JP2000097599A - 誘導飛しょう体 - Google Patents

誘導飛しょう体

Info

Publication number
JP2000097599A
JP2000097599A JP10266338A JP26633898A JP2000097599A JP 2000097599 A JP2000097599 A JP 2000097599A JP 10266338 A JP10266338 A JP 10266338A JP 26633898 A JP26633898 A JP 26633898A JP 2000097599 A JP2000097599 A JP 2000097599A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ducted
flying object
air
combustion chamber
guided
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10266338A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiko Isomura
有輝子 磯村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP10266338A priority Critical patent/JP2000097599A/ja
Publication of JP2000097599A publication Critical patent/JP2000097599A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダクテッドロケット推進による誘導飛しょう
体の終末飛しょう時は、エアインテークの空気抵抗のた
め空力特性が悪く運動性能が劣っていた。また、ラム燃
焼終了後は飛しょう速度が激減するため、ラム燃焼中に
ターゲットに会合させなければならず、射程を延ばせな
いという課題があった。 【解決手段】 上記誘導飛しょう体において、ダクテッ
ドロケットの燃料消費後にダクテッドエンジンを機体か
ら分離し、空気抵抗が小さい状態すなわち飛しょう体の
運動性能が向上された状態で、飛しょう体をターゲット
に接近到達させることにより撃破確率を向上させた。ま
た空気抵抗の削減により更なる長射程化を可能とし、母
機の安全性を向上させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダクテッドエン
ジンによる推進機構を備えた誘導飛しょう体の、抵抗低
減、運動性能向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7(a)は、ダクテッドロケット推進
による従来の誘導飛しょう体の一例の概略図、図7
(b)はその断面図である。図中1は、飛しょう体のボ
ディ、2は飛しょう体をコントロールする誘導制御装
置、3は操舵翼、4はダクテッドエンジンに空気を取り
込むためのエアインテークである。ダクテッドロケット
推進による飛しょう体は、5の1次燃焼室に可燃性ガス
を発生するガスジェネレータ6を装填し、上記可燃性ガ
スを7の可燃性ガス流量制御装置を介して2次燃焼室8
に噴射する。一方、4のエアインテークは、気流9を空
気取入口10から取り込んで11の空気圧縮領域で圧縮
する。この高圧空気によって8の2次燃焼室内で燃焼
(以下ラム燃焼と呼ぶ)がおこり、飛しょう体の推力が
得られる。ラムジェットが作動可能になるためには、飛
しょう体速度が気流の圧縮を行うのに十分な速度、通常
マッハ2〜3程度まで加速されていることが必要であ
る。
【0003】図8はダクテッドエンジンを備えた飛しょ
う体の飛しょうシーケンスを示す。飛しょう体は地上か
らもしくは母機から発射された後、ダクテッドエンジン
が作動する速度に達するまでブースタにより加速され、
その後ダクテッドエンジンに切り替わる。図9はダクテ
ッドエンジンの2次燃焼室8にブースタ推進薬12を装
填したダクテッドロケット推進の誘導飛しょう体を示し
たもので、インテグラルロケットラムジェットと呼ばれ
る。図9(a)はインテグラルロケットラムジェットの
ブースタ推進フェーズ、図9(b)はダクテッドロケッ
ト推進フェーズを示す。ブースタ推進フェーズでは、エ
アインテーク4と2次燃焼室8とを隔てるポートカバー
13および空気取入口10から異物が混入するのを防ぐ
空気取入口カバー14が飛しょう体に設けられている。
12のブースタ推進薬燃焼終了後2次燃焼室8は空容積
となり、ガスジェネレータ6が点火され、ポートカバー
13および空気取入口カバー14が開放されて圧縮空気
が2次燃焼室8に流れ込み、ラム燃焼が開始する。ガス
ジェネレータ6は、いったん着火すると燃え尽きるまで
可燃性ガスを発生し続け、この燃料がすべて消費された
時点でラム燃焼が終了する。
【0004】図7に示すように、飛しょう体が超音速で
飛しょうすると、機体前方に衝撃波15が形成され、機
体の周囲には16の境界層が発達して流速が低下する。
エアインテーク4は気流9を取り込むために大きな開口
