JP2000100867A - 半導体素子を実装した回路基板および導電性粘弾性体 - Google Patents
半導体素子を実装した回路基板および導電性粘弾性体Info
- Publication number
- JP2000100867A JP2000100867A JP26500098A JP26500098A JP2000100867A JP 2000100867 A JP2000100867 A JP 2000100867A JP 26500098 A JP26500098 A JP 26500098A JP 26500098 A JP26500098 A JP 26500098A JP 2000100867 A JP2000100867 A JP 2000100867A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor element
- circuit board
- conductive
- elastic modulus
- electrode portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/10—Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/15—Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
- H01L2224/16—Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
- H01L2224/161—Disposition
- H01L2224/16151—Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
- H01L2224/16221—Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
- H01L2224/16225—Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/26—Layer connectors, e.g. plate connectors, solder or adhesive layers; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/31—Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process
- H01L2224/32—Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process of an individual layer connector
- H01L2224/321—Disposition
- H01L2224/32151—Disposition the layer connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
- H01L2224/32221—Disposition the layer connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
- H01L2224/32225—Disposition the layer connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/73—Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
- H01L2224/732—Location after the connecting process
- H01L2224/73201—Location after the connecting process on the same surface
- H01L2224/73203—Bump and layer connectors
- H01L2224/73204—Bump and layer connectors the bump connector being embedded into the layer connector
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/80—Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected
- H01L2224/83—Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a layer connector
- H01L2224/8319—Arrangement of the layer connectors prior to mounting
- H01L2224/83192—Arrangement of the layer connectors prior to mounting wherein the layer connectors are disposed only on another item or body to be connected to the semiconductor or solid-state body
Landscapes
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
式により実装した際に、衝撃や振動により接合が剥が
れ、壊れることがなくなるような接続の信頼性が高い半
導体素子を実装した回路基板の提供。さらには、半導体
