JP2000102438A - 衝撃緩和装置 - Google Patents

衝撃緩和装置

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JP2000102438A
JP2000102438A JP11037609A JP3760999A JP2000102438A JP 2000102438 A JP2000102438 A JP 2000102438A JP 11037609 A JP11037609 A JP 11037609A JP 3760999 A JP3760999 A JP 3760999A JP 2000102438 A JP2000102438 A JP 2000102438A
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JP
Japan
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spring
compression coil
torque
turning
coil spring
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JP11037609A
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English (en)
Inventor
Hironobu Suzuki
弘信 鈴木
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Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
Original Assignee
Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば、自動車では座席の背凭れ(シ−トバ
ック)が通常の直立位置に回動復帰する際には、リクラ
イニング装置のスパイラルスプリングの復帰蓄勢力によ
り自動的に元の位置に戻るため、その復帰速度が比較的
大きくなり、不用意に叩かれる虞れがある。 【解決手段】 リクライニング装置では、衝撃緩和装置
が組み込まれスナップリング11あるいは圧縮コイルス
プリングを備えた回動トルク低減機構3を設けている。
このため、座席の背凭れがフルフラット状態から通常の
直立位置に回動復帰する際には、スパイラルスプリング
10の復帰蓄勢力がスナップリング11あるいは圧縮コ
イルスプリングにより徐々に吸収される。このため、背
凭れの回動復帰の際には、その回動復帰速度が十分低く
抑えられ、不用意に背凭れにより叩かれる危険性が解消
され、安全性に優れる。しかも、格別の占有スペ−スも
大がかりな部品も不要なので、簡素な構造で省スペ−ス
化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回動トルク低減機
構により例えば、座席の背凭れ(シートバック)が復帰
回動する際には、2段階的に低減するトルク特性を有す
るように改良した衝撃緩和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自家用車のリクライニング装置
にあっては、座席の背凭れを水平のフルフラット位置か
ら直立位置へ復帰回動させる際には、スパイラルスプリ
ングの蓄勢力により背凭れを前方に自動的に起き上がら
せるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このスパイ
ラルスプリングのばね定数は、ヘッドレスト(H/R)
を装備した場合を想定して自重トルク曲線以上に設定さ
れているため、ヘッドレストの有無で自重トルク値の差
が大きいため、とりわけヘッドレストを有さず、略水平
のフルフラット位置から前方へ復帰回動する際は、前倒
し速度が大きくなって危険である。この危険を避けるた
めに、スパイラルスプリングのばね定数を小さく設定す
ることが考えられるが、所定の傾斜位置から自重トルク
(ヘッドレスト装備)がスパイラルスプリングによるト
ルクを下回ってしまい、自動では座席が前倒し位置に戻
らなくなり、機能低下が危惧される。また、実開平5−
60341号公報に開示されたリクライニング装置で