面の空気取入口10を持っている上、10の空気取入口
から4のエアインテーク内に空気を取り込む際、境界層
16の影響をなるべく受けないようにするため、空気取
入口10をボディ1の外部に突出させざるを得ず、4の
エアインテークによる空気抵抗はかなり大きい。さら
に、エアインテーク4は飛しょう体の機軸方向に長い形
状であり、飛しょう体が仰角を増すとエアインテーク4
による抵抗が増大する。そのため、ダクテッドエンジン
により推力を得る飛しょう体は通常のブースタ推進のみ
による飛しょう体に比べて大幅に射程を延伸することが
可能ではあるが、機体の抵抗が増加するためその分射程
の損失がある。
【0005】また終末飛しょう時において、ターゲット
の急旋回に追随しようとして飛しょう体が急激な速度の
変化や旋回を行うと、取り込まれる空気の流量変化、空
気の圧縮過程における圧力損失の増大等により、ラム燃
焼の燃焼効率低下がおこり、2次燃焼室8での燃焼状態
の不均一から消炎することもある。そのため、ラム燃焼
中における飛しょう体の横滑り角は極力抑えなければな
らないのみならず、機体の仰角を大きくとれないため急
激な旋回運動ができない等の制限があり、会合までの終
末飛しょう時には、通常の滑空飛しょうによる飛しょう
体よりも運動性能が劣るという問題があった。
【0006】さらに、ラム燃焼が終了した後は飛しょう
速度が急激に減速されるので、ターゲットに追随できな
い可能性がある。そのため、極力ラム燃焼中にターゲッ
トに会合するように設計しなければならず、ダクテッド
ロケット推進による誘導飛しょう体では、従来の飛しょ
う体の滑空飛しょうに当たるフェーズを無効と考えなけ
ればならないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したとおり、
従来のダクテッドロケット推進による誘導飛しょう体
は、エアインテークの存在のため機体の空気抵抗が大き
く、射程の損失があるという問題があった。またラム燃
焼中の誘導飛しょう体は、取り込む空気流量の減少や消
炎による推進性能の低下を防止するため、通常の滑空飛
しょう体に比べて運動性能に制限がありターゲット撃破
確率が劣るという問題もあった。さらにラム燃焼が終了
した後は飛しょう速度の急激な減速がおこるので、極力
ラム燃焼中にターゲットに会合するように飛しょう体を
設計しなければならないという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるダクテ
ッドロケット推進の誘導飛しょう体は、ダクテッドエン
ジンの燃料消費後、ダクテッドエンジンを飛しょう体本
体から切り離し、低抵抗の機体形状で滑空飛しょうによ
りターゲット追随を行うものである。
【0009】また、第2の発明によるダクテッドロケッ
ト推進の誘導飛しょう体は、誘導制御装置からの情報に
より、ターゲットまでの距離に応じてダクテッドエンジ
ンを飛しょう体本体から切り離し、終末飛しょうに移行
するものである。
【0010】また、第3の発明によるダクテッドロケッ
ト推進の誘導飛しょう体は、ダクテッドエンジンを誘導
飛しょう体に沿って誘導飛しょう体の後方にスライドさ
せて分離するものである。
【0011】また、第4の発明によるダクテッドロケッ
ト推進の誘導飛しょう体は、ダクテッドエンジン分離
後、飛しょう体の制御を行うための操舵翼が展開するも
のである。
【0012】また、第5の発明によるダクテッドロケッ
ト推進の誘導飛しょう体は、エアインテークの側面を伸
縮式にして機体の径方向に展張・折り畳み可能な構造と
し、ダクテッドエンジン作動時以外はエアインテークを
畳んで低抵抗の機体形状とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す外観図で、図1(a)はダクテッド
エンジン分離前の図で、図1(b)は分離直後の図であ
る。図2はこの発明の実施の形態1を示す断面図であ
り、図2(a)はダクテッドエンジン分離前、図2
(b)は分離直後の図である。図2中、17は1次燃焼
室5の燃焼終了を感知するセンサ、18は飛しょう体に
取り付けてあるフック、19は分離機構、20はセンサ
17から分離機構19に信号を伝えるケーブルである。
この発明による誘導飛しょう体は、1次燃焼室5の燃焼
終了を感知したセンサ17から20のケーブルを介して
分離機構19に信号が送られて、分離機構19とフック
18間のロックが解除される。これにより、ガスジェネ
レータ6、1次燃焼室5、2次燃焼室8、エアインテー
ク4を含むダクテッドエンジンは飛しょう体から切り離
され、気流9に対する空気抵抗により飛しょう体後方へ
分離していく。この方法によれば誘導飛しょう体は、ラ
ム燃焼終了後、抵抗の大きいエアインテーク4を含むダ
クテッドエンジンを切り離し、空気抵抗が小さく運動性
能が向上された形態で終末飛しょうをすることができ
る。
【0014】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2を示す断面図で、図3(a)はダクテッドエンジン
分離前、図3(b)はダクテッドエンジン分離直後の図
