JP2000100690A - 気相前処理を用いる光リソグラフィー装置 - Google Patents

気相前処理を用いる光リソグラフィー装置

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JP2000100690A
JP2000100690A JP26526298A JP26526298A JP2000100690A JP 2000100690 A JP2000100690 A JP 2000100690A JP 26526298 A JP26526298 A JP 26526298A JP 26526298 A JP26526298 A JP 26526298A JP 2000100690 A JP2000100690 A JP 2000100690A
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chamber
photoresist layer
substrate
cooling plate
coating
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JP26526298A
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Tuaishen Kao
ツァイシェン カオ
Don Yuan Goan
ドン ユアン ゴアン
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Industrial Technology Research Institute ITRI
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 本発明は、フォトレジストを現像する前
に気相前処理を用いて基板上の孤立ラインパターンの焦
点深度(DOF)を増大させる光リソグラフィー装置を
開示する。 【解決手段】スピンオン技術を使用することにより、基
板上にフォトレジスト層を被覆する。次に、フォトレジ
スト層に対し、レチクルを介して露光工程を実施して、
レチクルのパターンをフォトレジスト層に転写する。さ
らには、露光工程の前または後でフォトレジスト層に対
して気相前処理を実施して、フォトレジスト層の表面を
硬化させることのできる装置を用い、最終的に、現像工
程を実施して、基板上にパターンを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、深紫外(DUV)
光リソグラフィー法のための装置に関し、より具体的に
は、フォトレジストの気相前処理のための装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】集積回路の開発に伴い、超大規模集積回
路の線幅は4分の1ミクロンよりも小さくなった。従来
の光リソグラフィー法は、4分の1ミクロン線の形成に
は適用可能であるが、更に細い線には応用できない。従
来の深紫外(DUV)光リソグラフィー法では、孤立ラ
インパターンは、高密度ラインパターンよりも浅い焦点
深度(DOF)を有している。この孤立ラインパターン
の上記問題を解決するために、いくつかの手法が試みら
れている。
【0003】次世代DUVステッパ機は、約0.193
ナノメートルの波長の光を使用してフォトレジストを露
光させることを予定している。近年、工場で広く使用さ
れるDUVステッパ機は、約0.248ナノメートルの
波長の光を使用している。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、次世代
ステッパ機を用いると、孤立ラインのDOFはより深く
することができる。それにもかかわらず、新たなステッ
パ機が十分には開発されていない。
【0004】集積回路のDOFを増すもう一つの手法
は、光リソフグラフィー法を実施する際に位相シフトマ
スクを使用する手法である。位相シフトマスク(PS
M)は、いくつかのマスク層および減衰層からなる。位
相シフトマスクは、ステッパ機の光がマスクを透過する
とき、良好なコントラストを有する電界がマスクに印加
されるよう、特殊な構造を有している。
【0005】しかし、位相シフトマスクを製造するため
の費用は非常に高額である。したがって、位相シフトマ
スクは工場ではあまり用いられない。加えて、孤立ライ
ンのDOFを増大することができるよう、サブレゾルー
ション補助構造がマスク上の孤立ラインの周囲に配置さ
れる。マスク上に補助構造を製造するためには、複雑な
計算および設計が必要である。したがって、この手法は
