JP2000094752A - ドットプリンタの印刷制御方法 - Google Patents
ドットプリンタの印刷制御方法Info
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- JP2000094752A JP2000094752A JP27067198A JP27067198A JP2000094752A JP 2000094752 A JP2000094752 A JP 2000094752A JP 27067198 A JP27067198 A JP 27067198A JP 27067198 A JP27067198 A JP 27067198A JP 2000094752 A JP2000094752 A JP 2000094752A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、ハンマバンクが低速で移動
している時でも高品位の印刷を可能にするドットプリン
タの印刷制御方式を得ることを課題としている。 【解決手段】 ハンマバンクの移動速度が変わる毎に位
置検出信号からハンマの印刷位置までの距離を変えて印
刷タイミング信号を生成することにより達成される。
している時でも高品位の印刷を可能にするドットプリン
タの印刷制御方式を得ることを課題としている。 【解決手段】 ハンマバンクの移動速度が変わる毎に位
置検出信号からハンマの印刷位置までの距離を変えて印
刷タイミング信号を生成することにより達成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷用ハンマを有
するハンマバンクを往復運動させながら、ハンマバンク
の位置検出装置の信号を基準にして印刷を行うドットプ
リンタの印刷制御方法に関するものである。
するハンマバンクを往復運動させながら、ハンマバンク
の位置検出装置の信号を基準にして印刷を行うドットプ
リンタの印刷制御方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５にドットプリンタの印刷原理を示
す。
す。
【０００３】図５において、印刷用ハンマ（図示せず）
を搭載したハンマバンク２００は、タイミングベルト２
７０を介して２個のプ−リ２６０に取り付けられてお
り、ステッピングモータ２１０によって、プーリ２６０
の一方が駆動されると所定のストローク幅で、水平方向
に往復運動する。ハンマバンク２００には、位置検出装
置２８０が取り付けられており、ハンマバンク２００が
移動すると一定の間隔で信号を出力し、この信号に基づ
いて、印刷制御装置（図示せず）が前記の印刷用ハンマ
を駆動し、インクリボン２２０を介して、印刷用紙２３
０の所定の位置に印刷を行なう。ハンマバンク２００の
１ストローク分の印刷が終了すると、ステッピングモー
タ２１０が反対方向に回転することにより、ハンマバン
ク２００の移動方向が反転し、次の印刷位置に移動する
間に用紙搬送用モータ２４０により駆動される用紙搬送
用トラクタ２５０によって、印刷用紙２３０が所定量搬
送され、次のストロークの印刷が開始する。
を搭載したハンマバンク２００は、タイミングベルト２
７０を介して２個のプ−リ２６０に取り付けられてお
り、ステッピングモータ２１０によって、プーリ２６０
の一方が駆動されると所定のストローク幅で、水平方向
に往復運動する。ハンマバンク２００には、位置検出装
置２８０が取り付けられており、ハンマバンク２００が
移動すると一定の間隔で信号を出力し、この信号に基づ
いて、印刷制御装置（図示せず）が前記の印刷用ハンマ
を駆動し、インクリボン２２０を介して、印刷用紙２３
０の所定の位置に印刷を行なう。ハンマバンク２００の
１ストローク分の印刷が終了すると、ステッピングモー
タ２１０が反対方向に回転することにより、ハンマバン
ク２００の移動方向が反転し、次の印刷位置に移動する
間に用紙搬送用モータ２４０により駆動される用紙搬送
用トラクタ２５０によって、印刷用紙２３０が所定量搬
送され、次のストロークの印刷が開始する。
【０００４】従来の印刷制御方法を図４を用いて説明す
る。以下、通常の横方向の印刷密度が１／１８０インチ
