JP2000099819A - 自動販売機における販売数予測方法および装置 - Google Patents

自動販売機における販売数予測方法および装置

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JP2000099819A
JP2000099819A JP26265698A JP26265698A JP2000099819A JP 2000099819 A JP2000099819 A JP 2000099819A JP 26265698 A JP26265698 A JP 26265698A JP 26265698 A JP26265698 A JP 26265698A JP 2000099819 A JP2000099819 A JP 2000099819A
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JP
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sales
situation
value
prediction
sequential
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JP26265698A
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English (en)
Inventor
Hideki Nakajima
英樹 中島
Hidetaka Sakai
英隆 阪井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、制御日当日における様々な状況
の発生に起因する予測誤差を小さくすることができる自
動販売機における販売数予測方法を提供することを目的
とする。 【構成】 制御日より過去複数日の販売数の実績値に基
づいて、制御日における所定時間単位の各時間帯毎の販
売数の事前予測値を算出する事前予測値算出ステップ、
制御日当日において、制御日において各種の状況の発生
を判別するための各種要因データを用いて、制御日にお
ける所定時間単位の各時間帯毎の販売数の逐次予測値を
算出する逐次予測値算出ステップ、および事前予測値算
出ステップによって算出された事前予測値と、逐次予測
値算出ステップによって算出された逐次予測値とに基づ
いて、制御日における所定時間単位の各時間帯での販売
数の最終予測値を算出する最終予測値算出ステップを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動販売機における
販売数予測方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料供給装置として、レギュラーコーヒ
の自動販売機のように、温水とコーヒ豆から複数杯分の
レギュラーコーヒを抽出できる抽出機および抽出機によ
って抽出されたレギュラーコーヒを貯蔵する貯蔵部を備
え、需要者の供給命令に応じて貯蔵部からレギュラーコ
ーヒを供給するものがある。
【0003】本出願人は、過去の供給杯数の実績値に基
づいて、飲料の供給が集中する時間帯を予測し、予測さ
れた飲料の供給が集中する各時間帯の直前に、複数杯分
の飲料を抽出機により抽出して貯蔵部に蓄積するように
した飲料供給装置を既に開発して、特許出願している
(特開平9−7059号公報参照)。
【0004】飲料の供給が集中する時間帯の予測は、制
御日の前日に行われている。つまり、過去の供給杯数の
実績値に基づいて、翌日の1日分の供給杯数を予測す
る。過去の供給杯数の実績値に基づいて、所定時間ずつ
ずれた複数の時間帯ごとの供給杯数の、全時間帯分の供
給杯数に対する比率を算出する。予測された翌日の1日
分の供給杯数と、算出された各時間帯ごとの供給杯数の
全時間帯分の供給杯数に対する比率とに基づいて、翌日
の各時間帯ごとの供給杯数の予測値を算出する。翌日の
各時間帯ごとの供給杯数の予測値と、しきい値とに基づ
いて、翌日において飲料の供給が集中する時間帯を決定
する。
【0005】しかしながら、制御日の前日までのデータ
に基づいて、翌日の各時間帯ごとの供給杯数の予測値を
算出しているため、制御日当日での予期しないイベント
等によって大きな予測誤差が発生するおそれがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、制御日当
日における様々な状況の発生に起因する予測誤差を小さ
くすることができる自動販売機における販売数予測方法
および装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による自動販売
機における販売数予測方法は、制御日より過去複数日の
販売数の実績値に基づいて、制御日における所定時間単
位の各時間帯毎の販売数の事前予測値を算出する事前予
測値算出ステップ、制御日当日において、制御日におい
て各種の状況の発生を判別するための各種要因データを
用いて、制御日における所定時間単位の各時間帯毎の販
売数の逐次予測値を算出する逐次予測値算出ステップ、
および事前予測値算出ステップによって算出された事前
予測値と、逐次予測値算出ステップによって算出された
逐次予測値とに基づいて、制御日における所定時間単位
の各時間帯での販売数の最終予測値を算出する最終予測
値算出ステップを備えていることを特徴とする。
【0008】事前予測値算出ステップとしては、たとえ
ば、制御日より過去複数日の1日単位の販売数の実績値
に基づいて、制御日における1日単位の販売数の予測値
を算出するステップ、制御日より過去複数日の所定時間
単位の各時間帯毎の販売数の実績値に基づいて、上記各
時間帯毎の販売構成比を算出するステップ、および制御
日における1日単位の販売数の予測値と、上記各時間帯
毎の販売構成比とに基づいて、制御日における上記各時
間帯毎の販売数の事前予測値を算出するステップを備え
たものが用いられる。
【0009】逐次予測値算出ステップは、過去の販売数
の実績値および過去の各種要因データに基づいて、予め
パラメータを求めておく事前処理ステップ、ならびに事
前処理ステップによって算出されたパラメータおよび当
日の各種要因データに基づいて、制御日における所定時
間単位の各時間帯毎の販売数の逐次予測値を算出する逐
次処理ステップとを備えている。
【0010】事前処理ステップとしては、たとえば、事
前予測値の誤差が大きい箇所のデータを抽出するステッ
プ、各種要因データを状況毎に分類し、各状況毎にその
状況が発生するしきい値を要因データ別に算出するステ
ップ、各状況が発生した場合に、その状況に応じた適切
な逐次予測値を算出できるように予測モデルを生成する
ステップ、および各要因データのしきい値および予測モ
デルを知識ベースに記録するステップを備えているもの
が用いられ、逐次処理ステップとしては、たとえば、各
種要因データを収集するステップ、知識ベースに記録さ
れている各状況毎のしきい値に基づいて、現在の状況が
いずれの状況に合致するかを、状況毎に判定するステッ
