JP2000100214A - 車両用ランプ装置 - Google Patents

車両用ランプ装置

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JP2000100214A
JP2000100214A JP10265332A JP26533298A JP2000100214A JP 2000100214 A JP2000100214 A JP 2000100214A JP 10265332 A JP10265332 A JP 10265332A JP 26533298 A JP26533298 A JP 26533298A JP 2000100214 A JP2000100214 A JP 2000100214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
outer lens
opening
partition
lamp device
Prior art date
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Pending
Application number
JP10265332A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuichi Fukushima
勝一 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下2段に備えられた各灯室の空気による異
物排除を容易に行える車両用ランプ装置を提供する。 【解決手段】 隔壁7の先端とアウタレンズ5との間に
隙間Sを形成したため、上側の灯室8の開口10から吹
き込まれた空気は、上側の灯室8から隙間Sを通過して
下側の灯室9へ入り込み、下側の開口11から排出され
る。このように、上側の開口10から入って、下側の開
口11から出る空気の流れが形成されるため、上下の灯
室8、9内に存在する異物をこの空気の流れにのせて灯
室8、9外へ排除することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用ランプ装
置、特に上下に灯室を備えた車両用ランプ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のフロント部又はリヤ部に取付け
られるランプ装置には、灯室が上下2段に形成されてい
るものがある。すなわち、表面側にアウタレンズが取付
けられたハウンジングの内部空間を、隔壁により上下方
向で隣接する2つの灯室に区画し、各灯室の奥壁部に設
けられた開口に、それぞれバルブを取付けた構造になっ
ている。ランプ装置を組み立てる際に、各灯室内に異物
が侵入した場合には、各灯室において、バルブ取付け用
の開口から空気を吹き込み、その開口から異物を灯室外
へ排除するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、隔壁により区切られた各灯
室が略密閉状態のため、各灯室において空気を吹き込む
部分と、異物を排除する部分が同じ開口のため、異物の
排除が困難で時間がかかる。また、最近では、合成樹脂
製のアウタレンズを、同じく合成樹脂製のハウジングに
対して超音波溶着により結合する方法が行われているた
め、超音波溶着時にバリのような異物が溶けて離脱し、
固化した後に、アウタレンズの内面に付着する。特に、
この種の異物はアウタレンズの内面に付着しているため
排除が難しい。
【0004】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、上下2段に備えられた各灯室の
空気による異物排除を容易に行える車両用ランプ装置を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
表面側にアウタレンズが取付けられたハウンジング内部
の空間を隔壁により上下方向で隣接する2つの灯室に区
画すると共に、各灯室の奥壁部にバルブ取付け用の開口
を形成した車両用ランプ装置であって、前記隔壁の先端
とアウタレンズとの間に隙間を形成したものである。
【0006】請求項1記載の発明によれば、隔壁の先端
とアウタレンズとの間に、隙間を形成したため、上側の
灯室の開口から吹き込まれた空気は、上側の灯室から隙
間を通過して下側の灯室へ入り込み、下側の開口から排
出される。このように、上側の開口から入って、下側の
開口から出る空気の流れが形成されるため、上下の灯室
内に存在する異物をこの空気の流れにのせて灯室外へ排
除することができる。
【0007】請求項2記載の発明は、隔壁の先端を尖ら
せた。
【0008】請求項2記載の発明によれば、隔壁の先端
を尖らせたため、アウタレンズの表面側から隔壁が見え
づらく、ランプ装置の見映えが向上する。
【0009】請求項3記載の発明は、隔壁の先端に下側
がアウタレンズから離間する傾斜面を形成した。
【0010】請求項3記載の発明によれば、隔壁の先端
に下側がアウタレンズから離間する傾斜面を形成したた
め、隙間を通過する空気の流れがこの傾斜面に案内され
て円滑になる。
【0011】請求項4記載の発明は、アウタレンズ及び
ハウジングがそれぞれ合成樹脂製で、両者が超音波溶着
により結合されている。
【0012】請求項4記載の発明によれば、超音波溶着
によるバリのような異物がアウタレンズの内面に付着し
ても、隙間を通過する空気の流れにより、そのような異
物でも確実に排除することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施例を
図面に基づいて説明する。
【0014】図1及び図2は、この発明の第1実施形態
を示す図である。図1は、「ランプ装置」としてのフロ
ントコンビネーションランプLの平面図を示すものであ
り、自動車のフロント部に設けられた図示せぬヘッドラ
ンプの外側に連続して設けられている。図2はその縦断
面図を示すもので、この図2から明らかなように、フロ
ントコンビネーションランプLは、ターンシグナルラン
プ1と、クリアランスランプ2の上下2段構造になって
いる。
【0015】このターンシグナルランプ1とクリアラン
スランプ2は、前面にアウタレンズ5が取付けられたハ
ウンジング6の内部空間を、略水平な隔壁7により上下
方向で隣接する2つの灯室8、9に区画し、その灯室
8、9内に図示せぬバルブを内蔵することにより形成さ
れている。各灯室8、9の後壁(奥壁)にはそれぞれ開
口10、11が形成されており、該開口10、11に図
示せぬバルブが取付けられる。灯室8、9を上下で仕切
る隔壁7の前端は尖ったリブ12により形成されてお
り、該リブ12の先端とアウタレンズ5の内面との間に
