JP2000095227A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP2000095227A
JP2000095227A JP27138498A JP27138498A JP2000095227A JP 2000095227 A JP2000095227 A JP 2000095227A JP 27138498 A JP27138498 A JP 27138498A JP 27138498 A JP27138498 A JP 27138498A JP 2000095227 A JP2000095227 A JP 2000095227A
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JP
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polyester
nonwoven fabric
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film
mol
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JP27138498A
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Kimiharu Endo
公晴 遠藤
Hirofumi Yano
宏文 矢野
Masumi Okumura
眞澄 奥村
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形加工しやすく、堅牢にして弾性に富み、
そのため内容物の保持、保護に優れ、適度の吸水吸油性
を有し、そのため内容物、特に生鮮食品の変質を遅ら
せ、贈答用商品に適した高級感が有り、更に、廃棄焼却
時に有害ガスを発生しにくく燃焼熱量の少ない食品包装
容器や陳列用トレーを提供する。 【解決手段】 未延伸ポリエステルフィルムの片面に、
主としてポリエステル繊維からなる不織布を貼り合わせ
たシートからなる容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複合材からなる容器
に関するものである。更に詳しくは未延伸ポリエステル
フィルムと、ポリエステル系繊維からなる不織布とを貼
り合わせたシートからなる主として食品包装容器や陳列
用トレーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食品等の包装用容器や陳列用トレ
ーにおいて、単に無可塑塩ビ等の合成樹脂シートを容器
に成形したものに加え、種々の要求に対応した提案がな
されている。例えば実開平7−40442号公報には合
成樹脂不織布を加圧成形することにより、高級感を演出
でき、商品の箱詰め作業性が向上すると記載されてい
る。しかし、かかる不織布単体のトレーは賦形性が悪
く、鋭角が出にくい欠点があり、また液体を透過するた
め、内容物から滲み出した水分や油のため商品価値を失
うことがあった。
【0003】また環境保全の観点から、容器、トレーの
主材料である塩化ビニルより焼却時の有害ガスが発生し
にくく、かつ燃焼熱量の低いポリエステル系樹脂シート
への移行が始まっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、成形
加工しやすく、堅牢にして弾性に富み、そのため内容物
の保持、保護に優れ、適度の吸水吸油性を有し、そのた
め内容物、特に生鮮食品の変質を遅らせ、贈答用商品に
適した高級感が有り、更に、廃棄焼却時に有害ガスを発
生しにくく燃焼熱量の少ない食品包装容器や陳列用トレ
ーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、未延伸ポ
リエステルフィルムと、ポリエステル系不織布とを加熱
圧着しながら、不織布が容器の内側になるように成形加
工することにより、前記課題が達成できることを見いだ
し、本発明に到達した。
【0006】即ち、本発明の構成は次の通りである。 1.未延伸ポリエステルフィルムの片面に、主としてポ
リエステル繊維からなる不織布を貼り合わせたシートか
らなる容器。 2.未延伸ポリエステルフィルムが共重合ポリエステル
フィルムからなる1に記載の容器。 3.不織布が融点を異にする2種以上のポリエステルポ
リマーから構成される複合繊維を10重量%以上含む不
織布である1に記載の容器。 4.複合繊維が芯鞘型及び/又は偏芯芯鞘型複合繊維で
ある3に記載の容器。 5.複合繊維を構成するポリエステルポリマーの少なく
とも一方が共重合ポリエステルである3又は4に記載の
容器。
【0007】本発明において、未延伸フィルムに用いら
れるポリエステルはポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレンジカ
ルボキシレート及びそれらに第3成分を共重合させた共
重合ポリエステルである。この共重合成分は酸成分で
も、アルコール成分でも良い。それらの中でエチレンテ
レフタレートを主な繰り返し単位とするポリエステルに