素子を実装した回路基板より、容易に半導体素子を取り
外しできることの可能な半導体素子を実装した回路基板
の提供。 【解決手段】 半導体素子を実装した回路基板は、半導
体素子の電極部と回路基板の電極部とを、25℃におい
て貯蔵弾性率G′が102 〜107 Paであり、損失弾
性率G′′が102 〜107 Paであり、および導電性
物質を8〜90%含有する導電性粘弾性体を介して接続
して得られる。
Description
回路との接続性に優れた半導体素子を実装した回路基板
に関する。詳しくはワイヤレスボンディング、さらには
フリップチップ方式において半導体素子の電極部を回路
基板の電極部に接合する際に、導電性粘弾性体を接合物
に用いることに関する。
化、小型化、および製造の高速化が求められている。し
かし、より複雑な用途に対応するように集積度が増大す
るに従って半導体素子が大型化してきている。そこで、
実装方法およびパッケージ方法を改善することが、薄型
化、小型化、製造の高速化を進めることを助けることに
なるであろう。
ッケージのリードあるいはプリント配線基板のパターン
を接続する方法には、ワイヤボンディング法およびワイ
ヤレスボンディング法がある。現在、主流となっている
のは、ワイヤボンディング法である。
極と、回路基板に接続するパッケージリード電極とを金
やアルミニウムの細線でつなぐ方法である。細線に金を
用いる場合は、300℃程度の高温にして線を押しつけ
て接続し、アルミニウムを用いる場合は、超音波を使っ
て接続する。しかし、この方法は接続表面の粗さに敏感
であったり、ボンディングに方向性があるなどの問題が
ある。
は、ワイヤを使用せずにチップ上の電極と、回路基板に
接続するパッケージリード電極を接続する方法であり、
一般に多数の接続をまとめて同時に行うことができる。
また、細線を利用しないため、それだけワイヤボンディ
ング法に比べて接続に信頼性が高くなり、薄型化、小型
化、製造の高速化も可能になる。
ップ方式があり、このフリップチップ方式とは、チップ
の電極上または回路基板の電極部にバンプと呼ばれる突
起物を形成し、チップの電極面を下にして回路基板上の
パターンに接合する方法である。このバンプとは、ボン
ディングの信頼性を高めるために形成されるものであ
り、金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、錫など多種
多様の材料で形成されている。接合部には、接合材料と
してハンダ、または導電性硬化樹脂を用いる。フリップ
チップ方式には、C4、ACP(anisotropic conducti
ve paste)、ACF(anisotropic conductive film
)、ESC(Epoxy encapsulated Solder Connectio
n)工法等が挙げられる。
ると、接合材料としてハンダや導電性硬化樹脂を用いる
ので、バンプの種類によっては接合性が悪いものもでて
きて、そのために接合物として多層の金属層を設ける必
要がある。また、ハンダや導電性硬化樹脂などは弾性力
がなく、接合後の外部からの衝撃や振動に対して弱く、
衝撃や振動を受けると剥離してしまったり、破損してま
うおそれがある。さらに、半導体素子などは、静電気や
熱に弱いために、たとえ半導体素子のテスト時に異常が
なくても、回路基板に接合後に破損してしまう恐れもあ
る。しかし、一度実装してしまうと、容易には半導体素
子のみを取り外すことができない。
導体素子の電極部と回路基板上の電極部を接合する場合
に、衝撃や振動を緩和させて接続に対する信頼性を高
め、また、バンプの材料による接続に対する信頼性の差
異のない半導体素子を実装した回路基板を提供する。さ
らに、半導体素子の取り外し可能な半導体素子を実装し
た回路基板を提供する。
の本発明における半導体素子を実装した回路基板は、半
導体素子の電極部と、回路基板の電極部とを導電性粘弾
性体を介して接続する。
性粘弾性体は、25℃における貯蔵弾性率G′が102
〜107 Paであり、かつ損失弾性率G″が102 〜1
07Paであることが好ましい。
8〜90%含有することが好ましい。
貯蔵弾性率G′が102 〜107 Paであり、損失弾性
率G″が102 〜107 Paであり、および導電性物質
を8〜90%含有する導電性粘弾性体は、特に半導体素
子の実装に用いられる。
説明する。
を導電性粘弾性体を介して、回路基板上の電極部に接続
する。この半導体素子の電極部または回路の電極部に
は、接合性を高めるようにバンプとよばれる突起物が設
けてある。このバンプは、金、銀、銅、アルミニウム、
ニッケル、錫などの金属、ハンダをはじめとする金属合
金、または金属粉末を樹脂に分散させた各種導電性樹脂
などが挙げられる。
のバンプと、回路電極部または半導体素子の電極部とを
接続させるのに介する、本発明における導電性粘弾性体
は、種々の物性値で定義することが可能であるが、導電
性粘弾性体の使用温度における貯蔵弾性率G′および損
失弾性率G″で定義できる。本発明に用いられる導電性
粘弾性体の貯蔵弾性率G′および損失弾性率G″は、2
5℃における貯蔵弾性率G′が102 〜107 Paの範
囲内であり、損失弾性率G″が102 〜107Paの範
囲内にある。好ましくは25℃における貯蔵弾性率G′
が104 〜105 Paの範囲内であり、損失弾性率G″
が104 〜105 Paの範囲内である。上記範囲以外で
本発明に関わる導電性粘弾性体の貯蔵弾性率が107 P
a以上である場合、粘性に乏しく、半導体素子と回路電
極部とを接合させる際に塑性変形せず、半導体素子ある
いは回路電極部を破壊してしまう可能性がある。さら
に、半導体素子と回路電極部との接着性に劣ることとな