は微小間隔の隙間Sが形成されている。従って、上下の
灯室8、9はこの隙間Sを介して連通した状態になって
おり、個々に密閉された状態にはなっていない。隔壁7
の前端が先の尖ったリブ12により形成されているた
め、アウタレンズ5の表面側から見て隔壁7の存在が確
認しづらく、見映えの点で優れる。
【0016】この実施形態のアウタレンズ5はポリカー
ボネート製で、ハウジング6はポリプロピレン製であ
り、アウタレンズ5の周縁部はハウジング6の周端部に
対して超音波溶着により結合されている。従って、上下
の灯室8、9におけるアウタレンズ5の内面には、超音
波溶着時に発生したバリのような異物が付着している。
また、各灯室8、9の下面にホコリのような異物が付着
している場合もある。
【0017】そこで、この実施形態では、各灯室8、9
における開口10、11にバルブを取付ける前に、既知
のエアーブロー装置により、上側の開口10から空気を
吹き込んでいる。上側の開口10から灯室8内に吹き込
まれた空気は、隔壁7とアウタレンズ5との隙間Sを通
過して下側の灯室9内に入り込み、下側の開口11から
排出される。このように、上側の開口10から入って、
下側の開口11から出る空気の流れが形成されるため、
上下の灯室8、9内に存在する異物をこの空気の流れに
のせて灯室8、9外へ排除することができる。すわち、
各灯室8、9の下面に存在する異物も、アウタレンズ5
の内面に付着している異物も、空気の流れにのって排除
される。特に、隙間Sがアウタレンズ5の内面に近接し
た状態で形成されているため、この隙間Sを通過する空
気はアウタレンズ5の近いところを流れるようになり、
アウタレンズ5の内面に付着した異物も確実に除去でき
る。
【0018】図3は、この発明の第2実施形態を示す図
である。この実施形態では、隔壁13の先端に、下側が
アウタレンズ5から離間する傾斜面14を形成したもの
である。従って、隙間Sを通過する空気の流れがこの傾
斜面14に案内されて円滑になり、空気の流れの勢いが
増す。従って、灯室8、9内の異物の排除効果が向上す
る。また、傾斜面14を形成したことにより、隔壁13
7先端が尖った状態になるため、アウタレンズ5の表面
側から見た見映えも良い。その他の構成及び作用効果
は、先の第1実施形態と同様につき、共通部分には同一
の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0019】尚、以上の説明では、フロント側のランプ
装置を例にしたが、本発明はリヤ側のランプ装置にも適
用可能である。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、隔壁の先
端とアウタレンズとの間に隙間を形成したため、上側の
灯室の開口から吹き込まれた空気は、上側の灯室から隙
間を通過して下側の灯室へ入り込み、下側の開口から排
出される。このように、上側の開口から入って、下側の
開口から出る空気の流れが形成されるため、上下の灯室
内に存在する異物をこの空気の流れにのせて灯室外へ排
除することができる。
【0021】請求項2記載の発明によれば、隔壁の先端
を尖らせたため、アウタレンズの表面側から隔壁が見え
づらく、ランプ装置の見映えが向上する。
【0022】請求項3記載の発明によれば、隔壁の先端
に下側がアウタレンズから離間する傾斜面を形成したた
め、隙間を通過する空気の流れがこの傾斜面に案内され
て円滑になる。
【0023】請求項4記載の発明によれば、超音波溶着
によるバリのような異物がアウタレンズの内面に付着し
ても、隙間を通過する空気の流れにより、そのような異
物でも確実に排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る自動車前面を示
す斜視図。
【図2】図1中矢示SA−SA線に沿うランプ装置の断
面図。
【図3】この発明の第2実施形態に係るランプ装置の断
面図。
【符号の説明】
5 アウタレンズ 6 ハウジング 7、13 隔壁 8、9 灯室 10、11 開口 12 リブ 14 傾斜面 L フロントコンビネーションランプ(ランプ装置) S 隙間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面側にアウタレンズが取付けられたハ
    ウンジング内部の空間を隔壁により上下方向で隣接する
    2つの灯室に区画すると共に、各灯室の奥壁部にバルブ
    取付け用の開口を形成した車両用ランプ装置であって、 前記隔壁の先端とアウタレンズとの間に隙間を形成した
    ことを特徴とする車両用ランプ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用ランプ装置であっ
    て、 前記隔壁の先端を尖らせたことを特徴とする車両用ラン
    プ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の車両用ランプ装置であっ
    て、 前記隔壁の先端に下側がアウタレンズから離間する傾斜
    面を形成したことを特徴とする車両用ランプ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車
    両用ランプ装置であって、 前記アウタレンズ及び前記ハウジングがそれぞれ合成樹
    脂製で、両者が超音波溶着により結合されていることを
    特徴とする車両用ランプ装置。
JP10265332A 1998-09-18 1998-09-18 車両用ランプ装置 Pending JP2000100214A (ja)

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JP10265332A JP2000100214A (ja) 1998-09-18 1998-09-18 車両用ランプ装置

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Family

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7568824B2 (en) 2005-12-08 2009-08-04 Koito Manufacturing Co., Ltd. Vehicle lighting device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7568824B2 (en) 2005-12-08 2009-08-04 Koito Manufacturing Co., Ltd. Vehicle lighting device

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