の形状のみ異なる多種類の荷締ベ
ルトを保有する必要があった。
定形状の端末金具を取付けて構成される。この端末金具
の形状は、これと係合する相手部材である被係合体の形
状によって種々のものがある。例えば、フック状の端末
金具であっても、棒材を釣針状にわん曲された通常のフ
ック金具から、板材を断面が釣針状となるようにわん曲
されたフラット状のフック金具などがある。また、相手
部材である被係合体がフック状のものであると、ベルト
部の両端部に取付ける端末金具は、無端リンク状のもの
となる。このため、ベルト部の両端部に異なる形状の端
末金具を取付けた種々の荷締ベルトがメーカーにより製
作され、運搬業者は、種々の形状の荷物を確実に締め付
けるために、端末金具の形状のみ異なる多種類の荷締ベ
ルトを保有する必要があった。
【0003】また、ベルト部の両端部に取付けられる端
末金具には、フック状、無端リンク状のものの他に、断
面ほぼU字状の金具本体内に係合レバーが配置され、圧
縮スプリングの作用によってこの係合レバーが一方側に
付勢されるようにして、金具本体と係合レバーとが枢着
され、コンテナ車のコンテナの側板、或いはトラックの
荷台の側板の内側に水平に取付けられた被係合レールの
被係合穴に係合されるレール係合型の端末金具がある。
このレール係合型の端末金具をベルト部の両端部に取付
けた荷締ベルトの使用頻度は高く、殆どの運搬業者はこ
れを保有している。
末金具には、フック状、無端リンク状のものの他に、断
面ほぼU字状の金具本体内に係合レバーが配置され、圧
縮スプリングの作用によってこの係合レバーが一方側に
付勢されるようにして、金具本体と係合レバーとが枢着
され、コンテナ車のコンテナの側板、或いはトラックの
荷台の側板の内側に水平に取付けられた被係合レールの
被係合穴に係合されるレール係合型の端末金具がある。
このレール係合型の端末金具をベルト部の両端部に取付
けた荷締ベルトの使用頻度は高く、殆どの運搬業者はこ
れを保有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ベルト部の
端部に取付けられたレール係合型の端末金具に種々の形
状の着脱式端末金具を装着可能にして、ベルト部の端部
にレール係合型の端末金具を取付けた荷締ベルトを共用
して、端末金具のみ異なる多種類の荷締ベルトを保有す
る必要をなくすことを課題としてなされたものである。
端部に取付けられたレール係合型の端末金具に種々の形
状の着脱式端末金具を装着可能にして、ベルト部の端部
にレール係合型の端末金具を取付けた荷締ベルトを共用
して、端末金具のみ異なる多種類の荷締ベルトを保有す
る必要をなくすことを課題としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る荷締ベルト
に使用される着脱式端末金具は、被係合レールの被係合
穴に着脱可能に係合されるレール係合型端末金具がベル
ト部の端部に取付けられて荷締ベルトが構成され、この
荷締ベルトの端部のレール係合型端末金具に着脱可能に
装着される着脱式端末金具であって、係合部を有する金
具本体に前記レール係合型端末金具が着脱可能に係合さ
れる被係合穴が設けられていることを特徴としている。
に使用される着脱式端末金具は、被係合レールの被係合
穴に着脱可能に係合されるレール係合型端末金具がベル
ト部の端部に取付けられて荷締ベルトが構成され、この
荷締ベルトの端部のレール係合型端末金具に着脱可能に
装着される着脱式端末金具であって、係合部を有する金
具本体に前記レール係合型端末金具が着脱可能に係合さ
れる被係合穴が設けられていることを特徴としている。
【0006】
【発明の作用】ベルト部の端部に取付けられているレー
ル係合型の端末金具を、種々の形状の着脱式端末金具に
設けられた被係合穴に係合させると、ベルト部の端部に
レール係合型係合金具を介して種々の着脱式端末金具が
装着される。この着脱式端末金具によって、被係合レー
ル以外の部分に荷締ベルトの端部を係合させられる。こ
れにより、種々の形状の着脱式端末金具を保有しておく
のみで、ベルト部の端部にレール係合型端末金具が取付
けられた荷締ベルトを共用して、端末金具の形状の異な
る多種類の荷締ベルトを保有しているのと同様の状態を
実現できる。
ル係合型の端末金具を、種々の形状の着脱式端末金具に
設けられた被係合穴に係合させると、ベルト部の端部に
レール係合型係合金具を介して種々の着脱式端末金具が
装着される。この着脱式端末金具によって、被係合レー
ル以外の部分に荷締ベルトの端部を係合させられる。こ
れにより、種々の形状の着脱式端末金具を保有しておく
のみで、ベルト部の端部にレール係合型端末金具が取付
けられた荷締ベルトを共用して、端末金具の形状の異な
る多種類の荷締ベルトを保有しているのと同様の状態を
