JP2000099435A - サーバ切り替え装置および方法とサーバ切り替えプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

サーバ切り替え装置および方法とサーバ切り替えプログラムを記録した記録媒体

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JP2000099435A
JP2000099435A JP10265421A JP26542198A JP2000099435A JP 2000099435 A JP2000099435 A JP 2000099435A JP 10265421 A JP10265421 A JP 10265421A JP 26542198 A JP26542198 A JP 26542198A JP 2000099435 A JP2000099435 A JP 2000099435A
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data
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JP10265421A
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English (en)
Inventor
Takayuki Miyamoto
崇之 宮本
Koichi Washisaka
光一 鷲坂
Keita Hasegawa
敬太 長谷川
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害の発生を検知した場合、障害の発生をユ
ーザに意識させずに他の同一コンテンツの配信サーバに
自動的に切り替え、切断されたデータ位置からデータを
送信し得るサーバ切り替え装置および方法とサーバ切り
替えプログラムを記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】 複数の情報配信サーバのアドレスを優先
順位の高い順に管理し、優先順位の高い少なくとも2つ
のアドレスを選択し、該情報配信サーバにクライアント
を接続すべく要求して接続し、最も早く応答した情報配
信サーバを選択し、該情報配信サーバからデータを受信
し、データ受信中に障害の発生が検出された場合、デー
タ受信をクライアントに対して行っていた情報配信サー
バ以外の前記接続処理を行った他の情報配信サーバにデ
ータ要求を行い、このデータ要求に対して最も早く応答
した情報配信サーバからデータを受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアントおよ
び同一のサービスを提供する複数の情報配信サーバがネ
ットワークに接続されたシステムにおいてクライアント
と情報配信サーバの接続中に情報配信サーバを含むネッ
トワーク側に障害が発生した時に情報配信サーバを切り
替えるサーバ切り替え装置および方法とサーバ切り替え
プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在インターネットでは、WWW、動画
像(ストリームデータ)等の情報を配信するサーバやネ
ットワークの障害対策として、同一情報配信サーバを複
数設置したり、回線の二重化を行っている。この対策に
より、情報配信サーバやネットワーク上で障害が発生し
た場合でも、回避できる経路とアクセス可能な情報配信
サーバが存在し、情報配信サーバに接続できることは保
証されてきている。しかし、通信の途中で情報配信サー
バ、またはネットワーク上の障害が発生した場合には、
クライアント側で、ユーザが別途同じ情報を提供してい
る配信サーバを探して再接続し直さなければならない。
また、切断されたデータの位置をクライアントが保持
し、他の同一情報配信サーバへアクセスすると、データ
の未受信部分を配信するアプリケーションもあるが、ユ
ーザが情報配信サーバを選択しなければならない。
【0003】現在、障害を検知するために、LAN上で
は、ネットワークやサーバの状態を監視している装置を
用意する方法があるが、インターネットのような広域ネ
ットワーク上では通信断となる障害をすべて検知するこ
とは不可能である。
【0004】次に、図3に示す従来のネットワークを参
照して、説明を行う。
【0005】(1)クライアント11(この場合、パー
ソナルコンピュータなどの装置に含まれるアプリケーシ
ョン)は最初に情報提供サーバ(この場合、WWWなど
のサーバ)12へアクセスし、ホームページ等のリンク
をクリックすることにより、一つのIPアドレス(この
場合配信サーバA14のアドレス)を取得する。
【0006】(2)クライアント11は取得したIPア
ドレスのサーバ(情報配信サーバA14)へアクセスす
る。
【0007】(3)クライアント11と配信サーバA1
4間で通信が開始する。
【0008】(4)通信中に、インターネット上のネッ
トワーク、もしくは情報配信サーバで障害が発生した場
合、配信サーバA14からデータが送信されなくなり、
クライアント11から要求を配信サーバA14へ送信し
ても返答はない。この場合、クライアント11のアプリ
ケーションではある一定以上の時間が経ってもデータが
全く送られてこないと、タイムアウトが発生し、ユーザ
に通信エラーのメッセージを出して終了する。
【0009】(5)ユーザは障害発生の原因がわからな
いため、どのようにしてよいか判断できない。もしく
は、同一のコンテンツを配信するサーバが他に存在する
ことをユーザ自身がWEB等のコンテンツ情報から知っ
ていた場合、ユーザは自らWWWサーバへ再度アクセス
し、それまで接続していたサーバ以外のリンク(この場
合配信サーバB13のIPアドレス)を自分で指定し、
アクセスする。
【0010】(6)ここで、クライアント側で、切断さ
れたデータの位置情報を保持する仕組みを持たないアプ
リケーションの場合、最初からデータを送信することに
なる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ネッ
トワークまたは情報配信サーバ側で障害が発生して、他
の情報配信サーバに切り替える場合、従来は、WWWま
たは情報配信サーバへのアクセスをユーザがすべて手作
業で行う必要があり、手間がかかるとともに、操作が煩
雑であるという問題がある。
【0012】また、障害発生、データの切断、アプリケ
ーションのタイムアウト、WWWサーバへのアクセス、
他の配信サーバへのアクセスと回復するまで時間的経過
が大きいという問題がある。
【0013】更に、アプリケーションによっては切断さ
れたデータ位置情報を保持しないものがあるため、デー
タの続きから見ることができないという問題がある。
【0014】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、障害の発生を検知した場合、
障害の発生をユーザに意識させずに他の同一コンテンツ
の配信サーバに自動的に切り替え、切断されたデータ位
置からデータを送信し得るサーバ切り替え装置および方
法とサーバ切り替えプログラムを記録した記録媒体を提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、クライアントおよび同一
の情報を提供する複数の情報配信サーバがネットワーク
に接続されたシステムにおいてクライアントと情報配信
サーバの接続中に情報配信サーバを含むネットワーク側
に障害が発生した時に情報配信サーバを切り替えるサー
バ切り替え装置であって、前記複数の情報配信サーバの
アドレスを優先順位の高い順に管理する管理テーブル
と、該管理テーブルの中から優先順位の高い少なくとも
2つのアドレスを選択し、この選択した少なくとも2つ
のアドレスの情報配信サーバに対してクライアントを接
続するように接続要求を送信して接続し、該接続要求に
対して最も早く応答した情報配信サーバを選択し、該情
報配信サーバからのみデータを受信するように制御する