は、座席を前方へ復帰回動する際は、引張コイルスプリ
ングにより、前方への戻り速度を可変にしている。とこ
ろが、このものでは、前方へ復帰回動時には、スナップ
的に戻るものの、引張コイルスプリングがトッグル機構
として作用するため、座席の復帰速度が早まり、背凭れ
により叩かれる危険性が解消しない問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両用リクラ
イニング装置を初めとする各種の機器に適用される衝撃
緩和装置に係り、回動部材の回動トルクをその回動過程
で和らげるための衝撃緩和装置において、前記回動部材
を傾斜位置から通常位置に復帰回動させる際に、その復
帰の回動速度を漸次低減させるための回動トルク低減機
構を配置し、二段階的に低減するトルク特性を具備した
ことを特徴とする。また、本発明の衝撃緩和装置におい
ては、前記回動トルク低減機構は、前記回動部材を前記
傾斜位置に回動した際に蓄勢された付勢力により前記通
常位置方向に復帰回動させるための第1のばね部材と、
前記第1のばね部材に併設され、前記回動部材の前記傾
斜位置から前記通常位置への復帰回動の所定の過程で、
付勢力が前記第1のばね部材と直列的に共働して前記回
動部材の復帰回動に抗することにより、前記復帰回動力
を緩和するための第2のばね部材とを備えていることを
特徴とする。また、本発明の衝撃緩和装置においては、
前記第1のばね部材はスパイラルスプリングであり、前
記第2のばね部材はスナップリングであることを特徴と
する。また、本発明の衝撃緩和装置においては、前記回
動トルク低減機構は、前記回動部材を前記傾斜位置に回
動した際に蓄勢された付勢力により前記通常位置方向に
復帰回動させるための第1のばね部材と、前記第1のば
ね部材に併設され、前記回動部材の前記傾斜位置から前
記通常位置への復帰回動の所定の過程で、付勢力が前記
第1のばね部材と並列的に共働して前記回動部材の復帰
回動に抗することにより、前記復帰回動力を緩和するた
めの第2のばね部材とを備えていることを特徴とする。
また、本発明の衝撃緩和装置においては、前記第1のば
ね部材はスパイラルスプリングであり、前記第2のばね
部材は圧縮コイルスプリングであり、該圧縮コイルスプ
リングは前記スパイラルスプリングの線素部分に沿うべ
く円弧状を形成する曲がりばね(アークスプリング)を
構成していることを特徴とする。さらに、本発明の衝撃
緩和装置においては、前記第1のばね部材はスパイラル
スプリングであり、前記第2のばね部材は圧縮コイルス
プリングであり、該圧縮コイルスプリングは、その内径
部を円弧状のガイド棒に挿入した曲がりばね(アークス
プリング)を構成していることを特徴とする。加えて、
本発明の衝撃緩和装置においては、前記ガイド棒には樹
脂製の中空状チューブが巻回されて、前記圧縮コイルス
プリングとの摺動抵抗を低減していることを特徴とす
る。
【0005】
【発明の作用および効果】本発明では、回動トルク低減
機構を設けたので、回動部材の復帰方向への回動時に
は、第2のばね部材の付勢力により起き上がり方向への
回動が次第に減少する。このため、回動部材が復帰方向
に向かって回動する際になると、その回動速度が十分に
低減され、自家用車のリクライニング装置に適用した場
合には、不用意に座席の背凭れに叩かれるような危険を
防止することができ、安全性が確保される。また、第1
のばね部材にスパイラルスプリングを用い、第2のばね
部材に圧縮コイルスプリングを使用し、該圧縮コイルス
プリングは全体的に円弧状をなす曲がりばねを形成し
た。これにより操作時にあっては、直線状のものと比較
して伸縮に伴う圧縮コイルスプリングに発生する曲げ応
力を低下させることができる。さらに、この圧縮コイル
スプリングはガイド部材に沿って移動するが、圧縮コイ
ルスプリングがスパイラルスプリングの線素部分に沿う
べく円弧状になっているため、ガイド部材に対する摩擦
荷重を低下させ得、ガイド部材の内表面の磨耗を防ぐと
ともに、接触音の低減が図られる。加えて、圧縮コイル
スプリングは、その内径がガイド棒に挿入されているの
で、作動時に圧縮コイルスプリングが必ずガイド棒に沿
って規定方向に伸縮変位する。このため、長期の繰り返
し作動に対して圧縮コイルスプリングの異常な変位が生
