JP2000096268A - 鉛含有銅合金の鉛溶出低減処理方法及び鉛含有銅合金製水道用器具 - Google Patents

鉛含有銅合金の鉛溶出低減処理方法及び鉛含有銅合金製水道用器具

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JP2000096268A
JP2000096268A JP11223467A JP22346799A JP2000096268A JP 2000096268 A JP2000096268 A JP 2000096268A JP 11223467 A JP11223467 A JP 11223467A JP 22346799 A JP22346799 A JP 22346799A JP 2000096268 A JP2000096268 A JP 2000096268A
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Toshiyuki Kawamoto
理之 河本
Mitsuo Imamoto
光男 今本
Akira Goto
晶 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鉛含有銅合金素材の表面から鉛を除去すること
によって鉛溶出を防止する処理方法と、鉛の溶出を防止
した鉛含有銅合金製水道用器具を提供するものである。 【解決手段】鉛含有銅合金を、フッ化物を添加したクロ
ム酸の液に浸漬している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉛含有銅合金から
鉛が溶出するのを低減させるための鉛溶出低減処理方法
及び鉛の溶出を低減した鉛含有銅合金製水道用器具に関
する。
【0002】水道用器具とは、湯沸器、温水器、冷水
器、製氷器、浄水器、温水ボイラー、自動販売機、ボー
ルタップ、ロータンク、バルブ(水栓金具)、継手、
管、流し台、洗面台、便器、浴槽、住宅設備ユニットな
どで、給水管に直結する器具を含む。
【0003】
【従来の技術】従来から、水栓金具は、一般的に青銅、
黄銅等の銅合金を鋳造又は鍛造し、切削加工、研磨加工
等で形状を整え、ニッケルクロムめっき等を施して製造
されている。製造過程中での切削加工の際に銅合金の切
削性を向上させるために、銅合金中に鉛が添加されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4は鉛を添加した銅
合金の組織の模式図で、銅合金1へ鉛を添加した場合、
表面近くは、鉛、酸化鉛及び水酸化鉛等が集まり、内部
には鉛単体2として存在しており、表面近くの鉛2の濃
度は、内部の鉛の濃度よりも数倍高くなっている。 例
えば、鉛を添加した青銅鋳物製水栓金具では、鉛が約5
00ppb溶出し、鉛含有銅合金で製造した水道用器具
の通水路表面から鉛が水に溶出し、その水を長期間飲用
すると人体に悪影響を与えるおそれがある。
【0005】しかし、鉛が添加されていない銅合金材
は、切削加工性が悪く、代替銅合金材の開発もあまり進
んでいない。
【0006】そこで、本発明は、鉛含有銅合金製水栓金
具等から鉛が溶出することを防止するため、鉛含有銅合
金素材の表面から鉛を除去することによって鉛溶出を防
止する処理方法と、鉛の溶出を防止した鉛含有銅合金製
水道用器具を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、鉛含有銅合金
をフッ化物を添加したクロム酸の液に浸漬している。
【0008】クロムめっき浴を代表とするクロム酸の液
は強酸化性であるため、銅合金素材を全体溶解しながら
鉛も溶解する。但し、一般のサージェントクロムめっき
浴のように、フッ化物が存在しないとクロム酸鉛として
沈殿物が残存する可能性があるが、フッ化物はこれを溶
解する役目を果たすので、フッ化クロムめっき浴中など
のクロム酸浸漬をするのが好ましい。
【0009】また、クロム酸の液に浸漬する前に、酸化
剤などを添加したアルカリ系のエッチング液に浸漬して
も良い。このようにすることで、鉛含有銅合金材の表面
の鉛が、アルカリ液に触れることにより直接水溶性の亜
鉛酸のアルカリ金属塩になる化学反応と、酸化剤により
一旦酸化鉛になってからこの酸化鉛がアルカリ液により