である。図中21はピストンが突き出る射出装置であ
る。本実施の形態では誘導制御装置2のターゲット距離
情報により20のケーブルを介して分離機構19へ分離
信号が送られる。分離機構19が作動しフック18が外
れて飛しょう体から分離されたダクテッドエンジンは、
21のピストンにより飛しょう体後方へ射出される。こ
の方法により、ダクテッドエンジンの燃焼終了前にター
ゲットに接近した場合でも、直ちにダクテッドエンジン
を切り離し、低抵抗機体となって運動性能が向上された
状態で終末飛しょうに移行できるという利点がある。
【0015】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3を示す概略図であり、図4(a)はダクテッドエン
ジン分離前、図4(b)はダクテッドエンジン分離直後
を示している。図において19はフック18をはずしス
ライド固定を解除する分離機構、20は分離機構19に
センサ17からの信号を伝えるケーブル、22はスライ
ド用のレール、23はガイドである。この実施の形態に
よる誘導飛しょう体は、ダクテッドエンジンと飛しょう
体との分離部分は、外筒と内筒の二重構造になってお
り、二重部分のダクテッドエンジン側は分離機構19お
よびレール22を、誘導飛しょう体側はレール22に沿
ってスライドするためのガイド23を有している。ダク
テッドエンジン分離時には、センサ17からの分離信号
がケーブル20を介して分離機構19に伝えられ、分離
機構19が作動してフック18がはずれる。その後、ダ
クテッドエンジンは21のピストンにより飛しょう体後
方へ射出され、ガイド23がレール22に沿ってスライ
ドして分離される。このスライド機構により、ダクテッ
ドエンジンは外乱によって危険な運動をすることなく、
スムーズに後方に分離されるため、飛しょう体の操舵翼
等にダメージを与える可能性が小さいという利点があ
る。
【0016】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4を示す概略図であり、図5(a)はダクテッドエン
ジン分離前、図5(b)はダクテッドエンジン分離直後
を示しており、27は安定翼である。この発明における
誘導飛しょう体は、実施の形態3と同様、ダクテッドエ
ンジン分離部が外筒と内筒の二重構造になっている。こ
の飛しょう体の操舵翼は、ばねの力によって展開する折
畳式の展開翼24で、ダクテッドエンジン分離前には折
り畳まれて、外筒に当たるダクテッドエンジンの前方部
分に押さえ込まれて固定されており、ブースト推進フェ
ーズおよびダクテッド推進フェーズでは推力の偏向によ
り飛しょう体の姿勢を制御する。ダクテッドエンジン分
離の際、展開翼24は外筒のスライドにより拘束が解
け、図5(b)のように飛しょう体の径方向に展開し、
終末飛しょうにおける飛しょう体の飛しょう制御を行
う。この方法によれば、ダクテッドエンジン分離前は、
飛しょう体の操舵翼の無い形態で飛しょうできるため、
抵抗を低減でき、射程を延ばすことができるという利点
がある。
【0017】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5を示す図であり、図6(a)はダクテッド推進フェ
ーズ前のブースト推進フェーズにおける飛しょう体の状
態を示し、図6(b)はその時のエアインテーク部分の
断面図である。また図6(c)はダクテッド推進フェー
ズ中の飛しょう体の状態を示したものであり、図6
(d)はその時のエアインテーク部分の断面図である。
この発明におけるエアインテーク4は側面が蛇腹の伸縮
式で、エアインテーク4の下部が25のヒンジ回りに回
転する機構となっている。ブースタ推進フェーズにおい
ては、このエアインテーク4は折り畳まれており空気の
流入が無いが、5の1次燃焼室内での燃焼開始をセンサ
17が感知すると、20のケーブルを介して26のアク
チュエータに信号が送られ、エアインテーク4が飛しょ
う体のボディ1の径方向に展張して空気取入口10から
気流9が流入し、ダクテッドエンジンが作動する。ダク
テッド推進フェーズが終了すると、5の1次燃焼室内で
の燃焼終了をセンサ17が感知し、20のケーブルを介
して26のアクチュエータに信号が送られ、エアインテ
ーク4が再び畳まれる。この方法によれば、エアインテ
ーク4が機体から突出した形態になるのは、ダクテッド
推進フェーズにおいてのみであるため、射程の延伸がで
きる。また、初期のブースタ推進フェーズでは、エアイ
ンテーク4から気流9が流入しないため、ポートカバー
や、空気取入口カバーが不要であるという利点がある。
【0018】
【発明の効果】第1の発明によれば、誘導飛しょう体は
終末飛しょう時に空気抵抗が小さい状態すなわち飛しょ
う体の運動性能が向上された状態でターゲットに接近会
合できるため、ターゲット撃破確率が大きく上昇する。
さらにラム燃焼終了までにターゲットに会合する必要が
無くなるため、飛しょう距離の大幅な延伸が可能とな
り、特に空発の場合には母機の生存率が向上する。
【0019】また、第2の発明によれば、誘導制御装置
からのターゲット距離情報を得て最適時にダクテッドエ
ンジンの切り離しを行い、常に空気抵抗が小さい状態で
