JP2000104347A - 中空部材接合構造及び屋外化粧材構造 - Google Patents
中空部材接合構造及び屋外化粧材構造Info
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Abstract
し、生産性・施工性の向上及びコスト低下を図る。 【解決手段】 複数の中空部材2,3が、夫々の接合端
部内に挿入されるジョイント部材4を介して接合される
接合構造1において、ジョイント部材4の両中空部材
2,3接合端に対向する外面に、周方向の凹溝12が全
周にわたって設けられ、凹溝12内にシーリング材9を
充填する。
Description
部材接合構造及びパーゴラ・ポーチ柱等の屋外化粧材構
造に関するものである。
接合部のない長尺の一体物、複数の部材を長手方向
端部相互を溶接などの加工技術により接合し表面仕上げ
して接合部が見えないように工場で製造した物、分割
された部材を施工現場で組立後、ジョイント部をシーリ
ング材等により防水処理した物、分割された部材をジ
ョイント部材により施工現場で組立てるがジョイント部
から部材内に浸入した雨水を排水孔から排出するように
した物(図24参照)がある。
は、図24に示すように、スチール製中空角材からなる
上記材61と下部材62は、夫々の接合端部内に挿入さ
れたジョイント部材63とボルト64・ナット65によ
り、上下部材61、62接合端縁間に若干の隙間66が
できる状態に接合され、下部材62の下端板67には水
抜き孔68が設けられ、前記上下部材61、62の間隙
66から下部材62内に浸入した雨水69を、水抜き孔
68から外部へ排出するようになっている。
術,は、パーゴラ、ポーチ柱を含めジョイント部が
全くないか又は見えないという利点があるけれども、部
材が大形化し手作業が困難で生産性、物流性(運搬)、
施工性に問題がある。また、上記従来技術,は、上
・下分割部材61、62内の防錆性能を向上させるため
の特殊塗装処理などの加工コスト増大、ジョイント部の
シーリング材が大気に露出されるために紫外線による性
能劣化を招来するという問題があり、本来スチール製中
空部材が持つ廉価な材料としての部材供給がなされてい
ない。
されたもので、その目的とするところは、中空部材を分
割接合構造とし、組立施工現場において接合でき、かつ
その接合部の防水性・内部の防錆性を確保でき、組立施
工性の向上及びコスト低減を図ることのできる中空部材
接合構造及び屋外化粧材構造を提供するにある。
成するために、次の技術的手段を講じている。即ち、本
発明に係る中空部材接合構造は、複数の中空部材が、夫
々の接合端部内に挿入されるジョイント部材を介して接
合される接合構造において、前記ジョイント部材の両中
空部材接合端に対向する外面に、周方向の凹溝が全周に
わたって設けられ、該凹溝に防水材が充填されている点
に特徴がある。
かつ十分な防水材例えばシーリング材を凹溝内に充填で
き、接合部の防水性及び内部の防錆性を確保でき、中空
部材を製造・運搬・組立が容易な寸法に分割することが
できるので、生産性・物流性及び施工作業性の向上を図
ることができる。また、本発明に係る中空部材接合構造
は、前記凹溝が両中空部材の接合状態において夫々の接
合端部にまたがるように設けられ、前記両中空部材の端
部により凹溝内に充填された防水材が隠されている点に
特徴がある。この場合、部材接合部の防水性をより高め
ることができると共に、前記防水材が大気中に露出しな
いため、前記防水材の紫外線による性能劣化を防止して
耐久性及び外観の向上を図ることができる。
は、一方の中空部材にジョイント部材を接合した後、前
記凹溝内に前記防水材が充填され、他方の中空部材がジ
ョイント部材にボルト・ナットにより連結されているも
のとすることができる。このようにすれば、工場でジョ
イント部材を一方の中空部材に接合(リベット又は溶
接)し、前記凹溝にシーリング材を充填した状態で、組
立施工現場に運搬でき、現場における組立作業時間を短
縮し、シーリング材の充填作業をしなくてよく、作業能
