JP4444964B2 - 複数ノーズコーンを備えたミサイル - Google Patents

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Description

【発明の分野】
【0001】
本発明はミサイルおよびミサイルシステムに関する。
【発明の背景】
【0002】
以前のミサイル要撃機設計は、高高度飛行(HAF)において、かなり疑わしい信頼性の安定メカニズム、クリッピング性能制約、およびクラシュ費用の不利益に依存していた。HAFにおいてミサイルを安定化させる以前のアプローチは、最初に軸方向に入れ子式に短くされ、そして第2ステージ分離後に放射状に展開される機尾に取り付けられた大きな空気力学フレアと、第2ステージ分離後に再度展開される第3ステージの後部機体上に取り付けられたラージスパン折り畳みエアロフィンと、先行技術のノーズコーン上に取り付けられた4つの電気機械カナードとを含む。これらすべてのエアロ安定化メカニズムは、動作の成功が疑われているポイントに対して、費用がかかり、重く、複雑であり、要撃機の運動学的性能をかなり低下させる。提案されている他のさらに受動的なオプションは、より大きな直径のブースタと係合するように現在の第3ステージ機体フレアを大きくし、バラストで要撃機重心をシフトさせるノイズコーンエアロスパイクを含む。これらの受動制御のアイデアはいずれも成功が立証されていない。したがって、ミサイル設計における改良が望まれることが理解される。
【発明の開示】
【0003】
【発明の概要】
本発明の観点にしたがうと、ミサイルは、ペイロードアセンブリと、ペイロードアセンブリと分離可能に結合された1以上のブースタステージとを含む。ペイロードアセンブリは少なくとも2つのノーズコーンを含む。
【0004】
本発明の他の観点にしたがうと、飛行中のミサイルを動作させる方法は、飛行の第1のフェーズ中に、ミサイルのペイロードアセンブリの外部ノーズコーンを大気に露出させ、飛行の第1のフェーズに続いて、ペイロードアセンブリから外部ノーズコーンを分離させ、それによりペイロードアセンブリの内部ノーズコーンを露出させ、飛行の第2のフェーズ中に、ミサイルの飛行を継続させることを含む。
【0005】
前述および関連の目的を達成するために、本発明は後に十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘している特徴を含む。以下の説明および添付した図面は本発明のある例示的な実施形態を詳細に記述している。これらの実施形態は、本発明の原理を使用することができるさまざまな方法の内のいくつかを示している。本発明の他の目的、効果および新規な特徴は、図面とともに考慮すると、本発明の以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
【詳細な説明】
【0006】
ミサイルは1対のノーズコーンを有するペイロードアセンブリを含む。ノーズコーンは異なる環境および/または飛行フェーズに対して最適化されてもよく、例えば、異なる形状、異なるシェル材料、異なるタイプのシール、および/または、異なる分離メカニズムを持っていてもよい。第1(外部)のノーズコーンは、第2(内部)のノーズコーンよりも、さらに熱的に保護された材料からなる、さらに流線型化された形状を持っていてもよく、より厳しさの少ないシーリング要求を満たしてもよい。ペイロードアセンブリからの外部ノーズコーンの分離は、ペイロードアセンブリの圧力中心を後方に移動させることがあり、アセンブリの圧力中心をアセンブリの重心により近づける。これは、所望のコース上にペイロードアセンブリを維持するために、ペイロードアセンブリを操縦するのをさらに容易にし、例えば、姿勢制御システムによる関与の必要性を減少させ、または無くす。
【0007】
最初に図1を参照すると、ミサイル10は第1ステージ12、第2ステージ14およびペイロードアセンブリ16を含む。図1に示され、ここで説明されている特定の実施形態のミサイル10は、例えば90kmを超える高高度で、他のミサイルのような動くターゲットに衝突するように設計されている操縦可能なミサイルである。しかしながら、複数のノーズコーンを有する、ペイロードアセンブリ16のようなペイロードアセンブリが他の多くのタイプのミサイルとともに利用されてもよいことが理解される。
【0008】
ペイロードアセンブリ16は複数ノーズコーンアセンブリ17を有し、複数ノーズコーンアセンブリ17は1対のノーズコーン18および20を含み、その両方がペイロードアセンブリのペイロード22すなわち第3ステージ16から着脱可能である。以下でさらに詳細に説明するように、第1(外部)のノーズコーン18は低高度飛行に対して最適化され、第2(内部)のノーズコーン20はより高い高度の飛行に対して最適化されている。
