JP2000098711A - 画像形成装置のシール部材 - Google Patents

画像形成装置のシール部材

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JP2000098711A
JP2000098711A JP10270354A JP27035498A JP2000098711A JP 2000098711 A JP2000098711 A JP 2000098711A JP 10270354 A JP10270354 A JP 10270354A JP 27035498 A JP27035498 A JP 27035498A JP 2000098711 A JP2000098711 A JP 2000098711A
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敬二 岡本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現像剤収容器と被供給容器とを合体して現像剤
容器を形成するときに、シール部材が形成される。 【解決手段】開口部17bを設けた現像剤隔壁17aを
有し、現像剤を収容する現像剤収容器17Yと、現像剤
収容器から現像剤が供給される被供給容器17Xと、現
像剤隔壁に封着され、開口部を封鎖する隔壁シート材2
とを備え、現像剤収容器と被供給容器とを現像剤隔壁を
その境界位置として合体し、現像剤収容器から被供給容
器に開口部を介して現像剤を供給する現像剤容器を有す
る画像形成装置において、隔壁シート材に対向して、被
供給容器に補助シート材3を保持し、現像剤収容器と被
供給容器との合体によって、隔壁シートと補助シートと
がその引き抜き方向に延びる一対の接着部分で接着され
て略筒状のシール部材を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、
現像剤を収容する現像剤収容器と、該現像剤収容器から
現像剤が供給される被供給容器とを合体した現像剤容器
のシール部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のシール部材としては、例え
ば、特開平4−136961号公報(以下、公知例1と
いう)、特開平5−80653号公報(以下、公知例2
という)、特開平5−197287号公報(以下、公知
例3という)、特開平5−204246号公報(以下、
公知例4という)、特開平7−121019号公報(以
下、公知例5という)に記載されているような、複写
機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置の現像装
置における、トナー収納容器やトナーホッパなどの現像
剤容器の現像剤供給用の開口を封鎖するためのシール部
材が知られている。
【0003】上記公知例3、4のシール部材は、該シー
ル部材の一端が、上記開口の一側端から他側端に向かっ
て貼着により該開口を閉塞(封鎖)している。そして該
開口の他側端で折り曲げられて、該シール部材の他端
が、操作用の把持部(該シール部材を掴むためのリーダ
ー部)として再び一側端へ戻されるように取り付けられ
ている。この把持部を持って該シール部材を引き抜くこ
とにより、該シール部材を開口から取り除いて、該開口
を開封するように構成されている。
【0004】このようなシール部材の一例を図4に示
す。図4において、シール部材としての引き抜きシール
104は、トナー収納容器としてのトナーケース101
の、図示しない現像部へトナーを補給するためのトナー
補給口102の周囲のシール接着面103に、4縁が接
着されており、これにより該トナー補給口が封鎖されて
いる。該トナー補給口102を開封する際には、引き抜
きシールの把持部104aを持って図中白抜きの矢印の
方向に引き抜く。これにより、引き抜きシール104が
奥側の折り返し部分から剥がれて、開口を開封すること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の従
来のシール部材は、1枚のシートを折り返して容器の開
口を開封するので、該シール部材の開口開封時、及び、
容器の開口から取り除かれた開口開封後のシール部材の
廃棄時に、該容器内の内容物に接触する該シール部材の
開口封鎖面が、外面に露出された状態となり、該接触面
に付着している内容物、例えば、トナーなどの現像剤に
よって、オペレータの手や着衣等を汚す虞れが高かっ
た。
【0006】これに対し、上記公知例1や2のように構
成した場合には、このような虞れは少ない。公知例1で
は、一部に開口を有する巻き取り可能なシール用シート
部材(シール部材)を、トナー収納容器の開口部に対し
て、シート部材巻き取り手段により巻き取りながら移動
させて、シール部材の開閉を自動で行える。また、公知
例2では、トナーホッパのトナー供給口をシール部材の
一端で封止するとともに、該シール部材の他端を該ホッ
