JP2000100115A - テープカセットおよび再生装置 - Google Patents

テープカセットおよび再生装置

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JP2000100115A
JP2000100115A JP10273412A JP27341298A JP2000100115A JP 2000100115 A JP2000100115 A JP 2000100115A JP 10273412 A JP10273412 A JP 10273412A JP 27341298 A JP27341298 A JP 27341298A JP 2000100115 A JP2000100115 A JP 2000100115A
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Japan
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cassette
tape
halves
internal volume
recording
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JP10273412A
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Masaru Higashioji
賢 東陰地
Keiichi Kato
佳一 加藤
Osamu Zaitsu
修 財津
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】強度を弱めることなく保存時に小型化できる可
変容積磁気テープカセットおよび再生装置を提供する。 【解決手段】一対のリール1a、1b間に巻き込まれた
テープを外装するカセットケースを分割した複数のカセ
ットハーフ11、12と、記録または再生時にカセット
内容積が大となるようにカセットハーフ11、12を相
互に離間するとともに保存時にカセット内容積が小とな
るようにカセットハーフ11、12を相接近することに
よりカセット内容積を変化可能にする機構とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気テープ等の
可変容積のテープカセットおよびその再生または記録・
再生を含む再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】民生用・業務用を通して、利便性の点か
ら、最近の磁気記録装置に用いる磁気テープはカセット
に入れて利用するのが通常形態となっている。図6に示
すように、従来の磁気テープ用カセットの形態は、基本
構成として一端がリールの中心である供給側ハブ2に巻
き込まれた供給側リール1aと、その他端がリールの中
心である巻取り側ハブ2に巻き込まれた巻取りリール1
bとが一対となった磁気テープ7があって、それを包み
込むカセットケース10があり、カセットケース10に
は磁気テープ7を引き出すためのカセットの蓋(リッ
ド)8と、カセット蓋8の開閉機構があり、そしてリー
ル台に固定するためのリール押さえ9および走行ポスト
を有する。3はテープ7の巻き込み位置を揃えるフラン
ジである。
【0003】記録済みのカセットは収納体積の点から、
出来る限りコンパクトな形状にするために、カセットの
外壁であるカセットケース10の肉厚は強度の許す限り
薄く、磁気テープ7を巻き込んでいるリール1a、1b
とカセットケース10との隙間を出来る限り少なくする
構成が取られてきた。しかしながら、カセットケース1
0の材質には強度的な限界があり、肉厚は極端に薄く出
来ず、またリール1a、1bとケース10の隙間に関し
ても、使用状態で接触するとテープ走行に不安定さが発
生し、記録再生にジッターなどの不具合が発生するため
に、カセット内容積に余裕を持った設計が必要である。
【0004】そこでカセットテープの厚さに関して言え
ば、例えば2分の1インチ幅のテープを用いたVHSカ
セットの場合はテープ幅が12.7mmであるにも関わ
らず、カセットケースの外装厚さは25mmであった
り、8mm幅テープを用いた8mmビデオのカセット外
装ケースの厚さが15mmであったりしている。また、
より薄いカセットケース10を目指して、フランジ3の
ないハブ2を用いたDAT用のカセットであっても、テ
ープ幅3.81mmに対してカセットケース10は1
0.5mmの厚さである一般的にカセットサイズが小さ
くなるにしたがって、収納されるテープそのものの体積
のカセット容積に占める割合が少なくなってくる傾向に
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】サイズの小さなカセッ
