JP6113545B2 - 飛しょう体 - Google Patents
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Description
図2は、本実施形態に係る飛しょう体2を示す概略図である。図2に示されるように、飛しょう体2は、計算機14、機体15、スラスタ18、及びマルチパルスロケットモータ10を有している。スラスタ18及びマルチパルスロケットモータ10は、機体15に搭載されている。また、機体15には、ノズル12、推力偏向装置20、及び操舵装置16が設けられている。
まず、飛しょう体2が、目標へ向けて発射される。発射時には、固体推進薬11が点火され、ノズル12を介して燃焼ガスが噴射させられる。
固体推進薬11の燃焼により、飛しょう体2が加速させられる(ステップS2)。固体推進薬11の燃焼後、飛しょう体2は、慣性により、飛しょうする(ステップS3)。飛しょう体2が空力制御範囲(図1参照)を超えるまで、飛しょう体2の姿勢は、操舵装置16により、制御される。
飛しょう体2が空力制御可能範囲を超えると、計算機14が、姿勢制御モードへの切替指令を生成し、スラスタ18に送る。既述のように、計算機14は、たとえば飛しょう高度及び飛しょう時間などに基づいて、空力制御可能範囲を超えたことを検知し、姿勢制御モードへの切替指令を生成する。切替指令を受け、スラスタ18では、第1固体推進薬6が点火され、ガスの生成が開始される。第1固体推進薬6により生成されたガスは、バルブ3を介して飛しょう体2の側方へ噴射される。これにより、飛しょう体2の姿勢が制御される。
飛しょう体2が目標17に近づくと、計算機14が終末誘導モードへの切替指令を生成し、スラスタ18に送る。これにより、スラスタ18の動作が終末誘導モードに切り換えられ、第2固体推進薬7によるガス生成が開始させられる。第2固体推進薬7により生成されたガスは、バルブ3を介して噴射され、高い旋回力が得られる。これにより、飛しょう体2の進路が目標に応じて制御される。
続いて、第2の実施形態について説明する。図4は、本実施形態に係る飛しょう体2を示す概略図である。本実施形態では、第1の実施形態に対して、スラスタ18の構成が変更されている。その他の点については、第1の実施形態と同様の構成を採用することができるので、詳細な説明については、省略する。
続いて、第3の実施形態について説明する。図5は、本実施形態に係る飛しょう体2を示す概略図である。本実施形態では、第1の実施形態に対して、第2固体推進薬7の構成が変更されている。その他の点については、第1の実施形態と同様の構成を採用することができるので、詳細な説明は、省略する。
続いて、第4の実施形態について説明する。図6は、本実施形態に係る飛しょう体2を示す概略図である。本実施形態では、第3の実施形態に対して、スラスタ18の構成が工夫されている。その他の点については、第3の実施形態と同様の構成を採用することができるので、詳細な説明は省略する。
2 飛しょう体
3 バルブ
3−1 第1バルブ
3−2 第2バルブ
6 第1固体推進薬
7 第2固体推進薬
8 隔壁
9 固体推進薬
10 マルチパルスロケットモータ
11 固体推進薬
12 ノズル
13 仕切り
14 計算機
15 機体
16 操舵装置
17 目標
18 スラスタ
19 仕切り
20 推力偏向装置
Claims (12)
- 第1スラスタ制御指令と第2スラスタ制御指令の各々に応答して機体の側面方向へ噴射するガス量を調整し、前記機体の側面方向の推力を発生するスラスタと、
舵角制御指令に応答して操舵翼を用いて前記機体に生じる空気力を変える操舵装置と、
第1パルスと第2パルスを有し、第1パルス点火指令に応答して前記第1パルスに点火し、第2パルス点火指令に応答して前記第2パルスに点火して、前記機体の後方に対する推力を発生するマルチパルスロケットモータと、
発射時の発射モードにおいて前記第1パルス点火指令を前記マルチパルスロケットモータに出力し、その後、前記操舵装置に対して前記舵角制御指令を出力して前記機体の姿勢を制御し、前記機体が空力制御可能範囲を超えたと判断するとき、姿勢制御モードを設定して前記舵角制御指令を取消し、また前記スラスタに前記第1スラスタ制御指令を出力して前記機体の姿勢を制御し、前記姿勢制御モード後の前記機体を再加速する終末誘導モードにおいて前記マルチパルスロケットモータに前記第2パルス点火指令を出力して前記機体を再加速し、また前記第2パルス点火指令の出力と同時に、あるいはその後で、前記第2スラスタ制御指令を前記スラスタに出力して前記機体の姿勢を制御する計算機と