パ内の撹拌部材に固定し、該撹拌部材の回転によって該
シール部材を巻き取る。このように、該シール部材の開
口開封動作が自動的に行なわれ、且つ、開口開封後のシ
ール部材が容器側に巻き取られるので、上述のように、
シール部材の開口封鎖面に付着している物質例えば、ト
ナーなどの現像剤によって、オペレータの手や着衣等を
汚す虞れは少ない。
【0007】しかしながら、これらの公知例1及び2
は、その構成が複雑となり、且つ、シール部材の取り付
けも容易ではないため、コストアップを招く不具合があ
る。
【0008】なお、公知例5は、トナー収納容器の開口
をシール部材により封鎖する際のシール方法に関するも
のであって、「トナー収納容器の開口をシールするに際
し、差し込み部材の長手方向一端に弾性体シートを取り
外し可能に取り付け、前記差し込み部材を前記トナー収
納容器と現像フレームとの隙間を貫通させて前記弾性体
シートを前記開口をシールする位置へ導き、前記差し込
み部材から前記弾性体シートを取り外すようにしてシー
ルする。」ものであるが、その操作手順が複雑で多いた
め、あまり実用的なシール方法とは思われない。
【0009】さらに、可撓性の材料で筒状に形成された
シール部材で、その長手方向の一端に固定されたリーダ
ー部を該長手方向の他端から外側に延出して、筒状シー
ル部材の外周面の一部で容器の開口を封鎖するようにし
たものが提案されている。この場合、シール部材を引き
剥がすための把持部としてのリーダー部はシール部材と
別の部材となっており、その上、該リーダー部を筒状の
シール部材に通した状態で、筒状シール部材を押しつぶ
すようにして容器に溶着して、シール部材を作製する必
要があった。また、容器の開口を下層封鎖部(下側シー
ト)で引き剥し可能に封鎖し、この下層封鎖部に互いに
対向しそれぞれ引き剥し方向に延びる一対の部分で上層
カバー部(上側シート)で固着してシール部材を構成し
たものが提案されている。このシール部材では引き剥す
に伴って、下側シートと上側シートとが筒状になって、
下側シートの開口封鎖面が反転して内側に入り込める構
造となっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、容器の開口を
封鎖した下側シートに上側シートを溶着あるいは接着で
筒状シール部材を構成するようにした場合、シートを何
枚か重ねて接着するときに、作業の手間がかかって作業
性の悪化が考えられる。また、現像剤容器をリサイクル
に対応して設計する観点から、分割可能でクリーニング
し易い構成を考えた場合、現像剤容器の組み付け時に、
下側シールと上側シールとが自然に筒状形態となるシー
ル部材を形成すれば、作業性を改善することができる。
【0011】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その第1の目的は、現像剤収容器と被供給容器
とを合体して現像剤容器を形成するときに、シール部材
が形成されるすることである。また、第2の目的は、リ
サイクル性の高い現像剤容器の組み付けるときに、シー
ル部材を簡単に形成できるシール部材を形成することで
ある。また、第3の目的は、シール部材を引き抜く場
合、シール部材の引き抜き作業が容易にできるシール部
材を形成することである。また、第4の目的は、シール
部材の引き抜きが容易なものでありながら、現像剤容器
の組み付け時に、現像剤収容器と被供給側容器との合体
したときにシール部材を形成し易いことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、開口部を設けた現像剤隔壁を有
し、現像剤を収容する現像剤収容器と、該現像剤収容器
から現像剤が供給される被供給容器と、前記現像剤隔壁
に封着され、前記開口部を封鎖する隔壁シート材とを備
え、前記現像剤収容器と前記被供給容器とを前記現像剤
隔壁をその境界位置として合体し、前記現像剤収容器か
ら被供給側容器に前記開口部を介して現像剤を供給する
現像剤容器を有する画像形成装置において、前記隔壁シ
ート材に対向して、前記被供給容器に補助シート材を保
持し、前記現像剤収容器と前記被供給容器との合体によ
って、前記隔壁シートと前記補助シートとがその引き抜
き方向に延びる一対の接着部分で接着されて略筒状のシ
ール部材を形成し、該シール部材が反転して引き抜かれ
ることを特徴とするものである。請求項1の現像装置に
おいては、現像剤収容器と被供給側容器との合体のとき
に隔壁シートと補助シートとが接着されてシール部材が
形成され、隔壁シートに補助シートを接着する別工程を
要しない。
【0013】また、請求項2の発明は、請求項1の現像
装置において、前記補助シートのその引き抜き方向に延
びる一対の側縁部に接着剤を塗布し、かつ、前記補助シ
ートの幅は前記隔壁シートの幅より狭いことを特徴とす
るものである。請求項2の現像装置においては、補助シ
ートの幅が隔壁シートの幅よりも狭く、補助シートを現