の場合について説明する。
る。以下、通常の横方向の印刷密度が１／１８０インチ
の場合について説明する。
【０００５】位置検出装置２８０は、ハンマバンク２０
０が横方向に１／１８０インチ移動する毎に位置検出信
号Ｅを出力する。ハンマバンク２００は、縦方向に１２
ドットライン分の印刷用ハンマを持っている。従って、
１回のハンマバンクの横方向の移動で縦方向に１２ドッ
トラインの印刷を行うことができる。
０が横方向に１／１８０インチ移動する毎に位置検出信
号Ｅを出力する。ハンマバンク２００は、縦方向に１２
ドットライン分の印刷用ハンマを持っている。従って、
１回のハンマバンクの横方向の移動で縦方向に１２ドッ
トラインの印刷を行うことができる。
【０００６】また、各ドットラインの印刷用ハンマは、
横方向に印刷密度１／１８０インチの倍数で表される所
定の位置に対して、１／１２×１／１８０インチづつ取
り付け位置がずれている。そのため、各印刷用ハンマが
用紙上の所定の位置に印刷するためには、一つの位置検
出信号から１／１２×１／１８０インチの距離をハンマ
バンク２００が移動するために必要な時間だけずれた１
２個の印刷タイミング信号が生成され、各印刷用ハンマ
が駆動される。印刷タイミングの生成は、１回のハンマ
バンク２００の横方向の移動で２２７個の位置検出信号
に対して行われる。
横方向に印刷密度１／１８０インチの倍数で表される所
定の位置に対して、１／１２×１／１８０インチづつ取
り付け位置がずれている。そのため、各印刷用ハンマが
用紙上の所定の位置に印刷するためには、一つの位置検
出信号から１／１２×１／１８０インチの距離をハンマ
バンク２００が移動するために必要な時間だけずれた１
２個の印刷タイミング信号が生成され、各印刷用ハンマ
が駆動される。印刷タイミングの生成は、１回のハンマ
バンク２００の横方向の移動で２２７個の位置検出信号
に対して行われる。
【０００７】更に、図４の印刷位置Ｐを印刷する場合、
ハンマバンク２００が左から右へ移動するときと、右か
ら左へ移動するときに同じ位置に印刷するため、ハンマ
バンク２００が左から右へ移動するときには位置検出信
号Ｅ１により、右から左に移動するときには位置検出信
号Ｅ１と１／１８０×４インチ離れた位置検出信号Ｅ５
により印刷タイミング信号が生成される。
ハンマバンク２００が左から右へ移動するときと、右か
ら左へ移動するときに同じ位置に印刷するため、ハンマ
バンク２００が左から右へ移動するときには位置検出信
号Ｅ１により、右から左に移動するときには位置検出信
号Ｅ１と１／１８０×４インチ離れた位置検出信号Ｅ５
により印刷タイミング信号が生成される。
【０００８】ハンマ位置ＲＰ１は、ハンマバンク２００
が左から右に移動しているとき、位置検出信号Ｅ１を検
出したときの印刷用ハンマの位置であり、ハンマＮｏ１
２が、横方向に印刷密度１／１８０インチの倍数で表さ
れる所定の位置上にあるとすると、ハンマＮｏ１１は左
側に１／１８０×１／１２インチずらして取り付けら
れ、ハンマＮｏ１０は左側に１／１８０×２／１２イン
チだけずらして取り付けられている。以下、ハンマＮｏ
１まで同様に１／１８０×１／１２インチづつずらして
取り付けられている。
が左から右に移動しているとき、位置検出信号Ｅ１を検
出したときの印刷用ハンマの位置であり、ハンマＮｏ１
２が、横方向に印刷密度１／１８０インチの倍数で表さ
れる所定の位置上にあるとすると、ハンマＮｏ１１は左
側に１／１８０×１／１２インチずらして取り付けら
れ、ハンマＮｏ１０は左側に１／１８０×２／１２イン
チだけずらして取り付けられている。以下、ハンマＮｏ
１まで同様に１／１８０×１／１２インチづつずらして
取り付けられている。
【０００９】ハンマ位置ＬＰ５は、ハンマバンク２００
が右から左に移動しているとき、位置検出信号Ｅ５を検
出したときの印刷用ハンマの位置である。
が右から左に移動しているとき、位置検出信号Ｅ５を検
出したときの印刷用ハンマの位置である。
【００１０】印刷位置Ｐは、ハンマバンク２００が左か
ら右へ移動するときと、右から左へ移動するときに同じ
位置に印刷するため、ハンマ位置ＲＰ１とハンマ位置Ｌ