プ、および知識ベースに記録されている各状況のうち、
現在の状況が合致する状況がある場合には、合致する状
況に対応する予測モデルを用いて逐次予測値を算出する
ステップを備えているものが用いられる。
【0011】また、事前処理ステップとしては、事前予
測値の誤差が大きい箇所のデータを抽出するステップ、
各種要因データを状況毎に分類し、各状況毎にその状況
に対応したメンバシップ関数を要因データ別に作成する
ステップ、各状況が発生した場合に、その状況に応じた
適切な逐次予測値を算出できるように予測モデルを生成
するステップ、および各要因データのしきい値および予
測モデルを知識ベースに記録するステップを備えている
ものが用いられ、逐次処理ステップとしては、、各種要
因データを収集するステップ、知識ベースに記録されて
いる各状況毎のメンバシップ関数に基づいて、各状況へ
の合致度を算出するステップ、および所定のしきい値以
上の合致度が存在する場合には、それらの合致度のう
ち、最も大きな値の合致度に対応する状況に対する予測
モデルを用いて逐次予測値を算出するステップを備えて
いるものが用いられる。
【0012】上記予測モデルとしては、たとえば、重回
帰モデルが用いられる。
【0013】この発明による自動販売機における販売数
予測装置は、制御日より過去複数日の販売数の実績値に
基づいて、制御日における所定時間単位の各時間帯毎の
販売数の事前予測値を算出する事前予測手段、制御日当
日において、制御日において各種の状況の発生を判別す
るための各種要因データを用いて、制御日における所定
時間単位の各時間帯毎の販売数の逐次予測値を算出する
逐次予測手段、および事前予測手段によって算出された
事前予測値と、逐次予測手段によって算出された逐次予
測値とに基づいて、制御日における所定時間単位の各時
間帯での販売数の最終予測値を算出する手段を備えてい
ることを特徴とする。
【0014】事前予測手段としては、たとえば、制御日
より過去複数日の1日単位の販売数の実績値に基づい
て、制御日における1日単位の販売数の予測値を算出す
る手段、制御日より過去複数日の所定時間単位の各時間
帯毎の販売数の実績値に基づいて、上記各時間帯毎の販
売構成比を算出する手段、および制御日における1日単
位の販売数の予測値と、上記各時間帯毎の販売構成比と
に基づいて、制御日における上記各時間帯毎の販売数の
事前予測値を算出する手段を備えているものが用いられ
る。
【0015】逐次予測手段としては、過去の販売数の実
績値および過去の各種要因データに基づいて、予めパラ
メータを求めておく事前処理手段、ならびに事前処理手
段によって算出されたパラメータおよび当日の各種要因
データに基づいて、制御日における所定時間単位の各時
間帯毎の販売数の逐次予測値を算出する逐次処理手段と
を備えているものが用いられる。
【0016】事前処理手段としては、たとえば、事前予
測値の誤差が大きい箇所のデータを抽出する手段、各種
要因データを状況毎に分類し、各状況毎にその状況が発
生するしきい値を要因データ別に算出する手段、各状況
が発生した場合に、その状況に応じた適切な逐次予測値
を算出できるように予測モデルを生成する手段、および
各要因データのしきい値および予測モデルを知識ベース
に記録する手段を備えているものが用いられ、逐次処理
手段としては、各種要因データを収集する手段、知識ベ
ースに記録されている各状況毎のしきい値に基づいて、
現在の状況がいずれの状況に合致するかを、状況毎に判
定する手段、および知識ベースに記録されている各状況
のうち、現在の状況が合致する状況がある場合には、合
致する状況に対応する予測モデルを用いて逐次予測値を
算出する手段を備えているものが用いられる。
【0017】また、事前処理手段としては、たとえば、
事前予測値の誤差が大きい箇所のデータを抽出する手
段、各種要因データを状況毎に分類し、各状況毎にその
状況に対応したメンバシップ関数を要因データ別に作成
する手段、各状況が発生した場合に、その状況に応じた
適切な逐次予測値を算出できるように予測モデルを生成
する手段、および各要因データのしきい値および予測モ
デルを知識ベースに記録する手段を備えているものが用
いられ、逐次処理手段としては、各種要因データを収集
する手段、知識ベースに記録されている各状況毎のメン
バシップ関数に基づいて、各状況への合致度を算出する
手段、および所定のしきい値以上の合致度が存在する場
合には、それらの合致度のうち、最も大きな値の合致度
に対応する状況に対する予測モデルを用いて逐次予測値
を算出する手段を備えているものが用いられる。
【0018】上記予測モデルとしては、たとえば、重回
帰モデルが用いられる。
【0019】
【実施の形態】
【0020】〔1〕第1の実施の形態
【0021】この発明を、温水とコーヒ豆から複数杯分
のレギュラーコーヒを抽出できる抽出機および抽出機に
よって抽出されたレギュラーコーヒを貯蔵する貯蔵部を
備え、需要者の供給命令に応じて貯蔵部からレギュラー
コーヒを供給する飲料自動販売機に適用した場合の実施
例について説明する。
【0022】(1)飲料自動販売機の内部機構の説明 図1は、飲料自動販売機の内部機構を示している。
【0023】飲料自動販売機のケース1内の上段部に
は、温水が貯蔵された温水タンク2および粉末化された
コーヒ豆が貯蔵されたコーヒ豆タンク3が設けられてい
る。ケース1内の中段部には、複数杯分のコーヒを抽出
することができる抽出機4および抽出機4によって抽出
されたコーヒを貯蔵する貯蔵部5が設けられている。ケ
ース1内の下段部には、飲料取出口6が設けられてい
る。飲料取出口6には、販売時にコップ7が自動的にセ
ットされる。
【0024】コーヒを抽出する際には、まず、コーヒ豆
タンク3の下部に設けられたオーガー8が回転駆動され
ることによりコーヒ豆が抽出機4内のフィルタ9上に供
給される。この後、温水供給用電磁弁10が開けられて
温水タンク2内の温水が抽出機4に注がれるとともに、
高圧の圧縮空気が抽出機4内に送られることにより、コ
ーヒが抽出される。抽出されたコーヒは、貯蔵部5に貯
蔵される。
【0025】貯蔵部5内には、コーヒを保温するための
ヒータ11および貯蔵部5内のコーヒの残量を検出する
ための残量検出器12が設けられている。
【0026】所定金額以上の硬貨または紙幣が投入また
は挿入された後にコーヒが指定された場合にコーヒが供
給される。通常時のコーヒ販売は、次のようにして行な
われる。
【0027】すなわち、所定金額以上の硬貨または紙幣
が投入または挿入された後、コーヒが指定された場合に
は、残量検出器12に基づいて貯蔵部5内にコーヒが存
在するか否かが判別される。貯蔵部5内にコーヒが存在
する場合には、飲料供給用電磁弁13が所定期間開か
れ、ノズル14を介してコーヒがコップ7に供給され
る。一方、貯蔵部5内にコーヒが存在しない場合には、
抽出機4によって1杯分のコーヒが抽出された後、飲料
供給用電磁弁13が所定時間開かれ、抽出したコーヒが
コップ7に供給される。通常時に行なわれるこのような
コーヒ販売処理を通常販売処理ということにする。