実現できる。
【0007】
【実施例】以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に
説明する。図1は、荷締ベルトVを構成しているベルト
部1の端部に取付けたレール係合型の端末金具Aに着脱
式の端末金具B1 を装着した状態の斜視図であり、図2
は、同様の一部を破断した正面図であり、図3は、同様
の中央縦断面図であり、図4は、着脱式端末金具B1 の
使用状態を示す図である。最初に、図3及び図9ないし
図12を参照にして、レール係合型端末金具Aを有する
荷締ベルトVの構成について説明し、次に本発明に係る
着脱式端末金具B1 について説明する。この荷締ベルト
Vは、ベルト部1の両端部にレール係合型の端末金具A
を取付けた構成である。この端末金具Aは、金属板を断
面ほぼU字形にわん曲形成した金具本体2内に係合レバ
ー3を配置して、両者がピン4で枢着され、金具本体2
の底部と係合レバー3との間に圧縮スプリング5を弾装
して、この圧縮スプリング5の復元力によって、係合レ
バー3の操作部6の側を金具本体2の底部に向かって付
勢した構成である。金具本体2の両端面には、それぞれ
係合溝2a,2bが形成され、係合レバー3における操
作部6の下方部分には、係合段部3aが形成されてい
る。金具本体2に形成されたベルト挿通穴7にベルト部
1が挿通されて、このベルト部1の両端部に端末金具A
が取付けられている。
説明する。図1は、荷締ベルトVを構成しているベルト
部1の端部に取付けたレール係合型の端末金具Aに着脱
式の端末金具B1 を装着した状態の斜視図であり、図2
は、同様の一部を破断した正面図であり、図3は、同様
の中央縦断面図であり、図4は、着脱式端末金具B1 の
使用状態を示す図である。最初に、図3及び図9ないし
図12を参照にして、レール係合型端末金具Aを有する
荷締ベルトVの構成について説明し、次に本発明に係る
着脱式端末金具B1 について説明する。この荷締ベルト
Vは、ベルト部1の両端部にレール係合型の端末金具A
を取付けた構成である。この端末金具Aは、金属板を断
面ほぼU字形にわん曲形成した金具本体2内に係合レバ
ー3を配置して、両者がピン4で枢着され、金具本体2
の底部と係合レバー3との間に圧縮スプリング5を弾装
して、この圧縮スプリング5の復元力によって、係合レ
バー3の操作部6の側を金具本体2の底部に向かって付
勢した構成である。金具本体2の両端面には、それぞれ
係合溝2a,2bが形成され、係合レバー3における操
作部6の下方部分には、係合段部3aが形成されてい
る。金具本体2に形成されたベルト挿通穴7にベルト部
1が挿通されて、このベルト部1の両端部に端末金具A
が取付けられている。
【0008】図10に示されるように、被係合レールR
には、多数の被係合穴8が一定の間隔をおいて縦方向に
形成されており、この被係合レールRは、例えば図9に
示されるように、コンテナ車のコンテナ11の側板12
の内側に上下方向に沿って所定間隔をおいて複数本水平
に装着される。金具本体2に形成した係合溝2a,2b
のうち、深い方の係合溝2aの溝底と、金具本体2にお
ける他方の係合溝2bが形成されている端面との長さ
(L1 )は、被係合レールRの被係合穴8の長さ
(L2 )よりも短い。よって、図11に示されるよう
に、金具本体2を傾斜させて、その係合溝2aに被係合
レールRにおける被係合穴8に臨む部分を入り込ませ、
この状態で金具本体2における係合溝2bが形成されて
いる側を被係合穴8に挿入して、この部分に形成されて
いる係合溝2bに被係合レールRにおける被係合穴8に
臨む他方の部分を入り込ませると、圧縮スプリング5の
復元力によって係合レバー3の係合段部3aが被係合レ
ールRにおける被係合穴8に臨む部分に係合して、図1
0及び図12に示されるように端末金具Aが被係合レー
ルRの被係合穴8に係合される。また、被係合穴8と端
末金具Aとの係合を解除するには、図12で示される係
合状態において、係合レバー3の操作部6を指先で上方
に持ち上げて、係合レバーと被係合穴8との係合を解い
た後に、端末金具Aの全体を図で左方に移動させ、その
後に端末金具Aの右端部を被係合穴8から取り出して行
う。なお、図示した被係合レールRには、縦方向の被係
合穴8が形成されているが、横方向の被係合穴が形成さ
れる場合もある。
には、多数の被係合穴8が一定の間隔をおいて縦方向に
形成されており、この被係合レールRは、例えば図9に
示されるように、コンテナ車のコンテナ11の側板12
の内側に上下方向に沿って所定間隔をおいて複数本水平
に装着される。金具本体2に形成した係合溝2a,2b
のうち、深い方の係合溝2aの溝底と、金具本体2にお
ける他方の係合溝2bが形成されている端面との長さ
(L1 )は、被係合レールRの被係合穴8の長さ
