JP2000094874A - 電子部品内蔵カードとその製造方法 - Google Patents

電子部品内蔵カードとその製造方法

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JP2000094874A JP26837298A JP26837298A JP2000094874A JP 2000094874 A JP2000094874 A JP 2000094874A JP 26837298 A JP26837298 A JP 26837298A JP 26837298 A JP26837298 A JP 26837298A JP 2000094874 A JP2000094874 A JP 2000094874A
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ink receiving
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードにICモジュールを装着するための凹
部を機械加工により設ける際のインク受容層のバリの発
生や、加工工具へのインク受容層の樹脂成分の付着の問
題を起こすことのないICカード及びその製造方法を提
供すること。 【解決手段】 カード表面の少なくとも片面にインク受
容層が設けられ、該カード表面に凹部が機械加工により
形成され、かつ該凹部にICモジュールが装着されてい
るICカードにおいて、該インク受容層が無機フィラー
を含むことを特徴とするICカード、及びカード表面の
少なくとも片面にインク受容層を設け、該カード表面に
凹部を機械加工により形成し、更に該凹部にICモジュ
ールを装着するICカードの製造方法において、該イン
ク受容層に無機フィラーを含ませることを特徴とするI
Cカードの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICチップを内蔵し
たIC(integrated circuit; 集積回路)カード、特に
クレジットカード、バンクカード、ブリペイドカード、
クリニックカード、メンバーズカード等に好適に用いら
れる電子部品内臓カード及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、クレジットカード、バンクカ
ード、ブリペイドカード、クリニックカード、メンバー
ズカード等のカード類には種々の情報が埋設されてい
る。情報の記録方法としては、情報をデジタル化し磁
気、バーコード、或いはレーザー光を用いて情報記録坦
体上の光記録層の一部を揮散させるか、反射率の変化を
生じさせるか、或いは変形を生じさせて、光学的な反射
率か透過率の差によって情報の記録再生を行う、いわゆ
る光カード等が用いられている。また、カードを凹凸に
変形させ、その凸部で文字や数字を表したエンボスや、
スクリーン印刷やオフセット印刷等の−般の印刷も、情
報の記録方法として用いられている。
【0003】また、近年ICチップを装着したチップカ
ード、メモリカード、マイコンカードあるいは電子カー
ドと呼ばれるICカードが使用され始めた。
【0004】このようなICカードは、従来の磁気やバ
ーコードを利用したものと比べて、その記録容量が大き
いことから、銀行関係では預金通帳の代わりに預金の履
歴を、そしてクレジット関係では買い物などの取引履歴
を記憶させようとしている。また、ガソリンスタンドの
オイルカードにも使用され、単に取引履歴だけでなく、
種々のサービスに活用されている。
【0005】しかし、情報をデジタル化して行う磁気記
録やバーコード、或いは光カードでは、データを直接目
で見ることはできない。そこで、カードに記録された情
報が本当にカードの所有者についてのものであるかを確
認することは容易ではない。使用の際の注意事項や規約
等を文字情報で印刷することや、ロゴや下地の模様、絵
柄等は、予めスクリーン印刷やオフセット印刷等の−般
の印刷で行われている。しかし、このような印刷では、
印刷する色数分の印刷版を作成する必要があり短時間で