Ｐ５の中央に設定される。
ら右へ移動するときと、右から左へ移動するときに同じ
位置に印刷するため、ハンマ位置ＲＰ１とハンマ位置Ｌ
Ｐ５の中央に設定される。
【００１１】ハンマバンク２００が左から右へ移動して
いるとき、位置検出信号Ｅ１を検出した位置から印刷位
置Ｐまでの距離は、ハンマＮｏ１２が３７／２４×１／
１８０インチ、ハンマＮｏ１が５９／２４×１／１８０
インチである。印刷タイミングＲＦ１は、ハンマ位置Ｒ
Ｐ１から印刷位置Ｐ１に各印刷用ハンマが到達するまで
の時間から、印刷用ハンマが駆動されてから実際に用紙
に衝突するまでの時間（以下フライトタイムと表す）を
引いた時間を求めて生成される。
いるとき、位置検出信号Ｅ１を検出した位置から印刷位
置Ｐまでの距離は、ハンマＮｏ１２が３７／２４×１／
１８０インチ、ハンマＮｏ１が５９／２４×１／１８０
インチである。印刷タイミングＲＦ１は、ハンマ位置Ｒ
Ｐ１から印刷位置Ｐ１に各印刷用ハンマが到達するまで
の時間から、印刷用ハンマが駆動されてから実際に用紙
に衝突するまでの時間（以下フライトタイムと表す）を
引いた時間を求めて生成される。
【００１２】ハンマバンク２００が右から左へ移動して
いるとき、位置検出信号Ｅ５を検出した位置から印刷位
置Ｐまでの距離は、ハンマＮｏ１が３７／２４×１／１
８０インチ、ハンマＮｏ１２が５９／２４×１／１８０
インチである。印刷タイミングＬＦ５は、ハンマ位置Ｌ
Ｐ５から印刷位置Ｐに各印刷用ハンマが到達するまでの
時間から、フライトタイムを引いた時間を求めて生成さ
れる。
いるとき、位置検出信号Ｅ５を検出した位置から印刷位
置Ｐまでの距離は、ハンマＮｏ１が３７／２４×１／１
８０インチ、ハンマＮｏ１２が５９／２４×１／１８０
インチである。印刷タイミングＬＦ５は、ハンマ位置Ｌ
Ｐ５から印刷位置Ｐに各印刷用ハンマが到達するまでの
時間から、フライトタイムを引いた時間を求めて生成さ
れる。
【００１３】横方向の印刷密度は、通常１８０ドット／
インチであるが、ドラフトモード印刷のときは、１ドッ
ト毎にドットを間引いて横方向の印刷密度を９０ドット
／インチとし印刷速度を向上させる。このときのハンマ
バンク２００の移動最高速度は１８０ドット／インチの
ときの倍になる。
インチであるが、ドラフトモード印刷のときは、１ドッ
ト毎にドットを間引いて横方向の印刷密度を９０ドット
／インチとし印刷速度を向上させる。このときのハンマ
バンク２００の移動最高速度は１８０ドット／インチの
ときの倍になる。
【００１４】このとき位置検出信号Ｅの検出周期は１６
０ｕｓ、フライトタイムはハンマバンク２００の移動速
度に係わらず常に１８０ｕｓとなる。従って、位置検出
信号Ｅ１とＥ５の間の時間は、１８０ｕｓ＋１６０×１
１／１２ｕｓ＋１８０ｕｓ＝５０６ｕｓが最低必要にな
る。これは、３．１６個の位置検出信号となり、位置検
出信号Ｅ１とＥ５の間は４個分の間隔が必要になる。
０ｕｓ、フライトタイムはハンマバンク２００の移動速
度に係わらず常に１８０ｕｓとなる。従って、位置検出
信号Ｅ１とＥ５の間の時間は、１８０ｕｓ＋１６０×１
１／１２ｕｓ＋１８０ｕｓ＝５０６ｕｓが最低必要にな
る。これは、３．１６個の位置検出信号となり、位置検
出信号Ｅ１とＥ５の間は４個分の間隔が必要になる。
【００１５】従来の印刷制御方式では、１ストローク中
のハンマバンク２００の加減速時（加速前半および減速
後半の速度が低い場合）でも、ハンマバンク２００の移
動する最高速度で印刷可能な位置検出信号から印刷用ハ
ンマまでの移動距離（４個分の間隔）を用いて、印刷タ
イミング信号を生成していた。
のハンマバンク２００の加減速時（加速前半および減速
後半の速度が低い場合）でも、ハンマバンク２００の移
動する最高速度で印刷可能な位置検出信号から印刷用ハ
ンマまでの移動距離（４個分の間隔）を用いて、印刷タ
イミング信号を生成していた。
【００１６】
【発明が解決しようとする課題】従来のドットプリンタ
の印刷制御方法においては、ハンマバンク２００の移動
する速度に係わらず、位置検出信号から印刷用ハンマの
印刷位置までの距離を同じにしていた。そのためハンマ
バンク２００の移動速度が低い時には、位置検出信号か
