JP2000102751A - 現場発泡用ウレタン施工装置 - Google Patents

現場発泡用ウレタン施工装置

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JP2000102751A
JP2000102751A JP10275554A JP27555498A JP2000102751A JP 2000102751 A JP2000102751 A JP 2000102751A JP 10275554 A JP10275554 A JP 10275554A JP 27555498 A JP27555498 A JP 27555498A JP 2000102751 A JP2000102751 A JP 2000102751A
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foaming
foaming raw
liquid
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Koji Enomoto
晃司 榎本
Hirotaka Wada
浩孝 和田
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Inoac Tokuzai KK
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Inoue MTP KK
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Inoac Tokuzai KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送や取り扱いが容易であるとともに、常
時、各液状発泡原料の計量が正確に行われているか否か
を簡単に確認することができる現場発泡用ウレタン施工
装置を提供する。 【解決手段】 所定比率で混合される複数の液状発泡原
料を供給する原料供給部11と、各液状発泡原料を所定
量圧送するプランジャポンプ22,23と、各液状発泡
原料を加熱する一次加熱部31と、各液状発泡原料の前
記プランジャポンプ22,23の作動に起因して生じる
脈動を吸収するアキュムレータ41,42と、二次加熱
用の加熱ホース51,52を介して接続された攪拌・吐
出部61とを備えた現場発泡用ウレタン施工装置10に
おいて、各液状発泡原料の流量を測定するための流量計
71,72を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、軽量盛土工法等
に用いられる現場発泡用ウレタン施工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】舗装路の拡幅工事や急傾斜地における舗
装路の建設等の際に硬質の発泡ウレタンを地盤上に形成
する軽量盛土施工等のように、現場で液状発泡原料を吐
出・発泡する施工法がある。この工法においては、一般
的に、図2に示すような現場発泡用ウレタン施工装置9
0がトラック等で現場へ搬送されて使用されている。
【0003】この現場発泡用ウレタン施工装置90は、
複数の液状発泡原料、通常はポリオール成分とイソシア
ネート成分の2液を所定温度にして所定温度で混合し吐
出させることにより発泡ウレタンを形成するものである
が、現場での使用を考慮して取り扱い簡易で,小型及び
軽量性に優れ,しかも搬送が容易であること等が要求さ
れる。そのため、当該現場発泡用ウレタン施工装置90
は、工場内における発泡ウレタン施工装置とは異なり、
必要最低限の機能しか持ち合わせていないのが普通であ
る。
【0004】すなわち、従来の現場発泡用ウレタン施工
装置90は、ポリオール成分とイソシアネート成分をそ
れぞれ別々に収容する原料用ドラム92,93と供給用
ポンプ94,95を有する原料供給部91と、該原料供
給部91から供給された各液状発泡原料を所定量圧送す
るプランジャポンプ97,98からなる加圧・計量部9
6と、前記プランジャポンプ97,98から所定量圧送
された各液状発泡原料を一次加熱するプライマリーヒー
ター100,101等で構成される一次加熱部99と、
一次加熱された各液状発泡原料の前記プランジャポンプ
97,98の作動に起因して生じる脈動を吸収するアキ
ュムレータ102,103と、該アキュムレータ10
2,103と二次加熱用の加熱ホース104,105を
介して接続された攪拌・吐出部106とを備えた構成か