半導体工場には利用できない。
【0006】DUVフォトレジスト層の表面を硬化する
ため、表面前処理が使用される。従来、表面前処理は、
DI水または現像液を使用することによって実施され、
液相前処理と呼ばれている。フォトレジスト層の現像工
程の前にフォトレジスト層をDI水または現像液に浸漬
する。
【0007】ところが、この液相前処理は、DUVフォ
トレジスト層を粗すよう作用する。液相前処理ののち露
光するが、このとき液相前処理により孤立ラインのDU
Vフォトレジスト層の断面形状はT字形である。孤立ラ
インDUVフォトレジスト層がT字形であるため、DU
Vフォトレジストのアンダーライン幅の寸法精度の限界
は、明確には測定できない。
【0008】そのうえ、液相前処理は十分に均一ではな
い。図1を参照すると、処理されていないフォトレジス
ト層10の断面図が示されている。フォトレジスト層1
0が鋭利な輪郭を有するにもかかわらず、フォトレジス
ト層10の上部は丸みを帯びてオーバーハングしてお
り、フォトレジスト層10のアンダーライン幅の短寸法
が不明であるため、後のエッチング工程で孤立ライン幅
を制御することは困難である。図2には、液相前処理を
使用して処理し、現像したDUVフォトレジスト層10
の断面図を示しているが、やはりT字形をしている。
【0009】上述したように、孤立ラインパターンのD
OFを増すためには、DUVフォトレジストの新たな表
面前処理が必要である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明により、深紫外
(DUV)トラックシステムを開示する。本トラックシ
ステムは、インデクサエンドステーション、蒸気下塗り
チェンバ、冷却プレートチェンバ、被覆チェンバ、真空
ベークチェンバ、ステッパチェンバおよび現像チェンバ
を含む。塩基性ガスがこれらのチェンバの1個に導入さ
れ、塩基性ガスの濃度は、トラックシステムを操作する
ことによって十分に制御される。加えて、トラックシス
テムに導入される塩基性ガスの処理時間もまた制御され
る。これらのチェンバの機能を以下に説明する。
【0011】インデクサエンドステーションは、基板を
格納するのに使用される。蒸気下塗りチェンバがインデ
クサエンドステーションに接続され、蒸気下塗りチェン
バの中で基板が加熱され、薬品ヘキサメチルジシリザン
(HMDS)が基板の表面に塗布される。冷却プレート
チェンバが、基板を安定な定温にするため、蒸気下塗り
チェンバに接続されている。
【0012】被覆チェンバは、基板上にフォトレジスト
層を均一に被覆するため、冷却プレートチェンバに接続
されている。真空ベークチェンバが、フォトレジスト層
を加熱するため、被覆チェンバに接続されている。
【0013】ステッパチェンバはインタフェースチェン
バを介して真空ベークチェンバに接続され、ステッパチ
ェンバの中でフォトレジスト層が露光される。現像チェ
ンバが冷却プレートチェンバに接続され、現像チェンバ
の中でフォトレジスト層の露光部分または未露光部分が
除去される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、基板上にフォトレジス
ト層を形成するための光リソグラフィー法を実施するた
めの、いくつかの反応チェンバを有する光リソグラフィ
ートラックシステムを開示する。フォトレジスト材料の
気相前処理のために、反応チェンバの1つに塩基性ガス
を導入することができるものとした。
【0015】トラックシステムの中で、塩基性ガスの濃
度を制御することができ、前処理の処理時間は、トラッ
クシステムを操作することによって決定される。気相前
処理を光リソグラフィー機、たとえばトラックシステム
の中で実施して、フォトレジストの表面を硬化させる。
以下の説明では、基板上にパターンを形成する工程を説
明する。
【0016】まず、図7Aに示すように、薄膜200を
基板ウェーハ100に付着させる。薄膜200は、光リ
ソグラフィー法によってパターン付けされるものであ
る。図7Bには、薄膜200の表面に対してプレベーク
または下塗り工程を実施し多ものを示している。プレベ
ーク工程は、ウェーハ100表面から水分を除くことに
よってフォトレジストの良好な密着性を確保するために
行われ、ウェーハ100を加熱して水分を表面から蒸発
させることによるものである。
【0017】さらに、下塗り工程は、フォトレジストの
密着性を向上させるためにも使用される。これは薬品ヘ
キサメチルジシリザン(HMDS)を使用して、ウェー
ハ100表面に対するフォトレジストの付着を促進する
ものである。HMDSは、HMDS蒸気で飽和状態にあ