の作成は困難であるし、また少量の製作では単価は非常
に高くなってしまう。このような印刷は画一的な情報に
限られ、個々の情報は前示したデジタルデータで別途記
録しているのが現状である。
【0006】個別の情報、例えばカードの所有者の顔写
真をカードに記録したりすることは、一部で実施されて
いる。
【0007】しかし、写真そのものをカードに張り付け
る方法では、短時間での作成は困難であり、コストのか
かる方法でもある。
【0008】また、昇華熱転写型の印刷方法を用いる方
法では、インクリボンのコストが高く、従ってランニン
グコストが高くなるという欠点がある。特に、フルカラ
ー印刷を行うときは、印字密度によらずイエロー、マゼ
ンタ、シアンの三色分のインクリボンが常に消費される
ので不経済である。また、インクリボンは薄いフィルム
状の為、慣れないとプリンターに装着する時に破損する
ということもあった。また、印刷する下地の材質は、昇
華熱転写方式の印刷にあったものを選ばねばならないと
いう制約があった。さらに印刷ヘッドがインクリボンを
介して印字面に当たる接触式のため、印刷表面の微妙な
凹凸のせいできれいな印刷が得られなかったり、ごみな
どの異物がカード表面にあるときは、インクリボンが印
刷面に充分密着せず、印刷不良が生じることもある。ま
た、カードの端部まで印刷することは、印刷ヘッドがカ
ードの端面に当たってしまう恐れがあり印刷ヘッドの破
損を発生する可能性がある為、通常行われておらず、そ
のためカードの端面には印刷の余白が設けられている。
【0009】これらの問題を解決する方法として、カー
ド表面にインク受容層を設け、インクジェットにより印
刷するという方法が検討されている。この方法によれ
ば、印刷ヘッドが非接触式であるため、上記した問題が
回避される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ICカードの作製方法
として、カード表面にICモジュールを装着する為の凹
部を機械加工により設けた後、必要な実装が施されたI
Cモジュールを接合する方法がある。この方法について
は、実用新案登録公報第2557356号公報に記載さ
れている。しかし、インク受容層を設けたカードについ
てこのような方法でICカードを作製する場合、カード
表面に機械加工で凹部の形成を行ったとき、インク受容
層がきれいに加工できずバリが生じたり、また、加工を
続けていくと、加工工具にインク受容層の樹脂成分が付
着し、加工速度の低下や、加工精度の低下を招くという
問題が生じる。この為、バリ取りが後加工として必要に
なったり、工具の整備を頻繁に行わなければならず、生
産性の低い工程とならざるを得なかった。また、従って
カードコストの上昇を避けられなっかった。前記公報に
は、インク受容層が設けられていないため、この問題に
対する解決法は、述べられていない。
【0011】本発明は、インクジェット記録により情報
を印刷するためのインク受容層を有するICカードであ
って、カードにICモジュールを装着するための凹部を
機械加工により設ける際のインク受容層のバリの発生
や、加工工具へのインク受容層の樹脂成分の付着の問題
を起こすことのないICカードを提供すること、及びそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的は以下の本発
明によって達成される。
【0013】すなわち、本発明のICカードは、カード
表面の少なくとも片面にインク受容層が設けられ、該カ
ード表面に凹部が機械加工により形成され、かつ該凹部
にICモジュールが装着されているICカードにおい
て、該インク受容層が無機フィラーを含むことを特徴と
するICカードである。
【0014】さらに、該インク受容層に情報に基づき画
像が形成されていることを特徴とするICカードであ
る。
【0015】また、本発明のICカードの製造方法は、
カード表面の少なくとも片面にインク受容層を設け、該
カード表面に凹部を機械加工により形成し、更に該凹部
にICモジュールを装着するICカードの製造方法にお
いて、該インク受容層に無機フィラーを含ませることを
