JP2000096559A - ねじ込み杭の施工方法及びねじ込み杭 - Google Patents
ねじ込み杭の施工方法及びねじ込み杭Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 建設残土を杭体内に装入して残土処理を容易
にすると共に、大きな先端支持力が得られるねじ込み杭
の施工方法及びねじ込み杭を得ること。 【解決手段】 少なくとも先端部又はその近傍に翼10
を有する中空の杭体2を翼10のねじ作用により地中に
打設したのち、杭体2内に建設残土23を装入する。
にすると共に、大きな先端支持力が得られるねじ込み杭
の施工方法及びねじ込み杭を得ること。 【解決手段】 少なくとも先端部又はその近傍に翼10
を有する中空の杭体2を翼10のねじ作用により地中に
打設したのち、杭体2内に建設残土23を装入する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ねじ込み杭の施工
方法及びねじ込み杭に係り、さらに詳しくは、鋼管杭や
コンクリート杭の如き既成杭の先端部又はその近傍に取
付けた翼を利用し、杭体を回転させることにより翼のね
じ作用によって地中に貫入するようにしたねじ込み杭の
施工方法及びねじ込み杭に関するものである。
方法及びねじ込み杭に係り、さらに詳しくは、鋼管杭や
コンクリート杭の如き既成杭の先端部又はその近傍に取
付けた翼を利用し、杭体を回転させることにより翼のね
じ作用によって地中に貫入するようにしたねじ込み杭の
施工方法及びねじ込み杭に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地上に設置した機械によって回転力を与
えることにより、先端部近傍に取付けた翼のねじ作用に
より鋼管杭を埋設する方法は、従来から種々提案されて
おり、その一部は小径の鋼管杭を対象としたものではあ
るが実用化されている。以下、本発明に関連すると思わ
れる従来の技術について説明する。
えることにより、先端部近傍に取付けた翼のねじ作用に
より鋼管杭を埋設する方法は、従来から種々提案されて
おり、その一部は小径の鋼管杭を対象としたものではあ
るが実用化されている。以下、本発明に関連すると思わ
れる従来の技術について説明する。
【0003】特開昭61−98818号公報に記載され
た回転圧入式鋼管杭は、鋼製円筒体の下部に、上下方向
に延長する押込用傾斜前面を有する刃を設けると共に、
その傾斜前面の下端部から円筒体回転方向の後方に向っ
て斜めに上昇する傾斜ブレードを固定して環状のドリル
ヘッドを構成し、そのドリルヘッドの上端部に鋼管杭の
下端部を取付けたものである(従来技術1)。
た回転圧入式鋼管杭は、鋼製円筒体の下部に、上下方向
に延長する押込用傾斜前面を有する刃を設けると共に、
その傾斜前面の下端部から円筒体回転方向の後方に向っ
て斜めに上昇する傾斜ブレードを固定して環状のドリル
ヘッドを構成し、そのドリルヘッドの上端部に鋼管杭の
下端部を取付けたものである(従来技術1)。
【0004】また、特開平8−226124号公報に
は、鋼管杭の先端近くの外周面に螺旋状の羽根を設ける
とともに、先端より上方の鋼管内側に土砂の閉塞を促す
開孔リブを設けて有孔筒状部を形成した杭とその埋設方
法が記載されている。この技術は施工時に鋼管内に土砂
が入ることを許すことによりトルク低減を図るととも
に、有孔筒状部に土砂を閉塞して支持底部を形成させ先
端支持力の確保を図るようにしたものである(従来技術
2)。そして、これら従来技術1,2に示す傾斜ブレー
ド又は螺旋状の羽根は、いずれも施工に際して鋼管杭を
地盤に貫入するねじとして機能し、また、螺旋状の羽根
は埋設後、大きな地盤反力を得るための支持体としての
機能を備えている。
は、鋼管杭の先端近くの外周面に螺旋状の羽根を設ける
とともに、先端より上方の鋼管内側に土砂の閉塞を促す
開孔リブを設けて有孔筒状部を形成した杭とその埋設方
法が記載されている。この技術は施工時に鋼管内に土砂
が入ることを許すことによりトルク低減を図るととも
に、有孔筒状部に土砂を閉塞して支持底部を形成させ先
端支持力の確保を図るようにしたものである(従来技術
2)。そして、これら従来技術1,2に示す傾斜ブレー
ド又は螺旋状の羽根は、いずれも施工に際して鋼管杭を
地盤に貫入するねじとして機能し、また、螺旋状の羽根
は埋設後、大きな地盤反力を得るための支持体としての
機能を備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1の鋼管杭
は、鋼製円筒体の先端部に蓋がなく開口されているた
め、大きな地盤支持力を得ることができない。また、傾
斜ブレードの幅が狭く、鋼製円筒体の先端部の内外に僅
かに突出している構造のため、傾斜ブレードを大きな地
盤支持力の支持体として期待することはできない。
は、鋼製円筒体の先端部に蓋がなく開口されているた