じず、安定した作動特性が得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に各図を参照して、本発明の
各実施例を説明する。まず、図1および図2は、本発明
を車両のリクライニング装置に適用した第1実施例にお
いて、自動車内に設けられた座席(シ−ト)1を示す。
2は座席1の両側に設けられ、レバ−2aにより操作さ
れるリクライニング装置で、これらには回動トルク低減
機構3が取り付けられている。このリクライニング装置
2は、回動部材として座席1の背凭れ(シ−トバック)
1aを略直立の通常位置(図1の実線)と略水平状態
(フルフラット)の傾斜位置(図1の破線)位置との間
で回動可能に操作する。また、回動トルク低減機構3
は、後述するように背凭れ1aが傾斜位置から通常位置
に復帰回動する際に、復帰方向の回動トルクを次第に低
減させるものである。
【0007】図3ないし図5において、4はリクライニ
ング装置2のボデ−で、これは座席1の側面下部位に固
定されている。5は支軸で、これはボデ−4から外部に
垂直方向に突出している。6は可動盤で、これは支軸5
に回転可能に取り付けられ、座席1の背凭れ1aにボル
ト7により固定され、背凭れ1aの回動変位に伴って回
動するようになっている。この可動盤6には、支軸5を
中心とする円弧状の長孔8が形成されている。
【0008】9は回動トルク低減機構3における可動ブ
ラケットで、これは基部9aと凸部9bからなる断面T
字状の形状を有している。この可動ブラケット9の基部
9aは、ボデ−4と可動盤6との間に挟まれ、凸部9b
は長孔8内に位置保持されている。そして、可動ブラケ
ット9の基部9aが、図3に矢印A、Bで示す方向にボ
デ−4と可動盤6の間を摩擦移動することにより、凸部
9bは同方向に長孔8を往復移動するようになってい
る。
【0009】さらに、回動トルク低減機構3において、
10は第1のばね部材としてのスパイラルスプリング
で、この一端部は支軸5に接続され、他端部は可動ブラ
ケット9の凸部9bに接続され、この凸部9bを常に矢
印A方向に付勢している。11は第2のばね部材として
のスナップリングで、この一端部11aは可動盤6上に
突設されたストッパ−12に当接し、他端部11bは可
動ブラケット9の凸部9bにスパイラルスプリング10
の他端部とは逆方向から当接している。これにより、ス
ナップリング1がスパイラルスプリング10の蓄勢力に
抗して可動ブラケット9の凸部9bを長孔8内で矢印B
方向に付勢している。
【0010】本発明の原理を説明するための図6は、ス
パイラルスプリング10とスナップリング11とを組み
合わせた時の可動ブラケット9における荷重(支軸5の
回りの見掛け上のトルク)と背凭れ1aの傾斜角度との
関係を示すグラフである。この図6のうち、(イ)はス
パイラルスプリング10の荷重を示し、(ロ)はスナッ
プリング11の荷重を示し、(ハ)は(イ)と(ロ)と
の場合の合成トルク特性を表す。
【0011】スパイラルスプリング10のばね定数K1
は、スナップリング11のばね定数K2よりも大に設定
されている。図6(イ)、(ロ)における背凭れ1aの
直立状態から(A)の位置までの区間では、スナップリ
ング11の荷重がスパイラルスプリング10の荷重より
も大きいため、可動ブラケット9は図3{図7(ロ)}
の位置にある。
【0012】そして、(A)の位置からフルフラット状
態に到る区間では、今度はスパイラルスプリング10の
荷重がスナップリング11の荷重を上回るため、可動ブ
ラケット9は両荷重が平衡する位置まで移動する{図7
(ロ)}。この場合、背凭れ1aが受ける付勢力は、回
動角度に対して見掛け上、スパイラルスプリング10と
スナップリング11とが直列的な組み合わせによるばね
力になる。この場合、図6(ハ)に示すようにフルフラ
ット状態では、スパイラルスプリング10とスナップリ
ング11との合成付勢力をスパイラルスプリング10の
み(一点鎖線)と比較して低下させることができる。ま
た、背凭れ1aをフルフラット状態から略直立の通常位
置に復帰回動する時には、上記とは逆の経路を辿る。
【0013】さて、前記原理に基づいて本発明の作用を
説明する。図1に示す座席の背凭れ1aを倒すべく、レ
バ−2aの一時的な回動操作により背凭れ1aを押圧す
ると、略直立の通常位置から破線で示すようにフルフラ
