JP2000096671A - 温水洗浄装置付便器 - Google Patents
温水洗浄装置付便器Info
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- JP2000096671A JP2000096671A JP10264098A JP26409898A JP2000096671A JP 2000096671 A JP2000096671 A JP 2000096671A JP 10264098 A JP10264098 A JP 10264098A JP 26409898 A JP26409898 A JP 26409898A JP 2000096671 A JP2000096671 A JP 2000096671A
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- Japan
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- toilet
- hot water
- water washing
- washing device
- toilet stool
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 便器本体の後部上面とこの上に載設固定され
る温水洗浄装置との間に汚水が溜まったり侵入したりし
難く、悪臭の発生も防止される温水洗浄装置付便器を提
供する。 【解決手段】 便器本体１の後部上面２が前部の便器開
口上端面３よりも高くなるよう両面の間に段差部４を設
け、人体局部洗浄機構５を備えた温水洗浄装置６を同便
器本体１の後部上面２に載設固定してなる。
る温水洗浄装置との間に汚水が溜まったり侵入したりし
難く、悪臭の発生も防止される温水洗浄装置付便器を提
供する。 【解決手段】 便器本体１の後部上面２が前部の便器開
口上端面３よりも高くなるよう両面の間に段差部４を設
け、人体局部洗浄機構５を備えた温水洗浄装置６を同便
器本体１の後部上面２に載設固定してなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体局部洗浄機構
を備えた温水洗浄装置を便器本体の後部上面に載設固定
してなる温水洗浄装置付便器に関するものである。
を備えた温水洗浄装置を便器本体の後部上面に載設固定
してなる温水洗浄装置付便器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、図４に示す如く、人体局部洗
浄機構５を備えた温水洗浄装置６を便器本体１の後部上
面２に載設固定してなる温水洗浄装置付便器は知られて
いる。この場合、人体局部洗浄装置５は、便器開口７内
に突出動作されて温水を人体の局部へ向け噴出するノズ
ル８を有するものであり、温水洗浄装置６は、箱型ケー
ス９内に同ノズル８を動作させる制御駆動部10を収容し
たものであって、該箱型ケース９が便器本体１の後部上
面２に載設固定されている。
浄機構５を備えた温水洗浄装置６を便器本体１の後部上
面２に載設固定してなる温水洗浄装置付便器は知られて
いる。この場合、人体局部洗浄装置５は、便器開口７内
に突出動作されて温水を人体の局部へ向け噴出するノズ
ル８を有するものであり、温水洗浄装置６は、箱型ケー
ス９内に同ノズル８を動作させる制御駆動部10を収容し
たものであって、該箱型ケース９が便器本体１の後部上
面２に載設固定されている。
【０００３】したがって、この場合、制御駆動部10によ
って便器開口７内に突出動作されたノズル８から温水が
噴出され、該温水によって、人体の肛門等の局部を心地
よくきれいに洗浄することができる。すなわち、便器本
体１の後部上面２に温水洗浄装置６が載設固定されるこ
とによって、該便器本体１に人体局部洗浄機能が簡単に
付与されたものである。
って便器開口７内に突出動作されたノズル８から温水が
噴出され、該温水によって、人体の肛門等の局部を心地
よくきれいに洗浄することができる。すなわち、便器本
体１の後部上面２に温水洗浄装置６が載設固定されるこ
とによって、該便器本体１に人体局部洗浄機能が簡単に
付与されたものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、温水洗浄装置６が載設固定される
便器本体１の後部上面２と、便器本体１の前部の便器開
口上端面３とが、同じ高さで面一状に連続しているた
め、該便器開口上端面３や温水洗浄装置６の前面にかか
った尿、洗浄後の水等の汚水が、該温水洗浄装置６の前
面と便器本体１の後部上面２との間の隅部分に溜まり易
く、しかも、該便器本体１の後部上面２と温水洗浄装置
６の下面との間の隙間に同汚水は毛細管現象によって侵