め、大きな地盤支持力を得ることができない。また、傾
斜ブレードの幅が狭く、鋼製円筒体の先端部の内外に僅
かに突出している構造のため、傾斜ブレードを大きな地
盤支持力の支持体として期待することはできない。
【0006】また、従来技術2の鋼管杭は、先端開放に
することにより回転トルクの低減と貫入能率の向上を図
り、有孔筒状部を設けて支持層部の土砂を有孔筒状部に
滞留させることにより閉塞効果を得て大きな先端支持力
を得ようとするものである。しかしながら、開孔リブの
内径が大きいため、大径の鋼管杭になると先端閉塞効果
が期待できず、大きな地盤支持力を得ることができな
い。また、鋼管杭の先端近くの外周面に大きな螺旋状の
羽根を取付けているため、羽根による曲げの影響で厚い
板厚の鋼管が必要である。さらに、従来技術1,2の鋼
管杭は、いずれもねじ込み施工により杭体内に先端開口
部から土砂が侵入して充満しており、鋼管杭の打設後に
地中梁やフーチング設置のために掘削した残土の処理が
面倒で、多くの手間とコストがかかる。
することにより回転トルクの低減と貫入能率の向上を図
り、有孔筒状部を設けて支持層部の土砂を有孔筒状部に
滞留させることにより閉塞効果を得て大きな先端支持力
を得ようとするものである。しかしながら、開孔リブの
内径が大きいため、大径の鋼管杭になると先端閉塞効果
が期待できず、大きな地盤支持力を得ることができな
い。また、鋼管杭の先端近くの外周面に大きな螺旋状の
羽根を取付けているため、羽根による曲げの影響で厚い
板厚の鋼管が必要である。さらに、従来技術1,2の鋼
管杭は、いずれもねじ込み施工により杭体内に先端開口
部から土砂が侵入して充満しており、鋼管杭の打設後に
地中梁やフーチング設置のために掘削した残土の処理が
面倒で、多くの手間とコストがかかる。
【0007】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、建設残土を杭体内に装入して残土処理を
容易にすると共に、大きな先端支持力が得られるねじ込
み杭の施工方法及びねじ込み杭を得ることを目的とした
ものである。
されたもので、建設残土を杭体内に装入して残土処理を
容易にすると共に、大きな先端支持力が得られるねじ込
み杭の施工方法及びねじ込み杭を得ることを目的とした
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るねじ込み杭
の施工方法は、少なくとも先端部又はその近傍に翼を有
する中空の杭体を前記翼のねじ作用により地中に打設中
又は打設したのち、該杭体内に建設残土を装入するよう
にしたものである。
の施工方法は、少なくとも先端部又はその近傍に翼を有
する中空の杭体を前記翼のねじ作用により地中に打設中
又は打設したのち、該杭体内に建設残土を装入するよう
にしたものである。
【0009】また、本発明に係るねじ込み杭の施工方法
は、少なくとも先端部又はその近傍に翼を有する中空の
杭体内に建設残土を装入し、該杭体を前記翼のねじ作用
により地中に打設するようにしたものである。
は、少なくとも先端部又はその近傍に翼を有する中空の
杭体内に建設残土を装入し、該杭体を前記翼のねじ作用
により地中に打設するようにしたものである。
【0010】また、上記の杭体内に装入した建設残土を
締め固め、又は杭体内に装入される建設残土又は杭体内
に装入された建設残土と硬化性流動物を混合した。
締め固め、又は杭体内に装入される建設残土又は杭体内
に装入された建設残土と硬化性流動物を混合した。
【0011】また、本発明に係るねじ込み杭は、少なく
とも先端部又はその近傍に翼を有する中空の杭体と、該
杭体内にあらかじめ装入された建設残土、又は該杭体を
地中に打設中若しくは打設したのち該杭体内に装入され
る建設残土又は杭体内に装入された建設残土と、硬化性
流動物を混合した混合物とによって構成したものであ
る。
とも先端部又はその近傍に翼を有する中空の杭体と、該
杭体内にあらかじめ装入された建設残土、又は該杭体を
地中に打設中若しくは打設したのち該杭体内に装入され
る建設残土又は杭体内に装入された建設残土と、硬化性
流動物を混合した混合物とによって構成したものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は本発明の
実施の形態1に係るねじ込み杭の模式図である。図にお
いて、1はねじ込み杭、2はねじ込み杭1を構成する鋼
管杭やコンクリート杭の如き中空で円形断面の既成杭
(以下、杭体という)、10は杭体2の先端部に取付け
られ、そのねじ作用により杭体2を地中に貫入する翼、
23は杭体2内に装入された建設残土である。
実施の形態1に係るねじ込み杭の模式図である。図にお
いて、1はねじ込み杭、2はねじ込み杭1を構成する鋼
管杭やコンクリート杭の如き中空で円形断面の既成杭
(以下、杭体という)、10は杭体2の先端部に取付け
