JP2000101759A - 両面画像形成装置 - Google Patents

両面画像形成装置

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JP2000101759A
JP2000101759A JP10272304A JP27230498A JP2000101759A JP 2000101759 A JP2000101759 A JP 2000101759A JP 10272304 A JP10272304 A JP 10272304A JP 27230498 A JP27230498 A JP 27230498A JP 2000101759 A JP2000101759 A JP 2000101759A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め必要な面数をページメモリに確保し、所
望の両面印字スケジュールパターンに沿って原稿走査ス
キップや白紙の排出がないようにし生産性を向上させ
る。 【解決手段】 機械仕様を読み出し、両面オフセットお
よびトレイオフセットを決定する(S12)。つぎにト
レイオフセットおよび両面オフセットに基づいて面数を
算出する(S13)。こののち、面数に対応する必要メ
モリ容量を算出する(S14)。つぎにこのメモリ容量
を所定の不揮発性メモリから確保できるかどうかを判定
する(S15)。確保できれば、ページメモリ204に
このメモリ容量を割り当てる(S16)。他方、確保で
きない場合には、代替スケジュールを選択する(S1
7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トレイレス方式
で用紙の両面に画像形成を行なう両面画像形成装置に関
し、とくに、未印字の用紙を排出することなく、しか
も、生産性を犠牲にすることなく両面画像形成を行なえ
るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】トレイレス方式の両面画像形成装置にお
いては、用紙を給紙トレイから転写部(印字部)に給送
し、表面に印字し、この後、印字した用紙を反転させ、
再度、転写部に循環させて用紙の裏面に印字を行なって
いる。この種トレイレス方式の両面画像形成装置におい
て、給紙を用紙1枚分の間隔を空けて行い、また、いわ
ゆる両面オフセット(表面を印字してから裏面を印字す
るまでの用紙オフセット)の数を偶数とし、その給送用
紙の間に印字済みの用紙を反転させて再循環させて生産
性を向上させることが提案されている。(特開平9−3
15699号公報)。
【0003】ところで、生産性を向上させる用紙給送ス
ケジュール、原稿走査スケジュール、印字スケジュール
を採用しても、十分なページメモリがない場合には原稿
走査を中断しなければならない場合がある。すなわち、
ページメモリはリングバッファ(FIFO)で構成し、
ページメモリにメモリ領域を確保して走査画像データ
(圧縮または非圧縮)をストアする。こののち、画像デ
ータを所望のタイミングで読み出して用紙に印字する。
印字後のメモリ領域は開放し、新たに生成される画像デ
ータの更新書き込みに備える。そして、ページメモリの
残量が、原稿に対応した画像データ量以下の場合には、
新たなメモリ領域の開放を待って、原稿走査をその時点
までスキップさせるのが通常である。また、原稿走査を
スキップした場合には、用紙の給送も遅らせるのが普通
である(最終原稿検出を、最終原稿を印字する用紙の次
の用紙(本来不要)の給送に先立って行い、その用紙の
給送を止めるため)。したがって、せっかく高生産性の
スケジュールを行なっても結果として生産性が低くなっ
ていた。
【0004】また、ページメモリが十分確保できない場
合には、原稿走査と印字とを同時に行なうのでなく、い
わゆる先読み、すなわち、1ジョブについてすべての原
稿をシーケンシャルの順番で走査してハードディスク等
に一旦格納し、その後、印字順に画像データを取出して
ページメモリに供給し、順次に印字を行なうこともあ
る。この場合、ページメモリの容量は少なくて済むが、
先読みの時間が余分にかかり、生産性を低下させてしま
う。
【0005】
【発明が解決する課題】この発明は、以上の事情を考慮
してなされたものであり、原稿走査と同時に印字を行う
際に、原稿走査待ちを回避し、もって生産性を向上さ
せ、さらに不要な白紙を排出しないようにすることを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、上述
の目的を達成するために、用紙を給紙トレイから用紙1
枚分に対応する間隔を置いて転写部に供給し、上記用紙
の間に循環型用紙搬送経路で反転された後の用紙を配置
して再度上記転写部に供給し、上記用紙の第1面および
第2面に画像を形成するとともに、上記画像の形成を、
上記給紙トレイからの用紙給送間隔を固定とし、給送さ
れた用紙に対応する原稿走査を、次用紙を給送する前に
行なうという所定のスケジュールで、実行する両面画像
形成装置において、原稿走査をスキップすることなく上
記所定のスケジュールの画像形成動作を継続するために
ページメモリにストアしておかなければならない画像デ
ータページ数を決定するようにしている。
【0007】この構成においては、画像データページ数