【0009】
図1に示されているように、ペイロード22はミサイル10の誘導のためのセンサすなわち目標検知追尾装置26、敵ミサイルに衝突して破壊する(キルビークルとしても知られている)衝突発射体28、ペイロードアセンブリ16に対して動力を与える第3ステージモータ30、およびペイロードアセンブリ16に対して方向制御を行う姿勢制御システム32を含む。
【0010】
基本的な動作において、ミサイル10の第1ステージ12および第2ステージ14は推力を与えて、ミサイル10を静止から高速に素早く加速させる。第1ステージ12および第2ステージ14の推進剤が消費されると、ステージ12および14は切り離し投棄され、それによりミサイル10により運ばれる寄生重量を減少させる。ペイロードアセンブリ16は敵のミサイルのようなターゲットに向けて操縦される。第3ステージモータ30および姿勢制御システム32は電力を提供し、ターゲットに近づくようにコース調整を行う。最後に、衝突発射体28はペイロードアセンブリの他の構成部品から分離し、弾動的にターゲットに向かって飛行し、ターゲットに衝突する。このプロセスにおいて、ノーズコーン18および20はミサイル10から離れる。外部ノーズコーン18は主ブーストがステージ12および14によって行われた後に分離する。例えば、外部ノーズコーン18は第2ステージ14の燃料がほぼ消費された後で、第2ステージ14の分離前に分離してもよい。内部ノーズコーン20は、ペイロードアセンブリ16の燃料の少なくともいくらかが第3ステージモータ30により消費された後に、飛行中で後に分離する。第2ノーズコーン20の分離または切離(展開としても呼ばれる)はペイロード22の残りからの衝突発射体28の分離前までに起こる。第2のノーズコーン20の分離は、第3ステージモータ30の燃焼間で、アセンブリ16の飛行の惰性部分中に起こってもよい。代わりに、内部ノーズコーン20は第3ステージモータ30の燃焼がほぼ終了した後に分離してもよい。
【0011】
図2および3を参照すると、ペイロードアセンブリ16のさらに詳細が示されている。外部ノーズコーン18は1対の外部ノーズコーンシェル部分すなわちペタル38および40を含む。ペタル38および40は継目シール42に沿って互いにぴったり合っている。シール42は以下でさらに詳細に説明するように、舌状体−溝ガスケットシールであってもよい。外部シェルペタル38および40は、ペイロードアセンブリ16の両側のヒンジ結合48および50で、ペイロードアセンブリ16のハウジング46に結合されている。花火ピストンアクチュエータ54は、ペタル38および40を互いに分離し、それらの展開を生じさせ、ペイロードアセンブリ16の残りのものからそれらを分離および切り離す手段を提供する。
【0012】
外部ノーズコーン18は地上近くの比較的厚い大気を通る上昇中のような、低い高度の飛行に対して最適化されていてもよい。したがって、外部ノーズコーン18は、例えば、比較的鋭い先端56を有し、先端56の後部である円錐部分60中に比較的小さな角度58の形状を有する流線型化形状を有していてもよい。外部ノーズコーン18はそれにより内部ノーズコーン20よりも低い抵抗係数を持っていてもよい。1つの実施形態では、先端56は3.6インチ(9.2センチメートル)の半径に鈍らせた半球先端であってもよい。先端56は極超音速上昇中によどみ点をペイロードアセンブリ16の前方に向けて移動させるように鈍らせてもよい。外部ノーズコーン角58は約7度であってもよい。さらに広く言えば、外部にノーズコーン角58は約5度と約10度との間であってもよい。もっとさらに広く言えば、外部ノーズコーン角58は内部ノーズコーン20の対応する内部ノーズコーン角64よりも小さくてもよい。同様に、外部ノーズコーン先端56は内部ノーズコーン20の対応する内部ノーズコーン先端66よりも鋭くてもよい。したがって、内部ノーズコーン20は、例えば約6インチ(15センチメートル)の半径を有する内部先端56を持つ、尖っていない形状を有していてもよく、内部ノーズコーン角64は約40度で、さらに広く言えば、約30度と約50度との間であってもよい。
【0013】
外部ノーズコーンペタル38および40は高強度複合材料から形成してもよく、外部ノーズコーン18の切り離し前に、極超音速上昇中に除去される熱保護層を含んでいてもよい。外部コーンペタル38および40に対して適切な熱保護系材料の例はシリカの表面層を持つ複合材料である。適切な基礎材料はグラファイト−ビスマレインイミド複合材料である。このような材料は共通に譲渡された米国特許第5,824,404号および第5,979,826号で説明されており、その詳細な説明および図面は参照によりここに組み込まれている。