られ、そのねじ作用により杭体2を地中に貫入する翼、
23は杭体2内に装入された建設残土である。
【0013】図2はねじ込み杭1の先端部の構造を示す
斜視図である。杭体2の先端部には、図3に示すように
(なお、図3では説明を容易にするために、杭体2の上
下を逆にしてある)、これを2分割した段差部3a,3
bが設けられており、一方の段差部3aの下端部から他
方の段差部3bの上端部に至るほぼレ字状の取付部4a
を設けると共に、他方の段差部3bの下端部から一方の
段差部3aの上端部に至るほぼレ字状の取付部4bが設
けられている。
斜視図である。杭体2の先端部には、図3に示すように
(なお、図3では説明を容易にするために、杭体2の上
下を逆にしてある)、これを2分割した段差部3a,3
bが設けられており、一方の段差部3aの下端部から他
方の段差部3bの上端部に至るほぼレ字状の取付部4a
を設けると共に、他方の段差部3bの下端部から一方の
段差部3aの上端部に至るほぼレ字状の取付部4bが設
けられている。
【0014】翼10は、図4に示すように、杭体2の直
径D1 より大きい直径D2 (例えば、D2 =2D1 )の
円形鋼板11(又は楕円形鋼板)を2分割して、平板状
で半円状の鋼製翼12a,12bを形成し、この鋼製翼
12a,12bを、図2に示すように、杭体2の先端部
に設けた取付部4a,4bに溶接により取付けたもの
で、これにより、鋼製翼12a,12bが同じ高さで交
差して取付けられた翼10が構成される。なお、鋼製翼
12a,12bを交差して取付部4a,4bに取付けた
ことにより、両者の間に若干のすき間が生じるが、これ
は小さいのでそのままにしてもよく、あるいは、閉塞板
などにより閉塞してもよが、閉塞することにより、翼1
0の剛性をさらに向上させることができる。
径D1 より大きい直径D2 (例えば、D2 =2D1 )の
円形鋼板11(又は楕円形鋼板)を2分割して、平板状
で半円状の鋼製翼12a,12bを形成し、この鋼製翼
12a,12bを、図2に示すように、杭体2の先端部
に設けた取付部4a,4bに溶接により取付けたもの
で、これにより、鋼製翼12a,12bが同じ高さで交
差して取付けられた翼10が構成される。なお、鋼製翼
12a,12bを交差して取付部4a,4bに取付けた
ことにより、両者の間に若干のすき間が生じるが、これ
は小さいのでそのままにしてもよく、あるいは、閉塞板
などにより閉塞してもよが、閉塞することにより、翼1
0の剛性をさらに向上させることができる。
【0015】上記の杭体先端部に設けた段差部3a,3
bの高さhは、(0.1〜0.6D1 )/2(但し、D
1 は杭体2の外径)程度が望ましく、また、翼10の外
径D2 は、杭体2の外径D1 の1.5〜2.5倍程度が
望ましい(以下の実施の形態においても同様とする)。
bの高さhは、(0.1〜0.6D1 )/2(但し、D
1 は杭体2の外径)程度が望ましく、また、翼10の外
径D2 は、杭体2の外径D1 の1.5〜2.5倍程度が
望ましい(以下の実施の形態においても同様とする)。
【0016】上記のようなねじ込み式鋼管杭を施工する
には、図5に示すように、地上に設置したベースマシン
30に搭載されたモータ31に杭体2の杭頭部を連結す
る。そして、モータ31により杭体2に回転力を与えて
圧下すれば、杭体2は翼10のねじ作用により地盤20
中に貫入される。なお、必要に応じて杭体2を継杭す
る。
には、図5に示すように、地上に設置したベースマシン
30に搭載されたモータ31に杭体2の杭頭部を連結す
る。そして、モータ31により杭体2に回転力を与えて
圧下すれば、杭体2は翼10のねじ作用により地盤20
中に貫入される。なお、必要に応じて杭体2を継杭す
る。
【0017】杭体2が所定の深さまで貫入されたとき
は、図6(a)に示すように、モータ31を杭体2から
外し、ベースマシン30を移動する。ついで、図6
(b)に示すように、埋設された杭体2の周辺の地盤2
0を掘削して穴21を設け、この穴21内に地中梁等2
4を設置する。このとき、穴21の周辺の地上には掘削
した土砂22が堆積する。地中梁等24の設置が終った
ときは、土砂22により穴21を埋戻すが、全量を埋戻
すことは困難なため、杭体1の周辺には埋め残した残土
23(以下、建設残土という)が発生する。次に、この
建設残土23を、図6(c)に示すように、杭体2内に
装入する。このとき、建設残土23はその全部又は大部
分が杭体2内に装入され、残ったとしてもその量は少な
い。
は、図6(a)に示すように、モータ31を杭体2から
外し、ベースマシン30を移動する。ついで、図6
(b)に示すように、埋設された杭体2の周辺の地盤2
0を掘削して穴21を設け、この穴21内に地中梁等2
4を設置する。このとき、穴21の周辺の地上には掘削
した土砂22が堆積する。地中梁等24の設置が終った
ときは、土砂22により穴21を埋戻すが、全量を埋戻