を予め決定することができ、例えば、その分の容量をペ
ージメモリに確保することにより、原稿走査をスキップ
することなく両面画像形成を行なえ、この結果、生産性
良く、しかも、余分な白紙を排出することがない。
【0008】この構成において、上記ページメモリの容
量を固定とすることができる。この場合、上記決定した
画像データページ数をストアするための容量が上記固定
の容量以下の場合には上記所定のスケジュールで両面画
像形成を行い、上記決定した画像データページ数をスト
アするための容量が上記固定の容量を超える場合には上
記ページメモリに必要な容量がより少なくて済む代替ス
ケジュールで上記両面画像形成を行なう。
【0009】上記代替スケジュールは、原稿走査のスキ
ップにより上記ページメモリの所定のメモリ領域が開放
されるまで待つものでもよいし、原稿走査して生成した
画像を一旦上記二次記憶装置にスプールし、その後、用
紙を給送して画像形成を行なうものでもよい。
【0010】また、上記ページメモリの容量を固定とし
た場合に、上記決定した画像データページ数をストアす
るための容量が上記固定の容量を上まわらないように画
像データの最悪圧縮率を決定するようにしてもよい。
【0011】また、上記構成において、上記ページメモ
リに可変の容量を割り当てるようにしてもよい。この場
合、少なくとも上記決定された画像データページ数をス
トアするための容量を上記ページメモリに割り当てる。
残っている容量は他のジョブに用いることができる。
【0012】また、可変の容量を上記ページメモリに割
り当てる場合に、上記決定した画像データページ数をス
トアするための容量が、上記ページメモリに割り当てら
れている容量を上回らないように画像データの最悪圧縮
率を決定するようにしてもよい。さらに、最悪圧縮率を
動的に変更してもよい。すなわち、上記決定した画像デ
ータページ数から、上記ページメモリに現在ストアされ
ている画像データのページ数を差し引いた残りの画像デ
ータページ数のデータをストアするための容量が、上記
ページメモリに残されている容量を上回らないように、
上記ページメモリに読み込む画像データの最悪圧縮率を
決定するようにしてもよい。
【0013】また、上記構成において、上記画像データ
ページ数は、用紙を供給してから当該用紙の第1面に画
像形成するまでの第1の基準時間間隔数と、用紙の第1
面に画像形成してから上記用紙の第2面に画像形成する
までの第2の基準時間間隔数とに基づいて決定するよう
にしてもよい。例えば、上記画像データページ数は第1
の基準時間間隔数に上記第2の基準時間間隔数の半分と
1とを加えた数に基づいて算出することができる。
【0014】また、複数の給紙トレイを有する場合、上
記画像データページ数分の容量は、上記転写部から最も
遠い給紙トレイから給紙されることを条件に決定されて
もよい。
【0015】また、原稿走査の結果生成された画像デー
タを二次記憶装置にスプールさせ、上記原稿の2巡目以
降の画像形成を行なう際には上記二次記憶装置から画像
形成を行なう順番で画像データを取出して用紙に画像形
成を行うようにしてもよい。この場合、上記原稿の2巡
目以降の画像形成時には上記決定した画像データページ
数分の容量より少ない容量をページメモリに割り当てる
だけでもよい。
【0016】また、この発明によれば、上述の目的を達
成するために、用紙を給紙トレイから用紙1枚分に対応
する間隔を置いて転写部に供給し、上記用紙の間に循環
型用紙搬送経路で反転された後の用紙を配置して再度上
記転写部に供給し、上記用紙の第1面および第2面に画
像を形成するとともに、上記画像の形成を、上記給紙ト
レイからの用紙給送間隔を固定とし、給送された用紙に
対応する原稿走査を、次用紙を給送する前に行なうとい
う所定のスケジュールで、実行し、さらに、リングバッ
ファ構成のページメモリの連続した領域に、先行したス
トア領域に続けて所定サイズの記憶容量を確保した上
で、順次に圧縮画像データを読み込みながら読み出して
伸長して画像形成を行なう両面画像形成装置において、
画像データ原稿走査をスキップすることなく上記所定の
スケジュールの画像形成動作を継続するためにページメ
モリにストアしておかなければならない圧縮画像データ
ページ数を、用紙を供給してから当該用紙の第1面に画
像形成するまでの第1の基準時間間隔数と、用紙の第1
面に画像形成してから上記用紙の第2面に画像形成する
までの第2の基準時間間隔数と、上記ページメモリから
まだ読み出されていない2つの圧縮画像データに挟まれ
た読み出し済みの圧縮画像データ(デッドスペース)数
の最大値とに基づいて決定するようにしている。
【0017】この構成においては、先に読み込まれてい
る圧縮画像データに続けてコンパクトにつぎの読み込み
圧縮画像データを書き込んでいくので効率よくページメ
モリを利用できる。ただし、読み出されていない先行す
る圧縮画像データおよび後続の圧縮画像データに挟まれ
た読み出し済みの圧縮画像データの領域は、デッドスペ
ースとなるので、そのデッドスペースを考慮して、上記
圧縮画像データページ数を決定する。例えば、上記圧縮
画像データページ数は、上記第1の基準時間間隔数に上
記第2の基準時間間隔数の半分と1とを加え、さらに、
上記ページメモリからまだ読み出されていない2つの圧
