JP2000093095A - 調理装置の加熱釜壁面温度センサおよび加熱調理方法 - Google Patents

調理装置の加熱釜壁面温度センサおよび加熱調理方法

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JP2000093095A
JP2000093095A JP10264389A JP26438998A JP2000093095A JP 2000093095 A JP2000093095 A JP 2000093095A JP 10264389 A JP10264389 A JP 10264389A JP 26438998 A JP26438998 A JP 26438998A JP 2000093095 A JP2000093095 A JP 2000093095A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱釜内の食材を焦がしたり,焦がさな
いように調理し、好みに応じた物性や味を有する製品に
自動的に仕上げるようにした調理装置の加熱釜壁面温度
センサおよび加熱調理方法を提供する。 【解決手段】 加熱手段により加熱される加熱釜に投入
した食材を加熱して所定の物性および味の製品に仕上げ
る調理装置において、少なくとも前記加熱釜1の食材接
触面の温度を検出する壁面温度センサ20,36を前記
加熱釜1の底板壁面に保持手段40,60を介して配設
した加熱釜壁面温度センサによって検出した食材毎の焦
げ付き温度を予め記憶手段17に記憶し、前記壁面温度
センサが前記記憶手段に記憶した食材焦げ付き温度α1
に到達する以前の所定温度α2検出時に前記加熱手段の
加熱温度を制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、練りあん、スー
プ、ソース、炒め物、野菜、小麦粉、豆、コーヒー豆、
ゴマ等の食材を加熱調理するために使用する加熱釜の食
材接触面の温度を検出する調理装置の壁面温度センサお
よび加熱調理方法に係り、特に加熱釜内の食材を焦がし
たり,焦がさないように調理し、好みに応じた物性や味
を有する製品に自動的に仕上げるようにした調理装置の
加熱釜壁面温度センサおよび加熱調理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、練りあん、ソース等の製品を自動
的に加熱調理する方法としては、例えば本件出願人が先
に特開平8―56590号公報で開示した加熱調理方法
を提案している。前記加熱調理方法によれば、加熱手段
により加熱される加熱釜に投入した食材を攪拌機により
攪拌しながら加熱して所定の物性および味の製品に仕上
げる加熱調理方法であって、前記製品の加熱調理の開始
から終了までの調理過程を、調理される製品に応じて複
数のステップに区分すると共に、該各ステップ区間の加
熱調理時間を調理される製品に応じて設定し、かつ前記
各ステップ区間における製品温度、製品重量、前記加熱
釜の壁面温度および前記加熱手段の発熱量の各目標値を
それぞれ設定し、さらに前記各ステップ区間における加
熱制御の為の制御パラメータとして前記調理される製品
に応じ前記設定した目標値の1つを選択設定し、前記設
定された目標値に従って前記加熱手段の発熱量を各ステ
ップごとに目標値をきりかえながら最初のステップから
最終ステップまで順に制御するようにしたものである。
例えば、前記制御パラメータとして製品温度や加熱釜の
製品温度が選択された場合、実際の温度を測定し、この
測定値が目標値に近づくように加熱制御していた。ま
た、前記加熱調理方法の内容には、調理過程における加
熱釜の底板壁面温度を壁面温度センサによって検出する
方法が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
加熱調理方法では、加熱調理過程における製品温度、煮
詰め状況を表わす製品重量、加熱釜の壁面温度、製品の
攪拌速度、および調理時間を設定して、これら設定され
た各種食材のパラメータを記憶装置に記憶させ、この記
憶装置の数値を読み出すことで、パターン通りの食材を
加熱調理して、希望する味及び物性の製品に仕上げるよ
うにし、かつこれを再現可能として大量に製品を仕上げ
るようにしている。しかるに、加熱釜の内壁面に焦げ付
く食材、特にコーヒー豆、胡麻などのように、加熱当初