ら印刷用ハンマが実際に用紙に衝突するまでの時間が必
要以上に長くなり、この間のハンマバンク２００の移動
速度の変動や用紙の振動により印刷品質の低下を招いて
いた。
の印刷制御方法においては、ハンマバンク２００の移動
する速度に係わらず、位置検出信号から印刷用ハンマの
印刷位置までの距離を同じにしていた。そのためハンマ
バンク２００の移動速度が低い時には、位置検出信号か
ら印刷用ハンマが実際に用紙に衝突するまでの時間が必
要以上に長くなり、この間のハンマバンク２００の移動
速度の変動や用紙の振動により印刷品質の低下を招いて
いた。
【００１７】
【課題を解決するための手段】本発明のドットプリンタ
の印刷制御方法においては、ハンマバンク２００の移動
速度に応じて位置検出信号からハンマの印刷位置までの
距離を変えて印刷タイミングを生成する。
の印刷制御方法においては、ハンマバンク２００の移動
速度に応じて位置検出信号からハンマの印刷位置までの
距離を変えて印刷タイミングを生成する。
【００１８】すなわち、本発明は印刷用ハンマを有する
ハンマバンクを往復運動させ、該ハンマバンクの位置を
位置検出装置によって検出すると共に、検出された位置
検出信号から印刷タイミング信号を生成し、ハンマバン
クが等速運動している間および加速あるいは減速してい
る時においても印刷を行ドットプリンタにおいて、ハン
マバンクの移動速度に応じて、位置検出信号から印刷用
ハンマの印刷位置までの距離を変えて印刷タイミング信
号を生成するようにしたものである。
ハンマバンクを往復運動させ、該ハンマバンクの位置を
位置検出装置によって検出すると共に、検出された位置
検出信号から印刷タイミング信号を生成し、ハンマバン
クが等速運動している間および加速あるいは減速してい
る時においても印刷を行ドットプリンタにおいて、ハン
マバンクの移動速度に応じて、位置検出信号から印刷用
ハンマの印刷位置までの距離を変えて印刷タイミング信
号を生成するようにしたものである。
【００１９】なお、位置検出信号からハンマの印刷位置
までの距離は、ハンマバンク２００の移動速度が遅い時
ほど短く設定すればよい。
までの距離は、ハンマバンク２００の移動速度が遅い時
ほど短く設定すればよい。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を説
明する。
明する。
【００２１】図１〜図３を用いて説明する。以下、横方
向の印刷密度が１／９０インチのドラフトモード印刷の
場合について説明する。
向の印刷密度が１／９０インチのドラフトモード印刷の
場合について説明する。
【００２２】位置検出装置２８０は、ハンマバンク２０
０が横方向に１／１８０インチ移動する毎に位置検出信
号Ｅを出力する。
０が横方向に１／１８０インチ移動する毎に位置検出信
号Ｅを出力する。
【００２３】図１は、ハンマバンクの移動速度が遅い時
の印刷タイミングを示す。このとき位置検出信号Ｅの検
出周期は３２０ｕｓ、フライトタイムは１８０ｕｓとな
る。従って、位置検出信号Ｅ１とＥ４の間の時間は、１
８０ｕｓ＋３２０×１１／１２ｕｓ＋１８０ｕｓ＝６５
３ｕｓが最低必要になる。これは、２．０４個の位置検
出信号となるため、位置検出信号Ｅ１とＥ４の間は３個
分の間隔で印刷可能になる。
の印刷タイミングを示す。このとき位置検出信号Ｅの検
出周期は３２０ｕｓ、フライトタイムは１８０ｕｓとな
る。従って、位置検出信号Ｅ１とＥ４の間の時間は、１
８０ｕｓ＋３２０×１１／１２ｕｓ＋１８０ｕｓ＝６５
３ｕｓが最低必要になる。これは、２．０４個の位置検
出信号となるため、位置検出信号Ｅ１とＥ４の間は３個
分の間隔で印刷可能になる。
【００２４】印刷位置Ｐ１を印刷する場合、ハンマバン
ク２００が左から右へ移動するときと、右から左へ移動
するときに同じ位置に印刷するため、ハンマバンク２０
０が左から右へ移動するときには位置検出信号Ｅ１によ
り、右から左に移動するときには位置検出信号Ｅ１と１
／１８０×３インチ離れた位置検出信号Ｅ４により印刷
タイミング信号が生成される。
ク２００が左から右へ移動するときと、右から左へ移動
するときに同じ位置に印刷するため、ハンマバンク２０