る。損失弾性率が102 Pa以下であると流動性に富
み、半導体素子と回路電極部との接合後に、導電性粘弾
性体が接合部より流動してしまい、接続不良をおこす。
あるいは流動した導電性粘弾性体が他の回路またはバン
プ、電極部に接触し、絶縁不良をおこす。
は、その表面抵抗が10-5〜105 Ωを示す。
電性粘弾性体は、導電性物質と粘弾性組成物とを配合さ
せることにより製造される。
金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、錫などの金属粉
末;炭素粉末;ガラスビーズまたはプラスチックの表面
を金属、合金、あるいは酸化金属で被覆した粉末;ポリ
アニリンやポリピロールを始めとする導電性高分子;ま
たは導電性高分子に金属をドープさせたものなどが挙げ
られる。この導電性物質の混合率は、導電性粘弾性体全
体の重量を基にして、8〜90%であり、好ましくは1
0〜90%である。導電性物質の混合率が8%以下であ
ると導電性を全く示さなくなり、90%以上であると粘
弾性効果が劣り半導体素子の固定が困難となる。
ル樹脂、ビニルアルコール樹脂、ビニルアセタール樹
脂、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、
ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、セルロース誘導体、ウ
レタン樹脂、ビニルエーテル樹脂、クロロプレン樹脂、
ネオプレン樹脂、スチレン樹脂、ニトリル樹脂、シリコ
ーン樹脂などが挙げられる。さらに、必要に応じてこれ
らの樹脂に半導体素子と回路の接合性を向上させる目的
で粘着付与剤を含有することができる。粘着付与剤とし
ては特に制限はないが、例えば、ロジン、テルペン、フ
ェノール、キシレン樹脂などが挙げられる。
いて架橋させることができる。架橋剤としては特に制限
はなく、例えば、多官能性のイソシアナート、エポキシ
化合物、メラミン化合物、金属錯体などが挙げられる。
また、不飽和オリゴマー成分や不飽和モノマー成分、過
酸化物、光硬化開始剤、増感剤などを添加することによ
り、熱、紫外線、電子線で架橋させることができる。
導体素子電極部と回路基板電極部の接続は、まず、慣用
の方法で回路基板にパターンを印刷し、半導体素子電極
部に慣用の方法でバンプを設ける。次いで、上記導電性
粘弾性体をバンプ上に塗布し、25〜200℃で乾燥さ
せる。この時の導電性粘弾性体の厚さは、バンプの頂部
から5〜200μm、好ましくは10〜70μmであ
る。この厚さが5μm以下であると接続不良となり、2
00μm以上であると導電不良となる。この導電性粘弾
性体の設けられた半導体素子電極部と回路基板上の電極
部とを接着し接続を行う。
いると、バンプを設けなくてもフリップチップ実装にお
いて半導体素子の電極部と回路電極部を接続することが
できる。この際の半導体素子電極部と回路基板電極部の
接続は、バンプを設けないことを除いて上述した方法と
ほぼ同様に行われる。但し、バンプを設けない時の半導
体素子電極部上に設けられる導電性粘弾性体の厚さは、
5〜200μmであり、好ましくは30〜150μmで
ある。
ら、さらに本発明について説明するが、本発明を制限す
るものではない。
電性粘弾性体の組成を記載した。
説明する。図1は、本実施例および実施例2における半
導体素子電極部を回路基板上の電極部に接続した図であ
る。
としてアクリル酸2−エチルヘキシルを主成分、メタク
リル酸ヒドロキシエチルエステルを共重合成分とした樹
脂20gに、導電性物質として銀粉末80gおよび適量
の溶媒を加えた。この混合溶液をメカニカルスターラー
で3時間にわたって撹拌し、次いで架橋剤としてヘキサ
メチレンジイソシアナート1gを添加して1時間にわた
って撹拌を続けた。このようにして、導電性粘弾性体の
溶液を得た。
び損失弾性率G″は表2に示す通りであった。
ンテレフタレート製の回路基板6に、銀を主成分とした
導電性インクを用いて回路電極部5を印刷し、100℃
で乾燥させた。
素子電極部2に金で高さ40μm、直径100μmのバ
ンプ3を設けた。この半導体素子上のバンプ3上に、先
に得られた導電性粘弾性体の溶液を塗布したのち、10
0℃で乾燥を行った。このバンプ3上の導電性粘弾性体
4の厚さはバンプ頂部から50μmで直径は150μm
であった。この半導体素子電極部2に導電性粘弾性体4
が設けられた半導体素子1と、先の回路電極部5が設け
られた回路基板6とを、回路電極部5と半導体素子電極
部2との整合をとり、半導体素子1と回路基板6とを圧
力をかけ接着して電気回路とした。この接着の際に、半
導体素子1と回路基板の間の空間部分に空気、水分など
が侵入しないように充填剤7を満たした。このようにし
て半導体素子を実装した回路基板を得た。
に示す通りであった。
説明する。
電性粘弾性体の溶液を得た。
び損失弾性率G″は表2に示す通りであった。
と回路電極部を、導電性粘弾性体4の厚さがバンプ頂部
から70μmで直径が12μmであることを除いては実
施例1と同様にして接続し、半導体素子を実装した回路
基板を得た。
に示す通りであった。
ら説明する。図2は、本実施例における半導体素子の電
極部を回路電極部に接続した図である。
電性粘弾性体の溶液を得た。
び損失弾性率G″は表2に示す通りであった。
ンテレフタレート製の回路基板16に、銀を主成分とし
た導電性インクを用いて回路電極部15を印刷し100
℃で乾燥させた。
体素子電極部12にハンダで高さ80μm、直径120
μmのバンプ13を設けた。上述したようにして得られ
た導電性粘弾性体の溶液を、先の半導体素子11、半導
体素子電極部12、およびバンプ13上全面に塗布した
後100℃で乾燥を行った。この半導体素子11上の導