温度を急激に上昇させて調理する食材においては、内壁
面の温度が高温になるために他の食材と区別する必要が
あり、目標値の温度を基準とする温度管理では、加熱釜
の余熱などによる加熱手段の追随性が悪く、焦げ付く状
態の温度検出時における加熱手段の制御では、食材が余
熱によって、焦げ付いてしまう恐れがあり、温度管理を
早めに制御を行なう必要がある。すなわち、測定値を求
めてから目標値になるように加熱温度制御をしようとし
ても、完成に近い焦げるという段階では、余熱による追
随性の問題によって、常に目標値以上に加熱し過ぎる状
態にあり、加熱温度を低温に制御して食材を焦げ付かな
いようにする点においては、いまだ不充分であった。ま
た、食材によっては、最終の焦げ付く段階では、ゆっく
りと品温を上昇させたい場合があるが、加熱釜の壁面温
度は、温度上昇が非常にゆっくり滑らかである為に、従
来の調理方法のように一定時間のパターン化された前記
温度管理だけでは、対応が困難な場合が存在するという
問題点がまだ解決されない現状にある。
【0004】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、加熱調理する加熱釜の壁
面温度センサを、加熱釜に接触する食材の接触壁面に限
りなく近接した位置に配置して、壁面温度を精密に検出
すると共に、前記壁面温度センサにより検出した食材毎
の焦げ付き温度を予め記憶手段に記憶し、壁面温度セン
サの温度が前記記憶した食材焦げ付き温度に到達する以
前の所定温度を検出した時、および食材焦げ付き温度に
到達した時に、前記加熱手段の加熱温度を制御するよう
にし、食材を焦がしたり,焦がさないように調理し、好
みに応じた物性や味を有する製品に自動的に仕上げるよ
うにした調理装置の加熱釜壁面温度センサおよび加熱調
理方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、加熱
手段により加熱される加熱釜に投入した食材を加熱して
所定の物性および味の製品に仕上げる調理装置におい
て、少なくとも前記加熱釜の食材接触壁面の温度を検出
する壁面温度センサを前記加熱釜の底板壁面に保持手段
を介して配設したことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、前記請求項1に記載し
た加熱釜壁面温度センサにおいて、前記保持手段は前記
加熱釜の底板内壁面に近接した位置に前記壁面温度セン
サの検知部が接触するように弾性部材によって保持した
ことを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、前記請求項1に記載し
た加熱釜壁面温度センサにおいて、前記保持手段は前記
加熱釜の底板外壁面に突設した前記壁面温度センサの検
知部を保持する固定部材を有し、該固定部材は外周を断
熱材で覆ったことを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、前記請求項1〜請求項
3のいずれかに記載した加熱釜壁面温度センににおい
て、前記壁面温度センサの検知部の配設位置を、前記加
熱釜の底板内壁面に対し可及的に近接した厚さ位置に配
設したことを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、加熱手段により加熱さ
れる加熱釜に投入した食材を加熱して所定の物性および
味の製品に仕上げる加熱調理方法において、少なくとも
前記加熱釜の底板外壁面に配設した壁面温度センサによ
って検出した食材毎の焦げ付き温度を予め記憶手段に記
憶し、前記壁面温度センサが前記記憶手段に記憶した食
材焦げ付き温度に到達する以前の所定温度検出時に前記
加熱手段の加熱温度を低温に制御開始するようにしたこ
とを特徴する。
【0010】請求項6の発明は、加熱手段により加熱さ
れる加熱釜に投入した食材を加熱して所定の物性および
味の製品に仕上げる加熱調理方法において、少なくとも
前記加熱釜の底板外壁面に配設した壁面温度センサおよ
び前記加熱釜の内部に配設した製品温度センサによって
それぞれ検出した食材毎の各焦げ付き温度を予め記憶手
段に記憶し、前記壁面温度センサおよび前記製品温度セ
ンサがそれぞれ前記記憶手段に記憶した食材焦げ付き温
度に到達する以前のそれぞれの所定温度検出時に、また
