JP2000096495A - 紙壁紙 - Google Patents

紙壁紙

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JP2000096495A
JP2000096495A JP10285879A JP28587998A JP2000096495A JP 2000096495 A JP2000096495 A JP 2000096495A JP 10285879 A JP10285879 A JP 10285879A JP 28587998 A JP28587998 A JP 28587998A JP 2000096495 A JP2000096495 A JP 2000096495A
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paper
layer
synthetic resin
wallpaper
pulp
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JP10285879A
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Inventor
Kazumoto Sawanobori
一元 澤登
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TOBU KAGAKU KOGYO KK
Original Assignee
TOBU KAGAKU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 建築物の内装材として使用できる紙壁紙にお
いて、当該紙壁紙は、建築物内面の施工側から表面側に
かけて、層間剥離可能な裏紙層、当該裏紙層を被覆して
当該裏紙層を通して移行してくる施工時あるいは施工後
の接着剤乃至粘着剤の移行を阻止することができる被覆
合成樹脂層、紙パルプ原料に対しポリオレフイン系複合
繊維または親水性を有するパルプ状多分岐繊維を混抄す
ることにより得られた紙類よりなりかつ絵柄模様が施さ
れた紙層及び表面合成樹脂層を備え、エンボス加工を施
してなる紙壁紙。 【効果】 加熱成型が可能で、ゴムロ−ルと型ロ−ルに
よるエンボス加工を施すことができ、その絵柄模様の裏
抜けも生ぜず、エンボス加工後も形くずれせず、紙壁紙
の貼り直しにおいて層間を剥離して、再度、新たな紙壁
紙を容易に施工でき、接着剤の滲み出しを阻止すること
ができ、表面保護強化合成樹脂層を備え、紙層を強度的
に補強し、汚れの付着を防止することができ、施工性、
意匠性及び高機能性を兼備した紙壁紙を提供することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙壁紙に関し、特
に、紙を主剤とし、施工性、意匠性及び高機能性を兼備
した紙壁紙に関する。
【0002】
【従来の技術】住まいを構成する建材は、骨組みとなる
構造材とその肉付けとなる仕上材とに大別され、さら
に、該仕上材は、屋根や外壁に使用される外装材と室内
に使用される内装材とに分けられる。当該内装材として
の家屋の壁(天井)を装う壁装材には、古くをさかのぼ
れば、左官材料も広義には該当していたが、建物の乾式
化に伴いクロス貼りと称される経師材料が使用されるよ
うになり、内壁や天井に布や紙を貼って仕上げるように
なってきた。当該紙製品には、和紙や洋紙やビニ−ルコ
−テイング紙等が使用され、又、当該布製品には、紙布
(紙糸を織ったもの)、絹、麻、化繊、ガラス繊維、フ
ェルト等が使用されてきた。しかるに、その後、当該紙
製品や布製品に代わって、ビニ−ルクロスと称される合
成樹脂製の壁装材が登場し、現在の壁装材の中の主役を
占めている。当該ビニ−ルクロスは、その主剤が合成樹
脂のポリ塩化ビニルであるのに、壁紙といわれ、壁紙と
いえば当該ポリ塩化ビニル製の壁装材を指すようにもな
っている。当該ポリ塩化ビニル製壁紙が、このように多
くの使用例を見るようになったのは、主に、安価である
こと、性能面において総体的に優れていること、ファッ
ション性が豊富であることに基づくものと考えられる。
即ち、例えば、ビニ−ルクロスでは、加熱加工によるエ
ンボス加工(浮き彫りふうの模様をつける)が可能だ
が、紙製品では、エンボス加工が難しく、また、加熱加
工により形くずれを生じたりする。また、ビニ−ルクロ
スでは、ロ−ルによるエンボス加工が可能だが、紙製品
では、ロ−ルによる模様付けが難しく、型押し模様によ
らざるを得ない。又、ビニ−ルクロスでは、水濡れに強
いが、紙製品では、水濡れに弱く、また、ビニ−ルクロ
スでは、下地材がモルタル、プラスタ−のような湿式材
料でも施工できるが、紙製品では、下地材が合板等の乾
式材料に制限され、施工に際し、接着剤に対する耐水性
が不十分であったり、紙が接着剤を吸収して表面にまで
滲み出ししたりすることもある。更に、壁装材を、一