水溶性の亜鉛酸のアルカリ金属塩になる化学反応とが進
行するが、後者の化学反応が前者の化学反応より速やか
あるため、結果として鉛の溶解が促進され除去できる。
【0010】この化学反応の際、銅単体、銅と合金を形
成した錫、亜鉛、アルミニウムなどはアルカリ液とは反
応せず、銅と合金を形成しない鉛単体のみが上記の化学
反応で選択的に除去される。
【0011】なお、このエッチング液に、キレート剤を
更に添加することが好ましく、キレート剤の添加で鉛が
水溶性の錯体が形成され、より効果的に鉛を除去するこ
とが出来る。
【0012】さらに、鉛含有銅合金材の表面の鉛を溶解
除去したあとで、鉛含有銅合金材の表面にクロメート被
膜を形成するのが好ましい。
【0013】即ち、クロメート液に含まれるクロム酸に
より、鉛含有銅合金が溶解する化学反応と、クロメート
被膜を形成する化学反応が生じて鉛含有銅合金素材表面
に僅かに残った鉛も溶解除去され、しかも鉛を除去した
鉛含有銅合金材表面がクロメート被膜で保護されて、鉛
除去後の鉛含有銅合金材表面が長期間の通水による腐食
で内部の鉛が溶け出したりせず、長期間に渉って鉛の溶
出を低減することが出来る。
【0014】クロメート被膜は、ニッケルクロムめっき
工程の前処理工程の中で、鉛含有銅合金製の水道用器具
を上記のアルカリ系のエッチング液に浸漬し、鉛含有銅
合金材の表面の鉛を選択的に除去後、硫酸、塩酸等の液
中で活性化し、その後ニッケルめっきを行った後、サー
ジェントクロム又はフッ化クロムめっき浴中でクロムめ
っきを行い、次いでクロメート液に浸漬することで形成
することも出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明において使用するアルカリ
系エッチング液の主成分は、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、トリポ
リリン酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、オルソケ
イ酸ナトリウムなどのうち単独又は数種を溶かしたアル
カリ性溶液である。濃度は、数g/l〜数10g/lが
一般的であり、使用する成分の組み合わせにより適宜判
断する。温度は、高い方が鉛溶出の効果は増すため、6
0〜90℃程度が望ましい。侵漬時間は、数分〜数10
分が望ましい。図1に示すとおり銅金属はほとんど溶浸
せず、両性金属である鉛を選択的に溶解することができ
る。
【0016】この、アルカリエッチング液中に酸化剤を
添加しており、この酸化剤の添加で、鉛が酸化され、酸
化鉛(PbOなど)を経てアルカリに溶解する(図1の
反応式(2))。この反応(2)は反応(1)より速や
かであるため、結果として鉛の溶解を促進する。酸化剤
としては、例えば、メタニトロベンゼンスルホン酸ナト
リウム、パラニトロ安息香酸ナトリウム等の有機酸化性
化合物、次亜塩素酸塩、さらし粉、過酸化水素、過マン
ガン酸カリウム、過硫酸塩、過塩素酸塩等の無機化合物
を用いる。濃度は各成分とも、数g/l〜数10g/l
が望ましい。
【0017】また、上記のアルカリエッチング液中に、
鉛の溶解を促進するために、キレート剤を添加すること
ができる。キレート剤としては、例えば、EDTA、エ
チレンジアミン、トリエタノールアミン、チオ尿素、ロ
ッシェル塩、酒石酸等の鉛と錯体を形成し易い化合物が
望ましい。濃度は各成分とも数g/l〜数10g/lが
望ましい。
【0018】上記のアルカリ系エッチング液の浸透・湿
潤性を改善するために、液の表面張力を低下させる目的
で界面活性剤を添加する。界面活性剤としては、アニオ
ン界面活性剤あるいはノニオン界面活性剤を用いること
が多く、これらを単独又は併用する。アニオン界面活性
剤としては、高級脂肪酸ナトリウム、硫酸化油、高級ア
ルコール硫酸エステルナトリウム、アルキルベンゼン硫
酸ナトリウム、高級アルキルエーテル硫酸エステルナト
リウム、α−オレフィン硫酸ナトリウムがある。また、
ノニオン界面活性剤としては、アルキルポリオキシエチ
レンエーテル、アルキルフェニルポリオキシエチレンエ
ーテル、脂肪酸エチレンオキサイド付加物、ポリプロピ
レングリコールエチレンオキサイド付加物(プルロニッ