は、少なくとも前記加熱釜の底板壁面に配設した前記壁
面温度センサによって検出した食材毎の焦げ付き温度と
製品重量センサにより検出した前記食材の目標の煮詰め
重量のそれぞれを予め記憶手段に記憶し、前記壁面温度
センサが前記記憶手段に記憶した食材焦げ付き温度に到
達する以前の所定温度検出と前記製品重量センサが前記
記憶手段に記憶した前記食材の目標の煮詰め重量に到達
する以前の所定重量検出の両方の条件を確認した時に前
記加熱手段の加熱温度を低温に制御開始するようにした
ことを特徴する。
【0011】請求項7の発明は、加熱手段により加熱さ
れる加熱釜に投入した食材を加熱して所定の物性および
味の製品に仕上げる加熱調理方法において、少なくとも
前記加熱釜の底板外壁面に配設した壁面温度センサおよ
び前記加熱釜の内部に配設した製品温度センサによって
検出した食材毎の各焦げ付き温度と製品重量センサによ
り検出した前記食材の目標の煮詰め重量をそれぞれ予め
記憶手段に記憶し、前記壁面温度センサが前記記憶手段
に記憶した食材焦げ付き温度に到達する以前の所定温度
検出時または前記製品重量センサが前記記憶手段に記憶
した前記食材の目標の煮詰め重量に到達する以前の所定
重量検出時に前記加熱手段の加熱温度を低温に制御開始
するようにしたことを特徴する。
【0012】請求項8の発明は、前記請求項5〜7のい
ずれかに記載した加熱調理方法において、加熱手段を加
熱釜の下端面に空間部を設けて覆うように構成したジャ
ケットの前記空間部に供給されるスチームとし、前記壁
面温度センサに代えてジャケット内温度センサを用い、
前記壁面温度センサに関する内容をジャケット内温度セ
ンサに関する内容としたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につ
き、図を参照して説明する。この発明の第1実施形態に
係る加熱調理装置を示し、図1は加熱釜の一部切欠き正
面図で、この実施形態では、加熱手段が加熱釜の底部を
空間部を介してジャケットで覆い、前記空間部にスチー
ムを供給して加熱釜を加熱する場合を示している。図2
は、前記加熱釜に配設した壁面温度センサの要部断面
図、図3は、本発明における加熱調理方法を実現する制
御システムの構成を示す概略ブロック図、図4は、前記
実施形態における、製品の加熱調理の開始から最終ステ
ップまでの各ステップに対する制御パラメータを設定
し、かつ、各ステップに対し調理時間、製品温度、製品
重量、壁面温度、スチーム供給量、ジャケット内温度お
よび攪拌速度の各設定値を設定した状態の条件設定デー
タをグラフに変換した一例を表わす表図である。
【0014】図1,図2において、1は鉄板,銅板,ス
テンレス鋼板あるいは前記鋼板を貼り合わせた積層鋼板
等の金属板によって形成された加熱釜であり、この加熱
釜1は、底板壁面1Aの外壁面1aのほぼ半分を覆っ
て、内部に空間部2を設けたジャケット3が形成され、
前記空間部2に制御バルブ4を介して熱媒体としてのス
チームの供給量が制御される加熱手段5が設けられ前記
加熱釜1を加熱するようになっている。またこの加熱釜
1は床上に設置した支持枠16aに傾動可能に支持され
内部の加熱調理製品の取出しが容易となっている。6は
加熱釜1内の食材を攪拌する電動機7付の攪拌機であ
り、先端部には、電動機7により自転しながら旋回する
攪拌翼8が連結されている。この第1の実施形態では、
加熱手段としての熱媒体をスチームについて説明する
が、熱媒体としては気体,あるいは油などの液体も考え
られる。
【0015】20は前記加熱釜1の底板壁面1Aの外壁
面1aに、前記ジャケット3に形成した貫通穴3aを貫
通して配設された壁面温度センサで、該壁面温度センサ
20は、内部に空隙部9aを有しかつ凹部の先端底9b
を有するケーシング本体9と、このケーシング本体9の
下端開口9cを塞ぐ蓋部材10と、この蓋部材10の下
端にねじ嵌合された連結部材11とから構成されると共
に、前記ケーシング本体9の内部空隙部9aには加熱釜
1の底板壁面の壁面温度を検出する壁面温度センサ20
として熱電対12が配設され、前記熱電対12の先端検
知部12aは、前記ケーシング本体9の凹部の先端底9
bに位置し、前記熱電対12の後端部12bは、前記蓋
部材10に連結された連結部材11の内部に設置され、
該熱電対12の先端検知部12aを常時前記凹部の先端