電性粘弾性体14の厚さはバンプ頂部から60μmであ
った。導電性粘弾性体14が設けられた半導体素子11
と、先の回路電極部15が設けられた回路基板16と
を、回路電極部15と半導体素子電極部12との整合を
とり、半導体素子11と回路基板16とを圧力をかけ接
着して、電気回路とした。このようにして半導体素子を
実装した回路基板を得た。
に示す通りであった。
説明する。図3は、本実施例におけるバンプを設けてい
ない半導体素子電極部を回路基板上の電極部に接続した
図である。
電性粘弾性体の溶液を得た。
び損失弾性率G″は表2に示す通りであった。
製の回路基板26にポリウレタンを主成分とする接着剤
を用いて、縦20mm、横20mm、厚さ10μmの銅
箔を張り合わせた。銅箔上に所望の回路を塩化メチレン
に溶解せしめたポリメタクリル酸エチルを用いて印刷
し、80℃で乾燥させた。その後この印刷物を10%塩
化第二鉄水溶液に2時間浸沈せしめ、印刷部以外の銅箔
をエッチング処理した。このエッチング処理を施した印
刷物を精製水で十分に洗浄したあと、塩化メチレンで洗
浄し、ポリメタクリル酸エチルおよび余分なポリウレタ
ン主成分の接着剤を完全に銅箔上から取り去った。この
回路基板26上に設けられた銅箔部分を回路電極部25
とした。
体素子電極部22に、先の導電性粘弾性体の溶液を塗布
した後、100℃で乾燥を行った。この導電性粘弾性体
24の厚さは30μmで直径は80μmであった。この
半導体素子電極部22に導電性粘弾性体24が設けられ
た半導体素子21と、先の回路電極部25が設けられた
回路基板26とを、回路電極部25と半導体素子電極部
22との整合をとり、半導体素子21と回路基板26と
を圧力をかけ接着して、電気回路とした。この接着の際
に、半導体素子21と回路基板26との間の空間部分に
空気、水などが侵入しないように充填剤27を満たし
た。このようにして半導体素子を実装した回路基板を得
た。
に示す通りであった。
よび2の接続様式は、実施例1と同様の構成であり、図
1における4の導電性粘弾性体を導電性接着剤に変更し
たものである。
をし、それぞれ比較実施例1および比較実施例2に用い
る導電性接着剤の溶液を得た。
および損失弾性率G″は、表2に示す通りであった。
ポリイミド製とし、半導体素子1と回路基板6を接着し
て電気回路とした後にこれら電気回路を180℃の恒温
槽に入れ、導電接着剤を完全硬化させたことを除いて実
施例1と同様に半導体素子を実装した回路基板を得た。
は表2に示した通りであった。いずれも通電せず、接合
部が導電不良であった。
定方法 実施例で得られた導電性粘弾性体および比較実施例で得
られた導電性接着剤の溶液を各5g採取し、これらをそ
れぞれ100℃で1時間にわたって乾燥させたものを用
い、貯蔵弾性率G′および損失弾性率G″を測定した。
測定に際してはレオメトリックス社製動的粘弾性測定装
置RDA−IIを用い、慣用の方法に従って行った。表
2に記載の貯蔵弾性率および損失弾性率は、25℃にお
けるものである。
実装した回路基板の耐衝撃試験はJIS C 5442
5.2衝撃試験法に準じて行った。
2 、持続時間11ms、速度変化1.03m/s、衝撃
回数を500回とした。
に抵抗測定器を接続し、半導体素子固有の内部抵抗を測
定することにより、接続の良否を判定した。
体素子を実装した回路基板は、その実装において導電性
粘弾性体を用いたことによって、振動や衝撃を緩和して
振動や衝撃による半導体素子の剥離や破壊を起こしにく
くなった。また、バンプによる接合の信頼性の差異もな
くなった。さらに、本発明では、特別にバンプを設ける
ことなく回路基板に半導体素子を実装することが可能に
なった。
すことができ、そして、また取り付けることも可能にな
った。
た半導体素子電極部を導電性粘弾性体を介して回路電極
部に接続した半導体素子を実装した回路基板の断面図で
ある。
極部を導電性粘弾性体を介して回路電極部に接続した半
導体素子を実装した回路基板の断面図である。
素子電極部を導電性粘弾性体を介して回路電極部に接続
した半導体素子を実装した回路基板の断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体素子を実装した回路基板であっ
て、半導体素子の電極部と、回路基板の電極部とを、2
5℃における貯蔵弾性率G′が102 〜107Paであ
り、かつ損失弾性率G″が102 〜107 Paである導
電性粘弾性体を介して接続することを特徴とする半導体
素子を実装した回路基板。 - 【請求項2】 前記導電性粘弾性体が、導電性物質を8
〜90%含有することを特徴とする請求項1に記載の半
導体素子を実装した回路基板。 - 【請求項3】 25℃における貯蔵弾性率G′が102
〜107 Paであり、損失弾性率G″が102 〜107
Paであり、および導電性物質を8〜90%含有するこ
とを特徴とする半導体素子の実装用導電性粘弾性体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26500098A JP3913372B2 (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 半導体素子を実装した回路基板および導電性粘弾性体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26500098A JP3913372B2 (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 半導体素子を実装した回路基板および導電性粘弾性体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000100867A true JP2000100867A (ja) | 2000-04-07 |