入し易く、これを拭き取り清掃することが困難で、悪臭
を発生する原因にもなるという問題があった。
来の技術においては、温水洗浄装置６が載設固定される
便器本体１の後部上面２と、便器本体１の前部の便器開
口上端面３とが、同じ高さで面一状に連続しているた
め、該便器開口上端面３や温水洗浄装置６の前面にかか
った尿、洗浄後の水等の汚水が、該温水洗浄装置６の前
面と便器本体１の後部上面２との間の隅部分に溜まり易
く、しかも、該便器本体１の後部上面２と温水洗浄装置
６の下面との間の隙間に同汚水は毛細管現象によって侵
入し易く、これを拭き取り清掃することが困難で、悪臭
を発生する原因にもなるという問題があった。
【０００５】本発明は、上記従来の技術における問題を
悉く解決するために発明されたもので、その課題は、便
器本体の後部上面とこの上に載設固定される温水洗浄装
置との間に汚水が溜まったり侵入したりし難く、悪臭の
発生も防止される温水洗浄装置付便器を提供することで
ある。
悉く解決するために発明されたもので、その課題は、便
器本体の後部上面とこの上に載設固定される温水洗浄装
置との間に汚水が溜まったり侵入したりし難く、悪臭の
発生も防止される温水洗浄装置付便器を提供することで
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１記載の
温水洗浄装置付便器は、便器本体の後部上面が前部の便
器開口上端面よりも高くなるよう両面の間に段差部を設
け、人体局部洗浄機構を備えた温水洗浄装置を同便器本
体の後部上面に載設固定してなる。
温水洗浄装置付便器は、便器本体の後部上面が前部の便
器開口上端面よりも高くなるよう両面の間に段差部を設
け、人体局部洗浄機構を備えた温水洗浄装置を同便器本
体の後部上面に載設固定してなる。
【０００７】したがって、この場合、その上に温水洗浄
装置が載設固定される便器本体の後部上面が、段差部を
境として同便器本体の前部の便器開口上端面よりも高く
なっているので、便器本体の後部上面と温水洗浄装置と
の接合部分には、便器開口上端面にかかった尿や洗浄後
の水等の汚水が至り難く、該汚水が溜まったり同接合部
分の隙間に侵入したりすることも防止され、その結果、
同汚水の細菌繁殖による悪臭の発生も防止される。
装置が載設固定される便器本体の後部上面が、段差部を
境として同便器本体の前部の便器開口上端面よりも高く
なっているので、便器本体の後部上面と温水洗浄装置と
の接合部分には、便器開口上端面にかかった尿や洗浄後
の水等の汚水が至り難く、該汚水が溜まったり同接合部
分の隙間に侵入したりすることも防止され、その結果、
同汚水の細菌繁殖による悪臭の発生も防止される。
【０００８】本発明の請求項２記載の温水洗浄装置付便
器は、上記請求項１記載の温水洗浄装置付便器におい
て、人体局部洗浄機構が、便器開口内に突出動作されて
温水を人体の局部へ向け噴出するノズルを有するもので
あり、温水洗浄装置が、箱型ケース内に同ノズルを動作
させる制御駆動部を収容したものであることを特徴とす
る。
器は、上記請求項１記載の温水洗浄装置付便器におい
て、人体局部洗浄機構が、便器開口内に突出動作されて
温水を人体の局部へ向け噴出するノズルを有するもので
あり、温水洗浄装置が、箱型ケース内に同ノズルを動作
させる制御駆動部を収容したものであることを特徴とす
る。
【０００９】したがって、この場合は特に、人体局部洗
浄機構が、便器開口内に突出動作されて温水を人体の局
部へ向け噴出するノズルを有するものであるので、該ノ
ズルから噴出される温水によって、人体の肛門等の局部
を心地よくきれいに洗浄することができる。しかも、こ
の場合、ノズルを動作させる制御駆動部が箱型ケース内
に収容された温水洗浄装置となるが、上記の如く、温水
洗浄装置が高い位置に載設固定されてこれに汚水が至り
難くなっていることで、同温水洗浄装置の箱型ケース内
へも同汚水は侵入し難くなり、該箱型ケース内に収容さ
れた制御駆動部へ悪影響が及ぶことも防止される。
浄機構が、便器開口内に突出動作されて温水を人体の局
部へ向け噴出するノズルを有するものであるので、該ノ
ズルから噴出される温水によって、人体の肛門等の局部
を心地よくきれいに洗浄することができる。しかも、こ
の場合、ノズルを動作させる制御駆動部が箱型ケース内
に収容された温水洗浄装置となるが、上記の如く、温水
洗浄装置が高い位置に載設固定されてこれに汚水が至り
難くなっていることで、同温水洗浄装置の箱型ケース内
へも同汚水は侵入し難くなり、該箱型ケース内に収容さ
れた制御駆動部へ悪影響が及ぶことも防止される。
【００１０】本発明の請求項３記載の温水洗浄装置付便
器は、上記請求項１又は２記載の温水洗浄装置付便器に
おいて、温水洗浄装置の下面前端縁を段差部の上側角縁