【0014】
内部ノーズコーン20は1対のシェル部分すなわちペタル68および70を含んでいる。ペタル68および70は互いに密封シールされ、ペイロードアセンブリ16のハウジング46に密封シールされ、ペイロードアセンブリ16内に囲まれているペイロード22の構成部品に汚染物質が届かないようにしてもよい。起爆薬72は、ペタル68および70が互いに、そしてペイロードアセンブリ16のハウジング46から分離できるように、内部ノーズコーン20の適切な部分に沿って配置される。例えば、起爆薬72はペタル68および70間の継目に沿って、内部ノーズコーン20がハウジング46と結合している、内部ノーズコーン20の周辺に沿って配置されてもよい。起爆薬72は、内部ノーズコーン20に取り付けられている溝の内側にリベット留めまたはブレーズされた押し出し成形アルミニウム管を含むよく知られた爆薬であってもよい。起爆薬72が爆発されるとき、起爆薬72は膨張して、基本的に、内部ノーズコーン20のアルミニウムまたは他の材料をばらばらに引き裂く。
【0015】
ペイロードアセンブリ16のペイロードは図1に関して上述した構成部品:センサすなわち目標検知追尾装置26、衝突発射体すなわちキルビークル28、第3ステージロケットモータ30、および姿勢制御システム32を含む。センサすなわち目標検知追尾装置26は、ターゲットの動きを追跡する際に使用される光または他のデバイスであってもよく、飛行中にペイロードアセンブリ16のコースを補正するのを助ける。目標検知追尾装置26は光目標検知追尾装置を含んでいてもよい。マイクロ波目標検知追尾装置、レーダ目標検知追尾装置、またはライダー目標検知追尾装置のような、他のタイプの目標検知追尾装置を代わりに利用してもよいことが理解される。
【0016】
衝突発射体28はターゲットに衝突し、ターゲットを破壊および/またはターゲットのコースを変更させるのに使用される。衝突発射体28は、ターゲットとの極超音速衝突中に大きな運動エネルギを有するように比較的大きな質量を持っていてもよい。
【0017】
第3ステージロケットモータ30は、第1および第2ステージ12および14のミサイル10からの切り離し後に、ペイロードアセンブリ16に対する推進力をもたらす。第3ステージロケットモータ30は、ときどき推力をもたらす断続的な推力をもたらすように構成され、ペイロードアセンブリ16が他の時間に惰性飛行できるようにしてもよい。例えば、第3ステージロケットモータ30は、惰性動作のためにオフに戻される前までの2ないし10秒間、断続的にオンにされてもよい。
【0018】
姿勢制御システム(ACS)32はペイロードアセンブリ16のコースを調整する方法を提供する。ACS32は、方向安定およびナビゲーション制御のために、完全な推力可変姿勢制御を行ってもよい。ACS32は複数の小型ロケットモータであってもよく、これらはペイロードアセンブリ16の後部内でさまざまな位置および方向に配置してもよく、これらを選択的に燃焼させて所望のコース微調整を行ってもよい。幅広いさまざまな他の種類の姿勢制御システムを代わりに使用してもよいことが理解され、これには主ロケットモータ30のノズルの方向と、ペイロードアセンブリ16の飛行を変えるために展開される制御面とを変えるシステムを含む。
【0019】
ペイロード22は他の種類のデバイスを含んでいてもよいことが理解される。例えば、ペイロード22は、センサすなわち目標検知追尾装置26からの情報を処理し、および/またはACS32の動作を制御する制御システムを含んでいてもよい。他の例として、ペイロード22は、例えば無線波または他のエネルギ波を使用することにより、あるいは、例えばレーダービーコンでターゲット追跡を可能とすることにより、地上局または他のデバイスと能動的または受動的に通信する通信装置を含んでいてもよい。他のタイプのミサイルに対して、ペイロード22は幅広いさまざまな他の種類のペイロードを含んでいてもよいことが理解される。
【0020】
先に着目したように、ノーズコーン18および20は、それらが利用される異なる環境に基づいて、異なる設計を有していてもよい。外部ノーズコーン18は、例えば約50kmまでの、地球近くの標準大気環境で使用されてもよい。このような環境では、空気密度はその最高におけるものであり、特に(極超音速のような)高速で移動するミサイルにとって、抵抗および熱は、重要な懸念事項となる。したがって、外部ノーズコーン18は流線型化された形状を有していてもよく、大気内で高速飛行中に増大する高い熱量に耐えることができる材料から作られていてもよい。いったん、ミサイル10が地球近くの大気から出ると、外部ノーズコーン18の流線型化および高熱保護はもはや必要ではなく、実際、その寄生重量およびミサイル10の圧力中心における望ましくない影響のために障害にさえなる。