特徴とするICカードの製造方法である。すなわち、こ
の本発明のICカードの製造方法に於いては、カードの
少なくとも片面に無機フィラーを含むインク受容層を設
けた後、該カード表面に機械的加工法により凹部を形成
し、該凹部にICモジュールを装着する。
【0016】また、情報に基づきインク受容層に画像を
形成することを特徴とする上記ICカードの製造方法で
ある。
【0017】本発明により、カードにICモジュールを
装着するための凹部を機械加工により設ける際のインク
受容層のバリの発生や、加工工具へのインク受容層の樹
脂成分の付着の問題を起こすことのない、インクジェッ
ト記録により情報を印刷するためのインク受容層を有す
るICカードが得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を詳細に
説明する。
【0019】本発明のICカードに用いるカード基材と
しては、使用目的により種々のものが使用し得る。基材
として使用し得るものの例としてとして、紙、ポリエチ
レンテレフタレート、非結晶性ポリエステル樹脂(下記
に示す構造式(1)の樹脂;PETG(イーストマンケ
ミカル社商標))、ポリブチレンテレフタレート等のポ
リエステル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリ
デン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ
エチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹
脂、ABS樹脂等の樹脂類、あるいはこれら樹脂をポリ
マーアロイ化したもの、また、紙、金属等も用途によっ
ては適する。
【0020】
【化1】 これら基材の片面あるいは両面には、デジタル情報の記
録用として磁気ストライプを予め形成しても良いし、ま
た、スクリーン印刷やオフセット印刷等でロゴや使用上
の注意事項、規約等、画一的に決まった情報を予め印刷
しておいても良い。
【0021】インク受容層は、基材の片面のみに設け、
もう一方の面にインクジェット記録を行っても良いし、
両面にインク受容層を設けても良い。
【0022】インク受容層を構成する材料の一つの無機
フィラーとしては、シリカゲル、アルミナ、酸化チタ
ン、珪酸カルシウム、合成ゼオライト、酸化亜鉛が利用
できる。 インク受容層を構成する他の必須成分とし
て、無機フィラーのバインダーとして、バインダー樹脂
を使用する。例えば、ポリビニルアルコールまたはその
変性体、澱粉またはその変性体、ゼラチンまたはその変
性体、カゼインまたはその変性体、アラビアゴム、カル
ボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロースなどのセルロ
ース誘導体、ポリビニルピロリドン、ポリ塩化ビニル、
ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、ポリスチレ
ン、ポリエチレン等を使用できる。すなわち、インク受
容層は通常少なくとも無機フィラー及び有機樹脂、もし
くは無機フィラー及び有機樹脂の硬化物より形成されて
いる 受容層中の無機フィラーの含有率は40%以上98%未
満の範囲が好ましい。より好ましくは、70%以上95
%未満である。無機フィラーの含有率が上記の範囲より
少ないと、インク受容層を通してカードを機械加工した
とき、インク受容層がきれいに加工できず、端面にバリ
が生じる。また、加工を続けていくと、加工工具にイン
ク受容層の樹脂成分が付着し、加工速度の低下や、加工
精度の低下を招くという問題が生じる。この為、バリ取
りが後加工で必要になったり、工具の整備を頻繁に行わ
なければならず、製造工程の生産性が低くなる。また、
インクは受容層の無機フィラーの隙間に吸収されて印刷
が成されるので、上記の範囲より無機フィラーの含有率
が少ないとインク吸収性も悪くなり、綺麗な印刷ができ
なくなる。また、上記の範囲以上に受容層に無機フィラ
ーを配合すると、バインダー樹脂が無機フィラーの結合
状態を保つことができなくなり、受容層の機械的強度が