を備える
飛しょう体。 - 請求項1に記載された飛しょう体であって、
前記姿勢制御モードにおいて、前記スラスタは、長期間にわたり小さな推力を発生し、
前記終末誘導モードにおいて、前記スラスタは、短期間にわたり大きな推力を発生する
飛しょう体。 - 請求項1又は2に記載された飛しょう体であって、
前記計算機は、前記機体の飛しょう高度に基づいて、前記第1スラスタ制御指令を発生する
飛しょう体。 - 請求項1又は2のいずれかに記載された飛しょう体であって、
前記計算機は、前記機体の飛しょう時間に基づいて、前記第1スラスタ制御指令を発生する
飛しょう体。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載された飛しょう体であって、
前記スラスタは、
前記姿勢制御モードにおいて前記第1スラスタ制御指令に応答して燃焼して前記ガスを供給する第1固体推進薬と、
前記終末誘導モードにおいて前記第2スラスタ制御指令に応答して燃焼して前記ガスを供給する第2固体推進薬と
を有する
飛しょう体。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載された飛しょう体であって、
前記スラスタは、
高圧ガスが充填され、前記姿勢制御モードにおいて前記第1スラスタ制御指令に応答して前記高圧ガスを供給する容器と、
前記終末誘導モードにおいて前記第2スラスタ制御指令に応答して燃焼して前記ガスを供給する固体推進薬と
を有する
飛しょう体。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載された飛しょう体であって、
前記スラスタは、前記姿勢制御モードにおいて前記第1スラスタ制御指令に応答して燃焼して前記ガスを供給する固体推進薬を備え、
前記終末誘導モードにおいて、前記マルチパルスロケットモータの前記第2パルスの燃焼により発生した燃焼ガスが、前記第2スラスタ制御指令に応答して前記スラスタに供給される
飛しょう体。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載された飛しょう体であって、
前記スラスタは、高圧ガスが充填され,前記姿勢制御モードにおいて前記第1スラスタ制御指令に応答して前記高圧ガスを供給する容器を備え、
前記終末誘導モードにおいて,前記マルチパルスロケットモータの前記第2パルスの燃焼により発生した燃焼ガスが、前記第2スラスタ制御指令に応答して前記スラスタに供給される
飛しょう体。 - 請求項1乃至8のいずれかに記載された飛しょう体であって、
前記スラスタは、更に、
前記姿勢制御モードにおいて前記ガスを噴射する第1バルブと、
前記終末誘導モードにおいて前記ガスを噴射する第2バルブと
を備える
飛しょう体。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載された飛しょう体であって、
前記スラスタは、
前記姿勢制御モード及び前記終末誘導モードを通して燃焼して前記ガスを供給する固体推進薬を有し、
前記姿勢制御モードにおける前記スラスタの燃焼圧力は,前記終末誘導モードにおける前記スラスタの燃焼圧力よりも小さい
飛しょう体。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載された飛しょう体であって、
前記姿勢制御モードに入った後、前記マルチパルスロケットモータの第2パルス前段の燃焼により発生した燃焼ガスと、前記終末誘導モードにおいて、前記マルチパルスロケットモータの第2パルス後段の燃焼により発生した燃焼ガスとが、前記スラスタに供給される
飛しょう体。 - 請求項1乃至11のいずれかに記載された飛しょう体であって、
前記マルチパルスロケットモータによって発生された前記推力の向きを変化させる推力偏向装置を更に備える
飛しょう体。
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JP2013065180A JP6113545B2 (ja) | 2013-03-26 | 2013-03-26 | 飛しょう体 |
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- 2013-03-26 JP JP2013065180A patent/JP6113545B2/ja active Active
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