像剤隔壁に接着させることなく、隔壁シートに接着する
ことができる。
【0014】また、請求項3の発明は、請求項1に画像
形成装置のシール部材おいて、前記隔壁シートと前記補
助シートとの接着部分の間隔より狭い幅のシート引き抜
き部を前記隔壁シート及び前記補助シート材の少なくと
も一方に延長して設け、前記シート引き抜き部をその基
部でU字状に折り返し、前記隔壁シートと前記補助シー
との接着部分の間を通して突出させたことを特徴とする
ものである。請求項3の現像装置においては、隔壁シー
トと補助シートとの接着部分の間を通って突出させたシ
ート引き抜き部の端部を把持して引き抜ける。
【0015】また、請求項4の発明は、請求項3に画像
形成装置のシール部材おいて、前記シート引き抜き部の
自由端側を規制するシート規制部を前記現像剤収容器及
び前記被供給容器の少なくとも一方に設け、前記シート
引き抜き部の自由端側を前記シート規制部で規制し、前
記シート引き抜き部を前記隔壁シートと前記補助シート
との接着部分の間に保持するようにしたことを特徴とす
るものである。請求項4の現像装置においては、シート
引き抜き部の自由端側が現像剤容器の規制部で規制さ
れ、隔壁シートの補助シートとの接着部間にシート引き
抜き部を保持して、隔壁シートと補助シートとを接着し
シール部材を構成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置のプ
ロセスカートリッジに適用した実施形態について説明す
る。図4は、現像装置を含むプロセスカートリッジの一
例の概略構成を示す図である。図4において、11は潜
像担持体としての感光体ドラム、12は帯電手段として
の帯電ローラ、13は露光手段(不図示)の書込み光、
14は現像手段としての現像ローラ、15は転写手段と
しての転写ローラ、16はクリーニング手段としてのク
リーニングブレードである。
【0017】上述の各手段はプロセスカートリッジの筐
体17にそれぞれ配設されており、該筐体17には、被
供給容器としての現像部17Xと、現像剤収容器として
のホッパ部17Yが形成されている。図1は、ホッパ
部、現像部、下側シート及び上側シートの分解説明図で
ある。ホッパ部17Yは現像剤隔壁17aを有してお
り、該現像剤隔壁17aは、現像部17Xとホッパ部1
7Yとが合体したとき、現像部17Xとの境界に位置す
るようになっている。現像剤隔壁17aには、開口部と
してのトナー補給口17bが設けられていると共に、そ
の一側には、シート規制部としての凹部17cが設けら
れている。該凹部17cの下側シート接着側面には弱粘
着剤が塗布されて、接着面となっている。該接着面は下
側シートのリーダ部の自由端側をシート幅の略中央でに
保持する。なお、凹部17cの接着面の上下幅はw0と
なっている。ホッパ部17Yのトナー補給口17bの周
縁部は、シール部材を接着するシール接着面17dとな
っている。隔壁シートとしての下側シート2は、略長方
形の可撓性材料からなり、上記トナー補給口17の開口
部よりやや大きい略長方形となっている長方形部2b
と、この長方形部2bの引き抜き方向に延びる縁部間の
上下幅(w2)に比べ狭い幅(w1)を有するシート引
き抜き部としてのリーダ部2aと、該長方形部2bとリ
ーダ部2aとを連接するシート引き抜き部の基部として
の連接部2cからなっている。前記リーダ部2aは長方
形部2bに比べて長手方向に長くなっており、その自由
端は引き抜き方向に引き抜くための把持部となってい
る。また、補助シートとしての上側シート3は、略長方
形の可撓性材料からなり、その長さは上記下側シート2
の長方形部2bの長さよりやや短くなっており、その幅
は下側シート2の上下幅(w2)に比べやや狭くなって
いる(w3)。上側シート3にはその引き抜き方向に延
びる所定幅の側部に帯状接着部(図1の斜線部分)が設
けられ、これら帯状接着部の両面には接着剤が塗布され
ている。該帯状接着部の両面のうち下側シート2と接着
される方が接着力は弱くなっている。上側シート3の長
さと幅とが上記長方形部2bの長さと幅よりそれぞれや
や短くまたやや狭くなっているのは、上側シート3がシ
ール接着面17dに直接触れて接着されないようにし
て、下側シート2に確実に接着するためである。
【0018】ついで、現像部とホッパ部とを合体した際
に、下側シートに上側シートが接着されてシール部材が
構成される方法について説明する。図2は現像部とホッ
パ部とを合体した際、下側シートに上側シートが接着さ
れて構成されたシール部材を含むカートリッジの正面図
である。図3は下側シート2及び上側シート3とを接着
して形成したシール部材を説明する説明図である。トナ
ー18が収容されているホッパ部17Yのシール接着面
17bに、下側シート2の周縁部を剥離可能なように接
着する。次いで、下側シート2の連結部2cでU字状に
折り返し、リーダ部2aの自由端をシート規制部として
の凹部17cに粘着して下側シート2と上側シート3と