０が左から右へ移動するときには位置検出信号Ｅ１によ
り、右から左に移動するときには位置検出信号Ｅ１と１
／１８０×３インチ離れた位置検出信号Ｅ４により印刷
タイミング信号が生成される。
【００２５】ハンマ位置ＲＰ１は、ハンマバンク２００
が左から右に移動しているときの位置検出信号Ｅ１を検
出したときの印刷用ハンマの位置であり、ハンマ位置Ｌ
Ｐ４は、ハンマバンク２００が右から左に移動している
ときの位置検出信号Ｅ４を検出したときの印刷用ハンマ
の位置である。
が左から右に移動しているときの位置検出信号Ｅ１を検
出したときの印刷用ハンマの位置であり、ハンマ位置Ｌ
Ｐ４は、ハンマバンク２００が右から左に移動している
ときの位置検出信号Ｅ４を検出したときの印刷用ハンマ
の位置である。
【００２６】印刷位置Ｐ１は、ハンマバンク２００が左
から右へ移動するときと、右から左へ移動するときに同
じ位置に印刷するため、ハンマ位置ＲＰ１とハンマ位置
ＬＰ４の中央に設定される。
から右へ移動するときと、右から左へ移動するときに同
じ位置に印刷するため、ハンマ位置ＲＰ１とハンマ位置
ＬＰ４の中央に設定される。
【００２７】ハンマバンク２００が左から右へ移動して
いるとき、位置検出信号Ｅ１を検出した位置から印刷位
置Ｐ１までの距離は、ハンマＮｏ１２が２５／２４×１
／１８０インチ、ハンマＮｏ１が３７／２４×１／１８
０インチである。印刷タイミングＲＦ１は、ハンマ位置
ＲＰ１から印刷位置Ｐ１に各印刷用ハンマが到達するま
での時間から、フライトタイムを引いた時間を求めて１
２個の印刷タイミング信号が生成される。
いるとき、位置検出信号Ｅ１を検出した位置から印刷位
置Ｐ１までの距離は、ハンマＮｏ１２が２５／２４×１
／１８０インチ、ハンマＮｏ１が３７／２４×１／１８
０インチである。印刷タイミングＲＦ１は、ハンマ位置
ＲＰ１から印刷位置Ｐ１に各印刷用ハンマが到達するま
での時間から、フライトタイムを引いた時間を求めて１
２個の印刷タイミング信号が生成される。
【００２８】ハンマバンク２００が右から左へ移動して
いるとき、位置検出信号Ｅ４を検出した位置から印刷位
置Ｐ１までの距離は、ハンマＮｏ１が２５／２４×１／
１８０インチ、ハンマＮｏ１２が３７／２４×１／１８
０インチである。印刷タイミングＬＦ４は、ハンマ位置
ＬＰ４から印刷位置Ｐ１に各印刷用ハンマが到達するま
での時間から、フライトタイムを引いた時間を求めて１
２個の印刷タイミング信号が生成される。
いるとき、位置検出信号Ｅ４を検出した位置から印刷位
置Ｐ１までの距離は、ハンマＮｏ１が２５／２４×１／
１８０インチ、ハンマＮｏ１２が３７／２４×１／１８
０インチである。印刷タイミングＬＦ４は、ハンマ位置
ＬＰ４から印刷位置Ｐ１に各印刷用ハンマが到達するま
での時間から、フライトタイムを引いた時間を求めて１
２個の印刷タイミング信号が生成される。
【００２９】図２にハンマバンクが左から右に加速して
移動しているときの、位置検出信号からの印刷位置まで
の距離を変えて印刷タイミングを生成している様子を示
す。
移動しているときの、位置検出信号からの印刷位置まで
の距離を変えて印刷タイミングを生成している様子を示
す。
【００３０】図１に示すとおり、ハンマバンク２００の
移動速度が低いときの印刷位置Ｐ１を印刷するための位
置検出信号Ｅ１とＥ４の間は３個分であり、一方、図２
に示すとおり最大移動速度での印刷位置Ｐを印刷するた
めの位置検出信号Ｅ１とＥ５の間は前述した従来技術よ
り４個分の間隔が必要になる。このため、印刷の途中
で、位置検出信号から印刷位置までの距離を変えてしま
うと、印刷位置にずれが生じてしまう。
移動速度が低いときの印刷位置Ｐ１を印刷するための位
置検出信号Ｅ１とＥ４の間は３個分であり、一方、図２
に示すとおり最大移動速度での印刷位置Ｐを印刷するた
めの位置検出信号Ｅ１とＥ５の間は前述した従来技術よ
り４個分の間隔が必要になる。このため、印刷の途中
で、位置検出信号から印刷位置までの距離を変えてしま
うと、印刷位置にずれが生じてしまう。
【００３１】これは、位置検出信号Ｅ１０に対する印刷
タイミング信号ＲＦ１０を、ハンマＮｏ１から１２まで