すことは困難なため、杭体1の周辺には埋め残した残土
23(以下、建設残土という)が発生する。次に、この
建設残土23を、図6(c)に示すように、杭体2内に
装入する。このとき、建設残土23はその全部又は大部
分が杭体2内に装入され、残ったとしてもその量は少な
い。
【0018】上記のように、本発明においては、建設残
土23を杭体2内に装入するようにしたので、建設残土
23を大幅に減らすことができ、これにより、事後の残
土処理の手間が低減し、建設コストを下げることができ
る。また、翼10を平板状の鋼製板12a,12bで構
成したので、製作及び杭体2への取付けが容易である。
土23を杭体2内に装入するようにしたので、建設残土
23を大幅に減らすことができ、これにより、事後の残
土処理の手間が低減し、建設コストを下げることができ
る。また、翼10を平板状の鋼製板12a,12bで構
成したので、製作及び杭体2への取付けが容易である。
【0019】[実施の形態2]図7は本発明の実施の形
態2の説明図である。本実施の形態は、杭体2内に装入
した建設残土23をハンマー25等で締め固めるように
したもので、これにより杭体2内の建設残土23を圧縮
し、より多くの建設残土23を杭体2内に装入するよう
にしたものである。
態2の説明図である。本実施の形態は、杭体2内に装入
した建設残土23をハンマー25等で締め固めるように
したもので、これにより杭体2内の建設残土23を圧縮
し、より多くの建設残土23を杭体2内に装入するよう
にしたものである。
【0020】[実施の形態3]図8は本発明の実施の形
態3の説明図である。本実施の形態は、図8(a)に示
すように、地上において建設残土23に、セメントミル
クや地盤固化用薬液などの硬化性流動物を混合し、この
混合物26を杭体2内に装入して固化させるようにした
ものである。
態3の説明図である。本実施の形態は、図8(a)に示
すように、地上において建設残土23に、セメントミル
クや地盤固化用薬液などの硬化性流動物を混合し、この
混合物26を杭体2内に装入して固化させるようにした
ものである。
【0021】また、図8(b)は、杭体2内に硬化性流
動物を噴出させる注入管27を挿入し、杭体2内に建設
残土23を装入すると共に、注入管27の先端部から硬
化性流動物を噴出させながら徐々に引上げて両者を混合
し、杭体2内で固化させるようにしたものである。な
お、硬化性流動物の噴出口は、先端部及び先端部近傍の
周壁に設けてもよい。本実施の形態は、建設残土23と
硬化性流動物との混合物を杭体2内で固化させるように
したので、建設残土23を減らすと共に、杭体2の剛性
を高めることができる。
動物を噴出させる注入管27を挿入し、杭体2内に建設
残土23を装入すると共に、注入管27の先端部から硬
化性流動物を噴出させながら徐々に引上げて両者を混合
し、杭体2内で固化させるようにしたものである。な
お、硬化性流動物の噴出口は、先端部及び先端部近傍の
周壁に設けてもよい。本実施の形態は、建設残土23と
硬化性流動物との混合物を杭体2内で固化させるように
したので、建設残土23を減らすと共に、杭体2の剛性
を高めることができる。
【0022】[実施の形態4]本実施の形態は、杭体2
に設けた翼10の他の例を示すものである。実施の形態
1では、杭体2の先端部にレ字状の取付部4a,4bを
設け、この取付部4a,4bに平板状で半円状の鋼製翼
12a,12bを、同じ高さで交差して取付けて翼10
を構成した場合を示したが、本実施の形態の第1の例
は、図9に示すように、杭体2の先端部よりやや上方の
外周に翼10を設けたものである。
に設けた翼10の他の例を示すものである。実施の形態
1では、杭体2の先端部にレ字状の取付部4a,4bを
設け、この取付部4a,4bに平板状で半円状の鋼製翼
12a,12bを、同じ高さで交差して取付けて翼10
を構成した場合を示したが、本実施の形態の第1の例
は、図9に示すように、杭体2の先端部よりやや上方の
外周に翼10を設けたものである。
【0023】この翼10は、図10に示すように、中心
部に杭体2の外径D1 とほぼ等しい径の穴13を有し、
外径D2 が杭体2の外径D1 より大きい(例えば、D2
=2D1 )ドーナツ状の円形鋼板11を2分割して平板
状の鋼製翼14a,14bを形成し、この鋼製翼14
a,14bを、杭体2の先端部よりやや上方の外周に、
同じ高さで交差して溶接により取付けたものである。6
は杭体2の先端開口部を閉塞する閉塞板である。なお、
交差する鋼製翼14a,14bの上下の高さhは、実施
の形態1の杭体先端部に設けた段差部3a,3bの高さ
hと同様に、杭体2の外径D1 の(0.1〜0.6)/
2程度が望ましい。
部に杭体2の外径D1 とほぼ等しい径の穴13を有し、
外径D2 が杭体2の外径D1 より大きい(例えば、D2
=2D1 )ドーナツ状の円形鋼板11を2分割して平板