縮画像データに挟まれた読み出し済みの圧縮画像データ
数の最大値を加えた値に基づいて算出することができ
る。一般には、デッドスペースがある場合のページメモ
リに必要な圧縮画像データページ数は、第1の基準時間
間隔数と第2の基準時間間隔数と1との和である。
【0018】
【発明の実施の態様】以下、この発明をデジタル複写機
に適用した実施例について説明する。
【0019】図1は、この実施例の画像出力部100の
構成を示すものであり、この図において、画像出力部1
00は、用紙トレイ101〜104、用紙給送経路10
5、用紙循環経路106、用紙反転経路107、ROS
(Raster Output Terminal)印
字部108、定着部109、排紙トレイ110等を含ん
で構成されている。なお、図1の構成は従来の構成と同
様なため細部については省略している。例えば、ROS
印字部108の光学系、レーザ発光部、転写器、トナー
クリーナについては省略した。
【0020】この構成においては、用紙がトレイ101
〜104から用紙給送経路105、用紙循環経路106
を介して印字部108に搬送され、静電複写技術により
用紙の第1面(表面)に印字される。印字された用紙は
定着器109で定着された後、用紙反転経路107に搬
送され、表裏を反転された後、再度、用紙循環経路10
6に戻され、印字部108に送られ、ここで、第2面
(裏面)の印字が行われる。この後、用紙は定着器10
9を経て排紙トレイに排出される。
【0021】この図の例では、用紙トレイ101〜10
4から用紙Sが送出されて約用紙1枚分の間隔を置いて
用紙循環経路106に給送されている。反転された用紙
は、給送された用紙の間に配置されていく。1枚分の間
隔を置いて用紙を供給することにより効率よく両面印字
を行なえる。この様子を図2に示す。
【0022】図2は、両面印字のスケジュール(用紙の
給送:FEED、印字のスケジュール)を示す。図2に
おいて、用紙の給送は1ページ目を印字する用紙、3ペ
ージ目を印字する用紙、以下同様に、5ページ、7ペー
ジ、9ページ、11ページ、13ページをそれぞれ印字
する用紙が1ピッチ(用紙1枚分の間隔に対応、用紙間
ギャップも含む)置きに給送される。そして、給送され
た用紙の第1面(表面)の印字が、給紙したピッチのつ
ぎのピッチで行われる。第1面が印字された用紙は、用
紙反転経路107および用紙循環経路106を経て印字
部108に送られ、その用紙に対して、給紙ピッチのか
ら6ピッチ後のタイミングで第2面の印字を行われる。
この両面印字スケジュールによれば、ジョブ開始部分お
よびジョブ終了部分以外では、ピッチごとに印字が行わ
れ、生産性よく両面画像形成を行なえる。
【0023】ここで、図2を参照して、トレイオフセッ
ト(Tray Offset)および両面オフセット
(Dup Offset)を定義しておく。トレイオフ
セットは、用紙給送からその用紙の第1面に印字を行な
うまでの間隔をいい、図2の例では、用紙給送のピッチ
とその第1面の印字のピッチとの間に余分なピッチがな
いから、トレイオフセットはゼロになっている。このト
レイオフセットは機械の仕様により異なり、また、機械
に装着されている用紙トレイが複数の複数の場合には、
使用するトレイに応じて異なることもある。これについ
ては図8を参照して後に説明する。
【0024】両面オフセットは用紙の第1面を印字して
からその用紙の第2面を印字するまでの間隔をいい、図
2の例では、4となっている。両面オフセットは、用紙
循環経路106および用紙反転経路107に収容可能な
用紙の枚数であり、これは、機械の仕様、用紙のサイズ
等により定まる。これについても、図8を参照して後に
説明する。
【0025】図3は、原稿読み取り部(IIT:Ima
ge Input Terminal)200を中心と
して構成を示しており、図3において、原稿読み取り部
200は、原稿Gをプラテンローラ201に搬送する。
スキャナ202は、プラテンローラ201の下面を搬送
される原稿の第1面を走査して画像データを生成する。
プラテンローラ201を通過した原稿は反転された後に
再度プラテンローラ201に搬送され、最終的に原稿排
出部203に排出される。スキャナ202は、反転後の
原稿に対しても走査を行い、第2面の画像データを生成
する。
【0026】スキャナ202により生成された画像デー
タは、そのまま、あるいは可変長圧縮されてページメモ
リ204に書き込まれ、バッファされる。ページメモリ
204でバッファされた画像データはハードディスク2
05にスプールされる。スプールされた画像データは2
巡目以降の画像形成に用いることができる。後に述べる
ように、ページメモリ204に十分なメモリ容量が確保
できない環境下では、1巡目からスプール後の画像デー
タを印字するようにしてもよい。この場合、1巡目の画
像出力はスプールが終了するまで待たなくてはならな
い。また、ページメモリ204にバッファされた画像デ
ータは印字順に所定のタイミングで画像出力部100に
供給される。
【0027】図4は、原稿読み取り部200の正面およ
び上面を示しており、とくに、原稿読み取り部200の
原稿載置部のセンサ群206の配列を示している。この
センサ群206は自動的に原稿サイズを検出したり、最
終原稿を検出したりするものである。センサ206a