の印刷タイミングに加えて、次の印刷位置ＲＰ１０Ａの
ハンマＮｏ７から１２までの印刷タイミングを生成する
ことにより回避することができる。次の位置検出信号Ｅ
１１からは位置検出信号Ｅ１１から４個分の間隔の位置
検出信号Ｅ１５（図示せず）の中央の印刷位置に対し印
刷タイミング信号を生成する。
タイミング信号ＲＦ１０を、ハンマＮｏ１から１２まで
の印刷タイミングに加えて、次の印刷位置ＲＰ１０Ａの
ハンマＮｏ７から１２までの印刷タイミングを生成する
ことにより回避することができる。次の位置検出信号Ｅ
１１からは位置検出信号Ｅ１１から４個分の間隔の位置
検出信号Ｅ１５（図示せず）の中央の印刷位置に対し印
刷タイミング信号を生成する。
【００３２】次に、図３にハンマバンク２００が右から
左へ減速して移動しているとき、位置検出信号からの印
刷位置までの距離を変えて印刷タイミングを生成してい
る様子を示す。
左へ減速して移動しているとき、位置検出信号からの印
刷位置までの距離を変えて印刷タイミングを生成してい
る様子を示す。
【００３３】位置検出信号Ｅ１４では、位置検出信号Ｅ
１４から４個分の間隔の位置検出信号Ｅ１０の中央の印
刷位置に対し印刷タイミング信号を生成する。次に印刷
位置Ｅ１３では、ハンマＮｏ７から１２までの６個の印
刷タイミング信号ＬＦ１３を生成する。次の位置検出信
号Ｅ１２では位置検出信号Ｅ１２から３個分の間隔の位
置検出信号Ｅ９（図示せず）の中央の印刷位置に対し、
印刷タイミング信号を生成する。
１４から４個分の間隔の位置検出信号Ｅ１０の中央の印
刷位置に対し印刷タイミング信号を生成する。次に印刷
位置Ｅ１３では、ハンマＮｏ７から１２までの６個の印
刷タイミング信号ＬＦ１３を生成する。次の位置検出信
号Ｅ１２では位置検出信号Ｅ１２から３個分の間隔の位
置検出信号Ｅ９（図示せず）の中央の印刷位置に対し、
印刷タイミング信号を生成する。
【００３４】この例では、位置検出信号からハンマの印
刷位置までの距離を切り替える契機をハンマバンクの位
置としたが、位置検出信号の間隔をその契機とすること
も可能である。
刷位置までの距離を切り替える契機をハンマバンクの位
置としたが、位置検出信号の間隔をその契機とすること
も可能である。
【００３５】このようにハンマバンク２００の移動速度
が遅い時に、速度が速い時よりも位置検出信号からハン
マの印刷位置までの距離を短くして印刷タイミング信号
を生成することができ、そのためハンマバンク２００の
往復移動の範囲も短くすることができ、印刷速度の向上
を図ることができる。
が遅い時に、速度が速い時よりも位置検出信号からハン
マの印刷位置までの距離を短くして印刷タイミング信号
を生成することができ、そのためハンマバンク２００の
往復移動の範囲も短くすることができ、印刷速度の向上
を図ることができる。
【００３６】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ハンマ
バンク２００の移動速度に応じて、位置検出信号からハ
ンマの印刷位置までの距離を変えて印刷タイミング信号
を生成するので、高品位の印刷が得らえる。
バンク２００の移動速度に応じて、位置検出信号からハ
ンマの印刷位置までの距離を変えて印刷タイミング信号
を生成するので、高品位の印刷が得らえる。
【図１】 本発明の一例を示す通常速度におけるタイミ
ングチャート。
ングチャート。
【図２】 本発明の一例を示す高速（左〜右）時におけ
るタイミングチャート。
るタイミングチャート。
【図３】 本発明の一例を示す高速（右〜左）時タイミ
ングチャート。
ングチャート。
【図４】 従来の技術を示すタイミングチャート。
【図５】 ドットプリンタの印刷原理を示す図
２００はハンマバンク、２１０はステッピングモータ、
２２０はインクリボン、２３０は印刷用紙、２４０は用
紙搬送用モータ、２５０は用紙搬送用トラクタ、２６０
はプーリ、２７０はタイミングベルト、２８０は位置検
出装置である。
２２０はインクリボン、２３０は印刷用紙、２４０は用
紙搬送用モータ、２５０は用紙搬送用トラクタ、２６０
はプーリ、２７０はタイミングベルト、２８０は位置検
出装置である。
Claims (5)