トにおいては、その材料的な強度からテープを巻き込む
リールのフランジ厚さ、カセットケースの肉厚を薄くで
きることができず、しかもリールとカセットケースの内
壁との隙間を確保する必要があるために、カセットケー
スに対する磁気テープの収容効率を向上することが出来
ない。
【0006】また、カセットケースの肉厚を薄くするこ
とにより、落下時の破壊強度が著しく低下する課題があ
る。すなわち、収納する磁気テープの体積に較べて、カ
セット単体の形状をいかに小さくするかが、この発明の
解決しようとする課題である。したがって、この発明の
目的は、強度を弱めることなく保存時に小型化できる可
変容積磁気テープカセットおよび再生装置を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のテープカ
セットは、一対のリール間に巻き込まれたテープを外装
するカセットケースを分割した複数のカセットハーフ
と、記録または再生時にカセット内容積が大となるよう
にカセットハーフを相互に離間するとともに保存時にカ
セット内容積が小となるようにカセットハーフを相接近
することによりカセット内容積を変化可能にする機構と
を備えたものである。
【0008】請求項1記載のテープカセットによれば、
カセットハーフを分割して、カセット内容積を変化させ
るようにしたため、カセット内容積を拡大したときに内
装テープを走行させ、カセット内容積を縮小したときに
保存することにより、内装テープの体積に対して、保存
時にカセットハーフの体積を小さくすることができ、し
かも外力に対してカセット強度を高めることも可能とな
る。
【0009】請求項2記載のテープカセットは、請求項
1において、カセット内容積を小とした状態で、カセッ
トハーフ間と内蔵するテープまたはリールののうち少な
くとも1つがカセットハーフの内壁と接触しているもの
である。請求項2記載のテープカセットによれば、請求
項1と同様な効果のほか、内装するテープの周辺部材で
あるリールまたはテープとカセットハーフの内壁が接触
するように構成したため、カセットの強度を向上でき
る。
【0010】請求項3記載のテープカセットは、請求項
1において、カセット内容積を大としたとき、カセット
ハーフの分割隙間から内装しているテープが引き出し可
能としたものである。請求項3記載のテープカセットに
よれば、請求項1と同様な効果のほか、カセットハーフ
を分割したときに、分割隙間より内装テープを引き出す
ことができるので、テープ引出用の開口部およびカセッ
ト蓋が不要になる。
【0011】請求項4の再生装置は、請求項1記載のテ
ープカセットを記録または再生する再生装置であって、
装填されたテープカセットの記録または再生時にカセッ
トケースを構成する複数のカセットハーフを開離してカ
セット内容積を拡大し、テープカセットの取り出し時に
カセットハーフを相接近してカセット内容積を縮小する
手段を備え、カセット内容積の縮小時に内装テープのリ
ールのハブ・フランジをカセットハーフの内装に接触さ
せるようにしたことを特徴とするものである。
【0012】請求項4の再生装置によれば、請求項2と
同様な効果がある。請求項5の再生装置は、請求項1記
載のテープカセットを記録または再生する再生装置であ
って、装填されたテープカセットの記録または再生時に
カセットケースを構成する複数のカセットハーフを開離
してカセット内容積を拡大し、テープカセットの取り出
し時にカセットハーフを相接近してカセット内容積を縮
小する手段を備え、カセット内容積の拡大時に内装テー
プを引出可能にカセットハーフの分割隙間を設けたこと
を特徴とするものである。
【0013】請求項5の再生装置によれば、請求項3と
同様な効果がある。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1および図2により説明する。すなわち、このテープカ
セットは、基本構成において図6に示すように従来例と
同様であり、一端が供給側ハブ2に巻き込まれた供給側
リール1aと、その他端が巻取り側ハブ2に巻き込まれ
た巻取りリール1bとが一対となった記録用のテープで
ある磁気テープ7があって、それを包み込むカセットケ
ースがあり、カセットケースには磁気テープ7を引き出
すためのカセット蓋(リッド)8とリッド8の開閉機構
とを設け、そしてリール台に固定するためのリール押さ
え等を構成している。
【0015】第1の実施の形態としては、カセットケー
スをカセットハーフ11、12に分割するとともに、上
記従来の基本構成に対して、カセットハーフ11、12
を離間・接近する分割・移動機構を設け、カセットハー
フ11、12を板厚方向の上下にを分割することによ