接続制御手段と、前記情報配信サーバからのデータ受信
中に障害が発生したことを検出する障害検出手段と、該
障害検出手段により障害が発生したことが検出された場
合、前記データ受信をクライアントに対して行っていた
前記情報配信サーバ以外の前記接続処理を行った他の情
報配信サーバに対してデータ要求を行い、このデータ要
求に対して最も早く応答した情報配信サーバからデータ
を受信するように制御するとともに、今まで接続されて
いない情報配信サーバが存在する場合、該情報配信サー
バに対してクライアントを接続するように制御する再接
続制御手段とを有することを要旨とする。
【0016】請求項1記載の本発明にあっては、複数の
情報配信サーバのアドレスを優先順位の高い順に管理テ
ーブルで管理し、該管理テーブルの中から優先順位の高
い少なくとも2つのアドレスを選択し、この選択した少
なくとも2つのアドレスの情報配信サーバに対してクラ
イアントを接続するように接続要求を送信して接続し、
該接続要求に対して最も早く応答した情報配信サーバを
選択し、該情報配信サーバからのみデータを受信するよ
うに制御し、情報配信サーバからのデータ受信中に障害
が発生したことが検出された場合、データ受信をクライ
アントに対して行っていた情報配信サーバ以外の前記接
続処理を行った他の情報配信サーバに対してデータ要求
を行い、このデータ要求に対して最も早く応答した情報
配信サーバからデータを受信するように制御し、今まで
接続されていない情報配信サーバが存在する場合、該情
報配信サーバに対してクライアントを接続するように制
御するため、障害が発生したことをユーザに意識させる
ことなく、他のサーバに切り替え再接続し、切断された
データ位置からデータを連続して受信することができる
とともに、複数の情報配信サーバと同時に接続するた
め、情報配信サーバからデータを即時的に受信できる確
率を高くすることができる。
【0017】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の本発明において、前記管理テーブルが、ネットワ
ーク上に存在する管理サーバが管理する複数の情報配信
サーバのアドレスのリストをクライアントの要求により
クライアントに転送されてきたものを保持するように構
成されていることを要旨とする。
【0018】請求項2記載の本発明にあっては、管理テ
ーブルはネットワーク上の管理サーバが管理する複数の
情報配信サーバのアドレスのリストをクライアントの要
求によりクライアントに転送されてきたものを保持して
いる。
【0019】更に、請求項3記載の本発明は、請求項2
記載の本発明において、前記管理サーバがネットワーク
上に存在する情報提供サーバであり、該情報提供サーバ
への要求によりアドレスリストが返送され、この返送さ
れるアドレスは情報配信サーバの識別子であることを要
旨とする。
【0020】請求項3記載の本発明にあっては、管理サ
ーバがネットワーク上の情報提供サーバであり、該情報
提供サーバへの要求によりアドレスリストが返送され、
この返送されるアドレスは情報配信サーバの識別子であ
る。
【0021】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
本発明において、前記情報配信サーバが、WWWサーバ
であり、前記情報配信サーバの識別子は、IPアドレス
であることを要旨とする。
【0022】請求項4記載の本発明にあっては、情報配
信サーバはWWWサーバであり、情報配信サーバの識別
子はIPアドレスである。
【0023】また、請求項5記載の本発明は、請求項1
記載の本発明において、前記障害検出手段が、ネットワ
ークからデータを受信できない状態が継続した場合、障
害が発生したと判定する障害判定手段を有することを要
旨とする。
【0024】請求項5記載の本発明にあっては、ネット
ワークからデータを受信できない状態が継続した場合、
障害が発生したと判定する。
【0025】更に、請求項6記載の本発明は、請求項1
記載の本発明において、前記障害検出手段が、クライア
ントのアプリケーションの中に組み込まれていることを
要旨とする。
【0026】請求項6記載の本発明にあっては、障害検
出手段はクライアントのアプリケーションの中に組み込
まれている。
【0027】請求項7記載の本発明は、請求項5記載の
本発明において、前記障害判定手段が、前記データを受
信できない状態が所定の許容時間以上継続した場合に、
障害が発生したと判断する障害判断手段を有することを
要旨とする。
【0028】請求項7記載の本発明にあっては、データ
を受信できない状態が所定の許容時間以上継続した場合
に、障害が発生したと判断する。
【0029】また、請求項8記載の本発明は、請求項7
記載の本発明において、前記障害判断手段が、前記許容
時間をクライアントの有するCPUの性能およびメモリ
量を含むクライアントの装置処理能力またはクライアン
トからの情報配信サーバへのデータ要求に対する応答時
間によって変更する許容時間変更手段を有することを要
旨とする。
【0030】請求項8記載の本発明にあっては、前記許
容時間をクライアントの有するCPUの性能およびメモ
リ量を含むクライアントの装置処理能力またはクライア
ントからの情報配信サーバへのデータ要求に対する応答
時間によって変更する。
【0031】更に、請求項9記載の本発明は、請求項8
記載の本発明において、前記許容時間変更手段が、クラ
イアントの有するCPUの性能またはメモリ量に対する
適切な許容時間の測定および分析を行い、許容時間をク
ライアント毎に設定する許容時間設定手段を有すること
を要旨とする。
【0032】請求項9記載の本発明にあっては、クライ
アントの有するCPUの性能またはメモリ量に対する適
切な許容時間の測定および分析を行い、許容時間をクラ
イアント毎に設定する。
【0033】請求項10記載の本発明は、請求項1また
は3乃至8のいずれかに記載の本発明において、前記再
接続制御手段が、ユーザに障害が発生したことを意識さ
せることなく、他の情報配信サーバとのデータの送受信
を継続するように構成されることを要旨とする。
【0034】請求項10記載の本発明にあっては、ユー
ザに障害が発生したことを意識させることなく、他の情
報配信サーバとのデータの送受信を継続する。
【0035】また、請求項11記載の本発明は、請求項
10記載の本発明において、前記再接続制御手段が、情
報配信サーバの再接続時に経過する時間を吸収し、ユー
ザに障害が発生したことを意識させず、かつデータを途
切れさせずに即時的に情報配信サーバの再接続を行い、
連続してデータを送信し、連続したデータを再生し得る
ように動画、音声を含むコンテンツを配信する場合にお
けるデータを蓄積するためのバッファを有することを要
旨とする。
【0036】請求項11記載の本発明にあっては、動
画、音声を含むコンテンツを配信する場合におけるデー
タをバッファに蓄積することにより、情報配信サーバの
再接続時に経過する時間を吸収し、ユーザに障害が発生
したことを意識させず、かつデータを途切れさせずに即
時的に情報配信サーバの再接続を行い、連続してデータ
を送信し、連続したデータを再生することができる。
【0037】更に、請求項12記載の本発明は、クライ
アントおよび同一のサービスを提供する複数の情報配信
サーバがネットワークに接続されたシステムにおいてク
ライアントと情報配信サーバの接続中に情報配信サーバ
を含むネットワーク側に障害が発生した時に情報配信サ
ーバを切り替えるサーバ切り替え方法であって、前記複
数の情報配信サーバのアドレスを優先順位の高い順に管
理テーブルで管理し、該管理テーブルの中から優先順位
の高い少なくとも2つのアドレスを選択し、この選択し
た少なくとも2つのアドレスの情報配信サーバに対して
クライアントを接続するように接続要求を送信して接続
し、該接続要求に対して最も早く応答した情報配信サー
バを選択し、該情報配信サーバからのみデータを受信す
るように制御し、前記情報配信サーバからのデータ受信
中に障害が発生したことを検出された場合、前記データ