は、最終原稿検出用であり、最終原稿の後端がこの位置
を通過し、この結果、反射光がなくなったときに、この
ことを検出して最終原稿が送り出されたことを検出す
る。最終原稿が送り出された後、用紙が不必要に給送さ
れないように、用紙の給送タイミングは、その用紙に印
字が行われる原稿の後端がセンサ206aの位置を通過
した後に設定される。
【0028】図5は、用紙の給送タイミングと最終原稿
検出タイミングとの関係について説明するものである。
また、従来のように、十分にページメモリ204の容量
を確保しない場合に起こる原稿スキップについても補足
的に説明するものである。図5に示す例は、この実施例
で回避する事態であり、あくまで、従来生じていた問題
を説明するものである点に留意されたい。
【0029】図5においては、第6ページ目の原稿を走
査するときに、十分なメモリ領域がページメモリ204
になく、そのため、原稿走査をスキップしている。この
スキップにより、そのピッチで印字された第2ページの
画像データを開放でき、つぎのピッチでは、第6ページ
目の原稿を走査可能となり、処理が継続される。この場
合、原稿供給、原稿走査の手順は1ピッチ分後ろにずれ
てしまう。これに対して、用紙の給送は変更なく行われ
る。本来なら、最終原稿の検出は破線で示されるタイミ
ングで行なわれ、この時点で、これ以上原稿がないこと
がわかるので15で示す余分な用紙の給紙は本来行われ
ない。しかし、この例では、メモリ不足のために原稿走
査が1ピッチ分スキップしてしまったので、最終原稿の
検出は実線で示すタイミングとなり、すでに15で示す
余分な用紙が給送された後であり、少なくとも1枚余分
な用紙が排出されてしまうことになる。なお、この例で
は、原稿は1から14ページである。
【0030】図6に示すように、従来では、用紙給送を
遅らせて(中止して)白紙が排出されるのを回避するこ
とも行われている。すなわち、図6の例では、6ページ
目および12ページ目の原稿スキップに応じて第9ペー
ジ目および第15ページ目に対応する用紙の給送を、対
応するピッチで中止し(図に「×」で示す)、その後、
用紙の給送を継続する。このようにすれば、実線矢印で
示すタイミングで最終原稿であることを検出するタイミ
ングは余分な用紙(15で示す用紙給送のピッチの2つ
後のピッチで送られる)の給送の前であるから、余分な
用紙を給送しないですむ。しかし、その分、用紙の給送
が中断され生産性が落ちる。なお、図6の例の原稿総数
は16である(図5の例は14)。
【0031】この実施例においては、原稿スキップを起
こすことなく生産性よく両面複写を行なうための面数
(画像データのページ数)を決定し、決定された面数を
ページメモリ204に確保している。ページメモリ20
4に必要面数を確保する手順は図17を参照して後に説
明する。
【0032】図7は、この実施例のスケジュールの様子
を示す。図7の例では、必要な面数は4であり、これを
ページメモリ204に確保する。面数に応じたメモリ容
量は、種々の手法により計算することができる。例え
ば、用紙サイズ等のパラメータから1面当たりの非圧縮
の画像データの容量を算出し、算出した容量を、面数で
掛けて、ページメモリ204に必要なメモリ容量とする
ことができる。また、最悪圧縮率を予め定めておき、こ
れに基づいてページメモリ204に必要なメモリ容量を
計算してもよい。あるいは、ユーザの設定等に応じて適
合的に計算手法を選択してもよい。
【0033】図7の例では、4面の記憶容量をページメ
モリ204に確保することにより、原稿スキップを伴う
ことなく両面画像形成を行なえる。そして、最終原稿の
検出を15で示す原稿給送タイミングで行なえ、その直
後に予定されている17ページ用(余分なページ)の用
紙給送を停止することができ、余分な白紙を排出しない
ですむ。
【0034】つぎに、原稿スキップを伴うことなく両面
画像形成を行なうのに必要なページメモリ204の面数
について説明する。
【0035】ページメモリ204用に確保しなければな
らない面数は、トレイオフセットおよび両面オフセット
により決定される。もちろん、他のファクタが影響を与
えることもあり得るが、そのファクタに応じて調整すれ
ばよい。
【0036】すなわち、最終原稿に対応する用紙の次の
用紙(無駄になるため給送を行なわないように制御すべ
き用紙)を給送する前に、最終原稿を検出するために
は、トレイオフセットに応じたピッチだけ先に原稿を読
み込むようになっていなければならず、原稿走査から印
字までの時間だけ余分に画像データがページメモリ20
4に保持される時間が長くなる。したがって、ページメ
モリ204に滞留する画像データの面数は多くなる。
【0037】また、両面オフセットが異なると両面画像
形成のスケジュールが異なる。すなわち、両面オフセッ
トが2、4、6、8の場合、スケジュールは次のように
なる。
【0038】
【表1】 両面オフセット=2: 1−3−2−5−4−7−6−9−8・・・ 両面オフセット=4: 1−3−5−2−7−4−9−6・・・・ 両面オフセット=6: 1−3−5−7−2−9−4−11−6・・・ 両面オフセット=8: 1−3−5−7−9−2−11−4−13−6・・ このようなスケジュールにおいて、2ページの印字の直
前にページメモリ204に保持している面数を確保して