の接着部分間の非接着部分間に挟まれ移動しないように
する。一方、上側シート3を帯状接着部(図1の斜線部
分)で現像部17Xに剥離可能に接着する。ついで、現
像部17Xとホッパ部17Yとを合体すると、ホッパ部
17Yのシール接着面17dに溶着された下側シート2
と、現像部17Xに接着された上側シート3とが押圧さ
れ、下側シート2に上側シート3の接着部が当接・接着
し、下側シート2と上側シート3とからシール部材5が
形成される。
【0019】以下、プロセスカートリッジにおけるシー
ル部材の開封動作について説明する。プロセスカートリ
ッジを本体に装着後、リーダ部2a端部を引き抜き方向
に引き抜くと、リーダ部2aが引っ張られるのに伴って
下側シート2の連接部2cが引っ張られて、下側シート
2はホッパ17Yのシール接着面17dから剥がれ、下
側シート2及び上側シート3の引き抜き奥側の縁部が引
っ張られて内側に反転し始める。さらに、リーダ部2a
端部を引き抜き方向に引き抜くと、下側シート2及び上
側シート3が引き抜き方向に引っ張られるのに伴って、
下側シート2の開口封鎖面としてのトナー18との接触
面、及び上側シート3の外側面(下側シート2と対向し
ていない面)は、それぞれ反転しながら内側に入り込ん
でいく。
【0020】そして、下側シート2が引き抜き方向手前
側まで剥がされたとき、リーダ部2b端部を引き抜き方
向に、さらに引っ張ると、下側シート2はシール接着面
17dから離れ、剥し終えると共に、シール部材5の下
側シート2及び上側シート3の対向していない面は反転
を終える。これにより、下側シート2のトナー18と接
触していた接触面は下側シート2及び上側シート3の間
に反転して入ってしまい、オペレータの手や着衣などに
トナーが付着するのが防止されると共に、廃棄時にトナ
ー18の飛散が防止される。
【0021】そして、上記下側シート2がホッパ部17
Yのシール接着面17dから剥がされてしまい、トナー
補給口17bが開封されると、ホッパ部17Yに収容さ
れているトナー18が、アジテータ19の回転により撹
拌搬送されて現像部17X内に補給される。
【0022】現像部17X内に供給されたトナー18
は、トナー18が磁性トナーの場合には磁力等により、
また、トナー18が非磁性トナーの場合には、機械的な
手段等により、現像ローラ14へ供給される。
【0023】現像ローラ14へ供給されたトナー18
は、該現像ローラ14の回転により、トナー薄層化手段
としての現像ドクタ20によって、所定の極性に摩擦帯
電されるとともに、略均一な厚さのトナー薄層に形成さ
れて、感光体ドラム11に向けて搬送される。
【0024】感光体ドラム11に向けて搬送されたトナ
ー18は、周知の電子写真方式の画像形成プロセスによ
り、感光体ドラム11上の静電潜像を可視像化した後、
図示しない転写紙上に転写され、図示しない定着装置に
より該転写紙上に複写画像として定着される。
【0025】なお、上述の実施形態ではシール部材5を
構成するシートは2枚で構成するようにしたが、3枚以
上の多層構造として構成することもできる。これによ
り、シール部材の強度の強化を図ることができる。
【0026】なお、上記シール部材5はシートによって
構成するようにしたが、フィルムを用いて構成してもよ
い。その材質としては、例えば、上質紙、マイラ、PE
Tフィルム等が考えられる。カートリッジに対する貼付
性に優れ、且つ、その開封時の張力に十分耐え得るだけ
の引っ張り強度を有するものであることが望ましい。
【0027】また、上記実施形態によれば、上記リーダ
部2a端部を引っ張ると、下側シート2のトナー18と
の接触面は上側シート3と下側シート2との間の内側に
入り込んでいき、反転して容易に下側シート2の接触面
が外側に露出しない状態とすることができる。
【0028】また、上記実施形態によれば、規制部材と
して、凹部17cの接着面にリーダ部2bの自由端側を
接着してシートのほぼ中央に保持するようにしたが、シ
ール部材を作製するときに、リーダ部2aが下側シート
2と上側シート3との接着部間に保持されるものであれ
ば、リーダ部2aの幅を規制するような規制部材であっ
てもよい。
【0029】また、上記実施形態では、上側シート3を
帯状接着部(図1の斜線部分)で現像部17Xに接着す
るようにしたが、溶着するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、現像剤収容器
と被供給側容器との合体のときに隔壁シートと補助シー
トとが接着されてシール部材が形成され、隔壁シートに
補助シートを接着する別工程を要しないので、シール部
材を形成する作業の効率化が図れる。また、シール部材
が反転して引き抜かれ、隔壁シートの現像剤付着面が内
側に入り込むので、開封するときに、手及び衣類を汚す
ことを防止できるという効果がある。
【0031】特に、請求項2の発明によれば、補助シー
トの幅が隔壁シートの幅よりも狭く、補助シートを現像