受信をクライアントに対して行っていた前記情報配信サ
ーバ以外の前記接続処理を行った他の情報配信サーバに
対してデータ要求を行い、このデータ要求に対して最も
早く応答した情報配信サーバからデータを受信するよう
に制御するとともに、今まで接続されていない情報配信
サーバが存在する場合、該情報配信サーバに対してクラ
イアントを接続するように制御することを要旨とする。
【0038】請求項12記載の本発明にあっては、複数
の情報配信サーバのアドレスを優先順位の高い順に管理
テーブルで管理し、該管理テーブルの中から優先順位の
高い少なくとも2つのアドレスを選択し、この選択した
少なくとも2つのアドレスの情報配信サーバに対してク
ライアントを接続するように接続要求を送信して接続
し、該接続要求に対して最も早く応答した情報配信サー
バを選択し、該情報配信サーバからのみデータを受信す
るように制御し、情報配信サーバからのデータ受信中に
障害が発生したことが検出された場合、データ受信をク
ライアントに対して行っていた情報配信サーバ以外の前
記接続処理を行った他の情報配信サーバに対してデータ
要求を行い、このデータ要求に対して最も早く応答した
情報配信サーバからデータを受信するように制御し、今
まで接続されていない情報配信サーバが存在する場合、
該情報配信サーバに対してクライアントを接続するよう
に制御するため、障害が発生したことをユーザに意識さ
せることなく、他のサーバに切り替え再接続し、切断さ
れたデータ位置からデータを連続して受信することがで
きるとともに、複数の情報配信サーバと同時に接続する
ため、情報配信サーバからデータを即時的に受信できる
確率を高くすることができる。
【0039】請求項13記載の本発明は、請求項12記
載の本発明において、前記管理テーブルが、ネットワー
ク上に存在する管理サーバが管理する複数の情報配信サ
ーバのアドレスのリストをクライアントの要求によりク
ライアントに転送されてきたものを保持することを要旨
とする。
【0040】請求項13記載の本発明にあっては、管理
テーブルはネットワーク上の管理サーバが管理する複数
の情報配信サーバのアドレスのリストをクライアントの
要求によりクライアントに転送されてきたものを保持し
ている。
【0041】また、請求項14記載の本発明は、請求項
13記載の本発明において、前記管理サーバがネットワ
ーク上に存在する情報提供サーバであり、該情報提供サ
ーバへの要求によりアドレスリストが返送され、この返
送されるアドラスは情報配信サーバの識別子であること
を要旨とする。
【0042】請求項14記載の本発明にあっては、管理
サーバがネットワーク上の情報提供サーバであり、該情
報提供サーバへの要求によりアドレスリストが返送さ
れ、この返送されるアドレスは情報配信サーバの識別子
である。
【0043】更に、請求項15記載の本発明は、請求項
14記載の本発明において、前記情報配信サーバが、W
WWサーバであり、前記情報配信サーバの識別子は、I
Pアドレスであることを要旨とする。
【0044】請求項15記載の本発明にあっては、情報
配信サーバはWWWサーバであり、情報配信サーバの識
別子はIPアドレスである。
【0045】請求項16記載の本発明は、請求項12記
載の本発明において、前記障害検出処理が、ネットワー
クからデータを受信できない状態が継続した場合、障害
が発生したと判定することを要旨とする。
【0046】請求項16記載の本発明にあっては、ネッ
トワークからデータを受信できない状態が継続した場
合、障害が発生したと判定する。
【0047】また、請求項17記載の本発明は、請求項
12記載の本発明において、前記障害検出処理が、クラ
イアントのアプリケーションの中に組み込まれているこ
とを要旨とする。
【0048】請求項17記載の本発明にあっては、障害
検出手段はクライアントのアプリケーションの中に組み
込まれている。
【0049】更に、請求項18記載の本発明は、請求項
16記載の本発明において、前記障害判定処理が、前記
データを受信できない状態が所定の許容時間以上継続し
た場合に、障害が発生したと判断することを要旨とす
る。
【0050】請求項18記載の本発明にあっては、デー
タを受信できない状態が所定の許容時間以上継続した場
合に、障害が発生したと判断する。
【0051】請求項19記載の本発明は、請求項18記
載の本発明において、前記障害判断処理が、前記許容時
間をクライアントの有するCPUの性能およびメモリ量
を含むクライアントの装置処理能力またはクライアント
からの情報配信サーバへのデータ要求に対する応答時間
によって変更することを要旨とする。
【0052】請求項19記載の本発明にあっては、前記
許容時間をクライアントの有するCPUの性能およびメ
モリ量を含むクライアントの装置処理能力またはクライ
アントからの情報配信サーバへのデータ要求に対する応
答時間によって変更する。
【0053】また、請求項20記載の本発明は、請求項
19記載の本発明において、前記許容時間変更処理が、
クライアントの有するCPUの性能またはメモリ量に対
する適切な許容時間の測定および分析を行い、許容時間
をクライアント毎に設定することを要旨とする。
【0054】請求項20記載の本発明にあっては、クラ
イアントの有するCPUの性能またはメモリ量に対する
適切な許容時間の測定および分析を行い、許容時間をク
ライアント毎に設定する。
【0055】更に、請求項21記載の本発明は、請求項
12または14乃至19のいずれかに記載の本発明にお
いて、前記再接続制御処理が、ユーザに障害が発生した
ことを意識させることなく、他の情報配信サーバとのデ
ータの送受信を継続することを要旨とする。
【0056】請求項21記載の本発明にあっては、ユー
ザに障害が発生したことを意識させることなく、他の情
報配信サーバとのデータの送受信を継続する。
【0057】請求項22記載の本発明は、請求項21記
載の本発明において、前記再接続制御処理が、情報配信
サーバの再接続時に経過する時間を吸収し、ユーザに障
害が発生したことを意識させず、かつデータを途切れさ
せずに即時的にサーバの再接続を行い、連続してデータ
を送信し、連続したデータを再生し得るように動画、音
声を含むコンテンツを配信する場合におけるデータを蓄
積するためのバッファを有することを要旨とする。
【0058】請求項22記載の本発明にあっては、動
画、音声を含むコンテンツを配信する場合におけるデー
タをバッファに蓄積することにより、情報配信サーバの
再接続時に経過する時間を吸収し、ユーザに障害が発生
したことを意識させず、かつデータを途切れさせずに即
時的に情報配信サーバの再接続を行い、連続してデータ
を送信し、連続したデータを再生することができる。
【0059】また、請求項23記載の本発明は、クライ
アントおよび同一のサービスを提供する複数の情報配信
サーバがネットワークに接続されたシステムにおいてク
ライアントと情報配信サーバの接続中に情報配信サーバ
を含むネットワーク側に障害が発生した時に情報配信サ
ーバを切り替えるサーバ切り替えプログラムを記録した
記録媒体であって、前記複数の情報配信サーバのアドレ
スを優先順位の高い順に管理テーブルで管理し、該管理
テーブルの中から優先順位の高い少なくとも2つのアド
レスを選択し、この選択した少なくとも2つのアドレス
の情報配信サーバに対してクライアントを接続するよう
に接続要求を送信して接続し、該接続要求に対して最も
早く応答した情報配信サーバを選択し、該情報配信サー
バからのみデータを受信するように制御し、前記情報配
信サーバからのデータ受信中に障害が発生したことが検
出された場合、前記データ受信をクライアントに対して
行っていた前記情報配信サーバ以外の前記接続処理を行
った他の情報配信サーバに対してデータ要求を行い、こ
のデータ要求に対して最も早く応答した情報配信サーバ
からデータを受信するように制御するとともに、今まで
接続されていない情報配信サーバが存在する場合、該情
報配信サーバに対してクライアントを接続するように制