いれば、それ以降も問題無く処理を進められるので、そ
の時点の面数を求めればよい。したがって、ページメモ
リ204の面数はつぎのように求めることができる。
【0039】
【数1】ページメモリの面数=(第2ページ印字までに
走査した画像数)−(第2ページ印字までの使用済み画
像数) また、第2ページの印字までに走査した画像数、および
第2ページの印字までに使用済みはつぎのように求める
ことができる。
【0040】
【数2】 (第2ページ印字までに走査した画像数) =(トレイオフセット)+(両面オフセット)+2 (第2ページ印字までの使用済み画像数) =3(両面オフセットが4のとき) =2(両面オフセットが2のとき) ={(両面オフセット)+2}/2(一般) したがって、この実施例のような構成の両面画像形成装
置では、ページメモリ204の面数はつぎのようにな
る。
【0041】
【数3】(ページメモリの面数)=(トレイオフセッ
ト)+(両面オフセット)/2+1 つぎに用紙グループとトレイオフセットおよび両面オフ
セットとの関係について説明する。図8は、用紙サイズ
およびトレイ位置に応じてトレイオフセットおよび両面
オフセットがどのように変わるかを示している。この実
施例では用紙サイズをグループ化してそのグループにつ
いてトレイオフセットおよび両面オフセットを決定して
いる。例えば用紙グループ1の用紙サイズは、「11×
17SEF」(数字はインチ表示)および「A3SE
F」であり、これらは、第2トレイ〜第4トレイから給
送されることがあり、そのトレイオフセットがそれぞれ
0、1、1である。また、両面オフセットは2となって
いる。他のグループについても同様に用紙のサイズ、ト
レイ位置に基づいてトレイオフセット、両面オフセット
が予め決められている。もちろん、図8のようにグルー
プ化してトレイオフセットや両面オフセットを求めるの
ではなく、実際の寸法から割り出してもよい。この場
合、オフセットは整数であり、とくに両面オフセットを
偶数にする処理が必要である(特開平9−315699
号公報)。
【0042】図9は、トレイオフセットおよび両面オフ
セットに応じてスケジュールパターンがどのようなもの
になり、また、ページメモリ204の必要面数がどのよ
うに変化するかを示している。また、図9の右欄には、
対応するスケジュールパターンを示す図の番号(図10
〜図16)が示されている。図10〜図16の図に示す
ように、この実施例で定める必要面数をページメモリ2
04に割り当てると原稿スキップを伴うことなく、か
つ、白紙を排出することなく、両面画像形成を行なえる
ことがわかる。なお、図15および図16は、2巡目以
降の画像形成のスケジュールを示しており、この場合、
スプールした画像データを印字順にページメモリ204
に書き込むのでトレイオフセットや両面オフセットと関
係なく面数2で生産性良くかつ白紙を排出することなく
両面画像形成を行なえる。
【0043】つぎに、この実施例におけるページメモリ
204のメモリ領域の確保について説明する。図17を
参照して説明する。図17において、まず、ステップS
11で、機械仕様を読み出す。つぎに、機械仕様に基づ
いて図8に示すような表を参照して両面オフセットおよ
びトレイオフセットを決定する(S12)。なお、トレ
イオフセットは、最も遠いトレイからのトレイオフセッ
トを用いることが好ましい。つぎにトレイオフセットお
よび両面オフセットに基づいて面数を算出する(S1
3)。この場合、例えば、ページメモリ204の面数=
(トレイオフセット)+(両面オフセット)/2+1の
式を用いることができる。こののち、面数に対応する必
要メモリ容量を算出する(S14)。つぎにこのメモリ
容量を例えば所定の揮発性メモリまたは不揮発性メモリ
(図示しない)から確保できるかどうかを判定する(S
15)。確保できれば、ページメモリ204にこのメモ
リ容量を割り当てる(S16)。他方、確保できない場
合には、代替スケジュールを選択する(S17)。な
お、代替スケジュールは従来のスケジュールであり、例
えば図5または図6に示すようなスケジュールであった
り、画像データを先読みしてハードディスクにスプール
しその後印字順にページメモリ204に読み込むもので
ある。なお、機械仕様と必要面数との対応表を利用して
直截にページメモリ204の必要面数を求めてもよい。
【0044】つぎに、ページメモリ204への画像デー
タの書き込み例について説明しておく。図10〜図14
においては、印字が終了した画像データのメモリ領域
を、ページメモリから開放している。そして、この開放
した領域に新たな画像データを書き込んでいる。この実
施例では、ページメモリ204への読み込みはページ順
で行われ、印字はページ順と異なる順番で行なうので、
印字後に開放される領域は飛び飛びになることがある。
図14の例では、第4ピッチ、第6ピッチ、第8ピッ
チ、第9ピッチ、第10ピッチ・・・でそれぞれ図の上
から1番目、3番目、4番目、2番目、5番目・・・の
メモリ領域(サブ領域)が飛び飛びに開放される。そし
て、これら開放されたサブ領域に新たな画像データが書
き込まれていく。画像データが圧縮される場合には、サ
ブ領域のサイズは、最悪圧縮率を考慮したサイズとされ
る。新たな書き込みを所定のサブ領域に行なう場合に、