低下する。すなわち受容層にひび割れが生じたり、無機
フィラーの離脱が生じる。
【0023】更に必要ならば、顔料分散在、増粘剤、消
泡剤、抑泡剤、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、防バイ剤等を適宜受容層中に配合することもでき
る。
【0024】これらの材料を、基材上に塗布する際に
は、適当な溶媒を用いて樹脂成分を溶解し、無機フィラ
ーは細かく分散し塗工液とする。または、無機フィラー
を分散した樹脂を基材と一緒に型に入れ成型する方法で
も行える。
【0025】最も好ましい方法として、これらの材料を
水を主体とする溶媒中に分散して使用する形態が挙げら
れる。
【0026】材料が分散液の場合、基材上にインク受容
層を塗布する方法としては、一般に行われるブレードコ
ーター、エアナイフコーター、ロールコーター、カーテ
ンコーター、バーコーター、スプレーコーター等の塗布
方法が用いられる。
【0027】塗工量としては、乾燥固形分として3〜8
0g/m、好ましくは、5〜40g/mである。3
g/m以下では、単色の画像においてもインクの吸収
性が充分でなく、良好な画像が形成できない。5g/m
以下では、多色の画像においてインクの吸収性が充分
でなく、良好な画像が形成できない。通常のインクジェ
ット記録においては、塗工量の乾燥固形分が20g/m
程度のインク受容層が形成されていれば、インク吸収
性において問題は無いが、特に高印刷濃度の画像を印刷
したり、階調性を出すために薄い濃度のインクを通常の
使用量より多く付与するときには塗工量の乾燥固形分が
20〜80g/m程度のインク受容層が必要である。
これ以上の塗布量については、1回でそのような塗布量
を得ることは困難で、多数回の塗布換作が必要になりコ
スト的にも不利となる。
【0028】その後、例えば熱風乾燥炉、熱ドラムなど
を用いて乾燥し、インク受容層が形成される。このと
き、基材が塩化ビニール樹脂のような軟化点の低い材料
の場合は、乾燥温度としては50〜70℃が基材の変形
の起きない限界温度である。
【0029】インク受容層が加熱により硬化するような
ものでは、この後に加熱硬化処理を行う。また、カード
基材を何枚か熱溶着する場合は、この後に熱溶着を行
う。ここで、前示したように基材が塩化ビニール樹脂の
ような軟化点の低い材料 の場合では、溶着温度が10
0℃以上であり基材の変形が発生する。この場合、加圧
下で拘束しながら加熱処理することが有効である。加圧
する際、加圧する物の表面形状が基材やインク受容層に
転写されてしまうので、フェロ版等、表面の平らな物で
加圧することが好ましい。しかし、特に表面に梨地模様
であるとか、特定の表面形状を得たいのであれば、それ
に対応した形状の物で加圧すれば良い。加える圧力は基
材の材質とインク受容層の材質により決められるが、
0.1〜20k g/cmの範囲で行うのが好まし
い。より好ましくは 5〜15k g/cmの範囲であ
る。 圧力はあまり弱いと基材との密着が十分でな
く、強すぎると基材が流れすぎたりするので好ましくな
い。本発明のICカードにおける記録媒体のより好まし
い様態は、前記したインク受容層の上に、熱可塑性樹脂
粒子を含む多孔質層からなる最表層を設け、印字後に加
熱処理により最表層を溶融させ、非孔質化するとともに
インク受容層を外気より遮断することである。この最表
層はICモジュールを装着する凹部を機械加工するとき
には、まだ粒子状態で強く結合しておらず容易に除去可
能であること、塗布量も後示するように少ないことか
ら、特に無機フィラーをこの層に添加する必要はない。
最表層に使用される熱可塑性樹脂粒子としては、、ポリ
塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エステ
ル、ポリスチレン、ポリエチレン等の粒子が使用でき
る。また、これらに対応するモノマーの共重合体の粒子
も使用できる。
【0030】本発明で使用される熱可塑性樹脂粒子の平
均粒子径としては、より好ましくは、0.1〜5μm、
さらに好ましくは0.2〜2μm、最も好ましくは0.