よりも前方へ突出させたことを特徴とする。
器は、上記請求項１又は２記載の温水洗浄装置付便器に
おいて、温水洗浄装置の下面前端縁を段差部の上側角縁
よりも前方へ突出させたことを特徴とする。
【００１１】したがって、この場合は特に、温水洗浄装
置の下面前端縁が段差部の上側角縁よりも前方へ突出さ
れているので、該温水洗浄装置の前面にかかった汚水は
同温水洗浄装置の下面前端縁から段差部の前方へと流下
除去され、該汚水も便器本体の後部上面と同温水洗浄装
置の下面との間の隙間には至り難くなり、該隙間に汚水
が溜まったり侵入したりすることが確実に防止される。
置の下面前端縁が段差部の上側角縁よりも前方へ突出さ
れているので、該温水洗浄装置の前面にかかった汚水は
同温水洗浄装置の下面前端縁から段差部の前方へと流下
除去され、該汚水も便器本体の後部上面と同温水洗浄装
置の下面との間の隙間には至り難くなり、該隙間に汚水
が溜まったり侵入したりすることが確実に防止される。
【００１２】本発明の請求項４記載の温水洗浄装置付便
器は、上記請求項１〜３のいずれか一つに記載の温水洗
浄装置付便器において、段差部の下側隅部分を湾曲面状
に形成して便器開口上端面と連続させたことを特徴とす
る。
器は、上記請求項１〜３のいずれか一つに記載の温水洗
浄装置付便器において、段差部の下側隅部分を湾曲面状
に形成して便器開口上端面と連続させたことを特徴とす
る。
【００１３】したがって、この場合は特に、段差部の下
側隅部分が湾曲面状に形成されて便器開口上端面と連続
されているので、該段差部の下側隅部分には汚れが溜ま
り難く、汚れが付着したとしてもこれを拭き取って容易
に清掃することができる。
側隅部分が湾曲面状に形成されて便器開口上端面と連続
されているので、該段差部の下側隅部分には汚れが溜ま
り難く、汚れが付着したとしてもこれを拭き取って容易
に清掃することができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１〜３は、本発明の請求項１〜
４全てに対応する一実施形態を示し、該実施形態の温水
洗浄装置付便器は、便器本体１の後部上面２が前部の便
器開口上端面３よりも高くなるよう両面の間に段差部４
を設け、人体局部洗浄機構５を備えた温水洗浄装置６を
同便器本体１の後部上面２に載設固定してなる。
４全てに対応する一実施形態を示し、該実施形態の温水
洗浄装置付便器は、便器本体１の後部上面２が前部の便
器開口上端面３よりも高くなるよう両面の間に段差部４
を設け、人体局部洗浄機構５を備えた温水洗浄装置６を
同便器本体１の後部上面２に載設固定してなる。
【００１５】この場合、人体局部洗浄機構５は、便器開
口７内に突出動作されて温水を人体の局部へ向け噴出す
るノズル８を有するものであり、又、温水洗浄装置６
は、同ノズル８を所定のタイミングで突出引退動作させ
る制御駆動部10を箱型ケース９内に収容設置したもので
ある。又、温水洗浄装置６の箱型ケース９内には、給水
された水道水をヒータで加熱し所望の最適な温度で保温
して貯める温水タンク14も収容設置されている。それ故
に、温水タンク14に貯められた温水がノズル８へと供給
され、該ノズル８から噴出される同温水によって、人体
の肛門等の局部を心地よくきれいに洗浄することができ
る。
口７内に突出動作されて温水を人体の局部へ向け噴出す
るノズル８を有するものであり、又、温水洗浄装置６
は、同ノズル８を所定のタイミングで突出引退動作させ
る制御駆動部10を箱型ケース９内に収容設置したもので
ある。又、温水洗浄装置６の箱型ケース９内には、給水
された水道水をヒータで加熱し所望の最適な温度で保温
して貯める温水タンク14も収容設置されている。それ故
に、温水タンク14に貯められた温水がノズル８へと供給
され、該ノズル８から噴出される同温水によって、人体
の肛門等の局部を心地よくきれいに洗浄することができ
る。
【００１６】便器本体１は陶器製或いは合成樹脂製で、
その前部に便器開口７が形成されて該便器開口７の周囲
上面が便器開口上端面３となり、その後部上面２上に温
水洗浄装置６の箱型ケース９が載設固定されるものであ
る。この場合、便器本体１の後部上面２の両側において
各々、便器開口上端面３との境に段差部４が配設されて
おり、両段差部４は相互に対称となる同様の形状に形成
されている。又、便器本体１の後部上面２には、温水洗
浄装置６の後側にロータンク11が一体的に設置固定され
ており、該ロータンク11内には、便器開口７内から汚物
を排出除去すると共に該便器開口７の内面を洗浄する洗
浄水が貯められるものである。又、温水洗浄装置６には
便座12及び便蓋13が付設されており、該便座12及び便蓋
13は共に同温水洗浄装置６の前端部分に回動自在となる
よう取り付けられている。