【0028】通常時のコーヒ販売では、1杯ずつ抽出を
行なっているため、1杯の販売動作に、30秒の時間が
かかる。1杯の販売動作に要する時間を短縮しようとす
ると、複数杯分のコーヒを抽出しておいて、貯蔵部5に
貯蔵しておけばよい。しかしながら、複数杯分のコーヒ
を貯蔵部5に貯蔵した後、所定時間(たとえば、60
分)以上経過しても、貯蔵している全てのコーヒが販売
されないときには、コーヒの風味が低下するので抽出し
たコーヒが廃棄されるため、コーヒが無駄になる。
【0029】この飲料自動販売機では、後述するよう
に、コーヒの販売が集中すると予測される時間帯が予測
される。そして、コーヒの販売が集中すると予測された
時間帯においては、その直前に所定杯数分のコーヒを予
め抽出して貯蔵部5に貯蔵しておくことにより、コーヒ
の無駄をできるだけ少なくするとともに、コーヒの供給
時間の短縮化を図っている。
【0030】コーヒの販売が集中すると予測される時間
帯を、以下、ON時間帯ということにする。また、ON
時間帯の直前に、所定杯数分のコーヒを予め抽出して貯
蔵部5に貯蔵する処理を事前抽出処理ということにす
る。ON時間帯においては、その時間帯においてコーヒ
が販売されるごとに、その貯蔵部5から供給された杯数
分のコーヒが抽出されて貯蔵部5に補給される。ON時
間帯におけるこのようなコーヒの補給を伴うコーヒの販
売処理を、バッチブリュー処理ということにする。
【0031】(2)飲料自動販売機の電気的構成の説明 図2は、飲料自動販売機の電気的構成を示している。
【0032】飲料自動販売機は、制御装置20によって
制御される。制御装置20には、温水供給用電磁弁10
の駆動装置21、オーガー8の駆動装置22、フィルタ
9の送り装置23、ヒータ11の駆動装置24、飲料供
給用電磁弁13の駆動装置25等が出力機器として接続
されている。
【0033】制御装置20には、残量検出器12、投入
硬貨または挿入紙幣の種別および枚数を判別する判別装
置31、商品選択スイッチ32、赤外線検知器などの人
検知器33等が入力機器として接続されている。
【0034】人検知器33は、飲料自動販売機が設置さ
れた営業所の営業日と休業日とを判別するためのデータ
を獲得するために設けられたものである。人検知器33
は、営業所内の所定領域を通行する人を検知するごと
に、人検知信号を制御装置20に送る。
【0035】制御装置20は、コーヒの販売量の実績値
データを収集し、過去2週間分のコーヒの販売量の実績
値データを保存する。保存されるコーヒの販売量の実績
値データには、所定時間単位、たとえば5分単位のコー
ヒの販売量の実績値データと、1日単位のコーヒの販売
量の実績値データとがある。
【0036】また、人検知器33の出力に基づいて、通
行人数のデータを収集し、過去2週間分の通行人数のデ
ータを保存する。保存される通行人数のデータには、所
定時間単位、たとえば5分単位の通行人数のデータと、
1日単位の通行人数のデータとがある。
【0037】図3は、1日単位の集計データを示してい
る。1日単位の集計データは、日付けと、その日のコー
ヒの販売量と、その日の通行人数とからなる。
【0038】制御装置20によって行なわれる処理に
は、コーヒの販売量のデータ収集および通行人数のデー
タ収集処理の他、予測処理と、ON・OFF時間帯決定
処理と、販売制御処理とがある。以下、予測処理および
販売制御処理について、詳しく説明する。
【0039】(3)予測処理の説明
【0040】図4は、予測モデルを示している。予測処
理には、図4に示すように、制御日の前日の終了近くの
時刻、たとえば、23:59に販売データに基づいて行
われる事前予測処理と、制御日の当日に販売データに基
づいて行われる逐次予測処理とがある。
【0041】そして、事前予測処理によって予測された
所定時間ずつずれた廃棄時間単位の時間帯ごとの予測値
*ytd’(事前予測値)と、逐次予測処理によって予測
された所定時間ずつずれた廃棄時間単位の時間帯ごとの
予測値*ytd”(逐次予測値)とに基づいて、最終的な
予測値*ytd(最終予測値)が算出される。
【0042】(4)事前予測処理の説明 図5は、事前予測処理手順を示している。
【0043】まず、当日を含む過去14日分の5分単位
のコーヒ販売量データおよび1日単位のコーヒ販売量デ
ータが読み込まれる(ステップ11)。
【0044】次に、1日単位のコーヒ販売量データに基
づいて、翌日の1日分のコーヒ販売量の予測値*Yd
算出される(ステップ12)。この予測は、ニューラル
ネットワークによって行なわれる。
【0045】過去14日分の1日単位のコーヒ販売量デ
ータを、古いものから順に、Y1 、Y2 、Y3 …Y14
する。まず、Y1 、Y2 、Y3 を入力パターンとし、Y
4 を教師データとして、ニューラルネットワークが学習
せしめられる。次に、Y2 、Y3 、Y4 を入力パターン
とし、Y5 を教師データとして、ニューラルネットワー
クが学習せしめられる。
【0046】このようにして、入力パターンおよび教師
データが1日ずつ更新されて、ニューラルネットワーク
が学習せしめられる。したがって、最後のニューラルネ
ットワークの学習では、Y11、Y12、Y13が入力パター
ンとされ、Y14が教師データとされる。
【0047】このような学習の後、Y12、Y13、Y14
ニューラルネットワークに入力され、その出力Y15が翌
日の1日分のコーヒ販売量の予測値*Yd とされる。な
お、自己回帰モデルによって、翌日の1日分のコーヒ販
売量の予測値を算出するようにしてもよい。
【0048】ステップ12の処理の後、過去14日分の
5分単位のコーヒ販売量データに基づいて、所定時間ず
つずれた廃棄時間単位の時間帯ごとに、過去14日分の
販売量の総和が算出される(ステップ13)。
【0049】ところで、コーヒを貯蔵部5に最後に貯蔵
または補給した時点から、コーヒが販売されずに、一定
時間経過したときには、貯蔵している全てのコーヒが廃
棄される。この一定時間を廃棄時間といい、この例で
は、たとえば60分に決定される。
【0050】ステップ13では、図6に示すように、所
定時間、たとえば、5分ずつずれた60分単位の時間帯
t (t=1,2,3…)ごとに、過去14日分の販売
量の総和が算出される。すなわち、過去14日の1日ご
とに、各時間帯Tt のコーヒ販売量ytdが算出される。
そして、各時間帯Tt ごとに、過去14日分のコーヒ販
売量ytdの総和ΣN tdが求められる。ここで、Σ
N は、時間帯Tt に対して14日分のytdを累積するこ
とを意味する。
【0051】次に、各時間帯Tt ごとの過去14日分の
コーヒ販売量ytdの総和ΣN tdが、全時間帯Tt に渡
って累積されることにより、累積値Σn (ΣN td)が
算出される(ステップ14)。ここで、Σn は、時間帯
t ごとの(ΣN td)を、全時間帯にわたって累積す
ることを意味する。
【0052】次に、時間帯Tt ごとのコーヒ販売量の平
均構成比が求められる(ステップ15)。つまり、各時
間帯Tt ごとに、各時間帯Tt ごとの総和ΣN tdの累
積値Σn (ΣN td)に対する、各時間帯Tt ごとの総
