JPH0372150A - シート防水用絶縁シートおよびそれを用いるシート防水工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はコンクリート建造物などの建造物の屋上防水工
法において使用する絶縁シートに関する。詳しくは、高
分子シート防水とアスファルト防水とを兼ね備えた防水
工法における絶縁シートに関する。

（従来の技術と課題） コンクリート建造物などの建造物の屋上には、雨水等の
漏水を防止する目的で種々の防水工法が施されている。

この防水工法は防水層の種類により大別して、下記の方
法で行なわれる。

１）アスファルト防水工法 ２）シート防水工法 ３）塗膜防水工法 これらの中で本発明のシートが関与する工法はシート防
水工法で、この工法は防水を必要とする部位（「防水下
地」と言う）に、防水層として高分子からなる防水シー
トを一面に張りつめて防水する工法である。一般に防水
層は風等の作用で剥がれないようにするため、防水下地
と何等かの形で接着させる必要があるが、この接着の方
法に関して、従来は、防水層を防水下地に接着剤等を用
いて全面密着張りする密着工法が専ら行なわれていた。

この工法は施工中の張りじまい、末端処理が容易である
などの特徴があるが、一方で、防水下地中の水分が蒸発
し防水層との間に溜る結果防水層の一部に膨らみを生じ
たり、或は又、防水下地の毎裂やムーブメントに起因す
る破断抵抗性が小さい等の欠点があった。この欠点を補
う為、近年防水層を防水下地に全面接着をしない「絶縁
工法」　（部分密着工法とも言う）が行なわれるように
なってきた。

この絶縁工法は防水層と防水下地とを一体化しない各々
独立した層となし、２つの層を部分的に接着する方法で
、非接着部を水蒸気が自由に移動し、また、防水層と防
水下地との間に生ずる力を大面積に分散させることがで
きるため、防水層の膨れやｍ裂を減らすことができる特
徴がある。このような目的のために防水下地と防水層の
間に設置するシートを「絶縁シート」と呼んでいる。本
発明のシートはこの絶縁シートの中で特にシート防水用
に適したシートである。

絶縁工法の中で古くから行われた工法は、専らアスファ
ルト防水工法に用いられる工法で、防水下地上に孔明き
ルーフィングを敷き、その上からアスファルトを溶融し
て流し、ルーフィングの開孔部において防水下地とアス
ファルトを接着する工法である。この場合ルーフィング
が絶縁シートである。また、ポリエチレンフオームシー
トの裏面に屯甲状の連通溝をつけ、化学繊維メツシュで
補強張りした防水シートをプライマーを塗布した上に固
定する工法（特開昭５５−１５５８５８）が提案されて
いる。似た方法として、ゴムアスファルトを、片面に多
数条の連通した凹溝を有するシートに成形した防水シー
ト（特公昭６１−４エフ３６、特開昭５９−１２９１２
２）も提案されている。これらは防水シートと絶縁シー
トを兼ねたものである。さらに、本願発明者らは裏面に
孔明きシートを積層したアスファルトシート表面をトー
チ（火焔）により加熱・溶融せしめ、上面の防水シート
と溶融接着するとともに裏面の孔明シートの開孔部に於
いて防水下地と接着する工法（特願昭８３−１２０００
２）を提案している。

これとは別に、本願発明者は油含有ゴム・アスファルト
に孔明きシートを積層した自己接着性のある絶縁シート
及び工法を出願した（出願中）。

これらは何れも防水層を防水下地と絶縁するための工法
或はシートであり、これらシートの上に更にゴム等の高
分子防水シートを積層すべく何等配慮されたものではな
い。絶縁シートは本来防水下地と防水層とのつなぎであ
り、上層である防水層と一体化できるよろ配慮する必要
がある。すなわち、高分子シートとアスファルトシート
とはなんらかの接着手段を用いない限り接着するもので
はない。

（課題を解決するための手段） 上記の状況に鑑み本願発明者が提案する絶縁シートはア
スファルト系の絶縁シートであり、それ自身が防水シー
トも兼ね、しかも、該シートの上に高分子防水シート層
を接着する為の特別の配慮がなされているシートであり
、しかも、製造が容易である特徴がある。

本願発明の絶縁シートは、絶縁用アスファルトシートの
上面に熱可塑性樹脂シートまたはフィルムおよび繊維質
シートをこの順に積層してなる高分子シート防水用絶縁
シートである。

該絶縁シートの上に接着する防水高分子シート層は適宜
の高分子からなり、この具体的な高分子としては５ＢＲ
（スチレンブタジェンゴム）、ブチルゴム、ＥＰＤＭ（
エチレンプロピレンゴム）、天然ゴム等の加硫または非
加硫ゴム、ポリ塩化ビニール、ＥＶＡ（エチレン酢酸ビ
ニール共重合物）、塩素化ポリエチレン等の熱可塑性樹
脂が用いられるが、ゴムシートが特に適している。ある
いはまた、織布または不織布で補強された前記高分子シ
ートも使用できる。これら高分子シートの厚みは、防水
効果を発揮させるためにはかなりの厚みが必要ではある
が、通常は、０．１−１０ｍｍ程度の厚みである。

また、該絶縁シートは防水下地との絶縁のために裏面に
孔明きシートまたはフィルムをを積層することができる
。その結果、該絶縁シートは裏面の孔明きシートまたは
フィルムの開孔部においてのみ防水下地と接着し、他の
部分は防水下地と絶縁している結果絶縁シートとしての
機能を持つ。

しかも、本発明に使用する絶縁用アスファルトシート（
以下「アスファルトシート」と言う）は自身防水性を有
するため防水シートとしての機能も合わせもっている。

このアスファルトシートのアスファルトとしては、スト
レートアスファルト、ブロー７アスフアルトまたはその
混合物などの何れも使用できる。

好ましくは、接着性や低温特性の改良のためにゴムを配
合したいわゆるゴム・アスファルトである。さらに好ま
しくは、アスファルト１００重量部当りゴム１０−１０
０重量部および粘着付与剤１０−１００重量部を含む常
温粘着性のアスファルトである。

ゴムは天然ゴム、５ＢＲ（スチレンブタジェンゴム）、
ブチルゴム、ＳＢＳ　（スチレンブタジェンスチレンブ
ロック共重合体）等の合成ゴムあるいはこれらの再生ゴ
ムおよび架橋または加硫ゴム粉末、エチレン共重合体、
アタクチックポリプロピレンの単独または複数として使
用できる。ゴムは、アスファルトの接着性や低温におけ
る可塑性を改善するために配合するものであって、その
配合割合はアスファル）　１００重量部に対し１０−１
００重量部が適当である。これより少ないと、接着性お
よび接着保持性が劣り、また多い場合は性能は十分であ
るが高価になって経済的でない。

粘着付与剤は、アスファルトに配合することでこれに粘
着性が発現できるものならば任意のものでよい。例えば
、ロジン系樹脂、石油樹脂、およびポリブテン、ゴム配
合油、高沸点炭化水素油等の非揮発性油が一般に使用で
きる。その配合割合はアスファルト１００重量部に対し
、１０−１００重量部が適当である。配合が１０重量部
より少ないと粘着性の発現が不十分であり、逆に１００
重量部を越えるとシートが柔軟すぎるためにその成形性
が悪くなる。

アスファルトシートの上部に積層する熱可塑性樹脂シー
トまたはフィルムおよび繊維質シートからなる層は該絶
縁シート上に接着する防水シートのために特別に工夫さ
れた部分であり、アスファルトシートに熱可塑性樹脂層
を介して繊維質層を積層することが特に重要である。

防水用高分子シート、特に防水用ゴムシートは溶剤系ゴ
ム接着剤を用いて繊維質シート層の上部に接着する。こ
の際接着剤が布層と絡み合う結果防水シートが強固に絶
縁シートと接着する。この際アスファルト層と繊維質層
が直接接しているとアスファルトシート中の低分子量成
分が繊維質シートを通して表面ににじみだし、接着剤を
溶解して接着を悪くシ、さらには、シート防水層をも溶
解するなどの悪影響を及ぼす。繊維質シートとアスファ
ルトシートの間に積層した熱可塑性樹脂シートまたはフ
ィルムはアスファルト中の低分子量成分かにじみでるこ
とを防ぐ効果がある。

熱可塑性樹脂シートまたはフィルムは、ポリエチレン、
ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂からなり、その厚みは
該効果を示す範囲内において自由に選ぶことができる。

通常は、比較的薄くともその効果が発揮できるところか
ら５−１００μの厚みである。

この熱可塑性樹脂層の効果はこれだけではない。絶縁シ
ートの製作時に該シートをロールにより整形する際、ア
スファルト中の低分子量成分が布面ににじみでると該ロ
ールを汚し、そのために製造コストが高くつく。熱可塑
性樹脂シートまたはフィルムを繊維質シートの間に積層
することでこれらロールの汚れも防ぐことができる。

最上層の繊維質シートは細い繊維が上下に絡み合って形
成されたシートである。具体的には織布あるいは不織布
の何れもが使用できるが、コストの点で不織布が好まし
い。特に、ポリエステル、ポリプロピレンなどの不織布
が好ましいが、中でも耐候性や耐熱性の点からポリエス
テル不織布が特に好ましい。不織布の場合は、その厚み
が通常０．１−５ｍｍ１目付が１０−５００ｇ／ｍＱの
範囲から適宜に選択できが、好ましくは厚さ０．１−０
．５ｍｍ１　目付１０−１００ｇ／ｍ２の吸水しにくい
、密度の高いポリエステル不織布である。不織布の密度
が低く厚さが厚いと、防水用高分子シートを接着する際
、接着剤が吸収されて塗布量が必要以上に多くなり、か
つ塗布しにくい。

この繊維質層は前述の如く上部に接着する防水高分子シ
ートと絶縁シートとの接着を強固にする効果を有する。

高分子シートは、たとえば溶剤系ゴム接着剤等の接着剤
を用いて接着させる必要がある。しかるに、この接着剤
では熱可塑性樹脂シートまたはフィルムとの接着力か弱
すぎて実用的ではない。またこの接着剤はアスファルト
と溶解するため、アスファルトシートに防水シートを直
接接着することも困難である。本発明に於いては、繊維
質シートを介して防水高分子シートを絶縁シートに積層
することにより初めて防水高分子シートを強固に接着す
ることが可能となった。すなわち、溶剤系ゴム接着剤等
の接着剤を用いて接着させる場合、接着剤が繊維質シー
トの繊維に絡み合い強固に接着できることになる。この
繊維質シートは繊維質であることから加熱圧着法により
下層の熱可塑性樹脂層とは容易に接着し、熱可塑性樹脂
層は同様に加熱圧着法によりアスファルト層に容易に接
着するため防水高分子シートはこれら２層を介してアス
ファルトシートに強固に接着することができる。

さらに、前述の如く本発明の絶縁シートは防水効果を有
するため、上面の防水シートと共に防水性を高め、高価
な上部防水シートを薄くできる効果もある。もちろん、
特に薄くすることなく、従来の防水高分子シートで用い
られている程度の厚みの高分子シートを用いることもで
きる。

アスファルトシートの裏面に積層する孔明きシートまた
はフィルムはポリエチレンフィルム、ポリエステルフィ
ルムなどの熱可塑性樹脂フィルムまたはポリエステル繊
維製不織布などの不織布類、あるいはこれら不織布に熱
可塑性樹脂フィルムを裏打ちしたもの、もしくは合成紙
等が適しており、２０　ｍ　ｍ径乃至１００ｍｍ径の円
形の孔を明けたものを用いる。

本発明の実施の態様上、この孔は円形に限定されるもの
ではないが、孔明機のカットダイで最も容易に加工でき
るダイ形状は円形ダイである点に鑑み円形の孔としたも
ので、概ね上記寸法の角孔や５角形、６角形であっても
一向に支障はなく本発明の実施の範囲から逸脱するもの
ではない。

本発明はまた、上面に熱可塑性樹脂シートおよび繊維質
シートをこの順に積層してなる絶縁用アスファルトシー
トを防水下地に接着し、該絶縁用アスファルトシートの
上面を高分子シート防水することを特徴とするシート防
水工法でもある。高分子シート防水はゴムシート防水で
ある防水工法の場合が特に効果が大きい。

防水施工の方法は、建物の屋上など、防水下地を清掃し
、水分を乾燥させた後、アスファルト乳剤等のプライマ
ーを刷毛または吹き付は等により薄く均一に塗布する。

プライマーが乾燥後、もし必要ならば接着剤をさらに塗
布し、該絶縁シートを敷き詰め、上から軽くローラーを
かけて展圧し、絶縁シートを十分接着させる。その後、
繊維質シートの上部に溶剤系ゴム接着剤等の接着剤をま
んべんなく塗布し、ゴム防水シート等の防水シートを張
り付ける。かくすることにより防水施工が行なわれる。

（実施例） 本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説明する。

（アスファルトの調合例） ストレートアスファルト１０　（ｌｆｉ部、Ｓ　ＢＳ共
重合体（カリフレックスＴＲ１１０２シェル化学製）２
０重量部、アタクチックポリプロピレン５０重量部およ
び高沸点芳香族系炭化水素油（コラモレツクスフ００　
　日本石油製）５０重量部を配合して絶縁シート用アス
ファルトを調合した。このアスファルトの性状は第１表
の通りであった。

試験項目 軟化点 針入度 第　　１　　表 試験条件　　測定値　　試験法 環球法　　１３２　ＣＪＩＳＫ−２２０７１／１０ｍｍ
　　　　７８　　　同上 ５ｃ 針入度指数 １０．７　同上 たれ長さ　　ｍｍ　　　　　Ｏ同上 尖丑−ＬＬ 厚さ０．３ｍｍのポリエステル製不織布（目付８０ｇ／
ｍ２　東洋紡製）に厚さ３０μのポリエチレン製フィル
ムを熱融着して積層シートを作製した。

別に厚さＯ，Ｌｍｍ１孔径３０ｍｍφの孔を１００ｍｍ
間隔で格子状にあけたポリエチレンシートを作製し、こ
れに離型紙を重ね合わせた。

第２図に示すよつに、回転ロール１および２の間に前記
孔明きポリエチレンシート（離型紙を含む）３、ポリエ
ステル不織布とポリエチレン積層シート４をそれぞれポ
リエチレン側を内に向けて挟み、両シートの間５に、前
記アスファルＩＬ＆例に示したアスファルトを溶融して
、１．４ｍｍ厚になるようロール１および２の間隔を調
整して流し込み、ロールを回転してアスファルトの両面
ニホリエステル製不織布とポリエチレンのＵシートおよ
び孔明きポリエチレンシートを積層した４ＨＪ積層シー
ト（離型紙を含めると５層）６となし、冷却後巻きとっ
て第１図のような絶縁シートを得た。ロール表面には、
アスファルトによる汚染は認められなかった。

実」０残」一 実施例１の絶縁シートを４００ｍｍＸ４００ｍｍＸ８ｍ
ｍ厚のスレート板上にブローンアスファルトプライマー
を介して孔明きシートを下側にして接着し、その表面に
溶剤系ゴム接着剤を塗布し、その上に１．２ｍｍ厚のゴ
ム防水シートを張りつけ、軽く展圧した後１週間放置し
た。１週間経過後カッターナイフを用いてゴムシート面
に２５ｍｍ幅の溝を切り端に接着剤を介して取っ手を付
け９００方向に持ち上げた結果ゴム防水シートは何ら剥
がれる事なく、さらに強く持ち上げた結果防水下地と絶
縁シートの間が剥離する状況であった。すなわち、少な
くとも高分子シートの接着力は防水下地層と絶縁シート
との接着力よりも大であった。

比圭玉Ｕ− 不織布を積層しない以外実施例１と同じ絶縁シートを用
いて実施例２の試験を繰り返した。ゴム防水シートは何
ら力を加えることなく剥がれた。

比１四残二一 不織布及びポリエチレンシートを積層しない上面がアス
ファルトのままの実施例１の絶縁シートを用いて実施例
２の試験を繰り返した。溶剤系ゴム接着剤がアスファル
ト面を溶解しゴム防水シートの接着が困難であった。

Ｌ挽虹止 実施例１の絶縁シートを３０μのポリエチレンシートな
しに製造した。積層シートを約７ｍ巻とった頃から回転
ロール表面に黒いしみが付き始め、約１８ｍ巻とった時
点では不織布表面に回転ロール上のしみが転写され、下
面からにじみでたアスファルトとともに表面全体が黒く
汚れた状態になった。

（発明の効果） 本願発明の絶縁シートは安価なアスファルト系のシート
を基幹とし、それ自身が防水シートを兼ね、しかも、該
シートの上にシート防水工法により防水高分子シートを
更に積層する為の特別の配慮がなされた結果防水高分子
シートを強固に接着することができ、その上、製造が容
易である特徴がある。

本願発明の絶縁シートは前述の如く、アスファルトシー
トの上面に熱可塑性樹脂シートまたはフィルムおよび繊
維質シートをこの順に積層してなるシート防水用絶縁シ
ートであり、防水高分子シートはゴム系防水シートであ
る場合が特に効果が大きい。絶縁シートの裏面には孔明
きシートまたはフィルムを積層することができ、その結
果アスファルトシートは裏面の孔明きシートまたはフィ
ルムの開孔部においてのみ防水下地と接着し、他の部分
は防水下地と絶縁している結果絶縁シートとしての機能
を持つ。　アスファルトシートの上部に積層した熱可塑
性樹脂シートまたはフィルム及び繊維質シートからなる
層は該絶縁シート上に積層する防水高分子シートのため
に特別に工夫された部分であり、防水用高分子シートは
接着剤を用いて繊維質層の上部に接着する際、接着剤が
繊維質層と絡み合う結果防水シートが強固に接着する。

この際アスファルト層と繊維質層の間に介する熱可塑性
樹脂シートまたはフィルムがアスファルトシート中の低
分子量成分が繊維質シートを通して表面ににじみだし、
接着剤を溶解して接着を悪＜シ、さらには、防水シート
をも溶解するなどの悪影響を防止する。また、この熱可
塑性樹脂シートまたはフィルムの効果はこれだけではな
く、絶縁シートの製作時に該シートをロールにより整形
する際、アスファルト中の低分子量成分が繊維質シート
面ににじみでると該ロールを汚すことを防いでいる。こ
のように、アスファルトシートにゴムシートなどの防水
高分子シートを積層する事は従来困難であったが、本発
明により可能となった。

さらに、前述の如く本発明の絶縁シートは防水効果を有
するため、上面の防水シートと共に防水性を高め、高価
なゴムシートなどの上部防水シートを薄くできる効果も
ある等経済効果が大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の絶縁シートの平面図である。 Ａは上ｆｆ１Ｂを一部切欠した火葬の孔明きシートであ
る。 第２図は本発明の絶縁シートの製造方法である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）絶縁用アスファルトシートの上面に熱可塑性樹脂シ
   ートまたはフィルムおよび繊維質シートをこの順に積層
   してなるシート防水用絶縁シート。 ２）シート防水が高分子シート防水である請求項１記載
   のシート防水用絶縁シート。 ３）裏面に孔明きシートまたはフィルムを積層した請求
   項１記載のシート防水用絶縁シート。 ４）上面に熱可塑性樹脂シートまたはフィルムおよび繊
   維質シートをこの順に積層してなる絶縁用アスファルト
   シートを防水下地に接着し、該絶縁用アスファルトシー
   トの上面をシート防水することを特徴とするシート防水
   工法。 ５）シート防水が高分子シート防水である請求項４記載
   のシート防水工法。 ６）請求項４記載のシート防水工法に用いる絶縁用アス
   ファルトシートが裏面に孔明きシートまたはフィルムを
   さらに積層してなる絶縁シートである請求項４記載のシ
   ート防水工法。