JP2000093468A - 介護設備と介護設備ユニット - Google Patents

介護設備と介護設備ユニット

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JP2000093468A
JP2000093468A JP10271439A JP27143998A JP2000093468A JP 2000093468 A JP2000093468 A JP 2000093468A JP 10271439 A JP10271439 A JP 10271439A JP 27143998 A JP27143998 A JP 27143998A JP 2000093468 A JP2000093468 A JP 2000093468A
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JP
Japan
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bathtub
bed
unit
caring equipment
elderly
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Pending
Application number
JP10271439A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaaki Kumagai
久昭 熊谷
Hidekazu Tsuda
英一 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JP2000093468A publication Critical patent/JP2000093468A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 介護設備を用いるに際し、高齢者等をベッド
から浴槽に簡易に移動可能とすること。 【解決手段】 介護設備12であって、ベッド13と浴
槽14を有し、浴槽14をベッド13の側傍にまで横移
動可能としてなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高齢者や障害者(高
齢者等)の入浴に好適な介護設備と介護設備ユニットに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高齢者等の入浴を介助するため、
特開昭60-241440 号公報に記載の如く、ベッドと浴槽を
有するとともに、高齢者等をベッドから浴槽に移動する
ための天井リフタを備えた移動装置を有する介護設備が
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には以下の問題点がある。 高齢者等をベッドから浴槽に移動するのに、建物内に
固定配置した天井リフタを用いるものであり、大掛りで
高コストになる。
【0004】ベッドと浴槽が 1つの室内に開放状態で
設置され、見苦しい。
【0005】本発明の課題は、介護設備を用いるに際
し、高齢者等をベッドから浴槽に簡易に移動可能とする
ことにある。
【0006】また、本発明の課題は、介護設備を備える
室内の美観を向上することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、ベッドと浴槽を有し、浴槽をベッドの側傍にまで横
移動可能としてなるようにしたものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記ベッドと浴槽が建物内に
設けられ、浴槽を建物内の収納部に格納可能とし、浴槽
を収納部の中からベッドの側傍にまで横移動可能として
なるようにしたものである。
【0009】請求項3に記載の本発明は、ベッドと浴槽
と収納部をルームユニットに備え、浴槽を収納部に格納
可能とし、浴槽を収納部の中からベッドの側傍にまで横
移動可能としてなるようにしたものである。
【0010】
【作用】請求項1の本発明によれば下記の作用があ
る。 浴槽をベッドの側傍にまで横移動させて両者を近接さ
せることにより、高齢者等をベッドから浴槽に簡易に移
動させて介助入浴させることができる。
【0011】請求項2の本発明によれば下記の作用が
ある。 浴槽を不使用時には、収納部に格納できるから、室内
の美観を向上できる。
【0012】請求項3の本発明によれば下記の作用が
ある。 ルームユニットにベッドと浴槽と収納部を備えた介護
設備ユニットを構成することにより、給水性、給湯性、
排水性を向上しながら、上記、を実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は介護設備ユニットのレイア
ウトを示す平面視模式図、図2は介護設備ユニットにお
いて浴槽をベッドの側傍に位置付けた状態を示す正面視
模式図、図3は浴槽を示し、(A)は断面図、(B)は
正面視模式図である。
【0014】建物10は、図1、図2に示す如く、複数
の建物ユニットからなるユニット建物、もしくは一般在
来工法による建物であり、その一部に介護設備ユニット
11を備えたものである。
【0015】介護設備ユニット11は、介護設備12を
構成するベッド13と浴槽14をルームユニット11A
に有する他に、引き扉15によって開閉される収納部1
6をルームユニット11Aに有しており、浴槽14を収
納部16に格納可能としている。浴槽14は混合水栓2
0を備える。
【0016】介護設備ユニット11は、ベッド13と収
納部16とを平行に配置し、ベッド13と収納部16と
の間にガイドレール17を付設し、収納部16に格納さ
れる浴槽14をガイドレール17に載架させてベッド1
3の側傍にまで横移動可能としている。浴槽14は、高
齢者等をベッド13から寝たままの状態で移動できるよ
うにベッド13に近接する位置に横移動して係止され、
然もその浴槽縁をベッド13と同一高さレベルに設定し
てある。浴槽14の移動源は手動でも電動でも良い。
【0017】介護設備ユニット11は、浴槽14に接続
される給水管21、給湯管22、排水管23をフレキシ
ブル管にて構成し、収納部16の床面16Aに設けた配
管孔にそれらの管21、22、23を出し入れ可能とし
ている。これにより、浴槽14の使用時には、浴槽14
が収納部16から引き出されるに従い、それらの管2
1、22、23も配管孔から引き出される。浴槽14の
不使用時には、浴槽14が収納部16に格納されるに伴
い、それらの管21、22、23も配管孔に押し込み格