御するサーバ切り替えプログラムを記録媒体に記録する
ことを要旨とする。
【0060】請求項23記載の本発明にあっては、複数
の情報配信サーバのアドレスを優先順位の高い順に管理
テーブルで管理し、該管理テーブルの中から優先順位の
高い少なくとも2つのアドレスを選択し、この選択した
少なくとも2つのアドレスの情報配信サーバに対してク
ライアントを接続するように接続要求を送信して接続
し、該接続要求に対して最も早く応答した情報配信サー
バを選択し、該情報配信サーバからのみデータを受信す
るように制御し、情報配信サーバからのデータ受信中に
障害が発生したことが検出された場合、データ受信をク
ライアントに対して行っていた情報配信サーバ以外の前
記接続処理を行った他の情報配信サーバに対してデータ
要求を行い、このデータ要求に対して最も早く応答した
情報配信サーバからデータを受信するように制御し、今
まで接続されていない情報配信サーバが存在する場合、
該情報配信サーバに対してクライアントを接続するよう
に制御するサーバ切り替えプログラムを記録媒体に記録
するため、該記録媒体を用いて、その流通性を高めるこ
とができる。
【0061】更に、請求項24記載の本発明は、請求項
23記載の本発明において、前記管理テーブルが、ネッ
トワーク上に存在する管理サーバが管理する複数の情報
配信サーバのアドレスのリストをクライアントの要求に
よりクライアントに転送されてきたものを保持するサー
バ切り替えプログラムを記録媒体に記録することを要旨
とする。
【0062】請求項24記載の本発明にあっては、管理
テーブルはネットワーク上の管理サーバが管理する複数
の情報配信サーバのアドレスのリストをクライアントの
要求によりクライアントに転送されてきたものを保持し
ているサーバ切り替えプログラムを記録媒体に記録する
ため、該記録媒体を用いて、その流通性を高めることが
できる。
【0063】請求項25記載の本発明は、請求項24記
載の本発明において、前記管理サーバがネットワーク上
に存在する情報配信サーバであり、該情報提供サーバへ
の要求によりアドレスリストが返送され、この返送され
るアドレスは情報配信サーバの識別子であるサーバ切り
替えプログラムを記録媒体に記録することを要旨とす
る。
【0064】請求項25記載の本発明にあっては、管理
サーバがネットワーク上の情報提供サーバであり、該情
報提供サーバへの要求によりアドレスリストが返送さ
れ、この返送されるアドレスは情報配信サーバの識別子
であるサーバ切り替えプログラムを記録媒体に記録する
ため、該記録媒体を用いて、その流通性を高めることが
できる。
【0065】また、請求項26記載の本発明は、請求項
25記載の本発明において、前記情報配信サーバが、W
WWサーバであり、前記情報配信サーバの識別子は、I
Pアドレスであるサーバ切り替えプログラムを記録媒体
に記録することを要旨とする。
【0066】請求項26記載の本発明にあっては、情報
配信サーバはWWWサーバであり、情報配信サーバの識
別子はIPアドレスであるサーバ切り替えプログラムを
記録媒体に記録するため、該記録媒体を用いて、その流
通性を高めることができる。
【0067】更に、請求項27記載の本発明は、請求項
23記載の本発明において、前記障害検出処理が、ネッ
トワークからデータを受信できない状態が継続した場
合、障害が発生したと判定するサーバ切り替えプログラ
ムを記録媒体に記録することを要旨とする。
【0068】請求項27記載の本発明にあっては、ネッ
トワークからデータを受信できない状態が継続した場
合、障害が発生したと判定するサーバ切り替えプログラ
ムを記録媒体に記録するため、該記録媒体を用いて、そ
の流通性を高めることができる。
【0069】請求項28記載の本発明は、請求項23記
載の本発明において、前記障害検出処理が、クライアン
トのアプリケーションの中に組み込まれているサーバ切
り替えプログラムを記録媒体に記録することを要旨とす
る。
【0070】請求項28記載の本発明にあっては、障害
検出手段はクライアントのアプリケーションの中に組み
込まれているサーバ切り替えプログラムを記録媒体に記
録するため、該記録媒体を用いて、その流通性を高める
ことができる。
【0071】また、請求項29記載の本発明は、請求項
27記載の本発明において、前記障害判定処理が、前記
データを受信できない状態が所定の許容時間以上継続し
た場合に、障害が発生したと判断するサーバ切り替えプ
ログラムを記録媒体に記録することを要旨とする。
【0072】請求項29記載の本発明にあっては、デー
タを受信できない状態が所定の許容時間以上継続した場
合に、障害が発生したと判断するサーバ切り替えプログ
ラムを記録媒体に記録するため、該記録媒体を用いて、
その流通性を高めることができる。
【0073】更に、請求項30記載の本発明は、請求項
29記載の本発明において、前記障害判断処理が、前記
許容時間をクライアントの有するCPUの性能およびメ
モリ量を含むクライアントの装置処理能力またはクライ
アントからの情報配信サーバへのデータ要求に対する応
答時間によって変更するサーバ切り替えプログラムを記
録媒体に記録することを要旨とする。
【0074】請求項30記載の本発明にあっては、前記
許容時間をクライアントの有するCPUの性能およびメ
モリ量を含むクライアントの装置処理能力またはクライ
アントからの情報配信サーバへのデータ要求に対する応
答時間によって変更するサーバ切り替えプログラムを記
録媒体に記録することを要旨とするため、該記録媒体を
用いて、その流通性を高めることができる。
【0075】請求項31記載の本発明は、請求項30記
載の本発明において、前記許容時間変更処理が、クライ
アントの有するCPUの性能またはメモリ量に対する適
切な許容時間の測定および分析を行い、許容時間をクラ
イアント毎に設定するサーバ切り替えプログラムを記録
媒体に記録することを要旨とする。
【0076】請求項31記載の本発明にあっては、クラ
イアントの有するCPUの性能またはメモリ量に対する
適切な許容時間の測定および分析を行い、許容時間をク
ライアント毎に設定するサーバ切り替えプログラムを記
録媒体に記録する。
【0077】また、請求項32記載の本発明は、請求項
23または25乃至30のいずれかに記載の本発明にお
いて、前記再接続制御処理が、ユーザに障害が発生した
ことを意識させることなく、他の情報配信サーバとのデ
ータの送受信を継続するサーバ切り替えプログラムを記
録媒体に記録することを要旨とする。
【0078】請求項32記載の本発明にあっては、ユー
ザに障害が発生したことを意識させることなく、他の情
報配信サーバとのデータの送受信を継続するサーバ切り
替えプログラムを記録媒体に記録するため、該記録媒体
を用いて、その流通性を高めることができる。
【0079】更に、請求項33記載の本発明は、請求項
32記載の本発明において、前記再接続制御処理が、情
報配信サーバの再接続時に経過する時間を吸収し、ユー
ザに障害が発生したことを意識させず、かつデータを途
切れさせずに即時的にサーバの再接続を行い、連続して
データを送信し、連続したデータを再生し得るように動
画、音声を含むコンテンツを配信する場合におけるデー
タを蓄積するためのバッファを有するサーバ切り替えプ
ログラムを記録媒体に記録することを要旨とする。
【0080】請求項33記載の本発明にあっては、動
画、音声を含むコンテンツを配信する場合におけるデー
タをバッファに蓄積することにより、情報配信サーバの
再接続時に経過する時間を吸収し、ユーザに障害が発生
したことを意識させず、かつデータを途切れさせずに即
時的にサーバの再接続を行い、連続してデータを送信
し、連続したデータを再生することができるサーバ切り
替えプログラムを記録媒体に記録する。
【0081】請求項34記載の本発明にあっては、請求
項1記載の本発明において、前記再接続手段は、該障害
検出手段により障害が発生したことが検出された場合
に、前記データ受信をクライアントに対して行っていた
前記情報配信サーバ以外の前記接続処理を行った他の少