剤隔壁に接着させることなく、隔壁シートに接着するこ
とができるので、現像剤容器をリサイクルして繰り返し
使用する場合でも、略筒状のシール部材が容易に形成さ
れるという効果がある。
【0032】また、請求項3の発明によれば、隔壁シー
トと補助シートとの接着部分の間を通って突出させたシ
ート引き抜き部の端部を把持して引き抜けるので、シー
ル部材の現像剤容器からの開封が容易となり、開封作業
の効率化が図られるという効果がある。
【0033】また、請求項4の発明によれば、シート引
き抜き部の自由端側が現像剤容器の規制部で規制され、
隔壁シートの補助シートとの接着部間にシート引き抜き
部を保持できるので、シート引き抜き部が隔壁シートと
補助シートとの間で一緒に接着されていまうことがない
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るホッパ部と、現像部と、下側シ
ート及び上側シートとを分解して説明する説明図。
【図2】同図2は現像部とホッパ部とを合体した際、下
側シートに上側シートが接着されて構成されたシール部
材を含む現像カートリッジの正面図。
【図3】同下側シートと上側シートとの接着によって構
成されたシール部材を説明する説明図。
【図4】同画像形成装置としてのプロセスカートリッジ
の概略構成を示す正面図。
【図5】従来用いられていたシール部材の一例を示す説
明図。
【符号の説明】
2 下側シート 2a 下側シートのリーダー部 2b 下側シートの長方形部 2c 下側シートの連接部 3 上側シート 5 シール部材 17 プロセスカートリッジの筺体 17a 現像剤隔壁 17b トナー補給口シール接着面 17c 凹部 17d シール接着面 17Y ホッパ w1 リーダー部の幅 w2 下側シートの幅 w3 上側シートの幅 w4 上側シートの非接着部分の間隔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を設けた現像剤隔壁を有し、現像剤
    を収容する現像剤収容器と、該現像剤収容器から現像剤
    が供給される被供給容器と、前記現像剤隔壁に封着さ
    れ、前記開口部を封鎖する隔壁シート材とを備え、前記
    現像剤収容器と前記被供給容器とを前記現像剤隔壁をそ
    の境界位置として合体し、前記現像剤収容器から被供給
    容器に前記開口部を介して現像剤を供給する現像剤容器
    を有する画像形成装置において、 前記隔壁シート材に対向して、前記被供給容器に補助シ
    ート材を保持し、 前記現像剤収容器と前記被供給容器との合体によって、
    前記隔壁シートと前記補助シートとがその引き抜き方向
    に延びる一対の接着部分で接着されて略筒状のシール部
    材を形成し、該シール部材が反転して引き抜かれること
    を特徴とする画像形成装置のシール部材。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置のシール部材にお
    いて、 前記補助シートのその引き抜き方向に延びる一対の側縁
    部に接着剤が塗布され、かつ、前記補助シートの幅は前
    記隔壁シートの幅より狭いことを特徴とする画像形成装
    置のシール部材。
  3. 【請求項3】請求項1に画像形成装置のシール部材おい
    て、 前記隔壁シートと前記補助シートとの接着部分の間隔よ
    り狭い幅のシート引き抜き部を前記隔壁シート及び前記
    補助シート材の少なくとも一方に延長して設け、 前記シート引き抜き部をその基部でU字状に折り返し、
    前記隔壁シートと前記補助シーとの接着部分の間を通し
    て突出させたことを特徴とする画像形成装置のシール部
    材。
  4. 【請求項4】請求項3に画像形成装置のシール部材おい
    て、 前記シート引き抜き部の自由端側を規制するシート規制
    部を前記現像剤収容器及び前記被供給容器の少なくとも
    一方にに設け、 前記シート引き抜き部の自由端側を前記シート規制部で
    規制し、前記シート引き抜き部を前記隔壁シートと前記
    補助シートとの接着部分の間に保持するようにしたこと
    を特徴とする画像形成装置のシール部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014190530A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Tokyo Electric Power Co Inc:The 管補修機及び管補修方法
WO2016129652A1 (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 三菱化学株式会社 軸部材、端部部材、感光体ドラムユニット、現像ローラユニット、プロセスカートリッジ

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