【0021】
先に着目したように、内部ノーズコーン20は高いシール処理要求を持ち、例えば、望ましくない汚染物質からペイロード22を保護するために密閉シールされる。内部ノーズコーン20におけるシール処理は、内部ノーズコーン20のペタル68および70間、および内部ノーズコーン20とハウジング46間の金属境界面をシール処理するポリスルフィドシーラントの使用により達成してもよい。
【0022】
外部ノーズコーン18に対するシール処理要求は厳重さが少なくてもよい。これは少なくとも部分的に、内部ノーズコーン20により提供される密封シールのためであり、そして、外部ノーズコーン18と内部ノーズコーン20との間に配置された重要な装置がないためである。外部ノーズコーン18の主シール処理要求は、地球に近い大気で超音速または極超音速飛行中に懸念事項となることが多い、熱ジェットガスの進入を避けることであってもよい。したがって、外部ノーズコーン18のペタル38および40間のガスケットを施した舌状体および溝シールで十分であるかもしれない。
【0023】
内部ノーズコーン20は密度がより少ない大気で機能することから、流線型化の要求はより少なく、内部ノーズコーン20に対してかなり軽微な熱保護システムを使用してもよい。内部ノーズコーン20は、フェノールナイロン、カーボンフェノール、またはクオーツフェノールのような、さまざまな適切な熱保護材料の任意のものを含んでいてもよい。
【0024】
図4および5を参照すると、複数ノーズコーンミサイル10の他の利点が図示されている。図4に示されているように、外部ノーズコーン18がペイロードアセンブリ16の残りに依然として取り付けられているとき、ペイロードアセンブリ16の圧力中心(Cp)は重心(Cg)の十分前方である。これは、ミサイルの第2ステージ14が依然としてペイロードアセンブリ16に取り付けられている限り懸念事項ではない。その理由は、第2ステージ14が依然として取り付けられている間はミサイル10は動力飛行下にあり、また第2ステージ14はペイロードアセンブリ16の十分後方にCpおよびCgを引っ張るからである。しかしながら、いったん第2ステージ14がペイロードアセンブリ16から切り離されると、Cgの十分前方にCpを有することは不利なことになる。このような構成はCpおよびCgが互いに近いときよりも安定性が少なく、そこでは、空力力はペイロードアセンブリ16のコースを変えさせる傾向がある。結果として、所望のコースを維持するために、姿勢制御システムのより大きな関与が必要とされる。これに対して、外部ノーズコーン18が切り離し投棄されると、Cgの位置を大きく変化させることなく、Cpは後方に移動し、Cgにより近くなる。これは、外部ノーズコーン18が(Cgへの影響が少ない)比較的軽い重量を持ちながらも、(Cpの位置に大きな影響を与える)比較的大きな表面領域を提供するからである。したがって、外部ノーズコーン18を展開(分離または切り離し)することにより、CpおよびCgは互いに非常に近くに移動する。有利なことに、所望のコースを維持するためにACS32の動作に必要な時間は大きく減少する。他の利点として、ACS32に対する設計要求が減るので、したがって、より重量の少ない姿勢制御システムが使用できる。実際、いくつかの例では、姿勢制御システムの使用を完全に不要にすることができる、または完全に不要にすることが望ましいかもしれない。
【0025】
その2つの別々なノーズコーン18および20を有するペイロードアセンブリ16は、低高度飛行で望ましい抵抗および熱特性を可能にしながらも、より高い高度の飛行で、より良好な操縦能力を可能にし、姿勢制御システムへの依存がより少なくなることが理解される。このような性能向上は、例えば減少重量、減少費用、発射からターゲット衝突までのより早い時間、および/または、改善した信頼性を含む。
【0026】
図6を参照すると、外部ノーズコーン18の部分38および40間のガスケットが施された舌状体および溝シールの詳細が示されている。部分38,40の内の1つは、突出舌部分78を有するガスケットを含んでいてもよい一方で、部分38,40の他のものは、舌78を受けるように構成された、その中の溝82を有する溝付き部分80を含んでいてもよい。舌78が溝82に押し入れられるとき、外部ノーズコーン18の内部に熱いガスの進入を防ぐのには十分であるシールがなされる。シール中のオーバーラップは、部分38および40間の電磁気シールド漏洩を防ぐ。ガスケット材料は、シリコンベースのゴム、ネオプレン、およびフルオシリコン材料のような、さまざまな適切な材料の任意のものを含んでいてもよい。