旦、貼り合わせ後に、再度貼り合わせる場合に、ビニ−
ルクロスでは、それなりの切断強度を有するので、再施
工時に切断が少なく行なうことができるが、紙製品で
は、剥離に際し、切断が起こったりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術に見られるような欠点を有さず、紙を主剤とし、施工
性の面でも、意匠性の面でも、更には、機能性の面でも
優れた、即ち、施工性、意匠性及び高機能性を兼備した
紙壁紙及びその製法を提供することを目的としたもので
ある。本発明の他の目的及び新規な手段は本明細書全体
の記述からも明かとなるであろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、建築物の内装
材として使用できる紙壁紙において、当該紙壁紙は、建
築物内面の施工側から表面側にかけて、層間剥離可能な
裏紙層、当該裏紙層を被覆して当該裏紙層を通して移行
してくる施工時あるいは施工後の接着剤乃至粘着剤の移
行を阻止することができる被覆合成樹脂層、紙パルプ原
料に対しポリオレフイン系複合繊維または親水性を有す
るパルプ状多分岐繊維を混抄することにより得られた紙
類よりなりかつ絵柄模様が施された紙層及び表面合成樹
脂層を備え、エンボス加工を施してなることを特徴とす
る紙壁紙に係り、又、本発明は、建築物の内装材として
使用できる紙壁紙の製法において、層間剥離可能な裏紙
層の片面に、施工時あるいは施工後の接着剤乃至粘着剤
の移行を阻止するための合成樹脂層を介して、紙パルプ
原料に対しポリオレフイン複合繊維または親水性を有す
るパルプ状多分岐繊維を混抄することにより得られた紙
類を積層する工程、当該積層後に又は積層前に当該紙層
表面に印刷により絵柄模様を施す工程、当該紙層に表面
合成樹脂層を積層すると共に、当該積層物に加熱ロ−ル
エンボス加工を施す工程を含有してなることを特徴とす
る紙壁紙の製法に係るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、その実施例を示
す図面を参照しつつ説明する。
【0006】本発明の紙壁紙1においては、建築物内面
の施工側(壁等内面貼付側)に、層間剥離可能な裏紙層
2を有してなる。当該層間剥離可能な裏紙層2は、繊維
の絡み具合を調整するあるいはパルプ原料に繊維の絡み
具合の弱い繊維を使用する等により層間強度を弱め、そ
れにより層間において剥離可能とした紙で、当該紙壁紙
の貼り直しにおいて、例えば、一層を残し、他層を剥離
し、再度、当該残余の一層上に、新たな当該紙壁紙を施
工できるようにする。尚、当該層間剥離可能な裏紙層2
は、複数の層からなるものではなく、全体で一層に構成
されている。当該層間剥離可能な裏紙層2は、坪量で、
例えば、70g/m2程度のものが好ましい。
【0007】紙壁紙の施工時には、その図示が省略され
ているが、層間剥離可能な裏紙層2の裏面側に接着剤が
塗布され、当該接着剤により、建築物内壁面や天井等
に、紙壁紙が貼り付けられる。本発明の紙壁紙において
は、当該裏紙層2を通して表面に滲み出してくる接着剤
の移行を阻止する為に、当該裏紙層2を被覆して被覆合
成樹脂層3を設ける。尚、粘着剤を使用する場合も同様
である。当該被覆合成樹脂層3の例としては、例えば、
エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)、アタクチッ
クポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフイン系
樹脂等からなる合成樹脂フイルムが挙げられる。熱で溶
け、冷却して接着するホットメルト接着剤でもよく、当
該ホットメルト接着剤の例としては、主成分がエチレン
酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)で、これにロジン系樹
脂等の粘着付与剤、ワックス類等を配合したものが使用
できる。エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)に代
えてアタクチックポリプロピレン等としたものでもよ
い。使用形態は、フイルム状、テ−プ状、ブロック状、
ペレット状等があるが、作業性などからは、フイルム状
であることが好ましい。
【0008】当該被覆合成樹脂層3の上部には、紙層4
を積層する。当該紙層4は、紙パルプ原料に対し、ポリ
オレフイン複合繊維または親水性を有するパルプ状多分
岐繊維を混抄することにより得られた紙類よりなる。当
該紙パルプ原料には、例えば、木材パルプが挙げられ
る。当該ポリオレフイン複合繊維の例には、鞘部(低融
点成分)がポリエチレンで、芯部(高融点成分)がポリ
プロピレンから構成された複合繊維が挙げられる。又、
親水性を有するパルプ状多分岐繊維とは、ポリオレフイ
ン合成パルプとも称されもので、例えば、三井石油化学