その前部に便器開口７が形成されて該便器開口７の周囲
上面が便器開口上端面３となり、その後部上面２上に温
水洗浄装置６の箱型ケース９が載設固定されるものであ
る。この場合、便器本体１の後部上面２の両側において
各々、便器開口上端面３との境に段差部４が配設されて
おり、両段差部４は相互に対称となる同様の形状に形成
されている。又、便器本体１の後部上面２には、温水洗
浄装置６の後側にロータンク11が一体的に設置固定され
ており、該ロータンク11内には、便器開口７内から汚物
を排出除去すると共に該便器開口７の内面を洗浄する洗
浄水が貯められるものである。又、温水洗浄装置６には
便座12及び便蓋13が付設されており、該便座12及び便蓋
13は共に同温水洗浄装置６の前端部分に回動自在となる
よう取り付けられている。
【００１７】又、該実施形態の温水洗浄装置付便器にお
いては、図２で詳細に示す如く、温水洗浄装置６の下面
前端縁61を段差部４の上側角縁41よりも前方へ突出させ
ており、しかも、同段差部４の下側隅部分42を湾曲面状
に形成して便器開口上端面３と連続させてもいる。この
場合、温水洗浄装置６の下面前端縁61は段差部４の上側
角縁41よりも若干寸法、例えば、２〜10mm程度の寸法だ
け前方へ突出されている。又、温水洗浄装置６の箱型ケ
ース９は、人体局部洗浄機構５が設置固定されたケース
基板91上に、該人体局部洗浄機構５を覆うよう下方へ開
口した箱形状のケースカバー92を被着してなり、同ケー
ス基板91の前端縁とケースカバー92の前側口縁との結合
部分も段差部４の上側角縁41より前方へ突出されてお
り、該結合部分に汚水が至って同箱型ケース９内に侵入
することも防止される。
いては、図２で詳細に示す如く、温水洗浄装置６の下面
前端縁61を段差部４の上側角縁41よりも前方へ突出させ
ており、しかも、同段差部４の下側隅部分42を湾曲面状
に形成して便器開口上端面３と連続させてもいる。この
場合、温水洗浄装置６の下面前端縁61は段差部４の上側
角縁41よりも若干寸法、例えば、２〜10mm程度の寸法だ
け前方へ突出されている。又、温水洗浄装置６の箱型ケ
ース９は、人体局部洗浄機構５が設置固定されたケース
基板91上に、該人体局部洗浄機構５を覆うよう下方へ開
口した箱形状のケースカバー92を被着してなり、同ケー
ス基板91の前端縁とケースカバー92の前側口縁との結合
部分も段差部４の上側角縁41より前方へ突出されてお
り、該結合部分に汚水が至って同箱型ケース９内に侵入
することも防止される。
【００１８】したがって、該実施形態の温水洗浄装置付
便器においては、その上に温水洗浄装置６が載設固定さ
れる便器本体１の後部上面２が、段差部４を境として同
便器本体１の前部の便器開口上端面３よりも高くなって
いるので、便器本体１の後部上面２と温水洗浄装置６と
の接合部分には、便器開口上端面３にかかった尿や洗浄
後の水等の汚水が至り難く、該汚水が溜まったり同接合
部分の隙間に侵入したりすることも防止され、その結
果、同汚水の細菌繁殖による悪臭の発生も防止される。
便器においては、その上に温水洗浄装置６が載設固定さ
れる便器本体１の後部上面２が、段差部４を境として同
便器本体１の前部の便器開口上端面３よりも高くなって
いるので、便器本体１の後部上面２と温水洗浄装置６と
の接合部分には、便器開口上端面３にかかった尿や洗浄
後の水等の汚水が至り難く、該汚水が溜まったり同接合
部分の隙間に侵入したりすることも防止され、その結
果、同汚水の細菌繁殖による悪臭の発生も防止される。
【００１９】特に、該実施形態の温水洗浄装置付便器に
おいては、温水洗浄装置６の人体局部洗浄機構５が、便
器開口７内に突出動作されて温水を人体の局部へ向け噴
出するノズル８を有するものであるり、該ノズル８から
噴出される温水によって、人体の肛門等の局部を心地よ
くきれいに洗浄することができる。しかも、この場合に
は、ノズル８を動作させる制御駆動部10が箱型ケース９
内に収容された温水洗浄装置６となるが、上記の如く、
温水洗浄装置６が高い位置に載設固定されてこれに汚水
が至り難くなっているということで、同温水洗浄装置６
の箱型ケース９内へも同汚水は侵入し難くなり、該箱型
ケース９内に収容された制御駆動部10へ悪影響が及ぶこ
とも防止される。
おいては、温水洗浄装置６の人体局部洗浄機構５が、便
器開口７内に突出動作されて温水を人体の局部へ向け噴
出するノズル８を有するものであるり、該ノズル８から
噴出される温水によって、人体の肛門等の局部を心地よ
くきれいに洗浄することができる。しかも、この場合に
は、ノズル８を動作させる制御駆動部10が箱型ケース９
内に収容された温水洗浄装置６となるが、上記の如く、
温水洗浄装置６が高い位置に載設固定されてこれに汚水
が至り難くなっているということで、同温水洗浄装置６