例えばイソフタル酸を共重合したポリエステルが好まし
い。ポリエチレンナフタレンジカルボキシレートとして
は、ポリエチレンー2,6−ナフタレンジカルボキシレ
ートを挙げることができる。
【0008】共重合ポリエステルの共重合成分の割合
は、その種類にもよるが結果としてDSC測定における
融点が、好ましくは205〜252℃、更に好ましくは
220〜240℃の範囲になる割合である。融点が20
5℃未満では耐熱性が劣り、融点が252℃以上ではポ
リマーの結晶性が大き過ぎ、成形時の加熱により白化
し、脆化し易い。また昇温時の結晶化温度が140℃以
上であることが好ましい。この場合も、結晶化温度が1
40℃以下では熱成形時に加熱による白化、脆化が起こ
りやすい。ホモポリマーを用いる場合は、成形温度を1
10℃以下にして白化すなわち結晶化を防止しながら、
比較的強力な成形圧力を用いる等の配慮を要する。
【0009】共重合成分の割合は、酸成分およびジオー
ル成分各々につき全酸成分に対して1〜30モル%、好
ましくは2〜15モル%である。共重合量がこれより少
ないと、熱接着時の白化防止の効果が不十分であり、こ
れより多くなると、融点が低下するため押出性が悪く、
シーティングが困難になる。
【0010】共重合ポリエステルとして、ポリエチレン
テレフタレートにイソフタル酸成分が共重合された共重
合ポリエステルが好ましく、イソフタル酸の共重合量
は、全酸成分に対して好ましくは1〜30モル%、更に
好ましくは3〜20モル%、特に好ましくは7〜16モ
ル%である。
【0011】共重合ポリエステルとして、ポリエチレン
テレフタレートまたはポリエチレンナフタレンジカルボ
キシレートにイソフタル酸成分および/またはシクロヘ
キサンジメタノール成分が共重合された共重合ポリエス
テルを用いることができる。これらの場合共重合成分の
量は全ジカルボン酸成分の好ましくは1〜30モル%、
更に好ましくは2〜15モル%である。共重合量がこれ
より少ないと、熱接着時の白化防止の効果が不十分であ
り、これより多くなると、融点が低下するため押出性が
悪く、シーティングが困難になり好ましくない。
【0012】なお、本発明において、共重合ポリエステ
ルの融点及び昇温時の結晶化温度の測定は、Du Po
nt Instruments 910 DSCを用
い、昇温速度20℃/min.で融解ピークを求める方
法による。なおサンプル量は約10mgとする。
【0013】ポリエステル及び共重合ポリエステルの製
造方法は特に規制されず、従来公知の方法で製造するこ
とが出来る。
【0014】これらのポリエステルには、フィルムの巻
き取り、巻き出し、搬送作業性を良好にする目的で、滑
剤としての無機又は有機粒子を適量添加してもよい。
【0015】本発明で使用するフィルムの製造方法は通
常の方法を用いることが出来る。一般には、スクリュー
押出機により溶融押し出されたポリマーをフィルターを
通してTダイから吐出し、急冷ローラーに密着冷却して
後剥離し、巻き取る。延伸はしない。通常ポリエステル
フィルムは二軸延伸により、多くの優れた特性を獲得す
るが、成形用シートの場合には、成形応力が強い、成形
時の加熱により収縮する、等の欠点となり、好ましくな
い。フィルム厚さは制約されず、用途により任意に選ぶ
ことが出来る。押出機の性能によって製造可能な厚さは
大きく左右されるが、一般に50〜1000μm、好ま
しくは100〜800μm、より好ましくは200〜5
00μmである。50μm未満では腰が弱く、容器とし
ては不適である。1000μm以上になると巻き取り径
が過大となり、取り扱いが困難となる。
【0016】本発明の容器は、上記未延伸フィルムに主
としてポリエステルからなる不織布を貼り合わせたシー
トからなる。この際、該不織布は融点を異にする2種以
上のポリエステルポリマーから構成される複合繊維を1
0%以上含むことが好ましい。この複合繊維は異種の素
材を貼り合わせ型二層構造にして紡糸したものでも良い
が、本発明においては共重合ポリエステルを鞘部に、例
えばポリエチレンテレフタレートを芯部に有する、ほぼ
円形の断面を持ち、芯鞘型二層構造を持つ繊維がより好
ましい。芯部が偏芯して芯部が露出していてもよい。
【0017】この複合繊維の役割は、成形時の温度即ち
100〜130℃で鞘部の樹脂が少なくとも軟化、好ま
しくは溶融し、不織布とフィルムを接着することと、比
較的融点の高い芯部により、形状を維持することにあ
る。従って、鞘部を構成する樹脂は共重合ポリエステル
が好ましい。共重合成分は酸成分及び/又はアルコール
成分でもよい。エチレンテレフタレートを主たる繰り返
し単位とするポリエステルの場合、酸成分としてはイソ
フタル酸、セバシン酸、アジピン酸等が、アルコール成
分としてはジエチレングリコール等が共重合成分として
例示できる。酸成分の共重合比率は30〜50モル%が
好ましい。
【0018】かかる複合繊維の製造法は規定されない
が、具体的には2台のメルターによりそれぞれの樹脂を
溶融し、紡糸機の口金の複数個の吐出孔部において、芯
部に例えばポリエチレンテレフタレート、その周囲の鞘
部に共重合ポリエステルが配置されるようギアポンプ等