JP3913372B2 JP3913372B2 (ja) | 2007-05-09 |
Family
ID=17411186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26500098A Expired - Fee Related JP3913372B2 (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 半導体素子を実装した回路基板および導電性粘弾性体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3913372B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002134767A (ja) * | 2000-10-25 | 2002-05-10 | Lintec Corp | 太陽電池モジュール用保護シート |
JP2002231759A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-16 | Toppan Forms Co Ltd | Icチップの実装方法 |
JP2002231758A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-16 | Toppan Forms Co Ltd | Icチップの実装方法 |
JP2002231757A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-16 | Toppan Forms Co Ltd | Icチップの実装方法 |
JP2002299393A (ja) * | 2001-01-23 | 2002-10-11 | Nec Corp | 半導体装置用導電性硬化樹脂及び半導体装置 |
US6621170B2 (en) * | 1996-10-08 | 2003-09-16 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Semiconductor device, substrate for mounting semiconductor chip, processes for their production, adhesive, and double-sided adhesive film |
JP2012191195A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-10-04 | Sekisui Chem Co Ltd | 接続構造体の製造方法、異方性導電材料及び接続構造体 |
CN104946149A (zh) * | 2014-03-31 | 2015-09-30 | 日东电工株式会社 | 带有切割片的芯片接合膜、半导体装置及半导体装置的制造方法 |
CN104946153A (zh) * | 2014-03-31 | 2015-09-30 | 日东电工株式会社 | 热固型芯片接合薄膜、切割/芯片接合薄膜及半导体装置的制造方法 |
-
1998
- 1998-09-18 JP JP26500098A patent/JP3913372B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6621170B2 (en) * | 1996-10-08 | 2003-09-16 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Semiconductor device, substrate for mounting semiconductor chip, processes for their production, adhesive, and double-sided adhesive film |
JP2002134767A (ja) * | 2000-10-25 | 2002-05-10 | Lintec Corp | 太陽電池モジュール用保護シート |
JP2002299393A (ja) * | 2001-01-23 | 2002-10-11 | Nec Corp | 半導体装置用導電性硬化樹脂及び半導体装置 |
JP2002231759A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-16 | Toppan Forms Co Ltd | Icチップの実装方法 |
JP2002231758A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-16 | Toppan Forms Co Ltd | Icチップの実装方法 |
JP2002231757A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-16 | Toppan Forms Co Ltd | Icチップの実装方法 |
JP2012191195A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-10-04 | Sekisui Chem Co Ltd | 接続構造体の製造方法、異方性導電材料及び接続構造体 |
CN104946149A (zh) * | 2014-03-31 | 2015-09-30 | 日东电工株式会社 | 带有切割片的芯片接合膜、半导体装置及半导体装置的制造方法 |