(L2 )よりも短い。よって、図11に示されるよう
に、金具本体2を傾斜させて、その係合溝2aに被係合
レールRにおける被係合穴8に臨む部分を入り込ませ、
この状態で金具本体2における係合溝2bが形成されて
いる側を被係合穴8に挿入して、この部分に形成されて
いる係合溝2bに被係合レールRにおける被係合穴8に
臨む他方の部分を入り込ませると、圧縮スプリング5の
復元力によって係合レバー3の係合段部3aが被係合レ
ールRにおける被係合穴8に臨む部分に係合して、図1
0及び図12に示されるように端末金具Aが被係合レー
ルRの被係合穴8に係合される。また、被係合穴8と端
末金具Aとの係合を解除するには、図12で示される係
合状態において、係合レバー3の操作部6を指先で上方
に持ち上げて、係合レバーと被係合穴8との係合を解い
た後に、端末金具Aの全体を図で左方に移動させ、その
後に端末金具Aの右端部を被係合穴8から取り出して行
う。なお、図示した被係合レールRには、縦方向の被係
合穴8が形成されているが、横方向の被係合穴が形成さ
れる場合もある。
【0009】この荷締ベルトVを使用して、コンテナ1
1に載せた荷物13を締め付けるには、図9に示される
ように、ベルト部1の両端部に取付けられた各端末金具
Aを被係合レールRの被係合穴8に係合させて行う。
1に載せた荷物13を締め付けるには、図9に示される
ように、ベルト部1の両端部に取付けられた各端末金具
Aを被係合レールRの被係合穴8に係合させて行う。
【0010】次に、本発明に係る着脱式端末金具B1 に
ついて説明する。図1ないし図3に示されるように、こ
の端末金具B1 の金具本体21は、中央部に方形状の開
口を有する金属厚板を逆U字状にわん曲させた形状であ
る。金具本体21の相対向する板部の間に係合板22の
上端部が挟まれて、一対のリベット23により金具本体
21に一体に固着されている。この係合板22は、トラ
ックの荷台24の側方下部に溶接により固定されたフッ
ク25に係合される部材であって、側面視においてわん
曲していて、中央部に係合穴26が設けられている。金
具本体21は、中央部に方形状の開口を有する金属厚板
を逆U字状にわん曲させた形状であるので、金具本体2
1の上端部の中央部には開口部が形成されて、この開口
部が、前記被係合レールRの被係合穴8と同等の機能を
果たす被係合穴27となる。よって、上述と同一操作に
より、金具本体21の上端部に設けられた被係合穴27
に、荷締ベルトVを構成しているレール係合型の端末金
具Aを係合させると、図1ないし図3に示されるよう
に、荷締ベルトVの両端の各レール係合型端末金具Aに
それぞれ端末金具B1 が装着される。
ついて説明する。図1ないし図3に示されるように、こ
の端末金具B1 の金具本体21は、中央部に方形状の開
口を有する金属厚板を逆U字状にわん曲させた形状であ
る。金具本体21の相対向する板部の間に係合板22の
上端部が挟まれて、一対のリベット23により金具本体
21に一体に固着されている。この係合板22は、トラ
ックの荷台24の側方下部に溶接により固定されたフッ
ク25に係合される部材であって、側面視においてわん
曲していて、中央部に係合穴26が設けられている。金
具本体21は、中央部に方形状の開口を有する金属厚板
を逆U字状にわん曲させた形状であるので、金具本体2
1の上端部の中央部には開口部が形成されて、この開口
部が、前記被係合レールRの被係合穴8と同等の機能を
果たす被係合穴27となる。よって、上述と同一操作に
より、金具本体21の上端部に設けられた被係合穴27
に、荷締ベルトVを構成しているレール係合型の端末金
具Aを係合させると、図1ないし図3に示されるよう
に、荷締ベルトVの両端の各レール係合型端末金具Aに
それぞれ端末金具B1 が装着される。
【0011】図4は、ベルト部1の両端部にレール係合
型端末金具Aを介して端末金具B1 が取付けられた荷締
ベルトVによって、トラックの荷台24に積まれた荷物
28を締め付けている状態の概略図である。荷台24の
側板30の内側には前記被係合レールRが装着されてい
るが、荷台24の荷物28がこのレールRに近接してい
て、このレールRに荷締ベルトVの両端部に取付けたレ
ール係合型端末金具Aを係合させることができない。こ
のため、荷締ベルトVの両端に装着された各端末金具B
1 を、荷台24の側方下部に固着されたフック25に引
っ掛け、荷締め機29によりベルト部1に張力を与え
て,荷物28を締め付けている。
型端末金具Aを介して端末金具B1 が取付けられた荷締
ベルトVによって、トラックの荷台24に積まれた荷物
28を締め付けている状態の概略図である。荷台24の
側板30の内側には前記被係合レールRが装着されてい
るが、荷台24の荷物28がこのレールRに近接してい