アドレス上若い隣接サブ領域および古い隣接サブ領域の
双方に画像データが開放されずに(未印字状態で)残っ
ていることもある。予め、サブ領域のサイズを、最悪圧
縮率を考慮して決定しておくことにより、未開放の画像
データを上書きすることなく、確実に新たな画像データ
を書き込むことができる。また、画像データを圧縮しな
い場合には、サブ領域のサイズは、その画像データの容
量以上のサイズとされる。
【0045】なお、トレイオフセットがゼロの場合、す
なわち、用紙を給送してからその用紙に第1面を印字す
るまでに必要な間隔がゼロの場合(例えば図10、図1
1のような場合)、書き込まれた第1面の画像データ
(奇数ページ)は、その次のページの画像データを読み
込む前に印字されて開放される。この場合、飛び飛びで
なく順番にサブ領域が開放される。
【0046】図18は、圧縮画像データを詰め込むよう
に書き込んでいく例を示す。(圧縮画像データを順次に
隣接した領域に書き込んでいく例を示す。)この例で
は、圧縮画像データごとに定量のサブ領域を確保しな
い。先行した書き込み領域に続けて新たな圧縮画像デー
タの書き込みを行なっていく(もちろん、画像データの
間に所定サイズの余裕を設けてもよい)。圧縮データを
書き込む時には、最悪圧縮率等を基準にして所定のサイ
ズのメモリ領域Maを確保しておき、実際のメモリ容量
がMbですんだ場合には、それに続けて新たなメモリ領
域Ma’を確保し、つぎの画像データの書き込みに備え
る。このようにすれば、可変長圧縮された画像データを
効率よく保持することができる。図18において、M
1、M2・・・は書き込まれた圧縮画像データを示す。
【0047】図18のように圧縮画像データを詰め込み
ながら書き込む場合には、画像データをその生成された
順番に、すなわちページ順に連続した領域に書き込んで
いく。そして、画像データの印字が終了して開放されて
も、その前後双方に画像データが開放されずに残ってい
る場合には、その領域を新たな画像データ書き込み領域
とすることができない(このようなメモリ領域をデッド
スペースと呼ぶ)。通常、圧縮されたメモリ領域はかな
り小さなサイズであり、新たな書き込み用のメモリ領域
Maを確保できないからである。したがって、図18の
態様では、画像データは順次連続した領域にしか書き込
まれない。図13〜図14に示すように飛び飛びに書き
込みを行なうことはない。
【0048】図18の例では、デッドスペース分、ペー
ジメモリ204に確保すべき面数が増える。
【0049】なお、トレイオフセットがゼロの場合、す
なわち、用紙を給送してからその用紙に第1面を印字す
るまでに必要な間隔がゼロの場合(例えば図10、図1
1のような場合)、書き込まれた第1面の画像データ
(奇数ページ)は、その次のページの画像データを読み
込む前に印字されて開放される。この場合、その後の領
域に画像データが書き込まれておらず、開放された領域
を用いて新たな画像データを書き込むことができる。し
たがって、トレイオフセットがゼロの場合にはデッドス
ペースが生じない。
【0050】図19は、図18で説明したメモリ書き込
みを、トレイオフセットが1、両面オフセットが4で実
行した場合のページメモリ204の様子を示している。
デッドスペースは数字に横棒を付すとともに丸で囲んで
表した。また、圧縮画像データの大きさはページごとに
異なるけれど、図では便宜上同じ大きさのフレームで示
した。この例では、デッドスペースの最大数は2とな
り、必要な面数は(トレイオフセット)+(両面オフセ
ット)/2+1+(最大デッドスペース数)=1+4/
2+1+2=6となる。
【0051】両面オフセットが4の場合デッドスペース
は2となり、両面オフセットが2の場合デッドスペース
は1となる(ただしトレイオフセットが1以上の場
合)。
【0052】なお、一般的には、トレイオフセットが1
以上であれば、(最大デッドスペース数)=(両面オフ
セット)/2であり、必要な面数は(トレイオフセッ
ト)+(両面オフセット)+1で表される。
【0053】図18の例において、必要なページメモリ
204の記憶容量は、面数に1面あたりの所定のメモリ
サイズを掛け、さらに、最悪圧縮率を考慮して設定した
書き込み時に確保するメモリ領域Maを考慮して決定さ
れる。もちろん、他のファクターを考慮してもよい。
【0054】また、所定サイズの記憶容量をサブ領域に
割り当てる構成において、連続したサブ領域に順次に画
像データを書き込むようにしてもよい。この場合、必要
な記憶容量は大きくなる。トレイオフセットが1以上の
場合には、この構成でもデッドスペース(よりサイズが
大きくなる)が生じ、先に説明した場合と同様な面数と
なる。
【0055】以上説明した実施例によれば、原稿スキッ
プを伴うことなく、しかも、最終原稿検出を、当該原稿
の画像を印字する用紙のつぎの用紙を給紙する前に行な
う態様で両面画像形成のスケジュールを行なう場合に、
ページメモリ204に必要となる画像ページ数を決定
し、この決定に基づいてページメモリ204のメモリ領
域を確保するようにしているので、生産性良く、しか
も、余分な白紙を排出することなく両面画像形成を行な
える。
【0056】なお、この発明は上述の実施例に限定され
るものではなく、種々変更が可能である。例えば、ペー
ジメモリは固定の容量を持つものでもよい。また、所定