る窒素を蒸気下塗りオーブンチェンバに導入することに
より、加熱されたウェーハ100に被着する。次に、フ
ォトレジスト処理をする前に、冷却工程により基板10
0を安定な定温状態にする。冷却工程は、トラックシス
テムの冷却プレートを用いて実施される。
【0018】図7Cに示すように、フォトレジスト層3
00を薄膜200の表面に被覆している。通常、フォト
レジスト層300は、深紫外光(DUV)フォトレジス
トである。図7Dに示すのは、ソフトベーク工程を使用
して、溶媒の大部分(ただし全部ではない)を除くこと
によってフォトレジスト層300を乾燥させている状態
である。この溶媒を蒸発させると、フォトレジスト層は
物理的に安定な膜へと変化する。ソフトベーク工程は、
トラックシステムの真空ベークチェンバの中で実施す
る。ソフトベーク工程が終了すると、冷却工程を再び使
用して、基板100を安定な温度にする。
【0019】図7Eには、UV光がレチクル400を透
過して像をレチクル400からフォトレジスト層300
に転写している。レチクル400は、基板100に対し
て正確に張り合わされ、合焦している。フォトレジスト
層300の露光の後、露光後ベークを実施して、フォト
レジスト、具体的にはフォトレジスト層300の露光区
域および未露光区域を安定化させる。現像溶液を塗布す
る前に、第三の冷却工程を使用して、基板100を安定
な定温にする。露光後ベークおよび第三の冷却工程は、
それぞれ、真空ベークチェンバ中およびトラックシステ
ムの冷却プレート上で実施される。
【0020】図7Fに示すように、現像溶液を使用する
ことにより、現像工程を実施して、フォトレジスト層3
00の不要な部分を除去している。ポジフォトレジスト
現像液は露光したフォトレジスト被覆を除去し、ネガフ
ォトレジスト現像液は未露光のフォトレジスト被覆を除
去することに留意しなければならない。工程によって
は、目視検査(現像チェック)を実施して、フォトレジ
スト層300中の欠陥を識別する。フォトレジスト層3
00の限界寸法(CD)を測定する。また、アライメン
トチェックを実施してもよい。
【0021】図7Gは、基板100を真空チェンバまた
はホットプレートチェンバ中でベークして、ウェーハ表
面から水分を除去し、フォトレジスト層300のパター
ンを硬化させている状態を示している。現像工程の後に
基板ウェーハ100をベークする工程をハードベーク工
程と称している。次に、基板100をトラックシステム
の冷却プレート上で冷却して、インデクサカセットに戻
す前にウェーハを冷却する。
【0022】図7Hは、フォトレジスト層300をエッ
チングマスクとして使用することにより、薄膜200を
エッチングした状態を示している。薄膜200をエッチ
ングするエッチング法は、ドライエッチングまたはウエ
ットエッチングである。エッチング工程ののち、薄膜2
00にパターンを形成する。最後に、図7Iに示すよう
に、フォトレジスト層300を剥ぎ取る。
【0023】フォトレジスト層300の気相前処理が上
記工程の流れの中に挿入される。気相前処理は、図7F
に示す現像工程の前に実施してもよい。すなわち、気相
前処理は、フォトレジスト層300の露光の前または後
のいずれで実施しても、フォトレジスト層300の表面
を硬化させることができる。気相前処理は、塩基性ガス
の環境で実施される。好ましい実施態様では、塩基性ガ
スは、アミン(NH4OH)ガスまたは約7.1〜13
のpH値を有するガスであり、15〜250℃の温度領域
で最も安定した均一な気相前処理が可能であり、この範
囲を外れると処理のバラツキが生じやすい。このとき採
用する塩基性ガスの濃度は10-3ppm〜10mole/cm3
濃度範囲が好ましい。適正な温度領域を考慮して定めら
れた濃度範囲である。処理時間は、必要に応じて、約1
〜120秒の範囲とすることがレクチルの品質維持のた
めに望ましい。
【0024】図5には、光リソグラフィー法の工程の流
れが示されている。ウェーハ100が、インデクサエン
ドステーション500から取り出され、蒸気下塗りチェ
ンバ516に進入する。図7Bに示すように、蒸気下塗
りチェンバ516の中でウェーハ100をベークする。
次に、ウェーハ100を冷却プレートチェンバ528中
で冷却プレートに載せて、ウェーハ100を冷ます。プ
レベークおよび冷却工程ののち、フォトレジストを、被
覆チェンバ530の中、スピンオンを使用することによ
って被覆する。フォトレジストの被覆を図7Cに示す。
その後、ウェーハは真空ベークチェンバ524に入り、
真空ベークチェンバ524の中でソフトベーク工程が実
施される。そして、ウェーハ100を、冷却プレートチ