率の向上・組立施工コストの低減を図ることができる。
ラ、ポーチ柱等を構成する中空部材が、複数分割され、
分割体の接合端部相互が夫々の端部内に挿入されるジョ
イント部材を介して接合される屋外化粧材構造であっ
て、前記ジョイント部材の両分割体接合端に対向する外
面に、周方向の凹溝が全周にわたって設けられ、該凹溝
にシーリング材が充填されている点に特徴がある。
性及び内部の防錆性を確保できるので、従来一体物とさ
れていたL形のパーゴラ本体の構成部材を分割構造とす
ることができ、生産性・物流性・施工性の向上及びコス
ト低下を図ることが可能である。更に、前記両分割体の
ジョイント部材の一方の接続ボルト及びナットにより横
架材受ピースが共締めされ、該ピースが横架材端部内に
隠されたものとすることができる。この場合、分割体の
接続ボルトも横架材により隠されるので、屋外化粧材の
接合部が目立たず、外観の向上を図ることができる。
基づいて説明する。図1〜3は、本発明に係る中空部材
接合構造1の一実施形態を示している。この中空部材接
合構造1は、柱を構成するスチール製角パイプからなる
上中空部材2、下中空部材3および両部材2,3を接合
するジョイント部材4と、該ジョイント部材4と前記上
・下両中空部材2,3とを締結する夫々複数のボルト
5,6及びナット7,8と、防水材であるシーリング材
9とからなっている。
面処理後塗装(粉体)が施され、内側面に防錆処理が行
なわれ、上下接合端部側面に連結ボルト孔10,11が
設けられている。前記ジョイント部材4は、上・下中空
部材2,3の上下接合端開口に嵌合する大きさとされ、
その外周面には長さ(上下)方向中央よりも下方に位置
して周方向に延びる断面半円形の凹溝12が全周にわた
って設けられている。そして、ジョイント部材4の両側
面には、前記凹溝12の上下に、該溝幅方向の中心から
の寸法が、前記上・下中空部材2,3の接合端縁から連
結ボルト孔10,11の中心までの寸法と同じでかつ前
記ボルト孔10,11に対応する位置に、夫々連結ボル
ト13,14が設けられている。
は、前記ボルト孔13,14と同心状に前記ナット7,
8が溶接されており、該ナット7,8に前記ボルト孔1
0,11,13,14を前記部材2,3の外側から貫通
する前記ボルト5,6が螺合締結されるようになってい
る。したがって、前記ジョイント部材4の凹溝12は、
接合状態において上・下中空部材2,3の接合端部に、
略同じ寸法だけ跨がり、防水性能を確保することがで
き、しかも、防水材であるシーリング材9が大気中に露
出しないので、紫外線による性能劣化を防止して耐久性
及び外観の向上を図ることができる。
凹溝12中心までの寸法Lは、上下両中空部材2,3の
接合端縁間から万一雨水が浸入した場合でも、ジョイン
ト部材4と上中空部材2の間を毛管現象により雨水が上
昇する寸法(約100mm程度)以上とするのが好まし
い。また、前記下中空部材3とジョイント部材4とは、
図2,図3に示すように、工場における製作過程で結合
され、ジョイント部材4の凹溝12内に前記シーリング
材9が十分に注入充填される、このとき、シーリング材
9は、図3に示すように、十分に充填すると、下中空部
材3の上端縁にまではみ出す状態となり、下部中空部材
3とジョイント部材4との間の防水性が確保され、組立
施工現場で上中空部材2を接合したとき、シーリング材
9の一部が上中空部材2の下端縁で押圧されて下中空部
材3の上端縁との間で挟まれ、防水性がさらに高められ
る。
0,11,13,14に挿通するときは、ボルト5,6
に防水剤を塗り、ボルト孔10,11との間から雨水が
浸入するのを防止している。上記実施形態によれば、工
場でジョイント部材4を下中空部材3(又は上中空部材
2)に結合し、シーリング材9を充填した状態としうる
ので、生産性の向上を図ることができ、しかも運搬し易
くかつ現場での組立てが容易な大きさのブロックとする
ので、物流性・施工性が大幅に向上する。即ち、部材分
割によって、部材製造過程及び現場施工過程において、
クレーンなどの大形機械を使わずに、手作業により取り