底9bに接触するように弾性部材であるスプリング13
によって付勢される押圧移動部材14に係止されてい
る。この場合、前記熱電対12の先端検知部12aの配
設位置は、加熱釜1の底板内壁面1bに対して可及的に
近接した厚さ位置に配設するのが良い。そして、先端底
9bと先端面9eとの幅は、底板壁面1Aの板厚の0〜
20%、好ましくは、0〜5%にするのが望ましい。し
たがって、0%に近い板厚を確保できない場合は、前記
先端底9bを貫通させて先端面9eと一致させ、接着剤
で固める方法も可能である。
【0016】なお、前記壁面センサ20は、弾性部材で
あるスプリング13とケーシング本体9を中心とする保
持手段40によって、加熱釜1の底板壁面1Aの外壁面
1a部分のいずれかの部分に配設されているし、接着剤
も保持手段40の1つの方法といえる。また、壁面温度
センサ20は、熱電対12の他に抵抗形の温度センサを
使用することが可能である。
【0017】前記壁面温度センサ20のケーシング本体
9の先端は、前記ジャケット3に形成した貫通穴3aを
貫通して、かつ加熱釜1の底板壁面1Aに形成した貫通
孔1cに先端面9eが前記底板内壁面1bと同一面にな
るように位置決めして、前記底板壁面1Aの外壁面1a
とケーシング本体9とを前記ジャケット3の貫通穴3a
を利用して溶接し、さらに、前記ケーシング本体9を貫
通させたジャケット3の貫通穴3aを密閉する塞ぎ板3
bとジャケット3およびケーシング本体9の貫通外周部
を溶接して固定している。なお、前記ジャケット3内に
は図示していないが、ジャケット3内の温度が測定可能
にジャケット内温度センサ21が配設されている。
【0018】一方、15は加熱釜1内で加熱調理される
製品(食材)の温度を検知する製品温度センサで、加熱
釜1の支持枠16aの上端部から加熱釜1内に向けて垂
設したパイプ等の支持部材(図示せず)の先端部に取付
けられたものである。また、16は加熱釜1を含めた製
品の重量を検出する製品重量センサであり、この製品重
量センサ16は加熱釜1の支持枠16aの支持部または
支持枠16aの支持脚16bなどに取付けられている。
なお、前記加熱釜1に近接して、図示しないパソコン等
から構成される加熱調理の制御システム収容部が配設さ
れている。
【0019】図3において、17は加熱調理システム全
体を制御し管理する中央処理装置(以下CPUと略省す
る)であり、このCPU17は、比較や演算を行いその
結果によって何等かの処理を行なう機能、内部記憶装置
内のプログラム及びデータを利用することで、製品の加
熱調理開始から終了までの調理過程を調理される製品に
応じて、製品を所定の物性および味に仕上げるのに適し
た複数のステップに区分する機能および該各ステップ区
間の加熱調理時間を調理される製品に応じて設定する機
能、各ステップ区間における製品温度、製品重量、加熱
釜1の壁面温度、ジャケット内温度、加熱手段のバルブ
の開度および攪拌機の攪拌速度の各目標値をそれぞれ設
定する機能、各ステップ区間における加熱制御の目標値
を設定した製品温度、製品重量および壁面温度の内の1
つから、実際に使用する目標値を選択設定する機能、前
記選択設定された目標値とこれに対応する製品温度セン
サ15,製品重量センサ16,壁面温度センサ20、ジ
ャケット内温度センサ21で検出された測定値との偏差
がゼロになるように前記バルブの開度を各ステップ毎に
フィードバック制御して加熱釜1の加熱量を制御する機
能、上記各目標値データおよび各センサからの測定値デ
ータをグラフとして表示させる機能、製品温度センサ1
5、製品重量センサ16、壁面温度センサ20およびジ
ャケット内温度センサ21の各測定値をサンプリングす
ることにより得られる測定データを基に製品加熱調理用
の目標値を設定する機能をそれぞれ有する。例えば、食
材が理想的な状態に仕上がった時に、途中の各測定値を
目標値として使用するようなことが考えられる。
【0020】前記CPU17には、内部記憶装置および
ハードデイスクなどからなる外部記憶装置(図示せず)
が接続され、さらに表示制御部を介してCRT等の表示
装置が接続され、さらに入力インタフェース22を介し
てキーボードおよびマウスなどからなる入力装置および
プリンタが接続されている。
【0021】次に、以上のように構成された第1実施形
態の動作について説明する。図4は、製品の加熱調理し