状の鋼製翼14a,14bを形成し、この鋼製翼14
a,14bを、杭体2の先端部よりやや上方の外周に、
同じ高さで交差して溶接により取付けたものである。6
は杭体2の先端開口部を閉塞する閉塞板である。なお、
交差する鋼製翼14a,14bの上下の高さhは、実施
の形態1の杭体先端部に設けた段差部3a,3bの高さ
hと同様に、杭体2の外径D1 の(0.1〜0.6)/
2程度が望ましい。
【0024】図11は本実施の形態の第2の例の斜視図
である。本例は、図10に示す鋼製翼14a,14b
を、杭体2の先端部よりやや上方の外周に、連続してほ
ぼ螺旋状をなすように溶接により取付けて翼10を構成
したものである。この場合、翼10の始端部と終端部の
高さh1 (螺旋ピッチ)は、杭体2の外径D1 の0.1
〜0.6程度が望ましい。
である。本例は、図10に示す鋼製翼14a,14b
を、杭体2の先端部よりやや上方の外周に、連続してほ
ぼ螺旋状をなすように溶接により取付けて翼10を構成
したものである。この場合、翼10の始端部と終端部の
高さh1 (螺旋ピッチ)は、杭体2の外径D1 の0.1
〜0.6程度が望ましい。
【0025】図12は本実施の形態の第3の例の斜視図
である。本例においては、杭体2の先端部に、図13に
示すように(図13は説明を容易にするために、杭体2
の上下を逆にしてある)、段差部3を設けてこの段差部
3の下端部から1周して上端部に達するほぼレ字状で螺
旋状の取付部4を形成した。
である。本例においては、杭体2の先端部に、図13に
示すように(図13は説明を容易にするために、杭体2
の上下を逆にしてある)、段差部3を設けてこの段差部
3の下端部から1周して上端部に達するほぼレ字状で螺
旋状の取付部4を形成した。
【0026】そして、この取付部4に実施の形態1で説
明した平板状で半円状の鋼製翼12a,12bを連続し
て取付けて、ほぼ螺旋状の翼10を構成したものであ
る。なお、杭体2の先端部に設けた段差部3の高さh1
は、杭体2の外径D1 の0.1〜0.6程度が望まし
い。また、杭体2の先端部には、鋼製翼12a,12b
の間に僅かなすき間が形成されるが、このすき間は小さ
いのでそのままにしておいてもよく、あるいは閉塞板な
どで閉塞してもよいが、閉塞することにより、翼10の
剛性をさらに向上させることができる。
明した平板状で半円状の鋼製翼12a,12bを連続し
て取付けて、ほぼ螺旋状の翼10を構成したものであ
る。なお、杭体2の先端部に設けた段差部3の高さh1
は、杭体2の外径D1 の0.1〜0.6程度が望まし
い。また、杭体2の先端部には、鋼製翼12a,12b
の間に僅かなすき間が形成されるが、このすき間は小さ
いのでそのままにしておいてもよく、あるいは閉塞板な
どで閉塞してもよいが、閉塞することにより、翼10の
剛性をさらに向上させることができる。
【0027】図14は本実施の形態の第4の例の斜視図
である。本例は前記第3の例の杭体2の先端部に設けら
れた螺旋状の取付部4(図13)に、螺旋状翼17を取
付けたものである。この螺旋状翼17は、図15に示す
ように、杭体2の外径D1 より大きい外径D2 (例え
ば、D2 =2D1 )の円形鋼板15の中心部に小孔16
を設け、この小孔16から外周部までの1か所を切断し
て、杭体1の先端部に設けた取付部4に対応した形状に
曲げ加工して螺旋状翼17を形成し、この螺旋状翼17
を杭体2の先端部に設けた取付部4に溶接により取付け
て翼10を構成したものである。なお、杭体2の先端部
に設けた段差部3の高さh1 は、杭体2の外径D1 の
0.1〜0.6程度が望ましい。また、杭体2の先端部
には、小孔16及び曲げ加工した螺旋状翼17により若
干のすき間が生じるが、これは小さいのでそのままにし
てもよく、あるいは閉塞板などにより閉塞してもよい
が、閉塞することにより、翼10の剛性をさらに向上さ
せることができる。
である。本例は前記第3の例の杭体2の先端部に設けら
れた螺旋状の取付部4(図13)に、螺旋状翼17を取
付けたものである。この螺旋状翼17は、図15に示す
ように、杭体2の外径D1 より大きい外径D2 (例え
ば、D2 =2D1 )の円形鋼板15の中心部に小孔16
を設け、この小孔16から外周部までの1か所を切断し
て、杭体1の先端部に設けた取付部4に対応した形状に
曲げ加工して螺旋状翼17を形成し、この螺旋状翼17
を杭体2の先端部に設けた取付部4に溶接により取付け
て翼10を構成したものである。なお、杭体2の先端部
に設けた段差部3の高さh1 は、杭体2の外径D1 の
0.1〜0.6程度が望ましい。また、杭体2の先端部
には、小孔16及び曲げ加工した螺旋状翼17により若
干のすき間が生じるが、これは小さいのでそのままにし
てもよく、あるいは閉塞板などにより閉塞してもよい
が、閉塞することにより、翼10の剛性をさらに向上さ
せることができる。
【0028】図16は本実施の形態の第5の例の斜視図