り、カセット内容積の拡大機能を持たせている。すなわ
ち、カセット単体の状態では図1(a)、(b)に示す
ように、カセットケースを上下に分割してカセットハー
フ11、12となし、巻取りリール1bおよび供給リー
ル1aのハブ2やフランジ3とカセットハーフ11、1
2の内壁とは接触しており、両リール1a、1bを挟み
つけて固定している。この時に外力が加われば、例えば
カセットハーフ11を押さえたときには、カセットハー
フ上11の肉厚が薄くとも、リール1a、1bが支えと
して働き、カセットハーフ11、12は破損することは
ない。
【0016】VTR等の記録再生装置に挿入されたとき
は、図1(c),(d)に示す如く、テープ引き出し用
のリッド8が開口するとともに、カセットハーフ上1
1、カセットハーフ下12が上下に開き、リール1a、
1bとカセットハーフ11、12の内壁とが離れる構成
とする。これにより磁気テープ7が走行するときにリー
ル1a、1bとカセットハーフ11、12の接触による
テープ走行速度の乱れ等を生じることはない。
【0017】カセット内容積を縮小してリール1a、1
bを挟みつける手段としては、図2に示すように、ばね
などの弾性体による収縮力を用いてカセットハーフ1
1、12を保持するカセットハーフバインダ14をカセ
ットケース内のカセットハーフ11、12間に装備し、
リール1a、1bの厚さ以下の寸法にカセットハーフ1
1、12の内壁間隔が保持されるように挟みつける。こ
のように内装するリール1a、1bを挾み付ける手段が
あるとカセット強度は更に増加する。
【0018】また図2に示すカセットハーフ分割用のガ
イドとなるカセットハーフスライド13をカセットハー
フ11、12の内部に設け、上下カセットハーフ11、
12の上下移動に際して滑りガイド機構を持たせるとこ
のカセットハーフスライド13にスライドすることによ
り、より安定なカセット内容積の変更、およびカセット
内容積が拡大したときに外部からの異物の混入を防止す
ることが出来る効果も生ずることが出来る。
【0019】第1の実施の形態のカセットによれば、こ
の可変容積磁気テープのテープカセットは、このように
磁気テープ7を巻き込んだリール1a、1bを上下のカ
セットハーフ11、12で固定する構造であるため、保
存時に小型化できるのみならず、カセット単体の状態で
リール1a、1bが回転して磁気テープ7の弛みを生じ
磁気テープ7がカセット蓋8などに噛み混む不都合を生
じたり、振動によるリールフランジ3などの擦り合わせ
ることによる異物の発生、および異物の噛み混みによる
ドロップアウトの発生を防ぐことも出来る。
【0020】この時従来はカセットハーフ11、12の
外的強度がカセットハーフ11、12そのものの肉厚に
より決まっていたものが、リールフランジ3と接触する
ことにより、更に薄い肉厚のカセットハーフ11、12
を使用することが出来る。更に、図2に示しているよう
に、従来内装していたリール押さえをカセットからはず
し、リール押えを記録再生装置側に設けるために、カセ
ットハーフ11、12としてはリール押さえ用の窓を設
けるだけにしてカセット厚みを更に薄くすることが出来
るが、勿論従来のようにリール押さえを内装することも
可能である。
【0021】なお、カセット容積を縮小したときに、リ
ール1a、1bとカセットハーフ11、12とを接触し
たが、磁気テープ7とカセットハーフ11、12とを接
触させてもよい。この発明の第2の実施の形態を図3に
より説明する。すなわち、このカセット内容積を変化さ
せるテープカセットは、カセット単品の状態がリール1
a、1bとカセットハーフ11、12の内壁との接触の
有無に関係なく、第2の実施の形態として次項が開示さ
れる。つまり、図3に示すように、カセットハーフ1
1、12を分割して内容積を拡大変化させる時、内装テ
ープ幅以上に隙間35を持たせるように分割(開口)さ
せると、その隙間35から内装テープを引き出すことも
可能である。このテープ引き出し可能なカセットが第2
の実施の形態である。その他は第1の実施の形態と同様
である。
【0022】この場合は従来のカセットで必要であった
テープ引き出し用の開口部およびカセット蓋8が不要と
なる。そのためカセット単品では上下のカセットハーフ
11、12で完全に密閉することが出来るために、防塵
効果が飛躍的に向上するとともに、さらにカセットハー
フ11、12の肉厚を薄くしたときでも、カセット強度
を向上することが出来る。またリッドの開閉機構および
リッドとその周辺部品の合理化が出来る。
【0023】この発明の第3の実施の形態の記録および
再生が可能な記録再生装置または再生装置20を図4に
より説明する。すなわち、次のようなカセットハーフ拡
大縮小機構を内蔵することである。図4(a)に示す第