ットな傾斜位置に回動する。このときには、可動盤6は
スナップリング11の付勢力に助けられながらも、スパ
イラルスプリング10のばね力に抗しつつ図3に示すよ
うに矢印C方向に回動する。これに伴い、スパイラルス
プリング10には背凭れ1aの通常位置への復帰回動に
必要な蓄勢力が保存される。
【0014】つぎに、座席の背凭れ1aを起き上げるべ
く、レバ−2aを再び操作すると、ロックが外れ、スパ
イラルスプリング10に保存された蓄勢力により図1の
破線の傾斜位置から実線の通常位置に復帰回動する。こ
のとき、図7の(イ)と(ロ)とを比較するとわかるよ
うに、傾斜位置から通常位置に復帰回動する途中{図6
(ハ)の(A)の位置に相当する略中間位置}で、スパ
イラルスプリング10の他端部がスナップリング11の
他端部11bを可動ブラケット9の凸部9bを介して撓
ませる。
【0015】このため、スナップリング11は、凸部9
bは図7(イ)の矢印A方向の移動を伴なわせてスパイ
ラルスプリング10の蓄勢力を徐々に吸収するようにな
る。これにより、背凭れ1aの復帰時の回動速度が復帰
に向かって徐々に低減されるため、不用意に背凭れ1a
により激しく叩かれてしまうような危険性を効果的に防
止でき、高い安全性を確保し得る。しかも、これらの効
果はスナップリング11および可動ブラケット9を用い
るだけで実現可能なので、格別に占有スペ−スを必要と
せず簡素な構造のままで済む。
【0016】つぎに、図8ないし図14は、本発明の第
2実施例を示すもので、第1実施例と同一部材には同一
符号を用いて異なる部分のみ説明する。
【0017】まず、図8および図9に示すリクライニン
グ装置2のボデ−4においては、その外周縁部は支軸5
を中心とする円弧状のガイド部材13が立設されてい
る。また、ボデ−4の表面では放射方向に沿ってストッ
パ−片14が突設されている。支軸5に回動可能に支持
された可動盤6には、長孔8に代わって若干大きめな長
孔部15が形成されている。この長孔部15には、ボデ
−4のストッパ−片14が受け入れられて、可動盤6の
回動範囲を長孔部15の周方向の長さ寸法に規制してい
る。
【0018】16は回動トルク低減機構3を構成する圧
縮コイルスプリングで、この一端部16aはT字状のブ
ラケット17を介してスパイラルスプリング10の他端
部である折曲端部10bに抱き込まれるようにして直列
状態に併設されている。この圧縮コイルスプリング16
は、スパイラルスプリング10の最外の線素部分に沿
い、ガイド部材13の内側面部に案内されるように形成
された曲がりばねを構成している。そして、圧縮コイル
スプリング16は、背凭れ1aの直立状態への復帰回動
時には、後述するようにスパイラルスプリング10との
合成付勢力として並列的に作用するものである。座席1
の背凭れ1aがフルフラットの傾斜位置にある時には、
圧縮コイルスプリング16の他端部16bはガイド部材
13の内側面および長孔部15にそれぞれ沿いながら、
所定の距離Lを隔ててストッパ−片14に対向状態に対
峙している(図8参照)。
【0019】座席1の背凭れ1aをフルフラットの傾斜
位置から直立の通常位置に戻すべく、レバ−2aを操作
する。すると、スパイラルスプリング10の蓄勢力によ
り可動盤6が図8の矢印D方向に回動し、背凭れ1aが
略直立の通常位置に復帰回動する。この通常位置に復帰
する際には、途中(通常位置と傾斜位置との略中間位
置)で圧縮コイルスプリング16の他端部16bが距離
Lだけ移動した位置でストッパ−片14に当接する(図
10)。これにより、スパイラルスプリング10の蓄勢
力が圧縮コイルスプリング16に徐々に吸収される。こ
のため、背凭れ1aの復帰回動の速度が復帰方向に向か
って次第に低減されることとなり、とりわけ直立状態へ
の復帰終了の間際近くにおいて第1実施例と同様な効果
が得られるものである。
【0020】図11(イ)、(ロ)は、本発明の第2実
施例における作動原理をグラフを用いて説明するもの
で、回動トルク低減機構3において、荷重(トルク)と
背凭れ1aの傾斜角度との関係を合成トルク特性として
表している。図11(イ)におけるフルフラットの位置
(A)から位置(B)の区間では、圧縮コイルスプリン
グ16は空振り状態で、背凭れ1aはスパイラルスプリ
ング10のみの戻りトルクにより起き上がる。また、位