の終末飛しょうが可能となる。そのため、通常の滑空飛
しょう体と同程度の運動性能をもってターゲットの追尾
を行うことができ、長射程の上、ターゲット撃破確率も
高い飛しょう体を得られる。
【0020】また、第3の発明によれば、ダクテッドエ
ンジンがスムーズに飛しょう体から分離するため、分離
時の飛しょう体との干渉を防ぎ、切り離された飛しょう
体に損傷を与えず安全に分離することができる。
【0021】また、第4の発明によれば、ダクテッド推
進フェーズが終了し、ダクテッドエンジンを分離するま
で、飛しょう体の操舵翼は折り畳まれており抵抗が小さ
いため、終末飛しょうに入るまでの射程を延ばすことが
でき、母機の生存率をさらに向上できる。
【0022】また、第5の発明によれば、ダクテッド推
進フェーズは空気抵抗が小さい状態すなわち飛しょう体
の運動性能が向上された状態で飛しょうできるため、長
射程化が可能となり、母機生存確率が向上する。また、
初期のブースタ推進フェーズでは、エアインテークから
気流が流入しないため、ポートカバーや、空気取入口カ
バーが不要となる。その結果、ブースタ推進フェーズ終
了時、また飛しょう体が母機に近い状態での飛しょう体
後方への飛散物がないため、母機の安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による誘導飛しょう体の実施の形態
1を示す図である。
【図2】 この発明による誘導飛しょう体の実施の形態
1を示す図である。
【図3】 この発明による誘導飛しょう体の実施の形態
2を示す図である。
【図4】 この発明による誘導飛しょう体の実施の形態
3を示す図である。
【図5】 この発明による誘導飛しょう体の実施の形態
4を示す図である。
【図6】 この発明による誘導飛しょう体の実施の形態
5を示す図である。
【図7】 従来のダクテッドロケット推進による誘導飛
しょう体を示す図である。
【図8】 従来のダクテッドロケット推進による誘導飛
しょう体の飛しょうシーケンスを示す図である。
【図9】 従来のダクテッドロケット推進による誘導飛
しょう体を示す図である。
【符号の説明】
1 ボディ、2 誘導制御装置、3 操舵翼、4 エア
インテーク、5 1次燃焼室、6 ガスジェネレータ、
7 可燃性ガス流量制御装置、8 2次燃焼室、9 気
流、10 空気取入口、11 空気圧縮領域、12 ブ
ースタ推進薬、13 ポートカバー、14 空気取入口
カバー、15 衝撃波、16 境界層、17 センサ、
18 フック、19 分離機構、20 ケーブル、21
射出装置、22 レール、23 ガイド、24 展開
翼、25 ヒンジ、26 アクチュエータ、27 安定
翼。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛しょう体の内部に設けられ、可燃性ガ
    スを発生するガスジェネレータを装填した1次燃焼室
    と、上記1次燃焼室の後方に設けられ、1次燃焼室から
    送り込まれた上記可燃性ガスを空気と混合して燃焼させ
    るための2次燃焼室と、この2次燃焼室へ導かれる上記
    可燃性ガスの流量を調節する可燃性ガス流量制御装置
    と、飛しょう体まわりの空気を取り込んで圧縮し、上記
    2次燃焼室に送り込むエアインテークとで構成されるダ
    クテッドエンジンを備えた誘導飛しょう体において、上
    記可燃性ガスを消費した後に、上記ダクテッドエンジン
    を飛しょう体本体から切り離す分離機構を備えたことを
    特徴とする誘導飛しょう体。
  2. 【請求項2】 ダクテッドエンジンを備えた誘導飛しょ
    う体において、飛しょう体内部に設けられ飛しょうを制
    御する誘導制御装置からの信号を、ダクテッドロケット
    分離機構に伝達し、飛しょう体とターゲットとの距離に
    応じてダクテッドロケットを分離するためのケーブル
    と、分離の際にダクテッドエンジンを後方に射出する射
    出装置とを備えたことを特徴とする誘導飛しょう体。
  3. 【請求項3】 誘導飛しょう体としては、ダクテッドエ
    ンジン分離後、ダクテッドエンジンを誘導飛しょう体に
    沿って誘導飛しょう体の後方にスライドさせて分離する
    ためのレールを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    誘導飛しょう体。
  4. 【請求項4】 誘導飛しょう体としては、ダクテッドエ
    ンジン分離前には折り畳まれ、ダクテッドエンジン分離
    後に展開し、誘導飛しょう体の飛しょう制御を行う操舵
    翼を備えたことを特徴とする請求項1記載の誘導飛しょ
    う体。
  5. 【請求項5】 誘導飛しょう体としては、側面が伸縮式
    であり機体の径方向に展張および折り畳み可能な構造の
    エアインテークと、ダクテッドエンジン作動時には上記
    エアインテークを展張させ空気を取り入れられるように
    し、それ以外のときはエアインテークを折り畳むための
    アクチュエータとを備えたことを特徴とする誘導飛しょ
    う体。