和ΣN tdの比(ΣN td/Σn (ΣN td))が算出
される。各時間帯Tt ごとに算出された比(ΣN td
Σn (ΣN td))が、各時間帯Tt のコーヒ販売量の
平均構成比とされる。
【0053】次に、ステップ12で求められた翌日の1
日分のコーヒ販売量の予測値Y15と、各時間帯Ti のコ
ーヒ販売量biの平均構成比(ΣN td/Σn (ΣN
td))とに基づいて、翌日の時間帯Tt ごとのコーヒ販
売量の予測値*ytd’(事前予測値)が求められる(ス
テップ16)。
【0054】すなわち、翌日の1日分のコーヒ販売量の
予測値*Yd に、各時間帯Tt のコーヒ販売量の平均構
成比(ΣN td/Σn (ΣN td)をそれぞれ乗算する
ことにより、翌日の時間帯Tt ごとのコーヒ販売量の事
前予測値〔*ytd’=*Yd・(ΣN td/Σn (ΣN
td)〕が求められる。
【0055】(5)逐次予測処理の説明 次に、逐次予測処理について説明する。逐次予測処理
は、過去のデータからパラメータを求めておく事前処理
と、事前処理によって算出されたパラメータおよび制御
日当日の様々な要因データから予測値(逐次予測値)を
算出し、事前予測値と合成する逐次処理とに大別され
る。
【0056】(5−1)事前処理の説明 図7は、事前処理手順を示している。
【0057】まず、事前予測値の誤差が大きい箇所のデ
ータを抽出する(ステップ21)。そして、様々な要因
データを分析する(ステップ22)。
【0058】要因データとしては、次のようなものが挙
げられる。 (i) 販売間隔 (ii)販売間隔の傾き(変化度) (iii) 人体検知センサ値 (iv)人体検知センサ値の傾き(変化度) (v) 午前零時からデータ抽出箇所の時刻までの間隔(通
算秒) (vi)5分前の実績値と、5分前の事前予測値との誤差 (vii) 事前予測値
【0059】次に、要因データを、状況毎に分類し、そ
の状況が発生するしきい値(状況判別用しきい値)を要
因データ毎に算出する(ステップ23)。
【0060】状況としては、例えば、会議、臨時休業、
朝礼、半休等が挙げられる。
【0061】次に、各状況が発生した場合に、その状況
に応じた適切な予測値(逐次予測値)を算出できるよう
に、各状況毎に重回帰モデルを構築する(ステップ2
4)。つまり、数式1で表される重回帰モデルの係数b
0 、b1 …bq を算出する。
【0062】
【数1】
【0063】数1において、*ytd”は現時刻からの1
時間単位の逐次予測値であり、Z1、Z2 …Zq は、各
要因データを示している。
【0064】各状況毎に得られた、各要因データのしき
い値および重回帰モデルの係数を知識ベースに記録する
(ステップ25)。
【0065】なお、ここでは、予測モデルとして、重回
帰モデルが用いられているが、ニューラルネットワーク
等の他の多変数モデルを用いてもよい。
【0066】(5−2)逐次処理の説明 図8は、逐次処理手順を示している。
【0067】逐次処理は、制御日当日において、5分お
きに行われる。まず、上述した各種要因データを収集す
る(ステップ31)。
【0068】そして、知識ベースに記録されている各状
況毎のしきい値に基づいて、現在の状況がいずれの状況
に合致するかを、状況毎に判定していく(ステップ3
2)。
【0069】知識ベースに記録されている各状況のう
ち、現在の状況が合致する状況がある場合には(ステッ
プ33でYES)、合致する状況毎に、その状況に対応
する重回帰係数(重回帰モデル)を用いて、現時刻から
の1時間単位の逐次予測値*y td”を算出する(ステッ
プ34)。
【0070】このようにして、1または複数の逐次予測
値が算出された場合には、現時刻からの1時間単位の事
前予測値*ytd’と、算出された各逐次予測値*ytd
とに基づいて、現時刻からの1時間単位の最終予測値*
tdを求める(ステップ35)。具体的には、次式2に
基づいて、最終予測値*ytdを求める。
【0071】
【数2】
【0072】上記数式2において、Σ*ytd”は、算出
された各逐次予測値*ytd”の総和を示し、kは算出さ
れた逐次予測値の数(合致した状況の数)を示してい
る。
【0073】なお、知識ベースに記録されている各状況
の中に、現在の状況が合致する状況がなかった場合には
(ステップ33でNO)、現時刻からの1時間単位の事
前予測値*ytd’を、現時刻からの1時間単位の最終予
測値*ytdとする(ステップ36)。
【0074】(6)ON・OFF時間帯決定処理の説明 図9は、ON・OFF時間帯決定処理手順を示してい
る。
【0075】ON・OFF時間帯決定処理は、最終予測
値が算出される毎、つまり、5分毎に行われる。
【0076】最終予測値が算出されると、最終予測値と
予め定められたしきい値αとが比較される(ステップ4
1)。しきい値αとしては、たとえば、貯蔵部5に蓄積
できるコーヒの杯数が用いられる。この例では、しきい
値αは3である。
【0077】最終予測値が予め定められたしきい値αよ
り大きい場合には、当該1時間単位の時間帯Tt の最初
の5分間がON時間帯に決定される(ステップ42)。
当該1時間単位の時間帯Tt の最初の5分間がON時間
帯に決定された場合には、所定杯数分、この例では3杯
分のコーヒが予め抽出されて貯蔵部5に貯蔵される(ス
テップ43)。つまり事前抽出処理が行われる。そし
て、ON・OFF時間帯決定処理は終了する。
【0078】最終予測値が予め定められたしきい値α以
下の場合には、当該1時間単位の時間帯Tt の最初の5
分間がOFF時間帯に決定される(ステップ44)。そ
して、ON・OFF時間帯決定処理は終了する。
【0079】(7)販売制御処理の説明 図10は、販売時に行なわれる逐次処理手順を示してい
る。
【0080】逐次処理は、所定金額以上の硬貨または紙
幣が投入または挿入された後にコーヒが指定された場合
に実行される。
【0081】所定金額以上の硬貨または紙幣が投入また
は挿入された後にコーヒが指定されると、現在時刻が、
ON時間帯か否かが判別される(ステップ51)。
【0082】現在時刻が、ON時間帯でないときには、
通常販売処理が行なわれる(ステップ52)。すなわ
ち、まず、残量検出器12に基づいて貯蔵部5内にコー
ヒが存在するか否かが判別される。貯蔵部5内にコーヒ
が存在する場合には、飲料供給用電磁弁13が所定期間
開かれ、ノズル14を介してコーヒがコップ7に供給さ
れる。一方、貯蔵部5内にコーヒが存在しない場合に
は、抽出機4によって1杯分のコーヒが抽出された後、
飲料供給用電磁弁13が所定時間開かれ、抽出したコー
ヒがコップ7に供給される。
【0083】現在時刻が、ON時間帯であるときには、
バッチブリュー処理が行なわれる(ステップ53)。O
N時間帯においては、貯蔵部5内にコーヒが蓄積されて
いるので、飲料供給用電磁弁13が所定期間開かれ、ノ
ズル14を介してコーヒがコップ7に供給されるととも
に、抽出機4によって貯蔵部5から供給された杯数分の
コーヒが抽出されて貯蔵部5にコーヒが補給される。
【0084】なお、事前抽出処理およびバッチブリュー
処理において、最新に貯蔵部5にコーヒが貯蔵または補