1の実施の形態のテープカセットが図4(b)に示すよ
うに記録再生装置20に装填された時は、内蔵するカセ
ットハーフ拡大縮小機構により、カセットハーフ11、
12を上下にスライドして内容積を広げる方向に働き、
カセットハーフ11、12の内壁とリール1a、1bと
の間に隙間30を形成する。
【0024】リール1a、1bに巻かれた磁気テープ7
は、カセットハーフ11、12の上下の窓32を通して
保持される。具体的には、リール軸16に固定されたリ
ール台15とリール押さえ17(矢印で示す)でカセッ
トハーフ11、12から非接触の状態で固定される。こ
の状態でリッド8が開口され磁気テープ7はローディン
グアームなどの通常の記録再生装置に設けられている機
構により、電磁変換素子(磁気ヘッド)を搭載した回転
シリンダなどの記録再生部22に導かれ、そこで記録再
生信号処理部21を介して、磁気テープ7への記録・再
生が行われる。
【0025】カセットハーフ拡大縮小機構の機構部品と
しては、カセットハーフ11、12にそれぞれ窓32を
予め設けておき、この窓32を通してリール台15とリ
ール押え17とでリール1a、1bを挟んで固定し、ま
た再生装置20にあらかじめ設けられたくさび状の突起
を、カセットを挿入したときにカセットハーフ11、1
2の隙間にあてがい、カセットハーフ11、12を押し
広げてカセットハーフ11、12を記録再生装置よりの
外力により分割する構成、などが具体的な実施の形態で
ある。
【0026】また別の実施の形態として、カセット部材
そのものに拡大機能を有し、外部動作指令または情報伝
達手段によりカセット部材の拡大機構を動作させること
も可能である。カセット内容積が拡大した後は供給リー
ル1aから巻取りリール1bへのテープの移行は、その
他のカセット部材にリール1a、1bが接触することな
く、リールモータ、キャプスタン駆動により円滑なテー
プ走行が行える。これは従来のVTRと同様のため説明
を省略する。
【0027】この発明の第4の実施の形態の第2の発明
のカセットに対して最適な記録再生装置または再生装置
を図5により説明する。すなわち、カセットハーフを拡
大縮小する手段は第3の実施の形態と同様であるが、カ
セットハーフ11、12の上下への開き加減によって
は、これまでカセットケースからテープを引き出すため
に取り出し用のリッド8を開閉していた機構を省くこと
も出来る。
【0028】カセットハーフ11、12をテープ幅以上
に広げて開閉すると、このカセットハーフ11、12の
隙間35にテープローディングアームを挿入し、カセッ
トハーフ11、12の隙間35より内部の磁気テープを
引き出すことが出来る。この場合に、磁気テープ7をカ
セットから引き出すためのテープ走行ピン(ガイド)を
カセットハーフ11、12に引き入れるために、カセッ
トに開閉可能な開口部すなわちカセットマウスを設けて
おくことは更に有効である。
【0029】カセットから引き出された磁気テープ7が
記録再生部22へ導かれ、磁気ヘッドにより記録再生を
行うことは従来の記録再生装置と同じである。記録再生
後のカセットは記録再生装置20から取り出されるとき
に、カセット拡大縮小機構より取り出すことによりカセ
ット内容積は縮小して、小さなカセット体積でカセット
単体を取り出す。
【0030】この時は、カセット自身に設置しているば
ね状の上下カセットハーフをつなぎ合わせているカセッ
トハーフバインダ14、あるいはその他の引っ張り機構
の復元力を利用する。なお、カセットハーフ11、12
が上下に開閉したときにも、記録再生装置20として
は、リール1a、1bを固定するリール台15およびリ
ール軸16と、リール押さえ17でもってカセットハー
フ11、12内のリール1a、1bを固定する必要があ
る。そのために上下のカセットハーフ11、12に開け
られた窓32よりリール台15、およびリール押さえ1
7を挿入して、リール駆動をしてテープを走行させた
り、走行方向に逆テンションを加え安定走行をさせる事
が重要である。
【0031】もし、カセットハーフ11、12上にリー
ル押さえ用の窓32を設けないときは、カセット内に設
けたカセットリール押さえ(例えば図6のリール押え
9)のばね機構の荷重付加範囲を広くすることにより、
移動後のカセットハーフ上11とリール台15でリール
1a、1bを保持することが出来るのは自明のことであ
る。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載のテープカセットによれ
ば、カセットハーフを分割して、カセット内容積を変化
させるようにしたため、カセット内容積を拡大したとき
に内装テープを走行させ、カセット内容積を縮小したと
きに保存することにより、内装テープの体積に対して、
保存時にカセットハーフの体積を小さくすることがで