なくとも一つの情報配信サーバに対してデータ要求を行
い、このデータ要求に対して最も早く応答した情報配信
サーバからデータを受信するように制御することを特徴
とするサーバ切り替え装置。
【0082】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態
に係わるサーバ切り替え方法を実施するシステムの構成
を示すブロック図である。同図においては、インターネ
ット19にクライアント21、WWWサーバ23、およ
び複数の情報配信サーバ25a,25b,25c,25
d,25eが接続されている。複数の配信サーバ25
a,25b,25c,25d,25eはストリームデー
タを配信するサーバであり、同一のコンテンツを有す
る。また、WWWサーバ23はクライアント21からの
最初の窓口となり、すべての配信サーバ25のIPアド
レスのリストをクライアント21に返送するようになっ
ている。WWWサーバ23はインターネット19におけ
るHTML形式のコンテンツ配信サーバであり、ユーザ
がコンテンツに表示しているリストへアクセスすると、
配信サーバ25の識別子、本実施形態ではこの識別子と
してIPアドレスのリストをクライアント21に送信す
る。クライアント21は、このWWWサーバ23から返
送される各配信サーバ25のIPアドレスを受信し、管
理テーブル29に登録するようになっている。
【0083】この管理テーブル29には図1に示すよう
にWWWサーバ23から返送された配信サーバ25a,
25b,25c,25d,25eのIPアドレスがその
優先順位(priority)を付されて登録されている。図1
に示す例では、情報配信サーバ25a,25b,25
c,25d,25eは、それぞれpriority1,2,3,
4,5として登録されている。
【0084】このように構成される実施形態の通信手順
の概要について説明する。まず、クライアント21は、
WWWサーバ23にアクセスし、各情報配信サーバ25
a,25b,25c,25d,25eのIPアドレスを
受け取り、それぞれのpriorityとともに管理テーブル2
9に登録する。それから、クライアント21は管理テー
ブル29に登録されたIPアドレスのリストから優先順
位(priority) の高い少なくとも2つのIPアドレス、
例えばpriority1,2,3の配信サーバ25a,25
b,25cのIPアドレスを選択し、このIPアドレス
の配信サーバ25a,25b,25cに対して接続要求
を送信して接続し、該接続要求に対して最も早く応答し
た配信サーバ25、例えばpriority2の配信サーバ25
bを選択し、この配信サーバ25bからのみストリーム
データを受信する。なお、上述したように選択し、実際
にデータを送信するpriority2の配信サーバ25b以外
のpriority1,3の配信サーバ25a,25cもそのま
ま接続を行い、その接続を継続する。接続要求はpriori
ty1〜5のすべての配信サーバ25に対して行うことが
できるが、すべての配信サーバ25に対して行う必要は
なく、クライアント21において適宜低減することがで
きる。
【0085】クライアント21が配信サーバ25bと通
信中に所定時間データを受信できない場合には、クライ
アント21は障害が発生したと判断し、配信サーバ25
bを変更することを決定する。クライアント21は残り
のpriority1,3に対してデータ送信要求を行い、早く
応答した配信サーバ25からデータ受信を行う。また、
障害の発生したpriority2の配信サーバ25bの代わり
に次のpriority4の配信サーバ25dに対して接続を行
う。なお、このpriority4の配信サーバ25dに対して
はデータ送信要求は送らない。
【0086】図2は、図1に示すクライアント21の詳
細な構成を示すブロック図である。同図に示すように、
クライアント21は、各配信サーバ25a…25eにア
クセスすることにより動画等のコンテンツデータを受信
し得るクライアントアプリケーション31およびクライ
アントアプリケーション31と同じ機器(PC)のOS
上に存在するアプリケーションであり、各配信サーバ2
5のIPアドレスリストをWWWサーバ23に要求する
WEBアプリケーション33から構成されている。
【0087】また、クライアントアプリケーション31
は前記管理テーブル29を有する管理部35、データ再
生部37、ネットワーク通信部39、障害判定部41、
バッファ43、サーバ選択部45、およびデータ要求部
47から構成されている。
【0088】管理部35は、WEBアプリケーション3
3がWWWサーバ23に要求したIPアドレスリストを
受け取り、クライアントアプリケーション31の起動中
は該アドレスリストを保持すべく管理テーブル29に登
録する。
【0089】クライアント側の管理部35まわりの処理
フローについて説明する。
【0090】(ステップS11)クライアント側では、
WEBアプリケーション33から引き渡された、複数の
データ配信サーバのそれぞれのIPアドレスを管理テー
ブル29に格納する。格納はユーザが手作業で行っても
よいし、ある決まった形式の(例えばhttp://XXX.YYY.Z
ZZ.jpという形式の部分)を順に検索抽出してシステム
に格納させてもよい。
【0091】(ステップS13)格納した複数のネット
ワークアドレスに優先順位を決定する。優先順位の決定
については、ユーザが指定してもよいし、あるいは特定
の形式の一部をもとに決定してもよい(先の例では、抽
出した形式の最後の部分に注目して予め順位を決めてお
き、例えば".jp"の優先順位を高くして、その次に".co
m"があればその順位を高くするなど)。WEBアプリケ
ーション33から引き渡されたIPアドレスに優先順位
がつけられている場合はそれを優先順位として使用して
もよい。
【0092】(ステップS15)ステップS13におい
て決定された優先順位の高いほうから順に、予め設定し
た数(例えば3つ)の通信リンクを確立するようにデー
タ要求部47へリンク確立要求を発出する。
【0093】(ステップS17)各通信リンクの確立要
求に対して最初に応答のあったデータ配信サーバにデー
タ配信要求するようデータ要求部47へ指示する。
【0094】(ステップS19)ステップS15で通信
リンクが確立されているデータ配信サーバにデータ配信
要求するようデータ要求部47へ指示する。
【0095】(ステップS21)各データ配信サーバへ
のデータ配信要求に対して最初に配信のあったデータ配
信サーバのみから継続してデータ配信を受けるようデー
タ要求部47へ指示するとともに、ステップS11で格
納されたIPアドレスで通信リンクが末確立のもののう
ちステップS13で決定された優先順位が次に高いもの
へ通信リンク確立要求をデータ要求部47へ発出する。
【0096】障害判定部41は、通信中に所定時間全く
パケットを受信できない場合、障害が発生したものと判
定し、配信サーバを変更する。そして、このように配信
サーバを変更する場合に、連続してデータを受け取るた
めにサーバ変更時間がバッファ時間より短くなるように
制御している。更に詳しくは、障害判定部41は、ネッ
トワーク通信部39を介してデータを配信サーバから読
み込む途中で監視タイマを設け、このタイマでデータを
受信できない時間を計測し、所定時間データを受信でき
ない場合には、障害が発生したものと判定している。
【0097】サーバ選択部45は、障害判定部41から
配信サーバの変更要求があった場合、管理部35に問い
合わせを行い、それまで接続していた配信サーバと異な
る他の配信サーバのIPアドレスを管理部35から受け
取り、このアドレスをデータ要求部47に送る。
【0098】バッファ43は、ネットワーク通信部39
および障害判定部41を介して受信したデータを一時的
に蓄積する。そして、パケットロスによる再送、パケッ
トの遅延、ジッタなどが再生品質に影響を与えないよう
に所定のバッファ時間を確保する。バッファ43に一時
的に蓄積した後、データ再生部37にデータを送信す
る。