CN104946153A (zh) * | 2014-03-31 | 2015-09-30 | 日东电工株式会社 | 热固型芯片接合薄膜、切割/芯片接合薄膜及半导体装置的制造方法 |
JP2015195266A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 日東電工株式会社 | ダイシングシート付きダイボンドフィルム、半導体装置、及び、半導体装置の製造方法 |
JP2015198116A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | 日東電工株式会社 | 熱硬化型ダイボンドフィルム、ダイシング・ダイボンドフィルム及び半導体装置の製造方法 |
CN104946149B (zh) * | 2014-03-31 | 2020-12-01 | 日东电工株式会社 | 带有切割片的芯片接合膜、半导体装置及半导体装置的制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3913372B2 (ja) | 2007-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5191627B2 (ja) | フィルム状接着剤およびこれを用いた半導体装置の製造方法 | |
JPH1074888A (ja) | 半導体パッケージ | |
JP2004507089A (ja) | 非半田フリップチップボンディング用の高信頼性、非伝導性の接着剤及びこれを用いたフリップチップボンディング方法 | |
KR20140063388A (ko) | 플렉시블 기판에 대한 휨 제어 | |
WO2000059033A1 (en) | Wiring board, connection board, semiconductor device, method of manufacture thereof, circuit board, and electronic device | |
JP3441412B2 (ja) | 樹脂封止型半導体装置およびこれを用いた液晶表示モジュール | |
JPH1154556A (ja) | 半導体装置とその製造方法 | |
US20080150107A1 (en) | Flip chip in package using flexible and removable leadframe | |
JP2005264109A (ja) | フィルム状接着剤およびこれを用いた半導体装置の製造方法 | |
JP2000100867A (ja) | 半導体素子を実装した回路基板および導電性粘弾性体 | |
JPH09293751A (ja) | テープキャリアパッケージ及び接続方法 | |
JP2001015551A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP5712884B2 (ja) | フィルム状接着剤およびこれを用いた半導体装置の製造方法 | |
JP3052300B2 (ja) | 配線基板及び加圧ツール | |
JP5912611B2 (ja) | フィルム状接着剤 | |
KR20090098076A (ko) | 플립 칩 패키지 | |
Connell et al. | Conductive adhesive flip-chip bonding for bumped and unbumped die | |
JP5925460B2 (ja) | フィルム状接着剤およびこれを用いた半導体装置の製造方法 | |
JP2014237843A (ja) | フィルム状接着剤およびこれを用いた半導体装置の製造方法 | |
JP3422243B2 (ja) | 樹脂フィルム | |
JPH10270499A (ja) | Icチップ搭載基板 | |
JP2002118210A (ja) | 半導体装置用インタポーザ及びこれを用いた半導体装置 | |
JP3490990B2 (ja) | フリップチップ実装方法 | |
KR20010069358A (ko) | 공정합금계의 이방성 전도필름을 이용한 반도체 칩본딩공정 및 그 제조방법 | |
JP2532543B2 (ja) | 半導体装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050531 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050531 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060804 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060811 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061010 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061030 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070123 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070131 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100209 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140209 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |