JPH07159094A - 飛しょう体の発射装置 - Google Patents

飛しょう体の発射装置

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JPH07159094A
JPH07159094A JP30932293A JP30932293A JPH07159094A JP H07159094 A JPH07159094 A JP H07159094A JP 30932293 A JP30932293 A JP 30932293A JP 30932293 A JP30932293 A JP 30932293A JP H07159094 A JPH07159094 A JP H07159094A
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canister
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rocket motor
warhead
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隆二郎 黒崎
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    • F41F3/00Rocket or torpedo launchers
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    • F41F3/042Rocket or torpedo launchers for rockets the launching apparatus being used also as a transport container for the rocket
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロケットモータにより発射される飛しょう体
の発射装置において、ロケットモータ噴流による弾頭部
の温度上昇を低減し、ランチャー内での飛しょう体の誘
爆を防ぐ。 【構成】 飛しょう体が発射される前の状態のキャニス
タ2内部は、しゃへい板8により飛しょう体3の機体尾
部で2分割されている。このしゃへい板8は拘束燃焼時
にはロケットモータ噴流Aをキャニスタ2の機体後方側
の空間内にしゃへいし、機体前方側に高温のガス流が流
れ込むのを防ぐ。また、しゃへい板8は発射による飛し
ょう体3の前進運動を妨げないような構造としており、
飛しょう体3が正常発射された時には、ロケットモータ
噴流Aはしゃへい板8のノズル穴を通って飛しょう体後
方に放出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロケットモータによ
り発射される飛しょう体の発射装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の飛しょう体の発射装置を
示す図であり、図において、1はランチャー、2はキャ
ニスタ、3はキャニスタ2に格納された飛しょう体、4
は飛しょう体3に備えられた弾頭、5は飛しょう体3を
キャニスタ2より離脱させ、空中を飛しょうさせる駆動
力となる推進装置であるロケットモータ、6はロケット
モータのノズル、Aはロケットモータより噴射されるロ
ケットモータ噴流である。
【0003】次に発射装置の動作状況について説明す
る。図12aはロケットモータ5の着火直後もしくは何
らかの故障要因で、ロケットモータ5が着火したが飛し
ょう体3が動かなかったキャニスタ2内での拘束燃焼状
態を示す。図12bはロケットモータ5が着火し、十分
な推力となって飛しょう体3がランチャー1、キャニス
タ2より離脱を始めた状態を示す。
【0004】飛しょう体の推進用ロケットモータはその
内部で化学燃料が燃焼するガスエネルギを利用したもの
であり、高温、高圧のガスをロケットモータノズルより
高速で噴出する。燃焼室とノズル出口における、断面積
比とガスの圧力比との関係は以下の数式で表される。
【0005】
【数1】
【0006】ここで、P0,A0はノズルスロート部の
圧力および断面積、PS1,AS1はノズル出口での圧
力および断面積、Kは比熱比である。また数式1で示さ
れるようにノズル出口における静圧はノズルのスロート
断面積と出口断面積との関係に左右される。一般に飛し
ょう体の場合、胴体径、推力パターン、燃焼時間等の制
約により、ノズル出口における静圧は大気圧より高くな
る。このため、ノズル6より噴出したガス、すなわちロ
ケットモータ噴流Aは、大部分がノズル噴出方向へ流れ
るが、一部が逆方向、すなわち飛しょう体の機体側へも
流れてゆくことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようにランチャ
ー、キャニスタ、飛しょう体より構成された発射装置
は、艦船、車両に搭載されるものに対して特に小型軽量
化が望まれる。それと同時に、ロケットモータより噴出
されるロケット噴流の物理エネルギ処理手法が大きな問
題となる。
【0008】飛しょう体の発射装置では、ロケットモー
タ噴流のエネルギは非常に大きく、噴流の総圧力は10
0気圧を超え、温度は2500℃程度まで上がる。その
為、少量の噴流でも飛しょう体の機体温度を上げるのに
十分な熱量を有しており、適切な熱防御の工夫を施す必
要がある。特に飛しょう体は空中を飛しょうするため軽
量化がなされており、熱的環境に対し脆弱となる。その
上、飛しょう体はその性格上火工品である弾頭を有して
おり、過度の温度上昇はランチャー内での誘爆につなが
り非常に危険なものとなる。このような飛しょう体にと
って、何等かの故障要因でキャニスタに保持されたまま
の状態でロケットモータの燃焼が行われる拘束燃焼時の
安全性を確保することがまず必要となる。
【0009】また、他の手段等で拘束燃焼時のロケット
モータ噴流の影響を排除した場合でも、発射された飛し
ょう体がキャニスタを離脱するまでの間にロケットモー
タ噴流の影響がでてくることがあり、飛しょう体がキャ
ニスタ内の狭い空間内でロケットモータ噴流に包まれる
ことになる。仮にその影響が短時間であったとしても、
近年の飛しょう体は部材の軽量化等が進んでおり、大き
な問題となる。
【0010】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、ノズルから噴射されたロケット
モータ噴流が機体前方に流れて、機体温度を上昇させる
ことを防ぐことを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる飛しょ
う体の発射装置は、飛しょう体の胴体尾部に、キャニス
タ内部に固定され、キャニスタ内の空間を2分割するし
ゃへい板を設けたものである。
【0012】また、飛しょう体の胴体まわりに、飛しょ
う体の最大断面形状の穴を有し、キャニスタ内の空間を
3分割以上する仕切板をキャニスタ内部に設けた。
【0013】また、前記しゃへい板を飛しょう体ととも
に可動とし、飛しょう体のキャニスタ離脱時に、このし
ゃへい板と飛しょう体とを分離させるためのストッパを
キャニスタの出口に設けた。
【0014】また、飛しょう体の安定翼に代えて、飛し
ょう体胴体尾部に機体フレアを設けた。
【0015】また、ロケットモータのノズル出口側に、
キャニスタより保持された延長ノズルを設けた。
【0016】また、前記延長ノズルを飛しょう体ととも
に可動とし、飛しょう体のキャニスタ離脱時に飛しょう
体と延長ノズルとを分離させるストッパをキャニスタの
出口に設けた。
【0017】また、キャニスタを気密構造とし、内部を
ガスで与圧した。
【0018】また、ランチャーに備えた高圧ガスを飛し
ょう体弾頭上部から下方に向けて噴出させるガスノズル
をキャニスタ内部に設けた。
【0019】また、ランチャーに備えた冷却ガスを飛し
ょう体の弾頭下方側から上方へ向けて飛しょう体の機体
表面に沿わせて噴出させるガスノズルをキャニスタ内部
に設けた。
【0020】また、飛しょう体に備えた冷却ガス源とこ
のガスを弾頭下方側から上方へ向けて噴出させるガスノ
ズルを飛しょう体の弾頭下方側に取り付けた。
【0021】
【作用】上記のように構成された飛しょう体の発射装置
において、ロケットモータが着火して噴出されたロケッ
トモータ噴流は、飛しょう体の機体尾部に設けられたし
ゃへい板によって機体前方に流れこむのを阻止され、ラ
ンチャー内での飛しょう体の誘爆を防ぐことができる。
【0022】また、キャニスタ内に与圧をかけたり、高
圧ガスをガスノズルから飛しょう体の下方に向かって噴
出することによって、機体上部方向に流れこむロケット
モータ噴流を阻止することがてきる。
【0023】また、キャニスタ内に備えた冷却用高圧ガ
スを機体表面に噴出することによって、機体温度の上昇
を緩和することがてきる。
【0024】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す断面図であ
り、1から7は上記従来装置と全く同一のものである。
飛しょう体が発射される前の状態のキャニスタ2内部
は、しゃへい板8により飛しょう体3の尾部付近で2分
割されている。拘束燃焼時にはこのしゃへい板8はロケ
ットモータ噴流Aをキャニスタ2の機体後方側の空間内
にしゃへいする。このしゃへい板8により機体前方側に
高温のガス流が流れ込むのを防ぐことができ、弾頭4の
上昇を抑えることができる。
【0025】実施例2.図2はこの発明の一実施例を示
す断面図である。飛しょう体3の尾部には実施例1と同
様に、しゃへい板8が設けてある。9の仕切り板は、断
面をとる前の状態でキャニスタ上方から見ると図3のよ
うになる。仕切り板9は、飛しょう体3の先端方向から
の投影形状の穴を有しており、この仕切り板9を複数設
けてキャニスタ2内の空間を3分割以上する。飛しょう
体が正常に発射された際、ロケットモータ噴流Aの一部
は機体前方に向かって流れようとするが、この仕切り板
9によりその流れが緩和されて弾頭部まで達することが
ないため、弾頭4の誘爆を防ぐことができる。
【0026】実施例3.図4はこの発明の一実施例を示
す断面図である。飛しょう体3の尾部のしゃへい板8は
飛しょう体3に取り付けてあり、飛しょう体とともにキ
ャニスタ内を移動する。飛しょう体の拘束燃焼時には、
実施例1と同様、ロケットモータ噴流をキャニスタ内の
後方の空間内にしゃへいして、弾頭の温度上昇を抑える
ことができる。飛しょう体が正常発射された際、飛しょ
う体3とともに移動してきたしゃへい板8が、キャニス
タ出口に設けられたストッパ10により飛しょう体から
分離されてキャニスタ内に取り残され、飛しょう体のみ
がキャニスタを離脱し外部に飛び出してゆく。この可動
式しゃへい板8により、拘束燃焼時、正常発射時ととも
にロケットモータ噴流Aは飛しょう体前方には流れない
ことになる。
【0027】実施例4.図5はこの発明の一実施例を示
す断面図である。この発明においては、飛しょう体3の
安定翼をはずし、飛しょう体尾部に固定された機体フレ
ア11を設けた。フレア11はその部分の空気抵抗によ
り、安定翼と同等な効果を生み出すものである。この機
体フレア11の外形形状はキャニスタ2の内部形状に適
合しており、ロケットモータ噴流Aの機体前方への流れ
を阻止することができる。この機体フレア11は飛しょ
う体3がキャニスタ2を離脱しても分離せず、飛しょう
時の機体の安定を図る。
【0028】実施例5.図6はこの発明の一実施例を示
す断面図である。この発明における飛しょう体のロケッ
トモータノズル出口には延長ノズル12が接合されてお
り、着火前及び拘束燃焼時にはロケットモータノズル6
と延長ノズル12は一体となっている。拘束燃焼時に
は、この延長ノズル12によりロケットモータ噴流Aの
ノズル出口圧力を低減させることができるので、飛しょ
う体3の前方に向かって流れるロケットモータ噴流Aの
流量を減らすことができる。また、この延長ノズル12
はキャニスタ2に固定されており、飛しょう体3が前進
すると飛しょう体から分離するため、飛しょう体が正常
発射した場合には飛しょう体本来の推力を得ることがで
きる。
【0029】実施例6.図7はこの発明の一実施例を示
す断面図である。飛しょう体3のロケットモータノズル
6には実施例5と同様に延長ノズル12が設けてあり、
飛しょう体とともにキャニスタ内を移動する。飛しょう
体の拘束燃焼時には、実施例5と同様、ロケットモータ
噴流の飛しょう体側への逆流を低減させ、弾頭の温度上
昇を抑えることができる。また、飛しょう体が正常発射
された際、飛しょう体3とともに移動してきた延長ノズ
ル12は、キャニスタ出口に設けられたストッパ10に
より飛しょう体から分離されてキャニスタ内に取り残さ
れる。この可動式の延長ノズル12により、正常発射時
もロケットモータのノズル出口圧を低くすることがで
き、噴流Aが飛しょう体前方へ逆流しにくくなる。これ
により、弾頭の温度上昇を抑えることができる。
【0030】実施例7.図8はこの発明の一実施例を示
す断面図である。本実施例のキャニスタ2は密閉したう
えでロケットモータ噴流のノズル出口圧力よりも高い与
圧をかけておく。この状態で飛しょう体3が着火する
と、ロケットモータ噴流Aの圧力で機体後方のふたが破
られて噴流は機体後方に向かって流れる。このときキャ
ニスタ2内の圧力が高いので、キャニスタ内のガスが機
体後方へ流れ出す。このガスの流れBのため、ロケット
モータ噴流Aは機体前方へはほとんど流れないことにな
り弾頭部の温度上昇を防ぐことができる。
【0031】実施例8.図9はこの発明の一実施例を示
す断面図である。この実施例のランチャー1には、高圧
ガス源13が備えてあり、キャニスタ2の内壁には前記
の高圧ガスを飛しょう体3の弾頭上方側から下方側に向
けて噴出するガスノズル14を設けた。ロケットモータ
5が着火すると、ロケットモータ噴流Aは機体前方に向
かっても流れようとするが、このとき、ガスノズル14
から高圧ガスをロケットモータ噴流Aに押しもどす方向
に流すことにより、弾頭部の温度上昇を防ぐことができ
る。
【0032】実施例9.図10はこの発明の一実施例を
示す断面図である。この実施例のランチャー1に冷却ガ
ス源15を備えている。キャニスタ2の内壁には複数の
ガスノズル14を設けて、前記の冷却ガスを飛しょう体
3の弾頭下方側から、上方へ向けて飛しょう体の機体表
面に沿わせて噴出させる。吹きつけられた冷却ガスによ
り、飛しょう体全体がロケットモータ噴流に包まれたと
しても、局所的に飛しょう体の弾頭の温度上昇を防ぐこ
とができる。
【0033】実施例10.図11はこの発明の一実施例
を示す断面図である。この実施例の飛しょう体3は内部
に冷却ガス源15を備えており、弾頭4のまわりに複数
のガスノズル14を設けた。このガスノズル14から前
記冷却ガスを、飛しょう体3の弾頭下方部から上方に向
けて飛しょう体の機体表面に沿わせて噴出させる。これ
により実施例9と同様の効果が得られる。
【0034】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0035】飛しょう体の発射装置において、キャニス
タ内をしゃへい板により飛しょう体尾部で2分割し、拘
束燃焼時にはロケットモータ噴流をキャニスタの機体後
方側の空間内にしゃへいする。かつ正常発射時にもキャ
ニスタ内部に設けた仕切り板により、ロケットモータ噴
流が機体前方に向かって流れるのを緩和する。以上によ
り、弾頭の温度上昇を抑えることができる。
【0036】また、しゃへい板を飛しょう体の尾部に取
りつけ、キャニスタ出口においてキャニスタの出口に設
けられたストッパにより飛しょう体から分離するように
することにより、拘束燃焼時、正常発射時ともにロケッ
トモータ噴流は全く飛しょう体前方には流れないように
でき、弾頭の温度上昇を抑えることができる。
【0037】また、飛しょう体尾部に固定され、キャニ
スタ内部形状に適合した外形形状を持つ機体フレアを設
けることにより、ロケットモータ噴流の機体前方への流
れを阻止することができる。
【0038】また、飛しょう体のロケットモータノズル
の出口に延長ノズルを接合しノズルの出口径を大きくす
ることにより、拘束燃焼時にはロケットモータ噴流のノ
ズル出口圧力を低減させることができるので、飛しょう
体の前方に向かって流れるロケットモータ噴流の流量を
減らすことができる。
【0039】また、キャニスタに与圧をかけたり、高圧
ガスをキャニスタの上方から下方に向けて噴出させるこ
とにより、ロケットモータ噴流がキャニスタ上方に流れ
込むのを防ぐことができる。
【0040】また、弾頭のまわりに冷却ガスを吹きつけ
ることにより、弾頭の温度上昇を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】この発明の実施例2を示す断面図である。
【図3】この発明の実施例2の仕切り板を示す説明図で
ある。
【図4】この発明の実施例3を示す断面図である。
【図5】この発明の実施例4を示す断面図である。
【図6】この発明の実施例5を示す断面図である。
【図7】この発明の実施例6を示す断面図である。
【図8】この発明の実施例7を示す断面図である。
【図9】この発明の実施例8を示す断面図である。
【図10】この発明の実施例9を示す断面図である。
【図11】この発明の実施例10を示す断面図である。
【図12】従来の飛しょう体発射装置を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ランチャー 2 キャニスタ 3 飛しょう体 4 弾頭 5 ロケットモータ 6 ロケットモータノズル 7 翼 8 しゃへい板 9 仕切り板 10 ストッパ 11 フレア 12 延長ノズル 13 高圧ガス源 14 ガスノズル 15 冷却ガス源 16 与圧ガス A ロケットモータ噴流 B ガスの流れ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾頭及びロケットモータを備えている飛
    しょう体と、この飛しょう体全体を包み、かつ飛しょう
    体を保持するキャニスタと、前記キャニスタを格納する
    ランチャートとで構成される飛しょう体の発射装置にお
    いて、前記キャニスタ内部に固定され、かつ前記飛しょ
    う体の胴体尾部に適合し、キャニスタ内の空間を2分割
    するしゃへい板を設けたことを特徴とする飛しょう体の
    発射装置。
  2. 【請求項2】 弾頭及びロケットモータを備えている飛
    しょう体と、この飛しょう体全体を包み、かつ飛しょう
    体を保持するキャニスタと、前記キャニスタを格納する
    ランチャーとで構成される飛しょう体の発射装置におい
    て、前記キャニスタ内部に固定され、かつ前記飛しょう
    体の最大断面形状の穴を有し、キャニスタ内の空間を3
    分割以上する仕切り板を複数設けたことを特徴とする飛
    しょう体の発射装置。
  3. 【請求項3】 弾頭及びロケットモータを備えている飛
    しょう体と、この飛しょう体全体を包み、かつ飛しょう
    体を保持するキャニスタと、前記キャニスタを格納する
    ランチャーとで構成される飛しょう体の発射装置におい
    て、前記キャニスタ内部断面形状に適合し、前記飛しょ
    う体の胴体尾部周囲に接合され、キャニスタ内の空間を
    2分割するしゃへい板と、前記キャニスタの上部側面に