給された時刻から、コーヒが販売されずに60分が経過
したときには、貯蔵部5内のコーヒが強制的に廃棄され
る。
【0085】(8)逐次予測処理の変形例の説明 逐次予測処理の他の例について説明する。
【0086】この逐次予測処理においても、過去のデー
タからパラメータを求めておく事前処理と、事前処理に
よって算出されたパラメータおよび制御日当日の様々な
要因データから予測値(逐次予測値)を算出し、事前予
測値と合成する逐次処理とに大別される。
【0087】(8−1)事前処理の説明 図11は、事前処理手順を示している。
【0088】まず、事前予測値の誤差が大きい箇所のデ
ータを抽出する(ステップ61)。そして、様々な要因
データを分析する(ステップ62)。
【0089】要因データとしては、上記(5−1)の事
前処理で説明したもの{ (i)〜(vi i ) }と同じものが
挙げられる。
【0090】次に、要因データを、状況毎に分類し、そ
の状況に対応したメンバシップ関数(ファジィルール)
を要因データ毎に作成する(ステップ63)。
【0091】つまり、同じ状況に対する各要因データに
基づいて、要因毎にメンバシップ関数を作成する。具体
的には、横軸にデータ値をとり、縦軸に度数を取って、
グラフを作成し、これを三角形または台形に近似したメ
ンバシップ関数を作成する。なお、各メンバシップ関数
において、度数の最も高い値が”1.0”に設定され
る。
【0092】次に、各状況が発生した場合に、その状況
に応じた適切な予測値(逐次予測値)を算出できるよう
に、各状況毎に重回帰モデルを構築する(ステップ6
4)。つまり、数式3で表される重回帰モデルの係数b
0 、b1 …bq を算出する。
【0093】
【数3】
【0094】数3において、*ytd”は現時刻からの1
時間単位の逐次予測値であり、Z1、Z2 …Zq は、各
要因データを示している。
【0095】各状況毎に得られた、各要因データに対す
るメンバシップ関数および重回帰モデルの係数を知識ベ
ースに記録する(ステップ65)。
【0096】(8−2)逐次処理の説明 図12は、逐次処理手順を示している。逐次処理は、制
御日当日において、5分おきに行われる。
【0097】まず、上述した各種要因データを収集する
(ステップ71)。
【0098】そして、知識ベースに記録されている各状
況毎のメンバシップ関数に基づいて、各状況への合致度
Gを算出する(ステップ72)。具体的には、次式4に
基づいて、各状況への合致度Gを算出する。
【0099】
【数4】
【0100】数式4において、f(Z1 )、f(Z2
…f(Zq )は、ある状況に対する各要因データ毎のメ
ンバーシップ関数を示している。したがって、ある状況
に対する合致度Gとは、その状況に対する各要因データ
毎のメンバシップ関数を用いて求められた各要因データ
毎のメンバシップ関数値のうちの、最も小さい値とな
る。
【0101】次に、各状況に対する合致度のうち、しき
い値以上のものが存在するか否かが判別される(ステッ
プ73)。
【0102】しきい値以上の合致度が存在する場合に
は、それらの合致度のうち、最も大きな値の合致度(以
下、最大合致度という)に対応する状況に対する重回帰
係数(重回帰モデル)を用いて、現時刻からの1時間単
位の逐次予測値*ytd”を算出する(ステップ74)。
【0103】このようにして、逐次予測値*ytd”が算
出された場合には、その状況に算出された各逐次予測値
*ytd”と、最大合致度Gと、現時刻からの1時間単位
の事前予測値*ytd’とに基づいて、現時刻からの1時
間単位の最終予測値*ytdを求める(ステップ75)。
具体的には、次式5に基づいて、最終予測値*ytdを求
める。
【0104】
【数5】
【0105】なお、上記ステップ73において、各状況
に対する合致度のうち、しきい値以上のものが存在しな
かった場合には、現時刻からの1時間単位の事前予測値
*y td’を、現時刻からの1時間単位の最終予測値*y
tdとする(ステップ76)。
【0106】〔2〕第2の実施の形態の説明
【0107】次に、この発明を缶飲料自動販売機に適用
した場合の実施の形態について説明する。
【0108】(1)予測値に基づく省エネ制御の説明 図13に示すように、缶飲料自動販売機には、常温庫1
01、予冷庫102、冷蔵庫103および取り出しスペ
ース104が設けられている。この実施の形態では、消
費電力の低減化を図るために、現在時刻から30分後の
販売数を予測し、予測数分だけ予冷庫102から冷蔵庫
103に缶飲料を移動させるとともに、予測数分だけ常
温庫101から予冷庫102に缶飲料を移動させる。
【0109】販売予測は、5分単位毎に行われるので、
現在時刻から30分後の販売数を予測するとは、現在時
刻から30分後の時点から35分後の時点までの5分間
の販売量を予測することを意味する。
【0110】(2)予測処理の説明 図14は、予測モデルを示している。
【0111】予測処理には、図14に示すように、制御
日の前日の終了近くの時刻、たとえば、23:59に販
売データに基づいて行われる事前予測処理と、制御日の
当日に販売データに基づいて行われる逐次予測処理とが
ある。
【0112】そして、事前予測処理によって予測された
5分単位の予測値*ytd’(事前予測値)と、逐次予測
処理によって予測された5分単位の予測値*ytd”(逐
次予測値)とに基づいて、最終的な予測値*ytd(最終
予測値)が算出される。
【0113】(3)事前予測処理の説明 図15は、事前予測処理手順を示している。
【0114】ここでは、当日(制御日の前日)を含めて
過去21日分の1日単位の売上数および過去21日分の
5分単位の売上数が予め集計されて保存されているもの
とする。
【0115】まず、過去21日分の1日単位の売上数に
基づいて、次式6で示される自己回帰モデルを生成する
(ステップ101)。
【0116】
【数6】
【0117】上記数式6において、Yn は過去の所定の
日の1日単位の売上数を表し、Y(n -1) 〜Y(n-p) はそ
れより過去の1日単位の売上数を示している。また、a
1 〜ap は、自己回帰係数を表している。
【0118】過去21の分の1日単位の売上数に基づい
て、上記数式6に示すような、方程式を所定数以上作成
し、予測精度が最も高くなるように、自己回帰係数を最
小二乗法によって決定する。
【0119】次に、ステップ101で得られた自己回帰
モデルを用いて、翌日の1日単位の売上数の予測値*Y
d を算出する(ステップ102)。
【0120】次に、過去21日分の5分単位の売上数に
基づいて、5分単位毎の各時刻の販売構成比rt を算出
する(ステップ103)。具体的には、次式7に基づい
て、5分単位毎の各時刻の販売構成比rt を算出する。
【0121】
【数7】
【0122】数式7において、rt は時刻tにおける販
売構成比を示し、Nは学習対象日数(この例では21)
を示し、yti は日付i時刻tにおける5分単位の販売
数を示し、Yi は日付iにおける1日単位の販売数を示
している。
【0123】したがって、5分単位毎の販売構成比rt