置(B)から直立状態の(C)区間では、スパイラルス
プリング10の戻りトルクを打ち消す方向に圧縮コイル
スプリング16が作用して背凭れ1aが起き上がる。つ
まり、圧縮コイルスプリング16がストッパ−12に当
接し始める位置(B)から直立状態(C)に到る区間に
おいて、背凭れ1aの復帰回動の速度が次第に低減する
ことがわかる。この間の事情を〔従来技術〕の項で触れ
た実開平5−60341号公報に記載の発明との比較に
おいて、グラフにより表すと図12のようになる。この
図12によると、位置(A)でのトルクをととを同
一とした場合、位置(B)ではH/R有りの背凭れ1a
の自重トルクがのトルクよりも大となって、背凭れ1
aが起き上がらなくなる。この場合の位置(C)では、
のトルクがのトルクよりも大となって背凭れ1aの
作動速度が速くなり本発明の目的に反することになる。
つまり、本発明が実開平5−60341号公報に記載の
発明に比べて如何に背凭れ1aの復帰回動速度を低減す
るに効果的であるかを示している。
【0021】また、図13は、車両の助手席におけるシ
−トトルク特性をスパイラルスプリング10のみを用い
た場合および、スパイラルスプリング10と圧縮コイル
スプリング16とを組み合わせた場合とを表している。
さらに、図14はスパイラルスプリング10と圧縮コイ
ルスプリング16とを組み合わせた場合に得られたシ−
トバック作動解析結果を表すものである。これら図13
および図14において、本発明の実施品M(実線)が現
行品N(破線)に比較して背凭れ1aの復帰回動のトル
クを緩和する上で優れていることが分かる。
【0022】つぎに、図15ないし図18は、本発明の
第3実施例を示すもので、第2実施例と同一部材には同
一符号を用いて異なる部分のみ説明する。図15におけ
る第3実施例にあっては、可動盤6はボデー4の支軸5
により回転可能に支持されている。この支軸5には、可
動盤6の上からは、中央部に支持孔100eを有する長
尺なプレート100が回転可能に支持されている。10
1は略半円弧状をなす中空のガイド棒で、この一端部は
プレート100の一端部に形成された可動ブラケット1
02を有している。この可動ブラケット102は図16
および図17に示すように、可動ブラケット102をガ
イド棒101端部のリブ100gとリブ100fとの間
に挟むことにより固定されている。このガイド棒101
の他端部は、プレート100の他端部に形成した挿入部
100hを嵌着した状態で固定されている。さらに、ガ
イド棒101の他端部は、ボデー4に取り付けられたア
ングル状の固定ブラケット103に対応する位置に配さ
れるようになっている。この固定ブラケット103の水
平片部103aには、内方または先端方向に開口するU
字形の切欠部104が形成され、ガイド棒101の他端
部を図17に示すように移動可能に挿通している。
【0023】105は圧縮コイルスプリングで、この全
長はガイド棒101の全長よりも短くなるように設定さ
れている。この圧縮コイルスプリング105は、この内
径部をガイド棒101に挿通させた状態の曲がりばね
(アークスプリング)を形成している。そして、圧縮コ
イルスプリング105の外径寸法は、固定ブラケット1
03に形成した切欠部104の幅寸法(H)よりも若干
大となるように設定している。
【0024】106はスパイラルスプリングで、これは
ワッシャー107を介してプレート100の上から支軸
5に支持されている。すなわち、このスパイラルスプリ
ング106の一端部は、支軸5に形成された切込部5a
に差し込まれ、他端部は可動盤6に形成された突出片6
aに弾接状態に設けられている。108はボルトで、こ
れはプレート100の一端部に形成した透孔100aを
介して可動盤6とともに背凭れ1aに共締めされてい
る。これにより、背凭れ1aの回動変位に伴い、可動盤
6およびプレート100が所定の方向に一体的に回動す
るようになっている。
【0025】なお、101aは、例えば樹脂により形成
された中空状チューブで、本実施例ではスパイラルチュ
ーブを用いている。このスパイラルチューブ101a
は、ガイド棒101の図示右端部にかけて巻回されてい
る。かかるスパイラルチューブ101aは、後述するよ
うに圧縮コイルスプリング105がガイド棒101に沿
って移動する際に 圧縮コイルスプリング105との摺