回しを容易に行なうことができ、この作業にかかるリー
ドタイムが削減でき、大幅なコスト低下を図ることが可
能である。
2,3接合部との間に防水材であるシーリング材9を充
填しているので、溶接による接合時にみられる前処理
(塗装・黒皮の除去)や熱処理による材質変化等から起
こる錆の誘発を防ぐことができる。しかも、前記防水材
9が大気に露出されないため、紫外線による性能劣化を
防止でき、雨水等の浸入を防止して耐久性の向上を図る
ことができる。
3とジョイント部材4の接合は、ボルト・ナットに代え
てリベットにより行なうことができる。図4〜図23
は、本発明に係る屋外化粧材構造の1つであるパーゴラ
15(外廊下風の洋風四阿、又はつる棚)の一実施形態
を示している。一般的なパーゴラは、つる性の植物(例
えばつたなど)を絡ますように造った棚部と柱部とで略
L形に構成した化粧部材を備え、屋外に構築される関係
で、製造工場において一体的に溶接されて大形部材とな
っている。したがって、部材製造過程及び施工過程にお
いて、クレーンなどの機械を使って取り回しを行なう必
要があり、施工現場への搬送においても大形輸送手段が
不可欠で、かつ搬送時刻制限がある。
えたパーゴラ15は、図4,図5に示しているように、
4本のL形パーゴラ本体部材16と、3本のパーゴラ横
架材17と、6本のプランター受部材18と、パーゴラ
屋根材19(合せガラス)と、屋根材受フレーム20及
び小屋受材21とにより主構成されている。屋外化粧材
である前記パーゴラ本体部材16は、スチール製の断面
四角の中空状を呈し、パーゴラ上部材22とパーゴラ柱
材23とに2分割され、分割体である両材22,23は
その接合端部開口内に嵌合されるジョイント部材24を
介して、リベット25、ボルト26及びナット27によ
り締結されている。なお、パーゴラ上部材22は、図1
1に示すように、先端が下方に略直交状に延びてパーゴ
ラ柱材23と接続される接合部22Aを備えており、該
接合部22Aは溶接Wにより一体化されている。
に連結ボルト孔28(図11,図13参照)が設けられ
ている。また、パーゴラ上部材22の建物外壁29側端
下面に、小屋受部材21に取付けるためのボルト孔(図
示省略)が設けられ、該上部材22の下側内面に前記ボ
ルト孔と同心状に取付ナット30が溶接され(図9,図
11,図12参照)、L型材からなる小屋受部材21に
挿通した取付ボルト31が螺合ざれるようになっている
(図9参照)。
に示すように、下端に溶接された取付端板32を備え、
該端板32中央に取付ボルト孔33が設けられると共
に、該端板32上面(前記柱材23内)に取付ナット3
4がボルト孔33と同心状に溶接されており、図10に
示すように、基礎35にアンカーボルトにより取付けた
支持金具36に螺合されている支持ボルト37の上端部
が前記取付ナット34に螺合され支持されるようになっ
ている。
は、リベット孔38が設けられ、該柱材23の上端開口
から挿入嵌合されたジョイント部材24がリベット25
により連結一体化されている。さらに、パーゴラ柱材2
3の一側面又は両側面にプランター受部材18の取付ね
じ孔39が、上下方向中間部の適所に設けられ、プラン
ター受部材18がボルト40により取付けられている。
7に示すように、パーゴラ上部材22接合部22A及び
パーゴラ柱材23の上下接合端開口に嵌合する大きさと
され、その上下方向の下端部寄りに位置して周方向に延
びる断面V字形の凹溝41が全周にわたって設けられて
いる。そして、ジョイント部材24の両側面には、前記
凹溝41の上下に位置して、パーゴラ上部材22とパー
ゴラ柱材23とを接合した状態において、前記上部材2
2及び柱材23の接合端縁が、前記凹溝41の幅方向
(上下方向)中央部に位置するように、前記ボルト孔2
8及びリベット孔38に対応して夫々ボルト孔42及び
リベット孔43が設けられている。
上部両側には、前記ボルト孔42と同心状に前記ナット
27が溶接されており、該ナット27に、前記ボルト孔
28,42に外側から挿通される前記ボルト26が螺合