は、時刻tにおける過去21日間の5分単位の売上数の
総和を、過去21日間の総売上数で割った値となる。
【0124】次に、上記ステップ102で算出された翌
日の1日単位の売上数の予測値*Y d と、上記ステップ
103で算出された5分単位毎の販売構成比rt とに基
づいて、翌日の5分単位毎の各時刻の販売数の予測値*
td’(事前予測値)を算出する(ステップ104)。
具体的には、次式8に基づいて、翌日の5分単位毎の各
時刻における販売数の予測値*ytd’(事前予測値)を
算出する。
【0125】
【数8】
【0126】(4)逐次予測処理の説明 次に、逐次予測処理について説明する。逐次予測処理
は、過去のデータからパラメータを求めておく事前処理
と、事前処理によって算出されたパラメータおよび制御
日当日の様々な要因データから予測値(逐次予測値)を
算出し、事前予測値と合成する逐次処理とに大別され
る。
【0127】(4−1)事前処理の説明 図16、事前処理手順を示している。
【0128】まず、事前予測値の誤差が大きい箇所のデ
ータを抽出する(ステップ111)。そして、様々な要
因データを分析する(ステップ112)。
【0129】要因データとしては、次のようなものが挙
げられる。 (i) 事前予測値*ytd’ (ii)5分後の事前予測値*y(t+5)d’ (iii) 30分後の事前予測値*y(t+30)d ’ (iv)次式9で表される予測累計値(その日のその時刻ま
での事前予測値の累積数)
【0130】
【数9】
【0131】(v) 次式10で表される予測累計値と実績
累積値との差(その日のその時刻までの事前予測値の累
積数と実績累積値との差)
【0132】
【数10】
【0133】数式10において、yidは、制御日当日の
時刻iにおける販売実績値を示している。 (vi)次式11で表される事前予測値の予測誤差(その時
刻での事前予測値の予測誤差)
【0134】
【数11】
【0135】数式11において、ytdは、制御日当日の
時刻tにおける販売実績値を示している。
【0136】次に、要因データを、状況毎に分類し、そ
の状況が発生するしきい値(状況判別用しきい値)を要
因データ毎に算出する(ステップ113)。
【0137】状況としては、例えば、次のような状況が
挙げられる。 (i) (状況1):事前予測値の累計値が実績累計値より
不足する状況(上記数式10で表される予測累計値と実
績累積値との差が0より小さい状況) (ii)(状況2):事前予測値の累計値が実績累計値を大
きく上回る状況(上記数式10で表される予測累計値と
実績累積値との差が0より大きい状況)
【0138】次に、各状況が発生した場合に、その状況
に応じた30分後の適切な予測値(逐次予測値)を算出
できるように、各状況毎に重回帰モデルを構築する(ス
テップ114)。つまり、数式12で表される重回帰モ
デルの係数b0 、b1 …bqを算出する。
【0139】
【数12】
【0140】数式12において、*ytd”は30分後の
5分単位の逐次予測値であり、Z1、Z2 …Zq は、各
要因データを示している。
【0141】各状況毎に得られた、各要因データのしき
い値および重回帰モデルの係数を知識ベースに記録する
(ステップ115)。
【0142】なお、ここでは、予測モデルとして、重回
帰モデルが用いられているが、ニューラルネットワーク
等の他の多変数モデルを用いてもよい。
【0143】(4−2)逐次処理の説明 図17は、逐次処理手順を示している。
【0144】逐次処理は、制御日当日において、5分お
きに行われる。
【0145】まず、上述した各種要因データを収集する
(ステップ121)。
【0146】そして、知識ベースに記録されている各状
況毎のしきい値に基づいて、現在の状況がいずれの状況
に合致するかを、状況毎に判定していく(ステップ12
2)。
【0147】知識ベースに記録されている各状況のう
ち、現在の状況が合致する状況がある場合には(ステッ
プ123でYES)、合致する状況毎に、その状況に対
応する重回帰係数(重回帰モデル)を用いて、30分後
の5分単位の逐次予測値*ytd”を算出する(ステップ
124)。
【0148】このようにして、1または複数の逐次予測
値が算出された場合には、30分後の5分単位の事前予
測値*ytd’と、算出された各逐次予測値*ytd”とに
基づいて、30分後の5分単位の最終予測値*ytdを求
める(ステップ125)。具体的には、次式13に基づ
いて、最終予測値*ytdを求める。
【0149】
【数13】
【0150】上記数式13において、Σ*ytd”は、算
出された各逐次予測値*ytd”の総和を示し、kは算出
された逐次予測値の数(合致した状況の数)を示してい
る。
【0151】なお、知識ベースに記録されている各状況
の中に、現在の状況が合致する状況がなかった場合には
(ステップ123でNO)、30分後の5分単位の事前
予測値*ytd’を、30分後の5分単位の最終予測値*
tdとする(ステップ126)。
【0152】(5)逐次予測処理の変形例の説明 逐次予測処理の他の例について説明する。
【0153】この逐次予測処理においても、過去のデー
タからパラメータを求めておく事前処理と、事前処理に
よって算出されたパラメータおよび制御日当日の様々な
要因データから予測値(逐次予測値)を算出し、事前予
測値と合成する逐次処理とに大別される。
【0154】(5−1)事前処理の説明 図18は、事前処理手順を示している。
【0155】まず、事前予測値の誤差が大きい箇所のデ
ータを抽出する(ステップ131)。そして、様々な要
因データを分析する(ステップ132)。
【0156】要因データとしては、上記(4−1)の事
前処理で説明したもの{ (i)〜(vi)}と同じものが挙げ
られる。
【0157】次に、要因データを、状況毎に分類し、そ
の状況に対応したメンバシップ関数(ファジィルール)
を要因データ毎に作成する(ステップ133)。
【0158】状況としては、上記(4−1)の事前処理
で説明したもの{ (i)〜(ii)}と同じものが挙げられ
る。
【0159】つまり、同じ状況に対する各要因データに
基づいて、要因毎にメンバシップ関数を作成する。つま
り、横軸にデータ値をとり、縦軸に度数を取って、グラ
フを作成し、これを三角形または台形に近似したメンバ
シップ関数を作成する。なお、各メンバシップ関数にお
いて、度数の最も高い値が”1.0”に設定される。
【0160】次に、各状況が発生した場合に、その状況
に応じた30分後の適切な予測値(逐次予測値)を算出
できるように、各状況毎に重回帰モデルを構築する(ス
テップ134)。つまり、数式14で表される重回帰モ
デルの係数b0 、b1 …bqを算出する。
【0161】
【数14】
【0162】数14において、*ytd”は30分後の5
分単位の逐次予測値であり、Z1 、Z2 …Zq は、各要
因データを示している。
【0163】各状況毎に得られた、各要因データに対す
るメンバシップ関数および重回帰モデルの係数を知識ベ
ースに記録する(ステップ135)。
【0164】(5−2)逐次処理の説明 図19は、逐次処理手順を示している。