工業(株)よりSWPの商品名で市販されているものを
使用できる。当該ポリオレフイン複合繊維または親水性
を有するパルプ状多分岐繊維は、長繊維でもよいが、好
ましくは、短繊維が使用される。当該ポリオレフイン複
合繊維または親水性を有するパルプ状多分岐繊維は、木
材パルプ等の紙パルプ原料に対して、適宜比率で例えば
30%程度を混入して抄紙される。当該紙類には、紙の
他に不織布も含む。当該紙類は、坪量で、例えば、12
0〜200g/m2前後のものが好ましい。
【0009】上記紙パルプ原料に対しポリオレフイン複
合繊維または親水性を有するパルプ状多分岐繊維を混抄
することにより得られた紙類よりなる紙層4には、絵柄
模様層5を形成する。絵柄模様層5の形成は、例えば、
印刷により行なわれる。
【0010】当該紙層4の表面は、表面合成樹脂層6に
より被覆する。表面合成樹脂層6は、例えば、次の式1
で示されるエチレン−ビニルアルコ−ル共重合樹脂によ
り構成される。
【0011】
【式1】
【0012】表面合成樹脂層6は、フイルムよりなって
いればよいが、例えば上記のようなエチレン−ビニルア
ルコ−ル共重合樹脂液をコ−テイングしてもよい。
【0013】図1では、その図示が省略されているが、
表面合成樹脂層6が積層された積層物には、エンボス加
工が施されている。当該エンボス加工による絞付けは、
通常、表面合成樹脂層6を通して、絵柄模様層5を有す
る紙層4に対して行なわれる。
【0014】本発明の紙壁紙1の製法の好ましい例を示
す。先ず、層間剥離可能な裏紙層2の片面に、施工時あ
るいは施工後の接着剤乃至粘着剤の移行を阻止するため
の合成樹脂層3を介して、紙パルプ原料に対しポリオレ
フイン複合繊維または親水性を有するパルプ状多分岐繊
維を混抄することにより得られた紙類よりなる紙層4を
積層する。当該積層後に、当該紙層4表面に、印刷によ
り絵柄模様を施し、絵柄模様層5を形成する。当該積層
前に、当該紙層4表面に、印刷により絵柄模様層5を形
成しておいてもよい。当該絵柄模様層5を有する紙層4
に、表面合成樹脂層6を積層する。当該積層物に、加熱
ロ−ルエンボス加工を施す。加熱ロ−ルエンボス加工
は、ゴムロ−ルと加熱型ロ−ルとの間に、積層物を通し
て行なえばよい。
【0015】上記のように、紙層4は、紙パルプ原料に
対しポリオレフイン複合繊維または親水性を有するパル
プ状多分岐繊維を混抄することにより得られた紙類より
なるので、加熱成型が可能となり、熱ロ−ルによるエン
ボス加工により凹凸の絞付けを施し得る。通常の紙製品
では、オス、メス型押しにより凹凸の絵柄模様を施さざ
るを得ず、また、その場合、当該絵柄模様が紙の裏側に
抜けてしまう所謂裏抜けが生じてしまうが、当該紙類の
使用により、ゴムロ−ルと型ロ−ルとの間を通して絞付
けが可能となり、また、当該裏抜けを生じない。更に、
当該紙類は、高度の絞り加工、熱印刷が可能となり、ま
た、カレンダ−処理により高い平滑性が得られる。紙パ
ルプ原料に対し、親水性を有するパルプ状多分岐繊維を
混抄することにより得られた紙は、熱接着性があり、熱
結着により繊維間強度が増大し、エンボス加工後も形く
ずれしない。紙パルプ原料に対し、ポリオレフイン複合
繊維を混抄することにより得られた紙も、エンボス加工
後も形くずれしない。紙パルプ原料に混抄されたポリオ
レフイン複合繊維は、上記のように、2つの融点の異な
る樹脂よりなり、それらの融点差を利用して、熱処理す
ると、低融点成分のポリエチレンのみが溶融され、繊維
間が接着され、しかも、高融点成分のポリプロピレン
は、溶融されていないため熱処理後も繊維形態が保持さ
れので、エンボス加工後も形くずれしない。当該紙類の
使用により、耐水性や撥水性が向上するので、水濡れに
強くなる。
【0016】上記表面合成樹脂層6は、上記のような紙
層4への加熱ロ−ルエンボス加工に際して当該紙層4の
強度を補強でき、又、最終的に得られた紙壁紙の強度を
も補充する。又、当該表面合成樹脂層6は、紙壁紙に、
耐汚染性を付与し、ガスバリア−性を付与できる。即
ち、上記紙層4は、紙類よりなり、強度的にはビニ−ル
クロス等に比較して、どうしても弱くなるし、水に濡れ
たりすると弱く、汚れが付着し易いので、当該表面合成
樹脂層6は、当該紙層4に、耐汚染性を付与し、ガスバ
リア−性を付与して、その表面を保護する。当該表面合
成樹脂層(表面保護強化合成樹脂層)6にも、前記のよ
うにエンボス加工を施したり、又、印刷を施したりする
等により、紙壁紙の意匠性を向上させることができる。
当該表面保護強化合成樹脂層6は、不透明であってもよ
いが、透明にして、当該表面保護強化合成樹脂層6を通
して、その下部の絵柄模様層5を見えるようにしておく
とよい。当該表面保護強化合成樹脂層6に、抗菌剤の添
加等により抗菌性をもたせるようにするとよい。当該表
面保護強化合成樹脂層6と紙層4との間に、接着剤を介
在させてもよい。
【0017】
【実施例】次に、本発明を実施例により説明するが、本
発明は、これらの実施例によりなんら限定されるもので
はない。
【0018】実施例1.坪量70g/m2の層間剥離可
能な裏紙層の片面に、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂
(EVA)を主成分としたフイルム状のホットメルト接
着剤を介して、木材パルプにポリオレフイン合成パルプ
商品名SWP EST−8(平均繊維長0.9mm、密
度0.96g/cm3、融点135℃)[三井石油化学
工業社製]30%を混抄することにより得られた坪量1
20g/m2の特殊紙であってグラビア印刷により絵柄
模様が施された特殊紙をラミネ−トし、当該ラミネ−ト
物表面に接着剤塗布エチレン−ビニルアルコ−ル共重合
樹脂フイルムをラミネ−トすると共に、当該ラミネ−ト
物をゴムロ−ルと加熱エンボスロ−ルの間に通してエン
ボス加工を施し、紙壁紙を得た。
【0019】
【発明の効果】以上本発明によれば、パルプ原料にポリ
オレフイン複合繊維や親水性を有するパルプ状多分岐繊
維の短繊維を混入して抄紙された特殊紙を用いることに
より、紙壁紙の成型工程として重要な加熱成型が可能と
なり、ゴムロ−ルと型ロ−ルによるエンボス加工を施す
ことができ、その絵柄模様の裏抜けも生ぜず、また、当
該エンボス加工後も形くずれしない。又、建築物内面の
施工側には、層間において剥離可能な裏紙を使用してい
るので、紙壁紙の貼り直しにおいて層間を剥離して、再
度、新たな紙壁紙を容易に施工できる。更に、これら特
殊紙や層間において剥離可能な裏紙は、紙であって、紙
壁紙の施工時に塗布される接着剤が、当該裏紙を通し
て、当該特殊紙にまで到り、当該紙壁紙に形くずれが生
じてしまうのであるが、本発明の紙壁紙においては、被
覆合成樹脂層を設け、当該裏紙層を通して表面に滲み出
してくる接着剤の移行を阻止することができる。更に
又、本発明の紙壁紙においては、表面保護強化合成樹脂
層を備えてなるので、紙層を強度的に補強し、又、当該
紙層への汚れの付着を防止することができる。従って、
本発明によれば、再施工が容易で、裏紙層を通して表面
に滲み出してくる接着剤の移行を阻止することができ、
又、ゴムロ−ルと型ロ−ルによるエンボス加工による絞
付けが可能で、絵柄模様の裏抜けも生ぜず、かつ、当該
エンボス加工後も形くずれせず、更には、紙層への汚れ
付着が防止され、また、その強度も補強されている。従
って、本発明によれば、施工性の面でも、又、意匠性の
面でも、更には、機能性の面でも優れた、即ち、施工
性、意匠性及び高機能性を兼備した紙壁紙を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 紙壁紙 2 層間剥離可能な裏紙層 3 被覆合成樹脂層 4 紙層 5 絵柄模様層 6 表面合成樹脂層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK01B AK01D AK03C AK68 AP00 BA04 BA07 BA10A BA10D CB03 CB03B DD07D DG01C DG10A DG10C EH41C GB08 HB00C HB21D HB31 JK01 JK06A 4L055 AF15 AF46 AF47 AG59 AG64 AG89 AJ02 AJ07 BE14 BE15 FA30 GA23

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の内装材として使用できる紙壁紙
    において、当該紙壁紙は、建築物内面の施工側から表面
    側にかけて、層間剥離可能な裏紙層、当該裏紙層を被覆
    して当該裏紙層を通して移行してくる施工時あるいは施
    工後の接着剤乃至粘着剤の移行を阻止することができる
    被覆合成樹脂層、紙パルプ原料に対しポリオレフイン系
    複合繊維または親水性を有するパルプ状多分岐繊維を混
    抄することにより得られた紙類よりなりかつ絵柄模様が
    施された紙層及び表面合成樹脂層を備え、エンボス加工
    を施してなることを特徴とする紙壁紙。
  2. 【請求項2】 建築物の内装材として使用できる紙壁紙
    の製法において、層間剥離可能な裏紙層の片面に、施工
    時あるいは施工後の接着剤乃至粘着剤の移行を阻止する
    ための合成樹脂層を介して、紙パルプ原料に対しポリオ
    レフイン複合繊維または親水性を有するパルプ状多分岐
    繊維を混抄することにより得られた紙類を積層する工
    程、当該積層後に又は積層前に当該紙層表面に印刷によ
    り絵柄模様を施す工程、当該紙層に表面合成樹脂層を積
    層すると共に、当該積層物に加熱ロ−ルエンボス加工を
    施す工程を含有してなることを特徴とする紙壁紙の製
    法。
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