ている状況に関し、その開始から終了までを製品重量、
ジャケット内温度、壁面温度、製品温度および攪拌速度
についてデータの一例を示したものである。
【0022】通常は、ステップ毎の制御パラメータ毎の
目標値とこれに対応する製品重量センサ16、ジャケッ
ト内温度センサ21、壁面温度センサ20、製品温度セ
ンサ15で検出された測定値との偏差が各ステップ毎に
選択した制御パラメータでの比較でゼロになるように加
熱手段のバルブの開度を制御することで加熱温度をフィ
ードバック制御して、製品温度、製品重量もしく壁面温
度を前記目標値に沿って制御し、好みに応じた物性およ
び味を有する製品に加熱調理するが、調理時間の計数は
CPU17に内蔵したタイマにより行われる。一方、こ
の出願においては、特に、 加熱釜1の底板壁面1Aの外壁面1aに配設した壁面
温度センサ20により検出した食材毎の焦げ付き壁面温
度α1(110度)である所定温度のステップ区分位置
を予め記憶装置であるCPU17に記憶させておき、加
熱手段5であるスチームの加熱供給を行い、食材の焦げ
付き温度α1より何度か低い加熱温度であるα2(10
8度)の所定温度に到達した時に、前記加熱手段5であ
るスチームの加熱供給を低温となるように制御したこと
を特徴としている。この場合、低温となるように制御し
たということは、加熱手段5の制御バルブ4を弁開度0
%にしたり特定の弁開度に保持、又は各ステップに応じ
て段階的に保持することである。すなわち、従来の測定
値が目標値に近づくように制御する場合と異なり、本発
明では、何等かの条件に到達したら新しい制御パラメー
タを選択して(この実施例ではバルブの開度)制御する
ということである。
【0023】製品温度センサ18により検出した食材
毎の焦げ付き製品温度α3(90度)である所定温度の
ステップ区分位置を予め記憶装置であるCPU17に記
憶させておき、加熱手段5であるスチームの加熱供給を
食材の焦げ付き製品温度α3より何度か低い加熱温度で
あるα4(80度)温度に到達した時と、前記の壁面
温度センサ20がα2の所定温度似到達した時の両方の
条件を満足した時に、前記加熱手段であるスチームの加
熱供給を低温となるように制御したことを特徴としてい
る。この場合、低温となるように制御したということ
は、に記載した内容と同じであり、別に設定した第二
の目標値によって従来技術と同じような制御をするとい
うこともと同じである。
【0024】製品重量センサ19により検出した食材
毎の目標煮詰め重量β1である所定重量のステップ区分
位置を予め記憶装置であるCPU17に記憶させてお
き、加熱手段5であるスチームの加熱供給を前記目標煮
詰め重量β1より軽い重量β2の所定重量に到達した時
と、の壁面温度センサ20がα2の所定温度に到達し
た時の両方の条件を満足した時点で加熱手段であるスチ
ームの加熱供給を低温となるように制御したことを特徴
としている。この場合、前記低温となるように制御した
ということは、,に記載した内容が該当する。
【0025】前記,,に示した壁面温度センサ
20の加熱温度α2、または製品温度センサ18の加熱
温度α4、または製品重量センサ19の重量β2のいず
れかの条件を満足した時点で、加熱手段であるスチーム
の加熱供給を低温となるように制御したことを特徴とし
ている。
【0026】前記〜に記載した壁面センサ20と
壁面温度に関する内容を、ジャケット内温度センサ21
とジャケット内温度に代えて、夫々の条件を満足した時
点で加熱手段であるスチームの加熱供給を低温となるよ
うに制御することを特徴としている。
【0027】食材の焦げ付き温度以前の所定値の判定
が困難な場合には、前記〜のそれぞれの目標値を互
いに選択的に組合わせた設定値を目標値とすることで、
食材の焦げ付き温度以前の所定値の判定を容易にするこ
とが可能であり製品の調理において所望の加熱調理がで
きる。
【0028】図5は、本発明の第2の実施形態を示し、
加熱調理装置における加熱手段がガスバーナである直火
タイプの加熱釜の一部切欠き正面図であって、図6,図
7は、加熱釜の外壁面に取付けた壁面温度センサの要部
断面図,および外周の断熱材と底部閉塞板を取除いた平
面図である。
【0029】図中30は加熱釜、31は電動機7付き攪
拌機6により前記加熱釜30内の食材を攪拌する攪拌
翼、32,33は前記加熱釜30を下面から加熱手段6