らなる。なお、図示の符号107,108は前記原料供
給部91の供給用ポンプ94,95とプランジャポンプ
97,98をそれぞれ接続する第1ホース、109,1
10はプランジャポンプ97,98とプライマリーヒー
ター100,101とをそれぞれ接続する第2ホース、
111,112はプライマリーヒーター100,101
とアキュムレータ102,103とをそれぞれ接続する
第3ホースである。
【0005】ところで、前記発泡ウレタンの施工におい
ては、得られる発泡ウレタンの物性をムラなく良好にす
るため、各液状発泡原料の混合比率、具体的にはポリオ
ール成分とイソシアネート成分の混合比率を、常時、狂
いなく正確に制御することが要求される。
【0006】上記従来の現場発泡用ウレタン施工装置9
0では、前記プランジャポンプ97,98により各液状
発泡原料を各々所定容積押し出しているため、各液状発
泡原料の混合比率は理論的には常に一定となるはずであ
る。しかしながら、前記プランジャポンプ97,98に
おいては、シリンダ内のプランジャが連続往復動するこ
とによってシリンダ内の液状発泡原料を押し出す構造か
らなるため、液状発泡原料の粘度変化により、プランジ
ャの動きに少なからず影響を受けるのが避けられない。
例えば、液状発泡原料の粘度が高くなるとプランジャの
動きが悪くなって、一定時間内におけるプランジャの往
復距離が少なくなり、液状発泡原料の押し出し量が減少
するようになる。
【0007】特に、上記現場発泡用ウレタン施工装置9
0においては、前記原料用ドラム92,93からプラン
ジャポンプ97,98の間で各液状発泡原料の温度が変
化して各液状発泡原料の粘度が変動した場合、両プラン
ジャポンプ97,98の各プランジャにおける一定時間
の往復動距離が本来の値から変化し、プランジャポンプ
97,98による各液状発泡原料の押し出し量が本来の
値から外れて前記混合比率に狂いを生じるおそれがあ
る。しかも、上記現場発泡用ウレタン施工装置90にお
いては、原料用ドラム92,93に収容されるポリオー
ル成分とイソシアネート成分は、粘度が大きく異なって
いて温度変化による粘度の変動も異なるため、前記混合
比率の狂いを生じ易かった。
【0008】それに加えて、前記原料用ドラム92,9
3の開口部や第1ホース107,108若しくは第2ホ
ース109,110並びに第3ホース111,112、
さらには攪拌・吐出部106のノズル等で各液状発泡原
料(特にイソシアネート成分)が湿気により反応して結
晶が生成し、各部の流れが悪くなることがあり、それに
よっても前記混合比率の狂いを生じるおそれがある。
【0009】ところが、上記従来の現場発泡用ウレタン
施工装置90においては、各液状発泡原料が正確に計量
され、所定比率で混合されているか否かは、吐出した混
合発泡原料の状態、あるいは発泡後の発泡ウレタンの状
態により判断するしかないのが現状である。そのため、
前記混合比率の狂いを発見するのが遅れて、不良の発泡
ウレタンを現場で多量に形成したり、あるいは積層形成
した発泡ウレタンの下方に混合比率の狂った発泡ウレタ
ンが埋設され、再施工するのに手間取るようになる。な
お、上記プランジャポンプに代えて精度の高いギヤポン
プ等を用いることも、現場発泡用ウレタン施工装置に求
められる搬送性や軽量性等の点から好ましいものではな
かった。また、各液状発泡原料の温度変化に伴う粘度の
変動を防ぐため、各原料用ドラム92,93全体を温調
装置等により温調して該ドラム92,93内の各液状発
泡原料の粘度を一定にすることも考えられるが、その場
合には、当該現場発泡用ウレタン施工装置90が、複雑
になったり、大型化してしまうといった問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記の点
に鑑み提案されたものであって、搬送や取り扱いが容易
であるとともに、常時、各液状発泡原料の計量が正確に
行われているか否かを簡単に確認することができる現場
発泡用ウレタン施工装置を提供しようとするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の原料用ドラムから所定比率で混合される各液状発泡原
料を汲み上げる原料供給部と、該原料供給部から供給さ
れた各液状発泡原料を所定量圧送するプランジャポンプ
と、該プランジャポンプから圧送された各液状発泡原料
を加熱する一次加熱部と、各液状発泡原料の前記プラン
ジャポンプの作動に起因して生じる脈動を吸収するアキ