である。本実施の形態は、図17に示すように、杭体2
の外径D1 より大きい外径D2 で、中心部に杭体2の外
径D1 とほぼ等しい径の穴18を有するドーナツ状の円
形鋼板15を、穴18から外周部まで1か所を切断し
て、ピッチh1 (1周した始端部と終端部間の高さ)で
螺旋状に曲げ加工して螺旋状翼17を形成し、この螺旋
状翼17を、杭体2の先端部よりやや上方の外周面に溶
接により取付けて、螺旋状の翼10を構成したものであ
る。なお、上記のピッチh1 は、杭体2の外径D1 の
0.1〜0.6程度が望ましい。なお、上記の説明は、
翼10の一例を示すもので、本発明はこれに限定するも
のではなく、他の構造の翼を設けてもよい。
である。本実施の形態は、図17に示すように、杭体2
の外径D1 より大きい外径D2 で、中心部に杭体2の外
径D1 とほぼ等しい径の穴18を有するドーナツ状の円
形鋼板15を、穴18から外周部まで1か所を切断し
て、ピッチh1 (1周した始端部と終端部間の高さ)で
螺旋状に曲げ加工して螺旋状翼17を形成し、この螺旋
状翼17を、杭体2の先端部よりやや上方の外周面に溶
接により取付けて、螺旋状の翼10を構成したものであ
る。なお、上記のピッチh1 は、杭体2の外径D1 の
0.1〜0.6程度が望ましい。なお、上記の説明は、
翼10の一例を示すもので、本発明はこれに限定するも
のではなく、他の構造の翼を設けてもよい。
【0029】[実施の形態5]図18は実施の形態5の
斜視図である。本実施の形態は、実施の形態4の図1
2、図13に示したねじ込み杭1の上方の杭体2の外周
面に、実施の形態4の図9と同様に鋼製翼14a,14
bを同じ高さで交差して取付けて上段翼10aを構成し
たものである。この翼10及び上段翼10aは図示のも
ので限定するものではなく、適宜の構造とすることがで
きる。また、翼10,10aも2段に限定するものでは
なく、3段以上設けてもよい。本実施の形態によれば、
ねじ込み杭の貫入力を増大することができる。
斜視図である。本実施の形態は、実施の形態4の図1
2、図13に示したねじ込み杭1の上方の杭体2の外周
面に、実施の形態4の図9と同様に鋼製翼14a,14
bを同じ高さで交差して取付けて上段翼10aを構成し
たものである。この翼10及び上段翼10aは図示のも
ので限定するものではなく、適宜の構造とすることがで
きる。また、翼10,10aも2段に限定するものでは
なく、3段以上設けてもよい。本実施の形態によれば、
ねじ込み杭の貫入力を増大することができる。
【0030】以上本発明の実施の形態について説明した
が、本発明はこれに限定するものではなく、図示しない
が、例えば、次のような実施の形態がある。上記の説明
では、主として杭体2の先端部又は先端部近傍の外周に
2個の半円状の鋼製翼12a,12b,14a,14b
を取付けて翼10を構成し、あるいは1個の螺旋状翼1
7により翼10を構成した場合を示したが、杭体2の先
端部に3個又はそれ以上のレ字状の取付部を設け、この
取付部又は外周に円形鋼板を3分割又はそれ以上に分割
した扇形状の鋼製翼を取付けるようにしてもよく、ある
いは螺旋状翼17を複数に分割して杭体2の先端部又は
外周に螺旋状に取付けてもよい。また、各実施の形態で
は、翼10を構成する複数の鋼製翼の内角の総和が36
0°の場合を示したが、これらの内角の総和が320°
〜400°の範囲になるように構成してもよい。
が、本発明はこれに限定するものではなく、図示しない
が、例えば、次のような実施の形態がある。上記の説明
では、主として杭体2の先端部又は先端部近傍の外周に
2個の半円状の鋼製翼12a,12b,14a,14b
を取付けて翼10を構成し、あるいは1個の螺旋状翼1
7により翼10を構成した場合を示したが、杭体2の先
端部に3個又はそれ以上のレ字状の取付部を設け、この
取付部又は外周に円形鋼板を3分割又はそれ以上に分割
した扇形状の鋼製翼を取付けるようにしてもよく、ある
いは螺旋状翼17を複数に分割して杭体2の先端部又は
外周に螺旋状に取付けてもよい。また、各実施の形態で
は、翼10を構成する複数の鋼製翼の内角の総和が36
0°の場合を示したが、これらの内角の総和が320°
〜400°の範囲になるように構成してもよい。
【0031】上記の各実施の形態では、杭体を地中に打
設したのちこの杭体内に建設残土を装入する場合につい
て説明したが、本発明は、さらに、あらかじめ建設残土
が装入された杭体を地中に打設してもよく、あるいは、
地中に打設中に杭体内に建設残土を装入してもよい。
設したのちこの杭体内に建設残土を装入する場合につい
て説明したが、本発明は、さらに、あらかじめ建設残土
が装入された杭体を地中に打設してもよく、あるいは、
地中に打設中に杭体内に建設残土を装入してもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明に係るねじ込み杭の施工方法は、