ェンバ522中、冷却プレートの上で冷ます。
【0025】レチクルを介してフォトレジストを露光さ
せて、パターンをフォトレジストに転写する。露光工程
は、ステッパチェンバ(図示せず)の中で実施する。露
光工程ののち、ウェーハはトラックシステムを離れ、シ
ャトル600を介してステッパチェンバとトラックシス
テムとの間にあるインタフェースチェンバ(図示せず)
に入り、さらにトラックシステムに入る。その後、露光
後ベーク工程を経て、図7Eに示すように冷却工程を実
施して、ウェーハを安定な温度にする。露光後ベークお
よび冷却工程は、それぞれ、真空ベークチェンバ512
および冷却プレートチェンバ514の中で実施する。
【0026】図7Fに示す現像工程を現像チェンバ52
6の中で実施する。次に、ウェーハをホットプレートチ
ェンバ518中のホットプレートに載せて、フォトレジ
ストを硬化させ、フォトレジストの水分を除去する。最
後に、インデクサエンドステーションの冷却チェンバ5
30の中で冷却工程を実施する。最終の冷却工程のの
ち、ウェーハはインデクサエンドステーション(IE
S)500に戻る。
【0027】気相前処理は、蒸気下塗りチェンバ51
6、真空ベークチェンバ524、冷却プレートチェンバ
528、514、インタフェースチェンバまたはステッ
パチェンバの中で実施することが可能である。気相前処
理のための塩基性ガスは、処理条件、たとえば塩基性ガ
スの温度および濃度を制御するのに使用されるモジュー
ルまたはチェンバに導入される。さらに、気相前処理の
処理時間をも十分に制御しなければならない。
【0028】図6には、トラックシステムの平面図が示
されている。トラックシステムは、いくつかのチェン
バ、たとえば真空ベークチェンバ512、524、冷却
プレートチェンバ514、528、522、蒸気下塗り
チェンバ516、ホットプレートチェンバ518、現像
チェンバ526、被覆チェンバ530、インデクサエン
ドステーション500、IESステージチェンバ510
およびIES冷却チェンバ530を含むものである。ス
テッパチェンバ(図示せず)がトラックシステムに取り
付けられ、ウェーハは、シャトルを介してトラックシス
テムからステッパチェンバに移送され、いくつかのイン
デクサエンドステーション500がトラックシステムに
取り付けられている。いくつかのシャトル600が、ウ
ェーハを移送するため、チェンバ間に配置されている。
【0029】図3および図4には、前処理なしでの、そ
れぞれ孤立ラインパターンおよび高密度ラインパターン
の焦点深度(DOF)に対するエネルギーラチチュード
の関係が示されている。図8には、本発明で述べる気相
前処理を用いた場合の、孤立ラインパターンのDOFと
のエネルギーラチチュードの関係が示されている。気相
前処理を用いることによって処理された高密度ラインパ
ターンのDOFに対するエネルギーラチチュードの関係
は、図9に示している。気相前処理を使用して処理され
た孤立ラインパターンのDOFは、処理されていないも
のよりも大きい。気相前処理を使用することによって処
理された高密度ラインパターンのDOFは、表面処理を
使用することによって処理されていない高密度ラインパ
ターンのDOFと同じ大きさである。したがって、フォ
トレジストに対して気相前処理を実施すると、光リソグ
ラフィー法の際の孤立ラインパターンのDOFを増すこ
とができ、かつ高密度ラインパターンのDOFは変化し
ない。
【0030】図10を参照すると、気相前処理を使用す
ることによって処理されたフォトレジスト層10の断面
図が示されている。図10では、フォトレジスト層10
は、整合させやすく、エッチング工程の際にフォトレジ
スト層10の下のパターンの短寸法を制御しやすい、鋭
利で平坦な輪郭を有している。図10に示す輪郭は、図
1および図2に示す輪郭とは異なる。これは、気相前処
理が、現像工程後にフォトレジスト層の断面形状を改善
しうることを意味する。
【0031】本発明の好ましい実施態様を例示し、説明
したが、本発明の本質および範囲を逸することなく、本
発明に種々の変更を加えうることが理解されよう。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る深紫外(DUV)光リソグ
ラフィー法を用いることにより、孤立ラインパターンを
フォトレジスト層に正確に転写することのできる、光リ
ソグラフィー法で使用可能なフォトレジスト前処理の確
立を可能とし、次世代の光リソグラフィー法の有用な活
用を可能とし、超大規模集積回路の線幅4分の1ミクロ