ュムレータと、該アキュムレータに二次加熱用の加熱ホ
ースを介して接続された攪拌・吐出部とを備えた現場発
泡用ウレタン施工装置において、各液状発泡原料の流量
を測定するための流量計を設けたことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、請求項1において、前
記流量計をアキュムレータと加熱ホースの間に設けたこ
とを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、請求項1または2にお
いて、前記流量計に、該流量計で測定された各液状発泡
原料の流量測定値から吐出混合発泡原料の混合比率を算
出するデータ処理装置と、前記算出された混合比率が所
定範囲外となった場合を知らせる警報装置を接続したこ
とを特徴とする。
【0014】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかにおいて、前記流量計に、測定された各液状発泡
原料の流量測定値を記録する記録計が接続されたことを
特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明に係る現場発泡用ウ
レタン施工装置の一実施例の構成を概略的に表す図であ
る。
【0016】図1に示す現場発泡用ウレタン施工装置1
0は、舗装路の拡幅工事や急傾斜地における舗装路の建
設等の際に硬質の発泡ウレタンを地盤上に形成する軽量
盛土施工等、現場で液状発泡原料を吐出・発泡して発泡
ウレタンを形成する際に使用されるもので、原料供給部
11と加圧・計量部21と一次加熱部31とアキュムレ
ータ41,42と加熱ホース51,52と攪拌・吐出部
61および流量計71,72とを備える。
【0017】原料供給部11は、当該装置10の液状発
泡原料の供給部となる部分で、複数の原料用ドラム(こ
の実施例では2つのドラム缶)12,13と該原料用ド
ラム12,13から所定比率で混合される各液状発泡原
料を汲み上げる供給用ポンプ14,15を有する。
【0018】前記所定比率で混合される複数の液状発泡
原料としては、ポリエーテルポリオール,ポリエステル
ポリオールの双方あるいは何れか一方を含むポリオール
成分(通称A液)と、ウレタン変性,カルボジイミド変
性他TDIプレポリマー,クルードTDI,ポリメリッ
クMDI,各種変性MDI等を含むイソシアネート成分
(通称B液)の2液とされるのが一般的である。この実
施例では、前記原料用ドラム12にポリオール成分が、
前記原料用ドラム13にイソシアネート成分がそれぞれ
別々に収容されている。なお、当該発泡原料には、アミ
ン触媒等の触媒や水,フレオン,代換えフレオン等の発
泡剤やモノアミン,ジアミン化合物等の架橋剤等が適宜
添加される。
【0019】加圧・計量部21は、前記原料供給部11
から第1ホース24,25を介して供給された各液状発
泡原料を加圧するとともに体積計量して一次加熱部31
に圧送する部分である。この加圧・計量部21は、各液
状発泡原料毎に用意された、公知のプランジャポンプ2
2,23で構成される。さらに、この実施例では、前記
各プランジャポンプ22,23は、油圧式の駆動装置に
より同期して作動し、後述の攪拌・吐出部61に所定量
のポリオール成分とイソシアネート成分を送るように、
つまり攪拌・吐出部61でポリオール成分とイソシアネ
ート成分が所定の比率で混合されように設定している。
【0020】一次加熱部31は、前記加圧・計量部21
のプランジャポンプ22,23から圧送された各液状発
泡原料を所定温度となるように一次的に加熱する部分で
ある。この実施例においては、当該一次加熱部31は、
各液状発泡原料毎に用意されたプライマリーヒーター3
2,33で構成され、その各プライマリーヒーター3
2,33は第2ホース34,35により前記各プランジ
ャポンプ22,23とそれぞれ接続されている。なお、
この例のプライマリーヒーター32,33は、第2ホー
ス34,35の端に設けたサブタンクとその外周に設け
た電熱ヒータ等の加熱手段で構成され、前記第2ホース
34,35を通ってサブタンクに供給された各液状発泡
原料を加熱する、公知の構造からなる。
【0021】アキュムレータ41,42は、前記一次加
熱された各液状発泡原料の前記プランジャポンプ22,
23の作動に起因して生じる脈動を吸収するためのもの
で、窒素ガスの圧縮性を利用した公知のもので構成され
る。なお、各アキュムレータ41,42は、第3ホース