【0027】
図7に移ると、ペタル38および40をシール処理する他のメカニズムが示されている。図7に示されているように、Oリング86がペタル38および40の部分間の溝に設けられている。Oリング86は外部ノーズコーンに対して十分なシールをもらたす。Oリングは先にリストアップしたガスケット材料のような、適切な材料を含んでいてもよい。
【0028】
加えて図8を参照すると、ピストンアクチュエータ54の取り付けの詳細が示されている。先に着目したように、ピストンアクチュエータ54は外部ノーズコーンペタル38および40の分離を開始するための花火デバイスである。外部コーンペタル38および40は、ピストンアクチュエータ54を入れるためにそれぞれ取り付けハウジング88および90を含んでいてもよい。ピストンアクチュエータ54は、例えば、ペタル40の部品であるスプリングワッシャ94にロックされる戻り止めピンまたはリング92でペタル40に結合されてもよい。戻り止めピン92およびスプリングワッシャ94は、外部コーンペタル40に対して、ピストンアクチュエータ54のピストン98の位置を維持する。分離イニシエータ100は花火火薬または材料102を発火させて圧力を上昇させ、この圧力はピストン98を、したがってペタル40を、ペタル38から離れるように押す。これは、外部コーン18を展開させる(ペイロードアセンブリ16の残りから分離または切り離す)。
【0029】
ピストンアクチュエータ54は、外部コーンペタル38および40をハウジング46から分離するためにさまざまな分離イニシエータの任意のものにより強化または置換されてもよいことが理解される。
【0030】
図9は外部コーンペタル38とハウジング46との間のヒンジ結合48の詳細を示している。ヒンジ結合48はハウジング46に関して外部コーンペタル38の回転、その後に続く、外部コーンペタル38のハウジング46からの切り離しを可能にする。この切り離しプロセスは図10ないし12に図示されている。
【0031】
図10では、ピストンアクチュエータ54の作動の直前の外部コーン18を示している。外部コーンペタル38および40は互いに結合され、ハウジング46に結合されている。
【0032】
図11に図示されているように、ピストンアクチュエータ54により開始されると、外部コーンペタル38および40は互いに離れるように駆動され、ハウジング46および内部コーン20に関して回転される。分離プロセスはミサイル10の発射後の予め定められた時間において開始されてもよい。代わりに、分離の開始は、例えばペイロード22中の制御システムからの信号に基づいて(ピストンアクチュエータ54のような)分離イニシエータを起動することにより開始させてもよい。先に着目したように、開始時に、ピストンアクチュエータ54の花火材料102は発火または爆破されて圧力上昇を生じさせ、これは外部コーンペタル38および40を互いに離れるように押す。
【0033】
外部コーンペタル38および40が互いに離れるので、ペタル38および40における空力力はさらなる分離を生じさせる。結局、図12に図示されているように、ペタル38および40はペイロードアセンブリ16から全体的に分離する。
【0034】
ピストンアクチュエータ54は外部ノーズコーン18の前半分に位置付けされている。ピストンアクチュエータ54に対するこの位置はピストンアクチュエータ54の作動による衝撃荷重を効果的に減少させる。ピストンアクチュエータ54からの衝撃荷重がペイロード22(および、例えば目標検知追尾装置26のようなペイロード22の感知デバイス)に到達するために、ピストンアクチュエータ54からの荷重は、外部ノーズコーンペタル38および40の分離(切り離し)前に、外部ノーズコーン18の少なくとも後半分の全長を横切り、ヒンジ結合48および50を通して伝わらなければならない。外部ノーズコーンペタル38および40の急速な分離のために、ピストンアクチュエータ54の作動からの大きな衝撃がペイロードアセンブリ16の残りの部品に伝わらない。特に、大きな衝撃はペイロード22に伝わらない。したがって、外部ノーズコーン18の前半分におけるピストンアクチュエータ54の配置により、外部ノーズコーン18は、ペイロード22に対する望ましくない衝撃を伝えることなく、ペイロードアセンブリ16の残りから切り離される。
【0035】
図13はヒンジ結合48に対する代替構成を示している。