ク)がある。添加量は、数g/l〜数10g/lが一般
的である。
【0019】ニッケルクロムめっき工程の前処理工程の
中で、鉛含有銅合金製の水道用器具を上記のアルカリ系
のエッチング液に浸漬し、鉛含有銅合金材の表面の鉛を
選択的に除去後、硫酸、塩酸等の液中で活性化し、次い
でニッケルめっきを行った後、一般のサージェントクロ
ム又は無水クロム酸及び硫酸からなるサージェント浴中
の硫酸の一部又は全部をフッ化物に置き換えたフッ化ク
ロムめっき浴中でクロムめっきを行う場合には、クロム
めっき浴に含まれるクロム酸の液は強酸化性であるた
め、銅合金素材を全体溶解しながら鉛も溶解する。
【0020】但し、一般のサージェントクロムめっき浴
のように、フッ化物が存在しないとクロム酸鉛として沈
殿物が残存する可能性があるが(図2の反応式
(3))、フッ化物はこれを溶解する役目を果たすの
で、フッ化クロムめっき浴中でクロムめっきを施すのが
好ましく(図2の反応式(4))、温度は40〜60
℃、浸漬時間は数10秒〜数分が望ましい。
【0021】フッ化物としては、フッ化ナトリウム、フ
ッ化カリウム、フッ化アンモン、フッ酸、ホウフッ酸、
ケイフッ酸・ケイフッ化ナトリウム・ケイフッ化カリウ
ム、ホウフッ化クロムなど、フッ素化合物はそのほとん
どが使用できる。
【0022】クロメート処理に使用する添加剤は、無水
クロム酸、リン酸、硫酸をベースとするが、場合によっ
ては硝酸、フッ酸、酢酸、シュウ酸、クロム酸塩等を添
加、または置き換える。市販の亜鉛めっき等のクロメー
ト剤を使用してもよい。濃度は各成分とも、数g/l〜
数10g/lが望ましい。処理温度、処理時間は常温〜
60℃、数秒〜数分がそれぞれ望ましい。
【0023】
【実施例】(1)アルカリエッチング液について アルカリエッチング液の鉛溶出効果、並びにアルカリエ
ッチング液に酸化剤及びキレート剤を添加した場合の鉛
溶出効果を表1に示す。
【0024】
【表1】 処理方法は、表1に示す各種エッチング液に青銅鋳物の
水栓金具を80℃、3分間浸漬した後、30秒間水洗
し、フッ素含有量約1g/lの市販のフッ化クロムめっ
き液に45℃、3分間浸漬し、30秒間水洗し、60
℃、30秒間湯洗した。
【0025】次いで、JIS S3200−7(199
7年)「水道用器具−浸出性能試験方法」にしたがっ
て、処理した水栓金具について、溶出した鉛濃度を分析
した。図1はアルカリエッチングにより鉛を溶出した状
態の模式図で、図1に示す反応式により鉛含有銅合金1
の表面の鉛2が選択的に除去される。
【0026】表2の結果から明らかなとおり、エッチン
グしない未処理サンプルは、500ppbの鉛溶出量が
あるのに対して、本発明で処理したものは鉛溶出量が大
幅に減少し、特に酸化剤及びキレート剤の添加により鉛
溶出量がさらに減少した。また、フッ化クロムめっき液
に浸漬することにより、さらに鉛溶出量が減少すること
がわかる。
【0027】(2)クロムめっき液について 次に、アルカリエッチング液(水酸化ナトリウム50g
/l、メタニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム2g/
l、EDTA2g/l、エチレンジアミン2g/l)に
青銅鋳物の水栓金具を80℃、3分間浸漬した後、30
秒間水洗し、表2に示すクロムめっき液に45℃、3分
間浸漬し、30秒間水洗し、60℃、30秒間湯洗し
た。その後、JIS S3200−7(1997年)に
したがって鉛の溶出濃度を分析した。その結果は表2に
示すとおりである。
【0028】
【表2】 表2から明らかなとおり、クロムめっき浴に浸漬すると
鉛溶出量が大幅に減少するが、フッ化クロム浴が従来の
サージェントクロム浴より効果がある。フッ化物が存在
しないサージェント浴は、クロム酸鉛として沈殿物が残
存するために若干鉛濃度が高かったものと考えられる。
(図2の反応式(3))フッ化物は、これを溶解するた
め、フッ化クロム浴の方がサージェントクロム浴より効
果があったものと考えられる。(図2の反応式(4))
また、クロム酸浸漬単独でも鉛溶出効果があることは明
白である。
【0029】(3)クロメート処理について アルカリエッチング液(水酸化ナトリウム50g/l、
メタニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム2g/l、E