2〜0.8μmの範囲である。
【0031】この熱可塑性樹脂の平均粒子径が0.1μ
m以下であると、インク受容層の隙間に樹脂粒子が入り
込みインク受容層の隙間が埋まってしまい、インク吸収
性、画質が低下する。また平均粒子径が5μmを越える
と、印字後に非孔質化処理を行つた場合、表面が平滑化
しにくくなり光度が低下する。
【0032】以下、図面を参照しながら本発明のICカー
ドの好ましい実施の形態を、更に説明する。
【0033】かかる熱可塑性樹脂粒子を含む多孔質層
は、熱可塑性樹脂粒子の固形分を10〜50重量%の範
囲に調整した塗工液を、先に設けたインク受容量の上に
最表層として塗工することにより形成される。熱可塑性
樹脂粒子の塗工量としては、印字後の処理により表面光
沢性を付与し、干渉光の発現を抑え、且つ保護層として
充分機能する程度の厚さが必要であり、通常層厚が2〜
10μmになるように塗工されるのが好ましい。図5
は、このような最表層が設けられた状態のカードを示
す。
【0034】次に、ICモジュール(図面における10
7及び207)を装着する凹部(図面における103及
び203)を機械加工で形成する。通常はエンドミル
(図面における104及び204)を用いフライス加工
により行う(図2及び図6)。ここで、本発明のインク
受容層には無機フィラーが配合されているので、インク
受容層を通してカードを機械加工してもインク受容層が
きれいに加工でき、端面にバリ等生じることが無視でき
る程度に少ない。また、加工を続けても加工工具にイン
ク受容層の樹脂成分が付着することがほとんど認められ
ず、加工速度の低下や、加工精度の低下を招くという問
題が生じにくい。この為、後加工でのバリ取りは不要で
ある。また、工具の整備を頻繁に行う必要はなく、生産
性の高い製造工程が実現できる。次に、この凹部にIC
モジュールを装着する。通常ICモジュ−ルはガラスエ
ポキシ基板または、ポリイミドフィルム基板、またはポ
リエステルフィルム基板等に外部接続端子となる電極パ
ターン及びICチップ電極と接続する回路パターンを形
成し、外部接続端子面と回路パターン面とはスルーホー
ルにより導通し、この基板に1個もしくは複数のICチ
ップ(図面における105及び205)をダイボンディ
ング及びワイヤーボンデイング方式、またはフェイスボ
ンデイング方式等によリマウントし、樹脂により封止さ
れ−体化している。このようなICモジュ−ルを前記凹
部に接着剤(不図示)により接合しICカードとなる
(図3、7及び8)。以上のICカードには、そのインク
受容層に情報に基づき画像を形成することにより情報を
記録するのであるが、その際の画像形成方法はインクジ
ェット方式であることが好ましい。ICカードにインク
ジェット記録を行う場合のインクは、公知のものが何等
問題なく使用可能である。また、色剤としては直接染
料、酸性染料、塩基性染料、反応性染料、食用色素に代
表される可溶性染料、さらには分散染料、顔料が使用可
能であり、特に制限なく使用できる。色材の耐候性を重
視するのであれば、顔料分散体を用いるのが好適であ
る。これら色剤は、従来のインク中においては−般に
0.1〜20重量%の割合で使用されており、本発明に
おいてもこの割合と同様でよい。
【0035】本発明に用いるインクに使用する溶媒は、
水または水と水溶性有機溶剤との混合溶媒もしくは、非
水系の溶剤であっても問題なく使用できる。特に安全
性、コスト等を考えた場合、好適なものは、通常、プリ
ンターで使用されている水と水溶性有機溶剤との混合溶
媒から成るものである。
【0036】前記の本発明のICカードに上記のインク
を付与して記録を行うためのインクジェット記録方法
は、インクをノズルより効果的に離脱させて射程体であ
るICカードにインクを付与しうる方法であればいかな
る方式でもよい。特に、特開昭54−59936号公報
に記載されている方法で、熱エネルギーの作用を受けて
インクが急激な体積変化を生じ、この状態変化による作
用力によって、インクをインク液滴としてノズルから吐