動摩擦を低減するものである。このスパイラルチューブ
101aはガイド棒101の全長にわたって巻回しても
よい。
【0026】しかして、主な作動については、本発明の
第2実施例で詳述したので、この第2実施例では背凭れ
1aを略垂直位置の方向に引き起こすところから説明す
る。レバー2aの操作により背凭れ1aを図15に矢印
Eで示すように、略フルフラットの位置から略直立位置
に回動する。この過程では、スパイラルスプリング10
6の蓄勢力によりプレート100および可動盤6を介し
て背凭れ1aが起立方向に回動する。この際、プレート
100がガイド棒101と共に支軸5を中心に矢印E方
向に回動する。この回動途中で圧縮コイルスプリング1
05の先端部105aが固定ブラケット103の切欠部
104の外周縁部に当接する。このため、圧縮コイルス
プリング105は、その動きを切欠部104の外周縁部
に止められて、ガイド棒101のみが固定ブラケット1
03の切欠部104内を通過できる状態にある。
【0027】ついで、ガイド棒101がその先端部から
図15の矢印E方向に固定ブラケット103の切欠部1
04内を通過し、プレート100の可動ブラケット10
2が圧縮コイルスプリング105の後端部105bに当
接する。これにより圧縮コイルスプリング105が可動
ブラケット102に押されて撓み、ついで背凭れ1aの
回動トルクが徐々に減少して背凭れ1aの緩やかな立ち
上がり状態が得られる。すなわち、背凭れ1aの復帰回
動の速度が復帰方向に向かって次第に低減されることと
なり、とりわけ直立状態への復帰終了の間際近くにおい
て第1実施例と同様な効果が得られるものである。な
お、圧縮コイルスプリング105は、ガイド棒101に
沿って自由移動可能状態に挿通されているが、この先端
部105aは可動ブラケット102に固定されてもよい
し、あるいは後端部105bは固定ブラケット103の
水平片部103aに固定されてもよい。また、圧縮コイ
ルスプリング105の内径寸法は適宜に設定でき、その
内径部をガイド棒101に移動可能に挿通できるもので
あればよい。
【0028】図19は第3実施例の変形例を示す。この
第3実施例ではプレート100の一端部を上下方向に幅
広に形成し、この幅広部100Aに上下方向に複数の調
節用の透孔109、110および111を形成してい
る。このようにすれば、圧縮コイルスプリング105を
固定ブラケット103に当接させるまでに必要なプレー
ト100の回動角度を可変できる。これにより、衝撃力
緩和の調整代としてボルト108の透孔109、110
および111へ選択的に取り付けることにより衝撃力の
緩和を調整することができる。この衝撃力緩和の調整代
は、アークスプリングの荷重調整で予め行うことができ
るが、この調整に加えて若しくは、この調整に代わって
上記態様の調整を施すことができる。なお、調節用の透
孔は3個ばかりでなく4個、5個と所望に応じて多数形
成できる。また、これら複数の調節用の透孔に代えて、
上下方向に延びる長孔を形成し、長孔の長さ寸法内でボ
ルト108を相対的に移動させて無段階的に調整しても
よい。
【0029】[実施例の効果] (1)このように、本発明の第1実施例によれば、回動
部材たる背凭れ1aの略直立位置への復帰時には、スナ
ップリング11あるいは圧縮コイルスプリング16がス
パイラルスプリング10の蓄勢力を漸次吸収するように
なる。これにより、背凭れ1aの復帰回動の速度が復帰
方向に向かって徐々に低減されるため、不用意に背凭れ
1aにより激しく叩かれてしまうような危険性を効果的
に防止でき、高い安全性を確保し得る。 (2)この際には、スナップリング11または圧縮コイ
ルスプリング16のばね定数を適宜に調整することによ
り、座席1の背凭れ1aにヘッドレスト(H/R)が具
備されているか否かに拘わらず、上記(1)の効果が実
現できる。 (3)しかも、これらの効果はスナップリング11(圧
縮コイルスプリング16)および可動ブラケット9(ブ
ラケット17)を用いるだけで実現可能なので、格別に
スペ−スを占めず簡素な構造のままで済む。 (4)とりわけ本発明の第2実施例では、スパイラルス
プリング10を用いるとともに、圧縮コイルスプリング
16を使用し、該圧縮コイルスプリング16はガイド部
材13に沿うべく円弧状をなす曲がりばねを形成した。