図9および13に示されているヒンジ結合は外部ノーズコーン18の両側におけるヒンジ結合に対してほぼ同じであってもよいことが理解される。
【0036】
図14は起爆薬72(図2)の配置の例の詳細を示している。図14に示されている起爆薬72の部品は、内部ノーズコーン20のノーズコーン部分68および70間の空洞104中に配置されている。アルミニウム重ね板106および108は空洞104を囲む。シール構成部品またはボンド層は、リベット留めまたは固定するときに、重ね板とノーズコーン部分との間に付けられ、内部ノーズコーン20に対するシール処理を行う。発火時に、起爆薬72は重ね板106および108を破壊し、ノーズコーン部分68および70が互いにおよびハウジング46(図2)から分離できるようにする。
【0037】
図15は、ミサイル10の発射から、衝突または迎撃発射体28によるターゲットの迎撃までの事象のタイムラインのさまざまなステップを示している。図15のステップ110において、ミサイル10の第1ステージが発火される。ステップ114において、第1ステージ12により提供される推力はミサイル10をブーストし、ミサイル10を大きく加速させる。ステップ116では、第2ステージ14が発火するので、第1ステージ12の分離が生じる。ステップ118は第2ステージブーストを図示している。
【0038】
ステップ119において、第2ステージはその燃料をほぼ使い果たしている。ステップ120において、外部ノーズコーン18はミサイル10の残りから放出(分離、切り離し、展開)する。ステップ120は少なくとも約50kmの高度において生じる。このポイントにおいて、地球に近い大気は通り過ぎており、低抵抗、高熱耐性ノーズコーンに対する必要性は、そのCgに近づいたCpを有するペイロードアセンブリが、姿勢制御システムからの大きな補正なく、そのコースを維持できる必要性に取って代わる。
【0039】
ステップ122において、第2ステージ14はペイロードアセンブリ16から分離し、ステップ124において、ペイロードアセンブリ16のロケットモータ30が発火する。ステップ126において、ペイロードアセンブリ16は惰性飛行する。ステップ124の燃焼およびステップ126の惰性飛行は断続的な事象であり、例えば、燃焼は2ないし10秒起こり、その後に惰性飛行の期間が続く。両ステップ124および126の間、姿勢制御システム32はその意図されたターゲットに向けてペイロードアセンブリ16を誘導してもよい。
【0040】
ステップ128において、内部ノーズコーン20が展開(分離または切り離し)されてもよい。内部ノーズコーン20の分離は起爆薬72(図2)の起爆により達成されてもよい。内部ノーズコーン20は外部ノーズコーン18と比較したときに、減少した領域および減少した体積を有することが理解される。したがって、内部ノーズコーン20の起爆による衝撃は、外部ノーズコーン28のような流線型化ノーズコーンの起爆からの結果に対して必須となる衝撃と比較して減少されることが理解される。したがって、外部ノーズコーン18の早期分離は減少された重量の内部ノーズコーン20のみの起爆を可能にし、それにより起爆薬72の花火衝撃に関係する重量を減少させ、それにより、センサ26にかかる荷重を含む、ペイロード22にかかる衝撃荷重を減少させる。内部ノーズコーン20の分離は、例えば最低約90kmで起こる。
【0041】
ステップ130において、第3ステージロケットモータ30が発火され、ペイロードアセンブリ16の残っているものに対してさらなる推力を提供する。ACS32はロケットモータ30のさらなる推力推進中に適切な姿勢制御を行ってもよい。あるレベルより上で、内部ノーズコーン20はペイロードアセンブリ16のペイロード22に対して保護をする必要がもはやなくなることが理解される。すなわち、ある高度より上で、大気はノーズコーンが必要でないくらい十分に薄くなる。ステップ134において、ペイロードアセンブリ16の残りの部品の誘導惰性飛行は、姿勢制御システム32の適切な作動により提供される誘導で達成されてもよい。
【0042】
ステップ136において、衝突発射体はペイロードアセンブリ16の残りの部分から分離され、ステップ138において衝突発射体は制御飛行に移る。最後に、ステップ140において、衝突発射体28はターゲットを迎撃し、ミサイル10の動作に対する目的を成功させる。
【0043】
第1のノーズコーンすなわち外部ノーズコーン18の切り離し投棄において、ピストンアクチュエータ54の動作のための何らかの衝撃荷重が内部ノーズコーン20および/またはハウジング46に伝わる時間を有する前に、外部ノーズコーン18が切り離し投棄されることが理解される。
【0044】