のメモリ・リソースから任意の容量をページメモリに割
り当てるものでもよい。そして、いずれの場合にも、ペ
ージメモリの容量と面数とに基づいて所望の最悪圧縮率
を決定することができる。また、すでに画像データを書
き込んでいるときに、残りの記憶領域について残りの面
数から動的に最悪圧縮率を決定するようにしてもよい。
【0057】また、2巡目以降ではページメモリ204
の容量は少なくともよいので、2巡目以降では余分なメ
モリ容量をページメモリ204から開放して他のプロセ
ス用に割り振ってもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ページメモリに必要な面数というパラメータを導入
し、これに基づいてページメモリのメモリ領域を確保
し、もって、生産性良く、かつ、余分な白紙を排出する
ことなく両面画像形成を行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例の画像出力部の構成を示す
模式図である。
【図2】 図2は図1の画像出力部のスケジュールを説
明するタイムチャートである。
【図3】 図3は上述実施例の原稿読み取り部の構成お
よびページバッファへの読み込みおよび読み出しを説明
する模式図である。
【図4】 図3の原稿読み取り部のセンサ群を説明する
図である。
【図5】 上述実施例に関連するスケジュールを示すタ
イムチャートである。
【図6】 上述実施例に関連するスケジュールを示す
タイムチャートである。
【図7】 上述実施例に関連するスケジュールを示す
タイムチャートである。
【図8】 トレイオフセットおよび両面オフセットの決
定に用いる表を示す図である。
【図9】 ページメモリの必要面数およびスケジュール
パターンを説明する図である。
【図10】 実施例の動作を説明するスケジュールを示
すタイムチャートである。
【図11】 実施例の動作を説明するスケジュールを示
すタイムチャートである。
【図12】 実施例の動作を説明するスケジュールを示
すタイムチャートである。
【図13】 実施例の動作を説明するスケジュールを示
すタイムチャートである。
【図14】 実施例の動作を説明するスケジュールを示
すタイムチャートである。
【図15】 実施例の動作を説明するスケジュールを示
すタイムチャートである。
【図16】 実施例の動作を説明するスケジュールを示
すタイムチャートである。
【図17】 実施例の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図18】 ページメモリの連続領域に圧縮画像データ
を書き込む例を説明する図である。
【図19】 図18の例の動作を説明するタイムチャー
トである。
【符号の説明】
100 画像出力部 101〜104 用紙トレイ 105 用紙給送経路 106 用紙循環経路 107 用紙反転経路 108 ROS印字部 200 原稿読み取り部 202 スキャナ 204 ページメモリ 205 ハードディスク 206a 最終原稿検出用のセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 ED17 EE08 FA13 FD08 2H028 BB00 BB04 BC00 5C062 AA05 AB17 AB22 AB32 AB42 AC02 AC09 AC11 AC22 AC25 AF07 BA04 5C073 AA02 BB01 BC03 BC04 CC04 9A001 BB03 BB06 EE02 HH27 KK42

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を給紙トレイから用紙1枚分に対応
    する間隔を置いて転写部に供給し、上記用紙の間に循環
    型用紙搬送経路で反転された後の用紙を配置して再度上
    記転写部に供給し、上記用紙の第1面および第2面に画
    像を形成するとともに、上記画像の形成を、上記給紙ト
    レイからの用紙給送間隔を固定とし、給送された用紙に
    対応する原稿走査を、次用紙を給送する前に行なうとい
    う所定のスケジュールで、実行する両面画像形成装置に
    おいて、原稿走査をスキップすることなく上記所定のス
    ケジュールの画像形成動作を継続するためにページメモ
    リにストアしておかなければならない画像データページ
    数を決定することを特徴とする両面画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記ページメモリの容量が固定であり、
    上記決定した画像データページ数をストアするための容
    量が上記固定の容量以下の場合には上記所定のスケジュ
    ールで両面画像形成を行い、上記決定した画像データペ
    ージ数をストアするための容量が上記固定の容量を超え
    る場合には上記ページメモリに必要な容量がより少なく
    て済む代替スケジュールで上記両面画像形成を行なう請
    求項1記載の両面画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記代替スケジュールは、原稿走査のス
    キップにより上記ページメモリの所定のメモリ領域が開