で溶融樹脂を導き、空気中へ吐出冷却し、引き取り、繊
維を得る。
【0019】この複合繊維は、鞘部に低融点の共重合ポ
リエステルを持つため、熱融着しやすく、フイルムとの
接着性が優れている。また芯部に強度と耐熱性に優れた
ポリエチレンテレフテレート等を持つため、共重合ポリ
エステルの欠点を補っている。鞘部の繊維半径に占める
割合は20〜80%が好ましく、40〜60%がより好
ましい。
【0020】複合繊維と主体繊維の混率は10%以上9
0%以下であることが好ましい。その理由は、複合繊維
はその構造を保持するため、緊張熱処理が難しく、熱収
縮性が強い場合が多く、このような熱収縮の大きい複合
繊維はポリエステルフィルムと貼合わせた後に反りが発
生し、残留歪みが小さくなり、成形によって賦形した形
状が保持されない場合があるからである。これを防止す
るため、熱収縮性の小さい主体繊維を10〜90重量
%、好ましくは20〜60重量%、更に好ましくは30
〜50%混合することが好ましい。熱収縮性の小さい主
体繊維が90%以上では熱接着性が低下し、成形時の変
形(伸び)が小さく好ましくない。熱収縮性の小さい主
体繊維はポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレ
ン、レーヨン等を例示出来る。中でも回収再利用の点か
ら、ポリエチレンテレフタレートが好適である。また熱
収縮を抑えた複合繊維もあるので、成形形状が保持でき
るものであれば100%複合繊維を使用してもよい。
【0021】更に不織布中に、部分的に複合繊維100
%の部分があってもよい。例えばフィルムとの接着面
が、複合繊維100%からなり、他の部分が熱収縮性の
小さい繊維を含む2層構造の不織布もまた好適に用いる
ことができる。
【0022】更にまた、美装性を加味する目的で、不織
布を構成する繊維の少なくとも一部に原着綿又は先染綿
を使用することが出来る。
【0023】不織布の製造方法は特に規制されないが、
成形時に変形しやすいこと(伸度大)や成形後の形の保
持性がよいこと(残留歪み大)を考慮すると、熱接着法
や樹脂接着法よりも、ニードルパンチ法やウォーターニ
ードル法のように、繊維の絡みを利用する不織布製造法
が推奨される。
【0024】この不織布に用いる主体繊維、複合繊維と
も、太さ1〜30デニール、長さ25〜153mm、が
好適であり、不織布の目付けは40〜800g/m2
好ましい。
【0025】これら未延伸フィルムと不織布から積層シ
ートとし、これを成形して容器とする。積層シートは3
層以上の層を有することができる。
【0026】容器成形に際しては、フィルムと不織布を
別個の巻出機から供給し、成形と同時に両者を貼合わす
方法が推奨される。予めフィルムと不織布を貼合わせた
後、成形することは可能であるが、貼合わせ時に結晶化
が進むため、及び複合化により強度が増加するために、
成形時の変形に対する抵抗が増大し、成形作業性が低下
することが多い。容器の成形方法としては、真空成形、
圧空成形、プラグアシスト成形、マッチモールト゛成形等
の手法を、容器の形状等に応じて単独または適宜組み合
わせて行うことができる。好適な成形方法としては、雄
型と雌型の間でフィルムと不織布とを重ねて加熱加圧し
成形するマッチモールド法がある。それ以外にも成形形
状はやや甘いが(鋭角にならないが)、フィルムを使用
しているので真空成形機、真空圧空成形機も使用でき
る。
【0027】内容物の耐衝撃性、耐割れを発現させるた
めには、少なくとも容器の内壁面が不織布シートで形成
されていることが好ましい。
【0028】成形温度は100〜130℃が好ましい。
100℃未満では鞘部の樹脂が溶融又は軟化しにくく、
フィルムと不織布の接着が不十分であり、130℃を超
えるとフィルムが結晶化し、脆化すると共に白化して美
観を損ねる場合があるので好ましくない。容器の内壁が
不織布となるように成形することが肝要であり、これに
よって内容物、特に瓶類の動きを防止し、保護すると共
に、結露を防ぎ、高級感のある装飾性を発揮できる。
【0029】成形の形状は自由であるが、贈答用包装で
は、商品の形状に合わせた凹部を成形し、該凹部に商品
を詰めるためのいわゆる下蓋容器又は内装トレー、いわ
ゆる下垂(ゲス)に適している。陳列用トレーの場合や
食品等のパックの場合は、四角の箱型(上方広がりも含
む)を基本とする。上蓋は必要に応じて附加することが
出来、材料や取り付け方は規制されない。
【0030】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
する。評価は下記の方法による。なお、ポリエチレンテ
レフタレートをPETと略称することがある。
【0031】1.成形加工性: 本発明のシートを円筒
形に絞り成形したとき、円筒の直径に対する最大絞り深
さの比で評価する。評価基準は次の通りである。 ◎:最大絞り深さは直径の50%以上 ○:最大絞り深さは直径の25〜50%未満 △:最大絞り深さは直径の10〜25%未満 ×:最大絞り深さは直径の10%未満
【0032】2.結晶性−1: 105℃で成形後フィ
ルムの白化(結晶化によるもので脆化している)部分の