- 【請求項１】印刷用ハンマを有するハンマバンクを往復
運動させ、該ハンマバンクの位置を位置検出装置によっ
て検出すると共に、検出された位置検出信号から印刷タ
イミング信号を生成し、ハンマバンクが等速運動してい
る間および加速あるいは減速している時においても印刷
を行ドットプリンタにおいて、 ハンマバンクの移動速度に応じて、位置検出信号から印
刷用ハンマの印刷位置までの距離を変えて印刷タイミン
グ信号を生成するようにしたことを特徴とするドットプ
リンタの印刷制御方法。 - 【請求項２】ハンマバンクの移動速度が遅い時に、位置
検出信号からハンマの印刷位置までの距離を短くして印
刷タイミング信号を生成し、ハンマバンクの移動速度が
速い時に、位置検出信号から印刷用ハンマの印刷位置ま
での距離を長くして印刷タイミング信号を生成するよう
にしたことを特徴とする請求項１記載のドットプリンタ
の印刷制御方法。 - 【請求項３】位置検出信号から印刷用ハンマの印刷位置
までの距離を切り替え印刷タイミング信号を生成する時
に、位置検出信号から生成する印刷タイミングの数を変
えることを特徴とする請求項１記載のドットプリンタの
印刷制御方法。 - 【請求項４】位置検出信号から印刷用ハンマの印刷位置
までの距離を切り替える契機を位置検出信号の間隔とす
ることを特徴とする請求項１記載のドットプリンタの印
刷制御方法。 - 【請求項５】位置検出信号から印刷用ハンマの印刷位置
までの距離を切り替える契機をハンマバンクの位置とす
ることを特徴とする請求項１記載のドットプリンタの印
刷制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27067198A JP2000094752A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | ドットプリンタの印刷制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27067198A JP2000094752A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | ドットプリンタの印刷制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000094752A true JP2000094752A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17489332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27067198A Pending JP2000094752A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | ドットプリンタの印刷制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000094752A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7948659B2 (en) | 2005-08-23 | 2011-05-24 | Ricoh Company, Ltd. | Halftoning device and halftoning method and laser printer including the same |
-
1998
- 1998-09-25 JP JP27067198A patent/JP2000094752A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7948659B2 (en) | 2005-08-23 | 2011-05-24 | Ricoh Company, Ltd. | Halftoning device and halftoning method and laser printer including the same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040611 |