き、しかも外力に対してカセット強度を高めることも可
能となる。
【0033】請求項2記載のテープカセットによれば、
請求項1と同様な効果のほか、内装するテープの周辺部
材であるリールまたはテープとカセットハーフの内壁が
接触するように構成したため、カセットの強度を向上で
きる。請求項3記載のテープカセットによれば、請求項
1と同様な効果のほか、カセットハーフを分割したとき
に、分割隙間より内装テープを引き出すことができるの
で、テープ引出用の開口部およびカセット蓋が不要にな
る。
【0034】請求項4の再生装置によれば、請求項2と
同様な効果がある。請求項5の再生装置によれば、請求
項3と同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を説明するもの
で、(a)はケースを縮小した状態の外観斜視図、
(b)はその概略断面図、(c)はケースを拡大した状
態の外観斜視図、(d)はその概略断面図である。
【図2】そのカセットハーフスライダおよびカセットハ
ーフバインダを設けた状態の断面図であり、(a)は縮
小状態、(b)は拡大状態である。
【図3】磁気テープを引き出せる程度にカセットケース
を開いた第2の実施の形態を示し、(a)は外観斜視
図、(b)は概略断面図である。
【図4】第1の実施の形態のカセットを適用した第3の
実施の形態の再生装置を示し、(a)はカセットの断面
図、(b)は再生装置の概略断面図である。
【図5】第2の実施の形態のカセットを適用した状態の
第4の実施の形態の再生装置を示し、(a)はカセット
の断面図、(b)はその再生装置の概略断面図である。
【図6】従来例を示し、(a)はカセットの横断面図、
(b)はそのB−B線断面図、(c)はそのC−C線断
面図である。
【符号の説明】
1a、1b リール 2 ハブ 3 フランジ 7 磁気テープ 8 リッド 11 カセットハーフ上 12 カセットハーフ下 13 カセットハーフスライド 14 カセットハーフバインダ 20 再生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 財津 修 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D094 AA02 EC20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のリール間に巻き込まれたテープを
    外装するカセットケースを分割した複数のカセットハー
    フと、記録または再生時にカセット内容積が大となるよ
    うに前記カセットハーフを相互に離間するとともに保存
    時に前記カセット内容積が小となるように前記カセット
    ハーフを相接近することにより前記カセット内容積を変
    化可能にする機構とを備えたテープカセット。
  2. 【請求項2】 カセット内容積を小とした状態で、カセ
    ットハーフ間と内蔵するテープまたはリールののうち少
    なくとも1つがカセットハーフの内壁と接触している請
    求項1記載のテープカセット。
  3. 【請求項3】 カセット内容積を大としたとき、前記カ
    セットハーフの分割隙間から内装しているテープが引き
    出し可能である請求項1記載のテープカセット。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のテープカセットを記録ま
    たは再生する再生装置であって、装填されたテープカセ
    ットの記録または再生時にカセットケースを構成する複
    数のカセットハーフを開離してカセット内容積を拡大
    し、テープカセットの取り出し時に前記カセットハーフ
    を相接近してカセット内容積を縮小する手段を備え、前
    記カセット内容積の縮小時に内装テープのリールのハブ
    ・フランジをカセットハーフの内装に接触させるように
    したことを特徴とする再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のテープカセットを記録ま
    たは再生する再生装置であって、装填されたテープカセ
    ットの記録または再生時にカセットケースを構成する複
    数のカセットハーフを開離してカセット内容積を拡大
    し、テープカセットの取り出し時に前記カセットハーフ
    を相接近してカセット内容積を縮小する手段を備え、前
    記カセット内容積の拡大時に前記内装テープを引出可能
    に前記カセットハーフの分割隙間を設けたことを特徴と
    する再生装置。
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