0として直接加熱する同心に配置されたリング状の内,
外ガスバーナ、34はガス供給源と前記バーナ32,3
3を結ぶガス供給管で、このガス供給管34にはガス通
路を全閉から全開まで複数段階に開度調整されるサーボ
バルブおよび開閉弁35が設けられている。36は、前
記加熱釜30の底板壁面30Aの直火の当たる部分より
はずれた外壁面30aに取付けられた壁面温度センサ
で、該壁面温度センサ36は、図6に拡大断面図で示す
ように、底板壁面30Aの外壁面30aに溶接固着した
円筒状の短筒37と、この短筒37に囲まれかつ前記底
板壁面30Aの外壁面30aに突設した壁面温度センサ
36である熱電対38の先端部38aを固定保持する固
定部材39と、固定部材39の下面との間に前記熱電対
38先端部38aを挟持し、ねじ、ビスなどの止め具3
9aにより締付け固定保持する押え板39bからなる保
持手段50が装着されている。
【0030】前記熱電対38の先端の温度検知部38b
は、前記加熱釜30の底板壁面30Aの板厚を外壁面3
0a側から内壁面30b側に向けて形成した凹部30c
の底面に当接してあり、食材の接触面温度である内壁面
30b温度に可及的に近い値を検出できるようにしてい
る。
【0031】前記短筒37には側面に前記熱電対38の
配線部を貫通させるパイプ37aが横設されている。4
1は前記短筒37の下方開口部37eを塞ぐ閉塞板37
bであって、前記短筒37のフランジ37cにねじ37
dにより着脱自在に取付けられている。42は前記ガス
バーナからの熱を断熱する断熱材で、前記短筒37、配
線パイプ37aのすべての外面を覆って、熱電対38へ
の悪影響を防止する。
【0032】なお、第2実施形態の前述した以外の構成
は、第1実施形態の調理装置の加熱釜壁面温度センサと
同様であるので、図5〜図7に図1〜図3の符号と同符
号を付けてその説明を省略する。また、第2実施形態に
おける壁面温度センサを用いた加熱釜の加熱調理方法に
あっても、図8において、製品の加熱調理している状況
に関し、その開始から完了までを製品温度、製品重量、
壁面温度、ガスバルブ開度および攪拌速度について、デ
ータの一例を示したものである。このことによって、前
記第1の実施形態の加熱調理方法と同様の方法により食
材を焦げ付きのない加熱調理ができ、好みに応じた物性
や味を有する製品に自動的に仕上げるようにした加熱調
理方法を提供できる。
【0033】この発明において、加熱調理方法を加熱釜
30の底板壁面30Aに配設した壁面温度センサ36に
より検出した食材毎の焦げ付き壁面温度α1(158
度)である所定温度のステップ区分位置を予め記憶装置
であるCPUに記憶させておき、加熱手段60であるガ
スの加熱供給を行い食材の焦げ付き温度α1より何度か
低い加熱温度であるα2(148度)の所定温度に到達
した時に、前記加熱手段60であるガスの加熱供給を低
温となるように制御したことを特徴とするようにした
が、前記目標値を変更することで、食材に焦げ付きある
製品に仕上げることも勿論可能である。なお、動作に関
しては、前述の通り加熱手段60にガスを使用している
点が、第1実施形態と異なるが、その他に関しては、前
記〜の制御がすべて該当するものである。
【0034】この発明において、加熱釜30の外壁面3
0aに形成した凹部30cの底に壁面温度センサ36で
ある熱電対38の温度検知部38bを当接するように配
設したが、検知部38bを凹部30c底に当接させた状
態で、凹部30c周囲を接着材でシールすることで、調
理作業中温度検知部38bが凹部30cより離れるのを
防止でき、より適確で精密な内壁面30b側の温度に近
い壁面温度を計測できることで好ましい。なお、この他
に接着剤を使用する場合は、凹部30cが底板壁面30
Aを貫通してもかまわないし、最も希望する内壁面30
b側の温度を測定しているといえる。さらに、熱電対3
8の温度検知部38bの配設位置に関しては、前記内容
を含め第1実施形態の考え方に同じである。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、加熱手
段により加熱される加熱釜に投入した食材を加熱して所
定の物性および味の製品に仕上げる調理装置において、
少なくとも前記加熱釜の食材接触面の温度を検出する壁
面温度センサを前記加熱釜の底板壁面に保持手段を介し