の箱型ケース９内へも同汚水は侵入し難くなり、該箱型
ケース９内に収容された制御駆動部10へ悪影響が及ぶこ
とも防止される。
【００２０】更に、該実施形態の温水洗浄装置付便器に
おいては、温水洗浄装置６の下面前端縁61が段差部４の
上側角縁41よりも前方へ突出されているので、該温水洗
浄装置６の前面にかかった汚水は同温水洗浄装置６の下
面前端縁61から段差部４の前方へと流下除去され、該汚
水も便器本体１の後部上面２と同温水洗浄装置６の下面
との間の隙間には至り難くなり、該隙間に汚水が溜まっ
たり侵入したりすることが確実に防止される。又、段差
部４の下側隅部分42が湾曲面状に形成されて便器開口上
端面３と連続されているので、該段差部４の下側隅部分
42には汚れが溜まり難い。又、汚れが付着したとして
も、図３に示す如く、雑巾やタオル等の清掃用具15で同
汚れを拭き取って容易に清掃することができる。
おいては、温水洗浄装置６の下面前端縁61が段差部４の
上側角縁41よりも前方へ突出されているので、該温水洗
浄装置６の前面にかかった汚水は同温水洗浄装置６の下
面前端縁61から段差部４の前方へと流下除去され、該汚
水も便器本体１の後部上面２と同温水洗浄装置６の下面
との間の隙間には至り難くなり、該隙間に汚水が溜まっ
たり侵入したりすることが確実に防止される。又、段差
部４の下側隅部分42が湾曲面状に形成されて便器開口上
端面３と連続されているので、該段差部４の下側隅部分
42には汚れが溜まり難い。又、汚れが付着したとして
も、図３に示す如く、雑巾やタオル等の清掃用具15で同
汚れを拭き取って容易に清掃することができる。
【００２１】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項１記載の温
水洗浄装置付便器においては、便器開口上端面にかかっ
た汚水が便器本体と温水洗浄装置との接合部分に至り難
く、該汚水が溜まったり同接合部分の隙間に侵入したり
することも防止され、悪臭の発生も防止される。
水洗浄装置付便器においては、便器開口上端面にかかっ
た汚水が便器本体と温水洗浄装置との接合部分に至り難
く、該汚水が溜まったり同接合部分の隙間に侵入したり
することも防止され、悪臭の発生も防止される。
【００２２】又、本発明の請求項２記載の温水洗浄装置
付便器においては、特に、温水洗浄装置に汚水が至り難
くなっていることで、該温水洗浄装置の箱型ケース内へ
も同汚水は侵入し難くなり、該箱型ケース内に収容され
た制御駆動部へ悪影響が及ぶことも防止される。
付便器においては、特に、温水洗浄装置に汚水が至り難
くなっていることで、該温水洗浄装置の箱型ケース内へ
も同汚水は侵入し難くなり、該箱型ケース内に収容され
た制御駆動部へ悪影響が及ぶことも防止される。
【００２３】又、本発明の請求項３記載の温水洗浄装置
付便器においては、特に、温水洗浄装置の前面にかかっ
た汚水が段差部の前方へと流下除去され、該汚水も便器
本体と同温水洗浄装置との間の隙間には至り難くなり、
該隙間に汚水が溜まったり侵入したりすることが確実に
防止される。
付便器においては、特に、温水洗浄装置の前面にかかっ
た汚水が段差部の前方へと流下除去され、該汚水も便器
本体と同温水洗浄装置との間の隙間には至り難くなり、
該隙間に汚水が溜まったり侵入したりすることが確実に
防止される。
【００２４】又、本発明の請求項４記載の温水洗浄装置
付便器においては、特に、湾曲面状に形成された段差部
の下側隅部分に汚れが溜まり難く、汚れが付着したとし
てもこれを拭き取って容易に清掃することができる。
付便器においては、特に、湾曲面状に形成された段差部
の下側隅部分に汚れが溜まり難く、汚れが付着したとし
てもこれを拭き取って容易に清掃することができる。
【図１】本発明の一実施形態である温水洗浄装置付便器
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図２】同温水洗浄装置付便器の要部を示す側面図。
【図３】同温水洗浄装置付便器の清掃状態を示す側面
図。
図。
【図４】従来例である温水洗浄装置付便器を示す側面
図。
図。
１ 便器本体 ２ 後部上面 ３ 便器開口上端面 ４ 段差部 ５ 人体局部洗浄機構 ６ 温水洗浄装置 ７ 便器開口 ８ ノズル ９ 箱型ケース 10 制御駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 勝之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 中村 隆宏 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 松下 芳朗 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 鈴木 眞人 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 佐藤 靖史 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Ｆターム(参考） 2D037 AA02 AD14 2D038 JA05 JB01 JC02 JF00 2D039 AA02 AE04