これにより稼働時にあっては、直線状のものと比較して
伸縮に伴う圧縮コイルスプリング16に発生する曲げ応
力を低下させることができる。 (5)さらに、この圧縮コイルスプリング16はガイド
部材13に沿って移動するが、圧縮コイルスプリング1
6が全体的に円弧状になっているため、ガイド部材13
に対する摩擦荷重を低下させ、ガイド部材13の表面の
磨耗を防ぐとともに、接触音の低減が図られる。 (6)加えて、本発明の第2実施例では、圧縮コイルス
プリング105は、その内径がガイド棒101に挿入さ
れているので、作動時に圧縮コイルスプリング105が
必ずガイド棒101に沿って規定方向に伸縮変位する。
このため、長期の繰り返し作動に対して圧縮コイルスプ
リング105の異常な変位が生じず、安定した作動特性
が得られる利点がある。 (7)また、この場合では、圧縮コイルスプリング10
5は、その内径がガイド棒101に挿入されているの
で、圧縮コイルスプリング105は必ずガイド棒101
に沿って移動し、特に上記(4)に記載した効果が一層
強固に発揮される。
【0030】[変形例] (a)なお、圧縮コイルスプリング16の一端部16a
のスパイラルスプリング10の折曲端部10bに対する
取付けは、磁力による吸引作用を利用して吸着させるよ
うにしてもよい。 (b)また、ストッパ−12またはストッパ−片14
は、ボデ−4の表面に切起しにより一体的に形成するよ
うにしてもよいし、別体のものをボデ−4の表面に溶接
などにより接合するようにしてもよい。 (c)また、本発明は自動車だけでなく、映画館、旅客
列車、船舶および航空機などの座席をはじめ、自動車の
トランク用フード開閉機構、ボンネット用フード開閉機
構、トラックの荷台蓋、家屋の窓開閉機構、住宅、商店
や百貨店用ドア、便座、電子機器の開閉ドア、およびピ
アノの鍵盤蓋など回動部材の回動トルクを徐々に低減さ
せるもの一般に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例において、車両の室内にお
ける座席の側面図である。
【図2】自動車室内の座席を示す背面図である(第1実
施例)。
【図3】リクライニング装置の回動トルク低減機構を示
す拡大正面図である(第1実施例)。
【図4】リクライニング装置の回動トルク低減機構を示
す拡大側面図である(第1実施例)。
【図5】リクライニング装置の回動トルク低減機構を示
す拡大分解斜視図である(第1実施例)。
【図6】スパイラルスプリングとスナップリングとを組
み合わせた時の可動ブラケットにおける荷重(シャフト
の回りの見掛け上のトルク)と背凭れの傾斜角度との関
係を示すグラフで、(イ)はスパイラルスプリングの荷
重を示し、(ロ)はスナップリングの荷重を示し、
(ハ)は(イ)と(ロ)との場合の合成トルク特性を表
す。(第1実施例)。
【図7】座席の背凭れ(シ−トバック)が傾斜位置から
略直立の通常位置に復帰回動する際のスパイラルスプリ
ングとスナップリングとの作用を示す説明図である(第
1実施例)。
【図8】本発明の第2実施例におけるリクライニング装
置の回動トルク低減機構を示す平面図である。
【図9】リクライニング装置の回動トルク低減機構を示
す拡大分解斜視図である(第2実施例)。
【図10】リクライニング装置の回動トルク低減機構を
示す拡大斜視図である(第2実施例)。
【図11】(イ)、(ロ)は、本発明の作動原理を説明
するもので、回動トルク低減機構におけるトルクとシ−
トバック傾斜角度との関係を合成トルク特性として示し
たグラフである(第2実施例)。
【図12】従来のリクライニング装置と本発明とを比較
するために表示したグラフである(第2実施例)。
【図13】車両の助手席におけるシ−トトルク特性を現
行品(N)と実施品(M)とを比較するために示したグ
ラフである(第2実施例)。
【図14】スパイラルスプリングと圧縮コイルスプリン
グとを組み合わせた場合に得られたシ−トバック作動解
析結果を示す表である(第2実施例)。
【図15】リクライニング装置における回動トルク低減
機構を示す拡大分解斜視図である(第3実施例)。
【図16】リクライニング装置における回動トルク低減
機構を示す拡大部分平面図である(第3実施例)。
【図17】ガイド棒の可動ブラケットへの取付構造を示
す平面図である(第3実施例)。