て、このレールRに荷締ベルトVの両端部に取付けたレ
ール係合型端末金具Aを係合させることができない。こ
のため、荷締ベルトVの両端に装着された各端末金具B
1 を、荷台24の側方下部に固着されたフック25に引
っ掛け、荷締め機29によりベルト部1に張力を与え
て,荷物28を締め付けている。
【0012】図5及び図6に、本発明に係る別の端末金
具B2 が示されている。この端末金具B2 は、フック状
のものであって、1本の棒材を折り曲げて互いに近接さ
せた部分をフック状にわん曲させると共に、このフック
状にわん曲させた部分に接続して、棒材を互いに離した
部分によってフック部31が形成され、棒材の両端部
を、互いに内側にわん曲させることにより、支持部32
が形成された構成である。金具本体21の各板部21a
の間にスペーサ33が介装され、断面U字状の端末金具
支持板34が金具本体21の各板部21aの外側に当て
がわれて、これら3者がリベット23により一体化され
ている。端末金具B2 の支持部32の部分は、前記端末
金具支持板34の間に入り込んで支持されている。従っ
て、フック状の端末金具B2 は、その支持部32の部分
を中心にして金具本体21に対して回動する。
具B2 が示されている。この端末金具B2 は、フック状
のものであって、1本の棒材を折り曲げて互いに近接さ
せた部分をフック状にわん曲させると共に、このフック
状にわん曲させた部分に接続して、棒材を互いに離した
部分によってフック部31が形成され、棒材の両端部
を、互いに内側にわん曲させることにより、支持部32
が形成された構成である。金具本体21の各板部21a
の間にスペーサ33が介装され、断面U字状の端末金具
支持板34が金具本体21の各板部21aの外側に当て
がわれて、これら3者がリベット23により一体化され
ている。端末金具B2 の支持部32の部分は、前記端末
金具支持板34の間に入り込んで支持されている。従っ
て、フック状の端末金具B2 は、その支持部32の部分
を中心にして金具本体21に対して回動する。
【0013】図7及び図8に、本発明に係る更に別の端
末金具B3 が示されている。この端末金具B3 は、前記
端末金具B1 の係合板22に替えて、厚板材をフック状
にわん曲させた係合板41を金具本体21に一体に取付
けた構成のものである。
末金具B3 が示されている。この端末金具B3 は、前記
端末金具B1 の係合板22に替えて、厚板材をフック状
にわん曲させた係合板41を金具本体21に一体に取付
けた構成のものである。
【0014】上記した各端末金具B2,B3 は、いずれも
その金具本体21の上端に形成した被係合穴27を利用
して、荷締ベルトVのレール係合型の端末金具Aに着脱
自在にして装着される。このように、上端に被係合穴2
7を有する金具本体21に種々の形状の係合部を設けた
多種類の着脱式端末金具を製作準備して、この着脱式端
末金具を荷締ベルトVの両端のレール係合型端末金具A
に装着すると、1本の荷締ベルトVを共用して、端末金
具のみ異なる多種類の荷締ベルトを保有しているのと同
様の状態にできる。
その金具本体21の上端に形成した被係合穴27を利用
して、荷締ベルトVのレール係合型の端末金具Aに着脱
自在にして装着される。このように、上端に被係合穴2
7を有する金具本体21に種々の形状の係合部を設けた
多種類の着脱式端末金具を製作準備して、この着脱式端
末金具を荷締ベルトVの両端のレール係合型端末金具A
に装着すると、1本の荷締ベルトVを共用して、端末金
具のみ異なる多種類の荷締ベルトを保有しているのと同
様の状態にできる。
【0015】なお、荷締ベルトは、その両端部にレール
係合型の端末金具を取付けた構成のものと、その一端部
のみにレール係合型の端末金具を取付けたものとがある
が、本発明は、その両者に対して実施可能である。
係合型の端末金具を取付けた構成のものと、その一端部
のみにレール係合型の端末金具を取付けたものとがある
が、本発明は、その両者に対して実施可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る着脱式端末金具は、係合部
を有する金具本体の上端部にレール係合型端末金具が着
脱可能に係合される被係合穴を設けた構成であるので、
ベルト部の端部にレール係合型端末金具が取付けられた
荷締ベルトと、多種類の着脱式端末金具とを用意してお
いて、使用目的に応じて、前記荷締ベルトの端部のレー
ル係合型端末金具に着脱式端末金具を装着することによ
って、ベルト部の端部にレール係合型端末金具が取付け
られた荷締ベルトを共用して、端末金具の形状の異なる
多種類の荷締ベルトを保有しているのと同様の状態を実
現できる。
を有する金具本体の上端部にレール係合型端末金具が着
脱可能に係合される被係合穴を設けた構成であるので、