有無を観察する。 ○:白化部分皆無 ×:白化部分有り
【0033】3.結晶性−2: 125℃で成形後フィ
ルムの白化(結晶化によるもので脆化している)部分の
有無を観察する。 ○:白化部分皆無 △:一部に白化有り ×:半分以上白化
【0034】4.剥離性:成形品の端を数回屈曲させ、
フィルムと不織布が剥離するか否かを観察する。 ◎:剥離せず ○:一部剥離有るが引きはがしには抵抗有り △:部分的に接着しているが剥離有り ×:最初から未接着部分が有る
【0035】5.液体透過性:容器に水を入れ、漏水の
有無を調べた。 ○:漏水無し ×:漏水有り
【0036】[実施例1〜9]平均粒径が1.2μmの
球状シリカを0.12重量%含有し、表1に示す成分を
共重合した共重合ポリエステル(重縮合触媒として酸化
ゲルマニウムを使用、固有粘度0.64)を乾燥、溶融
した後ダイから押し出して急冷固化し、厚さ350μm
の未延伸フィルムを得た。
【0037】一方、エチレンテレフタレートを主な繰り
返し単位とするポリエステルに、共重合成分としてイソ
フタル酸を40モル%、ジエチレングリコール4モル%
を共重合したポリエステルを鞘部に配し、芯部がポリエ
チレンテレフタレートからなる複合繊維(繊維長51m
m、繊維太さ4デニール、鞘部が半径の約50%)と、
表1に示す繊維(繊維長64mm、繊維太さ6デニー
ル)と混紡し、ニードルパンチ法で目付け250g/m
2の不織布を得た。
【0038】該共重合フィルムと不織布を、125℃及
び105℃の雰囲気下でマッチモールド法により、熱接
着すると共に80×160×50(深さ)のトレーを成
形し、下記の項目を評価した。
【0039】[比較例1]上記複合繊維80重量%とポ
リエチレンテレフタレート繊維20重量%とからなる不
織布をフィルムと貼り合わさず、該不織布だけを上記条
件で成形した。
【0040】[実施例10]実施例2において、複合繊
維に代えて、未延伸ポリエチレンテレフタレート繊維を
使用した以外は実施例2と同様に実施した。
【0041】[実施例11]実施例1で使用した共重合
フィルムと不織布を、125℃の雰囲気下で一旦熱接着
し、複合シートを作成した後、上記条件で成形した。評
価結果を表2に示す。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【発明の効果】本発明の未延伸ポリエステルフィルムと
不織布との貼合わせ同時成形容器は、軽量にして堅牢で
適度の吸液性があり、優美な外観を有し、内容物の保
持、保護、美装性に優れる一方、原料への回収性が有利
で廃棄焼却時の有害ガスの少ない容器を提供するもの
で、特に食品、中でもハム、酒類、調理済み惣菜類、魚
類のトレー、果物、野菜、菓子、スナック等のパック等
に適している。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未延伸ポリエステルフィルムの片面に、
    主としてポリエステル繊維からなる不織布を貼り合わせ
    たシートからなる容器。
  2. 【請求項2】 未延伸ポリエステルフィルムが共重合ポ
    リエステルフィルムからなる請求項1に記載の容器。
  3. 【請求項3】 未延伸ポリエステルフィルムがDSC測
    定における昇温時の結晶化温度が140℃以上である、
    請求項2記載の容器。
  4. 【請求項4】 未延伸ポリエステルフィルムの共重合ポ
    リエステルが99〜70モル%のテレフタル酸および1
    〜30モル%のイソフタル酸を酸成分とし、エチレング
    リコールをジオール成分としてなる共重合ポリエステル
    である、請求項2記載の容器。
  5. 【請求項5】 未延伸ポリエステルフィルムの共重合ポ
    リエステルが99〜70モル%のナフタレンジカルボン
    酸および1〜30モル%のイソフタル酸を酸成分とし、
    エチレングリコールをジオール成分としてなる共重合ポ
    リエステルである、請求項2記載の容器。
  6. 【請求項6】 不織布が融点を異にする2種以上のポリ
    エステルポリマーから構成される複合繊維を10重量%
    以上含む不織布である請求項1に記載の容器。
  7. 【請求項7】 複合繊維が芯鞘型及び/又は偏芯芯鞘型
    複合繊維である請求項6に記載の容器。
  8. 【請求項8】 複合繊維を構成するポリエステルポリマ
    ーの少なくとも一方が共重合ポリエステルである請求項
    6又は7に記載の容器。
  9. 【請求項9】 熱成形により賦形されてなる請求項1記
    載の包装用容器。
  10. 【請求項10】 容器の内壁面が不織布である請求項1
    記載の包装用容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005254482A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Teijin Fibers Ltd 車両内装用基材およびその製造方法および車両内装材
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