て配設した構成としたので、加熱釜の食材接触面である
内壁面温度に近い適確な温度を測定することができ、加
熱調理における壁面温度管理を容易にすることができ
る。
【0036】また、本発明では、前記壁面温度センサの
保持手段を前記加熱釜の内壁面近傍に前記壁面温度セン
サの検知部が接触するように弾性部材によって保持した
構成としたので、前記壁面温度センサの検知部を常時被
測定部である加熱釜の底板壁面に接触さておくことがで
き適確な測定温度を得ることができる。さらに、加熱釜
の壁面温度センサの検知部の配設位置を、前記加熱釜の
内壁面に対し可及的に近接した厚さ位置に配設した構成
としたので、加熱釜の内壁面温度に近似した壁面温度が
測定可能となり、加熱制御が極めて適確なものとするこ
となでき、良質の所望製品の仕上がりが期待できる。
【0037】さらにまた、加熱手段により加熱される加
熱釜に投入した食材を加熱して所定の物性および味の製
品に仕上げる加熱調理方法において、少なくとも前記加
熱釜の底板壁面に配設した壁面温度センサによって検出
した食材毎の焦げ付き温度を予め記憶手段に記憶し、前
記壁面温度センサが前記記憶手段に記憶した食材焦げ付
き温度に到達する以前の所定温度検出時に前記加熱手段
の加熱温度を低温に制御開始するようにしたので、パタ
ーン通りの食材を加熱調理して、希望する味及び物性の
製品に仕上げるようにした従来方法と異なり、加熱釜の
内壁面に焦げ付く食材、特にコーヒー豆、胡麻などのよ
うに、加熱当初温度を急激に上昇させて調理する食材に
おいても、加熱釜の余熱などによる加熱手段の追随性を
考慮した加熱手段の制御によって、食材が余熱によっ
て、焦げ付いてしまう恐れなどを回避できる。また、食
材の焦げ付き温度以前の所定値の判定が困難な場合に
は、製品温度センサに製品温度、あるいは製品重量セン
サによる製品重量等の目標値を互いに選択的に組合わせ
た設定値を目標値とすることで、食材の焦げ付き温度以
前の所定値の判定を容易にし製品の調理において所望の
加熱調理ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る調理装置の加熱釜
壁面温度センサ示し、加熱釜の一部切欠正面図。
【図2】図1に示した加熱釜壁面温度センサの要部断面
図。
【図3】図1の加熱調理方法を実現する制御システムの
構成を示す概略ブロック図。
【図4】図1の実施形態における、製品の加熱調理の開
始から最終ステップまでの各ステップに対する制御パラ
メータを設定し、かつ、各ステップに対し調理時間、製
品温度、製品重量、壁面温度、スチーム供給量、ジャケ
ット内温度および攪拌速度の各設定値を設定した状態の
条件設定データをグラフに変換した一例を表わす表図。
【図5】この本発明の第2実施形態に係る調理装置の加
熱釜壁面温度センサ示し、加熱釜の一部切欠正面図。
【図6】図5に示した加熱釜壁面温度センサの要部断面
図。
【図7】図6に示した加熱釜壁面温度センサの要部平面
図。
【図8】図5の実施形態における、製品の加熱調理の開
始から最終ステップまでの各ステップに対する制御パラ
メータを設定し、かつ、各ステップに対し調理時間、製
品温度、製品重量、壁面温度、ガスバルブ開度および攪
拌速度の各設定値を設定した状態の条件設定データをグ
ラフに変換した一例を表わす表図。
【符号の説明】
1,30 加熱釜 1A,30A 底板壁面 1a,30a 底板外壁面 1b,30b 底板内壁面 2 空間部 3 ジャケット 3a 貫通穴 4 制御バルブ 5,60 加熱手段 7 電動機 8,31 攪拌翼 9 ケーシング本体 9a 空隙部 9b 先端底 9e 先端面 10 蓋部材 11 連結部材 12,38 熱電対 12a 先端検知部 13 スプリング(弾性部材) 14 押圧移動部材 15 製品温度センサ 16 製品重量センサ 16a 支持枠 16b 支持脚 17 CPU 20,36 壁面温度センサ 22 インターフェイス 30c 凹部 32,33 内,外ガスバーナ 34 ガス供給管 37 短筒 39 固定部材 39a 止め具 39b 押え板 40,60 保持手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段により加熱される加熱釜に投入
    した食材を加熱して所定の物性および味の製品に仕上げ
    る調理装置において、少なくとも前記加熱釜の食材接触