ベルト部の端部にレール係合型端末金具が取付けられた
荷締ベルトと、多種類の着脱式端末金具とを用意してお
いて、使用目的に応じて、前記荷締ベルトの端部のレー
ル係合型端末金具に着脱式端末金具を装着することによ
って、ベルト部の端部にレール係合型端末金具が取付け
られた荷締ベルトを共用して、端末金具の形状の異なる
多種類の荷締ベルトを保有しているのと同様の状態を実
現できる。
【図1】本発明に係る着脱式端末金具B1 の斜視図であ
る。
る。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく中央縦断面図である。
【図4】着脱式端末金具B1 を使用して荷物を締め付け
ている状態を示す図である。
ている状態を示す図である。
【図5】本発明に係る着脱式端末金具B2 の斜視図であ
る。
る。
【図6】図5のXーX線断面図である。
【図7】本発明に係る着脱式端末金具B3 の斜視図であ
る。
る。
【図8】図7のYーY線断面図である。
【図9】レール係合型端末金具Aを両端に取付けた荷締
ベルトVにより荷物を締め付けている状態の斜視図であ
る。
ベルトVにより荷物を締め付けている状態の斜視図であ
る。
【図10】被係合レールRの被係合穴8と端末金具Aと
の係合状態を示す斜視図である。
の係合状態を示す斜視図である。
【図11】被係合レールRの被係合穴8と端末金具Aと
の係合途中を示す断面図である。
の係合途中を示す断面図である。
【図12】被係合レールRの被係合穴8と端末金具Aと
の係合状態を示す断面図である。
の係合状態を示す断面図である。
A:レール係合型端末金具 B1,B2,B3 :着脱式端末金具 R:被係合レール V:荷締ベルト 1:荷締ベルトのベルト部 2:レール係合型端末金具の金具本体 3:係合レバー 4:ピン 5:圧縮スプリング 8:被係合レールの被係合穴 21:着脱式端末金具の金具本体 22,41:着脱式端末金具の係合板(係合部) 27:着脱式端末金具の金具本体の被係合穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 63/14 B60P 7/06 F16G 11/12
Claims (2)
- 【請求項1】 被係合レールの被係合穴に着脱可能に係
合されるレール係合型端末金具がベルト部の端部に取付
けられて荷締ベルトが構成され、この荷締ベルトの端部
のレール係合型端末金具に着脱可能に装着される着脱式
端末金具であって、係合部を有する金具本体に前記レー
ル係合型端末金具が着脱可能に係合される被係合穴が設
けられていることを特徴とする荷締ベルトに使用される
着脱式端末金具。 - 【請求項2】 断面ほぼU字形の金具本体と、この金具
本体内に配置されて圧縮スプリングの作用により一方側
に付勢された状態で当該金具本体に枢着される係合レバ
ーとで前記レール係合型端末金具が構成されていること
を特徴とする請求項1に記載の荷締ベルトに使用される
着脱式端末金具。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32524991A JP2838174B2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 荷締ベルトに使用される着脱式端末金具 |
KR1019920021131A KR930009826A (ko) | 1991-11-12 | 1992-11-11 | 화물조임벨트용 착탈식 단말 금구 |
US07/974,501 US5351372A (en) | 1991-11-12 | 1992-11-12 | Detachable end metal fitting used for cargo fastening belt |
DE4238266A DE4238266A1 (en) | 1991-11-12 | 1992-11-12 | Detachable metal end fitment for belt securing freight - consists of ring, end coupling with insertion slot, operating lever and compression spring |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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-
1991
- 1991-11-12 JP JP32524991A patent/JP2838174B2/ja not_active Expired - Lifetime
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