外部ノーズコーン18の切り離し投棄が約50kmにおいて生じるものとして説明した。しかしながら、第1のノーズコーン18の切り離し投棄は、他の高度で生じてもよいこと、例えば約40kmにおいて生じてもことが理解される。したがって、ミサイル10は以前のミサイルよりもさらに低高度、例えば約40kmで迎撃操縦を開始することができる。このより低い高度の迎撃操縦の開始は姿勢制御システムの重量に関して望ましくない不利益をもたらさずに起こる。
【0045】
ミサイル10は先に言及したもの以外の大きな利点を含むかもしれないことが理解される。例えば、操縦前に外部ノーズコーン18の寄生重量を切り離し投棄することに対して利点があるかもしれない。加えて、外部ノーズコーン18は比較的低い高度で切り離し投棄され、それにより外部ノーズコーン18の後の切り離し投棄により生じる高高度空間残骸の問題を減少させる。
【0046】
その複数ノーズコーン18および20を有するペイロードアセンブリ16の使用により、ミサイル10は90kmの高度より上で加速する高速移動ターゲットをより素早く、より高速に、より迎撃できるようになる。これは発射領域否定性能とミサイル10を利用する兵器システムの全体的な利用を大きく増加させる。複数ノーズコーン18および20を備えたペイロードアセンブリ16を利用することにより、ペイロード重量、費用および性能リスクにおける実質的な減少が得られる一方で、迎撃性能が実質的に増加する。
【0047】
図16は、図15のステップ118および119に対応した、その第2ステージ構成におけるミサイル10の1つの特定な構成の寸法を示している(寸法はインチである)。図17ないし19は、3つの高度50km、60kmおよび70kmに対する推力レベルおよび迎え角の関数として、この構成の圧力中心および重心の位置をプロットしており、この構成の安定性を示している。
【0048】
図20は、図15のステップ122および126に対応した、その第3ステージ構成における同じミサイルの寸法を図示している。図21ないし23は、3つの高度50km、60kmおよび70kmに対する推力レベルおよび迎え角の関数として、この構成の圧力中心および重心の位置をプロットしている。図21ないし23のプロットから明らかなように、推力が加えられないときであっても、この構成は広い範囲の迎え角に対して安定である。
【0049】
ある好ましい実施形態に関して発明を図示し説明してきたが、この明細書および添付図面を読んで理解したときに、均等な代替および修正が当業者に生じることは明らかである。特に、上述した構成要素(構成部品、アセンブリ、デバイス、構成物など)により実行されるさまざまな機能に関して、このような構成要素を説明するのに使用される(“手段”に対する参照を含む)用語は、別に示されない限り、本発明のここで図示されている例示的な実施形態において機能を実行する開示された構成とは構成的に均等でなくても、説明した構成要素(すなわち、機能的に均等な物)の特定の機能を実行する任意の構成要素に対応することを意図している。加えて、本発明の特定の特徴をいくつかの図示した実施形態の内の1つ以上のみに関して上述したが、任意の所定および特定の応用のために、望ましく、そして有利なように、このような特徴は他の実施形態の1つ以上の他の特徴と組み合わせてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0050】
添付図面は必ずしもスケーリングされていない。
【図1】図1は本発明にしたがったミサイルの側面図である。
【図2】図2は図1のミサイルのペイロードアセンブリの横断面図である。
【図3】図3は図1のミサイルのペイロードアセンブリの側面図である。
【図4】図4は図1のミサイルのペイロードアセンブリの側面図であり、外部ノーズコーンが取り付けられた場合の、圧力中心(Cp)と重心(Cg)との相対配置を示している。
【図5】図5は図1のミサイルのペイロードアセンブリの側面図であり、外部ノーズコーンが取り付けられていない場合の、圧力中心(Cp)と重心(Cg)との相対配置を示している。
【図6】図6は図1のミサイルにしたがった外部ノーズコーンの舌状体−溝ジョイントの1つの実施形態における詳細を示す図である。
【図7】図7は図1の外部ノーズコーンの一部の分解図を示している。
【図8】図8は外部ノーズコーンの一部の横断面図を示している。
【図9】図9は外部ノーズコーン用ヒンジアセンブリの1つの実施形態の詳細図を示している。
【図10】図10は外部ノーズコーンの分離における1つのステップの横断面図を示している。
【図11】図11は外部ノーズコーンの分離における第2のステップの横断面図を示している。
【図12】図12は外部ノーズコーンの分離における第3のステップを示している。