JP10266338A 1998-09-21 1998-09-21 誘導飛しょう体 Pending JP2000097599A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10266338A JP2000097599A (ja) 1998-09-21 1998-09-21 誘導飛しょう体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10266338A JP2000097599A (ja) 1998-09-21 1998-09-21 誘導飛しょう体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000097599A true JP2000097599A (ja) 2000-04-04

Family

ID=17429558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10266338A Pending JP2000097599A (ja) 1998-09-21 1998-09-21 誘導飛しょう体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000097599A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109855483A (zh) * 2019-01-22 2019-06-07 北京蓝箭空间科技有限公司 固体运载火箭级间分离的时序设计方法
KR20210019189A (ko) * 2019-08-12 2021-02-22 주식회사 풍산 램제트 기관을 구비하는 발사체

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109855483A (zh) * 2019-01-22 2019-06-07 北京蓝箭空间科技有限公司 固体运载火箭级间分离的时序设计方法
CN109855483B (zh) * 2019-01-22 2021-11-16 蓝箭航天空间科技股份有限公司 固体运载火箭级间分离的时序设计方法
KR20210019189A (ko) * 2019-08-12 2021-02-22 주식회사 풍산 램제트 기관을 구비하는 발사체
KR102269204B1 (ko) * 2019-08-12 2021-06-25 주식회사 풍산 램제트 기관을 구비하는 발사체

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4444964B2 (ja) 複数ノーズコーンを備えたミサイル
US6293091B1 (en) Axisymmetrical annular plug propulsion system for integrated rocket/ramjet or rocket/scramjet
US6824097B1 (en) Vertical takeoff and landing aircraft
EP2297543B1 (en) Solid-fuel pellet thrust and control actuation system to maneuver a flight vehicle
JPH05501448A (ja) ミサイルの横方向スラスト集合体
Gamble et al. Nozzle selection and design criteria
US8281567B2 (en) Deployable rocket engine in a combination jet and rocket engine
RU2315261C2 (ru) Устройство стабилизации авиационной крылатой ракеты
JP2000097599A (ja) 誘導飛しょう体
WO2015146356A1 (ja) 燃焼器、ジェットエンジン、飛しょう体及びジェットエンジンの動作方法
JP5554030B2 (ja) カバー、移動体及びカバー分離方法
CN206520738U (zh) 发射型无人机及其系统
JP2639515B2 (ja) 多段式飛しょう体
JP2996479B2 (ja) 魚雷等のペイロード運搬飛しょう体
JP2972731B1 (ja) 誘導飛しょう体
JPH11257898A (ja) 誘導飛しょう体
JP6113545B2 (ja) 飛しょう体
US20240199197A1 (en) Propulsion system with synergistic pusher type propeller
KR101188299B1 (ko) 자세제어모듈을 구비한 추력편향 비행체
JP2000199700A (ja) 誘導飛しょう体
JPH08226798A (ja) 誘導飛しょう体
JPH07159094A (ja) 飛しょう体の発射装置
JP2912368B1 (ja) 誘導飛しょう体およびその誘導方法
JP3010165B1 (ja) 誘導飛しょう体
JPH0719117A (ja) ラムジェット