締結されるようになっている。前記凹溝41には、図1
7に示すように、工場での製作過程において、ジョイン
ト部材24がリベット25によりパーゴラ柱材23に連
結された状態において、防水材例えばシーリング材44
が、十二分に注入充填される。また、リベット25は十
分にカシメて防水性が確保されている。
は、接合状態においてパーゴラ上部材22及びパーゴラ
柱材23の接合端部に、略同じ寸法だけ跨がっているの
で、防水性能を確保することができ、しかも、防水材で
あるシーリング材44が大気中に露出しないので、紫外
線による性能劣化を防止して耐久性及び外観の向上を図
ることができる。
44中心までの寸法L(図15参照)は、パーゴラ上部
材22とパーゴラ柱材23の接合端縁間から万一雨水が
浸入した場合でも、ジョイント部材24とパーゴラ上部
材22の間を毛管現象により雨水が上昇する寸法(約1
00mm程度)以上とするのが好ましい。また、前記シ
ーリング材44は、図17に示しているように、十二分
に充填すると、パーゴラ柱材23の上端縁にまではみ出
す状態となり、パーゴラ柱材23とジョイント部材24
との間の防水性が確保され、組立施工現場でパーゴラ上
部材22の接合部22Aを、ジョイント部材24に外嵌
接合したとき、シーリング材44の一部がパーゴラ柱材
23上端面とパーゴラ上部材23下端面との間に挟まれ
て、防水性がさらに高められる。
材24とを接合するとき、前記ボルト26には防水剤が
塗布され、前記パーゴラ横架材17を連結する受ピース
45(図20,図21参照)が共締め連結されるので、
ボルト26はパーゴラ横架材17により受ピースと共に
隠される。前記パーゴラ横架材17は、図4に示すよう
に、パーゴラ本体部材16具体的にはパーゴラ上部材2
2の接合部22A下端相互間を接続するもので、スチー
ル製で断面矩形の中空材からなり、図18に示すように
両端部背面に取付ボルト孔46が設けられている。
1に示すように、断面L形のピース本体45Aの長手方
向一端に、パーゴラ上部材22との接合端板45Bが溶
接一体化したもので、この端板45Bと前記ピース本体
45Aの背面板には、夫々ボルト孔47,48が前記上
部材22及び横架材17のボルト孔28,46に対応す
るように設けられており、前記ピース本体45A背面板
前面には、前記ボルト孔48と同心状にナット49が溶
接されている。
5Aに対して左側に接合端板45Bが溶着された左勝手
と、ピース本体45Aに対して右側に接合端板45Bが
溶着された右勝手のもの(図20,図21参照)があ
り、パーゴラ上部材22の左右取付面に対応して使い分
けられる。そして、この受ピース45は、パーゴラ本体
部材16を組立てる際に、パーゴラ上部材22、ジョイ
ント部材24と共に前記ボルト26により共締めされて
いる。
部を前記受ピース45に外嵌させた後、接合ボルト50
(図7参照)により背面側から締結される。したがっ
て、接合ボルトは背面に隠れると共に、前述のようにパ
ーゴラ本体部材16接合用の前記ボルト26及び受ピー
ス45が共にパーゴラ横架材17により隠されるので、
パーゴラ15の外観を損ねることはない。
23に示すように、鋼板製の断面溝形で、前記パーゴラ
横架材17と同じ長さとされ、その長手方向両端に接合
端板51が夫々溶接されており、該端板51には前記パ
ーゴラ柱材23の取付ねじ孔39に対応して上下方向に
長いボルト孔52が設けられている。このプランター受
部材18は、その溝形開口が背面側となるように、図外
のボルトにより前記ねじ孔39を利用して取付けられ
る。
形で側面視L字形を呈するアルミ押出型材を枠組み一体
化したもので、対向する前記パーゴラ上部材22の対向
面及びパーゴラ横架材17の上面に水密的に取付けられ
ると共に、後端側は図9に示すように前記小屋受21上
に載置しかつパーゴラ上部材22の対向面後端に締結し
た取付部材53に水密的に取付けられている。
ム20に水密的に嵌装されており、雨漏りしないように
なっている。本発明に係る屋外化粧材構造をパーゴラ本
体部材16に採用した上記実施形態によれば、パーゴラ
本体部材16をパーゴラ上部材22とパーゴラ柱材23
の2つに分割するので、部材製造過程及び施工過程にお
いて、クレーンなどの機械を使うことなく手作業により
部材の取り回しを容易に行なうことができ、これらにか
かるリードタイムが削減でき、大幅にコスト低下を図る
ことができる。しかも、工場から施工現場への搬送が容
易となる。
水材を充填しているので、防水性を確保できると共に、
防水材が大気中に露出しないため紫外線による性能劣化
の防止及び外観の向上を図れるほか、従来の溶接などに
みられる前処理(塗装・黒皮の除去)や熱処理による材
質変化などから起こる錆の誘発を防ぐことができる。屋
外化粧材構造として上記パーゴラ15の実施形態につい
て詳述したが、ポーチ柱等の屋外に設けられる化粧材に
も採用することができる。
状が角形の中空部材を採用した場合についてのものであ
るが、断面形状が円形、三角形、五角形、六角形、八角
形のほか多角形等任意の形状を採用することができ、中
空部材は3分割以上とすることができる。さらに、パー
ゴラは屋根材を備えていないものにも採用できることは
当然である。
ように、複数の中空部材が、夫々の接合端部内に挿入さ
れるジョイント部材を介して接合される接合構造におい
て、前記ジョイント部材の両中空部材接合端に対向する
外面に、周方向の凹溝が全周にわたって設けられ、該凹
溝に防水材が充填されている構成であるから、接合部の
防水性及び内部の防錆性を確保でき、中空部材を製造・
運搬及び組立が容易な寸法に分割できるので、生産性・
物流性及び施工作業性の向上を図ることができる。
ーゴラ、ポーチ柱等を構成する中空部材が、複数分割さ
れ、分割体の接合端部相互が夫々の端部内に挿入される
ジョイント部材を介して接合される屋外化粧材構造であ
って、前記ジョイント部材の両分割体接合端に対向する
外面に、周方向の凹溝が全周にわたって設けられ、該凹
溝にシーリング材が充填されているものであるから、分
割体接合部の防水性及び内部の防錆性を確保できるの
で、従来一体物とされていた大型でL形のパーゴラ本体
構成部材を分割構造とすることができ、生産性・物流性
・施工性の向上及びコスト低下を図ることが可能であ
る。
示す縦断面図である。
す要部断面拡大図である。
た一実施形態を示す一部分解斜視図である。
図である。
である。
側面図である。
である。
ある。
図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の中空部材が、夫々の接合端部内に
挿入されるジョイント部材を介して接合される接合構造
において、前記ジョイント部材の両中空部材接合端に対
向する外面に、周方向の凹溝が全周にわたって設けら
れ、該凹溝に防水材が充填されていることを特徴とする
中空部材接合構造。 - 【請求項2】 前記凹溝が両中空部材の接合状態におい
て夫々の接合端部にまたがるように設けられ、前記両中
空部材の端部により凹溝内に充填された防水材が隠され
ていることを特徴とする請求項1に記載の中空部材接合
構造。 - 【請求項3】 一方の中空部材にジョイント部材を接合
した後、前記凹溝内に前記防水材が充填され、他方の中
空部材がジョイント部材にボルト・ナットにより連結さ
れていることを特徴とする請求項1又は2に記載の中空
部材接合構造。 - 【請求項4】 パーゴラ、ポーチ柱等を構成する中空部
材が、複数分割され、分割体の接合端部相互が夫々の端
部内に挿入されるジョイント部材を介して接合される屋
外化粧材構造であって、前記ジョイント部材の両分割体
接合端に対向する外面に、周方向の凹溝が全周にわたっ
て設けられ、該凹溝にシーリング材が充填されているこ
とを特徴とする屋外化粧材構造。 - 【請求項5】 前記両分割体のジョイント部材の一方の
接続ボルト及びナットにより横架材受ピースが共締めさ
れ、該ピースが横架材端部内に隠されていることを特徴
とする請求項4に記載の屋外化粧材構造。
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