【0099】データ再生部37は、ユーザ等にインタフ
ェースを通してみせる部分であり、再生、停止等のコマ
ンドをデータ要求部47に送信することによりデータを
受信できる。
【0100】データ要求部47は、サーバ選択部45か
らサーバ変更要求が送信された場合、ネットワーク通信
部39に変更先のサーバに対して切断されたデータから
データを送信するように要求する。また、再生、停止等
の要求がデータ再生部37からあった場合、ネットワー
ク通信部39に現在データ要求を行っている先の配信サ
ーバに要求を送信する。
【0101】ネットワーク通信部39は、インターネッ
ト19との通信部分を介してデータの送受信を行う部分
であり、クライアントと情報配信サーバ間を制御するポ
ートおよびデータを転送するポートの2つのポートを有
する。サーバ変更時は、更に制御用ポート、データ転送
用ポートを開くことになる。
【0102】障害判定部41における障害判定の基準に
ついて説明する。通信中にインターネット19が配信サ
ーバからデータを受信できない障害の要因としては、
(1)配信サーバ側のプロセスダウン、インタフェース
のリンクダウン、配信サーバ近隣のルータの障害等の通
信切断の障害、および(2)ネットワークの輻輳、配信
サーバの過負荷によるパケットの遅れやパケットロス等
のトラフィック増大による障害等が考えられる。
【0103】上述した(1)の通信切断の障害では、イ
ンターネット19は以後それまで接続していた配信サー
バと通信を継続することは不可能である。従って、配信
サーバを変更する以外にデータを受信する方法はない。
また、(2)のトラフィック増大による障害では、クラ
イアントと配信サーバ間のコネクションは切断されてい
ない。しかしながら、クライアント側のアプリケーショ
ンで、データを受信できない要因が(1)であるかまた
は(2)であるかを判断することは困難である。また、
ストリームデータ通信では、データがスムーズに連続し
て送られてくることが重要であるので、(2)の場合も
配信サーバを変更することが必要である。(1),
(2)の両方の場合を障害として扱うこととし、配信サ
ーバを変更する。
【0104】次に、上述したように構成される実施形態
の作用について説明する。まず、障害が発生しない場合
の通常の動作について説明する。
【0105】クライアント21は、WEBアプリケーシ
ョン33(ブラウザを含んだ通信アプリケーション)を
使用して、インターネット19を介してWWWサーバ2
3にアクセスする。ユーザはWWWサーバ23から同一
コンテンツの情報配信サーバ25a〜25eのアドレス
リストを受け取る。この時、該アドレスリストをWEB
アプリケーション33で受け取ると、クライアントアプ
リケーション31が実行されるとともに、アドレスリス
トがクライアントアプリケーション31に引き渡され、
クライアントアプリケーション31はこのアドレスリス
トを管理部35を介して管理テーブル29に登録する。
【0106】アドレスリストが管理テーブル29に登録
されると、このアドレスリストの中で最も優先順位の高
い少なくとも2つのIPアドレスとデータのファイル名
がデータ要求部47に引き渡される。また、データ要求
部47は、ネットワーク通信部39にIPアドレスとデ
ータのファイル名を引き渡す。ネットワーク通信部39
は、これらのIPアドレスの配信サーバに対して接続要
求を行って、各配信サーバとの接続を行うとともに、各
配信サーバに対してデータを送信するように各配信サー
バに要求する。
【0107】ネットワーク通信部39は、データ要求を
行った配信サーバ25のうち最も早く応答した配信サー
バ25を選択し、この配信サーバ25からのみデータを
受信するように制御する。ネットワーク通信部39は、
この選択した配信サーバからインターネット19を介し
て送信されてくるデータを受信すると、該データをバッ
ファ43に一時的に蓄積する。データ再生部37では、
ある程度バッファ43にデータが確保されることが確認
され次第、データをバッファ43から読み出して出力す
る。データ再生部37では、再生、早送り、一時停止、
停止、巻戻し等の要求をデータ要求部47に送ると、デ
ータ要求部47はネットワーク通信部39に要求を出
し、配信サーバに要求を行う。
【0108】次に、配信サーバ25との通信中の障害発
生時のサーバ変更動作について説明する。
【0109】障害判定部41は、ネットワーク通信部3
9の中でデータを配信サーバ25から読み込む部分を監
視しており、所定の時間以上データを受信できない場
合、障害が発生したものと判定し、サーバ選択部45に
サーバ変更の要求およびデータが切断された位置情報を
引き渡す。該要求を受けたサーバ選択部45は上述した
ように接続要求を行った接続した配信サーバ25のうち
前記データを受信した配信サーバ25以外の配信サーバ
25に対して同様にデータ送信要求を行うべくデータ要
求部47を制御し、最も早く応答した配信サーバ25か
らデータ受信を継続する。
【0110】なお、障害の発生した配信サーバ25bの
代わりに次に優先順位の高いIPアドレスの配信サーバ
25を管理テーブル29から選択し、この配信サーバ2
5に対して接続のみを行う。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の情報配信サーバのアドレスを優先順位の高い順に
管理テーブルで管理し、該管理テーブルの中から優先順
位の高い少なくとも2つのアドレスを選択し、この選択
した少なくとも2つのアドレスの情報配信サーバに対し
てクライアントを接続するように接続要求を送信して接
続し、該接続要求に対して最も早く応答した情報配信サ
ーバを選択し、該情報配信サーバからのみデータを受信
し、情報配信サーバからのデータ受信中に障害が発生し
たことが検出された場合、データ受信をクライアントに
対して行っていた情報配信サーバ以外の前記接続処理を
行った他の情報配信サーバに対してデータ要求を行い、
このデータ要求に対して最も早く応答した情報配信サー
バからデータを受信するように制御するので、障害が発
生したことをユーザに意識させることなく、他の情報配
信サーバに迅速切り替え再接続し、切断されたデータ位
置からデータを連続して受信することができるととも
に、複数の情報配信サーバと同時に接続するため、情報
配信サーバからデータを即時的に受信できる確率を高く
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わるサーバ切り替え方
法を実施するシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すクライアントの詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図3】従来のサーバ切り替え方法を説明するためのシ
ステム構成図である。
【符号の説明】
19 インターネット 21 クライアント 23 WWWサーバ 25,27 配信サーバ 29 管理テーブル 31 クライアントアプリケーション 33 WEBアプリケーション 35 管理部 37 データ再生部 39 ネットワーク通信部 41 障害判定部 43 バッファ 45 サーバ選択部 47 データ要求部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 敬太 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B034 BB02 CC01 DD05 5B089 AA03 AA21 AA22 AD00 AF01 AF05 BB06 CA03 CB02 CB03 CE03 EB01 EC05 EC17

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアントおよび同一のサービスを提
    供する複数の情報配信サーバがネットワークに接続され
    たシステムにおいてクライアントと情報配信サーバの接
    続中に情報配信サーバを含むネットワーク側に障害が発