出させるインクジェット方式は有効に使用することがで
きる。第4図は、このようにして印刷されたICカード
の外観斜視図である。
【0037】本発明のICカードに於けるインク受容層
が、熱可塑性樹脂粒子の最表層を有するインク受容層で
ある場合、印字後に加熱処理を行い最表層を多孔質層よ
り非孔質化する。かかる処理を施すことで、耐水性、耐
光性等の耐候性が良好となり、画像に光沢性を付与する
ことができ、印字物の長期保存を可能とする。このとき
の加熱温度としては、基材、インク受容層及びインク等
の材料への形響、非孔質化後の表面性を考慮すると、時
間との関係もあるが、90〜180℃の範囲が好まし
い。ここで、前示したように基材が塩化ビニール樹脂の
ような軟化点の低い材料の場合では、加熱温度が60〜
70℃を超えると基材の変形が始まる。そこで、このよ
うな基材のときは、媒体全体を加熱することをせず、熱
源とは非接触で、表面のみを赤外線等の熱線を表面に照
射し、最表層のみを加熱するか、加熱ラミネーターのよ
うなものを用いた短時間のうちに加熱処理を行なう。第
8図は、このような処理を行なったICカードを示す。
213は、非孔質化した最表層を示す。
【0038】
【実施例】以下実施例により、本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれら実施例により何等限定されるも
のではない。
【0039】[実施例1]まず、無機フィラーとしてアル
ミニウムイソプロポキシドの加水分解・解膠法により、
毛状束(繊毛状)構造のアルミナ水和物(ゾル)を合成
した。アルミナ水和物の固形分100重量部に対して1
0重量部のポリビニルアルコール(商品名、PVA11
7;クラレ社製)、0.5重量部のほう酸(H
)を加え塗工液とした。この塗工液を寸法500m
m×500mm、厚さ0.74mmの白色硬質塩化ビニ
ル樹脂板に塗布し、60℃で20分間乾燥した。乾燥時
のインク受容層の厚さは40μmであった。これを15
0℃に加熱した平面フェロ版に挟み、1Kg/cm
圧力をかけながら5分間処理した後、1時間かけて40
℃まで徐冷した。その後、80.6mm×54.0mm
のサイズで、四角のRは3.0mmの寸法に打ち抜い
た。
【0040】これに、ICモジュールを装着するための
凹部をエンドミルを用いフライスで加工した。この凹部
に、あらかじめICチップがダイボンドされワイヤーボ
ンディングにより電気的接続がなされ、さらに樹脂によ
り封止され外形が凹部に適合する形に成形されたICモ
ジュールを熱硬化性接着剤で接合した。このICカード
にキヤノン製BJプリンター(インクジェットプリンタ
ーBJC−700J)を使用してBJ印刷を行なった。
インクカートリッジは、BC−60及びBCI−62P
hotoを用いた。印刷はICカードの裏面を厚紙に貼
り付け、手差しモードで行った。画像はICモジュール
部分は避け、ICカードの端面まで印刷するものとし
た。
【0041】凹部加工時にインク受容層にバリが出るこ
とはなく、工具にインク受容層の樹脂がくっ付き加工性
が落ちることもなかった。また、得られた画像は鮮明
で、擦りに対しても色材が落ちることは無かった。ま
た、水道水中に100時間浸けた後も、インク受容層が
剥がれることはなく、画像の乱れや濃度の低下も見られ
なかった。また、40℃相対湿度90%の雰囲気中に5
0時間放置しても外観の変化は認められなかった。ま
た、ICの動作も問題なかった。
【0042】[実施例2]塗工液として実施例1と同様の
ものを用いて、実施例1と同様な操作により寸法500
mm×500mm、厚さ0.74mmの白色硬質塩化ビ
ニル樹脂板上に同様のインク受容層を設けた。この受容
層の上に、最表層として熱可塑性樹脂粒子の塩化ビニル
粒子(製品名G−351、日本ゼオン株式会社製;塩化
ビニルラテックス、皮膜形成温度100〜110℃)を
乾燥時の厚さが約3μmになるようにワイヤーバーを用
いて塗布し、50℃で15分間乾燥した。その後、8
0.6mm×54.0mmのサイズで、四角のRは3.