DTA2g/l、エチレンジアミン2g/l)に青銅鋳
物の水栓金具を80℃、3分間浸漬した後、30秒間水
洗し、フッ化クロムめっき液に(前述のフッ素含有量約
1g/lの市販の浴)45℃、3分間浸漬後、30秒間
水洗し、次いで、表3に示す組成のクロメート液に30
℃、20秒間クロメート処理し、30秒間水洗し、60
℃、30秒間湯洗した。
【0030】次いで、JIS S3200−7(199
7年)にしたがって鉛の溶出濃度を分析した。その結果
は表3に示すとおりである。
【0031】
【表3】 表3のとおり、クロメート処理しない場合に比べて、ク
ロメート処理したものは鉛溶出量が減少し、特に無水ク
ロム酸とリン酸の相乗効果により鉛溶出が大きく抑えら
れる。クロメート処理により、図3のクロメート処理の
状態を示す模式図の反応式により、クロメート皮膜が形
成され、鉛の溶出が抑制される。また、クロメート処理
単独でも鉛溶出に効果があることは明白である。
【0032】
【発明の効果】(1)鉛含有銅合金製水道用器具表面の
鉛を、フッ化物を添加したクロム酸の液に浸漬して除去
することにより水道用器具使用中の鉛溶出を効果的に低
減することができる。
【0033】(2)鉛含有銅合金水道用器具を、アルカ
リ性のエッチング液に浸漬して表面の鉛を除去した後、
次いでフッ化物を添加したクロム酸の液に浸漬すること
により、大幅に鉛溶出を低減させることができる。
【0034】(3)上記のエッチング液に更に酸化剤や
キレート剤を添加すれば、鉛の溶出防止が一層はかれ
る。
【0035】(4)鉛含有銅合金水道用器具を、フッ化
物を添加したクロム酸の液に浸漬して表面の鉛を除去し
た後、次いでクロメート液に浸漬して表面にクロメート
皮膜を形成することにより、大幅に鉛溶出を低減させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アルカリエッチングにより鉛を溶出した状態
の模式図である。
【図2】 フッ化クロム浴めっき浴処理の状態を示す模
式図である。
【図3】 クロメート処理の状態を示す模式図である。
【図4】 鉛を添加した銅合金の組織の模式図である。
【符号の説明】
1:銅合金 2:鉛

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛含有銅合金を、フッ化物を添加したク
    ロム酸の液に浸漬し、表面の鉛を除去することを特徴と
    する鉛含有銅合金の鉛溶出低減処理方法。
  2. 【請求項2】 鉛含有銅合金を、アルカリ系のエッチン
    グ液に浸漬し、次いでフッ化物を添加したクロム酸の液
    に浸漬したことを特徴とする鉛含有銅合金の鉛溶出低減
    処理方法。
  3. 【請求項3】 鉛含有銅合金を、フッ化物を添加したク
    ロム酸の液に浸漬し、次いでクロメート液に浸漬して表
    面にクロメート被膜を形成することを特徴とする鉛含有
    銅合金の鉛溶出低減処理方法。
  4. 【請求項4】 鉛含有銅合金を、フッ化物を添加したク
    ロム酸の液に浸漬し、表面の鉛を除去することを特徴と
    する鉛含有銅合金製水道用器具。
  5. 【請求項5】 鉛含有銅合金を、アルカリ系のエッチン
    グ液に浸漬し、次いでフッ化物を添加したクロム酸の液
    に浸漬したことを特徴とする鉛含有銅合金製水道用器
    具。
  6. 【請求項6】 鉛含有銅合金を、フッ化物を添加したク
    ロム酸の液に浸漬し、次いでクロメート液に浸漬して表
    面にクロメート被膜を形成することを特徴とする鉛含有
    銅合金製水道用器具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007013428A1 (ja) 2005-07-28 2007-02-01 San-Etsu Metals Co., Ltd. 銅合金押出材およびその製造方法
CN100374624C (zh) * 2002-09-09 2008-03-12 株式会社开滋 防止从铜合金制管路器件中洗脱铅和镍的方法及该洗脱后的管路器件

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