ン線以下の線幅の形成が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】露光の前処理を行こなっていない露光後のフォ
トレジスト層の断面形状の概念図。
【図2】液相前処理を行い露光したフォトレジスト層の
断面形状の概念図。
【図3】孤立ラインパターンの焦点深度と孤立ラインパ
ターンを形成するための光リソグラフィー法のエネルギ
ーラチチュードとの関係を示す図。
【図4】高密度ラインパターンの焦点深度と高密度ライ
ンパターンを形成するための光リソグラフィー法のエネ
ルギーラチチュードとの関係を示す図。
【図5】本件明細書におけるリソグラフィー法のフロ
ー。
【図6】本発明を実施するためのリソグラフィー機の平
面図。
【図7】フォトレジスト層をパターン付けされる基板の
断面図を示す。
【図8】孤立ラインパターンの焦点深度と孤立ラインパ
ターを形成するための光リソグラフィー法のエネルギー
ラチチュードとの関係図。
【図9】高密度ラインパターンの焦点深度と高密度ライ
ンパターンを形成するための光リソグラフィー法のエネ
ルギーラチチュードとの関係図。
【図10】気相前処理後された後の現像されたフォトレ
ジスト層の断面形状の概念図。
【符号の説明】
100 ウェーハ 200 薄膜 300 フォトレジスト層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H025 AA02 AB16 AC04 EA01 2H096 AA25 CA12 DA01 DA03 EA03 GB03 GB10 5F046 AA17 CA08 CD05 HA02 HA07 JA07 JA22 JA24 KA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板を格納するためのインデクサエンドス
    テーションと、フォトレジスト層が前記基板に被覆され
    る前に前記基板が加熱され、化学溶液が前記基板の表面
    に塗布され、塩基性ガスが導入されて前記フォトレジス
    ト層の表面を硬化させるための、前記インデクサエンド
    ステーションに接続された蒸気下塗りチェンバと、 前記基板を安定な定温状態にするための、前記蒸気下塗
    りチェンバに接続された少なくとも1個の冷却プレート
    チェンバと、 前記基板上に前記フォトレジスト層を均一に被覆するた
    めの、前記冷却プレートチェンバに接続された被覆チェ
    ンバと、 前記フォトレジスト層を加熱するための、前記被覆チェ
    ンバに接続された少なくとも1個の真空ベークチェンバ
    と、 前記フォトレジスト層が露光されるところの、インタフ
    ェースチェンバを介して前記真空ベークチェンバに接続
    されたステッパチェンバと、 前記フォトレジスト層の露光部分または未露光部分が除
    去されるところの、前記冷却プレートチェンバに接続さ
    れた現像チェンバと、を含む深紫外(DUV)トラック
    システム。
  2. 【請求項2】基板を格納するためのインデクサエンドス
    テーションと、 フォトレジスト層が前記基板に被覆される前に前記基板
    が加熱され、化学溶液が前記基板の表面に塗布されると
    ころの、前記インデクサエンドステーションに接続され
    た蒸気下塗りチェンバと、 前記基板を安定な定温にするための、塩基性ガスが導入
    されて前記フォトレジスト層の表面を硬化させるところ
    の、前記蒸気下塗りチェンバに接続された少なくとも1
    個の冷却プレートチェンバと、 前記基板上に前記フォトレジスト層を均一に被覆するた
    めの、前記冷却プレートチェンバに接続された被覆チェ
    ンバと、 前記フォトレジスト層を加熱するための、前記被覆チェ
    ンバに接続された少なくとも1個の真空ベークチェンバ
    と、 前記フォトレジスト層が露光されるところの、インタフ
    ェースチェンバを介して前記真空ベークチェンバに接続
    されたステッパチェンバと、 前記フォトレジスト層の露光部分または未露光部分が除
    去されるところの、前記冷却プレートチェンバに接続さ
    れた現像チェンバと、を含む深紫外(DUV)トラック
    システム。
  3. 【請求項3】基板を格納するためのインデクサエンドス
    テーションと、 フォトレジスト層が前記フォトレジストの表面に被覆さ
    れる前に前記基板が加熱され、化学溶液が前記基板の表
    面に塗布されるところの、前記インデクサエンドステー
    ションに接続された蒸気下塗りチェンバと、 前記基板を安定な定温にするための、前記蒸気下塗りチ