    放されるまで待つ制御を行なう請求項2記載の両面画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 上記代替スケジュールは、原稿走査して
    生成した画像を一旦上記二次記憶装置にスプールし、そ
    の後、用紙を給送して画像形成を行なう請求項2記載の
    両面画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記ページメモリの容量が固定であり、
    上記決定した画像データページ数をストアするための容
    量が上記固定の容量を上まわらないように画像データの
    最悪圧縮率を決定する請求項1記載の両面画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 上記ページメモリに可変の容量を割り当
    てる構成とし、少なくとも上記決定された画像データペ
    ージ数をストアするための容量を上記ページメモリに割
    り当てる請求項1記載の両面画像形成装置。
  7. 【請求項7】 上記決定した画像データページ数をスト
    アするための容量が、上記ページメモリに割り当てられ
    ている容量を上回らないように画像データの最悪圧縮率
    を決定する請求項6記載の両面画像形成装置。
  8. 【請求項8】 上記決定した画像データページ数から、
    上記ページメモリに現在ストアされている画像データの
    ページ数を差し引いた残りの画像データページ数のデー
    タをストアするための容量が、上記ページメモリに残さ
    れている容量を上回らないように、上記ページメモリに
    読み込む画像データの最悪圧縮率を決定する請求項6記
    載の両面画像形成装置。
  9. 【請求項9】 上記画像データページ数は、用紙を供給
    してから当該用紙の第1面に画像形成するまでの第1の
    基準時間間隔数と、用紙の第1面に画像形成してから上
    記用紙の第2面に画像形成するまでの第2の基準時間間
    隔数とに基づいて決定する請求項1〜8のいずれかに記
    載の両面画像形成装置。
  10. 【請求項10】 上記画像データページ数は第1の基準
    時間間隔数に上記第2の基準時間間隔数の半分と1とを
    加えた数に基づいて算出する請求項9記載の両面画像形
    成装置。
  11. 【請求項11】 複数の給紙トレイを有する場合、上記
    画像データページ数分の容量は、上記転写部から最も遠
    い給紙トレイから給紙されることを条件に決定される請
    求項1〜10のいずれかに記載の両面画像形成装置。
  12. 【請求項12】 原稿走査の結果生成された画像データ
    を二次記憶装置にスプールさせ、上記原稿の2巡目以降
    の画像形成を行なう際には上記二次記憶装置から画像形
    成を行なう順番で画像データを取出して用紙に画像形成
    を行う請求項1〜11のいずれかに記載の両面画像形成
    装置。
  13. 【請求項13】 上記原稿の2巡目以降の画像形成時に
    は上記決定した画像データページ数分の容量より少ない
    容量をページメモリに割り当てる請求項12記載の両面
    画像形成装置。
  14. 【請求項14】 用紙を給紙トレイから用紙1枚分に対
    応する間隔を置いて転写部に供給し、上記用紙の間に循
    環型用紙搬送経路で反転された後の用紙を配置して再度
    上記転写部に供給し、上記用紙の第1面および第2面に
    画像を形成するとともに、上記画像の形成を、上記給紙
    トレイからの用紙給送間隔を固定とし、給送された用紙
    に対応する原稿走査を、次用紙を給送する前に行なうと
    いう所定のスケジュールで、実行し、さらに、リングバ
    ッファ構成のページメモリの連続した領域に、先行した
    ストア領域に続けて所定サイズの記憶容量を確保した上
    で、順次に圧縮画像データを読み込みながら読み出して
    伸長して画像形成を行なう両面画像形成装置において、
    画像データ原稿走査をスキップすることなく上記所定の
    スケジュールの画像形成動作を継続するためにページメ
    モリにストアしておかなければならない圧縮画像データ
    ページ数を、用紙を供給してから当該用紙の第1面に画
    像形成するまでの第1の基準時間間隔数と、用紙の第1
    面に画像形成してから上記用紙の第2面に画像形成する
    までの第2の基準時間間隔数と、上記ページメモリから
    まだ読み出されていない2つの圧縮画像データに挟まれ
    た読み出し済みの圧縮画像データ数の最大値とに基づい
    て決定することを特徴とする両面画像形成装置。
  15. 【請求項15】 上記圧縮画像データページ数は、上記
    第1の基準時間間隔数に上記第2の基準時間間隔数の半
    分と1とを加え、さらに、上記ページメモリからまだ読
    み出されていない2つの圧縮画像データに挟まれた読み
    出し済みの圧縮画像データ数の最大値を加えた値に基づ
    いて算出する請求項14記載の両面画像形成装置。
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