納される。
【0018】介護設備ユニット11は、重度の障害をも
つ高齢者等のために、浴槽14にリフタ装置31を設け
ることができる。リフタ装置31は、図3に示す如く、
浴槽14の上面の 4つのコーナーのそれぞれに設けた支
持孔32(不使用時にはキャップが被着される)に挿着
される 4本の柱33と、 4本の柱33の上端部間に掛け
渡される 4本の梁34と、両側の短尺状の梁34に内蔵
されて出し入れできる2本のスライドアーム35と、両
スライドアーム35にワイヤ36を介して吊下げ支持さ
れる一対の吊具37と、浴槽14に内蔵されてワイヤ3
6を巻取り、巻出し可能とする巻取モータ38と、巻取
モータ38をオン/オフする操作スイッチ39とを有し
て構成される。一対の吊具37には、高齢者等の身体に
巻付けられる吊上げベルト40が着脱可能とされる。
【0019】従って、介護設備12は以下の如く使用で
きる。 (A) リフタ装置31を用いない場合 (1) 収納部16の扉15を開き、浴槽14の給水管2
1、給湯管22、排水管23を床面16Aの配管孔から
引き出す。
【0020】(2) 浴槽14を収納部16から引き出し、
ガイドレール17によりベッド13の側傍にまで横移動
してロックする。
【0021】(3) 混合水栓20を用いて浴槽14に湯を
張る。
【0022】(4) 介助者が高齢者等を抱き抱えてベッド
13から浴槽14に入れる。ベッド13のシールの上に
防水シートを貼っておく。
【0023】(5) 介助者により高齢者等の洗体を介助し
た後、高齢者等を抱き抱えて浴槽14からベッド13に
移し、身体を拭く。
【0024】(6) 浴槽14の湯を流した後、浴槽14を
収納部16の手前に位置付け、浴槽14の給水管21、
給湯管22、排水管23を収納部16の配管孔に押し込
み格納する。
【0025】(7) 浴槽14を収納部16に入れ、収納部
16の扉15を閉じる。
【0026】(B) リフタ装置31を用いる場合 (1) 、(2) 上記(A) の(1) 、(2) と同じ。
【0027】(3) リフタ装置31の柱33を浴槽14の
支持孔32に挿着し、柱33に梁34を組付ける。
【0028】(4) 上記(A) の(3) と同じ。
【0029】(5) リフタ装置31のスライドアーム35
を梁34から引き出し、スライドアーム35にワイヤ3
6を介して吊具37を吊下げ支持する。介助者が高齢者
等を抱き抱えながら、吊具37のベルト40を高齢者等
の身体に巻付ける。
【0030】(6) 操作スイッチ39で高齢者等を吊上
げ、ベッド13から浴槽14の上に移動する。続いて、
操作スイッチ39で高齢者等を吊下げ、浴槽14に入れ
る。ベッド13のシーツの上に防水シートを貼ってお
く。
【0031】(7) 介助者により高齢者等の洗体を介助し
た後、上記(6) と逆順序で、高齢者等を浴槽14からベ
ッド13に移し、身体を拭く。
【0032】(8) 浴槽14の湯を流し、浴槽14からリ
フタ装置31を取外した状態で、浴槽14を収納部16
の手前に位置付け、浴槽14の給水管21、給湯管2
2、排水管23を収納部16の配管孔に押し込み格納す
る。
【0033】(9) 上記(A) の(7) と同じ。
【0034】従って、本実施形態によれば、以下の作用
がある。 浴槽14をガイドレール17に沿ってベッド13の側
傍にまで横移動させて両者を近接させることにより、高
齢者等をベッド13から浴槽14に簡易に移動させて介
助入浴させることができる。
【0035】浴槽14を不使用時には、収納部16に
格納できるから、室内の美観を向上できる。
【0036】ルームユニット11Aにベッド13と浴
槽14と収納部16を備えた介護設備ユニット11を構
成することにより、このルームユニット11Aに給水管
21、給湯管22、排水管23を格納可能に装備して給
水性、給湯性、排水性を向上しながら、上記、を実
現できる。
【0037】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明の介護設備は、必ずしも介護設備ユニットの如くに
ユニット化することなく、建物の居室等に装備できる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、介護設備
を用いるに際し、高齢者等をベッドから浴槽に簡易に移
動可能とすることができる。
【0039】また、本発明によれば、介護設備を備える
室内の美観を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は介護設備ユニットのレイアウトを示す平
面視模式図である。
【図2】図2は介護設備ユニットにおいて浴槽をベッド
の側傍に位置付けた状態を示す正面視模式図である。
【図3】図3は浴槽を示し、(A)は断面図、(B)は
正面視模式図である。
【符号の説明】
10 建物 11 介護設備ユニット 11A ルームユニット 12 介護設備 13 ベッド 14 浴槽 16 収納部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドと浴槽を有し、浴槽をベッドの側
    傍にまで横移動可能としてなる介護設備。
  2. 【請求項2】 前記ベッドと浴槽が建物内に設けられ、
    浴槽を建物内の収納部に格納可能とし、浴槽を収納部の
    中からベッドの側傍にまで横移動可能としてなる請求項
    1記載の介護設備。
  3. 【請求項3】 ベッドと浴槽と収納部をルームユニット
    に備え、浴槽を収納部に格納可能とし、浴槽を収納部の
    中からベッドの側傍にまで横移動可能としてなる介護設
    備ユニット。
JP10271439A 1998-09-25 1998-09-25 介護設備と介護設備ユニット Pending JP2000093468A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003088565A (ja) * 2001-09-19 2003-03-25 Paint House:Kk 介護設備
JP2014113414A (ja) * 2012-12-12 2014-06-26 Sakai Medical Co Ltd 入浴装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003088565A (ja) * 2001-09-19 2003-03-25 Paint House:Kk 介護設備
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