0mmの寸法に打ち抜いた。これにICモジュールを装
着するための凹部を、エンドミルを用いてフライスで加
工した。この凹部に、ICモジュールを熱硬化性接着剤
で接合し、ICカードを作製した。このICカードに、
実施例1と同様な操作でBJ印刷を行った。印刷後のI
Cカードは、ラミネータを用い加熱したゴムローラー間
を通し、最表層を非孔質化した。ロール温度は150
℃、送りスピードは60mm/secで処理した。IC
カードの変形はほとんど認められず、最表層のラテック
ス層を非孔質化することが出来た。
【0043】凹部の加工は、バリが発生することもな
く、問題なく行えた。得られた画像は鮮明で、擦りに対
しても色材が落ちることは無かった。また、水道水中に
100時間も浸けた後も、インク受容層が剥がれること
はなく、画像の乱れや濃度の低下も見られなかった。ま
た、40℃相対湿度90%の雰囲気中に50時間放置し
ても外観の変化は認められなかった。また、ICの動作
も問題を生じることはなかった。
【0044】[実施例3]カード基材として、寸法200
mm×300mm、厚さ0.10mmの白色PET−G
を用い実施例1と同じインク受容層塗工液を用い実施例
1と同様な操作により同様にインク受容層を塗布形成し
た。これと厚さがそれぞれ0.10、0.30、0.3
0mmで白色のPETGを重ね合わせ、130℃に加熱
した平面フエロ版に挟み、0.5Kg/cmの圧力を
掛けながら5分間処理した後、1時間かけて40℃まで
徐冷した。その後、実施例2と同様な操作によって、最
表層の塗布と処理を行った後、同様なカード寸法に打ち
抜いた。
【0045】これに、ICモジュールを装着するための
凹部を、実施例2と同様にフライスで加工した。以下実
施例2と同様にICモジュールを装着し、ICカードを
作製した。さらに、インクジェット印刷、最表層の非孔
貿化を実施例2と同様に行い、印刷したICカードを作
製した。その結果、実施例2と同様のICカードを得
た。凹部の加工で問題が起きることはなかった。
【0046】[実施例4]カード基材として、厚さ0.7
0mmの白色A B S樹脂板を用いた以外は実施例2と
同じに行った。ICモジュールを装着する凹部も、実施
例2と同様にフライスで加工し、ICカードを得た。さ
らに、インクジェット印刷、最表層の非孔質化を同様に
行い、印刷したICカードを作製した。その結果、実施
例2と同様のICカードを得た。凹部の加工で問題が起
きることはなかった。
【0047】[実施例5]カード基材として、厚さ0.7
2mmのステンレス板を用いた以外は実施例2と同じに
行った。ICモジュールを装着する凹部も、実施例2と
同様にフライスで加工し、金属基板のICカードを得
た。さらに、インクジェット印刷、最表層の非孔質化を
同様に行い、印刷したICカードを作製した。その結
果、実施例2と同様のICカードを得た。凹部の加工で
問題が起きることはなかった。
【0048】[実施例6]受容層に用いる無機フィラーと
して、コロイダルシリカ(製品名、スノーテックス S
T−N;日産化学工業社製)を用いた以外は実施例1と
同様に行なった。ICモジュールを装着する凹部も、実
施例1と同様にフライスで加工し、ICカードを得た。
【0049】さらに、実施例1と同様にインクジェット
印刷を行い、印刷したICカードを作製した。その結
果、実施例1と同様のICカードを得た。凹部の加工で
問題が起きることはなかった。
【0050】[実施例7]インクとして、顔料インクを用
いた以外は実施例2と同様に行い、ICカードを得た。
その結果、実施例2と同様のICカードを得た。凹部の
加工で問題が起きることはなかった。
【0051】[比較例1]実施例1のインク受容層をポリ
ビニルアルコールに替えた以外は実施例1と同様に行
い、ICカードを得た。凹部の加工でインク受容層にバ
リが発生した。また、エンドミルに樹脂が少しづつ付
き、次第に加工性が悪くなった。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればイ
ンクジェット記録により個人の情報がきれいに印刷され
たICカードを容易に得ることができる。またICモジ
ュールを装着する凹部の機械加工のときのインク受容層
のバリの発生や、加工工具への樹脂の付着もほとんど無
く、生産性の高い製造工程となり、その結果低コストで
ICカードを生産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インク受容層が設置されたカード基材の断面の
一部を示す断面図。
【図2】エンドミルにてICモジュールを装着する凹部