【0165】逐次処理は、制御日当日において、5分お
きに行われる。
【0166】まず、上述した各種要因データを収集する
(ステップ141)。
【0167】そして、知識ベースに記録されている各状
況毎のメンバシップ関数に基づいて、各状況への合致度
Gを算出する(ステップ142)。具体的には、次式1
5に基づいて、各状況への合致度Gを算出する。
【0168】
【数15】
【0169】数式15において、f(Z1 )、f
(Z2 )…f(Zq )は、ある状況に対する各要因デー
タ毎のメンバシップ関数を示している。したがって、あ
る状況に対する合致度Gとは、その状況に対する各要因
データ毎のメンバシップ関数を用いて求められた各要因
データ毎のメンバシップ関数値のうちの、最も小さい値
となる。
【0170】次に、各状況に対する合致度のうち、しき
い値以上のものが存在するか否かが判別される(ステッ
プ143)。
【0171】しきい値以上の合致度が存在する場合に
は、それらの合致度のうち、最も大きな値の合致度(以
下、最大合致度という)に対応する状況に対する重回帰
係数(重回帰モデル)を用いて、30分後の5分単位の
逐次予測値*ytd”を算出する(ステップ144)。
【0172】このようにして、逐次予測値*ytd”が算
出された場合には、その状況に算出された各逐次予測値
*ytd”と、最大合致度Gと、30分後の5分単位の事
前予測値*ytd’とに基づいて、30分後の5分単位の
最終予測値*ytdを求める(ステップ145)。具体的
には、次式16に基づいて、最終予測値*ytdを求め
る。
【0173】
【数16】
【0174】なお、上記ステップ143において、各状
況に対する合致度のうち、しきい値以上のものが存在し
なかった場合には、30分後の5分単位の事前予測値*
td’を、30分後のの5分単位の最終予測値*ytd
する(ステップ146)。
【0175】
【発明の効果】この発明によれば、制御日当日における
様々な状況の発生に起因する予測誤差を小さくすること
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】飲料自動販売機の内部構造を示す概略構成図で
ある。
【図2】飲料自動販売機の電気的な構成を示すブロック
図である。
【図3】1日単位の集計データの例を示す模式図であ
る。
【図4】予測モデルを示すブロック図である。
【図5】事前予測処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】販売量予測が行われる時間帯を示す模式図であ
る。
【図7】逐次予測処理における事前処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】逐次予測処理における逐次処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図9】ON・OFF時間帯決定処理手順を示すフロー
チャートである。
【図10】販売制御処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】逐次予測処理の他の例における事前処理手順
を示すフローチャートである。
【図12】逐次予測処理の他の例における逐次処理手順
を示すフローチャートである。
【図13】缶飲料自動販売機に設けられた、常温庫、予
冷庫、冷蔵庫および取り出しスペースを示す模式図であ
る。
【図14】予測モデルを示すブロック図である。
【図15】事前予測処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図16】逐次予測処理における事前処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図17】逐次予測処理における逐次処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図18】逐次予測処理の他の例における事前処理手順
を示すフローチャートである。
【図19】逐次予測処理の他の例における逐次処理手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 抽出機 5 貯蔵部 20 制御装置 101 常温庫 102 予冷庫 103 冷蔵庫 104 取り出しスペース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御日より過去複数日の販売数の実績値
    に基づいて、制御日における所定時間単位の各時間帯毎
    の販売数の事前予測値を算出する事前予測値算出ステッ
    プ、 制御日当日において、制御日において各種の状況の発生
    を判別するための各種要因データを用いて、制御日にお
    ける所定時間単位の各時間帯毎の販売数の逐次予測値を
    算出する逐次予測値算出ステップ、および事前予測値算
    出ステップによって算出された事前予測値と、逐次予測
    値算出ステップによって算出された逐次予測値とに基づ
    いて、制御日における所定時間単位の各時間帯での販売
    数の最終予測値を算出する最終予測値算出ステップ、 を備えている自動販売機における販売数予測方法。
  2. 【請求項2】 事前予測値算出ステップは、 制御日より過去複数日の1日単位の販売数の実績値に基
    づいて、制御日における1日単位の販売数の予測値を算
    出するステップ、 制御日より過去複数日の所定時間単位の各時間帯毎の販
    売数の実績値に基づいて、上記各時間帯毎の販売構成比
    を算出するステップ、および制御日における1日単位の
    販売数の予測値と、上記各時間帯毎の販売構成比とに基
    づいて、制御日における上記各時間帯毎の販売数の事前
    予測値を算出するステップ、 を備えている請求項1に記載の自動販売機における販売
    数予測方法。
  3. 【請求項3】 逐次予測値算出ステップは、過去の販売
    数の実績値および過去の各種要因データに基づいて、予
    めパラメータを求めておく事前処理ステップ、ならびに
    事前処理ステップによって算出されたパラメータおよび
    当日の各種要因データに基づいて、制御日における所定
    時間単位の各時間帯毎の販売数の逐次予測値を算出する
    逐次処理ステップとを備えており、 事前処理ステップは、 事前予測値の誤差が大きい箇所のデータを抽出するステ
    ップ、 各種要因データを状況毎に分類し、各状況毎にその状況
    が発生するしきい値を要因データ別に算出するステッ
    プ、 各状況が発生した場合に、その状況に応じた適切な逐次
    予測値を算出できるように予測モデルを生成するステッ
    プ、および各要因データのしきい値および予測モデルを
    知識ベースに記録するステップを備えており、 逐次処理ステップは、 各種要因データを収集するステップ、 知識ベースに記録されている各状況毎のしきい値に基づ
    いて、現在の状況がいずれの状況に合致するかを、状況
    毎に判定するステップ、および知識ベースに記録されて