    生した時に情報配信サーバを切り替えるサーバ切り替え
    装置であって、 前記複数の情報配信サーバのアドレスを優先順位の高い
    順に管理する管理テーブルと、 該管理テーブルの中から優先順位の高い少なくとも2つ
    のアドレスを選択し、この選択した少なくとも2つのア
    ドレスの情報配信サーバに対してクライアントを接続す
    るように接続要求を送信して接続し、該接続要求に対し
    て最も早く応答した情報配信サーバを選択し、該情報配
    信サーバからのみデータを受信するように制御する接続
    制御手段と、 前記情報配信サーバからのデータ受信中に障害が発生し
    たことを検出する障害検出手段と、 該障害検出手段により障害が発生したことが検出された
    場合、前記データ受信をクライアントに対して行ってい
    た前記情報配信サーバ以外の前記接続処理を行った他の
    少なくとも一つの情報配信サーバに対してデータ要求を
    行い、データを受信するように制御するとともに、今ま
    で接続されていない情報配信サーバが存在する場合、該
    情報配信サーバに対してクライアントを接続するように
    制御する再接続制御手段と、 を有することを特徴とするサーバ切り替え装置。
  2. 【請求項2】 前記管理テーブルは、ネットワーク上に
    存在する管理サーバが管理する複数の情報配信サーバの
    アドレスのリストをクライアントの要求によりクライア
    ントに転送されてきたものを保持するように構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載のサーバ切り替え装
    置。
  3. 【請求項3】 前記管理サーバがネットワーク上に存在
    する情報提供サーバであり、該情報提供サーバへの要求
    によりアドレスリストが返送され、この返送されるアド
    レスは情報配信サーバの識別子であることを特徴とする
    請求項2記載のサーバ切り替え装置。
  4. 【請求項4】 前記情報配信サーバは、インターネット
    においてWWW、FTP、動画像、音声等のコンテンツ
    を配信するサーバであり、前記情報提供サーバは、イン
    ターネットにおいては、クライアントが最初にアクセス
    すべき窓口となるWWW等のサーバであり、前記情報配
    信サーバの識別子は、インターネットにおいてはIPア
    ドレスであることを特徴とする請求項3記載にサーバ切
    り替え装置。
  5. 【請求項5】 前記障害検出手段は、ネットワークから
    データを受信できない状態が継続した場合、障害が発生
    したと判定する障害判定手段を有することを特徴とする
    請求項1記載のサーバ切り替え装置。
  6. 【請求項6】 前記障害検出手段は、クライアントのア
    プリケーションの中に組み込まれていることを特徴とす
    る請求項1記載のサーバ切り替え装置。
  7. 【請求項7】 前記障害判定手段は、前記データを受信
    できない状態が所定の許容時間以上継続した場合に、障
    害が発生したと判断する障害判断手段を有することを特
    徴とする請求項5記載のサーバ切り替え装置。
  8. 【請求項8】 前記障害判断手段は、前記許容時間をク
    ライアントの有するCPUの性能およびメモリ量を含む
    クライアントの装置処理能力またはクライアントからの
    情報配信サーバへのデータ要求に対する応答時間によっ
    て変更する許容時間変更手段を有することを特徴とする
    請求項7記載のサーバ切り替え装置。
  9. 【請求項9】 前記許容時間変更手段は、クライアント
    の有するCPUの性能およびメモリ量を含むクライアン
    トの装置処理能力または、クライアントからの情報配信
    サーバへのデータ要求に対する応答時間の測定および分
    析を行い、許容時間をクライアント毎に設定する許容時
    間設定手段を有することを特徴とする請求項8記載のサ
    ーバ切り替え装置。
  10. 【請求項10】 前記再接続制御手段は、ユーザに障害
    が発生したことを意識させることなく、他の情報配信サ
    ーバとデータの送受信を継続するように構成されること
    を特徴とする請求項1または3乃至8のいずれかに記載
    のサーバ切り替え装置。
  11. 【請求項11】 前記再接続制御手段は、情報配信サー
    バの再接続時に経過する時間を吸収し、ユーザに障害が
    発生したことを意識させず、かつデータを途切れさせず
    に即時的に情報配信サーバの再接続を行い、連続してデ
    ータを送信し、連続したデータを再生し得るように動
    画、音声を含むコンテンツを配信する場合におけるデー
    タを蓄積するためのバッファを有することを特徴とする
    請求項10記載のサーバ切り替え装置。
  12. 【請求項12】 クライアントおよび同一のサービスを
    提供する複数の情報配信サーバがネットワークに接続さ
    れたシステムにおいてクライアントと情報配信サーバの
    接続中に情報配信サーバを含むネットワーク側に障害が
    発生した時に情報配信サーバを切り替えるサーバ切り替
    え方法であって、 前記複数の情報配信サーバのアドレスを優先順位の高い
    順に管理テーブルで管理し、 該管理テーブルの中から優先順位の高い少なくとも2つ
    のアドレスを選択し、この選択した少なくとも2つのア
    ドレスの情報配信サーバに対してクライアントを接続す
    るように接続要求を送信して接続し、該接続要求に対し
    て最も早く応答した情報配信サーバを選択し、該情報配
    信サーバからのみデータを受信するように制御し、 前記情報配信サーバからのデータ受信中に障害が発生し
    たことが検出された場合、前記データ受信をクライアン
    トに対して行っていた前記情報配信サーバ以外の前記接
    続処理を行った他の情報配信サーバに対してデータ要求
    を行い、このデータ要求に対して最も早く応答した情報
    配信サーバからデータを受信するように制御するととも
    に、今まで接続されていない情報配信サーバが存在する
    場合、該情報配信サーバに対してクライアントを接続す
    るように制御することを特徴とするサーバ切り替え方
    法。
  13. 【請求項13】 前記管理テーブルは、ネットワーク上
    に存在する管理サーバが管理する複数の情報配信サーバ
    のアドレスのリストをクライアントの要求によりクライ
    アントに転送されてきたものを保持することを特徴とす
    る請求項12記載のサーバ切り替え方法。
  14. 【請求項14】 前記管理サーバがネットワーク上に存
    在する情報提供サーバであり、該情報提供サーバへの要
    求によりアドレスリストが返送され、この返送されるア
    ドレスは情報配信サーバの識別子であることを特徴とす
    る請求項13記載のサーバ切り替え方法。
  15. 【請求項15】 前記情報配信サーバは、インターネッ
    トにおいてWWW、FTP、動画像、音声等のコンテン
    ツを配信するサーバであり、前記情報提供サーバは、イ
    ンターネットにおいては、クライアントが最初にアクセ
    スすべき窓口となるWWW等のサーバであり、前記情報
    配信サーバの識別子は、インターネットにおいてはIP
    アドレスであることを特徴とする請求項14記載のサー
    バ切り替え方法。
  16. 【請求項16】 前記障害検出処理は、ネットワークか
    らデータを受信できない状態が継続した場合、障害が発
    生したと判定することを特徴とする請求項12記載のサ
    ーバ切り替え方法。
  17. 【請求項17】 前記障害検出処理は、クライアントの
    アプリケーションの中に組み込まれていることを特徴と
    する請求項12記載のサーバ切り替え方法。