を機械加工しているところを説明するためのカード基材
の断面の一部を示す断面図である。
【図3】ICモジュールが装着されたICカードの断面
の−部を示す断面図である。
【図4】表面に印刷されたICカードの模式的外観斜視
図である。
【図5】インク受容層の上に最表層を設けた他の具体例
で、最表層を設けたカードの断面の−部を示す断面図で
ある。
【図6】図5に示すカードに、エンドミルにてICモジ
ュールを装着する凹部を機械加工しているところを説明
するためのカード基材の断面の一部を示す断面図であ
る。
【図7】図6に示す機械加工の後で、ICモジュールが
装着されたICカードの断面の一部を示す断面図であ
る。
【図8】印刷後、最表層を非孔質化により透明化したI
Cカードの断面の一部を示す断面図である。
【符号の説明】
101 カード基材 102 インク受容層 103 ICモジュールを装着するた
めの凹部 104 エンドミルの刃 105 ICチップ 106 配線基板 107 ICモジュール 108 配線基板のコンタクト端子 109、110、111 カード表面に印刷された絵柄 201 カ−ド基材 202 インク受容層 203 ICモジュールを装着するた
めの凹部 204 エンドミルの刃 205 ICチップ 207 ICモジュール 212 粒子状の最表層 213 非孔質化した最表層

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード表面の少なくとも片面にインク受
    容層が設けられ、該カード表面に凹部が機械加工により
    形成され、かつ該凹部にICモジュールが装着されてい
    るICカードにおいて、該インク受容層が無機フィラー
    を含むことを特徴とするICカード。
  2. 【請求項2】 前記インク受容層の無機フィラー含有率
    が40%以上98%未満であることを特徴とする請求項
    1に記載のICカード。
  3. 【請求項3】 前記インク受容層が少なくとも無機フィ
    ラー及び有機樹脂、もしくは無機フィラー及び有機樹脂
    の硬化物より形成されていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のICカード。
  4. 【請求項4】 前記インク受容層に情報に基づき画像が
    形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1項に記載のICカード。
  5. 【請求項5】 前記画像形成方法がインクジェット方式
    であることを特徴とする請求項4に記載のICカード。
  6. 【請求項6】 前記インクジェット方式が、インクに熱
    エネルギーを作用させてインク液滴を形成する方式であ
    る請求項5に記載のICカード。
  7. 【請求項7】 カード表面の少なくとも片面にインク受
    容層を設け、該カード表面に凹部を機械加工により形成
    し、更に該凹部にICモジュールを装着するICカード
    の製造方法において、該インク受容層に無機フィラーを
    含ませることを特徴とするICカードの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記インク受容層の無機フィラー含有率
    が40%以上98%未満であることを特徴とする請求項
    7に記載のICカードの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記インク受容層が少なくとも無機フィ
    ラー及び有機樹脂、もしくは無機フィラー及び有機樹脂
    の硬化物より形成されることを特徴とする請求項7又は
    8に記載のICカードの製造方法。
  10. 【請求項10】 情報に基づきインク受容層に画像を形
    成することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項
    に記載のICカードの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記画像形成方法がインクジェット方
    式であることを特徴とする請求項10に記載のICカー
    ドの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記インクジェット方式が、インクに
    熱エネルギーを作用させてインク液滴を形成する方式で
    ある請求項11に記載のICカードの製造方法。
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