【図13】図13は外部ノーズコーンのヒンジ接続の代替実施形態の横断面図を示している。
【図14】図14は内部ノーズコーンの展開のためのマイルド起爆薬の配置の詳細を示す断面図を示している。
【図15】図15はミサイルの動作中のさまざまなステップを図示している。
【図16】図16はその第2ステージの構成において、本発明にしたがった特定の実施形態のミサイルの寸法を図示している。
【図17】図17は50kmの高度に対する、推力と迎え角との関数として図16のミサイルの安定性(圧力中心および重心の位置)を示すグラフである。
【図18】図18は60kmの高度に対する、推力と迎え角との関数として図16のミサイルの安定性(圧力中心および重心の位置)を示すグラフである。
【図19】図19は70kmの高度に対する、推力と迎え角との関数として図16のミサイルの安定性(圧力中心および重心の位置)を示すグラフである。
【図20】図20はその第2ステージの構成において、本発明にしたがった特定の実施形態のミサイルの寸法を図示している。
【図21】図21は50kmの高度に対する、推力と迎え角との関数として図20のミサイルの安定性(圧力中心および重心の位置)を示すグラフである。
【図22】図22は60kmの高度に対する、推力と迎え角との関数として図20のミサイルの安定性(圧力中心および重心の位置)を示すグラフである。
【図23】図23は70kmの高度に対する、推力と迎え角との関数として図20のミサイルの安定性(圧力中心および重心の位置)を示すグラフである。

Claims (9)

  1. ミサイル(10)において、
    ペイロードアセンブリ(16)と、
    ペイロードアセンブリと分離可能に結合された1以上のブースタステージ(12,14)とを具備し、
    ペイロードアセンブリは少なくとも2つのノーズコーン(18,20)を含み、
    ノーズコーンはミサイルの飛行中にペイロードアセンブリから分離するようにそれぞれ構成され、
    少なくとも2つのノーズコーンは外部ノーズコーン(18)と内部ノーズコーン(20)とを含み、
    内部ノーズコーンは、外部ノーズコーンに対して内部のペイロードアセンブリ内に少なくとも部分的に配置され、
    外部ノーズコーンは内部ノーズコーンよりもさらに流線型化された形状を有し、それにより外部ノーズコーンは内部ノーズコーンよりもさらに低い抵抗係数を有するミサイル。
  2. 外部ノーズコーンは内部ノーズコーンよりもより鋭いコーン角を有する請求項1記載のミサイル。
  3. 外部ノーズコーンはヒンジ式に回転してペイロードアセンブリから分離するように構成された外部ノーズコーンペタル(38,40)を含む請求項1または2記載のミサイル。
  4. ペイロードアセンブリは、外部ノーズコーンペタルに結合され、外部ノーズコーンペタルの分離を開始するピストンアクチュエータ(54)を含み、
    ピストンアクチュエータは外部ノーズコーンの前半分中にある請求項1ないし3のいずれか1項記載のミサイル。
  5. 内部ノーズコーンは内部ノーズコーンペタル(68,70)と内部ノーズコーンペタルの完全性を破壊する起爆薬(72)とを含む請求項1ないし4のいずれか1項記載のミサイル。
  6. 外部ノーズコーンは内部ノーズコーンのものとは異なる分離メカニズムを有する請求項1ないし5のいずれか1項記載のミサイル。
  7. 飛行中の請求項1ないし6のいずれか1項記載のミサイルを動作させる方法において、
    飛行の第1のフェーズ中に、ミサイルのペイロードアセンブリの外部ノーズコーンを大気に露出させ、
    飛行の第1のフェーズに続いて、ペイロードアセンブリから外部ノーズコーンを分離させ、それによりペイロードアセンブリの内部ノーズコーンを露出させ、
    飛行の第2のフェーズ中に、ミサイルの飛行を継続させることを含み、
    第1のフェーズは第2のフェーズよりも低い高度での比較的低い高度フェーズである方法。
  8. 分離させることは、ペイロードアセンブリの圧力の中心を後方かつミサイルの重心にきわめて近接するように移動させることを含む請求項7記載の方法。
  9. 飛行を継続させることは、ペイロードアセンブリの誘導惰性飛行を含み、
    誘導惰性飛行はペイロードアセンブリの一部であるロケットモータを断続的に燃焼させることを含み、
    誘導惰性飛行は、ペイロードアセンブリの姿勢制御システムを作動させて、所望コースにペイロードアセンブリを操縦することを含む請求項7または8記載の方法。
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