少なくとも先端部又はその近傍に翼を有する中空の杭体
を翼のねじ作用により地中に打設したのち、この杭体内
に建設残土を装入するようにしたので、建設残土を大幅
に減らすことができ、これにより事後の残土処理の手間
が減り、建設コストを低減することができる。
少なくとも先端部又はその近傍に翼を有する中空の杭体
を翼のねじ作用により地中に打設したのち、この杭体内
に建設残土を装入するようにしたので、建設残土を大幅
に減らすことができ、これにより事後の残土処理の手間
が減り、建設コストを低減することができる。
【0033】また、本発明に係るねじ込み杭の施工方法
は、少なくとも先端部又はその近傍に翼を有する中空の
杭体内に建設残土を装入し、この杭体を翼のねじ作用に
より地中に打設するようにしたので、上記と同様の効果
を得ることができる。
は、少なくとも先端部又はその近傍に翼を有する中空の
杭体内に建設残土を装入し、この杭体を翼のねじ作用に
より地中に打設するようにしたので、上記と同様の効果
を得ることができる。
【0034】また、上記の杭体内に装入した建設残土を
ハンマー等で締め固めるようにしたので、より多くの建
設残土を杭体内に装入することができる。さらに、杭体
内に装入される建設残土又は杭体内に装入された建設残
土と硬化性流動物とを混合して杭体内で固化させるよう
にしたので、建設残土を減らすことができると共に、杭
体の剛性を高めることができる。
ハンマー等で締め固めるようにしたので、より多くの建
設残土を杭体内に装入することができる。さらに、杭体
内に装入される建設残土又は杭体内に装入された建設残
土と硬化性流動物とを混合して杭体内で固化させるよう
にしたので、建設残土を減らすことができると共に、杭
体の剛性を高めることができる。
【0035】また、本発明に係るねじ込み杭は、少なく
とも先端部又はその近傍に翼を有する中空の杭体と、こ
の杭体内にあらかじめ装入された建設残土、又は杭体を
地中に打設中若しくは打設したのち杭体内に装入される
建設残土、又は杭体内に装入された建設残土と、硬化性
流動物を混合した混合物とによって構成したので、上記
と同様の効果を得ることができる。
とも先端部又はその近傍に翼を有する中空の杭体と、こ
の杭体内にあらかじめ装入された建設残土、又は杭体を
地中に打設中若しくは打設したのち杭体内に装入される
建設残土、又は杭体内に装入された建設残土と、硬化性
流動物を混合した混合物とによって構成したので、上記
と同様の効果を得ることができる。
【図1】本発明の実施の形態1のねじ込み杭の模式図で
ある。
ある。
【図2】図1のねじ込み杭の先端部の斜視図である。
【図3】図2の杭体の先端部の斜視図である。
【図4】図2の翼の製作説明図である。
【図5】ねじ込み杭の施工説明図である。
【図6】実施の形態1のねじ込み杭の施工方法の説明図
である。
である。
【図7】実施の形態2のねじ込み杭の施工方法の説明図
である。
である。
【図8】実施の形態3のねじ込み杭の施工方法の説明図
である。
である。
【図9】実施の形態4の第1の例の斜視図である。
【図10】図9の翼の製作説明図である。
【図11】実施の形態4の第2の例の斜視図である。
【図12】実施の形態4の第3の例の斜視図である。
【図13】図12の杭体先端部の斜視図である。
【図14】実施の形態4の第4の例の斜視図である。
【図15】図14の翼の製作説明図である。
【図16】実施の形態4の第5の例の斜視図である。
【図17】図16の翼の製作説明図である。
【図18】実施の形態5の斜視図である。
1 ねじ込み杭 2 杭体 4,4a,4b 翼の取付部 10 翼 10a 上段翼 12a,12b,14a,14b 鋼製翼 17 螺旋状翼 23 建設残土 26 建設残土と硬化性流動物との混合物 30 ベースマシン 31 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠原 敏雄 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 森 玄 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 2D041 AA02 BA03 BA13 CA05 CB05 CB06 DB02 DB03 FA14
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも先端部又はその近傍に翼を有
する中空の杭体を前記翼のねじ作用により地中に打設中
又は打設したのち、該杭体内に建設残土を装入すること
を特徴とするねじ込み杭の施工方法。 - 【請求項2】 少なくとも先端部又はその近傍に翼を有
する中空の杭体内に建設残土を装入し、該杭体を前記翼
のねじ作用により地中に打設することを特徴とするねじ
込み杭の施工方法。 - 【請求項3】 杭体内に装入した建設残土を締め固める