【図18】固定ブラケットに形成された切欠部に対する
ガイド棒の挿通状態を示す平面図である(第3実施
例)。
【図19】第3実施例の変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
1a 背凭れ(回動部材) 3 回動トルク低減機構 10 スパイラルスプリング(第1のばね部材) 11 スナップリング(第2のばね部材) 16 圧縮コイルスプリング(第2のばね部材) 100 プレート 100a 中空状チューブ(スパイラルチューブ) 101 ガイド棒 105 圧縮コイルスプリング(第2のばね部材) 106 スパイラルスプリング(第1のばね部材)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動部材の回動トルクをその回動過程で
    和らげるための衝撃緩和装置において、 前記回動部材を傾斜位置から通常位置に復帰回動させる
    際に、その復帰の回動速度を漸次低減させるための回動
    トルク低減機構を配置し、二段階的に低減するトルク特
    性を具備したことを特徴とする衝撃緩和装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の衝撃緩和装置におい
    て、前記回動トルク低減機構は、 前記回動部材を前記傾斜位置に回動した際に蓄勢された
    付勢力により前記通常位置方向に復帰回動させるための
    第1のばね部材と、 前記第1のばね部材に併設され、前記回動部材の前記傾
    斜位置から前記通常位置への復帰回動の所定の過程で、
    付勢力が前記第1のばね部材と直列的に共働して前記回
    動部材の復帰回動に抗することにより、前記復帰回動力
    を緩和するための第2のばね部材とを備えていることを
    特徴とする衝撃緩和装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の衝撃緩和装置におい
    て、前記第1のばね部材はスパイラルスプリングであ
    り、前記第2のばね部材はスナップリングであることを
    特徴とする衝撃緩和装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の衝撃緩和装置におい
    て、前記回動トルク低減機構は、 前記回動部材を前記傾斜位置に回動した際に蓄勢された
    付勢力により前記通常位置方向に復帰回動させるための
    第1のばね部材と、 前記第1のばね部材に併設され、前記回動部材の前記傾
    斜位置から前記通常位置への復帰回動の所定の過程で、
    付勢力が前記第1のばね部材と並列的に共働して前記回
    動部材の復帰回動に抗することにより、前記復帰回動力
    を緩和するための第2のばね部材とを備えていることを
    特徴とする衝撃緩和装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の衝撃緩和装置におい
    て、前記第1のばね部材はスパイラルスプリングであ
    り、前記第2のばね部材は圧縮コイルスプリングであ
    り、該圧縮コイルスプリングは前記スパイラルスプリン
    グの線素部分に沿うべく円弧状を形成する曲がりばね
    (アークスプリング)を構成していることを特徴とする
    衝撃緩和装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の衝撃緩和装置におい
    て、前記第1のばね部材はスパイラルスプリングであ
    り、前記第2のばね部材は圧縮コイルスプリングであ
    り、該圧縮コイルスプリングは、その内径部を円弧状の
    ガイド棒に挿入した曲がりばね(アークスプリング)を
    構成していることを特徴とする衝撃緩和装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の衝撃緩和装置におい
    て、前記ガイド棒には樹脂製の中空状チューブが巻回さ
    れて、前記圧縮コイルスプリングとの摺動抵抗を低減し
    ていることを特徴とする衝撃緩和装置。
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