  18. 【請求項18】 前記障害判定処理は、前記データを受
    信できない状態が所定の許容時間以上継続した場合に、
    障害が発生したと判断することを特徴とする請求項16
    記載のサーバ切り替え方法。
  19. 【請求項19】 前記障害判断処理は、前記許容時間を
    クライアントの有するCPUの性能およびメモリ量を含
    むクライアントの装置処理能力またはクライアントから
    の情報配信サーバへのデータ要求に対する応答時間によ
    って変更することを特徴とする請求項18記載のサーバ
    切り替え方法。
  20. 【請求項20】 前記許容時間変更手段は、クライアン
    トの有するCPUの性能およびメモリ量を含むクライア
    ントの装置処理能力または、クライアントからの情報配
    信サーバへのデータ要求に対する応答時間の測定および
    分析を行い、許容時間をクライアント毎に設定する許容
    時間設定手段を有することを特徴とする請求項19記載
    のサーバ切り替え方法。
  21. 【請求項21】 前記再接続制御処理は、ユーザに障害
    が発生したことを意識させることなく、他の情報配信サ
    ーバとのデータの送受信を接続することを特徴とする請
    求項12または14乃至19のいずれかに記載のサーバ
    切り替え方法。
  22. 【請求項22】 前記再接続制御処理は、情報配信サー
    バの再接続時に経過する時間を吸収し、ユーザに障害が
    発生したことを意識させず、かつデータを途切れさせず
    に即時的に情報配信サーバの再接続を行い、連続してデ
    ータを送信し、連続したデータを再生し得るように動
    画、音声を含むコンテンツを配信する場合におけるデー
    タを蓄積するためのバッファを有することを特徴とする
    請求項21記載のサーバ切り替え方法。
  23. 【請求項23】 クライアントおよび同一のサービスを
    提供する複数の情報配信サーバがネットワークに接続さ
    れたシステムにおいてクライアントと情報配信サーバの
    接続中に情報配信サーバを含むネットワーク側に障害が
    発生した時に情報配信サーバを切り替えるサーバ切り替
    えプログラムを記録した記録媒体であって、 前記複数の情報配信サーバのアドレスを優先順位の高い
    順に管理テーブルで管理し、 該管理テーブルの中から優先順位の高い少なくとも2つ
    のアドレスを選択し、この選択した少なくとも2つのア
    ドレスの情報配信サーバに対してクライアントを接続す
    るように接続要求を送信して接続し、該接続要求に対し
    て最も早く応答した情報配信サーバを選択し、該情報配
    信サーバからのみデータを受信するように制御し、 前記情報配信サーバからのデータ受信中に障害が発生し
    たことが検出された場合、前記データ受信をクライアン
    トに対して行っていた前記情報配信サーバ以外の前記接
    続処理を行った他の情報配信サーバに対してデータ要求
    を行い、このデータ要求に対して最も早く応答した情報
    配信サーバからデータを受信するように制御するととも
    に、今まで接続されていない情報配信サーバが存在する
    場合、該情報配信サーバに対してクライアントを接続す
    るように制御することを特徴とするサーバ切り替えプロ
    グラムを記録した記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記管理テーブルは、ネットワーク上
    に存在する管理サーバが管理する複数の情報配信サーバ
    のアドレスのリストをクライアントの要求によりクライ
    アントに転送されてきたものを保持することを特徴とす
    る請求項23記載のサーバ切り替えプログラムを記録し
    た記録媒体。
  25. 【請求項25】 前記管理サーバがネットワーク上に存
    在する情報提供サーバであり、該情報提供サーバへの要
    求によりアドレスリストが返送され、この返送されるア
    ドレスは情報配信サーバの識別子であることを特徴とす
    る請求項23記載のサーバ切り替えプログラムを記録し
    た記録媒体。
  26. 【請求項26】 前記情報配信サーバは、インターネッ
    トにおいてWWW、FTP、動画像、音声等のコンテン
    ツを配信するサーバであり、前記情報提供サーバは、イ
    ンターネットにおいては、クライアントが最初にアクセ
    スすべき窓口となるWWW等のサーバであり、前記情報
    配信サーバの識別子は、インターネットにおいてはIP
    アドレスであることを特徴とする請求項24記載のサー
    バ切り替えプログラムを記録した記録媒体。
  27. 【請求項27】 前記障害検出処理は、ネットワークか
    らデータを受信できない状態が継続した場合、障害が発
    生したと判定することを特徴とする請求項23記載のサ
    ーバ切り替えプログラムを記録した記録媒体。
  28. 【請求項28】 前記障害検出処理は、クライアントの
    アプリケーションの中に組み込まれていることを特徴と
    する請求項23記載のサーバ切り替えプログラムを記録
    した記録媒体。
  29. 【請求項29】 前記障害判定処理は、前記データを受
    信できない状態が所定の許容時間以上継続した場合に、
    障害が発生したと判断することを特徴とする請求項27
    記載のサーバ切り替えプログラムを記録した記録媒体。
  30. 【請求項30】 前記障害判断処理は、前記許容時間を
    クライアントの有するCPUの性能およびメモリ量を含
    むクライアントの装置処理能力またはクライアントから
    の情報配信サーバへのデータ要求に対する応答時間によ
    って変更することを特徴とする請求項29記載のサーバ
    切り替えプログラムを記録した記録媒体。
  31. 【請求項31】 前記許容時間変更手段は、クライアン
    トの有するCPUの性能およびメモリ量を含むクライア
    ントの装置処理能力または、クライアントからの情報配
    信サーバへのデータ要求に対する応答時間の測定および
    分析を行い、許容時間をクライアント毎に設定する許容
    時間設定手段を有することを特徴とする請求項30記載
    のサーバ切り替えプログラムを記録した記録媒体。
  32. 【請求項32】 前記再接続制御処理は、ユーザに障害
    が発生したことを意識させることなく、他の情報配信サ
    ーバとのデータの送受信を継続することを特徴とする請
    求項23または25乃至30のいずれかに記載のサーバ
    切り替えプログラムを記録した記録媒体。
  33. 【請求項33】 前記再接続制御処理は、情報配信サー
    バの再接続時に経過する時間を吸収し、ユーザに障害が
    発生したことを意識させず、かつデータを途切れさせず
    に即時的に情報配信サーバの再接続を行い、連続してデ
    ータを送信し、連続したデータを再生し得るように動
    画、音声を含むコンテンツを配信する場合におけるデー
    タを蓄積するためのバッファを有することを特徴とする
    請求項32記載のサーバ切り替えプログラムを記録した
    記録媒体。
  34. 【請求項34】 前記再接続手段は、該障害検出手段に
    より障害が発生したことが検出された場合に、前記デー
    タ受信をクライアントに対して行っていた前記情報配信
    サーバ以外の前記接続処理を行った他の少なくとも一つ
    の情報配信サーバに対してデータ要求を行い、このデー
    タ要求に対して最も早く応答した情報配信サーバからデ
    ータを受信するように制御することを特徴とする請求項
    1記載のサーバ切り替え装置。
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