    ェンバに接続された少なくとも1個の冷却プレートチェ
    ンバと、 前記基板上に前記フォトレジスト層を均一に被覆するた
    めの、塩基性ガスが導入されて前記フォトレジスト層の
    表面を硬化させるところの、前記冷却プレートチェンバ
    に接続された被覆チェンバと、 前記フォトレジスト層を加熱するための、前記被覆チェ
    ンバに接続された少なくとも1個の真空ベークチェンバ
    と、 前記フォトレジスト層が露光されるところの、インタフ
    ェースチェンバを介して前記真空ベークチェンバに接続
    されたステッパチェンバと、 前記フォトレジスト層の露光部分または未露光部分が除
    去されるところの、前記冷却プレートチェンバに接続さ
    れた現像チェンバと、を含む深紫外(DUV)トラック
    システム。
  4. 【請求項4】基板を格納するためのインデクサエンドス
    テーションと、 フォトレジスト層が前記基板に被覆される前に前記基板
    が加熱され、化学溶液が前記基板の表面に塗布されると
    ころの、前記インデクサエンドステーションに接続され
    た蒸気下塗りチェンバと、 前記基板を安定な定温にするための、前記蒸気下塗りチ
    ェンバに接続された少なくとも1個の冷却プレートチェ
    ンバと、 前記基板上に前記フォトレジスト層を均一に被覆するた
    めの、前記冷却プレートチェンバに接続された被覆チェ
    ンバと、 前記フォトレジスト層を加熱するための、塩基性ガスが
    導入されて前記フォトレジスト層の表面を硬化させると
    ころの、前記被覆チェンバに接続された少なくとも1個
    の真空ベークチェンバと、 前記フォトレジスト層が露光されるところの、インタフ
    ェースチェンバを介して前記真空ベークチェンバに接続
    されたステッパチェンバと、 前記フォトレジスト層の露光部分または未露光部分が除
    去されるところの、前記冷却プレートチェンバに接続さ
    れた現像チェンバと、を含む深紫外(DUV)トラック
    システム。
  5. 【請求項5】基板を格納するためのインデクサエンドス
    テーションと、 フォトレジスト層が前記基板に被覆される前に前記基板
    が加熱され、化学溶液が前記基板の表面に塗布されると
    ころの、前記インデクサエンドステーションに接続され
    た蒸気下塗りチェンバと、 前記基板を安定な定温にするための、前記蒸気下塗りチ
    ェンバに接続された少なくとも1個の冷却プレートチェ
    ンバと、 前記基板上に前記フォトレジスト層を均一に被覆するた
    めの、前記冷却プレートチェンバに接続された被覆チェ
    ンバと、 前記フォトレジスト層を加熱するための、前記被覆チェ
    ンバに接続された少なくとも1個の真空ベークチェンバ
    と、 前記フォトレジスト層が露光され、塩基性ガスが導入さ
    れて前記フォトレジスト層の表面を硬化させるところ
    の、インタフェースチェンバを介して前記真空ベークチ
    ェンバに接続されたステッパチェンバと、 前記フォトレジスト層の露光部分または未露光部分が除
    去されるところの、前記冷却プレートチェンバに接続さ
    れた現像チェンバと、を含む深紫外(DUV)トラック
    システム。
  6. 【請求項6】基板を格納するためのインデクサエンドス
    テーションと、 前記基板が加熱され、化学溶液が前記基板の表面に塗布
    されるところの、前記インデクサエンドステーションに
    接続された蒸気下塗りチェンバと、 前記基板を安定な定温にするための、前記蒸気下塗りチ
    ェンバに接続された少なくとも1個の冷却プレートチェ
    ンバと、 前記基板上に前記フォトレジスト層を均一に被覆するた
    めの、前記冷却プレートチェンバに接続された被覆チェ
    ンバと、 前記フォトレジスト層を加熱するための、前記被覆チェ
    ンバに接続された少なくとも1個の真空ベークチェンバ
    と、 前記フォトレジスト層が露光されるところの、前記フォ
    トレジスト層の表面を硬化させるための塩基性ガスが導
    入されるインタフェースチェンバを介して前記真空ベー
    クチェンバに接続されたステッパチェンバと、 前記フォトレジスト層の露光部分または未露光部分が除
    去されるところの、前記冷却プレートチェンバに接続さ
    れた現像チェンバと、を含む深紫外(DUV)トラック
    システム。
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