43,44により前記各プライマリーヒーター32,3
3とそれぞれ接続されている。
【0022】加熱ホース51,52は、前記アキュムレ
ータ41,42から供給された所定量の各液状発泡原料
を二次的に加熱して所定温度となるように温調するもの
で、外周に電熱ヒータ等の埋設された公知のもので構成
される。なお、この加熱ホース51,52は、現場施工
時に施工者が後述の攪拌・吐出部61を保持したまま移
動可能となるように、ある程度長くする必要がある。
【0023】攪拌・吐出部61は、前記加熱ホース5
1,52通過時に二次加熱された各液状発泡原料を攪拌
混合させて吐出する部分である。この実施例では、当該
攪拌・吐出部61として、従来公知の原料攪拌機能を備
えた吐出ガンが用いられている。
【0024】さらに、この発明の構造においては、前記
加圧・計量部21のプランジャポンプ22,23と攪拌
・吐出部61の間に、各液状発泡原料の流量を測定する
ための流量計71,72が設けられている。このように
流量計71,72を設ければ、常時、前記プランジャポ
ンプ22,23で各液状発泡原料の計量が正確に行われ
て圧送されているか否かを簡単に確認できる。したがっ
て、吐出混合発泡原料の混合比率の狂いを迅速に把握す
ることができ、混合比率の狂いが発生した場合には、施
工、すなわち混合発泡原料の吐出を直ちに中断して、各
液状発泡原料の温度調節(粘度調節)を行う等、吐出混
合発泡原料の混合比率が正常となるよう迅速に対応する
ことができる。
【0025】なお、この実施例では、流量計71,72
として日東精工社製のニコーフロー微少流量計を用い、
その流量測定値を記録する記録計85(横河電機社製の
YOKOGAWA uR1000)が接続されている。
このように記録計85を設ければ、各液状発泡原料の流
量測定値を記録できるので、爾後の施工における吐出混
合発泡原料の混合不良発生の防止対策が立てやすくな
る。また、前記記録された流量測定値を積算することに
よって、施工におけるトータルの原料使用量を調べるこ
とができるので、原料用ドラム内の各液状発泡原料の残
量を把握でき、施工中に各液状発泡原料が不足する等の
心配がなくなる利点もある。勿論、当該流量計71,7
2は、特に限定されるものではなく、例えば、流量測定
値を常時示すモニター画面を併用したものを用いても良
い。
【0026】前記流量計71,72を設ける位置は、前
記一次加熱部31と攪拌・吐出部61の間とするのが好
ましい。その理由は、流量は液体の温度に影響されるた
め、つまり液体の温度に応じて液体の粘性が変動しそれ
に伴って流量が変動するため、一次加熱前の温度が一定
になっていない状態で流量を測定しても、吐出混合発泡
原料を構成する各液状発泡原料の流量と正しく対応しな
いからである。特に好ましくは、この実施例のように、
流量計71,72をアキュムレータ41,42と加熱ホ
ース51,52の間に設けるのがよい。このようにすれ
ば、前記アキュムレータ41,42の作用により供給用
ポンプ14,15およびプランジャポンプ22,23に
起因する脈動の影響を受けにくく、より各液状発泡原料
の流量を誤差なく正確に測定できるとともに、施工者が
攪拌・吐出部61を保持して吐出混合発泡原料を吐出す
る際に施工者の移動の妨げとならず、作業性もよい。な
お、図示の符号73,74はアキュムレータ41,42
と流量計71,72をそれぞれ接続する第4ホースであ
る。
【0027】また、この実施例においては、前記流量計
71,72に、該流量計71,72で測定された各液状
発泡原料の流量測定値をデータ処理して吐出混合発泡原
料の混合比率を算出するデータ処理装置81と該データ
処理装置81により算出された吐出混合発泡原料の混合
比率が所定範囲外となった場合に、施工者にブザーやラ
ンプ等で警報して、施工の中断を促す警報装置82が接
続されている。このようにすれば、吐出混合発泡原料の
混合不良の発生をより簡単かつ迅速に把握できるように
なる。なお、前記データ処理装置81としては、日東精
工社製NS−171が使用されている。
【0028】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
係る現場発泡用ウレタン施工装置においては、各液状発
泡原料の流量を測定するための流量計が設けられている
ので、常時、プランジャポンプで各液状発泡原料が所定
量圧送されているか否かを簡単に確認することができ
る。したがって、各液状発泡原料の流量測定値から吐出
混合発泡原料の混合不良の発生を把握できるので、吐出
混合原料の混合比率が正常となるよう迅速に対応するこ
とができる。しかも、当該現場発泡用ウレタン施工装置
によれば、各原料用ドラム内の各液状発泡原料の粘度を
一定にするために大型の温調装置を該ドラムに設ける必
要がなく、複雑化あるいは大型化することがなく、現場
への搬送や取り扱いが難しくなることもない。
【0029】また、請求項2の発明のように、前記流量
計をアキュムレータと加熱ホースの間に設ければ、各液
状発泡原料の流量を誤差なく正確に測定できるととも
に、攪拌・吐出部を保持して混合発泡原料を吐出する際
における施工者の移動の妨げとならず、従来同様の良好
な作業性を実現できる。
【0030】さらに、請求項3の発明のように、前記流
量計に、該流量計で測定された各液状発泡原料の流量測
定値をデータ処理して吐出混合原料の混合比率を算出す
るデータ処理装置と該データ処理装置により算出された
吐出混合原料の混合比率が所定範囲外となった場合を知
らせる警報装置を接続すれば、吐出混合発泡原料の混合
不良の発生をより簡単かつ迅速に把握できる。
【0031】またさらに、請求項4の発明のように、前
記流量計に、測定された各液状発泡原料の流量測定値を
記録する記録計を接続すれば、各液状発泡原料の流量測
定値を記録できるので、爾後の施工における吐出混合発
泡原料の混合不良発生の防止対策が立てやすくなるとと
もに、前記記録された流量測定値を積算することにより
施工におけるトータルの原料使用量を調べることができ
るので、原料用ドラム内の各液状発泡原料の残量を把握
でき、施工中に各液状発泡原料が不足する等の心配がな
くなる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る現場発泡用ウレタン施工装置の
一実施例の構成を概略的に表す図である。
【図2】従来の現場発泡用ウレタン施工装置の構成を概
略的に表す図である。
【符号の説明】
10 現場発泡用ウレタン施工装置 11 原料供給部 12,13 原料用ドラム 22,23 プランジャポンプ 31 一次加熱部 41,42 アキュムレータ 51,52 加熱ホース 61 攪拌・吐出部 71,72 流量計 81 データ処理装置 82 警報装置 85 記録計
フロントページの続き (72)発明者 和田 浩孝 安城市今池町3丁目1番36号 イノアック 特材株式会社内 Fターム(参考) 2D044 CA08 4F033 QA10 QB03X QB03Y QC05 QD02 QD14 QF08X QF08Y QF23 QG33 QG38 QJ03 QK02X QK02Y QK14X QK14Y QK16X QK16Y

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の原料用ドラムから所定比率で混合
    される各液状発泡原料を汲み上げる原料供給部と、該原
    料供給部から供給された各液状発泡原料を所定量圧送す
    るプランジャポンプと、該プランジャポンプから圧送さ
    れた各液状発泡原料を加熱する一次加熱部と、各液状発
    泡原料の前記プランジャポンプの作動に起因して生じる
    脈動を吸収するアキュムレータと、該アキュムレータに
    二次加熱用の加熱ホースを介して接続された攪拌・吐出
    部とを備えた現場発泡用ウレタン施工装置において、 各液状発泡原料の流量を測定するための流量計を設けた
    ことを特徴とする現場発泡用ウレタン施工装置。
  2. 【請求項2】 前記流量計をアキュムレータと加熱ホー
    スの間に設けたことを特徴とする請求項1に記載の現場
    発泡用ウレタン施工装置。
  3. 【請求項3】 前記流量計に、該流量計で測定された各
    液状発泡原料の流量測定値から吐出混合発泡原料の混合
    比率を算出するデータ処理装置と、前記算出された混合
    比率が所定範囲外となった場合を知らせる警報装置を接
    続したことを特徴とする請求項1または2に記載の現場
    発泡用ウレタン施工装置。
  4. 【請求項4】 前記流量計に、測定された各液状発泡原
    料の流量測定値を記録する記録計が接続されたことを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の現場発泡
    用ウレタン施工装置。
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