    面の温度を検出する壁面温度センサを前記加熱釜の底板
    壁面に保持手段を介して配設したことを特徴とする調理
    装置の加熱釜壁面温度センサ。
  2. 【請求項2】 前記保持手段は前記加熱釜の底板内壁面
    に近接させた位置に前記壁面温度センサの検知部が接触
    するように弾性部材によって保持したことを特徴とする
    請求項1項記載の調理装置の加熱釜壁面温度センサ。
  3. 【請求項3】前記保持手段は前記加熱釜の底板外壁面に
    突設した前記壁面温度センサの検知部を保持する固定部
    材を有し、該固定部材は外周を断熱材で覆ったことを特
    徴とする請求項1記載の調理装置の加熱釜壁面温度セン
    サ。
  4. 【請求項4】 前記壁面温度センサの検知部の配設位置
    を、前記加熱釜の底板内壁面に対し可及的に近接した厚
    さ位置に配設したことを特徴とする請求項1〜請求項3
    のいずれかに記載した調理装置の加熱釜壁面温度セン
    サ。
  5. 【請求項5】 加熱手段により加熱される加熱釜に投入
    した食材を加熱して所定の物性および味の製品に仕上げ
    る加熱調理方法において、少なくとも前記加熱釜の底板
    外壁面に配設した壁面温度センサによって検出した食材
    毎の焦げ付き温度を予め記憶手段に記憶し、前記壁面温
    度センサが前記記憶手段に記憶した食材焦げ付き温度に
    到達する以前の所定温度検出時に前記加熱手段の加熱温
    度を低温に制御開始するようにしたことを特徴する加熱
    調理方法。
  6. 【請求項6】 加熱手段により加熱される加熱釜に投入
    した食材を加熱して所定の物性および味の製品に仕上げ
    る加熱調理方法において、少なくとも前記加熱釜の底板
    外壁面に配設した壁面温度センサおよび前記加熱釜の内
    部に配設した製品温度センサによってそれぞれ検出した
    食材毎の各焦げ付き温度を予め記憶手段に記憶し、前記
    壁面温度センサおよび前記製品温度センサがそれぞれ前
    記記憶手段に記憶した食材焦げ付き温度に到達する以前
    のそれぞれの所定温度検出時に、または、少なくとも前
    記加熱釜の底板壁面に配設した前記壁面温度センサによ
    って検出した食材毎の焦げ付き温度と製品重量センサに
    より検出した前記食材の目標の煮詰め重量のそれぞれを
    予め記憶手段に記憶し、前記壁面温度センサが前記記憶
    手段に記憶した食材焦げ付き温度に到達する以前の所定
    温度検出と前記製品重量センサが前記記憶手段に記憶し
    た前記食材の目標の煮詰め重量に到達する以前の所定重
    量検出の両方の条件を確認した時に前記加熱手段の加熱
    温度を低温に制御開始するようにしたことを特徴する加
    熱調理方法。
  7. 【請求項7】 加熱手段により加熱される加熱釜に投入
    した食材を加熱して所定の物性および味の製品に仕上げ
    る加熱調理方法において、少なくとも前記加熱釜の底板
    外壁面に配設した壁面温度センサおよび前記加熱釜の内
    部に配設した製品温度センサによって検出した食材毎の
    各焦げ付き温度と製品重量センサにより検出した前記食
    材の目標の煮詰め重量をそれぞれ予め記憶手段に記憶
    し、前記壁面温度センサが前記記憶手段に記憶した食材
    焦げ付き温度に到達する以前の所定温度検出時または前
    記製品重量センサが前記記憶手段に記憶した前記食材の
    目標の煮詰め重量に到達する以前の所定重量検出時に前
    記加熱手段の加熱温度を低温に制御開始するようにした
    ことを特徴する加熱調理方法。
  8. 【請求項8】 加熱手段を加熱釜の下端面に空間部を設
    けて覆うように構成したジャケットの前記空間部に供給
    されるスチームとし、かつ前記壁面温度センサに代えて
    ジャケット内温度センサを用い、前記壁面温度センサに
    関する内容をジャケット内温度センサに関する内容とし
    たことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の加
    熱調理方法。
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