    いる各状況のうち、現在の状況が合致する状況がある場
    合には、合致する状況に対応する予測モデルを用いて逐
    次予測値を算出するステップを備えている請求項1およ
    び2のいずれかに記載の自動販売機における販売数予測
    方法。
  4. 【請求項4】 逐次予測値算出ステップは、過去の販売
    数の実績値および過去の各種要因データに基づいて、予
    めパラメータを求めておく事前処理ステップ、ならびに
    事前処理ステップによって算出されたパラメータおよび
    当日の各種要因データに基づいて、制御日における所定
    時間単位の各時間帯毎の販売数の逐次予測値を算出する
    逐次処理ステップとを備えており、 事前処理ステップは、 事前予測値の誤差が大きい箇所のデータを抽出するステ
    ップ、 各種要因データを状況毎に分類し、各状況毎にその状況
    に対応したメンバシップ関数を要因データ別に作成する
    ステップ、 各状況が発生した場合に、その状況に応じた適切な逐次
    予測値を算出できるように予測モデルを生成するステッ
    プ、および各要因データのしきい値および予測モデルを
    知識ベースに記録するステップを備えており、 逐次処理ステップは、各種要因データを収集するステッ
    プ、 知識ベースに記録されている各状況毎のメンバシップ関
    数に基づいて、各状況への合致度を算出するステップ、
    および所定のしきい値以上の合致度が存在する場合に
    は、それらの合致度のうち、最も大きな値の合致度に対
    応する状況に対する予測モデルを用いて逐次予測値を算
    出するステップを備えている請求項1および2のいずれ
    かに記載の自動販売機における販売数予測方法。
  5. 【請求項5】 上記予測モデルが重回帰モデルである請
    求項3および4のいずれかに記載の自動販売機における
    販売数予測方法。
  6. 【請求項6】 制御日より過去複数日の販売数の実績値
    に基づいて、制御日における所定時間単位の各時間帯毎
    の販売数の事前予測値を算出する事前予測手段、 制御日当日において、制御日において各種の状況の発生
    を判別するための各種要因データを用いて、制御日にお
    ける所定時間単位の各時間帯毎の販売数の逐次予測値を
    算出する逐次予測手段、および事前予測手段によって算
    出された事前予測値と、逐次予測手段によって算出され
    た逐次予測値とに基づいて、制御日における所定時間単
    位の各時間帯での販売数の最終予測値を算出する手段、 を備えている自動販売機における販売数予測装置。
  7. 【請求項7】 事前予測手段は、 制御日より過去複数日の1日単位の販売数の実績値に基
    づいて、制御日における1日単位の販売数の予測値を算
    出する手段、 制御日より過去複数日の所定時間単位の各時間帯毎の販
    売数の実績値に基づいて、上記各時間帯毎の販売構成比
    を算出する手段、および制御日における1日単位の販売
    数の予測値と、上記各時間帯毎の販売構成比とに基づい
    て、制御日における上記各時間帯毎の販売数の事前予測
    値を算出する手段、 を備えている請求項6に記載の自動販売機における販売
    数予測装置。
  8. 【請求項8】 逐次予測手段は、 過去の販売数の実績値および過去の各種要因データに基
    づいて、予めパラメータを求めておく事前処理手段、な
    らびに事前処理手段によって算出されたパラメータおよ
    び当日の各種要因データに基づいて、制御日における所
    定時間単位の各時間帯毎の販売数の逐次予測値を算出す
    る逐次処理手段とを備えており、 事前処理手段は、 事前予測値の誤差が大きい箇所のデータを抽出する手
    段、 各種要因データを状況毎に分類し、各状況毎にその状況
    が発生するしきい値を要因データ別に算出する手段、 各状況が発生した場合に、その状況に応じた適切な逐次
    予測値を算出できるように予測モデルを生成する手段、
    および各要因データのしきい値および予測モデルを知識
    ベースに記録する手段を備えており、 逐次処理手段は、 各種要因データを収集する手段、 知識ベースに記録されている各状況毎のしきい値に基づ
    いて、現在の状況がいずれの状況に合致するかを、状況
    毎に判定する手段、および知識ベースに記録されている
    各状況のうち、現在の状況が合致する状況がある場合に
    は、合致する状況に対応する予測モデルを用いて逐次予
    測値を算出する手段を備えている請求項6および7のい
    ずれかに記載の自動販売機における販売数予測装置。
  9. 【請求項9】 逐次予測手段は、 過去の販売数の実績値および過去の各種要因データに基
    づいて、予めパラメータを求めておく事前処理手段、な
    らびに事前処理手段によって算出されたパラメータおよ
    び当日の各種要因データに基づいて、制御日における所
    定時間単位の各時間帯毎の販売数の逐次予測値を算出す
    る逐次処理手段とを備えており、 事前処理手段は、 事前予測値の誤差が大きい箇所のデータを抽出する手
    段、 各種要因データを状況毎に分類し、各状況毎にその状況
    に対応したメンバシップ関数を要因データ別に作成する
    手段、 各状況が発生した場合に、その状況に応じた適切な逐次
    予測値を算出できるように予測モデルを生成する手段、
    および各要因データのしきい値および予測モデルを知識
    ベースに記録する手段を備えており、 逐次処理手段は、 各種要因データを収集する手段、 知識ベースに記録されている各状況毎のメンバシップ関
    数に基づいて、各状況への合致度を算出する手段、およ
    び所定のしきい値以上の合致度が存在する場合には、そ
    れらの合致度のうち、最も大きな値の合致度に対応する
    状況に対する予測モデルを用いて逐次予測値を算出する
    手段を備えている請求項6および7のいずれかに記載の
    自動販売機における販売数予測装置。
  10. 【請求項10】 上記予測モデルが重回帰モデルである
    請求項8および9のいずれかに記載の自動販売機におけ
    る販売数予測装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006011542A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Ns Solutions Corp 需要予測装置、需要予測方法及びプログラム
JP2010509653A (ja) * 2006-11-03 2010-03-25 ヨンエ キム 有無線通信を基盤とする自販機の管理、この自販機を用いた情報提供および情報獲得システム、並びにこのシステムを用いた自販機の管理、情報提供および情報獲得の方法

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