Claims (4)
- 【請求項１】 便器本体の後部上面が前部の便器開口上
端面よりも高くなるよう両面の間に段差部を設け、人体
局部洗浄機構を備えた温水洗浄装置を同便器本体の後部
上面に載設固定してなる温水洗浄装置付便器。 - 【請求項２】 人体局部洗浄機構が、便器開口内に突出
動作されて温水を人体の局部へ向け噴出するノズルを有
するものであり、温水洗浄装置が、箱型ケース内に同ノ
ズルを動作させる制御駆動部を収容したものであること
を特徴とする請求項１記載の温水洗浄装置付便器。 - 【請求項３】 温水洗浄装置の下面前端縁を段差部の上
側角縁よりも前方へ突出させたことを特徴とする請求項
１又は２記載の温水洗浄装置付便器。 - 【請求項４】 段差部の下側隅部分を湾曲面状に形成し
て便器開口上端面と連続させたことを特徴とする請求項
１〜３のいずれか一つに記載の温水洗浄装置付便器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10264098A JP2000096671A (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 温水洗浄装置付便器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10264098A JP2000096671A (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 温水洗浄装置付便器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000096671A true JP2000096671A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17398493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10264098A Pending JP2000096671A (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 温水洗浄装置付便器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000096671A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012184651A (ja) * | 2012-07-04 | 2012-09-27 | Panasonic Corp | 洋風便器装置 |
| JP2013192766A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Aisin Seiki Co Ltd | 便座装置 |
| JP2016180306A (ja) * | 2016-06-16 | 2016-10-13 | アイシン精機株式会社 | 取付装置 |
| JP2016179235A (ja) * | 2016-06-16 | 2016-10-13 | アイシン精機株式会社 | 取付装置 |
-
1998
- 1998-09-18 JP JP10264098A patent/JP2000096671A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013192766A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Aisin Seiki Co Ltd | 便座装置 |
| JP2012184651A (ja) * | 2012-07-04 | 2012-09-27 | Panasonic Corp | 洋風便器装置 |
| JP2016180306A (ja) * | 2016-06-16 | 2016-10-13 | アイシン精機株式会社 | 取付装置 |
| JP2016179235A (ja) * | 2016-06-16 | 2016-10-13 | アイシン精機株式会社 | 取付装置 |
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