ことを特徴とする請求項1又は2記載のねじ込み杭の施
工方法。 - 【請求項4】 杭体内に装入される建設残土又は杭体内
に装入された建設残土と硬化性流動物とを混合すること
を特徴とする請求項1又は2記載のねじ込み杭の施工方
法。 - 【請求項5】 少なくとも先端部又はその近傍に翼を有
する中空の杭体と、該杭体内にあらかじめ装入された建
設残土、又は該杭体を地中に打設中若しくは打設したの
ち該杭体内に装入される建設残土又は前記杭体内に装入
された建設残土と、硬化性流動物を混合した混合物とに
よって構成したことを特徴とするねじ込み杭。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10263856A JP2000096559A (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | ねじ込み杭の施工方法及びねじ込み杭 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10263856A JP2000096559A (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | ねじ込み杭の施工方法及びねじ込み杭 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003177702A Division JP2004003345A (ja) | 2003-06-23 | 2003-06-23 | ねじ込み杭の施工方法及びねじ込み杭 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000096559A true JP2000096559A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17395192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10263856A Pending JP2000096559A (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | ねじ込み杭の施工方法及びねじ込み杭 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000096559A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002097886A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-05 | Daido Concrete Co Ltd | 排土の処理方法及びこれに使用する装置 |
EP2669830A1 (en) | 2012-06-01 | 2013-12-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba, Inc. | Preparation and display of derived series of medical images |
CN111395327A (zh) * | 2020-03-25 | 2020-07-10 | 丁红岩 | 一种打旋单桩基础及其施工方法 |
-
1998
- 1998-09-18 JP JP10263856A patent/JP2000096559A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002097886A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-05 | Daido Concrete Co Ltd | 排土の処理方法及びこれに使用する装置 |
JP4521848B2 (ja) * | 2000-09-26 | 2010-08-11 | ジャパンパイル株式会社 | 排土埋め戻し孔形成装置 |
EP2669830A1 (en) | 2012-06-01 | 2013-12-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba, Inc. | Preparation and display of derived series of medical images |
CN111395327A (zh) * | 2020-03-25 | 2020-07-10 | 丁红岩 | 一种打旋单桩基础及其施工方法 |
CN111395327B (zh) * | 2020-03-25 | 2022-04-05 | 丁红岩 | 一种打旋单桩基础及其施工方法 |
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