    取り付けられ、飛しょう体の離脱時に飛しょう体ととも
    に移動してきた前記しゃへい板を飛しょう体から分離さ
    せるストッパを設けたことを特徴とする飛しょう体の発
    射装置。
  4. 【請求項4】 弾頭及びロケットモータを備えている飛
    しょう体と、この飛しょう体全体を包み、かつ飛しょう
    体を保持するキャニスタと、前記キャニスタを格納する
    ランチャーとで構成される飛しょう体の発射装置におい
    て、前記キャニスタ内部断面形状に適合し、前記飛しょ
    う体の胴体尾部に固定された機体フレアを設けたことを
    特徴とする飛しょう体の発射装置。
  5. 【請求項5】 弾頭及びロケットモータを備えている飛
    しょう体と、この飛しょう体全体を包み、かつ飛しょう
    体を保持するキャニスタと、前記キャニスタを格納する
    ランチャーとで構成される飛しょう体の発射装置におい
    て、前記ロケットモータのノズルの出口側に、前記キャ
    ニスタより保持された延長ノズルを設けたことを特徴と
    する飛しょう体の発射装置。
  6. 【請求項6】 弾頭及びロケットモータを備えている飛
    しょう体と、この飛しょう体全体を包み、かつ飛しょう
    体を保持するキャニスタと、前記キャニスタを格納する
    ランチャーとで構成される飛しょう体の発射装置におい
    て、前記ロケットモータのノズルの出口側に接合された
    延長ノズルと、前記キャニスタの上部側面に取り付けら
    れ、飛しょう体の離脱時に飛しょう体のノズルとともに
    移動してきた前記延長ノズルを飛しょう体から分離させ
    るストッパを設けたことを特徴とする飛しょう体の発射
    装置。
  7. 【請求項7】 弾頭及びロケットモータを備えている飛
    しょう体と、この飛しょう体全体を包み、かつ飛しょう
    体を保持するキャニスタと、前記キャニスタを格納する
    ランチャーとで構成される飛しょう体の発射装置におい
    て、気密構造としたキャニスタ内部に与圧されたガスを
    備えたことを特徴とする飛しょう体の発射装置。
  8. 【請求項8】 弾頭及びロケットモータを備えている飛
    しょう体と、この飛しょう体全体を包み、かつ飛しょう
    体を保持するキャニスタと、前記キャニスタを格納する
    ランチャーとで構成される飛しょう体の発射装置におい
    て、前記ランチャーに備えた高圧ガス源と、前記キャニ
    スタ内部に取り付けた、前記高圧ガスを飛しょう体の弾
    頭上方側から下方に向けて噴出するガスノズルを設けた
    ことを特徴とする飛しょう体の発射装置。
  9. 【請求項9】 弾頭及びロケットモータを備えている飛
    しょう体と、この飛しょう体全体を包み、かつ飛しょう
    体を保持するキャニスタと、前記キャニスタを格納する
    ランチャーとで構成される飛しょう体の発射装置におい
    て、前記ランチャーに備えた冷却ガス源と、前記キャニ
    スタ内部に取り付けた、前記冷却ガスを飛しょう体の弾
    頭下方側から上方へ向けて飛しょう体の機体表面に沿わ
    せて噴出させる複数のガスノズルを設けたことを特徴と
    する飛しょう体の発射装置。
  10. 【請求項10】 弾頭及びロケットモータを備えている
    飛しょう体と、この飛しょう体全体を包み、かつ飛しょ
    う体を保持するキャニスタと、前記キャニスタを格納す
    るランチャーとで構成される飛しょう体の発射装置にお
    いて、前記飛しょう体の内部に備えた冷却ガス源と、こ
    の飛しょう体の弾頭下方側に取り付けた、前記冷却ガス
    を飛しょう体の弾頭下方側から上方へ向けて飛しょう体
    の機体表面に沿わせ噴出させる複数のガスノズルを設け
    たことを特徴とする飛しょう体の発射装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101876586A (zh) * 2010-04-09 2010-11-03 中国科学院上海技术物理研究所 大气中发动机羽流场对激光传输影响测试系统及方法
CN101886972A (zh) * 2010-04-09 2010-11-17 中国科学院上海技术物理研究所 真空羽流场对红外激光特性影响的测试系统及方法
FR3079023A1 (fr) * 2018-03-16 2019-09-20 Naval Group Vehicule terrestre comprenant au moins un module de lancement de missiles

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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